JP2004249775A - 自動搬送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動搬送システムにおいて、無人走行車に2台の台車を直列に連結して牽引する場合にも、各台車を異なる位置で切り離し可能とする。
【解決手段】2台の台車14、16が直列に連結された無人走行車12を、走行誘導線102に沿って走行させる。その際、走行誘導線102から右側に所定距離離れた位置に、無人走行車12の牽引機構22の側端部36と係合してその台車14との連結を解除するための連結解除部材106と、台車14の牽引機構28の側端部38と係合してその台車16との連結を解除するための連結解除部材108とを、走行誘導線102に沿って所定間隔をおいて設置しておく。また、走行誘導線102は、その連結解除部材108の設置位置近傍部分を他の部分に対して左側に所定量オフセットした迂回路102aとして形成しておく。これにより牽引機構22の側端部36を連結解除部材108と係合させないようにする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、無人走行車により台車を牽引するように構成された自動搬送システムに関するものであり、特に、その無人走行車と台車との連結を解除するための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の工場等においては、製品や部品の搬送効率を高めるため、自動搬送システムを導入するケースが増えてきている。この自動搬送システムにおいては、走行誘導線に沿って走行する無人走行車に台車を連結して牽引するとともに、所定位置において無人走行車と台車との連結を解除するようになっている。
【0003】
その際、無人走行車と台車との連結を解除するための構造としては、例えば「特許文献1」および「特許文献2」に記載されているように、路面における走行誘導線から所定距離離れた位置に連結解除部材を設置しておき、この連結解除部材を無人走行車の牽引機構の側端部と係合させることにより、無人走行車と台車との連結を解除するように構成されたものが知られている。
【0004】
【特許文献1】
実開平2−111813号公報
【特許文献2】
特許第3215916号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところで、無人走行車に2台の台車を直列に連結して牽引するようにすれば、1台のみを牽引する場合に比して台車の搬送効率を高めることができる。
【0005】
しかしながら、上記「特許文献1」および「特許文献2」に記載された自動搬送システムにおいて、無人走行車に2台の台車を直列に連結して牽引するようにした場合には、無人走行車が連結解除部材の設置位置近傍を走行する際に、その牽引機構が連結解除部材と係合して無人走行車と台車との連結が解除されてしまうので、両台車は互いに連結されたままの状態で同じ位置に取り残されてしまうこととなる。そして、このように両台車が連結状態で取り残されてしまうと、各台車を所定の搬送目的地まで搬送することができなくなってしまう。
【0006】
したがって、無人走行車に2台の台車を直列に連結して牽引するようにした場合には、各台車を異なる位置で切り離すことができるような何らかの工夫を施しておくことが必要となる。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、無人走行車に2台の台車を直列に連結して牽引するようにした場合においても、各台車を異なる位置で切り離すことができる自動搬送システムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、走行誘導線の構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】
すなわち、本願発明に係る自動搬送システムは、
路面に形成された走行誘導線に沿って走行する無人走行車と、この無人走行車に第1の牽引機構を介して連結される第1の台車と、この台車に第2の牽引機構を介して連結される第2の台車とを備えてなり、上記無人走行車により上記第1および第2の台車を牽引するように構成された自動搬送システムにおいて、
上記路面における上記走行誘導線から所定距離離れた位置に、上記第1の牽引機構の側端部と係合して上記無人走行車と上記第1の台車との連結を解除するための第1の連結解除部材と、上記第2の牽引機構の側端部と係合して上記第1の台車と上記第2の台車との連結を解除するための第2の連結解除部材とが、上記走行誘導線に沿って所定間隔をおいて設置されており、
上記走行誘導線における上記第2の連結解除部材の設置位置近傍部分が、該走行誘導線における他の部分に対して上記第2の連結解除部材から離れる方向に所定量オフセットした迂回路として形成されている、ことを特徴とするものである。
【0010】
上記「走行誘導線」は、該走行誘導線に沿って無人走行車を走行させ得るように構成されたものであれば、その具体的構成は特に限定されるものではなく、例えば、光学誘導方式のシステムに適した反射テープあるいは電磁誘導方式のシステムに適した電線等が採用可能である。また、この「走行誘導線」は、第2の連結解除部材の設置位置近傍部分が他の部分に対して第2の連結解除部材から離れる方向に所定量オフセットした迂回路として形成されているが、その際の「所定量」は、第2の連結解除部材を第1の牽引機構の側端部とは係合させずに第2の牽引機構の側端部と係合させることができる範囲内のオフセット量であれば、その具体的な値は特に限定されるものではない。
【0011】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明に係る自動搬送システムは、路面に形成された走行誘導線に沿って走行する無人走行車と、この無人走行車に第1の牽引機構を介して連結された第1の台車と、この台車に第2の牽引機構を介して連結された第2の台車とを備えてなり、無人走行車により第1および第2の台車を牽引するように構成されているが、路面における走行誘導線から所定距離離れた位置には、第1の牽引機構の側端部と係合して無人走行車と第1の台車との連結を解除するための第1の連結解除部材と、第2の牽引機構の側端部と係合して第1の台車と第2の台車との連結を解除するための第2の連結解除部材とが、走行誘導線に沿って所定間隔をおいて設置されており、そして、走行誘導線における第2の連結解除部材の設置位置近傍部分が、該走行誘導線における他の部分に対して第2の連結解除部材から離れる方向に所定量オフセットした迂回路として形成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0012】
すなわち、第1および第2の台車が直列に連結された状態で走行する無人走行車が、第2の連結解除部材の設置位置近傍に差し掛かると、該無人走行車は上記迂回路に沿って走行するので、これにより第1の牽引機構の側端部を第2の連結解除部材と係合させないようにすることができる。一方、第1の台車は、無人走行車に牽引されているだけであり走行誘導線に沿って走行するわけではないので、無人走行車よりも第2の連結解除部材寄りの位置を走行することとなる。このため、第2の牽引機構の側端部を第2の連結解除部材と係合させるようにすることができ、これにより第1の台車と第2の台車との連結を解除することができる。その後、第1の台車が連結された状態で走行する無人走行車が、第1の連結解除部材の設置位置近傍に差し掛かると、第1の牽引機構の側端部が第1の連結解除部材と係合するので、これにより無人走行車と第1の台車との連結を解除することができる。
【0013】
したがって本願発明によれば、無人走行車により台車を牽引するように構成された自動搬送システムにおいて、無人走行車に2台の台車を直列に連結して牽引するようにした場合においても、各台車を異なる位置で切り離すことができる。
そしてこれにより各台車を所定の搬送目的地まで確実に搬送することができる。
【0014】
上記構成において「走行誘導線」の構成が特に限定されないことは上述したとおりであるが、これを路面に貼着されたテープで構成すれば、走行誘導線の経路の設定および変更を容易に行うことができるので、迂回路のオフセット量の調整や各台車の切り離し位置の変更等を容易に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0016】
図1は、本願発明の一実施形態に係る自動搬送システムの概要を示す平面図である。
【0017】
同図に示すように、本実施形態に係る自動搬送システムは、路面に形成された走行誘導線102に沿って走行するように構成された無人走行車12と、この無人走行車に連結されるように構成された第1の台車14と、この第1の台車14(または無人走行車12)に連結されるように構成された第2の台車16とを備えてなり、無人走行車12により第1および第2の台車14、16のうちの一方または両方を牽引するようになっている。
【0018】
この自動搬送システムにおいては、無人走行車12を走行誘導線102に沿って走行させるための方式として光学誘導方式が採用されている。すなわち、走行誘導線102は、路面に貼着されたテープで構成されており、そして無人走行車12は、図示しない光源からの光を走行誘導線102に照射してその反射光を図示しない受光素子で検出することにより走行誘導線102の位置検出を行い、これにより走行誘導線102に沿った走行を実現するようになっている。また、この無人走行車12には、すべての走行ルートがプログラム入力されており、各走行ルート毎にプログラムナンバーが付与されている。そして、出発の都度、プログラムナンバーが入力されることにより、無人走行車12が走行ルートを判別するようになっている。
【0019】
無人走行車12の後端部には牽引機構22が設けられており、第1および第2の台車14、16の前端部には連結部材24、26が各々設けられている。また、第1の台車14の後端部には牽引機構28が設けられている。なお、第2の台車16の後端部には牽引機構は設けられていない。
【0020】
牽引機構22は、無人走行車12の後端部に左右1対のブラケット30を介してヒンジ結合された左右対称のフレーム構造体として構成されており、無人走行車12の左右いずれの側からも第1の台車14(または第2の台車16)を連結し得るようになっており、また、無人走行車12の左右いずれの側からも第1の台車14(または第2の台車16)の連結を解除し得るようになっている。
【0021】
この牽引機構22は、後方へ向けて略円弧状に突出するように形成されたフレーム本体部22Aと、このフレーム本体部22Aに沿って該フレーム本体部22Aの後方側に配置された付加フレーム部22Bとが、複数の逆U字形の連結アーチ部22Cを介して一体的に形成されている。
【0022】
そして、付加フレーム部22Bの左右方向中央部には、上記牽引時に第1の台車14の連結部材24(または第2の台車16の連結部材26)と係合する係合部32が形成されており、この係合部32の左右両側には前方へ延びる1対の案内通路部34が形成されている。付加フレーム部22Bの両側端部36は、無人走行車12の両側面部よりも外側の位置までアウトリガー状に張り出すように形成されており、各案内通路部34はこれら各側端部36まで延びるように形成されている。
【0023】
一方、連結部材24は、第1の台車14から前方へ水平に延びるプレート24Aと、このプレート24Aの前端部から上方へ延びる鉛直ピン24Bとからなっている。
【0024】
図2に示すように、無人走行車12と第1の台車14との連結は、無人走行車12が、所定の待機位置104に配置された第1の台車14の近傍を走行する際に、その連結部材24の鉛直ピン24Bを、牽引機構22の側端部36の内側を通過させて案内通路部34へ導き、該案内通路部34に沿って斜め後方へ移動させて係合部32と係合させることにより行われるようになっている。
【0025】
図1に示すように、第1の台車14の牽引機構28も、無人走行車12の牽引機構22と全く同様の構成を有しており、また、第2の台車16の連結部材26も、第1の台車14の連結部材24と全く同様の構成を有している。そして、第1の台車14と第2の台車16との連結も、無人走行車12と第1の台車14との連結と同様にして行われるようになっている。
【0026】
図3に示すように、無人走行車12と第1の台車14との連結の解除は、無人走行車12が、路面における走行誘導線102から所定距離離れた位置に設置された第1の連結解除部材106の設置位置近傍を走行する際に、牽引機構22の側端部36を第1の連結解除部材106と係合させて、ブラケット30のヒンジ結合部を回動軸として牽引機構22を上方へ所定角度回動させることによって行われれるようになっている。
【0027】
第1の台車14と第2の台車16との連結解除も、無人走行車12と第1の台車14との連結解除と同様にして行われるようになっているが、この連結解除は、無人走行車12と第1の台車14との連結解除に先立って、第1の連結解除部材106とは異なる連結解除部材との係合によって行われるようになっている。
【0028】
図4〜6は、本実施形態に係る自動搬送システムにおいて、第1および第2の台車14、16が直列で連結された状態で走行する無人走行車12から、両台車14、16を1台ずつ切り離す手順を説明するための図である。
【0029】
これらの図に示すように、路面における直線状の走行誘導線102から無人走行車12の進行方向右側に所定距離離れた位置(具体的には牽引機構22の左右幅の約半分程度離れた位置)には、第1の連結解除部材106と第2の連結解除部材108とが、走行誘導線102に沿って所定間隔をおいて設置されている。
その際、第1の連結解除部材106は、第2の連結解除部材108よりも無人走行車12の進行方向前方側に設置されている。
【0030】
走行誘導線102における第2の連結解除部材108の設置位置近傍部分は、該走行誘導線102における他の部分に対して、第2の連結解除部材108から離れる方向(すなわち左側)に所定量オフセットした迂回路102aとして形成されている。この迂回路102aは、走行誘導線102の他の部分と略平行な直線部と、この直線部と上記他の部分とを結ぶ連結部とからなっている。
【0031】
そして、第1および第2の台車14、16が直列で連結された無人走行車12は、この迂回路102aを有する走行誘導線102に沿って走行することにより、第2の連結解除部材108との係合によって第2の台車16との連結を解除した後、第1の連結解除部材106との係合によって第1の台車14との連結を解除するようになっている。
【0032】
すなわち、図4(a)に示すように、第1および第2の台車14、16が直列で連結された状態で走行誘導線102に沿って走行する無人走行車12が、第2の連結解除部材108の設置位置近傍に差し掛かると、図4(b)、(c)および図5(a)、(b)の順で示すように、無人走行車12は、迂回路102aに沿って第2の連結解除部材108を迂回するようにして走行する。このため、第1の牽引機構22の側端部36と第2の連結解除部材108との係合は行われず、無人走行車12は、第1の台車14との連結状態を維持したまま第2の連結解除部材108の設置位置近傍を通過することとなる。
【0033】
一方、第1の台車14は、無人走行車12に牽引されているだけであり走行誘導線102に沿って走行するわけではないので、図4(b)、(c)および図5(a)、(b)の順で示すように、無人走行車12よりも第2の連結解除部材108寄りの位置を走行することとなる。
【0034】
このため、図5(c)に示すように、第2の牽引機構28の側端部38と第2の連結解除部材108との係合が行われる。そしてこれにより第1の台車14と第2の台車16との連結が解除され、第2の台車16は、図6(a)に示すように、第2の連結解除部材108の後方近傍位置において切り離される。
【0035】
その後、第1の台車14のみが連結された状態で走行する無人走行車12が、第1の連結解除部材106の設置位置近傍に差し掛かると、図6(b)に示すように、第1の牽引機構22の側端部36と第1の連結解除部材106との係合が行われる。そしてこれにより無人走行車12と第1の台車14との連結が解除され、図6(c)に示すように、第1の台車14は第1の連結解除部材106の後方近傍位置において切り離される。
【0036】
以上詳述したように、本実施形態に係る自動搬送システムは、路面に形成された走行誘導線102に沿って走行する無人走行車12と、この無人走行車12に第1の牽引機構22を介して連結された第1の台車14と、この台車14に第2の牽引機構28を介して連結された第2の台車16とを備えてなり、無人走行車12により第1および第2の台車14、16を牽引するように構成されているが、路面における走行誘導線102から所定距離離れた位置には、第1の牽引機構22の側端部36と係合して無人走行車12と第1の台車14との連結を解除するための第1の連結解除部材106と、第2の牽引機構28の側端部38と係合して第1の台車14と第2の台車16との連結を解除するための第2の連結解除部材108とが、走行誘導線102に沿って所定間隔をおいて設置されており、そして、走行誘導線102における第2の連結解除部材108の設置位置近傍部分が、該走行誘導線102における他の部分に対して第2の連結解除部材108から離れる方向に所定量オフセットした迂回路102aとして形成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0037】
すなわち、第1および第2の台車14、16が直列に連結された状態で走行する無人走行車12が、第2の連結解除部材108の設置位置近傍に差し掛かると、該無人走行車12は上記迂回路102aに沿って走行するので、これにより第1の牽引機構22の側端部36を第2の連結解除部材108と係合させないようにすることができる。一方、第1の台車14は、無人走行車12に牽引されているだけであり走行誘導線102に沿って走行するわけではないので、無人走行車12が迂回路102aから走行誘導線102の他の部分(すなわち直線状の部分)に戻ると、第1の台車14は、その後に続いて迂回路102aよりも第2の連結解除部材108寄りの位置を走行することとなる(図5(b)、(c)参照)。このため、第2の牽引機構28の側端部38を第2の連結解除部材108と係合させるようにすることができ、これにより第1の台車14と第2の台車16との連結を解除することができる。その後、第1の台車14が連結された状態で走行する無人走行車12が、第1の連結解除部材106の設置位置近傍に差し掛かると、第1の牽引機構22の側端部36が第1の連結解除部材106と係合するので、これにより無人走行車12と第1の台車14との連結を解除することができる。
【0038】
したがって本実施形態によれば、無人走行車12に2台の台車14、16を直列に連結して牽引するようにした場合においても、各台車14、16を異なる位置で切り離すことができる。そしてこれにより各台車14、16を所定の搬送目的地まで確実に搬送することができる。
【0039】
特に本実施形態においては、走行誘導線102が路面に貼着されたテープで構成されているので、走行誘導線102の経路の設定および変更を容易に行うことができる、これにより迂回路102aのオフセット量の調整や各台車12、14の切り離し位置の変更等を容易に行うことができる。
【0040】
なお、上記実施形態においては、各台車14、16の連結解除が無人走行車12の右側で行われる場合について説明したが、無人走行車12の牽引機構22および第1の台車14の牽引機構28は、いずれも左右対称の構造を有しているので、走行誘導線102の迂回路102aを上記実施形態の場合と左右対称になるように形成すれば、各台車14、16の連結解除が無人走行車12の左側で行われる場合においても上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る自動搬送システムの概要を示す平面図
【図2】上記自動搬送システムにおいて、無人走行車に第1の台車が連結される様子を示す平面図
【図3】上記自動搬送システムにおいて、無人走行車と第1の台車との連結が解除される様子を示す、図1のIII 方向矢視図
【図4】上記自動搬送システムにおいて、第1および第2の台車が直列で連結された状態で走行する無人走行車から、両台車を1台ずつ切り離す手順を説明するための平面図(その1)
【図5】上記手順を説明するための平面図(その2)
【図6】上記手順を説明するための平面図(その3)
【符号の説明】
12 無人走行車
14 第1の台車
16 第2の台車
22、28 牽引機構
22A フレーム本体部
22B 付加フレーム部
22C 連結アーチ部
24、26 連結部材
24A プレート
24B 鉛直ピン
30 ブラケット
32 係合部
34 案内通路部
36、38 側端部
102 走行誘導線
102a 迂回路
104 待機位置
106 第1の連結解除部材
108 第2の連結解除部材

Claims (2)

  1. 路面に形成された走行誘導線に沿って走行する無人走行車と、この無人走行車に第1の牽引機構を介して連結される第1の台車と、この台車に第2の牽引機構を介して連結される第2の台車とを備えてなり、上記無人走行車により上記第1および第2の台車を牽引するように構成された自動搬送システムにおいて、
    上記路面における上記走行誘導線から所定距離離れた位置に、上記第1の牽引機構の側端部と係合して上記無人走行車と上記第1の台車との連結を解除するための第1の連結解除部材と、上記第2の牽引機構の側端部と係合して上記第1の台車と上記第2の台車との連結を解除するための第2の連結解除部材とが、上記走行誘導線に沿って所定間隔をおいて設置されており、
    上記走行誘導線における上記第2の連結解除部材の設置位置近傍部分が、該走行誘導線における他の部分に対して上記第2の連結解除部材から離れる方向に所定量オフセットした迂回路として形成されている、ことを特徴とする自動搬送システム。
  2. 上記走行誘導線が、上記路面に貼着されたテープで構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の自動搬送システム。
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