JP2004247065A - 制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】必要な電子部品をすべて実装したハイブリッドICではプリント基板が不要になるので、ハイブリッドICをハーネスの先端のソケットに直接セットし、プリント基板とケーシングを不要とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ガス器具等の機器内に格納され、この機器の作動を制御する制御装置に関する。
【従来の技術】
従来のこの種の制御装置は、例えば図3に示すように、樹脂製のケーシング100内にプリント基板101を取り付けて構成している。このプリント基板101上には各種の電子部品と共にハイブリッドIC102が取り付けられている。
このハイブリッドICとは、絶縁基板上に膜の形で導体および抵抗を形成し,これに半導体素子やICを実装して一体化した集積回路であり、防湿や他の部品との絶縁のため樹脂でコーティングされている(例えば、特許文献1参照)。
プリント基板101にはコネクタ103が取り付けられており、このコネクタ103にハーネス105のコネクタ部104を差し込むように構成されている。ハーネスは機器内の各所に取り付けられたセンサ類やモータその他の作動部に接続されている。そして、センサ類からの検知信号に基づいて作動部の作動を制御するように構成されている。
【特許文献1】
特開2001−332830号公報(第5−7頁、第1図)
【発明が解決しようとする課題】
従来は、電子部品の多くが比較的大きかったので、ハイブリッドICの絶縁基板上に実装できる電子部品は限られていた。そのため、ハイブリッドICの絶縁基板に実装できない電子部品はプリント基板上に取り付けられていた。
ところが、近年電子部品の小型化が進み、プリント基板上に取り付けられていた電子部品をハイブリッドICの絶縁基板上にすべて実装できるようになった。ただし、従来の制御装置ではハイブリッドICはプリント基板上に取り付けられているため、プリント基板上のすべての部品がハイブリッドICの絶縁基板に実装されても、依然としてプリント基板およびケーシングを使用するため、制御装置の占めるスペースが大きくなるという不具合が生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、ハイブリッドICを用いて占有するスペースを小さくすることのできる制御装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明による制御装置は、ハイブリッドICを用い、機器の作動を制御する制御装置であって、機器の制御に必要な機能を単独で有するハイブリッドICをソケットにセットし、ソケットから延出するハーネスを機器内の各所に直接配線して機器の作動を制御するようにしたことを特徴とする。
機器の制御に必要な機能を単独で有するハイブリッドICを用いれば、電子部品を取り付けるためのプリント基板を用いる必要がない。そこで、ハイブリッドICをプリント基板に取り付けるのではなく、直接ソケットにセットした。ソケットにはハーネスが延出されており、そのハーネスを機器内の各所に直接配線して機器の作動を制御すれば、プリント基板やこのプリント基板を収納するケーシングが不要となる。
なお、ソケットを器具内の所定の位置に固定すればハイブリッドICの取り付け位置を規定することができる。
【発明の実施の形態】
図1を参照して、1は本発明にかかる制御装置の主要部をなすハイブリッドICの一例である。このハイブリッドIC1は絶縁基板11を備えており、この絶縁基板11上に、集積回路(IC)12が取り付けられている。そして、絶縁基板11にはさらに複数のチップ部品13が取り付けられている。これらチップ部品13は数mm程度の大きさに成型されたコンデンサや抵抗である。そして、この絶縁基板11上に取り付けられた集積回路12およびチップ部品13で制御回路が完成されている。そして、このハイブリッドIC1への入力は絶縁基板11に取り付けられた複数本のピン15を介して行われる。なお、このハイブリッドIC1は外部からの絶縁等のため、ピン15を除いて樹脂からなるコーティング層14で覆われている。
このハイブリッドIC1は、ピン15に対応する端子を内蔵したコネクタ2に差し込まれる。このコネクタ2には左右両側に取り付け部21が突設されている。そして、このハイブリッドIC1で制御される機器の内部の適所にネジ22によって取り付けられるように構成されている。なお、このコネクタ2を取り付ける位置は機器によって最適な位置を設定すればよいが、例えば機器内にガスバーナ等の熱源がある場合には熱源から離し、あるいは水等の液体が機器内を流れる場合には漏出した液体がかからない位置を選定する。
コネクタ2には電線を束ねたハーネス3が接続されており、このハーネス3を構成する電線は各々ハイブリッドIC1のピン15に電気的に接続されるように構成されている。
図2を参照して、4は機器内に取り付けられたセンサや、モータ等のドライバ回路(負荷類)である。そしてハーネス3はこれら負荷類4に接続され、負荷類4がセンサである場合にはそのセンサからの検知信号をハイブリッドICに入力され、負荷類4がドライバ回路である場合には、そのドライバ回路を介してモータ等の負荷の作動を制御するように構成されている。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、ハイブリッドIC単独で制御装置として機能する場合には、ハイブリッドICを取り付けるためのプリント基板やそのプリント基板を収納するケーシングが不要になり、制御装置全体を従来のものに比べて大幅に小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】ハーネスの接続状態を示す図
【図3】従来の制御装置の形状を示す図
【符号の説明】
1 ハイブリッドIC
2 ソケット
3 ハーネス
4 負荷類
11 絶縁基板
100 ケーシング
101 プリント基板
Claims (2)
- ハイブリッドICを用い、機器の作動を制御する制御装置であって、機器の制御に必要な機能を単独で有するハイブリッドICをソケットにセットし、ソケットから延出するハーネスを機器内の各所に直接配線して機器の作動を制御するようにしたことを特徴とする制御装置。
- 上記ソケットは器具内の所定の位置に固定することができることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003032683A JP2004247065A (ja) | 2003-02-10 | 2003-02-10 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003032683A JP2004247065A (ja) | 2003-02-10 | 2003-02-10 | 制御装置 |
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JP2004247065A true JP2004247065A (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=33018957
Family Applications (1)
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JP2003032683A Pending JP2004247065A (ja) | 2003-02-10 | 2003-02-10 | 制御装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2004247065A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009264649A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Rb Controls Co | コンロ装置 |
JP2013014928A (ja) * | 2011-07-04 | 2013-01-24 | Paloma Co Ltd | 燃焼システム、及び融雪システム |
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2003
- 2003-02-10 JP JP2003032683A patent/JP2004247065A/ja active Pending
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