JP2004225625A - 建設機械の冷却装置 - Google Patents
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- E02F9/0866—Engine compartment, e.g. heat exchangers, exhaust filters, cooling devices, silencers, mufflers, position of hydraulic pumps in the engine compartment
Abstract
【課題】冷却コアの幅寸法の拡大、冷却コアの点検や掃除等のメンテナンス作業性の向上、部品点数の削減によるコストダウン、ファンと冷却コアの距離の確保をすべて実現する。
【解決手段】冷却コアとしてのラジエータ11を、コア面11aが平面視でファン6の軸心Oに対してある角度θをもって傾斜し、かつ、エンジンルーム7を形成する外装体7の曲面に沿う状態で配置した。
【選択図】 図1
【解決手段】冷却コアとしてのラジエータ11を、コア面11aが平面視でファン6の軸心Oに対してある角度θをもって傾斜し、かつ、エンジンルーム7を形成する外装体7の曲面に沿う状態で配置した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧ショベル等の建設機械に装備される冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば油圧ショベルにおいては、図5,6に示すように、上部旋回体1の後部に設けられたエンジンルーム2内にエンジン3と、このエンジン3によって駆動される油圧ポンプ4と、エンジン3を冷却するための冷却コアとしてのラジエータ5が設けられ、エンジン3で駆動されるファン6の回転により、エンジンルーム2を形成する外装体7その他の隙間から外気が吸い込まれ、冷却空気としてラジエータ5を通過した後、外装体7に設けられた排出口(ガラリ)8から排出されるように構成されている。
【0003】
また、吸い込み空気をファン6からラジエータ5に向けてガイドするためのシュラウド9と、ラジエータ5を通過した空気を排出口8に低抵抗で導く導風ダクト10が設けられている。
【0004】
なお、上記のような吐き出し方式とは逆に、排出口8を吸い込み口とし、ファン6の回転によりこの吸い込み口からラジエータ5に外気を導入する吸い込み方式をとる場合もある。
【0005】
従来、このような冷却装置を備えた油圧ショベルにおいて、エンジン3はエンジンルーム2内のほぼ中央部に機械幅方向(左右方向)に設置され、このエンジン3の片側にファン6が配置されてエンジン出力軸に連結されている。
【0006】
また、ラジエータ5は、そのコア面(放熱面であって冷却空気が通過する面)5aがファン6の軸心と直角となる(ファン6と正対する)状態でファン横に配置されている。
【0007】
すなわち、エンジン3とファン6とラジエータ5が一直線上に横並び状態で配置されている。
【0008】
一方、最近、とくに小形の油圧ショベル(なかでも後方小旋回型や小旋回型、あるいは超小旋回型等と称されるショベル)においては、旋回半径を小さくするために、図5に示すように上部旋回体1の輪郭が平面視で曲面を多く持った円形に近い形状に形成される傾向にある。
【0009】
このような油圧ショベルでは、図示のように外装体7も全体または大部分が平面視円弧状の曲面とされ、この外装体7によって形成されるエンジンルーム2も後面側及び左右両側面側が曲面状となる。
【0010】
このことから、上記のようにラジエータ5をファン6と正対して配置する従来のショベルでは、次のような問題が生じていた。
【0011】
▲1▼ ラジエータ5が曲面状の外装体7に圧迫されるため、ラジエータ5の幅寸法が小さく抑えられ、これによって冷却効率が低下する。
【0012】
▲2▼ ラジエータ5のコア面5aが外装体7(排出口8)から遠くなるため、排出口8を開いて外部から行う点検や目詰まり防止のための掃除等のメンテナンス作業がし難くなる。
【0013】
▲3▼ 図示のような吐き出し方式において、上記のようにラジエータ5と外装体7との距離が長くなることから、これらの間の空気抵抗を小さくするための大形の導風ダクト10を設ける必要がある。このため、部品、組立コストが高くなる。
【0014】
▲4▼ ファン6及びラジエータ5の占有スペースを大きくとれないことから、この両者間の距離を十分に確保できない。このため、シュラウド9内での空気の乱流が激しくなり、風量が不足する。
【0015】
一方、冷却効率を上げる技術として、
(イ)冷却コアを平面視で湾曲状に形成することによって、冷却コアの実質幅寸法を増加させる技術(たとえば特許文献1参照)、
(ロ)吸い込み方式において、冷却コアのコア面を吸い込み口に正対させて冷却風量を増加させるために、冷却コアを正面視でファン軸心に対し傾斜して配置した技術(たとえば特許文献2参照)
が公知である。
【0016】
【特許文献1】
特開平10−76855号公報
【特許文献2】
実開平7−14122号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、(イ)の公知技術では、上記▲1▼の問題を冷却コアの実質幅寸法の拡大によってカバーできるものの▲2▼〜▲4▼の問題は解決できない。
【0018】
また、(ロ)の公知技術では、外装体における少なくとも冷却コアに臨む部分が平面視で曲面状に形成される機械においては、上記▲1▼〜▲4▼の問題はひとつも解決されない。
【0019】
そこで本発明は、上記▲1▼〜▲4▼の問題を一挙に解決し、冷却コアの幅寸法の拡大、冷却コアの点検や掃除等のメンテナンス作業性の向上、部品点数の削減によるコストダウン、ファンと冷却コアの距離の確保をすべて実現することができる建設機械の冷却装置を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、エンジンルームを形成する外装体が、平面視で円弧状の曲面部を有し、この曲面部に、冷却空気を吸い込みまた排出する通気口が設けられるとともに、上記エンジンルームに、エンジンと、このエンジンにより駆動されて上記通気口から冷却空気を吸い込みまたは排出するファンと、このファンの回転により発生する空気流によって冷却される冷却コアが設けられた建設機械において、上記冷却コアを、平面視でコア面が上記ファンの軸心に対して傾斜しかつ上記外装体の曲面部に沿う状態で配置したものである。
【0021】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、ファンと冷却コアとの間で空気流を案内するシュラウドを設け、このシュラウド内に、冷却コアのコア面に対する空気流の方向を規制する導風板を設けたものである。
【0022】
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、冷却コアを、外装体の曲面部に沿う円弧状に湾曲形成したものである。
【0023】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、冷却コアとしてのラジエータとオイルクーラーを、それぞれ外装体の曲面部に沿う状態で互いの幅方向に並べて配置したものである。
【0024】
上記のように、冷却コアを、コア面が平面視でファンの軸心に対して傾斜しかつ外装体の曲面部に沿う状態で配置したことによって次の作用効果を得ることができる。
【0025】
(i) 冷却コアを平面視でファン軸心と直角に配置した場合と比較して、冷却コアの幅寸法を増加させることができ、これにより冷却効率を向上させることができる。
【0026】
(ii) 冷却コアのコア面を外装体の曲面部(通気口)に接近させることができる。このため、通気口を開いて外部から行う点検や掃除等のメンテナンスの作業性を改善することができる。
【0027】
(iii) 吸い込んだ空気を通気口から排出する吐き出し方式において、上記のようにコア面を外装体に接近させ得ることから、これらの間の空気抵抗を小さくするための導風ダクトを最小限に小形、簡略化し、あるいは省略することができる。このため、部品点数を削減し、コストダウンを実現することができる。
【0028】
(iv) ファンと冷却コアとの間の距離を十分確保できるため、シュラウド内での空気の乱流を抑え、風量を増加させて冷却効率をより高めることが可能となる。
【0029】
以上のように、とくに後方小旋回型や小旋回型、超小旋回型等と称される小形の建設機械が抱えていた諸問題を一挙に解決することができる。
【0030】
また、請求項2の構成によると、シュラウド内に設けた導風板によって、冷却コアのコア面に対する空気流の方向を規制する(たとえばコア面に直角に導く)ため、冷却コアをファン軸心に対して傾斜させたことによってコア面への空気の流れが悪くなるおそれがある場合に、これを導風板によって是正し、冷却コア本来の冷却能力を確保することができる。
【0031】
請求項3の構成によると、冷却コアを、外装体の曲面部に沿う円弧状に湾曲形成したから、冷却コアの実質幅寸法をさらに拡大して冷却効率を上げることができるとともに、冷却コアを曲面部にさらに接近させて上記(ii)(iv)の効果を一層高めることができる。
【0032】
請求項4の構成によると、冷却コアとしてラジエータとオイルクーラーが設けられる建設機械において、ラジエータとオイルクーラーの双方について上記(i)〜(iv)の作用効果を得ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜図4によって説明する。
【0034】
以下の実施形態では、従来技術として例示した油圧ショベルにおける吐き出し方式の冷却装置を適用対象として例にとっている。なお、各実施形態において、図5,6と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
【0035】
第1実施形態(図1参照)
図1は、エンジンルーム2内の一部の機器配置、すなわち、エンジン3と、このエンジン3によって駆動されるファン6と、このファン6によって外部から吸い込まれた空気を冷却空気として受ける冷却コアとしてのラジエータ11の配置を示す。
【0036】
エンジンルーム2を形成する外装体7は、旋回半径の縮小化の観点から、排出口8を含めてほぼ全体が円弧状の曲面として形成され、排出口8に臨んでラジエータ11が設置されている。
【0037】
このラジエータ11は、コア面11aが、ファン6の軸心Oに対して従来のように直角でなくある角度θをもって傾斜し、かつ、外装体7(排出口8)に沿う状態で配置されている。
【0038】
ここで、外装体7に沿う状態とは、図示のように排出口8に接近し、かつ、排出口8の曲面の接線に対してほぼ平行となる状態をいう。
【0039】
12は吸い込み空気をファン6からラジエータ11に向けてガイドするためのシュラウドで、このシュラウド12は、上記ラジエータ配置に伴い、図5,6に示す従来のシュラウド9よりも長く、かつ、ラジエータ側の端面がラジエータコア面11aに対応して傾斜する形状に形成されている。
【0040】
13はラジエータ11と排出口8との間に設けられた導風ダクトである。
【0041】
このようなラジエータ配置とすれば、図5,6に示す従来技術のようにラジエータ5をコア面5aがファン軸心Oと直角となるように配置した場合と比較して、同じスペース内でラジエータ11の幅寸法Wを増加させることができる。これにより、ラジエータ11の有効容量を増加させることができるため、その分、従来の場合よりも冷却効率を向上させることができる。
【0042】
また、ラジエータ11のコア面11aを外装体7、すなわち、点検口でもある排出口8に最大限に接近させることができる。このため、排出口8を開いて外部から行う点検や目詰まり防止のための掃除等がし易くなり、メンテナンスの作業性を著しく改善することができる。
【0043】
一方、上記のようにコア面11aを外装体7に接近させ得ることから、これらの間の空気抵抗を小さくするめの導風ダクト13を図示のように最小限に小形、簡略化することができる。
【0044】
あるいは、ラジエータ11を可能な限り外装体7に接近させ、これらの間にシール部材のみを設けることも十分可能であり、これにより導風ダクト13を省略することができる。
【0045】
さらに、ファン6とラジエータ11との間の距離を従来と比べて長くとれるため、シュラウド12内で空気の乱流が発生する可能性が低くなり、これにより、風量を増加させて冷却効率をより高めることが可能となる。
【0046】
第2実施形態(図2参照)
以下の第2、第3、第4各実施形態については第1実施形態との相違点のみを説明する。
【0047】
第1実施形態の構成によると、ラジエータ11をファン軸心Oに対して傾斜させたことにより、その傾斜角度θの大きさ等によっては、直角に配置した場合と比較して、コア面11aに対する空気の流れに偏りが生じるおそれがある。
【0048】
そこで、第2実施形態においては、シュラウド12内を流れる空気をラジエータコア面11aに直角に導くための導風板14…が設けられている。
【0049】
こうすれば、たとえば傾斜角度θを大きくとった場合等でも、導風板14…によってシュラウド12内の空気流をラジエータコア面11aに対して全面均等にかつ直角に導き、ラジエータ本来の冷却能力を確保することができる。
【0050】
なお、導風板14は、ラジエータ11の冷却作用が効率良く発揮されるように空気流を導けばよく、この点の目的を達成できるならば、たとえば空気流をラジエータコア面11aに対して直角でなくある角度を持つ方向に導くように配置してもよい。
【0051】
第3実施形態(図3参照)
第3実施形態においては、ラジエータ11全体が外装体7(排出口8)の曲面に対応する(同一曲率の完全対応でもよいし、近似曲率の大略対応でもよい)円弧状に湾曲形成され、ラジエータコア面11aがファン軸心Oに対して角度θを持って傾斜する状態で外装体7に沿って配置されている。
【0052】
この構成によると、傾斜配置によるラジエータ幅寸法の増加に加えて、湾曲状とすることでラジエータ11の実質幅寸法をさらに拡大することができる。このため、冷却効率を一層上げることができるとともに、ラジエータコア面11aを外装体7にさらに接近させることができる。
【0053】
第4実施形態(図4参照)
油圧ショベルの場合、冷却コアとして、通常、ラジエータ11とは別に油圧アクチュエータ用の作動油を冷却するためのオイルクーラーがエンジンルームに設けられる。
【0054】
第4実施形態においては、ラジエータ11とこのオイルクーラー15が互いの幅方向に並んで、かつ、それぞれのコア面11a,15aがファン軸心Oに対して角度θ1,θ2をもって傾斜するとともに外装体7(排出口8)に沿う状態で配置されている。
【0055】
こうすれば、ラジエータ11とオイルクーラー15の双方に関して、冷却効率及びメンテナンス性を改善し、コストダウンを実現することができる。
【0056】
ところで、本発明は、ラジエータ11とオイルクーラー15を互いのコア面11a,15aが対向する状態で配置する場合にも適用することができる。
【0057】
また本発明は、上記各実施形態で例示した油圧ショベル以外の建設機械、及び吐き出し方式でなく吸い込み方式をとる建設機械にも上記同様に実施することができる。
【0058】
さらに本発明は、エンジンルーム2を形成する外装体7のほぼ全体が曲面状に形成される建設機械だけでなく、少なくとも外装体における冷却コアに臨む部分が曲面となった建設機械に適用することができる。
【0059】
【発明の効果】
上記のように本発明によると、冷却コアを、コア面が平面視でファン軸心に対して傾斜しかつ外装体の曲面部に沿う状態で配置したから、とくに後方小旋回型や小旋回型、超小旋回型等と称される小形の建設機械が抱えていた諸問題を一挙に解決することができる。
【0060】
すなわち、冷却コアを平面視でファン軸心と直角に配置した場合と比較して、冷却コア(請求項4ではラジエータとオイルクーラーの双方)の幅寸法を増加させて冷却効率を向上させることができる。
【0061】
また、冷却コアのコア面を外装体の曲面部(通気口)に接近させることができるため、通気口を開いて外部から行う点検や掃除等のメンテナンスの作業性を改善することができる。
【0062】
一方、吸い込んだ空気を通気口から排出する吐き出し方式において、上記のようにコア面を外装体に接近させ得ることから、これらの間の空気抵抗を小さくするための導風ダクトを最小限に小形、簡略化し、あるいは省略することができる。このため、部品点数を削減し、コストダウンを実現することができる。
【0063】
また、ファンと冷却コアとの間の距離を十分確保できるため、シュラウド内での空気の乱流を抑え、風量を増加させて冷却効率をより高めることが可能となる。
【0064】
請求項2の発明によると、シュラウド内に設けた導風板によって、冷却コアのコア面に対する空気流の方向を規制するため、冷却コアをファン軸心に対して傾斜させたことによってコア面への空気の流れが悪くなるおそれがある場合に、これを導風板によって是正し、冷却コア本来の冷却能力を確保することができる。
【0065】
請求項3の発明によると、冷却コアを、外装体の曲面部に沿う円弧状に湾曲形成したから、冷却コアの実質幅寸法をさらに拡大して冷却効率を上げることができるとともに、冷却コアを曲面部にさらに接近させて一層のメンテナンス性改善及びコストダウンを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるエンジンルーム内一部の構成を模式的に示す平面図である。
【図2】本発明の第2実施形態によるラジエータとシュラウドの構成を模式的に示す一部断面平面図である。
【図3】本発明の第3実施形態によるエンジンルーム内一部の構成を模式的に示す平面図である。
【図4】本発明の第4実施形態によるエンジンルーム一部の構成を模式的に示す平面図である。
【図5】油圧ショベルの上部旋回体における従来のエンジンルーム内の構成を模式的に示す平面図である。
【図6】同正面図である。
【符号の説明】
2 エンジンルーム
3 エンジン
6 ファン
O ファン軸心
7 外装体
8 排出口(通気口)
11 冷却コアとしてのラジエータ
11a ラジエータのコア面
θ ファン軸心に対するコア面の傾斜角度
13 シュラウド
14… 導風板
15 冷却コアとしてのオイルクーラー
θ1,θ2 ラジエータコア面及びオイルクーラーコア面の傾斜角度
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧ショベル等の建設機械に装備される冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば油圧ショベルにおいては、図5,6に示すように、上部旋回体1の後部に設けられたエンジンルーム2内にエンジン3と、このエンジン3によって駆動される油圧ポンプ4と、エンジン3を冷却するための冷却コアとしてのラジエータ5が設けられ、エンジン3で駆動されるファン6の回転により、エンジンルーム2を形成する外装体7その他の隙間から外気が吸い込まれ、冷却空気としてラジエータ5を通過した後、外装体7に設けられた排出口(ガラリ)8から排出されるように構成されている。
【0003】
また、吸い込み空気をファン6からラジエータ5に向けてガイドするためのシュラウド9と、ラジエータ5を通過した空気を排出口8に低抵抗で導く導風ダクト10が設けられている。
【0004】
なお、上記のような吐き出し方式とは逆に、排出口8を吸い込み口とし、ファン6の回転によりこの吸い込み口からラジエータ5に外気を導入する吸い込み方式をとる場合もある。
【0005】
従来、このような冷却装置を備えた油圧ショベルにおいて、エンジン3はエンジンルーム2内のほぼ中央部に機械幅方向(左右方向)に設置され、このエンジン3の片側にファン6が配置されてエンジン出力軸に連結されている。
【0006】
また、ラジエータ5は、そのコア面(放熱面であって冷却空気が通過する面)5aがファン6の軸心と直角となる(ファン6と正対する)状態でファン横に配置されている。
【0007】
すなわち、エンジン3とファン6とラジエータ5が一直線上に横並び状態で配置されている。
【0008】
一方、最近、とくに小形の油圧ショベル(なかでも後方小旋回型や小旋回型、あるいは超小旋回型等と称されるショベル)においては、旋回半径を小さくするために、図5に示すように上部旋回体1の輪郭が平面視で曲面を多く持った円形に近い形状に形成される傾向にある。
【0009】
このような油圧ショベルでは、図示のように外装体7も全体または大部分が平面視円弧状の曲面とされ、この外装体7によって形成されるエンジンルーム2も後面側及び左右両側面側が曲面状となる。
【0010】
このことから、上記のようにラジエータ5をファン6と正対して配置する従来のショベルでは、次のような問題が生じていた。
【0011】
▲1▼ ラジエータ5が曲面状の外装体7に圧迫されるため、ラジエータ5の幅寸法が小さく抑えられ、これによって冷却効率が低下する。
【0012】
▲2▼ ラジエータ5のコア面5aが外装体7(排出口8)から遠くなるため、排出口8を開いて外部から行う点検や目詰まり防止のための掃除等のメンテナンス作業がし難くなる。
【0013】
▲3▼ 図示のような吐き出し方式において、上記のようにラジエータ5と外装体7との距離が長くなることから、これらの間の空気抵抗を小さくするための大形の導風ダクト10を設ける必要がある。このため、部品、組立コストが高くなる。
【0014】
▲4▼ ファン6及びラジエータ5の占有スペースを大きくとれないことから、この両者間の距離を十分に確保できない。このため、シュラウド9内での空気の乱流が激しくなり、風量が不足する。
【0015】
一方、冷却効率を上げる技術として、
(イ)冷却コアを平面視で湾曲状に形成することによって、冷却コアの実質幅寸法を増加させる技術(たとえば特許文献1参照)、
(ロ)吸い込み方式において、冷却コアのコア面を吸い込み口に正対させて冷却風量を増加させるために、冷却コアを正面視でファン軸心に対し傾斜して配置した技術(たとえば特許文献2参照)
が公知である。
【0016】
【特許文献1】
特開平10−76855号公報
【特許文献2】
実開平7−14122号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、(イ)の公知技術では、上記▲1▼の問題を冷却コアの実質幅寸法の拡大によってカバーできるものの▲2▼〜▲4▼の問題は解決できない。
【0018】
また、(ロ)の公知技術では、外装体における少なくとも冷却コアに臨む部分が平面視で曲面状に形成される機械においては、上記▲1▼〜▲4▼の問題はひとつも解決されない。
【0019】
そこで本発明は、上記▲1▼〜▲4▼の問題を一挙に解決し、冷却コアの幅寸法の拡大、冷却コアの点検や掃除等のメンテナンス作業性の向上、部品点数の削減によるコストダウン、ファンと冷却コアの距離の確保をすべて実現することができる建設機械の冷却装置を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、エンジンルームを形成する外装体が、平面視で円弧状の曲面部を有し、この曲面部に、冷却空気を吸い込みまた排出する通気口が設けられるとともに、上記エンジンルームに、エンジンと、このエンジンにより駆動されて上記通気口から冷却空気を吸い込みまたは排出するファンと、このファンの回転により発生する空気流によって冷却される冷却コアが設けられた建設機械において、上記冷却コアを、平面視でコア面が上記ファンの軸心に対して傾斜しかつ上記外装体の曲面部に沿う状態で配置したものである。
【0021】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、ファンと冷却コアとの間で空気流を案内するシュラウドを設け、このシュラウド内に、冷却コアのコア面に対する空気流の方向を規制する導風板を設けたものである。
【0022】
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、冷却コアを、外装体の曲面部に沿う円弧状に湾曲形成したものである。
【0023】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、冷却コアとしてのラジエータとオイルクーラーを、それぞれ外装体の曲面部に沿う状態で互いの幅方向に並べて配置したものである。
【0024】
上記のように、冷却コアを、コア面が平面視でファンの軸心に対して傾斜しかつ外装体の曲面部に沿う状態で配置したことによって次の作用効果を得ることができる。
【0025】
(i) 冷却コアを平面視でファン軸心と直角に配置した場合と比較して、冷却コアの幅寸法を増加させることができ、これにより冷却効率を向上させることができる。
【0026】
(ii) 冷却コアのコア面を外装体の曲面部(通気口)に接近させることができる。このため、通気口を開いて外部から行う点検や掃除等のメンテナンスの作業性を改善することができる。
【0027】
(iii) 吸い込んだ空気を通気口から排出する吐き出し方式において、上記のようにコア面を外装体に接近させ得ることから、これらの間の空気抵抗を小さくするための導風ダクトを最小限に小形、簡略化し、あるいは省略することができる。このため、部品点数を削減し、コストダウンを実現することができる。
【0028】
(iv) ファンと冷却コアとの間の距離を十分確保できるため、シュラウド内での空気の乱流を抑え、風量を増加させて冷却効率をより高めることが可能となる。
【0029】
以上のように、とくに後方小旋回型や小旋回型、超小旋回型等と称される小形の建設機械が抱えていた諸問題を一挙に解決することができる。
【0030】
また、請求項2の構成によると、シュラウド内に設けた導風板によって、冷却コアのコア面に対する空気流の方向を規制する(たとえばコア面に直角に導く)ため、冷却コアをファン軸心に対して傾斜させたことによってコア面への空気の流れが悪くなるおそれがある場合に、これを導風板によって是正し、冷却コア本来の冷却能力を確保することができる。
【0031】
請求項3の構成によると、冷却コアを、外装体の曲面部に沿う円弧状に湾曲形成したから、冷却コアの実質幅寸法をさらに拡大して冷却効率を上げることができるとともに、冷却コアを曲面部にさらに接近させて上記(ii)(iv)の効果を一層高めることができる。
【0032】
請求項4の構成によると、冷却コアとしてラジエータとオイルクーラーが設けられる建設機械において、ラジエータとオイルクーラーの双方について上記(i)〜(iv)の作用効果を得ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜図4によって説明する。
【0034】
以下の実施形態では、従来技術として例示した油圧ショベルにおける吐き出し方式の冷却装置を適用対象として例にとっている。なお、各実施形態において、図5,6と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
【0035】
第1実施形態(図1参照)
図1は、エンジンルーム2内の一部の機器配置、すなわち、エンジン3と、このエンジン3によって駆動されるファン6と、このファン6によって外部から吸い込まれた空気を冷却空気として受ける冷却コアとしてのラジエータ11の配置を示す。
【0036】
エンジンルーム2を形成する外装体7は、旋回半径の縮小化の観点から、排出口8を含めてほぼ全体が円弧状の曲面として形成され、排出口8に臨んでラジエータ11が設置されている。
【0037】
このラジエータ11は、コア面11aが、ファン6の軸心Oに対して従来のように直角でなくある角度θをもって傾斜し、かつ、外装体7(排出口8)に沿う状態で配置されている。
【0038】
ここで、外装体7に沿う状態とは、図示のように排出口8に接近し、かつ、排出口8の曲面の接線に対してほぼ平行となる状態をいう。
【0039】
12は吸い込み空気をファン6からラジエータ11に向けてガイドするためのシュラウドで、このシュラウド12は、上記ラジエータ配置に伴い、図5,6に示す従来のシュラウド9よりも長く、かつ、ラジエータ側の端面がラジエータコア面11aに対応して傾斜する形状に形成されている。
【0040】
13はラジエータ11と排出口8との間に設けられた導風ダクトである。
【0041】
このようなラジエータ配置とすれば、図5,6に示す従来技術のようにラジエータ5をコア面5aがファン軸心Oと直角となるように配置した場合と比較して、同じスペース内でラジエータ11の幅寸法Wを増加させることができる。これにより、ラジエータ11の有効容量を増加させることができるため、その分、従来の場合よりも冷却効率を向上させることができる。
【0042】
また、ラジエータ11のコア面11aを外装体7、すなわち、点検口でもある排出口8に最大限に接近させることができる。このため、排出口8を開いて外部から行う点検や目詰まり防止のための掃除等がし易くなり、メンテナンスの作業性を著しく改善することができる。
【0043】
一方、上記のようにコア面11aを外装体7に接近させ得ることから、これらの間の空気抵抗を小さくするめの導風ダクト13を図示のように最小限に小形、簡略化することができる。
【0044】
あるいは、ラジエータ11を可能な限り外装体7に接近させ、これらの間にシール部材のみを設けることも十分可能であり、これにより導風ダクト13を省略することができる。
【0045】
さらに、ファン6とラジエータ11との間の距離を従来と比べて長くとれるため、シュラウド12内で空気の乱流が発生する可能性が低くなり、これにより、風量を増加させて冷却効率をより高めることが可能となる。
【0046】
第2実施形態(図2参照)
以下の第2、第3、第4各実施形態については第1実施形態との相違点のみを説明する。
【0047】
第1実施形態の構成によると、ラジエータ11をファン軸心Oに対して傾斜させたことにより、その傾斜角度θの大きさ等によっては、直角に配置した場合と比較して、コア面11aに対する空気の流れに偏りが生じるおそれがある。
【0048】
そこで、第2実施形態においては、シュラウド12内を流れる空気をラジエータコア面11aに直角に導くための導風板14…が設けられている。
【0049】
こうすれば、たとえば傾斜角度θを大きくとった場合等でも、導風板14…によってシュラウド12内の空気流をラジエータコア面11aに対して全面均等にかつ直角に導き、ラジエータ本来の冷却能力を確保することができる。
【0050】
なお、導風板14は、ラジエータ11の冷却作用が効率良く発揮されるように空気流を導けばよく、この点の目的を達成できるならば、たとえば空気流をラジエータコア面11aに対して直角でなくある角度を持つ方向に導くように配置してもよい。
【0051】
第3実施形態(図3参照)
第3実施形態においては、ラジエータ11全体が外装体7(排出口8)の曲面に対応する(同一曲率の完全対応でもよいし、近似曲率の大略対応でもよい)円弧状に湾曲形成され、ラジエータコア面11aがファン軸心Oに対して角度θを持って傾斜する状態で外装体7に沿って配置されている。
【0052】
この構成によると、傾斜配置によるラジエータ幅寸法の増加に加えて、湾曲状とすることでラジエータ11の実質幅寸法をさらに拡大することができる。このため、冷却効率を一層上げることができるとともに、ラジエータコア面11aを外装体7にさらに接近させることができる。
【0053】
第4実施形態(図4参照)
油圧ショベルの場合、冷却コアとして、通常、ラジエータ11とは別に油圧アクチュエータ用の作動油を冷却するためのオイルクーラーがエンジンルームに設けられる。
【0054】
第4実施形態においては、ラジエータ11とこのオイルクーラー15が互いの幅方向に並んで、かつ、それぞれのコア面11a,15aがファン軸心Oに対して角度θ1,θ2をもって傾斜するとともに外装体7(排出口8)に沿う状態で配置されている。
【0055】
こうすれば、ラジエータ11とオイルクーラー15の双方に関して、冷却効率及びメンテナンス性を改善し、コストダウンを実現することができる。
【0056】
ところで、本発明は、ラジエータ11とオイルクーラー15を互いのコア面11a,15aが対向する状態で配置する場合にも適用することができる。
【0057】
また本発明は、上記各実施形態で例示した油圧ショベル以外の建設機械、及び吐き出し方式でなく吸い込み方式をとる建設機械にも上記同様に実施することができる。
【0058】
さらに本発明は、エンジンルーム2を形成する外装体7のほぼ全体が曲面状に形成される建設機械だけでなく、少なくとも外装体における冷却コアに臨む部分が曲面となった建設機械に適用することができる。
【0059】
【発明の効果】
上記のように本発明によると、冷却コアを、コア面が平面視でファン軸心に対して傾斜しかつ外装体の曲面部に沿う状態で配置したから、とくに後方小旋回型や小旋回型、超小旋回型等と称される小形の建設機械が抱えていた諸問題を一挙に解決することができる。
【0060】
すなわち、冷却コアを平面視でファン軸心と直角に配置した場合と比較して、冷却コア(請求項4ではラジエータとオイルクーラーの双方)の幅寸法を増加させて冷却効率を向上させることができる。
【0061】
また、冷却コアのコア面を外装体の曲面部(通気口)に接近させることができるため、通気口を開いて外部から行う点検や掃除等のメンテナンスの作業性を改善することができる。
【0062】
一方、吸い込んだ空気を通気口から排出する吐き出し方式において、上記のようにコア面を外装体に接近させ得ることから、これらの間の空気抵抗を小さくするための導風ダクトを最小限に小形、簡略化し、あるいは省略することができる。このため、部品点数を削減し、コストダウンを実現することができる。
【0063】
また、ファンと冷却コアとの間の距離を十分確保できるため、シュラウド内での空気の乱流を抑え、風量を増加させて冷却効率をより高めることが可能となる。
【0064】
請求項2の発明によると、シュラウド内に設けた導風板によって、冷却コアのコア面に対する空気流の方向を規制するため、冷却コアをファン軸心に対して傾斜させたことによってコア面への空気の流れが悪くなるおそれがある場合に、これを導風板によって是正し、冷却コア本来の冷却能力を確保することができる。
【0065】
請求項3の発明によると、冷却コアを、外装体の曲面部に沿う円弧状に湾曲形成したから、冷却コアの実質幅寸法をさらに拡大して冷却効率を上げることができるとともに、冷却コアを曲面部にさらに接近させて一層のメンテナンス性改善及びコストダウンを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるエンジンルーム内一部の構成を模式的に示す平面図である。
【図2】本発明の第2実施形態によるラジエータとシュラウドの構成を模式的に示す一部断面平面図である。
【図3】本発明の第3実施形態によるエンジンルーム内一部の構成を模式的に示す平面図である。
【図4】本発明の第4実施形態によるエンジンルーム一部の構成を模式的に示す平面図である。
【図5】油圧ショベルの上部旋回体における従来のエンジンルーム内の構成を模式的に示す平面図である。
【図6】同正面図である。
【符号の説明】
2 エンジンルーム
3 エンジン
6 ファン
O ファン軸心
7 外装体
8 排出口(通気口)
11 冷却コアとしてのラジエータ
11a ラジエータのコア面
θ ファン軸心に対するコア面の傾斜角度
13 シュラウド
14… 導風板
15 冷却コアとしてのオイルクーラー
θ1,θ2 ラジエータコア面及びオイルクーラーコア面の傾斜角度
Claims (4)
- エンジンルームを形成する外装体が、平面視で円弧状の曲面部を有し、この曲面部に、冷却空気を吸い込みまた排出する通気口が設けられるとともに、上記エンジンルームに、エンジンと、このエンジンにより駆動されて上記通気口から冷却空気を吸い込みまたは排出するファンと、このファンの回転により発生する空気流によって冷却される冷却コアが設けられた建設機械において、上記冷却コアを、平面視でコア面が上記ファンの軸心に対して傾斜しかつ上記外装体の曲面部に沿う状態で配置したことを特徴とする建設機械の冷却装置。
- ファンと冷却コアとの間で空気流を案内するシュラウドを設け、このシュラウド内に、冷却コアのコア面に対する空気流の方向を規制する導風板を設けたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の冷却装置。
- 冷却コアを、外装体の曲面部に沿う円弧状に湾曲形成したことを特徴とする請求項1または2記載の建設機械の冷却装置。
- 冷却コアとしてのラジエータとオイルクーラーを、それぞれ外装体の曲面部に沿う状態で互いの幅方向に並べて配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかいずれか1項に記載の建設機械の冷却装置。
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2003
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