JPH0776326A - 洩れ検査方法及び装置 - Google Patents

洩れ検査方法及び装置

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JPH0776326A
JPH0776326A JP24607293A JP24607293A JPH0776326A JP H0776326 A JPH0776326 A JP H0776326A JP 24607293 A JP24607293 A JP 24607293A JP 24607293 A JP24607293 A JP 24607293A JP H0776326 A JPH0776326 A JP H0776326A
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JP
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article
opening
bag
fixture
station
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JP24607293A
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Takao Orii
孝男 折井
Tadao Abe
忠夫 阿部
Tokihito Souno
時人 惣野
Hiroyuki Kamiya
裕行 神谷
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周辺機器を可及的に汚損することなく、可撓
物品を洩れ検査すること。 【構成】 可撓物品(シート袋1)の開口部から内容物
を充填した後、該開口部をシールし、該物品を加圧する
ことにて該開口部のシール部1Aからの内容物の洩れを
検査する洩れ検査方法において、可撓物品の上記シール
部1Aを下向き配置して該物品に対する上記加圧を行な
うもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗剤、油、薬液等の内容
物を充填された可撓物品(包装容器)のシール部からの
内容物の洩れを検査する洩れ検査方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭56-13330号公報に記載の如
く、洩れ検査方法として、可撓物品の開口部から内容物
を充填した後、該開口部をシールし、該物品を加圧する
ことにて該開口部のシール部からの内容物の洩れを検査
するものがある。
【0003】この従来技術は、内容物を充填された可撓
物品をコンベヤベルトで搬送する過程で、該可撓物品を
加圧ローラーにてコンベヤベルトとの間で加圧し、シー
ル部の疑似接着等の破壊による内容物の洩れの有無を洩
れセンサにて検査するものである。そして、洩れ物品に
ついてはエアノズルの吹付力によりコンベヤベルト側方
へ排除し、洩れを内容物によって汚損されたコンベヤベ
ルトは洗浄乾燥する手段を付加している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、下記〜の問題点がある。 可撓物品の全体をコンベヤベルト上に横置きする状態
で、この物品を加圧ローラにてコンベヤベルトに加圧す
る。従って、シール部の疑似接着等に破壊を生ずると、
洩れた内容物がコンベヤベルト上に流出し、コンベヤベ
ルトを汚損するものとなる。
【0005】可撓物品そのものをコンベヤベルトにて
搬送しながら洩れ検査している。従って、コンベヤベル
ト上での可撓物品の姿勢制御性に困難があり、可撓物品
の印字、箱詰め等におけるハンドリング性に困難があ
る。
【0006】洩れ物品の排出手段として、エアノズル
が必要であり、構成複雑である。 本発明は、周辺機器を可及的に汚損することなく、可撓
物品を洩れ検査することを目的とする。
【0007】また、本発明は、可撓物品のハンドリング
性を確保しながら洩れ検査可能とすることを目的とす
る。
【0008】また、本発明は、洩れ物品を簡易に排出可
能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、可撓物品の開口部から内容物を充填した後、該開口
部をシールし、該物品を加圧することにて該開口部のシ
ール部からの内容物の洩れを検査する洩れ検査方法にお
いて、可撓物品の上記シール部を下向き配置して該物品
に対する上記加圧を行なうようにしたものである。
【0010】請求項2に記載の本発明は、可撓物品の開
口部から内容物を充填した後、該開口部をシールし、該
物品を加圧することにて該開口部のシール部からの内容
物の洩れを検査する洩れ検査装置において、内容物を充
填された後に開口部をシールされた上記物品を保持する
物品保持領域を備え、該物品保持領域内の該物品に加圧
力を付与する加圧部材を備えてなる物品固定具を有する
とともに、上記物品固定具の姿勢を制御し、該物品保持
領域に保持されている上記物品の上記シール部を該物品
固定具より下位寄りに設定する洩れ検査ゾーンを有して
なるようにしたものである。
【0011】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の本発明において更に、前記物品固定具の物品保持領
域に対し物品を排出するための物品排出口が開口され、
前記洩れ検査ゾーンの下流側で、上記物品固定具の物品
排出口を下向きに設定するとともに、該洩れ検査ゾーン
で洩れの存在を検出された物品の該物品保持領域による
保持を解除して該物品を該下向き物品排出口から排出す
る洩れ物品排出ゾーンを有してなるようにしたものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、下記の作
用がある。 可撓物品のシール部を下向き配置して、この物品を加
圧する。従って、シール部の疑似接着等に破壊を生ずる
と、洩れた内容物はシール部から下方にのみ滴下して例
えば受皿等に収集され、周辺機器を汚損しない。
【0013】請求項2に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。 可撓物品は物品固定具に保持された状態で、該物品固
定具に内蔵の加圧部材によって加圧されて洩れ検査され
る。従って、充填包装ライン等における物品のハンドリ
ング性を向上しながら、洩れ検査できる。そして、洩れ
検査ゾーンでは、物品のシール部が物品固定具より下位
寄りに設定されて洩れ検査されるから、この洩れ検査に
よって物品のシール部から洩れ落ちる内容物は、物品固
定具に触れることなく下方に滴下することになって該物
品固定具を汚損しない。
【0014】請求項3に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。 洩れ物品排出ゾーンでは、上記の洩れ検査ゾーンで
洩れの存在を検査された物品が、物品固定具内での物品
保持領域による保持を解除され、物品固定具に設けられ
て下向きに設定された物品排出口から排出される。即
ち、洩れ物品を容易に排出できる。
【0015】
【実施例】図1は充填包装ラインの一例を示す模式図、
図2は充填包装ラインの他の例を示す模式図、図3は物
品固定装置の一例を示す模式図、図4は物品固定装置の
作動態様を示す模式図、図5は袋挿入、充填過程を示す
模式図、図6は洩れ検査過程を示す模式図、図7は洩れ
検査ステーションの変形例を示す模式図、図8は片サイ
ド開閉式物品固定装置を示す模式図である。
【0016】充填包装ライン10は、図1に示す如く、
(A) 袋供給ステーション11にて供給されるシート袋1
を物品固定具20に保持し、(B) 充填ステーション12
にて物品固定具20内のシート袋1に洗剤等の内容物を
充填し、(C) シールステーション13にて内容物を充填
されたシート袋1の開口部をシールし、(D) 洩れ検査ス
テーション14にてシート袋1のシール部の疑似接着性
等を検査し、(E) 不良品排出ステーション15にて洩れ
のある不良品シート袋1を排出し、(F) 箱詰めステーシ
ョン16にて洩れのない良品シート袋1を箱詰めし、
(G) 物品固定具集積ステーション17にて空状態の物品
固定具20を集積する。
【0017】尚、充填包装ライン10は、シート袋1の
保持、搬送のために上述の如くに物品固定具20を用い
ており、物品固定具20を袋供給ステーション11か
ら充填ステーション12、シールステーション13に搬
送するための横移動コンベヤ18A、ターンテーブル1
8B、横移動コンベヤ18C、物品固定具20をシー
ルステーション13から洩れ検査ステーション14、不
良品排出ステーション15に搬送するためのターンテー
ブル18D、周回コンベヤ18E、物品固定具20
(良品保持)を不良品排出ステーション15から箱詰め
ステーション16に搬送するためのターンテーブル18
F、横移動コンベヤ18G、物品固定具20を箱詰め
ステーション16から空状態で物品固定具集積ステーシ
ョン17に搬送するための広幅コンベヤ18H、物品
固定具20を物品固定具集積ステーション17から袋供
給ステーション11に返送するリターンコンベヤ18
I、ターンテーブル18J、物品固定具20(不良品
排出済の空状態)を不良品排出ステーション15からリ
ターンコンベヤ18Iに合流せしめるリターンコンベヤ
18K、ターンテーブル18Lを設置している。
【0018】また、シート袋1は、例えば三角形状自立
性軟式袋であり、表裏2枚の胴部シートの両側縁部を互
いに接合し、かつそれらの環状底縁部に底部シートの周
縁部を接合し、2枚の胴部シートの未接合上端部に開口
を備える状態で袋供給ステーション11に供給されて使
用される。尚、シート袋1のシートはヒートシールでき
るシート、例えば熱溶着性樹脂フィルムやそれにアルミ
ニウム箔をラミネートしたシートを素材としている。
【0019】然るに、物品固定具20は、図3に示す如
く、底板21の左右両側に2枚の側板22、22を立設
し、両側板22、22の間に、三角形状シート袋1の縦
断面形状に適合する如くの三角形状の物品保持領域23
を形成している。ここで、物品固定具20は、底板21
に磁石21Aを埋め込まれており、上述した物品固定具
20のための各搬送経路18A〜18Lとの間に生ぜし
められる磁気吸引力により吸引され、各搬送経路18A
〜18Lに沿う正立、180 度倒立、もしくは90度横転の
如くの各種搬送姿勢にて安定的に搬送せしめられる。
尚、各搬送経路18A〜18Lは、物品固定具20の磁
石21Aとの間に磁気吸引力を発生するように薄鋼板又
は磁石等の磁性体からなるもの、或いはそれら搬送経路
18A〜18Lの裏側にそれらの磁性体レールを固定配
置されてなるもの等にて構成される。
【0020】そして、物品固定具20は、物品保持領域
23に対しシート袋1を挿入/取出し可能とするための
物品入出口24を物品固定具20の前後両方の横方向に
開口している。これにより、物品固定具20は、前述し
た横移動コンベヤ18Aに沿う横方向に移動する過程
で、シート袋1は物品入出口24から物品保持領域23
に挿入され、保持可能とする。
【0021】また、物品固定具20は、両側板22、2
2の物品保持領域23を挟んで相対する上端両側部のそ
れぞれに物品保持部材25を内蔵している。各物品保持
部材25は、側板22の物品保持領域23に臨む上端内
面に凹設したガイド孔26内にばね27により物品保持
領域23の方向へと付勢されて摺動することにより物品
保持領域23に進退可能に嵌合されている基部25A
と、基部25Aに凹設したガイド溝29内にばね28に
より横外方へと付勢されて摺動することにより横移動可
能に嵌合されている把持部25Bとからなる。側板22
のガイド孔26の背面側には、基部25Aをスムースに
摺動可能とするための空気孔(不図示)が設けられてい
る。
【0022】即ち、(a) 物品保持部材25の基部25A
は磁性体から構成されていて、外部の開操作磁石30の
磁気吸引作用下でばね27のばね力に抗してガイド孔2
6内に引き込まれ、相対する基部25Aに嵌合している
把持部25Bを互いに開いてシート袋1を挿入、もしく
は排出可能とする(図4(B))。他方、(b) 物品保持
部材25の基部25Aは上記開操作磁石30の磁気吸引
作用消失下でばね27のばね力によりガイド孔26の外
方へと押出され、相対する基部25Aに嵌合している把
持部25Bを互いに閉じてシート袋1を挟圧保持可能と
する(図4(C))。このとき、物品固定具20は、両
側板22、22の物品保持領域23を挟んで相対する上
端両側部のそれぞれに物品保持部材25を備えているか
ら、物品保持領域23の上部で、各物品保持部材25の
把持部25Bにより物品1をその上部基準にて保持する
ものとなる。
【0023】また、両側板22、22の上端両側部のそ
れぞれに位置する物品保持部材25の把持部25Bは、
シート袋1の上端寄り両側部を保持する状態で、ばね2
8により物品保持領域23の横外方へと常時付勢される
ようになっている。そして、このシート袋1の上端寄り
両側部は、(a) 各把持部25Bがばね28のばね力に抗
する外力の作用によって基部25Aのガイド溝29に沿
う横内方へと移動するとき、各把持部25Bに保持され
たままシート袋1の開口幅方向にて接近移動(開き)し
(図4(D))、(b) 上記(a) の外力の消失下で、各把
持部25Bがばね28のばね力によって基部25Aのガ
イド溝29に沿う横外方へと移動し、各把持部25Bに
保持されたままシート袋1の開口幅方向にて離隔移動
(2枚の胴部シートが互いに扁平状に重なる)するもの
となる(図4(C))。
【0024】従って、物品固定具20は、充填ステーシ
ョン12において、バキュームパッド等の一対の開口装
置31がシート袋1の上端中間部にて相対する2枚の胴
部シートのそれぞれに外方への引張力を付与すると、各
物品保持部材25の把持部25Bはシート袋1の上端寄
り両側部を保持したまま上述(a) の如くに横移動し、該
シート袋1の両側部を接近させ、かつその中間部を外方
へと拡開して開口せしめる(図4(D))。
【0025】尚、物品固定具20は、各側板22の上端
中央部でその両側の物品保持部材25内蔵部に挟まれる
部分を凹状部32とし、この凹状部32を、上記開口装
置31によって外方へと拡開せしめられるシート袋1の
上端中間部のための拡開作業領域としている。
【0026】また、物品固定具20は、両側板22、2
2の中間〜下端部間のそれぞれに一対をなす加圧アーム
33、33を内蔵している。両加圧アーム33は、それ
らの上端部を支軸34により支えられて各側板22の貫
通窓部35に内蔵されて互いに相対し、(a) 通常時に
は、不図示のばね及びストッパ等の位置決め装置により
貫通窓部35内に設定されて待機し、(b) 洩れ検査ステ
ーション14での洩れ検査部には後述する加圧シリンダ
71により押動されて物品保持領域23内へと押込ま
れ、物品保持領域23内に保持されているシート袋1の
両側部に挟圧状態で加圧力を付与し、後述する洩れ検査
を行なう。
【0027】尚、物品固定具20は、図3(D)に示す
如く、両側板22、22のそれぞれに設ける物品保持部
材25のうち、一方の物品保持部材25は上述の通り基
部25Aと把持部25Bとからなるものとし、それに対
する他方の物品保持部材25は把持部25Bのみを備え
るものとしても良い。この他方の物品保持部材25の把
持部25Bは、側板22に設けたガイド溝29A内にて
ばね28により横外方へと付勢されて摺動できるように
嵌合され、(a) 相対する物品保持部材25の把持部25
Bとシート袋1の両側部を保持し、且つ(b) その両側部
をシート袋1の開口幅方向にて接近/離隔移動可能とす
るものとなる。
【0028】以下、充填包装ライン10の各ステーショ
ン11〜16の動作について説明する。
【0029】(A) 袋供給ステーション11(図1、図4
(A)〜(C)、図5(A)) 袋供給ステーション11を横切るように延在している横
移動コンベヤ18Aの一方の側方には袋供給マガジン4
1が設置され、袋供給マガジン41には前述の如く未接
合上端部に開口を備えた扁平状のシート袋1が積層状態
で充填され、各シート袋1は不図示のプッシャ装置によ
りそれらの最先に位置することとなるシート袋1をマガ
ジン41のコンベヤ18Aに臨む供給位置に位置付ける
ものとしている。そして、袋供給ハンド42は、袋供給
マガジン41の供給口に位置付けられた最先のシート袋
1の上端部を把持してマガジン41の供給口からコンベ
ヤ18Aの上方に定めた袋挿入位置に取出し、待機せし
める。尚、袋供給ハンド42は、真空吸着パッド42A
(図1)又はチャック42Bによりシート袋1の上端部
を把持し、これらの吸着パッド42A又はチャック42
Bをシリンダ42Cによりマガジン41の供給口とコン
ベヤ18Aの上方の袋挿入位置との間にて移動せしめ
る。
【0030】他方、横移動コンベヤ18Aの上方の袋挿
入位置の上流〜袋挿入位置の両側には、袋供給ハンド4
2の移動経路に干渉しない下方に、一対をなす前述の開
操作磁石30を固定配置している。両開操作磁石30は
電磁石からなり、物品固定具20が横移動コンベヤ18
Aによって袋挿入位置の上流〜袋挿入位置を通過すると
きに励磁されて各物品保持部材25の基部25Aを前述
の如くにガイド孔26内に引き込み、相対する基部25
Aに嵌合している把持部25Bを互いに開き、相対する
把持部25Bの間に袋挿入空間を形成する(図4
(B)、図5(A))。こうして、相対する把持部25
Bの間に袋挿入空間を形成された物品固定具20が袋挿
入位置を通過するとき、袋挿入位置で上述の如くに袋供
給ハンド42によって予め上端把持されて待機している
シート袋1が物品固定具20の横方向に開口している物
品入出口24から物品保持領域23に挿入されると、両
開操作磁石30は消磁される。この両開操作磁石30の
消磁により、各物品保持部材25の基部25Aはばね2
7のばね力により相対する把持部25Bを互いに閉じる
ようにガイド孔26の外方へと押出され、結果として相
対する把持部25Bによりシート袋1の上端寄り両側部
をシート袋1の上部基準で保持する(図4(C)、図5
(A))。
【0031】このとき、シート袋1は後工程でヒートシ
ールされる上端開口部を物品固定具20の側板22より
上外方に突出させるようになっている。
【0032】(B) 充填ステーション12(図1、図4
(D)、図5(B)) 充填ステーション12を横切るように延在している横移
動コンベヤ18Cの上方の充填位置の両側には、一対を
なす前述の開口装置31が固定配置されている。両開口
装置31は吸着パッド等からなり、物品固定具20の両
側における物品保持部材25の相対する把持部25Bに
よって上端寄り両側部を保持されているシート袋1の上
端中間部にて、相対する2枚の胴部シートのそれぞれに
外方への引張力を付与する。これにより、各物品保持部
材25の把持部25Bはシート袋1の上端寄り両側部を
保持したまま基部25Aのガイド溝29に沿って横移動
し、該シート袋1の両側部を接近させ、かつ前述の如く
に物品固定具20の側板22より上外方へ突出されてい
るその上端中間部を外方へと拡開して開口せしめる(図
4(D)、図5(B))。
【0033】そして、開口装置31がシート袋1の上端
中間部に開口を拡開形成している間、充填位置の上方に
設置されている充填機51の充填ノズル51Aがその開
口から袋内に侵入し、規定量の内容物を充填する。
【0034】充填機51が充填を終わり、充填ノズル5
1Aがその開口から引き出されると、開口装置31はシ
ート袋1の上端中間部に及ぼしていた引張力を解除す
る。これにより、各物品保持部材25の把持部25Bは
ばね28のばね力によって基部25Aのガイド溝29に
沿う横外方へと移動し、該シート袋1の両側部を離隔さ
せて緊張せしめ上述の開口を扁平状に重ねる(図4
(C))。
【0035】尚、開口装置31、充填機51は充填ステ
ーション12を構成する一定範囲を横移動コンベヤ18
Cと同期して物品固定具20内のシート袋1とともに同
期移動して上述の充填作業を行ない、その充填作業後に
原位置に戻って新たな充填作業に備える。
【0036】(C) シールステーション13(図1) シールステーション13を横切るように延在している横
移動コンベヤ18Cの上方で、上記充填位置の出側に位
置するシール位置の両側には、ヒートシール装置61の
一対をなすヒートシールバー61A、61Aが配置され
ている。ヒートシール装置61の両シールバー61A、
61Aは、物品固定具20の両側における物品保持部材
25の相対する把持部25Bによって両側部を離隔され
て緊張状態とされ、扁平状に重ねられている2枚の胴部
シートの、側板22より上外方に突出されている上端開
口部を挟圧加熱してヒートシールし、シール部1Aを形
成する。
【0037】尚、ヒートシール装置61はシールステー
ション13を構成する一定範囲を横移動コンベヤ18C
と同期して物品固定具20内のシート袋1とともに同期
移動して上述のシール作業を行ない、そのシール作業後
に原位置に戻って新たなシール作業に備える。
【0038】 (D) 洩れ検査ステーション14(図1、図6) シールステーション13の出側に連続する周回コンベヤ
18Eは上半周〜下半周を周回し、物品固定具20は周
回コンベヤ18Eに磁気吸引状態で吸着され、その下半
周を反転状に横移動し、その下半周過程に定めてある洩
れ検査位置の両側に一対をなす加圧シリンダ71を備え
ている。
【0039】即ち、物品固定具20は洩れ検査位置を通
過するとき、底板21は周回コンベヤ18Eに吸着され
てその姿勢を上下反転(180 度倒立状態)し、物品保持
領域23に保持されているシート袋1のシール部1Aを
側板22より下外方(物品固定具20より下位寄り)に
設定するものとなる。そして、物品固定具20が洩れ検
査位置に達すると、両側の加圧シリンダ71が物品固定
具20の両側板22に内蔵されている加圧アーム33を
押動して物品保持領域23内へと押込み、物品保持領域
23内のシート袋1を挟圧状態で加圧する。これによ
り、シール部1Aの擬似接着の有無を検出する。
【0040】尚、加圧シリンダ71は、サーボモータ7
2による送りねじ73の螺動により、洩れ検査ステーシ
ョン14を構成する一定範囲を周回コンベヤ18Eと同
期して物品固定具20とともに同期移動して上述の加圧
作業を行ない、その加圧作業後に原位置に戻って新たな
加圧作業に備える。
【0041】そして、洩れ検査ステーション14にあっ
ては、加圧シリンダ71によって加圧される物品固定具
20の移動範囲の下方に洩れチェックセンサ74を固定
設置している。シール部1Aの疑似接着が破壊されたと
き、シート袋1の内容物は物品固定具の側板22より下
位にあるシール部1Aから物品固定具20に触れること
なく下方に滴下し(図6(B))、センサ74にて洩れ
の発生が検出される。各物品固定具20によって搬送さ
れてくるシート袋1の洩れの有無は、センサ74に接続
されている制御装置75により記憶される。洩れチェッ
クセンサ74としては、洩れ液の接触による静電容量
の変化を検出する静電容量式、或いは光ビームを洩れ
滴下液が遮断することを検出する光電管もしくはレーザ
ビーム式等を採用できる。尚、洩れチェックセンサ74
の下回りには、洩れ液を収集するための受皿76が設置
されている。
【0042】(E) 不良品排出ステーション15(図1) 洩れ検査ステーション14の出側で、周回コンベヤ18
Eの下半周部から上半周部への上向Uターン部は不良品
排出ステーション15(洩れ物品排出ゾーン)とされて
いる。不良品排出ステーション15は、周回コンベヤ1
8Eのこの上向きUターン部に沿って90度横転姿勢にて
搬送せしめられる物品固定具20の通過部に接近/離隔
できる開操作磁石81(永久磁石)を備えている。即
ち、洩れ検査ステーション14の制御装置75が洩れの
生じた不良品シート袋1が不良品排出ステーション15
を通過することを伝えると、シリンダ82が開操作磁石
81を物品固定具20の物品保持部材25の側傍に接近
設定せしめる。これにより、開操作磁石81は物品保持
部材25の基部25Aに磁気吸引力を及ぼし、基部25
Aをガイド孔26内に引き込む結果、基部25Aに嵌合
している把持部25Bを開き、把持部25Bによるシー
ト袋1の把持を解放する。このとき、物品固定具20は
周回コンベヤ18Eの上向きUターン部を上動している
ため、90度横転姿勢にある物品固定具20の横方向に開
口している物品入出口24は下向き排出口となり、把持
部25Bによる把持を解放された不良品シート袋1を物
品保持領域23から物品入出口24を経て下方の不良品
シュート(不図示)へと排出せしめる。
【0043】開操作磁石81は物品固定具20の通過部
に接近状態で固定せしめられる電磁石の励磁、消磁によ
り把持部25Bを開閉するものであっても良い。
【0044】尚、不良品シート袋1を排出されて空状態
となった物品固定具20は、その後、周回コンベヤ18
Eの上半周部で、キックシリンダ83によりリターンコ
ンベヤ18Kへと移送される。
【0045】(F) 箱詰めステーション16(図1) 洩れ検査ステーション14の出側に連なる横移動コンベ
ヤ18G回りには箱詰めステーション16が設置されて
いる。箱詰めステーション16では、物品固定具20の
物品保持部材25により物品保持領域23内に保持され
ているシート袋1をロボットハンド91により把持し、
その後、物品固定具20の物品保持部材25によるシー
ト袋1の保持を解除し、該シート袋1をロボットハンド
91により物品固定具20から取出し、更にこのロボッ
トハンド91による把持を解除されたシート袋1をシュ
ート92により空箱93に詰める。
【0046】即ち、箱詰めステーション16において、
横移動コンベヤ18Gは2列の平板搬送ベルト94A、
94Bからなり、ロボットハンド91の下方に一時停止
せしめられる1個もしくは複数個(本実施例では4個)
の物品固定具20の側傍に開操作磁石95(電磁石)を
備え、ロボットハンド91の下方で両平板搬送ベルト9
4A、94Bの中間下方には1個もしくは複数個(本実
施例では4個)のシュート92が空箱設置位置に向けて
延在せしめられている。
【0047】然るに、本実施例の箱詰めステーション1
6では、(1) 4個の物品固定具20が横移動コンベヤ1
8Gの平板搬送ベルト94A、94Bによりロボットハ
ンド91の下方に搬入され、一時停止されると、(2) ロ
ボットハンド91が各物品固定具20の側板22より上
外方に突出しているシート袋1のシール部1Aを把持
し、(3) 開操作磁石95の励磁により各物品固定具20
の基部25Aをガイド孔26内に引き込んで把持部25
Bを開き、把持部25Bによるシート袋1の把持を解除
し、(4) 横移動コンベヤ18Gの再移動によって各物品
固定具20のみを箱詰めステーション16の出側に向け
て通過させ、ロボットハンド91により把持されている
各シート袋1を各物品固定具20の横方向に開口してい
る物品入出口24から相対的に横方向に取出し、(5) ロ
ボットハンド91による各シート袋1の把持を解除し
て、各シート袋1をシュート92から下方の空箱93に
詰める。
【0048】 (G) 物品固定具集積ステーション17(図1) 箱詰めステーション16にてシート袋1を取出された各
物品固定具20は、横移動コンベヤ18Gから広幅コン
ベヤ18Hに搬入され、集積待機される。物品固定具集
積ステーション17にて待機される物品固定具20は、
所定タイミングで、袋供給ステーション11に返送され
る。尚、不良品排出ステーション15で不良品シート袋
1を取出された物品固定具20も所定タイミングで袋供
給ステーション11に返送される。
【0049】以下、本実施例の作用について説明する。 シート袋1のシール部1Aを下向き配置して、このシ
ート袋1を加圧する。従って、シール部1Aの擬似接着
等に破壊を生ずると、洩れた内容物はシール部1Aから
下方にのみ滴下して例えば受皿76等に収集され、周辺
機器を汚損しない。
【0050】シート袋1は物品固定具20に保持され
た状態で、該物品固定具20に内蔵の加圧アーム33に
よって加圧されて洩れ検査される。従って、充填包装ラ
イン10におけるシート袋1のハンドリング性を向上し
ながら、洩れ検査できる。そして、洩れ検査ゾーンで
は、シート袋1のシール部1Aが物品固定具20より下
位寄りに設定されて洩れ検査されるから、この洩れ検査
によってシート袋1のシール部1Aから洩れ落ちる内容
物は、物品固定具20に触れることなく下方に滴下する
ことになって該物品固定具20を汚損しない。
【0051】不良品排出ステーション15では、上記
の洩れ検査ゾーンで洩れの存在を検出されたシート袋
1が、物品固定具20の物品保持領域23による保持を
解除され、物品固定具20に設けられて下向きに設定さ
れた物品排出口24から排出される。即ち、洩れシート
袋1を簡易に排出できる。
【0052】(充填包装ラインの変形例)(図2) 充填包装ライン10Aが前述の充填包装ライン10と実
質的に異なる点は、洩れ検査ステーション14、不良品
排出ステーション15に延在される周回コンベヤ18E
を、2列の平板搬送ベルト96A、96Bにより構成
し、周回コンベヤ18Eの下半周部のうちで不良品排出
ステーション15に位置する部分にて、両搬送ベルト9
6A、96Bを水平面状態から90度をなす鉛直面状態に
ひねりを加え、これによって両搬送ベルト96A、96
Bとの間の磁気吸引力によって吸着搬送される物品固定
具20の横方向に開口している物品入出口24が下向き
排出口となるように構成したことにある。不良品排出ス
テーション15に設置される開操作磁石81がシリンダ
82によって物品固定具20の側傍に接近設定され、不
良品シート袋1を保持している物品保持部材25の把持
部25Bを開き、把持部25Bによる不良品シート袋1
の保持を解除し、上述の下向き排出口から下方の不良品
排出シュート(不図示)へと排出する点は同じである。
【0053】尚、充填包装ライン10Aにあっては、上
述の他に、(1) 不良品排出ステーション15にて不良品
シート袋1を排出した空状態の物品固定具20を返送す
るリターンコンベヤ18Kの途中に設けた方向転換用の
ターンテーブル18Lをプッシャシリンダ97に変更し
たこと、(2) 物品固定具20を周回コンベヤ18Eから
横移動コンベヤ18Gに移送するための方向転換用のタ
ーンテーブル18Fをプッシャシリンダ98に変更した
ことを、充填包装ライン10におけると異にしている。
【0054】 (洩れ検査ステーションの変形例)(図7、図8) 洩れ検査ステーション14Aが前述の洩れ検査ステーシ
ョン14と実質的に異なる点は、物品固定具20に代わ
る片サイド開閉式物品固定具130を用いたこと、及び
加圧シリンダ71に代わる加圧ベルト装置140を用い
たことにある。
【0055】(片サイド開閉式物品固定具)(図8) 物品固定具130は、底板111の左右両側に2枚の側
板112、112を立設し、両側板112、112の間
に、三角形状シート袋1の縦断面形状に適合する如くの
三角形状物品保持領域113を形成している。ここで、
物品固定具130は、底板111に磁石111Aを埋め
込まれており、物品固定具130のための搬送経路との
間に生ぜしめられる磁気吸引力により吸引され、各搬送
経路に沿う正立、180 度倒立、もしくは90度横転の如く
の各種搬送姿勢で安定的に搬送せしめられる。
【0056】そして、物品固定具130は、物品保持領
域113に対しシート袋1を挿入/取出し可能とするた
めの物品入出口114を物品固定具130の前後両方の
横方向に開口している。
【0057】また、物品固定具130は、2枚の側板1
12、112のうちの一方で、他方の側板112に対し
物品保持領域113を挟んで相対する上端両側部のそれ
ぞれに物品保持部材115を内蔵している。各物品保持
部材115は、側板112の物品保持領域113に臨む
上端内面に凹設したガイド孔116内にばね117によ
り他方の側板112の内面方向へ付勢されて摺動するこ
とにより他方の側板112の内面に対し進退可能に嵌合
される把持部118を有している。ガイド孔116でば
ね117を背面支持しているプラグ116Aには、把持
部118をスムースに進退可能とさせるために空気孔1
16Bが設けられている。
【0058】このとき、各物品保持部材115の把持部
118はばね117のばね力により他方の側板112の
内面に衝合されてシート袋1をその上部基準にて保持す
る(図8(A)、(C))。他方、各物品保持部材11
5の把持部118はその内方基部に磁石119を固定さ
れていて、外部の開操作磁石120が磁石119に及ぼ
す磁気吸引作用下で、上述のばね117のばね力に抗し
てガイド孔116内に引き込まれ、把持部118を他方
の側板112の内面から離隔させてシート袋1を挿入、
もしくは排出可能とする(図8(B)、(D))。
【0059】尚、物品固定具130は、両側板112、
112の中間〜底板111に貫通窓部121を形成され
(図8(C))、加圧ベルト145をこの貫通窓部12
1から物品保持領域113内に押込み可能とし、物品保
持領域113内に保持されているシート袋1の底部に加
圧力を付与し、洩れ検査を行なうことを可能としてい
る。
【0060】加圧ベルト装置140は、洩れ検査ステー
ション14Aの例えば周回コンベヤ141を構成してい
る2列の平板搬送ベルト141A、141Bの下半周部
の上部に配設されている。そして、加圧ベルト装置14
0は、スイングフレーム142のスイング支軸142A
の反対端側にスイング作動シリンダ143を連結すると
ともに、スイングフレーム142の複数位置(本実施例
では3位置)にスプロケット車144を回転自在に枢着
し、全スプロケット車144に無端周回状の加圧べルト
145を巻き回し、1個のスプロケット車144に駆動
モータ146を連結している。これにより、加圧ベルト
装置140は、駆動モータ146により加圧ベルト14
5を周回コンベヤ141と同期して移動させるととも
に、スイング作動シリンダ143により該加圧ベルト1
45を2列の搬送ベルト141A、141Bの間を経
て、物品固定具130の貫通窓部121から物品保持領
域113内に押込み、物品保持領域113内に保持され
ているシート袋1の底部に加圧力を付与可能とする。
【0061】従って、洩れ検査ステーション14Aで
は、周回コンベヤ141の下半周部で、物品固定具13
0を 180度倒立姿勢に設定するとともに、その物品保持
部材115によって物品保持領域113に保持されてい
るシート袋1のシール部1Aを側板112より下外方
(物品固定具130より下位側)に設定し、貫通窓部1
21から物品保持領域113に押込まれる加圧ベルト1
45によりシート袋1の底部を加圧する。これにより、
加圧ベルト145は、物品固定具130内において両側
板112、112の物品保持領域113を画成して互い
にV字をなして相対する内面との間でシート袋1の内容
物充填部を挟圧状態で加圧し、シール部1Aの擬似接着
の有無を検出するものとなる。
【0062】尚、加圧ベルト145は、駆動モータ14
6により、洩れ検査ステーション14Aを構成する一定
範囲を周回コンベヤ141と同期して物品固定具130
とともに同期移動して上述の加圧作業を行なう。このと
き、周回コンベヤ141が複数の物品固定具130を連
続して搬送してくれば、加圧ベルト145は継続して加
圧作業位置に設定し続けられ、各物品固定具130内の
シート袋1を連続的に洩れ検査可能とする。
【0063】そして、洩れ検査ステーション14Aにあ
っては、加圧ベルト145によって加圧される物品固定
具130の移動範囲の下方に光ビーム式等の洩れチェッ
クセンサ147を固定設置している。シール部1Aの擬
似接着が破壊されたとき、シート袋1の内容物は物品固
定具130の側板112より下位にあるシール部1Aか
ら物品固定具130に触れることなく下方に滴下し(図
7(B)、(C))、センサ147にて洩れの発生が検
出される。148は洩れチェックセンサ147の下部回
りに設置された洩れ液収集用受皿である。
【0064】尚、この洩れ検査ステーション14Aの下
流側に、前記実施例の如くの不良品排出ステーションを
設置できる。即ち、不良品排出ステーションでは、物品
固定具130を90度横転姿勢に設定することにて物品入
出口114を下向き排出口とするとともに、洩れ検査ス
テーション14Aで洩れの存在を検出された不良品シー
ト袋1を保持している物品固定具130の物品保持部材
115によるシート袋1の保持を排除し、この不良品シ
ート袋1を物品保持領域113から物品入出口114を
経て下方の不良品シュートへと排出せしめる。
【0065】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、可撓物品と
しては、自立性軟質袋に限らず、非自立性軟質袋、もし
くは軟質ボトル等の各種容器を採用できる。また、物品
固定具に設ける物品排出口は、物品保持領域の一側方に
のみ設けられるものであっても良い。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、周辺機器
を可及的に汚損することなく、可撓物品を洩れ検査する
ことができる。
【0067】また、本発明によれば、可撓物品のハンド
リング性を確保しながら洩れ検査可能とすることができ
る。
【0068】また、本発明によれば、洩れ物品を簡易に
排出可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は充填包装ラインの一例を示す模式図であ
る。
【図2】図2は充填包装ラインの他の例を示す模式図で
ある。
【図3】図3は物品固定装置の一例を示す模式図であ
る。
【図4】図4は物品固定装置の作動態様を示す模式図で
ある。
【図5】図5は袋挿入、充填過程を示す模式図である。
【図6】図6は洩れ検査過程を示す模式図である。
【図7】図7は洩れ検査ステーションの変形例を示す模
式図である。
【図8】図8は片サイド開閉式物品固定装置を示す模式
図である。
【符号の説明】
1 シート袋(可撓物品) 1A シール部 14 洩れ検査ステーション(洩れ検査ゾーン) 15 不良品排出ステーション(洩れ物品排出ゾーン) 20 物品固定具 23 物品保持領域 24 物品入出口(物品排出口) 25 物品保持部材 33 加圧アーム(加圧部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓物品の開口部から内容物を充填した
    後、該開口部をシールし、該物品を加圧することにて該
    開口部のシール部からの内容物の洩れを検査する洩れ検
    査方法において、 可撓物品の上記シール部を下向き配置して該物品に対す
    る上記加圧を行なうことを特徴とする洩れ検査方法。
  2. 【請求項2】 可撓物品の開口部から内容物を充填した
    後、該開口部をシールし、該物品を加圧することにて該
    開口部のシール部からの内容物の洩れを検査する洩れ検
    査装置において、 内容物を充填された後に開口部をシールされた上記物品
    を保持する物品保持領域を備え、該物品保持領域内の該
    物品に加圧力を付与する加圧部材を備えてなる物品固定
    具を有するとともに、 上記物品固定具の姿勢を制御し、該物品保持領域に保持
    されている上記物品の上記シール部を該物品固定具より
    下位寄りに設定する洩れ検査ゾーンを有してなることを
    特徴とする洩れ検査装置。
  3. 【請求項3】 前記物品固定具の物品保持領域に対し物
    品を排出するための物品排出口が開口され、 前記洩れ検査ゾーンの下流側で、上記物品固定具の物品
    排出口を下向きに設定するとともに、該洩れ検査ゾーン
    で洩れの存在を検出された物品の該物品保持領域による
    保持を解除して該物品を該下向き物品排出口から排出す
    る洩れ物品排出ゾーンを有してなることを特徴とする請
    求項2記載の洩れ検査装置。
JP24607293A 1993-09-08 1993-09-08 洩れ検査方法及び装置 Withdrawn JPH0776326A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002211521A (ja) * 2001-01-23 2002-07-31 Ishida Co Ltd シールチェック装置
JP2002234513A (ja) * 2001-02-08 2002-08-20 Ishida Co Ltd シールチェック装置
JP2004238028A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Sankyo System:Kk ガセット包装物の検品装置
JP2021160787A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 株式会社 情報システムエンジニアリング 状態判定システム、状態判定方法、及び状態判定プログラム

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