JP2003089725A - 易乾燥性防汚部材 - Google Patents

易乾燥性防汚部材

Info

Publication number
JP2003089725A
JP2003089725A JP2001283429A JP2001283429A JP2003089725A JP 2003089725 A JP2003089725 A JP 2003089725A JP 2001283429 A JP2001283429 A JP 2001283429A JP 2001283429 A JP2001283429 A JP 2001283429A JP 2003089725 A JP2003089725 A JP 2003089725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
shape
length
base
drying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001283429A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Shigaraki
正幸 信楽
Ichiro Yano
一朗 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2001283429A priority Critical patent/JP2003089725A/ja
Publication of JP2003089725A publication Critical patent/JP2003089725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 長期耐久性に優れた易乾燥性防汚部材を提供
する。 【解決手段】 基材を平滑面での水接触角が90度未満
である材料により構成し、山と谷が直線状に連続する溝
形状を有し、その断面が多数の三角形状1が連続して並
列に配列され、ひとつの三角形状1の底辺の長さが50
00μm以下でありかつ(底辺以外の2辺の長さの和)
/(底辺の長さ)の比が1.1以上2.6以下である表
面を形成したので、皮膜や後処理によらず、基材そのも
のの表面形状を検討することにより、長期耐久性や外観
に優れ、水の部分的凝集を防ぎ直径5mm以上の大きな
水滴をつくりにくくすることにより、乾燥性を早めると
同時に水あか汚れの付着を少なくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室用部材、洗面用
部材、洗濯用部材、台所用部材、トイレ用部材、プール
用部材、自動車用部材、建築用外装部材、道路用部材等
のいわゆる水まわりや雨に触れる環境下にて好適に使用
できる易乾燥性、防汚性に優れた部材に関する。
【0002】
【従来の技術】易乾燥性や防汚性を付与する方法とし
て、基材表面に親水性を付与し、水滴を防止することが
従来行われている。親水性を付与する方法として、古く
から界面活性剤を基材に塗布することが知られており、
さらに水溶性有機高分子を配合することで、親水性の持
続性を上げることが特開昭52−101680号公報等
で知られている。
【0003】また、最近、特開平5−253544号公
報等に記載の光触媒や特開2000−192021号公
報等に記載の金属酸化物による凹凸形状を有する皮膜に
よる親水化が知られている。
【0004】さらに、表面の化学的処理方法として、紫
外線処理やプラズマ処理、レーザー照射処理などの親水
化処理が特開2001−90137号公報等で知られて
いる。
【0005】しかし、界面活性剤や水溶性有機高分子で
は、長期に水を使用する環境下では膜の耐久性に問題が
あり、光触媒や金属酸化物による皮膜は樹脂や金属基材
への長期密着性に欠け、光触媒は十分な紫外線があたら
ないと実用的には使用できないという問題がある。ま
た、金属酸化物による凹凸形状では、透明で均一な外観
を得るため、山と谷の段差を100nm以下にするなど
光の波長の半分以下に制限し光の散乱を防いでいる。ま
た、紫外線処理などの化学的処理方法は、処理後短期間
では効果があるが、持続性に問題があるとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の基材表面に親水
性を付与する技術では、上記のように水まわりや雨に触
れる環境下で長期耐久性に優れた易乾燥性、防汚性を有
する部材を得ることができなかった。また、光の散乱を
防ぐため凹凸の段差を光の波長の半分以下に制限してい
た。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、長期耐久性に優れた易乾
燥性防汚部材を提供することにある。また、長期耐久性
に加え、光の散乱を防止し外観を向上した易乾燥性防汚
部材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び効果】本発明は、従来
技術のように皮膜や後処理によらず、基材そのものの表
面形状を検討することにより、長期耐久性や外観に優
れ、水の部分的凝集を防ぎ直径5mm以上の大きな水滴
をつくりにくくすることにより、乾燥性を早めると同時
に水あか汚れの付着を少なくした部材を提供するもので
ある。
【0009】すなわち本発明は、表面に山と谷が直線状
に連続する溝形状を有し、表面の断面が多数の三角形状
が連続して並列に配列され、ひとつの三角形状の底辺の
長さが5000μm以下でありかつ(底辺以外の2辺の
長さの和)/(底辺の長さ)の比が1.1以上2.6以
下であり、基材が平滑面での水接触角が90度未満であ
る材料により構成されていることを特徴とする易乾燥性
防汚部材に関する。
【0010】平滑面での水接触角が90度未満の材料に
より構成された基材表面にこのような溝形状を形成する
ことにより、基材そのものの耐久性を損なうことなく、
水の部分的凝集を防ぎ直径5mm以上の水滴が残りにく
いため乾燥が速く水あか汚れも付着しにくい部材の提供
を可能にした。
【0011】ひとつの三角形状の底辺の長さが5000
μm以下でありかつ(底辺以外の2辺の長さの和)/
(底辺の長さ)の比が1.1以上にすることにより、平
滑面での水接触角が90度未満の材料は、通常のシャワ
ー等で発生する直径5mm以上の大きな水滴を防止する
ことが可能となった。(底辺以外の2辺の長さの和)/
(底辺の長さ)の比が2.6より大きいと溝形状の耐摩
耗性が維持できなくなるので、2.6以下が好ましい。
三角形状の底辺の長さが5000μmより大きい場合
や、(底辺以外の2辺の長さの和)/(底辺の長さ)の
比が1.1より小さい場合は水の凝集を防げず、直径5
mm以上の水滴が残りやすくなる。
【0012】また、本発明のすべての三角形状は同一の
二等辺三角形であることが好ましい。同一の二等辺三角
形の形状により、光の散乱を防止し優れた外観が得られ
る。
【0013】また、本発明の三角形状の谷部の断面が半
径3μm以上のラウンド半径を有することが好ましい。
谷部の形状を半径3μm以上のラウンド形状にすること
により、付着した汚れを落としやすくすることが可能と
なる。
【0014】また、基材が樹脂の場合、プレス、押し出
し、射出、真空、ブロー、注型、ハンドレイアップ、転
写により型から反転して表面が形成されることが好まし
い。型から反転することにより、効率的で安定した表面
形状を得ることが可能となる。
【0015】また、基材を所定の表面形状を有するフィ
ルムあるいはシート状にすることにより、接着あるいは
粘着によりあらゆる部材に易乾燥性や防汚性を付与する
ことが可能となる。
【0016】連続する溝形状の方向は、水の部分的凝集
を防ぎ直径5mm以上の水滴が残りにくいということで
は、どの方向でもよいが、溝形状の中に入り込んだ水を
さらに速く取り除き乾燥性を速めるためには、その方向
が、部材の使用時において部材表面を重力により流れる
水の移動方向すなわち部材設置時の傾斜方向と同一方向
に配置されることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の利用可能な部材は、住宅
内の水まわりで使用される部材に限らず、水のある環境
下例えば雨に触れる環境下にて使用され、易乾燥性や防
汚性を要求される部材に広く利用できる。例えば、浴
槽、浴室用壁材、浴室用床材、浴室用天井、浴室用カウ
ンター、浴室用グレーチング、浴室用窓材、浴室用扉
材、浴槽エプロン、排水部材、浴槽蓋、浴室用収納棚、
風呂椅子、洗面器、石鹸置き、洗面器置き台、浴室用手
すり、浴室用水栓等の浴室用部材、洗面用カウンター、
洗面ボウル、洗面用収納棚、洗面用水栓、洗面化粧台等
の洗面用部材、洗濯機パン、洗濯機等の洗濯用部材、キ
ッチンカウンター、キッチンバック、キッチン扉、シン
ク、レンジフード、キッチン用水栓、食器、食器洗浄乾
燥機、コンロ、まな板、しゃもじ等の台所用部材、小便
器、大便器、便座、手洗い器、トイレ用壁材、トイレ用
床材、トイレ用水栓等のトイレ用部材、プール、プール
用グレーチング等のプール用部材、自動車ボディー、バ
ンパー、自動車用ランプ等の自動車用部材、テント、屋
根材、タイル、外壁材、窓材、アーケード等の建築用外
装部材、看板、道路標識、道路用照明などの道路用部
材、太陽温水器、太陽電池などのソーラー部材等に好適
に利用できる。
【0018】本発明において、基材の材質は、樹脂、金
属、ガラス、セラミック、陶磁器材料あるいはそれらの
複合材料等何でもよく、平滑面での水接触角が90度未
満である材料により構成される。例えば、アクリル樹
脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリカーボネート
樹脂、塩化ビニル樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、AB
S樹脂、スチレン樹脂、ナイロン樹脂、ポリアセタール
樹脂、架橋型PVA樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、
FRP、SMC、BMC、人工大理石、化粧板、塗料、
合成ゴム等の樹脂系材料、アルミ、ステンレス、銅、マ
グネシウム、チタン、亜鉛鋼板、クロムメッキ、合金等
の金属系材料、アルカリガラス、硼珪酸ガラス、サファ
イアガラス、ホーロー等のガラス系材料、アルミナ、ジ
ルコニア等のセラミック系材料、タイル、衛生陶器等の
陶磁器材料、あるいはそれらの複合材料が好適に利用で
きる。
【0019】平滑面での水接触角が90度以上となるポ
リエチレン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂は、水の
凝集が反って促進され、水滴ができやすく、乾燥しにく
くなり、また、乾燥後の水あかが目立ちやすくなる。
【0020】本発明では、表面に山と谷が直線状に連続
する溝形状を有することにより、水が溝形状を毛細管力
で伝わり、溝形状に沿って拡散されるため、水滴ができ
にくくなる。この時、材料の平滑面での水接触角が90
度以上あると、谷部に空気がかみこみ、逆に水が凝集し
てしまい、溝形状に沿って水が拡散できなくなるので、
材料の平滑面での水接触角が90度未満の材料を使用す
る。
【0021】さらに、本発明は、図1に示すように、表
面の断面が多数の三角形状1が連続して並列に配列され
ることにより、水が溝形状の谷部4に拡散しやすくな
る。溝形状の山部3に平面部が存在すると水の拡散が妨
げられるが、三角形状の頂角2はラウンド半径が10μ
m程度までのRがついてもよい。
【0022】さらに、ひとつの三角形状1の底辺の長さ
Lが5000μm以下でありかつ(底辺以外の2辺の長
さの和)/(底辺の長さ)の比を1.1以上にすること
により、シャワーや雨などで発生する実用上の水滴をほ
ぼ均一に拡散することが可能である。底辺の長さが50
00μmより大きいと直径5mm以上の水滴がつき、
(底辺以外の2辺の長さの和)/(底辺の長さ)の比が
1.1より小さいと溝形状の効果が少なく十分な毛細管
力による水の拡散が得られない。また、(底辺以外の2
辺の長さの和)/(底辺の長さ)の比が2.6より大き
いと、三角形状1の山部3がかけやすく、耐摩耗性など
の耐久性に問題がある。また、連続して並列に配列され
る三角形状1の形は、同一形状に限定されるものではな
い。
【0023】本発明による上記の部材は、通常の表面が
平滑な部材に比較して、シャワーで表面に均一に水をか
けた場合、直径5mm以上の大きな水滴が残りにくく、
乾燥時間が速く、水滴の蒸発に起因する水あかもほとん
ど残らない。また、手あかなどの汚れも溝の谷部4には
付きにくい。
【0024】また、すべての連続して並列に配列される
三角形状1を同一の二等辺三角形にすることにより、光
の散乱を防止しすることができ、優れた外観が得られ
る。二等辺三角形ではない同一形状の場合、反対の方向
から見た外観が異なるが、用途によっては利用可能であ
る。
【0025】付着した汚れは、本発明の三角形状1の谷
部4に蓄積されるため、三角形状の谷部4の断面にRを
つけることにより、汚れを洗浄しやすくなる。特に三角
形状1の谷部4の断面が半径3μm以上のラウンド半径
とすることで、水による洗浄がしやすくなる。
【0026】表面形状の形成は、ダイヤモンド切削加
工、放電加工、エッチング、レーザー加工、電子ビーム
加工、精密ショットブラスト加工、マルチ砥石加工等の
後加工も可能であるが、基材が樹脂の場合、プレス、押
し出し、射出、真空、ブロー、注型、ハンドレイアッ
プ、転写により所定の形状になるよう予め設計された超
精密切削加工あるいはフォトリソグラフィー技術とメッ
キ技術により製作された金型から反転して表面を形成す
る方が、効率もよく安定した品質の部材の形成が可能で
ある。
【0027】また、本発明の所定の溝形状を有するフィ
ルムあるいはシートを粘着剤、接着剤、熱圧着等により
他の部材に貼りつけた場合も同様の効果が得られる。こ
の場合、接着あるいは粘着が可能であれば貼られる側の
部材の基材の材質は何でも良い。
【0028】さらに、本発明は、連続する溝形状の方向
Sは、水の部分的凝集を防ぎ直径5mm以上の水滴が残
りにくいということでは、どの方向でもよいが、溝形状
の中に入り込んだ水をさらに速く取り除き乾燥性を速め
るためには、その方向が、部材の使用時において部材表
面を重力により流れる水の移動方向すなわち部材設置時
の傾斜方向と同一方向に配置されることが好ましい。水
の自重により水の拡散がさらに良くなり、乾燥が速くな
る。
【0029】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。但し、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。表面の三角形状の辺の長さは、キーエンス製超
深度形状測定顕微鏡VK−8500型で測定し、三角形
状の谷部あるいは山部にR部がある場合は、直線部分を
延長し、直線の交点を三角形状の頂点とし、底辺および
その他の2辺の長さを求めた。また、平滑面での水接触
角は平滑な金型で成形した成形板を、家庭用中性洗剤花
王製バスマジックリンで洗浄後、乾燥した後、協和界面
科学製CA−A型を用い水滴量20μlの接触角を測定
した。
【0030】実施例1 超精密切削加工とメッキを施した所定の表面形状を有す
る金型を製作し、表面形状が、山と谷が直線状に連続す
る溝形状を有し、表面の断面が頂角90度、底辺の長さ
が50μmの二等辺三角形状が連続して並列に配列され
た厚さ4mmの30cm角の板状のアクリル樹脂板を注
型成形した。脱型後、離型剤を取り除き表面をきれいに
するため、家庭用中性洗剤花王製バスマジックリンで洗
浄し、乾燥後各種評価試験を実施した。顕微鏡で測定し
た二等辺三角形状の(底辺以外の2辺の長さの和)/
(底辺の長さ)の比は1.41であった。本アクリル樹
脂の平滑面での水接触角は75度であった。成形部材の表
面性能に関し下記7項目の評価を行った。その結果を表
1に示す。
【0031】実施例2 実施例1と同様の金型を用いFRPをハンドレイアップ
成形した。脱型後、離型剤を取り除き表面をきれいにす
るため、家庭用中性洗剤花王製バスマジックリンで洗浄
し、乾燥後各種評価試験を実施した。表面形状は実施例
1と同等であった。本FRPの平滑面での水接触角は8
2度であった。成形部材の表面性能に関し下記7項目の
評価を行った。その結果を表1に示す。
【0032】実施例3 超精密切削加工とメッキを施した所定の表面形状を有す
る金型を製作し、表面形状が、山と谷が直線状に連続す
る溝形状を有し、表面の断面が頂角90度、底辺の長さ
が10μmの二等辺三角形状が連続して並列に配列され
た厚さ4mmの30cm角の板状のアクリル樹脂板を注
型成形した。脱型後、離型剤を取り除き表面をきれいに
するため、家庭用中性洗剤花王製バスマジックリンで洗
浄し、乾燥後各種評価試験を実施した。顕微鏡で測定し
た二等辺三角形状の(底辺以外の2辺の長さの和)/
(底辺の長さ)の比は1.41であった。本アクリル樹
脂の平滑面での水接触角は75度であった。成形部材の表
面性能に関し下記7項目の評価を行った。その結果を表
1に示す。
【0033】実施例4 超精密切削加工とメッキを施した所定の表面形状を有す
る金型を製作し、表面形状が、山と谷が直線状に連続す
る溝形状を有し、表面の断面が頂角90度、底辺の長さ
が500μmの二等辺三角形状が連続して並列に配列さ
れた厚さ6mmの30cm角の板状のアクリル樹脂板を
注型成形した。脱型後、離型剤を取り除き表面をきれい
にするため、家庭用中性洗剤花王製バスマジックリンで
洗浄し、乾燥後各種評価試験を実施した。顕微鏡で測定
した二等辺三角形状の(底辺以外の2辺の長さの和)/
(底辺の長さ)の比は1.41であった。本アクリル樹
脂の平滑面での水接触角は75度であった。成形部材の表
面性能に関し下記7項目の評価を行った。その結果を表
1に示す。
【0034】実施例5 超精密切削加工とメッキを施した所定の表面形状を有す
る金型を製作し、表面形状が、山と谷が直線状に連続す
る溝形状を有し、表面の断面が頂角90度、底辺の長さ
が950μmの二等辺三角形状が連続して並列に配列さ
れた厚さ8mmの30cm角の板状のアクリル樹脂板を
注型成形した。脱型後、離型剤を取り除き表面をきれい
にするため、家庭用中性洗剤花王製バスマジックリンで
洗浄し、乾燥後各種評価試験を実施した。顕微鏡で測定
した二等辺三角形状の(底辺以外の2辺の長さの和)/
(底辺の長さ)の比は1.41であった。本アクリル樹
脂の平滑面での水接触角は75度であった。成形部材の表
面性能に関し下記7項目の評価を行った。その結果を表
1に示す。
【0035】実施例6 厚さ10mmの30cm角の板状のアクリル樹脂板に切
削加工を施し、表面形状が、山と谷が直線状に連続する
溝形状を有し、表面の断面が頂角90度、底辺の長さが
5000μmの二等辺三角形状が連続して並列に配列さ
れた部材を得た。表面をきれいにするため、家庭用中性
洗剤花王製バスマジックリンで洗浄し、乾燥後各種評価
試験を実施した。顕微鏡で測定した二等辺三角形状の
(底辺以外の2辺の長さの和)/(底辺の長さ)の比は
1.41であった。本アクリル樹脂の平滑面での水接触
角は75度であった。加工部材の表面性能に関し下記7項
目の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0036】実施例7 超精密切削加工とメッキを施した所定の表面形状を有す
る金型を製作し、表面形状が、山と谷が直線状に連続す
る溝形状を有し、表面の断面が頂角120度、底辺の長
さが100μmの二等辺三角形状が連続して並列に配列
された厚さ4mmの30cm角の板状のアクリル樹脂板
を注型成形した。脱型後、離型剤を取り除き表面をきれ
いにするため、家庭用中性洗剤花王製バスマジックリン
で洗浄し、乾燥後各種評価試験を実施した。顕微鏡で測
定した二等辺三角形状の(底辺以外の2辺の長さの和)
/(底辺の長さ)の比は1.16であった。本アクリル
樹脂の平滑面での水接触角は75度であった。成形部材の
表面性能に関し下記7項目の評価を行った。その結果を
表1に示す。
【0037】実施例8 超精密切削加工とメッキを施した所定の表面形状を有す
る金型を製作し、表面形状が、山と谷が直線状に連続す
る溝形状を有し、表面の断面が頂角45度、底辺の長さ
が27μmの二等辺三角形状が連続して並列に配列され
た厚さ4mmの30cm角の板状のアクリル樹脂板を成
形した。脱型後、離型剤を取り除き表面をきれいにする
ため、家庭用中性洗剤花王製バスマジックリンで洗浄
し、乾燥後各種評価試験を実施した。顕微鏡で測定した
二等辺三角形状の(底辺以外の2辺の長さの和)/(底
辺の長さ)の比は2.57であった。本アクリル樹脂の
平滑面での水接触角は75度であった。成形部材の表面性
能に関し下記7項目の評価を行った。その結果を表1に
示す。
【0038】実施例9 超精密切削加工とメッキを施した所定の表面形状を有す
る金型を製作し、表面形状が、山と谷が直線状に連続す
る溝形状を有し、表面の断面が頂角90度、底辺の長さ
が50μmの二等辺三角形状が連続して並列に配列さ
れ、かつ三角形状の谷部の断面が半径3μmのラウンド
半径を有する厚さ4mmの30cm角の板状のアクリル
樹脂板を注型成形した。脱型後、離型剤を取り除き表面
をきれいにするため、家庭用中性洗剤花王製バスマジッ
クリンで洗浄し、乾燥後各種評価試験を実施した。顕微
鏡で測定した二等辺三角形状の(底辺以外の2辺の長さ
の和)/(底辺の長さ)の比はほぼ1.41であった。
本アクリル樹脂の平滑面での水接触角は75度であった。
成形部材の表面性能に関し下記7項目の評価を行った。
その結果を表1に示す。
【0039】実施例10 表面に、山と谷が直線状に連続する溝形状を有し、表面
の断面が頂角90度、底辺の長さが50μmの二等辺三
角形状が連続して並列に配列されたアクリル系樹脂が施
されたポリエステルシート(厚さ155μm)を粘着剤
で貼り付けた30cm角の板状の亜鉛メッキ鋼板を作製
した。表面をきれいにするため、家庭用中性洗剤花王製
バスマジックリンで洗浄し、乾燥後各種評価試験を実施
した。顕微鏡で測定した二等辺三角形状の(底辺以外の
2辺の長さの和)/(底辺の長さ)の比は1.41であ
った。成形部材の表面性能に関し下記7項目の評価を行
った。その結果を表1に示す。
【0040】実施例11 表面に、山と谷が直線状に連続する溝形状を有し、表面
の断面が頂角90度、底辺の長さが24μmの二等辺三
角形状が連続して並列に配列されたアクリル系樹脂が施
されたポリエステルシート(厚さ155μm)を粘着剤
で貼り付けた30cm角の板状の亜鉛メッキ鋼板を作製
した。表面をきれいにするため、家庭用中性洗剤花王製
バスマジックリンで洗浄し、乾燥後各種評価試験を実施
した。顕微鏡で測定した二等辺三角形状の(底辺以外の
2辺の長さの和)/(底辺の長さ)の比は1.41であ
った。成形部材の表面性能に関し下記7項目の評価を行
った。その結果を表1に示す。
【0041】実施例12 表面に、山と谷が直線状に連続する溝形状を有し、表面
の断面が頂角90度、山部のラウンド半径8μm、底辺
の長さが50μmの二等辺三角形状が連続して並列に配
列されたアクリル系樹脂が施されたポリエステルシート
(厚さ155μm)を粘着剤で貼り付けた30cm角の
板状の亜鉛メッキ鋼板を作製した。表面をきれいにする
ため、家庭用中性洗剤花王製バスマジックリンで洗浄
し、乾燥後各種評価試験を実施した。顕微鏡で測定した
二等辺三角形状の(底辺以外の2辺の長さの和)/(底
辺の長さ)の比は1.41であった。成形部材の表面性
能に関し下記7項目の評価を行った。その結果を表1に
示す。
【0042】実施例13 超精密切削加工とメッキを施した所定の表面形状を有す
る金型を製作し、表面形状が、山と谷が直線状に連続す
る溝形状を有し、表面の断面が頂角45〜120度、底
辺の長さが10〜500μmのランダムな三角形状が連
続して並列に配列された厚さ6mmの30cm角の板状
のアクリル樹脂板を成形した。脱型後、離型剤を取り除
き表面をきれいにするため、家庭用中性洗剤花王製バス
マジックリンで洗浄し、乾燥後各種評価試験を実施し
た。顕微鏡で測定した二等辺三角形状の(底辺以外の2
辺の長さの和)/(底辺の長さ)の比は1.1〜2.6
であった。本アクリル樹脂の平滑面での水接触角は75度
であった。成形部材の表面性能に関し下記7項目の評価
を行った。その結果を表1に示す。
【0043】比較例1 実施例1と同様の金型を用いポリエチレン板を射出プレ
ス成形した。表面形状は実施例1と同等であった。脱型
後、離型剤を取り除き表面をきれいにするため、家庭用
中性洗剤花王製バスマジックリンで洗浄し、乾燥後各種
評価試験を実施した。本ポリエチレンの平滑面での水接
触角は95度であった。成形部材の表面性能に関し下記
7項目の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0044】比較例2 超精密切削加工とメッキを施した所定の表面形状を有す
る金型を製作し、表面形状が、山と谷が直線状に連続す
る溝形状を有し、表面の断面が頂角140度、底辺の長
さが100μmの二等辺三角形状が連続して並列に配列
された厚さ4mmの30cm角の板状のアクリル樹脂板
を注型成形した。脱型後、離型剤を取り除き表面をきれ
いにするため、家庭用中性洗剤花王製バスマジックリン
で洗浄し、乾燥後各種評価試験を実施した。顕微鏡で測
定した二等辺三角形状の(底辺以外の2辺の長さの和)
/(底辺の長さ)の比は1.04であった。本アクリル
樹脂の平滑面での水接触角は75度であった。成形部材の
表面性能に関し下記7項目の評価を行った。その結果を
表1に示す。
【0045】比較例3 平滑なアクリル板の表面にアクリルシリコーン樹脂をプ
ライマーとして、コロイダルシリカ日産化学製OUPの
親水皮膜を形成した。本部材の表面性能に関し下記7項
目の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0046】評価項目1 水滴防止性:部材を30度の傾斜で溝形状が傾斜方向に
なるよう設置し、シャワーで全面に均一に水をかけ、1
分後の水滴の状況を調べた。◎:均一な水膜になり、水
滴が残らない。○:均一な水膜はできないが、直径5m
m以上の水滴がほとんど残らない。×:直径5mm以上
の水滴がかなり残っている。2.易乾燥性A:部材を3
0度の傾斜で溝形状が傾斜方向になるよう設置し、シャ
ワーで全面に均一に水をかけ20℃50%の温湿度で2
時間放置後の乾燥状況を調べた。◎:完全に乾燥してい
る。○:水滴は残っていないが、溝にわずかに水が残っ
ている。×:水滴がかなり残っている。3.易乾燥性
B:部材を30度の傾斜で溝形状が傾斜方向と垂直方向
になるよう設置し、シャワーで全面に均一に水をかけ2
0℃50%の温湿度で2時間放置後の乾燥状況を調べ
た。◎:完全に乾燥している。○:水滴は残っていない
が、溝にわずかに水が残っている。×:水滴がかなり残
っている。4.防汚性:部材を30度の傾斜で溝形状が
傾斜方向になるよう設置し、シャワーで全面に均一に水
をかけ、20℃50%の温湿度で放置し、完全に乾燥後
に水あか付着状況を調べた。◎:ほとんど水あかの付着
は見られない。○:少しだけ水あかが付着している。
×:水あかの付着が目立つ。5.耐摩耗性:水を含ませ
たスポンジに1kg/80cm2の荷重をかけ、溝方向
に1万往復した後、部材を30度の傾斜で溝形状が傾斜
方向になるよう設置し、シャワーで全面に均一に水をか
け、1分後の水滴の状況を調べた。◎:均一な水膜にな
り、水滴が残らない。○:均一な水膜はできないが、直
径5mm以上の水滴がほとんど残らない。×:直径5m
m以上の水滴がかなり残っている。6.水あか洗浄性:
水あかを付着させた後、スポンジと柔らかい布を用い、
家庭用中性洗剤花王製バスマジックリンで洗浄後、水あ
かの除去状況を調べた。◎:除去しやすい、○:除去に
10往復以上の手間がかかる、×:除去できない。7.
光の散乱防止性:部材の外観を目視で評価した。○:光
の散乱が防止され外観に優れる、△:光が散乱し外観が
不均一
【0047】
【表1】
【0048】表1からわかるように実施例はすべて良好
な水滴防止性、易乾燥性、防汚性、耐摩耗性、水あか洗
浄性を示した。特に、実施例9はすべての項目で非常に
良好な結果となった。実施例1〜10は三角形状がすべ
て同一の2等辺三角形であり、光の散乱が防止され優れ
た外観となった。比較例1および2は、水滴防止性、易
乾燥性、防汚性が劣り、比較例3では耐摩耗性が劣っ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面形状を示す概観図である。
【符号の説明】
1:三角形状 2:頂角 3:山部 4:谷部 L:底辺の長さ S:溝形状の方
フロントページの続き Fターム(参考) 2D032 GA00 2E001 DH23 FA42 FA43 FA44 GA23 GA24 HA11 HA14 HB01 HB03 HB04 HB05 HD11 HD13 HE01 4F071 AA33 AF55 AH03 AH07 AH12 BB01 BC01 BC07 BC10 BC16 BC17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に山と谷が直線状に連続する溝形状を
    有し、表面の断面が多数の三角形状が連続して並列に配
    列され、ひとつの三角形状の底辺の長さが5000μm
    以下でありかつ(底辺以外の2辺の長さの和)/(底辺
    の長さ)の比が1.1以上2.6以下であり、基材が平
    滑面での水接触角が90度未満である材料により構成さ
    れていることを特徴とする易乾燥性防汚部材。
  2. 【請求項2】前記三角形状がすべて同一の二等辺三角形
    であることを特徴とする請求項1記載の易乾燥性防汚部
    材。
  3. 【請求項3】前記三角形状の谷部の断面が半径3μm以
    上のラウンド半径を有することを特徴とする請求項1〜
    2記載の易乾燥性防汚部材。
  4. 【請求項4】前記基材が樹脂で、プレス、押し出し、射
    出、真空、ブロー、注型、ハンドレイアップ、転写によ
    り型から反転して表面が形成されたことを特徴とする請
    求項1〜3記載の易乾燥性防汚部材。
  5. 【請求項5】表面に山と谷が直線状に連続する溝形状を
    有し、表面の断面が多数の三角形状が連続して並列に配
    列され、ひとつの三角形状の底辺の長さが5000μm
    以下でありかつ(底辺以外の2辺の長さの和)/(底辺
    の長さ)の比が1.1以上2.6以下であり、基材が平
    滑面での水接触角が90度未満である材料により構成さ
    れているフィルムあるいはシート状であることを特徴と
    する易乾燥性防汚部材。
  6. 【請求項6】連続する溝形状が、部材の使用時において
    部材表面を重力により流れる水の移動方向と同一方向に
    配置されたことを特徴とする請求項1〜5記載の易乾燥
    性防汚部材。
JP2001283429A 2001-09-18 2001-09-18 易乾燥性防汚部材 Pending JP2003089725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001283429A JP2003089725A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 易乾燥性防汚部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001283429A JP2003089725A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 易乾燥性防汚部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003089725A true JP2003089725A (ja) 2003-03-28

Family

ID=19106914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001283429A Pending JP2003089725A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 易乾燥性防汚部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003089725A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009203771A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Asahi Kasei Homes Co 水切り部材
CN104359525A (zh) * 2014-11-28 2015-02-18 张家港市德力特新材料有限公司 一种用于仪表液位器的新型玻璃装置
CN104457896A (zh) * 2014-11-28 2015-03-25 张家港市德力特新材料有限公司 一种用于仪表液位器的契形玻璃装置
CN104457897A (zh) * 2014-11-28 2015-03-25 张家港市德力特新材料有限公司 一种用于仪表液位器的玻璃装置
CN104457898A (zh) * 2014-11-28 2015-03-25 张家港市德力特新材料有限公司 一种用于仪表液位器的环绕式玻璃装置
JP2015068059A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 日新製鋼株式会社 外装用建材
JP2015068060A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 日新製鋼株式会社 外装用建材
JP2016089413A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 株式会社Lixil アルミニウム建材
WO2019146328A1 (ja) * 2018-01-29 2019-08-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 水廻り部材
CN112012070A (zh) * 2020-08-28 2020-12-01 中天九州建工集团有限公司 一种市政道路施工结构及其施工方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009203771A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Asahi Kasei Homes Co 水切り部材
JP2015068059A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 日新製鋼株式会社 外装用建材
JP2015068060A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 日新製鋼株式会社 外装用建材
JP2016089413A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 株式会社Lixil アルミニウム建材
CN104359525A (zh) * 2014-11-28 2015-02-18 张家港市德力特新材料有限公司 一种用于仪表液位器的新型玻璃装置
CN104457896A (zh) * 2014-11-28 2015-03-25 张家港市德力特新材料有限公司 一种用于仪表液位器的契形玻璃装置
CN104457897A (zh) * 2014-11-28 2015-03-25 张家港市德力特新材料有限公司 一种用于仪表液位器的玻璃装置
CN104457898A (zh) * 2014-11-28 2015-03-25 张家港市德力特新材料有限公司 一种用于仪表液位器的环绕式玻璃装置
WO2019146328A1 (ja) * 2018-01-29 2019-08-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 水廻り部材
JPWO2019146328A1 (ja) * 2018-01-29 2020-11-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 水廻り部材
CN112012070A (zh) * 2020-08-28 2020-12-01 中天九州建工集团有限公司 一种市政道路施工结构及其施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003089725A (ja) 易乾燥性防汚部材
JP2000135755A (ja) 親水性複合材
JP2000279905A (ja) 複合材の清浄化方法及びセルフクリーニング性複合材機構
JP2005336997A (ja) 建設用又は建築用に適した構成部材及びその製造法
CN1788663A (zh) 表面保护构造
JP2009138367A (ja) 浴室床材
JP3671975B2 (ja) 建材及びその製造方法
JP2004293215A (ja) 浴室用床構成部材
JP2001253007A (ja) 機能性薄膜がコーティングされた製品の製造方法、及び機能性薄膜がコーティングされた製品
JP2000318083A (ja) 親水性複合部材
JP6529654B1 (ja) 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、防曇防汚積層体、及びその製造方法、物品、並びに防曇方法
JP2010037886A (ja) 防水床パン
WO2016159005A1 (ja) 高排水性建材
JPH0956625A (ja) 水回り部材及びその製造方法
JP2001246265A (ja) 光触媒を含有する層が表面に形成された基材及び、光触媒を含有する層を基材表面に形成する方法
JP2000308861A (ja) 複合材の清浄化方法及びセルフクリーニング性複合材機構
JP2004100358A (ja) 浴室床
JP2022132024A (ja) 水まわり部材
JP4240516B2 (ja) 防汚性部材
JP2005206675A (ja) 研磨材料およびそれを用いたスポンジたわし
JP2003276101A (ja) 易水垢除去性水回り用frp部材およびその製造方法
JP7458201B2 (ja) 水回り部材
WO2019189563A1 (ja) 水回り部材
JP3991277B2 (ja) 建設用又は建築用に適した構成部材及びその製造法
JP2001003183A (ja) ホーロー製品