JP2004242953A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】画面中への表示により進行状況を認識できるようにする。
【解決手段】パチンコ機等の遊技機に関し、抽選表示用図柄と装飾用図柄とのうちで少なくとも抽選表示用図柄を表示可能な表示部8を備え、抽選表示用図柄が表示部8に所定の形態で表示されることを契機として遊技者に有利な遊技状態となる特典を与えるように構成する。さらに、表示部8を二以上からなる複数の画面に分割し当該分割した各画面について抽選表示用図柄を所定の形態で表示可能な分割表示手段1と、分割した複数の画面のうちで一以上の画面を特定する画面特定手段2と、画面特定手段2によって特定した画面で変動表示9を行う変動表示手段6とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示部を備え、遊技者に特典を付与可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、できるだけ多くの変動表示を行えるようにするため、表示器の画面を複数に分割して表示する技術を開示した(例えば特許文献1を参照)。こうして分割した分割画面のそれぞれで変動表示を実現できる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−159684号公報(第3頁,図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、単に分割した分割画面でそれぞれ変動表示を実現したのでは、次々と変動表示を行なってゆくうちに遊技者は幾つの変動表示を終え、幾つの変動表示が未だ残っているのかが分からなくなる場合がある。これを解決するには、分割画面中で変動表示を実現するとともに、進行状況を表示して報知すればよい。
そこで、本発明は変動表示の進行状況を認識できるようにするために、分割画面中に進行状況を表示可能に構成した遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段1】
課題を解決するための手段1は、図1に模式的に示すように、抽選表示用図柄と装飾用図柄とのうちで少なくとも前記抽選表示用図柄を表示可能な表示部8を備え、前記抽選表示用図柄が前記表示部8に所定の形態(例えば同等の図柄で揃うことを意味するゾロ目の図柄パターン等)で表示されることを契機として遊技者に有利な遊技状態となる特典を与えるように構成した遊技機であって、
前記表示部8を二以上からなる複数の画面に分割し、当該分割した各画面について抽選表示用図柄を所定の形態で表示可能な分割表示手段1と、
分割した前記複数の画面のうちで一以上の画面を特定する画面特定手段2と、
前記画面特定手段2によって特定した画面で変動表示9を行うとともに、進行状況を表示可能な進行表示図柄7aを表示する変動表示手段6とを有する。
【0006】
上記手段1に記載した用語は、以下のように解釈する。当該解釈は特許請求の範囲および発明の詳細な説明に記載した用語についても同様である。
(1)「図柄」は表示部で表示可能な全てのものを対象とし、単図柄のみや二以上の単図柄からなる図柄群を意味する。例えば、文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる抽選表示用図柄(特別図柄,普通図柄等),装飾用図柄(前景図柄,背景図柄等)などが該当し、静止画であってもよく、アニメーション等の動画であってもよい。
(2)「停止」には完全に停止している表示のみならず、一時的に停止している表示を含む。また「停止」には静止する表示のみならず、基準位置を中心として任意の方向に任意の距離範囲で動かす表示を含む。
(3)「表示部」は一の表示器(あるいは表示装置)について図柄を表示可能な表示領域のほぼ全部であってもよく、当該表示領域の一部であってもよい。さらには一の表示器に限らず、二以上の表示器で構成してもよい。
(4)「所定の形態」には、いわゆるリーチ図柄や大当たり図柄等のような図柄パターン(図柄の組み合わせ)や、単図柄が該当する。
(5)「遊技者に有利な遊技状態となる特典」には、例えば変動表示期間の短縮(以下「時短」と呼ぶ。)や時短回数,当たり確率の変更(以下「確率変動」と呼ぶ。),入賞に伴う払い出し個数の変更,所要のラウンド数で行う大当たり遊技,入賞装置やゲート等に備えた可動部(蓋,羽根,翼片等)の作動などのような諸態様、あるいはこれら二以上の要素を任意に組み合わせた態様が該当する。
(6)「画面特定手段によって特定した画面で変動表示を行う」という場合には、特定後に変動表示を始める形態と、既に始めている変動表示を特定後も継続する形態との一方または双方が該当する。
【0007】
当該手段1によれば、分割表示手段1は複数の画面(いわゆる分割画面に相当する。以下同じ。)に分割する。図1の上側に示す例では、▲1▼から▲9▼までの丸付き数字(識別子)を付して示す九つの画面に分割している。当該識別子は実際に表示部8に表示してもよく、表示しなくてもよい。画面特定手段2は一又は二以上の画面を同時に特定する形態を二回以上行う。すなわち最小では二回行い、最大では分割した全ての画面を特定するまで行う。画面を特定する方法は任意であるが、例えば分割した複数の画面上で移動可能な進行表示図柄7aを用いて特定したり、点滅したり異色で表示する等で特定枠7bで特定したり、特定する画面の背景を他の画面と異ならせる等のような形態で実現する。変動表示手段6は、特定した画面で変動表示9を行うとともに、進行表示図柄7aを表示する。当該進行表示図柄7aは、変動表示9にかかる現在の進行状況を表示する。図1に示す例の進行表示図柄7aは、変動表示9を行う画面の数(Nb;数値等)を分母とし、変動表示9の順番(Na;数値等)を分子として「Na/Nb」のように進行状況を表示する。こうして表示された進行状況を見た遊技者は、幾つの変動表示9を終え、幾つの変動表示9が未だ残っているのかを認識することができる。なお、図1の例では変動表示9は中図柄にかかる変動表示を示すが、左図柄の変動表示や、右図柄の変動表示、あるいは全ての図柄の変動表示も該当する。
【0008】
【課題を解決するための手段2】
課題を解決するための手段2は、手段1に記載した遊技機であって、画面特定手段2はランダムに画面を特定するか、進行表示図柄7aを用いて画面を特定するかのいずれか一方または双方を行う。
【0009】
当該手段2によれば、変動表示手段6が変動表示9を行う画面をランダムに特定すれば、遊技者は次はどの画面が特定されるのかに興味を持つようになり、遊技を継続しても飽きない。また変動表示手段6が進行表示図柄7aを用いて画面を特定すれば、進行表示図柄7aを認識した遊技者は現在の状況を把握でき、しかも今後行われる変動表示9に期待してよいのか否かを推測できる。
【0010】
【課題を解決するための手段3】
課題を解決するための手段3は、手段1または2に記載した遊技機であって、変動表示手段6は特定した画面で行う変動表示9にかかる抽選表示用図柄を認識できるように進行表示図柄7aを表示する。
【0011】
当該手段3によれば、変動表示手段6は、抽選表示用図柄(特に変動表示9を停止した図柄)を認識できるように進行表示図柄7aを表示する。例えば、抽選表示用図柄と重ならない部位に進行表示図柄7aを表示する形態や、抽選表示用図柄と進行表示図柄7aとが重なる場合であっても抽選表示用図柄の内容を認識できるように表示する形態などが該当する。一の画面を見るだけで、遊技者は変動表示9の結果や途中経過、あるいは進行状況を把握できる。
【0012】
【課題を解決するための手段4】
課題を解決するための手段4は、手段1から3のいずれか一項に記載した遊技機であって、複数の画面の中から特定する画面を二以上選択する画面選択手段3を有する。
【0013】
当該手段4によれば、画面選択手段3は複数の画面の中から特定する二以上の画面を選択する。選択方法は任意であり、例えば乱数等を用いた抽選により行う。こうして一度分割表示された複数の画面の中から、変動表示9の対象となる画面を予め選択するので、画面を多く分割した場合でも変動期間がいたずらに長くなって遊技の進行を遅滞させる事態を防止できる。
【0014】
【課題を解決するための手段5】
課題を解決するための手段5は、手段1から4のいずれか一項に記載した遊技機であって、複数の画面の中から特定する画面の数を抽選によって決定する画面数決定手段4を有する。
【0015】
当該手段5によれば、画面数決定手段4は複数の画面の中から特定する画面の数を決定する。選択される画面の数に応じて、見た目上の抽選回数が増減する。よって、遊技者の期待感を適度に維持しつつ、変動期間がいたずらに長くなって遊技の進行を遅滞させる事態を防止できる。
【0016】
【課題を解決するための手段6】
課題を解決するための手段6は、手段1から5のいずれか一項に記載した遊技機であって、進行表示図柄7aは特定した画面の数との関係で何番目の変動表示9かを表示する。
【0017】
当該手段6によれば、図1に示す例のように、進行表示図柄7aには「Na(変動表示9を行う画面の数)/Nb(変動表示の順番)」のように表示する。当該表示を認識した遊技者は、進行状況を把握することができるので、今後行われる変動表示9に期待できるか否かを判断可能になる。
【0018】
【課題を解決するための手段7】
課題を解決するための手段7は、手段1から6のいずれか一項に記載した遊技機であって、
分割した複数の画面のうちで、一以上の画面で行う変動表示9について期待度を異ならせて設定する期待度設定手段5を有し、
画面特定手段2は、画面を特定してゆくにつれて、当該画面に前記期待度設定手段5によって設定された期待度が次第に大きくなるような画面を特定する。
【0019】
当該手段7によれば、期待度設定手段5は一以上の画面について期待度を異ならせて設定する。図1の上側に示す例では、▲1▼から▲9▼までの丸付き数字を付して示す九つの画面についてそれぞれ設定した期待度を括弧内に百分率で示す。例えば▲1▼の画面では期待度が10%に設定され、▲2▼の画面では期待度が40%に設定され、…、▲9▼の画面では期待度が90%に設定されている。当該期待度は実際に表示部8に表示してもよく、表示しなくてもよい。画面特定手段2は、期待度が次第に大きくなるような画面を特定してゆく。遊技者は画面特定手段2がより多くの画面を特定してゆくことを期待しながら遊技するようになるので、遊技者の期待感を維持することができる。
【0020】
【課題を解決するための手段8】
課題を解決するための手段8は、手段1から7のいずれか一項に記載した遊技機であって、変動表示手段6は分割した複数の画面との位置関係を認識可能に変動表示9を行う画面を拡大して表示する。
【0021】
当該手段8によれば、変動表示手段6は変動表示9を行おうとする画面を単に拡大して表示するだけでなく、分割した複数の画面との位置関係を認識可能に表示する。「位置関係を認識可能」とは、拡大前の表示部に表示された内容と、拡大後の表示部に表示された内容とを比較して、拡大して変動表示9を行おうとする画面が複数の画面のうちどの位置にあるかを認識できればよい。例えば、図1の上側に示す表示部8のように分割した各画面に識別子(他には文字や符号等)を付与して拡大の前後で表示し続ける形態や、図1の下側に示す表示部8のように位置関係(配置)を維持しながら変動表示9を行う画面▲9▼のみを拡大するとともに残りの画面▲1▼〜▲8▼を縮小して表示する形態などが該当する。このように表示すれば特定した画面で行う変動表示9が見易くなり、全体のうちでどの位置の画面を拡大表示しているのかも一目で分かる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用した例であって、図2〜図15を参照しながら説明する。なお簡単のために、単に「画面」と呼ぶ場合には分割画面を意味し、当該分割画面との対比で分割前の画面を「全体画面」と呼ぶ。
【0023】
図2は、パチンコ機に備える遊技盤10の外観を正面図で示す。当該遊技盤10は、後述するように液晶表示器14や通路等を有する役物装置12、当該役物装置12の下方に配置してパチンコ球が入賞可能な始動口22や、ソレノイド等によって開閉制御が可能な大入賞口24、その他に一般の入賞口,ゲート,障害釘,風車器等を適宜に配置する。
【0024】
始動口22はパチンコ球の入賞を検出する始動口センサ26と、後述するメイン制御基板120等からソレノイド28を制御して開閉可能な一対の可動片30(いわゆるチューリップ;可動部材)とを備える。始動口22は可動片30を開けた状態は当然のこと、閉じた状態でもパチンコ球が入賞可能に構成する。
表示部8に相当する液晶表示器14には、例えば文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる抽選表示用図柄(特別図柄,普通図柄等),装飾用図柄(前景図柄,背景図柄等)などが該当し、静止画でもよく、アニメーション等の動画でもよい。パチンコ球が始動口22に入賞すると特別図柄の変動表示を始め、当該変動表示を終えた後に保留数の範囲内で次回以降の変動表示を行うように構成する。液晶表示器14に代えて、セグメント素子,プラズマ表示装置,LED表示器等のような発光体を用いてもよい。
【0025】
図2の役物装置12を拡大して、正面図を図3に図示し、同じく斜視図を図4に図示する。このうち図3(A)には役物装置12の全体を図示し、図3(B)には上段ステージ46を拡大して図示し、図3(C)には中段ステージ50を拡大して図示し、図3(D)には下段ステージ52を拡大して図示する。
【0026】
役物装置12は、上述した液晶表示器14のほかに、パチンコ球がそれぞれ通行可能であって階段状に形成した通路(すなわち上段ステージ46,中段ステージ50,下段ステージ52)や、当該上段ステージ46にパチンコ球を誘導する誘導路16,38、始動口22の上方に備えたワープ出口32にパチンコ球を誘導するワープ入口42、パチンコ球を磁力や粘着力等により吸着させて開放ステージ48,54まで搬送可能な回転体20,34等を有する。開放ステージ48,54は、上段ステージ46に向けて下り傾斜させたスロープで形成する。
回転体20,34は、それぞれ後述するメイン制御基板120等からモータ44,40を制御して回転可能に構成する。例えば図4に示すように、正面から見て回転体20は右回転(矢印D4方向)させ、回転体34は左回転(矢印D2方向)させる。回転方向や回転速度は、遊技中に任意に設定(または変更)することができる。よって常時回転させたり、逆回転させることも可能である。
【0027】
図3(B)に示す上段ステージ46は、凸状に湾曲させた凸部46bを中央部に備え、凸部46bの左右両側には遊技者側(前側)に向けて緩やかに下り傾斜させたスロープ46a,46cを備える。図3(C)に示す中段ステージ50は、U字状に湾曲させた凹部50bを中央部に備え、左端部に向けて下り傾斜させたスロープ50aを凹部50bの左側に備え、右端部に向けて下り傾斜させたスロープ50cを凹部50bの右側に備える。図3(D)に示す下段ステージ52は、遊技者側に向けて緩やかに下り傾斜させたスロープ52bを中央部に備え、中央部側に向けて緩やかに下り傾斜させたスロープ52a,52cを備える。
【0028】
上述のように構成した役物装置12におけるパチンコ球の振る舞い例を図5を参照しながら説明する。分かり易くするために、当該図5ではパチンコ球Bが通行している部位(ステージ)に斜線ハッチを施している。
【0029】
図5(A)において誘導路38から入ったパチンコ球Bは、上段ステージ46を通行する。本例は矢印D6方向であるが、逆方向もあり得る。図5(A)の例では誘導路38の出口36(図2を参照)が隠れて見えないので、代わりに誘導路16から入って出口18から出たパチンコ球Bを二点鎖線で図示する。上段ステージ46を通行した後、パチンコ球Bは中段ステージ50に落下するか、ワープ入口42に入る。中段ステージ50に落下した一部のパチンコ球Bは、図5(B)に示すように回転体20によって開放ステージ48まで搬送され、再び上段ステージ46を通行できるようになるのでワープ入口42に入るチャンスを得る。図示しないが、回転体34によって開放ステージ54まで搬送された場合も同様である。もしパチンコ球Bがワープ入口42に入ったときは、図5(C)に示すようにワープ出口32から落下(矢印D8方向)するので、始動口22に入賞できる可能性が高まる。一方、中段ステージ50に落下したものの回転体20によって搬送されず、さらに下段ステージ52に落下したパチンコ球Bは、その多くが二点鎖線で示すように遊技盤面上に落下(矢印D10方向)してゆき、始動口22に入賞できる可能性が低くなる。パチンコ球Bがスロープ52bまで移動した後に落下するケースもあるが、ワープ出口32から落下する場合に比べると始動口22までの落差が大きいので入賞できる可能性は低くなる。
【0030】
次に、パチンコ機によるパチンコ遊技を実現するべく構成した基板や装置等の接続例について図6を参照して説明する。なお以下の説明で単に「接続する」という場合には、特に断らない限り電気的に接続することを意味する。
【0031】
CPU(プロセッサ)122を中心に構成したメイン制御基板120は、遊技制御プログラムや一定のデータ等を格納したROM124、乱数,保留数(特別保留数,普通保留数),上限値およびバッファ等のような一時的データを格納可能なRAM126、あるいは入出力処理回路や通信制御回路などを備える。CPU122は、ROM124に格納された遊技制御プログラムを実行してパチンコ遊技を実現する。当該遊技制御プログラムには、後述する始動口処理,変動表示処理,分割表示処理等のような各手続きを実現するプログラムを含む。その他の構成要素は周知の技術と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0032】
メイン制御基板120には、駆動センサ102,計数センサ104等からの信号を受けて払い出し用のモータM4を駆動制御する払出制御基板112や、外部装置に信号を伝達可能な外部端子板114、表示や音等の演出を制御するサブ制御基板130、信号を中継する中継端子板138などを接続する。外部装置には、遊技場に備えたホールコンピュータや、島設備に備えた島コンピュータ、他の遊技機(例えばパチンコ機,スロットマシン等)、携帯端末装置(例えば携帯電話器や携帯用パソコン等)などが該当する。外部装置に伝達する信号には、例えば大当たり,図柄確定,確変中等のような遊技情報を含む。
【0033】
払出制御基板112には、パチンコ球の発射を制御するハンドルに備えたタッチセンサ100等からの信号を受けて発射用のモータM2を駆動制御する発射制御基板110などを接続する。当該発射制御基板110は、上述したメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成する。モータM2,M4には例えばパルスモータ(正逆回転可能なものが望ましい)を用いるが、サーボモータ等を用いてもよい。駆動センサ102は、モータM4やパチンコ球を払い出す払出装置等の駆動状態を監視する。計数センサ104は、実際に払い出したパチンコ球の個数をカウントする。
【0034】
サブ制御基板130には、液晶表示器14への表示を制御する図柄制御基板140や、スピーカ142、装飾用の発光体144、回転体20,34をそれぞれ回転させるモータ44,40などを接続する。当該サブ制御基板130はCPU132を中心に構成し、サブ制御プログラムや所要のデータ等を格納するROM134、受信データ,大当たり図柄,抽選データ等の一時的データを格納するRAM136、あるいは入出力処理回路や通信制御回路などを備える。CPU132はROM134に格納したサブ制御プログラムを実行して、メイン制御基板120から送信された演出用のコマンドを受信し、図柄制御基板140を通じて液晶表示器14に図柄等を表示したり、スピーカ142から音(例えば音声,音楽,効果音等)を響かせたり、発光体144の表示などを制御する。他の構成要素については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0035】
図柄制御基板140はメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成し、図柄等を予め記憶したキャラクタROMや、サブ制御基板130から送信された表示用のコマンドに基づいて液晶表示器14に図柄等を表示するVDP(Video Display Processor)等を有する。VDPはパレットRAM等を有し、二以上のレイヤーで独立に表示/非表示を制御する。またVDPは、CPUが受けた表示用のコマンドに含まれる表示情報の解析結果に基づくCPUからの指示を受けて図柄データを読み込み、配色指定及びスプライト処理等の画像編集を行なって図柄データを展開した上で、最終的に映像信号や同期信号等を液晶表示器14に出力する。スプライト処理を実行して実現するスプライト機能によって、図柄(抽選表示用図柄や装飾用図柄等)の表示や変動表示などを実現する。
【0036】
中継端子板138には、メイン制御基板120等から離れた位置に備えた装置(例えば始動口センサ26や、可動片30を運動させるソレノイド28等)などを接続する。ソレノイド28の作動を制御することにより、一対の可動片30を矢印方向に往復運動させて始動口22の開閉を実現できる。なお上述した駆動センサ102や、計数センサ104、始動口センサ26等には、接触型センサ(例えばリードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ等)、あるいは非接触型センサ(例えば近接センサ,光センサ,赤外線センサ等)を用いる。
【0037】
上述のように構成したパチンコ機において、本発明を実現する手続きについて図7〜図10を参照して説明する。ここで図7には始動口22へのパチンコ球の入賞判別を実現する始動口処理の手続きを、図8には液晶表示器14で特別図柄の変動表示等を実現する変動表示処理の手続きを、図9,図10には液晶表示器14で画面や進行表示図柄7a等の表示を実現する分割表示処理の手続きをそれぞれフローチャートで示す。図9と図10との間は、結合子Jを通じて処理が継続する。これらの手続きのうちで、例えば始動口処理はメイン制御基板120で実現し、変動表示処理および分割表示処理はサブ制御基板130で実現する。
なお、図9のステップS52は画面数決定手段4に相当し、図9のステップS54は分割表示手段1に相当し、図9のステップS56と図10のステップS64はそれぞれ画面選択手段3に相当し、図9のステップS58は期待度設定手段5に相当し、図10のステップS64は画面特定手段2に相当し、図10のステップS70は変動表示手段6に相当する。
【0038】
以下の説明では特に断らない限り、単に「変動表示」という場合には特別図柄の変動表示を意味する。また「停止(あるいは停止表示)」は完全に静止している表示に限らず、一時的に静止している表示を含む。例えば、基準位置を中心として任意(上下,左右,斜め等)の方向に対して任意の距離や範囲で動かす(移動中の回転を含む)表示や、移動しないで図柄自体の大きさを拡大縮小して変化させる表示、これらの双方を行う表示等が該当する。
【0039】
図7に示す始動口処理では、まず始動口22にパチンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。例えば図2,図4に示す始動口センサ26から検出信号を受ければ入賞した(YES)と判別し、当該検出信号を受けなければ入賞していない(NO)と判別する。もし始動口22にパチンコ球が入賞すると(YES)、入賞したパチンコ球ごとに対応させて各種の乱数を読み込んでRAM126等に格納(記憶)する〔ステップS12〕。
【0040】
ステップS12で読み込む乱数は、カウンタ等を用いたソフトウェア乱数と、発振器等を用いたハードウェア乱数とのいずれか一方または双方を用いる。当該乱数の種類としては、例えば大当たりか否かを決定するための当落判定用乱数RAや、変動表示を停止した後に確定して表示する大当たり図柄(停止表示用図柄であって、例えば[333]や[777]等のような図柄パターンまたは単図柄等)を特定するための停止図柄用乱数RB、変動表示の開始から停止までの表示パターン等を特定するための変動表示用乱数RC、液晶表示器14で分割して表示する画面の数等を特定するための画面制御用乱数RDなどが該当する。
【0041】
各種の乱数を読み終えると、払出制御基板112に払出信号を送って、今回の始動口22の入賞に伴って所定個数(例えば5個や7個等)のパチンコ球を景品球として払い出すとともに〔ステップS14〕、同じく今回の始動口22の入賞に伴って保留数を増やす〔ステップS16〕。
【0042】
ステップS16で保留数を増やすか、あるいはステップS10で始動口22にパチンコ球が入賞していなければ(NO)、変動不能か否か、あるいは保留数が0以下であるか否かを判別する〔ステップS18〕。すなわち、現在の遊技状態が変動表示中であるときや大当たり遊技中であるとき等は変動不能と判別し、そのいずれの状態でもないときは変動可能と判別する。保留数が0以下であれば、既に保留にかかる変動表示を全て終えている。
【0043】
もし変動表示が可能な時期であって、かつ保留数が1以上ならば(ステップS18でNO)、保留を消化するべく保留数を減らし〔ステップS20〕、変動表示等を実現するべく表示コマンドをメイン制御基板120からサブ制御基板130等に伝達する〔ステップS22〕。表示コマンドには、今回の始動口入賞(または保留消化)に基づく表示パターンや、乱数(例えば変動表示用乱数RC)等を含む。当該表示コマンドを受けたサブ制御基板130は、図8に示す変動表示処理(具体的な内容は後述する)を実行して変動表示等を実現する。
【0044】
ステップS22で表示コマンドをサブ制御基板130等に送信して始めた変動表示を終えるのには、所定の変動期間(例えば60秒間等)を要する。よって変動表示中はステップS24,S26の実行を待機する必要がある。そして変動表示を終えると、今回の変動表示にかかる抽選の抽選結果が大当たり(すなわち当選)か否かを判別する〔ステップS24〕。もし大当たりならば(YES)、大当たり遊技を実現して景品球を得る機会を遊技者に与えるべく大当たり遊技を実現し〔ステップS26〕、始動口処理を終える。そして上述した始動口処理を再び実行を繰り返すことにより、パチンコ遊技を継続する。
【0045】
大当たり処理は、例えば大入賞口24に備えた開閉部材を所要期間(一例としては30秒間等)だけ開けたり、当該大入賞口24等に入賞したパチンコ球の数に応じて景品球を払い出す等を行う。当該大当たり処理の具体的な手続きは周知であるので、その説明および図示を省略する。これに対してステップS18で変動不能であるか保留数が0以下であるか(YES)、ステップS24で抽選結果がハズレであれば(NO)、各時点で始動口処理を終える。そして上述した始動口処理を再び実行を繰り返すことにより、パチンコ遊技を継続する。
【0046】
図8に示す変動表示処理では、上述した図7のステップS22等の実行によりメイン制御基板120から送信された表示コマンドを受信し(ステップS30でYES)、かつ当該表示コマンドによって変動表示を行う場合には(ステップS32でYES)、次のように処理する。すなわち、指定された表示パターン等に従って変動表示を開始すると〔ステップS34〕、変動期間を経過するまでは当該変動表示を続ける(ステップS40でNO)。変動期間の長さは、パチンコ機の機種や遊技状態,日時等に応じて任意に設定できる。例えば、通常は表示パターンに応じて期間の長さを伸縮して設定するが、図7のステップS12で記憶した乱数(例えば変動表示用乱数RC等)に応じて期間の長さを伸縮して設定したり、所定の期間(例えば60秒間等)としてもよい。
【0047】
変動期間中に分割条件を満たしたときは(ステップS36でYES)、液晶表示器14の全体画面を分割するべく分割表示処理を実行する〔ステップS38〕。分割条件は、パチンコ機の機種や遊技状態,日時等に応じて任意に設定できる。例えば、特定の特別図柄でリーチになったことや、特定のキャラクタを模したキャラクタ図柄が表示されたことなどが該当する。当該分割表示処理の具体的な手続きは後述する(図9,図10を参照)。
【0048】
変動期間を経過した後は(ステップS40でYES)、今回の変動表示を終了するとともに停止表示用図柄を表示し〔ステップS42〕、変動表示処理を終える。ステップS42の停止表示は非静止状態で表示するか、静止状態で表示する。ここにいう非静止状態は、例えば停止表示する特別図柄を上下方向,左右方向,斜め方向等に揺らして往復運動する形態や、拡大縮小を繰り返す形態などが該当する。停止表示によって、遊技者は抽選結果(当選,落選)を認識できる。
【0049】
図9に示す分割表示処理では、まず図8のステップS30で受信した表示コマンドに含まれるデータに基づいて分割すべき画面数を決定し〔ステップS52〕、当該決定した画面数に従って液晶表示器14の全体画面を分割する〔ステップS54〕。また、当該画面数を最大値として変動表示を行う画面を二以上選択し〔ステップS56〕、分割した複数の画面の一部または全部について期待度を設定する〔ステップS58〕。画面数の決定,画面の選択および期待度の設定のうちで一以上の事項は、始動口入賞によって図7のステップS12で読み込んだ乱数(例えば画面制御用乱数RD等)に基づく抽選の結果に従う構成としてもよく、あるいは分割表示処理の実行によって新たに読み込んだ乱数に基づく抽選の結果に従う構成としてもよい〔ステップS50〕。なおステップS56は、単に選択するだけでなく、特定してゆく順番をも決定する構成としてもよい。また、決定した画面数,選択した画面および設定した期待度のうちで一以上の事項は、液晶表示器14への表示や音声などで報知する構成としてもよい。
【0050】
続いて、液晶表示器14に進行表示図柄7aを表示する〔ステップS60〕。当該進行表示図柄7aは分割した複数の画面上で移動可能な図柄(抽選表示用図柄を除く)であり、パチンコ機の機種や遊技状態,日時等に応じて任意に設定できる。例えば、キャラクタ図柄などが該当する。
【0051】
図10に移って、上述したステップS60で表示した進行表示図柄7aを複数の画面上で移動させるとともに、変動表示の進行状況を表示する〔ステップS62〕。進行表示図柄7aの移動や進行状況の表示に伴う演出を行なってもよい。当該演出は、例えばスピーカ142から音声や音楽等を響かせたり、パチンコ球を発射させるハンドルや椅子等を震わせたりする。そして、これから変動表示を行おうとする画面を一または二以上特定し〔ステップS66〕、抽選表示用図柄(特に変動表示を行なったうえで停止させた特別図柄)が認識できるように進行表示図柄7aを表示するとともに〔ステップS68〕、特定した画面で変動表示を継続(または開始)する〔ステップS70〕。二以上の画面を特定した場合には、各画面で並行して変動表示を行うことになる。
【0052】
ステップS68において抽選表示用図柄が認識できるように進行表示図柄7aを表示する形態としては、例えば抽選表示用図柄と進行表示図柄7aとを隔離して表示する形態や、抽選表示用図柄と進行表示図柄7aとを重畳させる場合には抽選表示用図柄を相対的に大きくしたり前面側に表示する等で見易くする形態、進行表示図柄7aのみを液晶表示器14以外の他の表示器で表示する形態などが該当する。表示形態は異なっても、抽選表示用図柄が認識し易ければ良い。
また、ステップS66において画面を一または二以上特定するに当たっては、通常はステップS56で選択した画面の順番に特定してゆくが、分割した画面で変動表示を行うごとに選択する構成としてもよい〔ステップS64〕。いずれにせよ、複数の画面の中からランダムに選択してゆく点には変わりない。
【0053】
こうして行う変動表示により、液晶表示器14に大当たり図柄(例えば図柄パターン[333]や[777]など)が表示された場合には(ステップS72でYES)、残りの変動表示を行うことなく進行表示図柄7aを消去したうえで〔ステップS76〕、分割表示処理を終える。
【0054】
これに対して、変動表示を行なっても大当たり図柄が表示されないときは(ステップS72でNO)、他に変動表示を行う画面がある限り(ステップS74でYES)、上述したステップS62〜S72を繰り返し実行する。この繰り返しによって、ステップS56(またはステップS64)で選択する画面で変動表示を実現することができる。一方、当該選択する画面の全てで変動表示を行なったにもかかわらず大当たり図柄が表示されなかったときは(ステップS70,S72でそれぞれNO)、今回の抽選結果は落選であり、進行表示図柄7aを消去したうえで〔ステップS76〕、分割表示処理を終える。
【0055】
図7〜図10に示す各処理を実行して、液晶表示器14に画面を分割して表示する例を図11〜図14に示す。まずパチンコ球が始動口22に入賞することを契機として、変動表示を開始する(図7のステップS10,S22、図8のステップS34)。このときの液晶表示器14の表示例を図11(A)に示す。当該図11(A)の表示例では、左図柄群60を用いて左変動表示C2を開始し、中図柄群62を用いて中変動表示C4を開始し、右図柄群64を用いて右変動表示C6を開始している。左図柄群60,中図柄群62,右図柄群64は、例えば複数の数字図柄で構成する。
【0056】
変動表示を始めた後、図11(B)に示すように左図柄60aと右図柄64aがともに図柄「7」となってリーチ図柄を形成すると、分割条件を満たしたことになり(図8のステップS36でYES)、『リーチ達成!分割画面スタート!』という旨のメッセージ66aを表示する。そして、図11(C)に示すように複数の画面に分割して表示する(図9のステップS54)。図11(C)の例では九つの画面に分割し、画面内(本例は隅部)にはどの画面であるかを識別するために▲1▼から▲9▼までの識別子68を表示している。本例では識別子68を除いて全ての画面で同様の表示をしているが、一以上の画面で形態(例えば変動パターン,リーチ図柄,背景図柄等)を変化させたり異ならせて表示してもよい。
【0057】
画面を分割した後は、図12(A)に示すように選択した画面の数(すなわち変動表示の回数)を表示するとともに(図9のステップS56)、一以上の画面で期待度を表示する(図9のステップS58)。図12(A)の例によれば、『チャンスは5回!』という旨のメッセージ66bが表示されており、遊技者は選択した画面の数が「5」であることを知ることができる。同様にして、▲4▼の画面には『10%』という旨のメッセージ66cが表示され、▲2▼の画面には『50%』という旨のメッセージ66dが表示され、▲9▼の画面には『70%』という旨のメッセージ66eが表示されている。その他には、▲5▼の画面には『50%』という旨のメッセージが表示され、▲7▼の画面には『90%』という旨のメッセージが表示されている。これらのメッセージによって、遊技者は分割した各画面における期待度を知ることができる。期待度とリーチ態様との関係は任意に設定可能であるが、期待度が異なればリーチ態様も異なるように構成するのが望ましい。こうすれば複数種類のリーチ態様がカタログ的に表示されるので、より多くの種類のリーチ態様が見たいという遊技者の欲求を充足させることができる。
【0058】
そして図12(B)に示すように、進行表示図柄7aに相当するキャラクタ図柄70が液晶表示器14に表示されると(図9のステップS60)、当該キャラクタ図柄70は分割された九つの画面上を自在に動き回る(図10のステップS62)。当該図12(B)の例では、プラカードに模したカード図柄72をキャラクタ図柄70が持ちながら、破線で示す矢印D12に沿ってキャラクタ図柄70が画面上を動き回る。本例のカード図柄72には、選択した画面の数「5」に対する次回行う変動表示の回数「1」を『1/5』のように表示する。その後、図12(C)に示すように、▲4▼の画面に到達したキャラクタ図柄70が向き(姿勢)や仕草等を変えるようにすることで、1回目の変動表示を行う画面を特定したことを報知する(図10のステップS66)。
【0059】
▲4▼の画面が特定されると、図13(A)に示すように液晶表示器14における全体画面のほぼ全部に拡大して表示し、左図柄60a,右図柄64aおよび中変動表示C4と重なり合わない部位にキャラクタ図柄70を表示するとともに(図10のステップS68)、中変動表示C4を継続する(図10のステップS70)。図13(A)の例では、『▲4▼』を示す識別子68が表示されているので、遊技者は▲4▼の画面が拡大して表示されたことを一目で認識できる。この中変動表示C4は図13(B)に示すように図柄「6」の中図柄62aで停止し、当該▲4▼の画面では落選したことが分かる(図10のステップS72でNO)。すると図13(C)に示すように九つの画面に戻り、既に変動表示を終えた画面を他の画面と異なる形態(本例は濃淡で図示するが、色彩や背景図柄の相違等でもよい)で表示し、カード図柄72の表示を『2/5』にしたキャラクタ図柄70が再び画面上を動き回る(例えば破線で示す矢印D14に沿って動き回る)。
【0060】
さらに図14(A)に示すように、▲2▼の画面に到達したキャラクタ図柄70が向きや仕草等を変えて、2回目の変動表示を行う画面を特定したことを報知する(図10のステップS66)。▲2▼の画面が特定されると、図14(B)に示すように全体画面のほぼ全部に拡大して表示し、左図柄60a,右図柄64aおよび中変動表示C4と隔てた部位にキャラクタ図柄70を表示するとともに(図10のステップS68)、中変動表示C4を継続する(図10のステップS70)。中変動表示C4は図14(C)に示すように図柄「8」の中図柄62aで停止し、当該▲2▼の画面でも落選したことが分かる(図10のステップS72でNO)。するとさらに図15(A)に示すように九つの画面に戻り、既に変動表示を終えた画面を他の画面と異なる形態で表示するとともに、カード図柄72の表示を『3/5』にしたキャラクタ図柄70が再び画面上を動き回る(例えば破線で示す矢印D16に沿って動き回る)。
【0061】
その後、図15(B)に示すように▲9▼の画面に到達したキャラクタ図柄70が向きや仕草等を変えて、3回目の変動表示を行う画面を特定したことを報知する(図10のステップS66)。▲9▼の画面が特定されると、図15(C)に示すように全体画面のほぼ全部に拡大して表示し、左図柄60a,右図柄64aおよび中変動表示C4と隔てた部位にキャラクタ図柄70を表示するとともに(図10のステップS68)、中変動表示C4を継続する(図10のステップS70)。当該中変動表示C4が停止すると、大当たり図柄かハズレ図柄かによって▲9▼の画面にかかる抽選結果を知ることができる。切り換えながら変動表示を行ういずれかの画面において途中で大当たり図柄が表示されない限り、以降も同様にしてキャラクタ図柄70が動き回って残り回数分(本例では二つ)の画面を特定し、各画面で中変動表示C4を継続してゆく(図10のステップS70)。
本例では分割した九つの画面のうちで五つの画面について変動表示を実現したが、九つの全画面で変動表示を実現してもよく、二以上の全画面で変動表示を実現してもよく、さらには変動表示を行うごとに変動数を変化させてもよい。
【0062】
上述した実施の形態によれば、以下に示す各効果を得ることができる。
(1)液晶表示器14の全体画面を二以上からなる複数の画面に分割し、当該分割した各画面について大当たり図柄(抽選表示用図柄にかかる所定の形態)を表示可能にした{分割表示手段1;図9のステップS54を参照}。分割した九つの画面のうちで五つの画面(一以上の画面)を特定した{画面特定手段2;図10のステップS66を参照}。こうして特定した画面で中変動表示C4を行なった{変動表示手段6;図10のステップS70を参照}。中変動表示C4を行う画面を一または二以上特定する構成としたので、遊技者は次はどの画面が特定されるのかに興味を持つようになり、遊技を継続しても飽きない。
なお上述した例では変動表示9として中変動表示C4を適用したが、左変動表示C2や右変動表示C6を適用してもよく、全ての変動表示を適用してもよい。この場合でも同様の効果を得る。また複数の画面に分割する際には、ほぼ均一の大きさ(面積)となるように分割したが、不均一の大きさで分割してもよい。
【0063】
(2)進行状況を表示可能なキャラクタ図柄70を用いて、ランダムに画面を特定した{画面特定手段2;図10のステップS66を参照}。図12(C)や図14(A)等の例で示すように、分割した複数の画面上を移動可能なキャラクタ図柄70が停止すると、当該停止した画面で中変動表示C4を継続した{図10のステップS68を参照}。当該キャラクタ図柄70を認識した遊技者は現在の状況を把握でき、その動きなどから今後行われる中変動表示C4に期待してよいのか否かを推測することができる。本例ではランダムに画面を特定する点と、キャラクタ図柄70を用いて画面を特定する点とを同時に実現したが、いずれか一方のみを実現する構成としてもよい。この場合でも同様の効果が得られる。
【0064】
(3)左図柄60aや右図柄64a等(抽選表示用図柄)を認識できるようにするため、左図柄60aや右図柄64a等と重ならない部位にキャラクタ図柄70(特にカード図柄72の内容;進行表示図柄7a)を表示した{変動表示手段6;図10のステップS68,図13(A),図14(B),図15(C)等を参照}。この構成によって、一の画面を見るだけで、遊技者は変動表示9の結果や途中経過、あるいは進行状況を把握できる。
本例では、一の液晶表示器14において左図柄60aや右図柄64a等とキャラクタ図柄70とが重ならないように表示した(例えば図13(A)などを参照)。この形態に代えて、例えば図16(A)に示すように左図柄60aや右図柄64a等をキャラクタ図柄70よりも前面側に表示したり、あるいは図16(B)に示すように左図柄60aや右図柄64a等を表示する表示器(液晶表示器14)とキャラクタ図柄70を表示する表示器78とを別個にしてもよい。この場合でも、左図柄60aや右図柄64a等を容易に認識できる。
【0065】
(4)分割した複数の画面のうちで、中変動表示C4(変動表示9)の対象となる画面を二以上選択した{画面選択手段3;図9のステップS56を参照}。例えば、乱数等を用いた抽選によって複数の画面の中から中変動表示C4の対象となる画面を予め選択するので、画面を多く分割した場合でも変動期間がいたずらに長くなって遊技の進行を遅滞させる事態を防止できる。
【0066】
(5)分割した複数の画面のうちで、中変動表示C4(変動表示9)の対象となる画面の数を抽選によって決定した{画面数決定手段4;図9のステップS52を参照}。選択される画面の数に応じて、見た目上の抽選回数が増減する。よって、遊技者の期待感を適度に維持しつつ、変動期間がいたずらに長くなって遊技の進行を遅滞させる事態を防止できる。
【0067】
(6)進行表示図柄7aとして適用したキャラクタ図柄70は、分割した複数の画面の中から特定した画面の数(画面数)との関係で何番目の中変動表示C4かをカード図柄72に表示した{図12(B),図13(C),図15(A)等を参照}。カード図柄72には、例えば変動表示9(中変動表示C4等)を行う画面の数を分母とし、何回目の中変動表示C4かの順番を分子として表示する。この表示を認識した遊技者は、進行状況を把握することができるので、今後行われる中変動表示C4に期待できるか否かを判断可能になる。なお、分数形式で表示する形態に限らず、画面数と順番とを認識可能な他の形態で実現しても同様の効果を得る。当該他の形態としては、例えば「7回中2回目」などが該当する。
【0068】
(7)分割した複数の画面のうちで、一以上の画面で行う中変動表示C4について期待度を異ならせて設定した{期待度設定手段5;図9のステップS58,図12(A)等を参照}。キャラクタ図柄70は移動して単に画面を特定するだけでなく、期待度が次第に大きくなるような画面を特定した{図12〜図15を参照}。よって、遊技者はキャラクタ図柄70がより多くの画面を特定するのを期待しながら遊技するようになり、遊技者の期待感を維持または向上できる。
【0069】
(8)分割した複数の画面との位置関係を認識可能に中変動表示C4を行う画面を拡大して表示した{変動表示手段6;図10のステップS70,図13(A),図14(B),図15(C)等を参照}。すなわち中変動表示C4を行おうとする画面を単に拡大して表示するだけでなく、丸付き数字からなる識別子68を用いて分割した複数の画面との位置関係を認識可能に表示した。この識別子68によってどの位置の画面を拡大したのかが一目で分かるとともに、拡大表示によって中変動表示C4が見易くなる。本例では識別子68として丸付き数字(▲1▼〜▲9▼)を適用したが、遊技者が容易に識別可能な他の識別子(例えば文字,符号,図形,キャラクタ図柄等)を適用しても同様の効果を得る。
【0070】
〔他の実施の形態〕
上述したパチンコ機(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、次の各形態を実施することもできる。
(1)上述した実施の形態では、遊技盤10を備えたパチンコ機に本発明を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって液晶表示器14(表示部8)を備えたものにも同様に本発明を適用することができる。当該他の遊技機であっても、分割した画面中に進行状況が表示されるようになるので、遊技者は変動表示の進行状況を認識することができるようになる。
【0071】
(2)上述した実施の形態では、変動表示を行う画面をキャラクタ図柄70を用いて特定した{図12(C),図14(A),図15(B)等を参照}。この形態に代えて、分割した画面自体を変化させることによって特定する構成としてもよい。例えば▲5▼の画面を変化させる例を図17に示す。すなわち図17(A)の例では特定枠74を表示し、図17(B)の例では背景図柄76(本例ではクロスハッチで図示する)を他の画面と相対的に異ならせて表示する。その他には、特定する画面の境界部(例えば境界線等)の形態(線種や色彩等)を他の境界部と相対的に異ならせてもよい。これらの表示であっても、分割した複数の画面のうちでどの画面を特定したかが明確に分かるので、上述した実施の形態と同様の効果を得る。
【0072】
(3)上述した実施の形態では、分割した複数の画面のいずれか一つを特定して変動表示(例えば中変動表示C4)を行なった{図12(C),図14(A),図15(B)等を参照}。この形態に代えて、二以上の画面を同時に特定して変動表示を行う構成としてもよい。例えばキャラクタ図柄70(進行表示図柄7a)が画面の境界部に移動して、当該境界部に関与する二以上の画面を特定する。図18(A)に図示する例では、カード図柄72に1回目の変動表示9を示す『1/5』が表示されており、▲2▼と▲3▼の各画面の境界にキャラクタ図柄70が位置する。これは▲2▼の画面および▲3▼の画面を特定したことを意味する(図10のステップS66)。そして、図18(B)に示すように▲2▼と▲3▼の画面を他の画面と相対的に大きくして表示し、左図柄60aや右図柄64a等と重ならない部位にキャラクタ図柄70を表示するとともに(図10のステップS68)、並行してそれぞれ中変動表示C4を行う(図10のステップS70)。本例のカード図柄72には、▲2▼の画面では1回目を指す『1/5』を表示し、▲3▼の画面では2回目を指す『2/5』を表示している。もし▲2▼と▲3▼の画面で双方とも落選したときは、2回分の変動表示9を終えたことになる。よって図18(C)に示すように、次回に変動表示9を行う画面を特定する際には、カード図柄72に3回目の変動表示9を示す『3/5』が表示され、例えば破線で示す矢印D18に沿ってキャラクタ図柄70が画面上を動き回る。こうして二以上の変動表示9を同時並行に行えば、全体の変動期間を短縮することができる。本例では二つの画面を特定して二の変動表示9を同時並行させたが、三以上の画面を特定して三以上の変動表示9を同時並行させるように構成してもよい。
【0073】
(4)上述した実施の形態では、液晶表示器14に表示するキャラクタ図柄70を進行表示図柄7aとして適用した{図12(B)等を参照}。この形態に代えて、例えば図19に示すような可動機構を進行表示図柄7aとして適用してもよい。図19(A)には当該可動機構を役物装置12に組み込んだ状態を示し、図19(B)には可動機構の構成例を示す。本例の可動機構は、図面上下方向(矢印D20方向)に運動可能な可動部材82や、当該可動部材82の端部に備えたフィルム状表示器80(少なくとも上述したカード図柄72の内容が表示可能なもの)、可動部材82を動かすモータM6、可動部材82やモータM6を支持する支持部材84、当該支持部材84を固定して図面左右方向(矢印D22方向)に運動可能な可動部材90、可動部材90を動かすモータM8などを有する。このうち、可動部材82は図19(A)に示すように液晶表示器14の画面前方側を動くため、画面の表示内容を見易くするためには透明(あるいは半透明)の素材で形成するのが望ましい。可動部材82にはラック88を備え、当該ラック88と噛み合うピニオン86をモータM6の回転軸に設ける。同様にして可動部材90にはラック92を備え、当該ラック92と噛み合うピニオン94をモータM8の回転軸に設ける。メイン制御基板120等からモータM6,M8の駆動を制御すれば、あたかもフィルム状表示器80等が複数の画面上を移動するように見える。この可動機構を用いた場合でも上述した実施の形態と同様の効果が得られ、リールを回転駆動するスロットマシンにも同様に適用できる。
なお本例では駆動体としてモータM6,M8を用いたが、ソレノイド等を用いてもよい。また、トルク伝達機構としてラック&ピニオンを用いたが、ギア歯,ベルト,チェーン,トルクコンバータ等を用いてもよい。さらには、フィルム状表示器80に代えて、小型の表示器を用いてもよい。
【0074】
(5)上述した実施の形態では、始動口処理をメイン制御基板120で実現し、変動表示処理および分割表示処理をサブ制御基板130で実現した。この形態に代えて、全ての処理をメイン制御基板120で実現してもよい。こうすれば、遊技状態などの変化に応じてキャラクタ図柄70を適切に動かすことができる。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、分割した画面中に進行状況を表示するように構成したので、変動表示の進行状況を認識することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を模式的に示す図である。
【図2】パチンコ機に備える遊技盤の外観を示す正面図である。
【図3】役物装置の構成例を示す正面図である。
【図4】役物装置の構成例を示す斜視図である。
【図5】役物装置におけるパチンコ球の振る舞い例を示す図である。
【図6】各種の基板と装置にかかる概略構成を示すブロック図である。
【図7】始動口処理の手続きを示すフローチャートである。
【図8】変動表示処理の手続きを示すフローチャートである。
【図9】分割表示処理の手続きを示すフローチャートである。
【図10】図9に続く分割表示処理の手続きを示すフローチャートである。
【図11】液晶表示器の表示例を示す図である。
【図12】液晶表示器の表示例を示す図である。
【図13】液晶表示器の表示例を示す図である。
【図14】液晶表示器の表示例を示す図である。
【図15】液晶表示器の表示例を示す図である。
【図16】抽選表示用図柄が認識し易い表示例を示す図である。
【図17】液晶表示器の表示例を示す図である。
【図18】液晶表示器の表示例を示す図である。
【図19】進行表示図柄を可動機構で構成した例を示す図である。
【符号の説明】
1 分割表示手段
2 画面特定手段
3 画面選択手段
4 画面数決定手段
5 期待度設定手段
6 変動表示手段
7a 進行表示図柄
7b 特定枠
8 表示部
9 変動表示
12 役物装置
14 液晶表示器(表示部)
16,38 誘導路
18 出口
20,34 回転体
22 始動口
46 上段ステージ
48,54 開放ステージ
50 中段ステージ
52 下段ステージ
70 キャラクタ図柄(進行表示図柄)
72 カード図柄(進行表示図柄)
78 表示器(表示部)
120 メイン制御基板
122,132 CPU
124,134 ROM(記憶部)
126,136 RAM(記憶部)
130 サブ制御基板(分割表示手段,画面特定手段,画面選択手段,画面数決定手段,期待度設定手段,変動表示手段)
C2 左変動表示(変動表示)
C4 中変動表示(変動表示)
C6 右変動表示(変動表示)

Claims (1)

  1. 抽選表示用図柄と装飾用図柄とのうちで少なくとも前記抽選表示用図柄を表示可能な表示部を備え、前記抽選表示用図柄が前記表示部に所定の形態で表示されることを契機として遊技者に有利な遊技状態となる特典を与えるように構成した遊技機であって、
    前記表示部を二以上からなる複数の画面に分割し、当該分割した各画面について抽選表示用図柄を所定の形態で表示可能な分割表示手段と、
    特定された画面で変動表示を行う変動表示手段とを有する遊技機。
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