JP2004238028A - ガセット包装物の検品装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、筒状に成形されたフィルムの袋に製品を入れて熱融着されたガセット包装物の熱融着強度並びに包装状態の良否を判定して、完全に熱融着されているかどうか、ガセット包装物の包装状態の良否により製品を区分けする検品装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】ガセット包装物1をベルトコンベアーに載せて搬送する搬送手段と、チャッキング装置4によりコンベアー上の製品を検品テーブル7上へ移載する移載手段と、ロードセル16a,16bに組み合わせた検品棒17を設け、ガセット包装の熱融着部に検品棒を入れて検品棒に懸かるフィルムの熱融着部の圧力を数値に換算した測定値と設定基準値とを比較してガセット包装物の熱融着強度を判定すると共に、ガセット包装物の大きさに合わせて複数台のカメラの配置を変更して画像処理し、包装状態の良否の判定を行うようにした検品装置。
【選択図】図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明に係るガセット包装物の検品装置は、フィルムを筒状に成型して、製品をそのフィルム筒の中に入れ、熱融着したガセット包装物のガセット部の熱融着強度及び包装状態を検査して、包装の良否を判別し、包装物を区分けするための検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製品の検査方法、検査装置に関して、ロードセルを用いた例が公開されている。そのうちの幾つかの先行技術例を紹介すると、特開2002−095128号に係る発明の名称「ブラケット付きシールドケーブルの検査方法及びブラケット圧入装置」、特開2000−219220号に係る発明の名称「商品検査装置」、特開2000−219219号に係る発明の名称「商品検査装置」、特開平09−178584号に係る発明の名称「製品の制度検査方法」等である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、筒状に成型されたフィルムの袋に製品を入れてフィルムを熱融着してある出荷前のガセット包装物について、完全に熱融着されているかどうか、包装状態の良否を判定して、包装状態の良いものと悪いものを区分けするガセット包装物の検品装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガセット包装物の検品装置は、包装物を搬送する搬送コンベヤーと、チャッキング装置によりコンベヤー上の製品を検品テーブルに取り出し、ロードセルに組み合わせた検品棒を包装物のガセット部内に差し入れて引き抜きながら、一定圧力で検品棒を引っ張り、検品棒に懸かるフィルムの熱融着部の圧力を数値に置き換えた測定値と設定基準値を比較して熱融着の強度を判定すると共に、包装状態の良否を判定するために画像処理するカメラを構成されているものである。ガセット包装物の包装状態の良否は、ガセット部に差し込まれた検品棒に懸かるフィルムの熱融着部の圧力を測定し、その測定値を設定基準値と比較してガセット部の熱融着の強度を判定すると共に、ガセット包装物の大きさに合わせて画像処理するカメラの配置を変更可能にし、包装物の大きさが異なる場合には複数台のカメラの配置を変更して画像処理し、ガセット熱融着部の強度の判定及び大きさが異なる包装物の画像処理をして包装状態の良否を判定することが出来るようにしたものである。
【0005】請求項1に記載の発明は、ガセット包装物の搬送コンベヤーとロードセルに組み合わせた検品棒と検査カメラにより構成される検品装置において、チャッキング装置によりベルトコンベヤーで搬送されたガセット包装物を検品テーブルに取り出し、検品テーブル上へ移載されたガセット包装物のガセット部を吸引する吸引手段を設け、吸引されて広がったガセット部にロードセルを有する検品棒を差し込み、ガセット部に差し込まれた検品棒に懸かるフィルムの熱融着部の圧力を感知しながらその圧力を数値に換算し、この測定値と設定された基準値とを比較し、熱融着の強度を判定する事が出来るようにしたガセット包装物の検品装置である。チャッキング装置は、180度回転させる回転部を設けて、製品を180度回転して検品テーブルに移載する事も出来る。ロードセルには、検品棒を組み込み、ガセット包装物を吸引装置で引っ張って広げ、そこにサーボモーターで駆動させるようにしたボールネジに設けたロードセルを移動して検品棒を差し込み、ガセット部内に差し込まれた検品棒を抜き取りながら、一定の圧力で検品棒を引っ張り検品棒に懸かるフィルムの熱融着部の圧力を数値に換算した測定値と基準設定値を比較して、熱融着状態の強度を判定する事が出来るものである。
【0006】請求項2に記載の本発明の実施態様は、ガセット包装物の搬送コンベヤーとロードセルに組み合わせた検品棒と検査カメラにより構成される検品装置において、チャックキング装置によりベルトコンベヤー上に搬送されたガセット包装物を検品テーブルに取り出し、その下方に設けたシリンダーにより固定基準にガセット包装物が当たる位置まで前記の検品テーブルを移動させてガセット部内に検品棒を差し込むようにしたものである。
【0007】請求項3に記載の本発明の実施態様は、検品テーブルに移載されたガセット包装物の包装フィルムをパイプで吸引する吸引装置において、包装フィルムに接するパイプの吸引口をV字形に形成し、そのパイプの先端部内に網を設けてガセットの形状を保ちながら広げ、ロードセルに装備した検品棒を熱融着内部へ差し込みむことを容易にするものである。これは検品テーブル上の包装フィルムを吸引する吸引装置において、フィルムに接するパイプの先端部をV字形吸引口に形成し、そのパイプの先端部内に網を設けてガセットの形状を保持する上において、フィルムがパイプ内へ吸い込まれないようにし、検品棒の差し込みを容易にしたものである。
【0008】請求項4に記載の本発明の実施態様は、吸引装置により吸引されて広がったガセット部内にロードセルに組み合わせた検品棒を差し込み、サーボモーターでボールネジを回転させて検品棒を引き抜きながら、差し込まれた検品棒を一定圧力で引っ張り、検品棒の先端部に懸かるフィルムの熱融着部の圧力を数値に換算して、測定値と設定基準値を比較して熱融着強度を判定するものである。これはロードセルに組み合わせた検品棒をガセット部に差し込み或いは差し込まれたものを抜くためには、ロードセルにボールネジを設け、これにサーボモーターを設けて、ロードセルを左右移動させる。サーボモーターを回転して前記の検品棒をガセット部へ差し込み、或いは差し込まれた検品棒を反対方向へ移動して抜き取りながら、その際に検品棒には一定の圧力を懸けて引っ張りながら、ロードセルのジグの撓みで検品棒に懸かるフィルムの熱融着部の圧力を測定する。即ち、検品棒の先端部に懸かるフィルムの熱融着部の圧力でジグが撓み、その撓みを数値に換算される測定値と設定基準値を比較出来るようにして、熱融着の強度を判定する事が出来る装置である。
【0009】請求項5に記載の本発明の実施態様は、ガセット包装物の包装状態を画像処理するカメラを複数台配置し、少なくともその内1台を固定し、その他のカメラを移動軸に設けて、ガセット包装の幅に合わせて移動出来るようにした駆動手段を備える画像処理装置に関するものである。包装状態を画像処理するカメラは、駆動軸に配置し、ガセット包装物に当たる照明の光を感知して包装物の幅に合わせてそれぞれのカメラを移動して、複数のカメラの配置を変える駆動手段を備え、更にカメラのピント合わせ用の駆動手段を設けている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の技術的思想は、実施例において次に記載のように具体化されている。
【0011】ガセット包装物の検品装置の実施例は、搬送コンベヤーとロードセルに組み合わせた検品棒と検査カメラにより構成される検品装置である。
【0012】搬送コンベヤー上の製品は、製品の搬送に設けられるベルトコンベヤー上の入り口ストッパーが開くと、チャッキング装置下まで製品が搬送されて、チャッキング装置により挟着される製品は、検品テーブル上に取り出されるものである。チャッキング装置は、製品をチャックで挟着して検品テーブル上へ移載するものである。
【0013】製品は、検品テーブルが移動して固定基準に接して置かれるようにするために、検品テーブルの下方に設けたシリンダーで製品が固定基準に当たる位置まで前記の検品テーブルを移動させる。
【0014】吸引装置の吸引パイプで包装フイルムを吸引して引っ張り、ガセット部を広げて、そこにロードセルに組み合わせた検品棒を差し込む。ロードセルは、サーボモーターに接続したボールネジに設けてある。ロードセルに組み合わせた検品棒は、パイプで作られたもので先端部よりエアーを吹き出すことが出来るようにしてある。検品棒は、エアーブローにより容易にガセット部に差し込まれ、検品棒に懸かるフィルムの熱融着部の圧力を数値に換算して、基準値と測定値を比較し、熱融着の強度を判定する事が出来る。
【0015】前記の吸引装置においては、パイプ先端を商品の包装に接近し、吸引パイプの吸引口を近づけてフィルムを吸引し、ガセット部を広げ、ロードセルに組み合わせた検品棒の先端よりエアーをガセット部に吹き付ける事により、検品棒は容易にガセット部へ差し込む事が可能である。
【0016】製品は左右にガセット部があるので両方の熱融着強度を測定するため、ボールネジに設けた左右のロードセルには、ボールネジに接続したサーボモーターを設け、サーボモーターでロードセルを左右移動させて、前記の検品棒を一定圧力で引っ張って移動しながら検品棒に懸かるフィルムの熱融着部の圧力を数値に換算して、基準設定値と比較して熱融着の強度を判定する事が出来るものである。左右のロードセルのそれぞれに駆動用サーボモーターを設ければ、各ロードセルを独立に駆動させることが出来る。
【0017】ガセット包装物の大きさに合わせて、複数台配置した画像処理用カメラの内少なくとも1台を固定し、その他のカメラを移動軸に設けて、これには歯車を設け、実施例では1対2の歯車比にして調整用モーターでカメラを駆動してガセット包装物の大きさに拘わらず検査出来るようにする。
【0018】
【実施例】添付図面は、本発明の1実施例について図示している、添付図面に基づいて、本発明の実施例につて詳細に説明する。
【0019】製品1(以下、ガセット包装物1という。)はベルトコンベアー2に載せられて搬送され、その上の入り口ストッパー3の位置で待機している。検品テーブル7上で検査されて熱融着強度が判定される。ストッパー3が開くと、ガセット包装物1は、チャッキング装置4下まで搬送されて、サーボモーター19aが回転してボールネジ20aが回転し、アーム6に設けたチャック5を駆動して、ガセット包装物を挟着し、検品テーブル7に移載される。
【0020】吸引装置ユニット10は、検品テーブル7の固定基準に接して置かれたガセット包装物1の包装フィルム15を吸引してガセット部を広げる。即ち、吸引パイプ11の吸引口を包装フィルム15に当て、包装フィルムを吸引してガセット部を広げ、サーボモーター19bでボールネジ20bを回転し、レール21上に配置してある、2台のロードセル16a,16bを移動させ、前記の包装フィルム15のガセット熱融着部内に、検品棒17の先端部を容易に差し込む事が出来る。ガセット部に差し込まれた検品棒17を静かに引き抜きながら、検品棒に懸かるフィルム15のガセット熱融着部22の圧力を数値に換算した測定値を基準値と比較し、熱融着強度を判定する事が出来る。
【0021】ロードセル16a,16bに組み合わせた検品棒は、パイプで作られており、パイプの先端部には空気の吹き出し口18があり、エアーを吹き出して、ガセット部へ検品棒の先端を差し込むことが出来るようにしてある。
【0022】吸引装置ユニット10は、レール14b,14c上に設け、サーボモーターにより駆動してレールを移動して、包装フィルム15にパイプ11の吸引口を近づけて吸引し、ガセット部を広げて、検品棒を差し込み易くするものである。パイプ11の吸引口は、V字形に形成し、その中に網13を設けた構造である。そして、前記の検品棒17を静かに引き抜きながら、検品棒を介してロードセルのジグ23の撓みを数値に換算し、これをガセット部の熱融着強度の測定値とする。これを設定された基準値と比較してガセット熱融着部22の熱融着強度を判定する事が出来るようにしたものである。
【0023】図10,図12に基づいて説明すれば、前記のロードセル16a,16bを移動させる機構は、サーボモーター19bにボールネジ20bを設けて、これにロードセル16a,16bを取り付け、レール21上のロードセルの位置を左右方向へ移動させる。前後方向へ移動するには、サーボモーター19cにボールネジ20cを設けて、これにロードセル16a,16bを取り付け、レール上のロードセルの位置を前後方向に移動させる。
【0024】又ロードセルを移動させる場合に、図13,図14に基づいて説明すれば、両ロードセル16a,16bにそれぞれサーボモーター19dを設け、2個のロードセルを独立に駆動するようにしても良い。
【0025】製品1は大小があり、フィルムで包装されたガセット包装物1の大小の大きさに合わせて画像処理するために、複数の画像処理カメラを配置した。実施例の図15乃至図18では3台配置したカメラ24a,24b,24cの内少なくとも1台24aは固定し、他の2台のカメラ24b,24cをそれぞれ2本の移動軸25a,25b上に取り付けてある。移動軸25aと25bは減速比が1対2の関係になっており、カメラ移動用モーター27を回転することにより、符号24cのカメラは符号24bのカメラより2倍の距離を、移動出来るようにしてある。この事により複数のカメラはそれぞれ異なるガセット包装物1の大きさに対応した位置関係にて画像処理が出来るようになる。カメラはピント合わせ用のモーター29により、カメラの正面の製品に対して照明26を当てて前後方向へカメラを移動し、製品にピントを合わせるようにしてある。
【0026】
【発明の効果】本発明の効果は、請求項1乃至請求項5の各項に記載の構成により、次に記載の効果を奏するものである。
【0027】製品はベルトコンベアーに載せられて検品テーブルに載置され、包装フィルムを吸引する吸引装置により吸引してガセット部を広げて差し込まれた検品棒により測定された熱融着強度の測定値と基準値を比較し、ガセット部の熱融着強度を判定する事が出来る。
【0028】検品テーブルを移動させるシリンダーの駆動により、ガセット包装物を固定基準の正確な位置に移載することが出来る。
【0029】吸引装置においては、包装フィルムにパイプの吸引口を近づけて吸引して、ガセット部を広げ、ロードセルに組み合わせた検品棒を内部へ正確に差し込むことが出来る。
【0030】前記のロードセルには、パイプ製検品棒を組み合わせることにより、その先端部よりエアーを吹き出しながら、サーボモーターでロードセルを左右移動させて、前記の検品棒を正確にガセット部に差し込む事が出来る。
【0031】製品の大小の大きさに拘わらず、ガセット包装物の大きさに合わせて、複数のカメラの位置を変更して画像処理する事が出来る。少なくとも1台の固定された画像処理カメラとその他のカメラを移動出来る構成にしてあるので、大小の異なる製品に合わせたカメラ配置を取ることにより包装物の正確な画像処理が出来る。
【0032】ロードセルに組み合わせた検品棒は、ガセット部へ正確に差し込まれるので、ガセット包装物の熱融着強度の判定が正確になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るガセット包装物の検品装置の正面図
【図2】チャッキング装置及びその180度回転部を示す平面図
【図3】チャッキング装置及びその180度回転部と移載部を示す正面図
【図4】チャックキング装置の正面図
【図5】検品テーブルの側面図
【図6】検品テーブルとその上の製品のフィルムを吸引する吸引装置ユニットを示す側面図
【図7】吸引装置と検品棒を示す平面図
【図8】同上駆動装置の正面図
【図9】ロードセルと組み合わせた検品棒の平面図
【図10】同上駆動装置の側面図
【図11】ロードセルのジグの作動状態を示す側面図
【図12】ロードセルに組み合わせた検品棒の移動方向を示す駆動装置の正面図
【図13】同上正面図
【図14】同上側面図
【図15】画像処理カメラ取り付け装置の平面図
【図16】同上正面図
【図17】同上側面図
【図18】同上カメラを移動させる駆動装置の平面図
【符号の説明】
1...ガセット包装物(製品)
2...搬送用コンベヤー
3...入り口ストッパー
4...チャッキング装置
5...チャック
6...チャック移載部
7...検品テーブル
8...検品テーブルの移動シリンダー
9...固定基準
10...吸引装置ユニット
11...吸引パイプ
12...V字形吸引口
13...網
14a,14b,21...レール
15...包装フィルム
16a,16b...ロードセル
17...検品棒
18...エア吹き出し口
19a,19b,19c,19d...サーボモーター
20a,20b,20c,20d...ボールネジ
22...ガゼット熱融着部
23...ロードセルのジグ
24a,24b,24c...カメラ
25a,25b...移動軸
26...照明
27...カメラ移動用モーター
28...歯車
29...ピント合わせ用モーター

Claims (6)

  1. ガセット包装物の搬送コンベヤーとロードセルに組み合わせた検品棒と検査カメラにより構成される検品装置において、チャッキング装置によりベルトコンベヤーで搬送されたガセット包装物を検品テーブルに取り出し、検品テーブル上へ移載されたガセット包装物のガセット部を吸引する吸引手段を設け、吸引されて広がったガセット部にロードセルに組み合わせた検品棒を差し込み、ガセット部に差し込まれた検品棒がフィルムの熱融着部に懸かる圧力を感知しながらその圧力を数値に換算し、この測定値と設定された基準値とを比較し、ガゼット部の熱融着強度を判定する事が出来るようにしたガセット包装物の検品装置。
  2. ガセット包装物の搬送コンベヤーとロードセルに組み合わせた検品棒と検査カメラにより構成される検品装置において、チャックキング装置によりベルトコンベヤー上に搬送されたガセット包装物を検品テーブルに取り出し、その下方に設けたシリンダーにより固定基準にガセット包装物が当たる位置まで前記の検品テーブルを移動させてロードセルに組み合わせた検品棒をガセット部内に差し込むようにしたことを特徴とする請求項1に記載のガセット包装物の検品装置。
  3. 検品テーブルに移載されたガセット包装物の包装フィルムをパイプで吸引する吸引装置において、包装フィルムに接するパイプの吸引口をV字形に形成し、そのパイプの先端部内に網を設けてガセット包装の形状を保ちながら、ロードセルに装備した検品棒をガセット部内へ差し込みむことを容易にすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガセット包装物の検品装置。
  4. 吸引装置により吸引されて広がったガセット部内にロードセルに組み合わせた検品棒を差し込み、サーボモーターでボールネジを回転させて引き抜きながら、差し込まれた検品棒を一定圧力で引っ張り、フィルムの熱融着部に懸かる検品棒の圧力を数値に換算して、測定値と設定基準値を比較して熱融着強度を判定する事が出来るようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいづれかに記載のガセット包装物の検品装置。
  5. ガセット包装物の包装状態を画像処理するカメラを複数台配置し、少なくともその内1台を固定し、その他のカメラを移動軸に設けてガセット包装の幅に合わせて移動出来るようにした駆動手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガセット包装物の検品装置。
  6. 180度回転するチャッキング装置を設ける事により、ベルトコンベヤー上に搬送されたガセット包装物を180度回転して検品テーブル上に取り出すようにしたとこを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガセット包装物の検品装置。
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