JP2004229720A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動部材の変形・破損等を防止することができる遊技機を提供すること。
【解決手段】役物55に初期状態で左右方向の外力が作用したときには役物55を操作するカムピン52に相反する方向の操作力が作用することに基いてカムピン52が現在位置に拘束され、役物55が初期状態にロックされる。このため、パチンコ機の運搬時や設置時に役物55が外力で動作し、動作時の衝撃力で変形・破損等することが防止される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前方から視覚的に認識可能な可動部材を備えた遊技機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
上記遊技機には遊技盤の前面側に可動部材を設け、可動部材をモータ等の電気的なアクチュエータを用いて動作させる構成のものがある。この構成の場合、遊技機の運搬時や設置時に可動部材が外力で動作し、動作時の衝撃力で変形・破損等する虞れがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、可動部材の変形・破損等を防止することができる遊技機を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
<請求項1に係る発明について>
請求項1に係る発明は可動部材に特定状態で動作方向の外力が作用した場合に可動部材を特定状態に拘束するところに特徴を有するものであり、用語の意義は次の通りである。
・「可動部材」:動作前後で位置が変わる移動部材は勿論のこと、例えば軸を中心に回動可能な回動部材のように、動作前後で位置が変わらない部材をも含む用語である。この可動部材は遊技者に視覚的な装飾効果を提供する装飾部材および遊技内容に変化を付与する演出部材を含む用語であり、演出部材には大当り・リーチ等の特定状態の発生を確定的または非確定的に予告する部材および図柄表示器の表示内容と連動する部材等が該当する。ここで図柄表示器とは識別図柄が可変状態および可変停止状態で順に表示されるものであり、遊技者には識別図柄の可変停止時の態様に基いて大当りおよび外れの判定結果が報知される。図柄表示器の表示内容と可動部材の動作とを連動させるとは両行為を時間的タイミングを図って行うことを称するものであり、具体的には可動部材の動作と識別図柄の可変停止・可変開始・可変再開・可変速度の変更・形状の変更・色彩の変更・大きさの変更・これらの組合せ等とを連動させたり、可動部材の動作と識別図柄以外の絵柄の形状の変更・色彩の変更・大きさの変更・表示位置の変更・これらの組合せ等とを連動させることが該当する。
・「駆動源」:電気的信号を受けて可動部材を操作するアクチュエータを総称する用語であり、例えばモータおよび電磁レノイドが駆動源に該当する。この駆動源は可動部材を直接的に操作するものに限定解釈されるものではなく、リンク機構やカム機構等を介して間接的に操作するものをも含む用語である。
・「特定状態」:可動部材に動作方向の外力が作用したときに可動部材が現在状態に拘束される場合に当該状態を特定状態と称する。例えば可動部材に初期状態で動作方向の外力が作用したときに可動部材が初期状態に拘束される場合には初期状態が特定状態に相当する。この特定状態は1つだけ存在していても良く、複数存在しても良い。
請求項1に係る発明によれば、可動部材に特定状態で外力が作用した場合には可動部材が特定状態にロックされる。このため、遊技機の運搬時や設置時に可動部材が外力で動作し、動作時の衝撃力で変形・破損等することが防止される。
【0004】
<請求項2に係る発明について>
請求項2に係る発明は可動部材に特定状態で動作方向の外力が作用したときには操作機構を力学的バランスでロックし、可動部材を特定状態に拘束するところに特徴を有する。具体的には可動部材を操作する操作子に相反する方向の操作力を作用させ、操作子を現在状態に拘束するものであり、操作子とは可動部材を直接的または間接的に操作する機械要素を称する用語である。
請求項2に係る発明によれば、可動部材を特定状態にロックする専用部材が不要になるので、構成が簡単化される。
【0005】
<請求項3に係る発明について>
請求項3に係る発明はロック部材を駆動源により動作させることで可動部材を動作不能にロックするところに特徴を有するものであり、用語の意義は次の通りである。
・「可動部材」:上述の「可動部材」と同一である。
・「第1の駆動源」:上述の「駆動源」と同一である。
【0006】
・「ロック部材」:可動部材を動作不能にロックするロック状態および可動部材の動作を許容するアンロック状態に切換わる機械要素を称する用語であり、可動部材を直接的にロックする部材に限定解釈されるものではなく、操作機構の可動要素を拘束することに基いて間接的にロックする部材をも含む用語である。
・「第2の駆動源」:電気的信号を受けてロック部材を操作するアクチュエータを総称する用語であり、例えばモータおよび電磁レノイドが第2の駆動源に該当する。この第2の駆動源はロック部材を直接的に操作するものに限定解釈されるものではなく、リンク機構やカム機構等の操作機構を介して間接的に操作するものをも含む用語である。
請求項3に係る発明によれば、ロック部材のロック状態で可動部材が動作不能にロックされる。このため、遊技機の運搬時や設置時に可動部材が外力で動作し、動作時の衝撃力で変形・破損等することが防止される。
【0007】
<請求項4に係る発明について>
請求項4に係る発明は遊技不能時および遊技可能時で第2の駆動源の状態を自動的に切換えることに基いてロック部材をロック状態およびアンロック状態にするところに特徴を有するものであり、用語の意義は次の通りである。
・「遊技不能時」:パチンコ球の発射が不能な状態・パチンコ球の発射は可能であっても設定内容で遊技が進行しない状態等を称する。例えばパチンコ球が始動口に入賞しても大当り判定処理が行われない状態等が遊技不能時に該当する。
【0008】
・「遊技可能時」:設定内容で遊技が進行する状態を称するものであり、例えばパチンコ球を発射することができ且つパチンコ球が始動口に入賞したときには大当り判定処理が行われる状態が遊技可能時に該当する。これら遊技可能状態および遊技不能状態は主電源のオンオフで切換え、第2の駆動源の状態は主電源のオンオフに連動して切換えることが好ましい。
請求項4に係る発明によれば、遊技不能な運搬時や設置時にはロック部材が自動的にロック状態になることに基いて可動部材を動作不能にロックし、遊技可能時にはロック部材が自動的にアンロック状態になることに基いて可動部材をロック解除するので、ロック部材を手動操作でロック状態およびアンロック状態に切換える手間が不要になる。
【0009】
<請求項5に係る発明について>
請求項5に係る発明は操作スイッチを操作することで第2の駆動源の状態を切換え、ロック部材をロック状態およびアンロック状態にするところに特徴を有するものであり、用語の意義は次の通りである。
・「操作スイッチ」:電気的な信号を出力する電気要素を称するものであり、人が操作力を加えることで電気的に動作する接触形スイッチは勿論のこと、操作力を加えることなく電気的に動作する非接触形スイッチをも含む用語である。
請求項5に係る発明によれば、操作スイッチからの出力信号に応じてロック部材用の駆動源を通断電することで対応できるので、構成が簡単になる。
【0010】
<請求項6に係る発明について>
請求項6に係る発明はロック部材を手動操作でロック状態およびアンロック状態に切換えるところに特徴を有するものであり、用語の意義は次の通りである。
・「可動部材」:上述の「可動部材」と同一である。
・「駆動源」:上述の「駆動源」と同一である。
・「ロック部材」:人の操作力でロック状態およびアンロック状態に移動する部材を称するものである。このロック部材は直接的に操作力が加えられる部材に限定解釈されるものではなく、カム機構およびクランク機構等の操作機構を介して間接的に操作力が加えられる部材をも含む用語である。また、ロック部材は可動部材を直接的にロックする部材に限定解釈されるものではなく、操作機構の可動要素をロックすることに基いて可動部材を間接的にロックする部材をも含む用語である。
請求項6に係る発明によれば、人がロック部材をロック状態に手動操作し、可動部材を動作不能にロックすることができる。このため、遊技機の運搬時や設置時に可動部材が外力で動作し、動作時の衝撃力で変形・破損等することが防止される。しかも、ロック部材を操作する駆動源および駆動回路が不要になるので、電気的構成が簡単になる。
【0011】
<請求項7に係る発明について>
請求項7に係る発明は可動部材を動作不能にロックするロック部材を取外し可能に設けたところに特徴を有するものであり、用語の意義は次の通りである。
・・「可動部材」:上述の「可動部材」と同一である。
・「駆動源」:上述の「駆動源」と同一である。
・「ロック部材」:可動部材を動作不能にロックする機械要素を称する。このロック部材は可動部材をロックするロック状態および可動部材をロック解除する取外し状態に切換わるものであり、取外し状態とは取付部分に対する取付けが解除された無効状態・切離し状態を称する。このロック部材は可動部材を直接的にロックする部材に限定解釈されるものではなく、操作機構の可動要素をロックすることに基いて可動部材を間接的にロックする部材をも含む用語である。
請求項7に係る発明によれば、ロック部材を装着することに基いて可動部材を動作不能にロックすることができる。このため、遊技機の運搬時や設置時に可動部材が外力で動作し、動作時の衝撃力で変形・破損等することが防止される。しかも、ロック部材を操作する駆動源および駆動回路が不要になるので、電気的構成が簡単になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例を図1〜図15に基いて説明する。パチンコホールの台島には、図11の(b)および(c)に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端部には、図11の(a)に示すように、前枠2が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この前枠2は中央部に矩形状の開口部を有する平板状をなすものであり、前枠2の開口部内には下方へ開口するコ字状の金枠3が固定され、前枠2の下端部には下皿4が固定されている。
【0013】
金枠3の下端部には横長な長方形状の皿板5が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この皿板5には上皿6が固定されており、上皿6内にはパチンコ球P(図6参照)が貯溜されている。また、上皿6には、図11の(a)に示すように、複数のスリット7が形成されている。これら複数のスリット7の後方にはスピーカ8が固定されており、スピーカ8からは各種の効果音が出力される。
【0014】
前枠2の前面には右下部に位置して発射ハンドル9が回動可能に装着されており、発射ハンドル9の後方には発射モータ10が固定されている。この発射モータ10の回転軸には打球機構を介して打球槌(いずれも図示せず)が連結されており、発射ハンドル9が図11の(a)の時計回り方向へ回動操作されたときには発射モータ10に電源が与えられ、打球槌が上皿6内のパチンコ球Pを上皿6内から弾き出す。
【0015】
金枠3には皿板5の上方に位置して矩形状の窓枠11が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されており、窓枠11の内周面には透明なガラス窓12が固定されている。また、前枠2の後面には額縁状の機構盤(図示せず)が固定されている。この機構盤には、図10に示すように、遊技盤13が固定されており、遊技盤13はガラス窓12により前方から覆われている。
【0016】
前枠2には、図11の(a)に示すように、右側部に位置して枠鍵14が装着されており、枠鍵14は前枠2を外枠1の前端面に密着した閉鎖状態にロックし、窓枠11を金枠3の内周面に嵌合した閉鎖状態にロックしている。また、遊技盤13の前面には、図10に示すように、外レール15および内レール16が固定されており、打球槌が弾いたパチンコ球Pは外レール15および内レール16間の発射通路17を通って上昇し、発射通路17の出口18から放出される。また、遊技盤13の前面には複数の障害釘(図示せず)が打込まれており、発射通路17の出口18から放出されたパチンコ球Pは障害釘に当りながら遊技盤13内を落下する。
【0017】
遊技盤13の前面には特別図柄始動口19が固定されている。この特別図柄始動口19は上面が開口するポケット状をなすものであり、特別図柄始動口19内には始動口センサ20(図12参照)が固定されている。この始動口センサ20は近接スイッチからなるものであり、特別図柄始動口19内にパチンコ球Pが入賞したことを検出して始動信号を出力する。尚、特別図柄始動口19は始動口に相当するものである。
【0018】
遊技盤13には、図10に示すように、中央部に位置して図柄表示装置21が装着されている。この図柄表示装置21は表示台枠22に図柄表示器23を装着してなるものであり、表示台枠22は次のように構成されている。
【0019】
<表示台枠22について>
遊技盤13には、図6の(b)に示すように、貫通孔24が形成されており、貫通孔24内には前方から中央飾り枠25が嵌合されている。この中央飾り枠25は、図8および図9に示すように、前面が開口する皿状をなすものであり、中央飾り枠25の前端部にはフランジ部26が形成されている。このフランジ部26には、図6の(a)に示すように、複数の貫通孔27が形成されており、中央飾り枠25は前方から各貫通孔27を通して遊技盤13に釘(図示せず)を打込むことに基づいて固定されている。
【0020】
中央飾り枠25には天飾り枠28が固定されている。この天飾り枠28は中央飾り枠25とは異色なものであり、中央飾り枠25の視覚的な表面装飾効果を高める機能を有している。また、天飾り枠28の左右両側部には、図9に示すように、遊技盤13の前面に対して前方へ突出する突部29が形成されており、各突部29にはワープルート30の入口31が形成されている。これら各入口31は中央飾り枠25の外部に向って開口するものであり、パチンコ球Pが入口31を通してワープルート30内に侵入したときにはワープルート30内を落下する。これら各ワープルート30は中央飾り枠25と天飾り枠28との間に形成された通路状の空間部を称するものであり、各ワープルート30の下端部には、図6の(a)に示すように、中央飾り枠25の内部に向って開口する出口32が形成されている。尚、ワープルート30は球通路に相当するものである。
【0021】
中央飾り枠25の下端部にはステージ33が形成されており、各ワープルート30の出口32から放出されたパチンコ球Pはステージ33上に落下する。このステージ33は前面視が円弧凹状をなすものであり、ステージ33上に落下したパチンコ球Pはステージ33の傾斜に沿って左右方向へ揺動する。また、ステージ33は、図8に示すように、前方へ向かって下降する傾斜面状をなすものであり、パチンコ球Pは左右方向へ揺動しながらステージ33の傾斜に沿って前方へ転がる。
【0022】
ステージ33には、図6の(a)に示すように、2個の仕切壁34が形成されており、両仕切壁34間にはV溝35が形成されている。このV溝35は特別図柄始動口19の真上に配置されたものであり、パチンコ球PがV溝35に沿ってステージ33の前端から転落したときには特別図柄始動口19内に相対的に高確率で入賞する。即ち、V溝35はステージ33上から特別図柄始動口19にパチンコ球Pを案内する案内路および案内溝に相当するものである。
【0023】
ステージ33にはV溝35の左右両側部に位置して外れ溝36が形成されている。これら各外れ溝36は特別図柄始動口19の真上に対して左右方向に位置ずれするものであり、パチンコ球Pが各外れ溝36に沿ってステージ33の前端から転落したときには特別図柄始動口19内に対する入賞確率が相対的に低下する。即ち、外れ溝36はステージ33上からパチンコ球Pを排出する排出路および排出溝に相当するものである。
【0024】
中央飾り枠25の後面には、図7に示すように、左右両側部に位置してベース37が固定されている。これら各ベース37の上面には、図5に示すように、後端部に位置して垂直な軸38および39が形成されており、各ベース37の軸38および39には、図1に示すように、カムアーム40の後端部および補助アーム41の後端部が回動可能に装着されている。尚、カムアーム40は従動子に相当するものである。
【0025】
各ベース37のカムアーム40および補助アーム41には前端部に位置して上プレート42の垂直な軸43および44が回動可能に装着されている。これら各上プレート42はカムアーム40および補助アーム41を相手側に対して平行な姿勢に連結するものであり、各上プレート42には、図5に示すように、軸43および44に比べて径大な柱45が形成され、各上プレート42の軸43および44・柱45は抜止め用の下プレート46に固定されている。
【0026】
中央飾り枠25の後面には、図7に示すように、各ベース37の上方に位置してステッピングモータからなる役物モータ47が固定されている。これら各役物モータ47は、図2の(b)に示すように、垂直な出力軸48を有するものであり、各役物モータ47には駆動回路基板49が電気的に接続されている。これら各駆動回路基板49は役物モータ47に駆動電源を印加するモータ駆動回路50(図12参照)が搭載されたものであり、中央飾り枠25の後面に機械的に固定されている。
【0027】
各役物モータ47の出力軸48には、図2の(b)に示すように、ロータ51が回転不能に固定されており、各ロータ51には主動子および操作子に相当するカムピン52が固定されている。これら各カムピン52は役物モータ47の出力軸48に対して偏心する垂直なものであり、出力軸48が回転することに基いて出力軸48を中心に円周方向へ移動する。
【0028】
各カムアーム40には、図1に示すように、カムアーム40に対して平行な直線状のカム溝53が形成されている。これら各カム溝53内にはカムピン52がスライド可能に挿入されており、各役物モータ47の駆動時にはカムピン52の円周方向への移動力がカム溝53の内面を通してカムアーム40に伝達され、カムアーム40および補助アーム41が平行姿勢を保持したまま上プレート42・下プレート46と一体的に回動する。
【0029】
各上プレート42には、図4の(b)に示すように、垂直な取付プレート54が形成されている。これら各取付プレート54には、図4の(a)に示すように、可動部材に相当する役物55がネジ止めされており、各役物モータ47の駆動時には役物55がカムアーム40によって左右方向へ移動操作される。これら各役物55は人の手を模した立体形状をなすものであり、各補助アーム41は役物55がカムアーム40に対してぐらつくことを防止し、役物55を手の甲が前方へ指向する安定姿勢に保持する。
【0030】
各役物55の後面には、図3に示すように、高さ方向中央部に位置してガイドレール56が形成されている。これら各ガイドレール56は左右方向に水平に延びる直状をなすものであり、図3の(a)に示すように、ガイドローラ57上に載置されている。これら各ガイドローラ57は静止部材に相当する天飾り枠28に回転可能に装着されたものであり、ガイドレール56の移動力で回転することに基いて役物55の円滑な移動を許容する。
【0031】
中央飾り枠25には、図7に示すように、横長な長方形状の窓58が形成されている。この窓58は貫通孔からなるものであり、中央飾り枠25の後面には、図8および図9に示すように、窓58の周縁部に位置して図柄表示器23が固定されている。この図柄表示器23はカラー液晶表示器からなるものであり、図14に示すように、窓58に相当する横長な表示領域HEを有している。この図14は図柄表示器23の表示内容を示すものであり、パチンコ球Pが特別図柄始動口19内に入賞していない状態では、図14の(a)に示すように、表示領域HE内に特別図柄として数字図柄が横3列に静止表示される。尚、数字図柄は大当りおよび外れを識別する識別図柄に相当するものである。
【0032】
図1の符合59は各役物55を移動操作する操作機構およびカム機構を示すものである。この操作機構59はカムアーム40,補助アーム41,上プレート42,下プレート46,ロータ51,カムピン52を構成部品として有するものであり、役物モータ47は駆動源および第1の駆動源に相当する。
【0033】
図1の(a)は各役物モータ47の出力軸48が原点位置にある状態を示すものである。この状態では、図6の(a)に破線で示すように、各役物55が表示台枠22の外側へ向って移動した初期状態に保持されており、図1の(a)に示すように、カムピン52が作用線Lの内周側に位置している。この作用線Lはロータ51の回転軸48を通る仮想的な円線であり、カムアーム40の軸38を中心とするものである。
【0034】
各役物55に初期状態で左右方向の外力が作用したときにはカムアーム40が回動力を受け、カムピン52をカム溝53に沿って一方向へ移動操作しようとする。このとき、カムピン52を通してロータ51に回動力が作用し、ロータ51がカムピン52をカム溝53に沿う反対方向へ移動操作しようとする。即ち、各役物55に初期状態で左右方向の外力が作用したときにはカムピン52に一方向および反対方向への操作力が同時に作用し、カムピン52が現在位置に拘束されるので、各役物55が初期状態にロックされる。
【0035】
各役物55の初期状態で役物モータ47が正転したときにはカムピン52が正方向(矢印A方向)へ回動し、役物55が表示台枠22の内側へ移動する。図6の(a)の二点鎖線は役物55が内側の終期状態に移動した様子を示すものであり、図1の(b)は役物55が終期状態に移動した場合のカムアーム40およびカムピン52等の状態を示している。これら各役物55の終期状態でカムピン52が正方向へ回動したときにはカムアーム40および補助アーム41が中央飾り枠25の外側へ向って回動し、カムピン52が原位置に復帰することに基いて初期状態にリセットされる。即ち、各操作機構59は役物モータ47が一方向へ駆動することに基いて役物55を初期状態から終期状態を経て初期状態に往復操作するように構成されたものである。
【0036】
中央飾り枠25の前端部には、図6に示すように、カバー部材に相当する保護カバー60が固定されている。この保護カバー60は無色透明な合成樹脂を材料に形成されたものであり、図6の(a)に示すように、両役物55を初期状態・終期状態・中間状態の全てで前方から視覚的に認識可能に覆い、しかも、図柄表示器23の表示領域HEの全てを前方から視覚的に認識可能に覆っている。
【0037】
保護カバー60には下面が開口する切欠状の開口部61が形成されている。この開口部61はV溝35および両外れ溝36の上方に配置されたものであり、パチンコ球Pのステージ33からの転落位置をV溝35および両外れ溝36に限定する機能を有している。表示台枠22は以上のように構成されている。
【0038】
始動口センサ20には、図12に示すように、マイクロコンピュータを主体に構成されたメイン制御装置62が電気的に接続されている。このメイン制御装置62は遊技内容を設定して下位制御手段に制御指令を送信する上位制御手段として機能するものであり、遊技内容をランダムカウンタR1〜R4の取得結果に基いて設定する。これらランダムカウンタR1〜R4はメイン制御装置62が下限値「0」から異なる上限値に加算した後に下限値「0」に戻して加算するものであり、ランダムカウンタR1の加算処理はメインプログラムのループ毎に行われ、ランダムカウンタR2〜R4の加算処理はタイマ割込みプログラムの起動毎に行われる。以下、メイン制御装置62の制御内容について説明する。
【0039】
メイン制御装置62は始動口センサ20からの始動信号を検出すると、図13のステップS1でランダムカウンタR1〜R4の現在の計測値を取得し、ステップS2でランダムカウンタR1の取得値を大当り値と比較する。そして、両者が同一であるときには大当りと判定し、ステップS3でランダムカウンタR2の取得値に基づいて大当り図柄を設定する。この大当り図柄は左列,中列,右列の3列の数字図柄の組合せ図柄を称するものであり、具体的には3列が同一の揃い数字からなるものである。
【0040】
メイン制御装置62はランダムカウンタR1の取得値と大当り値とが相違していることを検出すると、外れと判定し、ステップS4でランダムカウンタR3の取得値を外れリーチ値と比較する。そして、両者が同一であるときには外れリーチと判定し、ステップS5でランダムカウンタR2の取得値に基づいて外れリーチ図柄を設定する。この外れリーチ図柄は3列の数字図柄の組合せ図柄を称するものであり、具体的には左列および右列が同一で中列が相違する数字からなるものである。
【0041】
メイン制御装置62はランダムカウンタR3の取得値と外れリーチ値とが相違していることを検出すると、完全外れと判定し、ステップS6でランダムカウンタR2の取得値に基づいて完全外れ図柄を設定する。この完全外れ図柄は3列の数字図柄の組合せ図柄を称するものであり、具体的には左列および右列が相違する数字からなるものである。尚、メイン制御装置62は大当り判定手段に相当するものである。
【0042】
メイン制御装置62は大当り図柄,外れリーチ図柄,完全外れ図柄を設定すると、ステップS7でランダムカウンタR4の取得値に基いて演出パターンを設定する。この演出パターンは図柄表示器23に表示する動画面の表示内容および両役物55の動作内容を示すものであり、大当り判定時には大当り用の複数の演出パターンの中からランダムカウンタR4に応じたものが選択され、外れリーチ判定時および完全外れ判定時には外れリーチ用の複数の演出パターンおよび完全外れ用の複数の演出パターンの中からランダムカウンタR4に応じたものが選択される。
【0043】
遊技盤13の前面には、図10に示すように、特別図柄始動口19の下方に位置して入賞口台板63が固定されており、入賞口台板63には前面が開口する四角筒状の大入賞口64が固定されている。また、入賞口台板63には扉65が装着されている。この扉65は下端部の水平な軸(図示せず)を中心に回動可能にされたものであり、大入賞口64の前面は扉65が垂直状態に回動することに基づいて閉鎖され、扉65が前方へ倒れた水平状態に回動することに基づいて開放される。
【0044】
入賞口台板64の後面には大入賞口ソレノイド66(図12参照)が固定されている。この大入賞口ソレノイド66のプランジャには扉65が機械的に連結されており、扉65は大入賞口ソレノイド66がオンオフされることに基いて開閉される。この大入賞口ソレノイド66は、図12に示すように、ソレノイド駆動回路67を介してメイン制御装置62に電気的に接続されており、メイン制御装置62は大当りを判定することに基づいて大入賞口ソレノイド66をオンし、大入賞口64を開放する。
【0045】
大入賞口64内には入賞口センサ68(図12参照)が固定されており、入賞口センサ68は、図12に示すように、メイン制御装置62に電気的に接続されている。この入賞口センサ68は大入賞口64内にパチンコ球Pが入賞したことを検出して入賞信号を出力する近接スイッチからなるものであり、メイン制御装置62は入賞口センサ68からの入賞信号に基づいてパチンコ球Pの大入賞口64に対する入賞個数を計測する。そして、パチンコ球Pの入賞個数が最大値に達することに基いて大入賞口ソレノイド66をオフし、大入賞口64を閉鎖する。この大入賞口64の開閉動作は大当りラウンドと称されるものであり、設定回数だけ繰返される。
【0046】
メイン制御装置62には、図12に示すように、払出制御装置69が電気的に接続されている。この払出制御装置69はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、メイン制御装置62は始動口センサ20からの始動信号および入賞口センサ68からの入賞信号を検出することに基づいて払出制御装置69に払出指令を出力する。
【0047】
前枠2の後面側には払出機構(図示せず)が装着されている。この払出機構は払出モータ70(図12参照)を駆動源とするものであり、払出モータ70の駆動に基づいて球タンク(図示せず)内のパチンコ球Pを払出機構を通して上皿6内に払出す。この払出モータ70は、図12に示すように、モータ駆動回路71を介して払出制御装置69に電気的に接続されており、払出制御装置69はメイン制御装置62からの払出指令を検出することに基づいて払出モータ70を駆動し、パチンコ球Pを上皿6内に賞品球として払出す。
【0048】
メイン制御装置62には図柄制御装置72が電気的に接続されており、図柄制御装置72にはLCD駆動回路73を介して図柄表示器23が電気的に接続されている。この図柄制御装置72はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、LCD駆動回路73を通して図柄表示器23の表示内容を制御する。この図柄制御装置72には両モータ駆動回路50を介して両役物モータ47が電気的に接続されており、図柄制御装置72は両モータ駆動回路50を通して両役物モータ47の回転量を制御し、両役物55の動作内容を独立的に制御する。尚、図柄制御装置72は表示制御手段および駆動制御手段に相当するものである。
【0049】
メイン制御装置62は数字図柄の設定結果および演出パターンの設定結果を図柄制御装置72に出力するものであり、図柄制御装置72はメイン制御装置62からの図柄設定結果および演出パターン設定結果を検出すると、演出パターンに基いて映像パターンおよび動作パターンを設定する。映像パターンは左列・中列・右列の可変開始から可変停止に至る図柄表示器23の映像的な演出内容を示すものであり、図柄制御装置72は左列・中列・右列の可変図柄を映像パターンに応じた演出内容で可変停止させる。この可変停止はメイン制御装置62からの図柄設定結果で行われるものであり、図柄制御装置72は左列,中列,右列を可変停止させることに基づいて大当り・外れリーチ・完全外れの判定結果を遊技者に報知する。尚、可変表示は表示領域HE内の左列,中列,右列に「1」〜「8」の数字図柄を設定順序で可変表示することを称するものであり、可変表示は数字図柄を上から下の縦方向へ移動させながら行われる(識別図柄を移動させながら変化させることを変動と称する)。以下、大当り用の映像パターンの一例について説明する。
【0050】
<大当り用の映像パターン>
パチンコ球Pが特別図柄始動口19内に入賞すると、図14の(b)に示すように、3列の数字図柄が通常変動を開始する。この通常変動とは数字図柄が上から下の縦方向へ移動しながら設定順序で変化することを称するものであり、各列の数字図柄の変化順序は「1」→「2」・・・「7」→「8」→「1」・・・のループ状に設定されている。
【0051】
数字図柄の変動開始から映像パターンに応じた設定時間が経過すると、図14の(c)〜(d)に示すように、左列および右列が通常変動状態から設定図柄で停止することに基いてリーチが発生する。このリーチとは大当りが発生する可能性が視覚的に存在する表示状態を称するものであり、リーチ状態では、図14の(e)に示すように、左列および右列の停止図柄が表示領域HE内の左上隅部および右上隅部に静止状態で縮小表示される。そして、中列の図柄が拡大表示され、中列だけが相対的に低速度で通常変動を継続する。
【0052】
中列の上下方向中央部に変動図柄としてリーチ図柄が表示されると、図14の(f)〜(h)に示すように、中列のリーチ図柄が移動方向を右から左の横方向へ変える。このリーチ図柄とは左上隅部および右上隅部と同一の数字図柄を称するものであり、中列のリーチ図柄は表示領域HE内を左右方向へ往復動し、図14の(i)に示すように、表示領域HE内の左右方向中央部で静止することに基いて遊技者に大当りの発生が報知される。
【0053】
動作パターンは両役物55の動作内容を示すものであり、図柄制御装置72は動作パターンに基いて両役物モータ47を駆動制御することで両役物55を図柄表示器23の表示内容に連動して移動操作し、数字図柄の変動表示を両役物55の機械的な動作によって演出する。以下、上述の映像パターンに応じた両役物55の動作パターンについて説明する。
【0054】
<大当り用の動作パターン>
左列の通常変動状態で上下方向中央部に設定図柄が表示されると、図14の(c)に示すように、左方の役物55が初期状態から図柄到達状態に移動する。そして、図柄到達状態で一旦停止し、図柄到達状態から初期状態に復帰する。この図柄到達状態は初期状態および終期状態の中間状態を称するものであり、図柄到達状態では左方の役物55が左列の設定図柄に視覚的に接触する。この左方の役物55の一連の移動は役物モータ47の出力軸48を原点位置から正逆転させることに基いて行われるものであり、遊技者は左方の役物55が数字図柄を止めて通常変動を停止させた印象を受ける。
【0055】
右列の通常変動状態で上下方向中央部にリーチ図柄が表示されると、図14の(d)に示すように、右方の役物55が初期状態から図柄到達状態に移動する。そして、図柄到達状態で一旦停止し、初期状態に復帰する。この右方の役物55の一連の移動は役物モータ47を原点位置から正逆転させることに基いて行われるものであり、右方の役物55は図柄到達状態で右列のリーチ図柄に視覚的に接触する。従って、遊技者は右方の役物55が数字図柄を止めて通常変動を停止させ、リーチを発生させた印象を受ける。
【0056】
中列の低速変動状態で上下方向中央部にリーチ図柄が表示されると、図14の(f)に示すように、右方の役物55が初期状態から終期状態に移動する。そして、終期状態で一旦停止し、初期状態に復帰する。この右方の役物55の一連の移動は役物モータ47を正転させることに基いて行われるものであり、右方の役物55が終期状態に移動したときには中列のリーチ図柄に視覚的に接触する。この右方の役物55の一連の移動は中列のリーチ図柄が変動方向を縦方向から横方向に変えることに連動して行われるものであり、遊技者は右方の役物55が中列のリーチ図柄を叩いて変動方向を変化させた印象を受ける。
【0057】
中列のリーチ図柄が変動方向を変えて表示領域HE内の左側部へ移動すると、図14の(g)に示すように、左方の役物55が初期状態から終期状態に移動する。そして、終期状態で一旦停止し、初期状態に復帰する。この左方の役物55の一連の移動は役物モータ47を正転させることに基いて行われるものであり、左方の役物55が終期状態に移動したときには中列のリーチ図柄に視覚的に接触するので、遊技者は左方の役物55がリーチ図柄を表示領域HE内の右側部へ叩き飛ばした印象を受ける。
【0058】
中列のリーチ図柄が表示領域HE内の右側部へ移動すると、図14の(h)に示すように、右方の役物55が初期状態から終期状態に移動する。そして、終期状態で一旦停止し、初期状態に復帰する。この右方の役物55の一連の移動は役物モータ47を正転させることに基いて行われるものであり、右方の役物55が終期状態に移動したときには中列のリーチ図柄に視覚的に接触するので、遊技者は右方の役物55が中列のリーチ図柄を表示領域HE内の中央部へ叩き飛ばし、図14の(i)に示すように、大当りを発生させた印象を受ける。
【0059】
前枠2の後面側には、図15に示すように、電源基板74が固定されている。この電源基板74には電源回路75が搭載されており、電源回路75はAC24Vの島電源Vinが供給されることに基いて始動口センサ20,図柄表示器23,役物モータ47,モータ駆動回路50,大入賞口ソレノイド66,ソレノイド駆動回路67,入賞口センサ68,払出制御装置69,払出モータ70,モータ駆動回路71,図柄制御装置72,LCD駆動回路73の駆動電源Vout1〜Vout3を生成する。
【0060】
電源基板74には電源スイッチ76が搭載されている。この電源スイッチ76はオン状態およびオフ状態に自己保持されるモーメンタリスイッチからなるものであり、電源回路75には電源スイッチ76のオン操作およびオフ操作に基いて島電源Vinが供給および遮断される。
【0061】
電源基板74には発射モータ10が電気的に接続されている。この発射モータ10は電源スイッチ76のオン操作およびオフ操作に基いて島電源Vinが供給および遮断されるものであり、パチンコ機は電源スイッチ76のオン操作に基いてパチンコ球Pの発射・賞球の払出し・大当り判定の全てを設定通りに行い得る遊技可能状態になり、電源スイッチ76のオフ操作に基いてパチンコ球Pの発射・賞球の払出し・大当り判定の全てを行うことができない遊技不能状態になる。即ち、電源スイッチ76はメインスイッチに相当するものである。
【0062】
上記第1実施例によれば、役物55に初期状態で左右方向の外力が作用したときには役物55が初期状態にロックされるように構成した。このため、パチンコ機の運搬時や設置時に役物55が外力で動作し、動作時の衝撃力で変形・破損等することが防止される。
また、役物55に初期状態で左右方向の外力が作用したときにはカムピン52に相反する方向の操作力を作用させ、カムピン52を現在位置に拘束することに基いて役物55を初期状態にロックした。このため、役物55を初期状態にロックする専用部材が不要になるので、構成が簡単になる。
【0063】
次に本発明の第2実施例を図16〜図19に基いて説明する。各ベース37にはクランク機構に相当する操作機構80を介して役物55が連結されている。これら各操作機構80は役物モータ47を駆動源とするものであり、次のように構成されている。
【0064】
<操作機構80について>
ベース37には、図16の(a)に示すように、長尺なクランクアーム81および短尺な補助アーム82が軸83および軸84を介して回動可能に装着されている。これらクランクアーム81および補助アーム82の前端部には上プレート42の軸43および軸44が回動可能に装着されており、上プレート42はクランクアーム81および補助アーム82を一定な平行姿勢に保持している。
【0065】
各役物モータ47の出力軸48にはロータ85が回転不能に固定されている。このロータ85には出力軸48に対して偏心するピン状のプッシャロッド86が固定されており、プッシャロッド86は役物モータ47が駆動することに基いて出力軸48を中心に円周方向へ移動する。
【0066】
クランクアーム81の後端部にはプッシャケース87が固定されている。このプッシャケース87は、図16の(b)に示すように、図柄表示器23と反対側に位置する前進壁部88および図柄表示器23と同一側に位置する後退壁部89を有するコ字枠状をなすものであり、プッシャロッド86は役物モータ47の回転位相角が「0°」である場合に図柄表示器23側に最も移動する。この状態ではプッシャロッド86がプッシャケース87の後退壁部89に接触し、図16の(a)に示すように、役物55が後退端の初期状態に保持される。
【0067】
役物55の初期状態で役物モータ47が矢印B方向へ正転したときにはプッシャロッド86がプッシャケース87の後退壁部89から離間し、前進壁部88を押圧する。すると、カムアーム81および補助アーム82の前端部が図柄表示器23側へ移動し、役物55を図柄到達状態を経て終期状態に移動操作する。図17の(a)は役物55が終期状態に移動した様子を示すものである。この終期状態は役物モータ47の回転位相角が「180°」に達することに基いて実現されるものであり、終期状態では、図17の(b)に示すように、プッシャロッド86が図柄表示器23から最も離れ、役物55が前進端に移動する。
【0068】
役物55の終期状態で役物モータ47が矢印B方向へ正転したときにはプッシャロッド86がプッシャケース87の前進壁部88から離間し、後退壁部89を押圧する。すると、カムアーム81および補助アーム82の前端部が図柄表示器23と反対側へ回動し、役物55を図柄到達状態を経て初期状態に移動操作する。即ち、操作機構80は役物モータ47が正転することに基いて役物55を初期状態から終期状態を経て初期状態に往復操作することができるように構成されたものである。操作機構80は以上のように構成されている。
【0069】
図柄制御装置72は両役物モータ47の回転量を個別に制御することに基いて両役物55を移動操作する。これら両役物55の移動操作は演出パターンに基いて設定する動作パターンに応じて行われるものであり、図柄制御装置72は両役物55を動作パターンに応じて移動操作することで数字図柄の変動表示を役物55の挙動によって機械的に演出する。
【0070】
例えば役物55を初期状態から図柄到達状態に移動操作するときには役物モータ47を正転することに基いて図柄到達状態に移動し、図柄到達状態で一旦停止させる。この後、役物モータ47を逆転させ、役物55を図柄到達状態から初期状態に復帰させる。また、役物55を初期状態から終期状態に移動操作するときには役物モータ47を正転することに基いて終期状態に移動し、終期状態で一旦停止させる。この後、役物モータ47を正転させ、役物55を終期状態から初期状態に復帰させる。
【0071】
中央飾り枠25の後面には、図18に示すように、各役物55に対応してロックソレノイド90が固定されている。これら各ロックソレノイド90は第2の駆動源に相当するものであり、各ロックソレノイド90のプランジャ91にはロック部材92が固定されている。これら各ロック部材92は下面が開口するコ字枠状をなすものであり、各ロックソレノイド90のオン状態では、実線で示すように、ロック部材92がロック状態に下降することに基いて初期状態のクランクアーム81に係合し、クランクアーム81を移動不能にロックすることに基いて役物55を初期状態に拘束する。また、各ロックソレノイド90のオフ状態では、二点鎖線で示すように、ロック部材92がアンロック状態に上昇することに基いてクランクアーム81をロック解除し、役物55の移動を許容する。
【0072】
電源基板74には、図19に示すように、ソレノイド駆動回路93および予備電源94が搭載されている。この予備電源94はソレノイド駆動回路93を通して両ロックソレノイド90に駆動電源Vbを印加するものであり、予備電源94とソレノイド駆動回路93との間には連動スイッチ95が電気的に介在されている。
【0073】
連動スイッチ95は電源スイッチ76のオンオフに機械的に連動して状態が切換わるものであり、具体的にはソレノイド駆動回路93および予備電源94間を電源スイッチ76のオフ状態で閉成し、電源スイッチ76のオン状態で開放する。即ち、電源スイッチ76がオフされた遊技不能時には両ロックソレノイド90に駆動電源Vbが供給され、両ロック部材92が両役物55を動作不能にロックする。また、電源スイッチ76がオンされた遊技可能時には駆動電源Vbが遮断され、両役物55がロック解除される。
【0074】
上記第2実施例によれば、役物55を動作不能にロックするロック状態および役物55の動作を許容するアンロック状態に切換わるロック部材92を設けた。このため、パチンコ機の運搬時や設置時に役物55が外力で動作し、動作時の衝撃力で変形・破損等することが防止される。
また、遊技不能な運搬時や設置時にはロック部材92が自動的にロック状態になることに基いて役物55を動作不能にロックし、遊技可能時にはロック部材92が自動的にアンロック状態になることに基いて役物55をロック解除するように構成したので、ロック部材92を手動操作でロック状態およびアンロック状態に切換える手間が不要になる。
【0075】
尚、上記第2実施例においては、両ロック部材92を電源スイッチ76の状態に応じて自動的に駆動したが、これに限定されるものではなく、例えばソレノイド駆動回路93および予備電源94間に操作スイッチを電気的に介在し、操作スイッチのオン操作およびオフ操作に基いて両ロックソレノイド90をオンおよびオフし、両ロック部材92をロック状態およびアンロック状態に手動で切換えても良い。この場合、操作スイッチとして人が操作力を加えることで電気的に動作する機械的な接触形スイッチを用いても良く、操作力を加えることなく電気的に動作する非接触形スイッチを用いても良い。
また、上記第2実施例においては、役物55をロックソレノイド90のプランジャ91により直接的に操作したが、これに限定されるものではなく、例えばリンク機構やカム機構等の操作機構を介して間接的に操作しても良い。
【0076】
次に本発明の第3実施例を図20に基いて説明する。遊技盤13の後面側には各クランクアーム81に対応して上下方向に並ぶ2本の軸100が固定されており、各軸100には前後方向に位置して円柱状の径大部101および円柱状の径小部102が形成されている。
【0077】
各組の両軸100にはロック部材103が装着されている。これら各ロック部材103は縦長な長方形状のベース部104およびコ字枠状のロック部105を有するものであり、各ベース部104にはスライド孔106が形成されている。これら各スライド孔106は上下方向へ直線的に延びるものであり、各ベース部104にはスライド孔106の上端部・下端部・中間部に位置して円形状の嵌合孔107が形成されている。
【0078】
各ロック部材103の3個の嵌合孔107は両軸100の径大部101に選択的に嵌合されるものであり、例えば上段および中段の嵌合孔107が両軸100の径大部101に嵌合した状態では、図20の(a)および(b)に示すように、ロック部105が初期状態のクランクアーム81に係合したロック状態に保持され、クランクアーム81を動作不能にロックする。また、下段および中段の嵌合孔107が両軸100の径大部101に嵌合した状態では、図20の(c)および(d)に示すように、ロック部105がクランクアーム80から離間したアンロック状態に保持され、クランクアーム81の動作を許容する。
【0079】
各軸100の後端部には抜止部材108が固定されている。これら各抜止部材108はロック部材103を両軸100に対して抜止めするものであり、嵌合孔107に比べて径大な円板状をなしている。また、各ロック部材103には操作部109が形成されている。これら各操作部109はベース部104に対して後方へ突出するものであり、各ロック部材103をロック状態からアンロック状態に操作したり、アンロック状態からロック状態に操作するには操作部109を掴んで下記動作を行う。
【0080】
<ロック部材103の操作手順について>
ロック部材103を後方へ操作することに基いて嵌合孔107および径大部101間の嵌合を解除した後、上下方向へ操作する。すると、スライド孔106の内面が両軸100の径小部102によって案内され、ロック部材103が操作方向へ移動する。次に、ロック部材103を前方へ操作し、嵌合孔107および径大部101間を嵌合させ、ロック部材103をロック状態およびアンロック状態に保持する。即ち、各ロック部材103はパチンコ機の運搬時や設置時等の遊技不能時にロック状態に手動操作され、遊技可能時にアンロック状態に手動操作されるものである。
【0081】
上記第3実施例によれば、ロック状態およびアンロック状態間で手動操作可能なロック部材103を設けた。このため、パチンコ機の運搬時や設置時に役物55を動作不能にロックすることができるので、役物55が運搬時や設置時の外力で動作し、動作時の衝撃力で変形・破損等することが防止される。しかも、ロック部材103を操作する駆動源および駆動回路が不要になるので、電気的構成が簡単になる。
【0082】
尚、上記第3実施例においては、ロック部材103として直接的に操作力が加えられることに基いて状態が変わる直接操作部材を用いたが、これに限定されるものではなく、例えばカム機構およびクランク機構等の操作機構を介して間接的に操作力が加えられることに基いて状態が変わる間接操作部材を用いて良い。
【0083】
次に本発明の第4実施例を図21に基いて説明する。各ベース37にはコ字状のロック部材110が装着されている。これら各ロック部材110はベース37を通してロック部材110に複数のネジ111を締込むことに基いて着脱可能にされたものであり、初期状態のクランクアーム81に係合することに基いて役物55を動作不能にロックしている。これら各ロック部材110は2本のネジ111を螺脱することに基いてベース37から取外されるものであり、各役物55はロック部材110を取外すことに基いてロック解除される。即ち、各ロック部材110はパチンコ機の運搬時や設置時等の遊技不能時にベース37に人手で装着され、遊技可能時にベース37から人手で取外されるものである。
【0084】
上記第4実施例によれば、役物55を動作不能にロックするロック部材110を取外し可能に設けた。このため、パチンコ機の運搬時や設置時に役物55を動作不能にロックすることができるので、役物55が運搬時や設置時の外力で動作し、動作時の衝撃力で変形・破損等することが防止される。しかも、ロック部材110を操作する駆動源および駆動回路が不要になるので、電気的構成が簡単になる。
【0085】
尚、上記第2〜第4実施例においては、クランクアーム81をロック部材92・103・110によりロックしたが、これに限定されるものではなく、例えば補助アーム81をロックしたり、クランクアーム80および補助アーム81の双方をロックしたり、役物55を直接的にロックしても良い。
また、上記第1〜第4実施例においては、役物55を初期状態にロックしたが、これに限定されるものではなく、例えば終期状態にロックしても良い。要は役物55を特定の状態にロックすれば良い。
【0086】
また、上記第1〜第4実施例においては、役物55として動作前後で位置が変わる移動部材を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば軸を中心に回動可能な回動部材のように、動作前後で位置が変わらない部材を用いても良い。
また、上記第1〜第4実施例においては、役物55の動作と図柄表示器23の表示内容とを連動させたが、これに限定されるものではなく、例えば図柄表示器23の表示内容とは無関係に役物55の動作によって大当りまたはリーチ等の特定状態の発生を予告しても良い。この場合、役物55が動作したときには特定状態が必ず発生するように構成しても良く、あるいは、役物55が動作したにも拘らず特定状態が発生しないこともある構成としても良い。
【0087】
また、上記第1〜第4実施例においては、可動部材として遊技内容を視覚的に演出する役物55を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば遊技内容とは無関係に装飾効果だけを遊技者に提供する電飾部材および非電飾部材を用いても良い。
また、上記第1〜第4実施例においては、図柄表示器23としてカラー液晶表示器を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば白黒の液晶表示器・LED表示器・機械的なリール方式の表示器等を用いても良い。
【0088】
また、上記第1〜第4実施例においては、役物55の動作に連動して数字図柄の変動を停止させたり、変動方向を変更したが、これに限定されるものではなく、例えば変動速度を変更したり、変動を再開しても良い。要は数字図柄の変動状態に変化を付与すれば良い。
また、上記第1〜第4実施例においては、役物55の動作に連動して数字図柄の変動状態に変化を付与したが、これに限定されるものではなく、例えば数字図柄以外の絵柄や背景の形状・色彩・大きさ・表示位置・これらの組合せ等に変化を付与しても良い。
【0089】
また、上記第1〜第4実施例においては、図柄制御装置72が役物モータ47を駆動制御する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えばメイン制御装置62が駆動制御する構成としても良い。
また、上記第1〜第4実施例においては、図柄表示器23に大当り図柄が表示されることに基づいて大当り動作が行われる1種のパチンコ機に本発明を適用したが、これに限定されるものではなく、例えば2種または3種のパチンコ機に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(aは役物が初期状態に拘束された様子を示す図、bは役物が終期状態に移動した様子を示す図)
【図2】(a)は役物および操作機構を示す前面図、(b)はX視図
【図3】(a)は役物および操作機構を示す後面図、(b)はX視図
【図4】(a)は役物および操作機構を示す斜視図、(b)は操作機構を示す斜視図
【図5】役物および操作機構を分解状態で示す斜視図
【図6】(a)は表示台枠を示す前面図、(b)はX視図
【図7】表示台枠を示す後面図
【図8】図6のXa線に沿う断面図
【図9】図6のXb線に沿う断面図
【図10】遊技盤を示す前面図
【図11】全体構成を示す図(aは前面図、bはXb視図、cはXc視図)
【図12】電気的構成を示すブロック図
【図13】メイン制御装置の制御内容を示すフローチャート
【図14】大当り判定時の図柄表示器の表示内容および役物の動作内容を示す図
【図15】電源基板を示す図
【図16】本発明の第2実施例を示す図(aは役物および操作機構を初期状態で示す上面図、bはプッシャロッドおよびプッシャケースを初期状態で示す矢印X図)
【図17】(a)は役物および操作機構を終期状態で示す上面図、(b)はプッシャロッドおよびプッシャケースを終期状態で示す矢印X図
【図18】(a)は役物およびロック機構を示す側面図、(b)はX線に沿う断面図
【図19】電源基板を示す図
【図20】本発明の第3実施例を示す図(aはロック部材をロック状態で示す前面図,bはXa線に沿う断面図,cはロック部材をアンロック状態で示す前面図,dはXb線に沿う断面図)
【図21】本発明の第4実施例を示す図(ロック部材を取付け状態で示す断面図)
【符号の説明】
47は役物モータ(駆動源,第1の駆動源)、52はカムピン(操作子)、55は役物(可動部材)、90はロックソレノイド(第2の駆動源)、92はロック部材、103はロック部材、110はロック部材を示している。

Claims (7)

  1. 前方から視覚的に認識可能に設けられた可動部材と、
    前記可動部材を操作する駆動源とを備え、
    前記可動部材に特定状態で動作方向の外力が作用したときには前記可動部材が特定状態に拘束されるように構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 可動部材に特定状態で動作方向の外力が作用したときには可動部材を操作する操作子に相反する方向の操作力が作用することに基いて操作子が現在位置に拘束されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前方から視覚的に認識可能に設けられた可動部材と、
    前記可動部材を操作する第1の駆動源と、
    前記可動部材を動作不能にロックするロック状態および前記可動部材の動作を許容するアンロック状態に移動可能に設けられたロック部材と、
    前記ロック部材をロック状態およびアンロック状態に移動操作する第2の駆動源とを備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 第2の駆動源は、遊技可能および遊技不能に連動して状態が切換わることに基いてロック部材をアンロック状態およびロック状態に操作することを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 第2の駆動源の状態を切換えることに基いてロック部材をロック状態およびアンロック状態にする操作スイッチを備えたことを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  6. 前方から視覚的に認識可能に設けられた可動部材と、
    前記可動部材を操作する駆動源と、
    前記可動部材を動作不能にロックするロック状態および前記可動部材の動作を許容するアンロック状態に手動操作可能に設けられたロック部材とを備えたことを特徴とする遊技機。
  7. 前方から視覚的に認識可能に設けられた可動部材と、
    前記可動部材を操作する駆動源と、
    前記可動部材を動作不能にロックするロック部材とを備え、
    前記ロック部材は、取外し可能に設けられていることを特徴とする遊技機。
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