JP2002208658A - ハイブリッドic及びその製造方法 - Google Patents

ハイブリッドic及びその製造方法

Info

Publication number
JP2002208658A
JP2002208658A JP2001001108A JP2001001108A JP2002208658A JP 2002208658 A JP2002208658 A JP 2002208658A JP 2001001108 A JP2001001108 A JP 2001001108A JP 2001001108 A JP2001001108 A JP 2001001108A JP 2002208658 A JP2002208658 A JP 2002208658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
printed wiring
wiring board
hybrid
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001001108A
Other languages
English (en)
Inventor
Nariisa Tejima
成功 手島
Takeshi Kosaka
武史 小坂
Mitsuhiro Namiki
光博 並木
Teru Kotajima
照 古田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP2001001108A priority Critical patent/JP2002208658A/ja
Publication of JP2002208658A publication Critical patent/JP2002208658A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/93Batch processes
    • H01L24/95Batch processes at chip-level, i.e. with connecting carried out on a plurality of singulated devices, i.e. on diced chips
    • H01L24/97Batch processes at chip-level, i.e. with connecting carried out on a plurality of singulated devices, i.e. on diced chips the devices being connected to a common substrate, e.g. interposer, said common substrate being separable into individual assemblies after connecting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/14Integrated circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/156Material
    • H01L2924/15786Material with a principal constituent of the material being a non metallic, non metalloid inorganic material
    • H01L2924/15787Ceramics, e.g. crystalline carbides, nitrides or oxides
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/19Details of hybrid assemblies other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/191Disposition
    • H01L2924/19101Disposition of discrete passive components
    • H01L2924/19105Disposition of discrete passive components in a side-by-side arrangement on a common die mounting substrate

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの固定強度を高め且つ製造が容易な
ハイブリッドIC及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 印刷配線板11の一方の主面に、ソケッ
ト型シェルの開口部内に接触子を有するコネクタ13
と、電子部品12a〜12iとを実装し、コネクタ13
の開口部13aを除いてコネクタ13と全ての電子部品
12a〜12iとを封止するように印刷配線板11の一
方の主面に樹脂層15を形成してなるハイブリッドIC
を構成する。コネクタ13と全ての電子部品12a〜1
2iが樹脂層15によって封止されているので、印刷配
線板11に対するコネクタ13の固定強度を高めること
ができると共にコネクタ13や電子部品12の端子の短
絡を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッドIC
及びその製造方法に関し、特に印刷配線板上にソケット
型コネクタが実装されたハイブリッドICに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷配線板上に複数の電子部品を
搭載してなる小型のハイブリッドICが急速に普及して
きた。この種のハイブリッドICには外部回路の接続の
ための小型コネクタを実装したものが存在する。例え
ば、図2に示すように、携帯電話に用いる電池パックに
内蔵される電池保護回路のハイブリッドIC20は、印
刷配線板21の一方の主面上に電子部品22(22a〜
22i)とコネクタ23が実装され、印刷配線板21の
他方の主面には電池セル(図示せず)との接続のための
端子電極24が設けられている。
【0003】また、コネクタ23は、ソケット型コネク
タであり、開口部23a内に複数の接触子23bを備え
ると共に、クリップ型の接続端子23cと固定端子23
dを有しており、固定端子23dは一方の主面にコネク
タの浮きを抑えるように半田付けされている。この接続
端子23cが印刷配線板21の他方の主面に設けられた
接続電極25に半田付けされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来例のハイブリッドICにおいては、クリップ型の
接続端子23cと固定端子23dを有するコネクタ23
を用いることによって、印刷配線板21に対するコネク
タ23の固定強度を高めようとしているが、固定強度を
高めるには限界があった。
【0005】また、クリップ型の接続端子23cは、印
刷配線板21の一方の主面から他方の主面に回り込む形
状であるため、接続端子23cが短絡しやすいので、電
池パックへの組み込みの際に、接続端子23cの絶縁処
理を行わなくてはならない。
【0006】さらに、印刷配線板21にコネクタ23を
実装するときに半田リフローを使用することができない
ので、製造に手間がかかっていた。
【0007】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、コネ
クタの固定強度を高め且つ製造が容易なハイブリッドI
C及びその製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、印刷配線板と、該印刷配線
板の一方の主面に実装されたソケット型シェルの開口部
内に接触子を有するコネクタと、該一方の主面に実装さ
れた電子部品と、前記コネクタの開口部を露呈した状態
で前記コネクタと電子部品とを封止するように前記印刷
配線板の一方の主面に形成された樹脂部とを有するハイ
ブリッドICを提案する。
【0009】該ハイブリッドICによれば、前記コネク
タと電子部品が前記樹脂部によって封止されているの
で、前記印刷配線板に対する前記コネクタの固定強度が
高まると共に、コネクタの端子や電子部品の端子電極の
短絡が防止される。また、前記コネクタの開口部は前記
樹脂部から露出されているので、コネクタはその機能を
発揮できる。
【0010】また、請求項2では、請求項1に記載のハ
イブリッドICにおいて、開口面が前記印刷配線板の主
面に対して直交し且つ前記印刷配線板の縁上に前記開口
面が位置するように前記コネクタが実装されているハイ
ブリッドICを提案する。
【0011】該ハイブリッドICによれば、前記コネク
タが、その開口面が前記印刷配線板の主面に対して直交
し且つ前記印刷配線板の縁上に前記開口面が位置するよ
うに実装されているので、印刷配線板上の実装スペース
を有効に使用でき、形状を小型にできる。さらに、ま
た、請求項3では、請求項1に記載のハイブリッドIC
において、開口面が前記印刷配線板の主面に対して平行
になるように前記コネクタが実装されているハイブリッ
ドICを提案する。
【0012】該ハイブリッドICによれば、前記コネク
タが、その開口面が前記印刷配線板の主面に対して平行
になるように実装されているので、前記印刷配線板の主
面に対して垂直方向にコネクタの抜き差しを行うことが
できる。
【0013】また、請求項4では、請求項1に記載のハ
イブリッドICにおいて、前記印刷配線板の他方の主面
に端子電極が設けられているハイブリッドICを提案す
る。
【0014】該ハイブリッドICによれば、前記印刷配
線板の他方の主面に端子電極が設けられているので、前
記コネクタを用いた接続以外の外部との接続に前記端子
電極を使用可能となる。
【0015】また、請求項5では、請求項1に記載のハ
イブリッドICにおいて、前記コネクタの開口面と前記
樹脂部の表面が同一平面上に存在するハイブリッドIC
を提案する。
【0016】該ハイブリッドICによれば、前記コネク
タの開口面が前記樹脂部の表面によりも奥まったところ
に位置しないので前記コネクタへの接続を容易に行える
と共に、前記コネクタの開口面が前記樹脂部の表面より
も突出していないので前記樹脂部によるコネクタの固定
強度を十分に得ることができる。
【0017】また、請求項6では、印刷配線板と、該印
刷配線板の一方の主面に実装されたソケット型シェルの
開口部内に接触子を有するコネクタと、該一方の主面に
実装された電子部品と、前記コネクタの開口部を露呈し
た状態で前記コネクタと電子部品とを封止するように前
記印刷配線板の一方の主面に形成された樹脂部とを有す
るハイブリッドICの製造方法であって、複数の印刷配
線板がマトリクス状に連設された集合基板を形成する工
程と、開口面を塞ぐように閉鎖部材が装着された前記コ
ネクタと前記電子部品を前記集合基板の一方の主面に実
装工程と、前記部品実装された集合基板の主面に前記電
子部品を覆うように固体化した前記樹脂部を形成する工
程と、前記樹脂部が形成された集合基板を個々の印刷配
線板に対応して分離する工程と、前記コネクタの開口を
塞ぐ閉鎖部材を除去する工程とを有するハイブリッドI
Cの製造方法を提案する。
【0018】該ハイブリッドICの製造方法によれば、
複数の印刷配線板がマトリックス状に連設された集合基
板を用い、最終的にこの集合基板を分離してハイブリッ
ドICを得るので、基板材料の無駄が大幅に低減され
る。さらに、集合基板の分離と共に、バリ取り等の整形
を同時に行うことが可能である。また、集合基板の状態
で前記樹脂部を形成するので、集合基板を用いずに個々
の印刷配線板を用いて製造する場合に比べて工程数が削
減される。さらにまた、前記樹脂部によって前記コネク
タの固定強度が高められると共に電子部品は外部から保
護される。また、前記コネクタの開口部を塞ぐ閉鎖部材
を除去することにより、コネクタの開口部が外部に露出
され、コネクタはその機能を発揮できる。
【0019】また、請求項7では、請求項6に記載のハ
イブリッドICの製造方法において、前記開口面が印刷
配線板の主面に対して直交し且つ隣接する印刷配線板の
境界線上に前記開口面が位置するように前記コネクタを
実装し、前記樹脂部が形成された集合基板を個々の印刷
配線板に対応して分離する工程において、分離と同時に
前記コネクタの開口を塞ぐ閉鎖部材を除去するハイブリ
ッドICの製造方法を提案する。
【0020】該ハイブリッドICの製造方法によれば、
前記分離と同時に前記コネクタの開口を塞ぐ閉鎖部材が
除去されるので、製造時の工程数が削減される。
【0021】また、請求項8では、印刷配線板と、該印
刷配線板の一方の主面に実装されたソケット型シェルの
開口部内に接触子を有するコネクタと、該一方の主面に
実装された電子部品と、前記コネクタの開口部を露呈し
た状態で前記コネクタと電子部品とを封止するように前
記印刷配線板の一方の主面に形成された樹脂部とを有す
るハイブリッドICの製造方法であって、所定の配線パ
ターンを有する第1印刷配線板領域と、該第1印刷配線
板領域の配線パターンと対称な配線パターンを有する第
2印刷配線板領域とを1つずつ組みにして隣接させると
共に、該第1及び第2印刷配線板領域がマトリクス状に
連設された集合基板を形成する工程と、前記各組の第1
印刷配線板領域と第2印刷配線板領域の境界線上にコネ
クタの境界が位置するように、前記コネクタが2個連接
されたコネクタ部材を実装する工程と、前記電子部品を
前記集合基板の一方の主面に実装する工程と、前記部品
実装された集合基板の主面に前記電子部品を覆うように
固体化した前記樹脂部を形成する工程と、前記樹脂部が
形成された集合基板を個々の印刷配線板に対応して分離
すると同時に前記コネクタ部材を2つのコネクタに分離
する工程とを有するハイブリッドICの製造方法を提案
する。
【0022】該ハイブリッドICの製造方法によれば、
印刷配線板となる複数の第1及び第2印刷配線板領域が
マトリックス状に連設された集合基板を用い、最終的に
この集合基板を分離してハイブリッドICを得るので、
基板材料の無駄が大幅に低減される。また、2つのコネ
クタが連接されたコネクタ部材を前記集合基板に実装す
るので、コネクタの実装にかかる時間が短縮される。さ
らに、集合基板の分離と同時に前記コネクタ部材を2つ
のコネクタに分離できると共にバリ取り等の整形も同時
に行うことが可能になる。また、集合基板の状態で前記
樹脂部を形成するので、集合基板を用いずに個々の印刷
配線板を用いて製造する場合に比べて工程数が削減され
る。さらにまた、前記樹脂部によって前記コネクタの固
定強度が高められると共に電子部品は外部から保護され
る。また、前記集合基板の分離と同時にコネクタの開口
部が外部に露出され、コネクタはその機能を発揮でき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
【0024】本実施形態では、ハイブリッドICの一例
として携帯電話用電池パック内に設けられる電池保護回
路をなすハイブリッドICに関して説明する。
【0025】図1は、本発明の第1実施形態におけるハ
イブリッドICを示す外観斜視図である。図において、
10はハイブリッドICで、所定の大きさ、例えば厚さ
5.5mm、幅7.0mm、長さ40.0mmの直方体
形状を成し、基板上にプリント配線パターンが形成され
た印刷配線板11と、印刷配線板11の部品実装面(一
方の主面:図1における上面)に実装された複数の電子
部品12(12a〜12i)及びコネクタ13と、電子
部品12を覆うように印刷配線板11の上面に形成され
た樹脂層(封止樹脂)15とから構成されている。
【0026】コネクタ13は、バッテリーパックの外部
との接続を行うためのもので、直方体形状を有するソケ
ット型コネクタであり、開口部13a内に複数の接触子
13bを備えると共に、その底面に接続用の端子(図示
せず)を有している。この底面の接続端子が印刷配線板
11の主面に設けられた接続電極に半田付けされてい
る。また、コネクタ13は、その開口面が印刷配線板1
1の主面に対して直交するように配置されると共に印刷
配線板11の縁上に開口面が位置するように実装されて
いる。このため、コネクタ13の開口部13aは樹脂層
15の側面に露出されている。
【0027】印刷配線板11は、例えば上面が長方形を
成す厚さ0.4mmのセラミック基板からなり、その一
方の主面に電子部品実装用のランド電極(図示せず)が
形成され、他方の主面(図1における下面)には3つの
端子電極14が形成されている。この端子電極14は、
電池パック内の電池セル(図示せず)と接続される。
【0028】樹脂層15は、例えば、防水性と耐薬品性
を有する透明な樹脂、例えば、電池に使用する電解液漏
れによる化学変化を防止するような樹脂等、耐アルカリ
性、耐酸性、耐食性のある樹脂からなる。絶縁性や耐熱
性を有する樹脂、熱硬化性樹脂或いは紫外線硬化性樹脂
などを用いても良い。また、透光性をもたない樹脂であ
っても良い。また、例えばフェライトのフィラーを含む
樹脂でも良い。また、印刷配線板11はセラミック基板
に限らず、ガラスエポキシ基板、紙エポキシ基板、紙フ
ェノール基板、フレキシブル基板等でも良い。
【0029】また、樹脂層15を形成する樹脂は、電子
部品12の表面と印刷配線板11の表面との間の距離す
なわち隙間よりも粒径の小さいものを用いている。これ
により、前記隙間に樹脂を充填することができ、電子部
品12の端子間の短絡防止や強度の向上を図ることがで
きる。ここで、樹脂の最大粒径が前記隙間よりも小さい
ときは任意の樹脂粒子が前記隙間に充填可能である。
尚、樹脂の最小粒径のみが前記隙間よりも小さい樹脂を
用いても良い。この場合は最小粒径の樹脂粒子のみが前
記隙間に充填される。また、前記樹脂の平均粒径が前記
隙間よりも小さい樹脂を用いた場合は、前記隙間よりも
粒径が小さい樹脂粒子のみが前記隙間に充填される。
【0030】前述の構成よりなるハイブリッドIC10
によれば、コネクタ13と全ての電子部品12が樹脂層
15によって封止されているので、コネクタ13が印刷
配線板11に対して強固に固定されると共に全体の機械
的強度が向上する。さらに、印刷配線板11との接続の
ためのコネクタ13の端子や電子部品12の端子電極の
短絡が樹脂層15によって防止される。また、コネクタ
13の開口部13aは樹脂層15から露出されているの
で、コネクタ13はその機能を十分に発揮できる。
【0031】また、印刷配線板11に実装された電子部
品12は、防水性と耐薬品性を有する樹脂からなる樹脂
層15によって封止されているので、防水性と耐薬品性
に優れたハイブリッドIC10となり、例えば電子セル
からの液漏れが生じたときにも回路が保護される。
【0032】また、樹脂層15を設けたことによって、
ハイブリッドIC10の形状を直方体に形成したので、
トレイやテーピング或いはバルクフィーダ等の各種の部
品供給方法に対応した梱包形態に容易に対応することが
できる。さらに、印刷配線板11が樹脂層15によって
補強されているので、検査時において印刷配線板11が
撓むことが無い。
【0033】次に、前述したハイブリッドIC10の製
造方法を図4に示す工程説明図を参照して説明する。
【0034】まず、複数のハイブリッドIC10の印刷
配線板11がマトリクス状に連設された集合基板31を
形成する(集合基板製造工程)。ここでは12個の印刷
配線板11を2×6のマトリクス状に配置した集合基板
31を形成した。
【0035】次いで、この集合基板31の上面に電子部
品12とコネクタ13を実装する(電子部品実装工
程)。ここで、図5に示すように、コネクタ13を集合
基板31に実装する際に、その開口部13aを塞ぐよう
に閉鎖部材16を装着する。これは、この後に樹脂層1
5を形成するときに開口部13a内に樹脂が充填される
ことを防止するためである。また、閉鎖部材16として
は、コネクタ13の開口面の縁に貼り付けるような板状
或いはフィルム状のもので、その厚さは、図6に示すよ
うに、後述する分離工程において用いるダイサーの刃の
厚さD1以下に設定することが好ましい。このように、
閉鎖部材16の厚さを設定することにより、ダイサーで
切断するときに閉鎖部材16を除去することができる。
さらに、集合基板31に電子部品12とコネクタ13を
実装する際にこれらに対してベーキング処理を施して水
分(湿気)を取り除くことが好ましい。水分を取り除か
ないで半田付けを行うと思わぬ短絡事故が発生する。即
ち、吸湿した状態で半田付けを行うと、半田付けの際の
熱によって膨張した水分による力の逃げ場が無くなり、
一般にポップコーン現象と称される現象が生じて基板に
クラックが発生する。このクラックに半田が流れ込んで
回路を短絡することが多々ある。
【0036】次に、集合基板31の上面側に真空印刷法
を用いて樹脂層15を形成する(樹脂層形成工程)。真
空印刷法による樹脂層15の形成は、図7に示すよう
に、集合基板31が水平状態で嵌入することが可能な枠
部材42に集合基板31を装着して基台41に載置し、
2Torr(=266.644Pa)の真空にして脱法
を行う(準備工程)。次いで、集合基板31の上面側に
前述した樹脂43を印刷して樹脂を供給する(第1回目
の印刷工程)。この状態では集合基板31上の電子部品
12やコネクタ13の周囲には気泡状の空間が形成され
ていることが多い。
【0037】この後、真空度を例えば150Torr程
度まで上げて差圧を発生させ、上記電子部品12やコネ
クタ13の周囲空間に樹脂43を充填させる(樹脂充填
工程)。これにより、樹脂43の表面には陥没が生じる
ので、この陥没内に樹脂43を充填するために、真空度
を解除した非真空状態で再度樹脂43を印刷する(第2
回目印刷工程)。
【0038】次いで、樹脂43を硬化させてから、基台
41及び枠部材42から集合基板31を取り外して、樹
脂層形成工程を終了する。
【0039】尚、樹脂層15を形成する前に集合基板3
1の表面及び電子部品12の表面などに付着しているフ
ラックスを洗浄するなどして十分に除去することが好ま
しい。集合基板31の表面及び電子部品12やコネクタ
13の表面などにフラックスが付着したまま樹脂層15
を形成すると、これらの表面への樹脂の接着強度が低下
する。
【0040】次に、樹脂層15を形成した集合基板31
をダイシング装置を用いて切断する。このとき、個々の
印刷配線板11間の境界線に沿ってマトリクス状に切断
することによりハイブリッドIC10が得られる(分離
工程)。また、この切断のときにコネクタ13の開口部
13aを塞いでいた閉鎖部材16が除去されて、ハイブ
リッドIC10の側面に開口部13aが露出され、コネ
クタ13の機能を発揮できるようになる。
【0041】前述したハイブリッドIC10の製造方法
によれば、複数の印刷配線板がマトリクス状に連設され
た集合基板31を用いているので、基板材料の無駄を大
幅に低減することができる。
【0042】さらに、集合基板31の状態で樹脂層15
を形成すると共に集合基板31の分離と共にバリ取りや
閉鎖部材16の除去等の整形を同時に行うことができる
ので、集合基板を用いずに個々の印刷配線板を用いて製
造する場合に比べて工程数が削減される。
【0043】また、樹脂封止技術として周知であるトラ
ンスファー成型技術を用いて樹脂層15を形成した場
合、金型が必要、プレス機が必要、封止したものにバリ
がでる、空気の巻き込みがあり封止した中にボイド(気
泡)が入りやすい、といった欠点があったが、真空印刷
法を用いることによりこれら全てを解消することができ
る。
【0044】さらにまた、樹脂層15を真空印刷法によ
って形成しているので、電子部品12やコネクタ13の
周囲に隙間無く樹脂層15を形成することができ、コネ
クタ13を強固に固定できると共にハイブリッドIC1
0の耐久性を高めることができる。
【0045】また、上記ハイブリッドIC10は、樹脂
層15が真空印刷法によって形成されるため、樹脂層1
5の表面を平面に形成できるので自動装着機による吸着
が容易であると共に、高密度実装が容易に可能である。
【0046】尚、製造時の分離工程においてコネクタ1
3の閉鎖部材16を完全に除去できず、閉鎖部材16の
破片が隣接するハイブリッドIC10の樹脂層15に残
るような場合は、図8に示すように、コネクタ13の開
口部13a側に緩衝領域32bを設けて印刷配線板11
の領域32aをマトリクス状に配置した集合基板32を
用いると良い。この集合基板32を用いることによっ
て、基板材料の無駄が少々発生するが、コネクタ13に
装着した閉鎖部材16の破片は緩衝領域32bの樹脂層
に付着するので、製品としてのハイブリッドIC10に
閉鎖部材16の破片は残らない。
【0047】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
【0048】図9は、第2実施形態におけるハイブリッ
ドIC10Bを示す外観斜視図である。図において、前
述した第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもって
表しその説明を省略する。また、第2実施形態と第1実
施形態との相違点は、コネクタ13を印刷配線板11の
長手方向の中央に配置したこと及びその製造方法であ
る。
【0049】即ち、第2実施形態のハイブリッドIC1
0Bは、印刷配線板11の長手方向の中央にコネクタ1
3が配置され、その開口部13aが樹脂層15の側面に
露出されている。また、コネクタ13は、その開口部1
3a内の接触子13bが左右対称に配置されているもの
である。
【0050】次に、第2実施形態におけるハイブリッド
IC10Bの製造方法を説明する。
【0051】まず、図10に示すような集合基板33を
形成する(集合基板製造工程)。ここでは16個の印刷
配線板11を2×8のマトリクス状に配置した集合基板
33を形成した。集合基板31は、ハイブリッドIC1
0Bの印刷配線板11となる第1及び第2の印刷配線板
領域33a,33bがマトリクス状に連設された集合基
板33である。また、集合基板33は、その周縁部にマ
ーカー領域33cを有し、マーカー領域に33cには切
断位置を示すマーク33dが付けられている。尚、表示
によるマーク33dに代えて切り込みや凹部等によるマ
ークを付けても良い。また、集合基板33は、セラミッ
ク基板、ガラスエポキシ基板、紙エポキシ基板、紙フェ
ノール基板等のいずれの材質からなる基板でも良く、ハ
イブリッドIC10Bの用途等に合わせて適宜選択する
ことが好ましい。
【0052】ここで、図10及び図11に示すように、
第1の印刷配線板領域33aと第2の印刷配線板領域3
3bは、それぞれのコネクタ13の位置が向き合うよう
に隣接され、第1の印刷配線板領域33aに形成される
印刷配線パターンと第2の印刷配線板領域33bに形成
される印刷配線パターンとは基板面内において点対称に
形成されている。
【0053】次いで、この集合基板31の上面に電子部
品12とコネクタ13を実装する(電子部品実装工
程)。ここで、2個のコネクタ13が開口部13aを対
向させて連接されたコネクタ部材17を用意しておき、
部品実装のときはコネクタ部材17を集合基板33に実
装する。これにより、コネクタ13の開口部13aが塞
がれた状態になり、第1実施形態のように閉鎖部材16
を用いることなく、樹脂層15の形成時に開口部13a
に樹脂が充填されることを防止することができる。ま
た、2個のコネクタ13を1度に実装できるので、部品
実装にかかる時間を短縮することができる。
【0054】電子部品12とコネクタ部材17を実装し
た後に、集合基板31の上面側に樹脂層15を形成する
(樹脂層形成工程)。
【0055】樹脂層15の形成は、図12に示すよう
に、電子部品12とコネクタ部材17が実装された集合
基板33を水平状態で載置することが可能な基台41の
上に集合基板33を載置し、マーク33dを隠すように
マーカー領域33cの周縁部に重ねて枠部材42を固定
する。次いで、集合基板33の上面側に前述した樹脂4
3を流し込む。次いで、樹脂43を硬化させてから、枠
部材42を取り外した後、基台41から集合基板33を
取り外して、樹脂層形成工程を終了する。ここでは、単
に樹脂43を流し込むだけで樹脂層15を形成している
が、第1実施形態のように真空印刷法を用いても良い。
【0056】次に、樹脂層15を形成した集合基板33
をダイシング装置を用いて切断する。このとき、図13
に示すように、集合基板33のマーカー領域33cに付
けられたマーク33dを目印として切断位置を決定して
ダイシング装置44を位置決めする。これにより、集合
基板33が個々の印刷配線板11(第1及び第2の印刷
配線板領域)間の境界線に沿ってマトリクス状に切断さ
れると共にコネクタ部材17が2つのコネクタ13に切
断され、ハイブリッドIC10Bが得られる(分離工
程)。従って、集合基板33の分離と同時にコネクタ1
3の開口部13aが外部に露出され、コネクタ13はそ
の機能を発揮できる。
【0057】前述の構成よりなるハイブリッドIC10
Bによれば、コネクタ13と全ての電子部品12が樹脂
層15によって封止されているので、コネクタ13が印
刷配線板11に対して強固に固定される。さらに、印刷
配線板11との接続のためのコネクタ13の端子や電子
部品12の端子電極の短絡が樹脂層15によって防止さ
れる。また、コネクタ13の開口部13aは樹脂層15
から露出されているので、コネクタはその機能を十分に
発揮できる。
【0058】また、印刷配線板11に実装された電子部
品12は、防水性と耐薬品性を有する樹脂からなる樹脂
層15によって封止されているので、防水性と耐薬品性
に優れたハイブリッドIC10となり、例えば電子セル
からの液漏れが生じたときにも回路が保護される。
【0059】次に、本発明の第3実施形態を説明する。
【0060】図14は、第3実施形態におけるハイブリ
ッドIC10Cを示す外観斜視図である。図において、
前述した第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもっ
て表しその説明を省略する。また、第3実施形態と第1
実施形態との相違点は、印刷配線板11の主面に対して
平行な樹脂層15表面に開口部18aが露出するように
したことである。
【0061】即ち、コネクタ18は、前述したコネクタ
13と同様にバッテリーパックの外部との接続を行うた
めのもので、直方体形状を有するソケット型コネクタで
あり、開口部18a内に複数の接触子18bを備えてい
る。さらに、開口面に対向する面、即ち図14における
底面に接続用の端子(図示せず)を有している。この底
面の接続端子が印刷配線板11の主面に設けられた接続
電極に半田付けされている。また、コネクタ18は、そ
の開口面が印刷配線板11の主面に形成された樹脂層1
5の上面に露出している。
【0062】前述のハイブリッドIC10Cの製造方法
は第1の実施形態とほぼ同じであり、異なる点は分離工
程において樹脂層15の上面側も切断することである。
【0063】即ち、製造時には、まず、複数のハイブリ
ッドIC10Cの印刷配線板11がマトリクス状に連設
された集合基板31を形成する(集合基板製造工程)。
【0064】次いで、この集合基板31の上面に電子部
品12とコネクタ18を実装する(電子部品実装工
程)。ここで、図15に示すように、コネクタ18を集
合基板31に実装する際に、その開口部18aを塞ぐよ
うに閉鎖部材19を装着する。これは、この後に樹脂層
15を形成するときに開口部18a内に樹脂が充填され
ることを防止するためである。また、閉鎖部材19とし
ては、コネクタ13の開口面の縁に貼り付けるような板
状或いはフィルム状のもので良い。
【0065】次に、集合基板31の上面側に樹脂層15
を形成する(樹脂層形成工程)。樹脂43を硬化させて
から、基台41及び枠部材42から集合基板31を取り
外して、樹脂層形成工程を終了する。
【0066】次に、樹脂層15を形成した集合基板31
をダイシング装置44を用いて切断する。このとき、ま
ず、樹脂層15の上面側を切断することにより、コネク
タ18の開口部18aを露出させる。次いで、個々の印
刷配線板11間の境界線に沿ってマトリクス状に切断す
ることによりハイブリッドIC10Cが得られる(分離
工程)。
【0067】前述した第3実施形態のハイブリッドIC
10Cにおいても、コネクタ18と全ての電子部品12
が樹脂層15によって封止されているので、コネクタ1
8が印刷配線板11に対して強固に固定される。さら
に、印刷配線板11との接続のためのコネクタ18の端
子や電子部品12の端子電極の短絡が樹脂層15によっ
て防止される。また、コネクタ18の開口部18aは樹
脂層15から露出されているので、コネクタはその機能
を十分に発揮できる。さらに、印刷配線板11の主面に
対して平行な面にコネクタ18の開口部18aを露出さ
せることができるので、印刷配線板11の主面に対して
垂直方向にコネクタの抜き差しを行うことができる。
【0068】また、印刷配線板11に実装された電子部
品12は、防水性と耐薬品性を有する樹脂からなる樹脂
層15によって封止されているので、防水性と耐薬品性
に優れたハイブリッドIC10Cとなり、例えば電子セ
ルからの液漏れが生じたときにも回路が保護される。
【0069】尚、上記第1乃至第3実施形態は本願発明
の一具体例であって、本願発明がこれらの構成のみに限
定されることはない。例えば、印刷配線板11の端子電
極14にリード端子や端子電極板が接続されているハイ
ブリッドICを構成しても良い。
【0070】また、上記実施形態では、集合基板の切断
に、ダイシング装置を用いたが、これに限らず、レー
ザ、ウォーター、ワイヤー等で集合基板を各基板に切断
しても良い。この場合、基板及び樹脂層の形状を丸形、
三角形、その他の多角形などに形成しても良く、使用形
態に合わせて柔軟に整形することができる。
【0071】また、本実施形態ではハイブリッドIC1
0の機能を携帯電話用電池パック内に設けられる電池保
護回路をなすハイブリッドICを一例として説明した
が、本発明は種々のハイブリッドICに適用可能であ
る。例えば、高周波パワーアンプ、電子ボリューム、D
C/DCコンバータ、FETスイッチ、小電力テレメー
タ、キーレス送信機、インバータ等に適用可能である。
【0072】また、第1実施形態のようにコネクタ13
の開口部13aが樹脂層15の側面に露出されているハ
イブリッドIC10を製造する場合、図17及び図18
に示すように、開口部が貫通したコネクタ13Cが開口
部を連通するように複数連続して形成されたコネクタ部
材50を集合基板31に実装して切断しても良い。これ
により得られたハイブリッドIC10Dは、図18に示
すように樹脂層15の対向する2つの側面にコネクタ1
3Cの開口部が露出され、これら2つのうちの何れの開
口部を用いてもコネクタ13Cに接続可能となる。
【0073】また、第1実施形態における真空印刷法を
用いた樹脂層形成工程において、枠部材42に代えて図
19及び図20に示すようなマスク61を用いても良
い。図に示すマスク61はトレイ形状を成し、底面の中
央部に集合基板31に対応した面積の開口部61aを有
すると共に開口部61aの周囲に樹脂43の保持領域6
1bが設けられている。さらに、開口部61aの下側に
は開口部61aを囲むように遮蔽壁61cが下方に突出
して設けられている。集合基板31上に樹脂層を形成す
るときは、図20に示すように、基台41上に電子部品
を実装した集合基板31を載置した後、集合基板31上
でマスク61の底面を形成対象となる樹脂層の高さに合
わせて固定し、スキージ62によって樹脂43を開口部
61aの全面を移動して開口部61a内に流し込む。上
記のマスク61を用いることに、遮蔽壁61cの高さを
変更するだけで樹脂層15の高さを容易に変更すること
ができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1乃
至請求項5に記載のハイブリッドICによれば、コネク
タと全ての電子部品が樹脂部によって封止されているの
で、印刷配線板に対する前記コネクタの固定強度を従来
に比べて大幅に高めることができると共に、前記コネク
タの端子や電子部品の端子電極の短絡を容易に防止する
ことができる。さらに、印刷配線板へのコネクタ実装を
半田リフローによって行うことができるため、従来例の
ように半田コテを用いたコネクタの実装作業を行う必要
がないので、製造工程の簡略化を図ることができる。
【0075】また、請求項6乃至請求項8に記載のハイ
ブリッドICの製造方法によれば、前記請求項1乃至請
求項5に記載のハイブリッドICを容易に製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるハイブリッドI
Cを示す外観斜視図
【図2】従来例のハイブリッドICを示す外観斜視図
【図3】従来例のハイブリッドICの要部を示す側面図
【図4】本発明の第1実施形態におけるハイブリッドI
Cの製造方法を説明する工程説明図
【図5】本発明の第1の実施形態における部品実装工程
を説明する図
【図6】本発明の第1の実施形態におけるコネクタ開口
部の閉鎖部材を説明する図
【図7】本発明の第1の実施形態における樹脂層形成工
程を説明する図
【図8】本発明の第1の実施形態における集合基板の他
の例を示す構成図
【図9】本発明の第2実施形態におけるハイブリッドI
Cを示す外観斜視図
【図10】本発明の第2実施形態における集合基板及び
その配線パターンを示す図
【図11】本発明の第2実施形態における集合基板及び
その部品配置を示す図
【図12】本発明の第2実施形態における樹脂層形成工
程を説明する図
【図13】本発明の第2実施形態における分離工程を説
明する図
【図14】本発明の第3実施形態におけるハイブリッド
ICを示す外観斜視図
【図15】本発明の第3の実施形態における部品実装工
程を説明する図
【図16】本発明の第3実施形態におけるハイブリッド
ICの製造工程の要部説明図
【図17】本発明に係るコネクタ実装方法の他の例を説
明する図
【図18】本発明に係る他のコネクタを実装したハイブ
リッドICを示す外観斜視図
【図19】本発明に係る樹脂層形成方法の他の例を説明
する図
【図20】本発明に係る樹脂層形成方法の他の例を説明
する図
【符号の説明】
10,10B,10C,10D…ハイブリッドIC、1
1…印刷配線板、12(12a〜12i)…電子部品、
13…コネクタ、14…端子電極、15…樹脂層、16
…閉鎖部材、17…コネクタ部材、18…コネクタ、1
9…閉鎖部材、31,32,33…集合基板、31a…
印刷配線板領域、32b…緩衝領域、33a…第1の印
刷配線板領域、33b…第2の印刷配線板領域、33c
…マーカー領域、33d…マーク、41…基台、42…
枠部材、43…樹脂、44…ダイシング装置、50…コ
ネクタ部材、61…マスク、61a…開口部、61b…
樹脂保持領域、62…スキージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 並木 光博 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 古田島 照 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 Fターム(参考) 4M109 AA01 BA04 DB15 GA02 5F061 AA01 BA04 CA12 CB02 CB13 FA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷配線板と、該印刷配線板の一方の主
    面に実装されたソケット型シェルの開口部内に接触子を
    有するコネクタと、該一方の主面に実装された電子部品
    と、前記コネクタの開口部を露呈した状態で前記コネク
    タと電子部品とを封止するように前記印刷配線板の一方
    の主面に形成された樹脂部とを有することを特徴とする
    ハイブリッドIC。
  2. 【請求項2】 開口面が前記印刷配線板の主面に対して
    直交し且つ前記印刷配線板の縁上に前記開口面が位置す
    るように前記コネクタが実装されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のハイブリッドIC。
  3. 【請求項3】 開口面が前記印刷配線板の主面に対して
    平行になるように前記コネクタが実装されていることを
    特徴とする請求項1に記載のハイブリッドIC。
  4. 【請求項4】 前記印刷配線板の他方の主面に端子電極
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のハ
    イブリッドIC。
  5. 【請求項5】 前記コネクタの開口面と前記樹脂部の表
    面が同一平面上に存在することを特徴とする請求項1に
    記載のハイブリッドIC。
  6. 【請求項6】 印刷配線板と、該印刷配線板の一方の主
    面に実装されたソケット型シェルの開口部内に接触子を
    有するコネクタと、該一方の主面に実装された電子部品
    と、前記コネクタの開口部を露呈した状態で前記コネク
    タと電子部品とを封止するように前記印刷配線板の一方
    の主面に形成された樹脂部とを有するハイブリッドIC
    の製造方法であって、 複数の印刷配線板がマトリクス状に連設された集合基板
    を形成する工程と、 開口面を塞ぐように閉鎖部材が装着された前記コネクタ
    と前記電子部品を前記集合基板の一方の主面に実装工程
    と、 前記部品実装された集合基板の主面に前記電子部品を覆
    うように固体化した前記樹脂部を形成する工程と、 前記樹脂部が形成された集合基板を個々の印刷配線板に
    対応して分離する工程と、 前記コネクタの開口を塞ぐ閉鎖部材を除去する工程とを
    有することを特徴とするハイブリッドICの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記開口面が印刷配線板の主面に対して
    直交し且つ隣接する印刷配線板の境界線上に前記開口面
    が位置するように前記コネクタを実装し、 前記樹脂部が形成された集合基板を個々の印刷配線板に
    対応して分離する工程において、分離と同時に前記コネ
    クタの開口を塞ぐ閉鎖部材を除去することを特徴とする
    請求項6に記載のハイブリッドICの製造方法。
  8. 【請求項8】 印刷配線板と、該印刷配線板の一方の主
    面に実装されたソケット型シェルの開口部内に接触子を
    有するコネクタと、該一方の主面に実装された電子部品
    と、前記コネクタの開口部を露呈した状態で前記コネク
    タと電子部品とを封止するように前記印刷配線板の一方
    の主面に形成された樹脂部とを有するハイブリッドIC
    の製造方法であって、 所定の配線パターンを有する第1印刷配線板領域と、該
    第1印刷配線板領域の配線パターンと対称な配線パター
    ンを有する第2印刷配線板領域とを1つずつ組みにして
    隣接させると共に、該第1及び第2印刷配線板領域がマ
    トリクス状に連設された集合基板を形成する工程と、 前記各組の第1印刷配線板領域と第2印刷配線板領域の
    境界線上にコネクタの境界が位置するように、前記コネ
    クタが2個連接されたコネクタ部材を実装する工程と、 前記電子部品を前記集合基板の一方の主面に実装する工
    程と、 前記部品実装された集合基板の主面に前記電子部品を覆
    うように固体化した前記樹脂部を形成する工程と、 前記樹脂部が形成された集合基板を個々の印刷配線板に
    対応して分離すると同時に前記コネクタ部材を2つのコ
    ネクタに分離する工程とを有することを特徴とするハイ
    ブリッドICの製造方法。
JP2001001108A 2001-01-09 2001-01-09 ハイブリッドic及びその製造方法 Withdrawn JP2002208658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001108A JP2002208658A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 ハイブリッドic及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001108A JP2002208658A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 ハイブリッドic及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002208658A true JP2002208658A (ja) 2002-07-26

Family

ID=18869784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001001108A Withdrawn JP2002208658A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 ハイブリッドic及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002208658A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004247065A (ja) * 2003-02-10 2004-09-02 Rinnai Corp 制御装置
JP2010283036A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Murata Mfg Co Ltd 基板の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004247065A (ja) * 2003-02-10 2004-09-02 Rinnai Corp 制御装置
JP2010283036A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Murata Mfg Co Ltd 基板の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100691076B1 (ko) 전자 장치의 제조 방법 및 전자 장치 및 수지 충진 방법
JP4662324B2 (ja) 回路モジュール
TW521555B (en) Electronic device sealing electronic element therein and manufacturing method thereof, and printed wiring board suitable for such electronic device
US6815249B2 (en) Surface-mount device and method for manufacturing the surface-mount device
JP2008288610A (ja) 回路モジュールの製造方法
CN103280436B (zh) 表贴器件及其制备方法
JP3842229B2 (ja) 回路モジュール
US8222529B2 (en) Ceramic substrate and manufacturing method thereof
JP2002208658A (ja) ハイブリッドic及びその製造方法
JP2010287652A (ja) セラミックパッケージ
JP3739650B2 (ja) ハイブリッドic実装体及びハイブリッドic
WO2019235189A1 (ja) バスバー積層体及びそれを備える電子部品実装モジュール、バスバー積層体の製造方法
JP2001168493A (ja) 電子装置の製造方法及び電子装置
JP2001168493A5 (ja)
CN209545990U (zh) 一种用于三维立体封装的叠层pcb结构
JP3749666B2 (ja) ハイブリッドモジュール
JP2002190287A (ja) 電池保護モジュール及び電池パック
JP2002190663A (ja) ハイブリッドic
JPH02151496A (ja) 集積回路装置の製造方法
JP2002190564A (ja) ハイブリッドic及びその製造方法
JP2002190565A (ja) ハイブリッドic及びその製造方法
JPH0540582Y2 (ja)
JP3554189B2 (ja) 多数個取りセラミック配線基板
JP2006332932A (ja) 台座付水晶振動子
TWI299644B (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080401