JP2004215083A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004215083A
JP2004215083A JP2003001307A JP2003001307A JP2004215083A JP 2004215083 A JP2004215083 A JP 2004215083A JP 2003001307 A JP2003001307 A JP 2003001307A JP 2003001307 A JP2003001307 A JP 2003001307A JP 2004215083 A JP2004215083 A JP 2004215083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
memory
level
remaining amount
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003001307A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Uruma
一博 潤間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003001307A priority Critical patent/JP2004215083A/ja
Publication of JP2004215083A publication Critical patent/JP2004215083A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】ファクシミリ受信文書の印字出力時にかすれ等の白抜けを確実に防止することができるファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】ファクシミリ装置1は、トナーの残量が10%であることを検知するトナー残量検知手段20と、メモリ代行受信トナー残量レベルを設定するメモリ代行受信トナー残量レベル設定手段21と、受信したファクシミリ文書を印字出力するプリンタ装置11と、受信したファクシミリ文書のメモリ代行受信を行うHD18と、これらの各構成要素を監視・制御するシステム制御部16とを備える。トナー残量検知手段20がトナー残量が10%以下であることを検知した後、メモリ代行受信トナー残量レベル設定手段21により設定されたメモリ代行受信トナー残量レベルに応じて算出された実質印字枚数が総印字枚数と一致したときにシステム制御部16は印字出力をメモリ代行受信に切り替える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置に関し、特に、ファクシミリ受信した文書についてトナーによる印字出力を行う機能とメモリ代行受信する機能とを有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、LBPプリンタのようにトナーによる印字出力を行うファクシミリ装置においては、トナー無しで印字出力ができない場合にもファクシミリ受信した文書の内容を確実に把握することができるようにするため、トナー残量を検知して、トナー残量が一定レベル以下又は無しとなった時に、LED等の点灯又はその他の表示によりトナー残量少状態又はトナー無し状態であることを警告すると共に、いわゆるメモリ代行受信を行うことが知られている。ここで、メモリ代行受信とは、ファクシミリ受信した文書の印字出力を停止して代わりに画像メモリに受信文書を蓄積することをいう。
【0003】
また、トナー残量の検知は精度よく行うことが望ましいが、この検知のためのセンサの数を増やすとコスト高になる。そのため、最低の数量のセンサによりトナー残量を検知し、この検知の後に印字されたファクシミリ用紙の枚数から現在のトナー残量を推測するという方法が一般である(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
具体的には、トナー残量が一定レベル以下であることをセンサが検知したときの標準画像出力に対して印字可能である印字限界枚数を予め設定後、さらに、実際に印字を行う際の印字品質を保証するため上記印字限界枚数よりもかなり少ない枚数を印字可能枚数と設定し、この印字可能枚数分しか印刷ができないようにするという手法である。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−70122号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際に印字する原稿の濃度や実際にトナーを消費する黒部分の多少や、トナー残量検知のむら等により、上記印字可能枚数内であっても印字画像の一部がかすれる等の問題が生じる。
【0007】
さらに、ファクシミリ受信した文書等、伝送路等を通じて外部機器より受信した文書は、受信した文書が印字出力された後に通常消去されるので、印字出力した文書の一部がトナー不足で白抜けしていてもやり直しはきかず、その結果、一度ファクシミリ受信した文書を再度送信側から送信しなくてはならないという問題も生じる。
【0008】
本発明の目的は、ファクシミリ受信文書の印字出力時にかすれ等の白抜けを確実に防止することができるファクシミリ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のファクシミリ装置は、トナー残量が少なくなったことを検知するトナー残量検知手段と、前記トナー残量検知手段による検知がされた後に使用されたトナー量を算出する算出手段と、前記算出されたトナー量からトナー残量が無くなったことを検知する他のトナー残量検知手段と、前記トナー残量が少なくなってから無くなるまでの間で、前記トナー残量が一定レベルとなったときにファクシミリ受信した文書についてトナーによる印字出力からメモリ代行受信に切り替える切替手段とを備えるファクシミリ装置において、前記切替手段は、前記一定レベルを設定するレベル設定手段を備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置を図面を用いて詳説する。
【0011】
図1は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
【0012】
図1において、ファクシミリ装置1は、指定されたモード(例えば、紙サイズ、解像度、濃度等)で原稿を読み取るスキャナ装置10と、受信したファクシミリ文書をフィニッシャー等の不図示の排紙装置を介して排紙トレーに印字出力するプリンタ装置11と、ユーザ入力が可能な後述する図2の表示画面200を有する操作部表示装置12と、送信する画像情報をデータに符号化し、データ圧縮する一方、受信した圧縮データを複合化し、元の画像情報に復元する符号化複合化装置13と、RAM部及びROM部に予め登録しておく情報を格納するシステムメモリ14と、符号化・複合化を行う際に1ページ分の画像情報を展開するページメモリ15と、電話回線網と接続するための装置であり、ISDN回線網やPSTN回線網に接続する網終端装置19を介して他のファクシミリ装置と通信する通信制御部17と、不揮発性のメモリから成るHD(ハードディスク)18と、LED23と、上述の各構成要素を監視・制御するマイクロコンピュータであるシステム制御部16とを備え、これらの各構成要素はバス24に接続されている。
【0013】
HD18は、受信したファクシミリ文書のメモリ代行受信を行ったり、スキャナ装置10で読み取った原稿を格納したりする。
【0014】
プリンタ装置11は、その内部に印字出力を行う際に用いられるトナーの残量が10%以下であることを検知するトナー残量検知手段20と、トナー残量少状態となった後に印字された枚数の合計(以下「総印字枚数」という。)をカウントするカウンタ20’とを備える。
【0015】
LED23は、トナー残量が10%以下になったことをトナー残量検知手段20が検知した時にトナー残量少状態であることを警告する点灯を行う。尚、トナー残量少状態であることを警告できれば、その方法はLED23による点灯に限定されるわけでなく、例えば操作部表示装置12等の画面上にその旨を表示するようにしてもよい。
【0016】
システムメモリ14は、ROM又はRAMから成り、後述するメモリ代行受信トナー残量レベルの初期設定値や、トナー残量が10%〜0%までの間に印字出力をすることが可能な枚数(以下「印字可能枚数」という。)を予め登録する。このメモリ代行受信トナー残量レベルの初期設定値は、本実施の形態においては、レベル「3」、印字可能枚数は50000枚と登録されている。さらに、システムメモリ14は、その内部にトナー残量格納エリア22を備え、トナー残量少状態となってからメモリ代行受信に切り替わるまでに実質的に印字する枚数(以下「実質印字枚数」という。)を格納する。
【0017】
操作部表示装置12は、その内部にメモリ代行受信トナー残量レベルを設定するメモリ代行受信トナー残量レベル設定手段21と、ユーザ入力可能なメモリ代行受信トナー残量設定・変更画面200(図2)を表示する表示部21’とを備える。メモリ代行受信トナー残量レベル設定手段21は、この画面200上で行われたユーザ入力に応じてメモリ代行受信トナー残量レベル「0」〜「5」を設定する。また、システム制御部16は、この設定されたメモリ代行受信トナー残量レベルに応じて印字出力からメモリ代行に切り換えるタイミングを決定する。
【0018】
本実施の形態において、トナー残量レベルは、トナー残量が10%以上の状態を指すレベル「0」と、トナー残量が10%未満8%以上の状態を指すレベル「1」と、トナー残量が8%未満6%以上の状態を指すレベル「2」と、トナー残量が6%未満4%以上の状態を指すレベル「3」と、トナー残量が4%未満2%以上の状態を指すレベル「4」と、トナー残量が2%未満0%以上の状態を指すレベル「5」との6つのレベルから成る。
【0019】
上記決定されるタイミングは、メモリ代行受信トナー残量レベル設定手段21がユーザ入力に応じてメモリ代行受信トナー残量レベルをレベル「0」に設定した場合は、システム制御部16はトナー残量が10%のとき、即ちトナー残量検知手段20がトナー残量少状態を検知した直後とされる。また、上記決定されるタイミングは、メモリ代行受信トナー残量レベルがレベル「1」に設定された場合は、トナー残量が8%のときとされ、同様に、レベル「2」に設定された場合は、トナー残量が6%のとき、レベル「3」に設定された場合は、トナー残量が4%のとき、レベル「4」に設定された場合は、トナー残量が2%のとき、レベル「5」に設定された場合は、トナー残量が0%のときとされる。
【0020】
即ち、システム制御部16は、メモリ代行受信トナー残量レベル設定手段21がユーザ入力に応じて設定したメモリ代行受信トナー残量レベルの最小トナー残量にプリンタ装置11内のトナーの量がなったときを、印字出力からメモリ代行受信に切り換えるタイミングとする。これにより、メモリ代行受信トナー残量レベルの設定を変更することにより、ファクシミリ受信した文書について印字出力からメモリ代行受信に切り替えるタイミングを早くすることができ、その結果、ファクシミリ受信文書のプリント時にかすれ等の白抜けを確実に防止することができる。
【0021】
次に、図1におけるメモリ代行受信トナー残量レベル設定手段21が画面200上で行われるユーザ入力に応じてメモリ代行受信トナー残量レベルを設定する方法について説明する。
【0022】
図2は、図1における操作部表示装置12の表示部21’における画面を示す図である。
【0023】
図2において、画面200は、各トナー残量レベルの最小トナー残量を示す「10%」、「8%」、「6%」、「4%」、「2%」、「0%」の6つのボタンをユーザが1つのみを選択可能な状態で表示する。さらに、画面200は、上記6つのボタンの1つの選択を確定する「OK」ボタンと、初期設定値である4%に戻す「初期設定値(4%)に戻す」ボタンと、またメモリ代行受信トナー残量レベルの設定・変更を行わず画面より抜ける「CANCEL」ボタンもユーザによる選択が可能な状態で表示する。
【0024】
例えば、ユーザが、画面200上の「6%」のボタンを選択してから「OK」ボタンを選択すると、図2に示すように「6%」のボタンの表示が反転する。その後、メモリ代行受信トナー残量レベル設定手段21は、このユーザ入力によりメモリ代行受信トナー残量レベルをレベル「2」に設定し、システム制御部16はこの設定されたメモリ代行受信トナー残量レベルに応じて上記タイミングをトナー残量が6%となったときとする。これにより、ファクシミリ受信した文書について印字出力をメモリ代行受信に切り替えるタイミングを確実に早くすることができる。
【0025】
また、メモリ代行受信トナー残量レベル設定手段21は、画面200でユーザ入力がなかったとき、又は「初期設定値(4%)に戻す」ボタンか「CANCEL」ボタンのいずれかが選択されたとき、システムメモリ14で予め登録されているメモリ代行受信トナー残量レベルの初期設定値であるレベル「3」に設定する。
【0026】
次に、システム制御部16が、メモリ代行受信トナー残量レベルが設定されたときに、どのように上述のタイミングであると判別するかについて説明する。
【0027】
メモリ代行受信トナー残量レベルがレベル「0」に設定された場合、システム制御部16はトナー残量検知手段20によりトナー残量が10%であることを検知したときを上述のタイミングのトナー残量であると判別することもできる。しかし、メモリ代行受信トナー残量レベルがレベル「0」以外に設定された場合、上述のタイミングのトナー残量は8%,6%,4%,2%,0%のいずれかとなるため、トナー残量検知手段20ではトナー残量を検知することはできない。
【0028】
そこで、本実施の形態においては、システム制御部16は、システムメモリ14内部のトナー残量格納エリア22に実質印字枚数を格納し、プリンタ装置11のカウンタ20’で数えられた総印字枚数が実質印字枚数となったときのトナー残量を上述のタイミングであると判別する。
【0029】
実質印字枚数は、トナー残量少状態となった直後から実質的に印字出力する枚数であり、以下の式が成立する。
【0030】
(印字可能枚数):(トナー残量少状態となった直後のトナー残量)=(実質印字枚数):(トナー残量少状態となってからの最大消費トナー量)
本実施の形態において、印字可能枚数は、システムメモリ14で予め50000枚と登録されており、また、トナー残量小状態は、トナー残量検知手段20によりトナー残量が10%以下になったことが検知されたときをいう。
【0031】
従って、メモリ受信代行トナー残量レベルがレベル「0」に設定されているとき、トナー残量少状態となった直後からトナーは全く消費されないため、実質印字枚数は0枚となる。
【0032】
また、メモリ受信代行トナー残量レベルがレベル「1」に設定されているときの最大消費トナー量は2%であるため、実質印字枚数は10000枚となる。同様に、レベル「2」に設定されているときの最大消費トナー量は4%であるため、実質印字枚数は20000枚となり、レベル「3」に設定されているときの最大消費トナー量は6%であるため、実質印字枚数は30000枚となり、レベル「4」に設定されているときの最大消費トナー量は8%であるため、実質印字枚数は40000枚となり、レベル「5」に設定されているときの最大消費トナー量は10%であるため、実質印字枚数は50000枚となる。これにより、トナー残量を検知するセンサの数を最小に押さえつつ、システムメモリ14は上述のタイミングのトナー残量となったときにそのことを確実に判別することができる。
【0033】
図3は、図1のファクシミリ装置1によって実行されるメモリ代行受信への切替処理のフローチャートである。
【0034】
図3において、まず、システム制御部16はプリンタ装置11により受信したファクシミリ文書を印字出力し(ステップS40)、この印字出力を、トナー残量検知手段20によりトナー残量が10%以下となったことを検知するまで実行する(ステップS41でYES)(トナー残量検知手段)。トナー残量検知手段20によりトナー残量が10%以下となったことを検知したときは(ステップS41でYES)、システム制御部16はトナー残量少状態になったと判断し、プリンタ装置11からの総印字枚数の取得を開始する(ステップS42)。また、このとき、システム制御部16はLED23によりトナー残量少状態であることを警告する点灯を行う。
【0035】
次に、システム制御部16は、トナー残量格納エリア22に実質印字枚数の格納が有るか否かを判別し(ステップS43a)、格納が有るときは直接ステップS43eに進む。一方、格納が無いときは、メモリ代行受信トナー残量レベル設定手段21によりメモリ代行受信トナー残量レベルを設定する(ステップS43b)。本実施の形態においてはメモリ代行受信トナー残量レベルをレベル「3」に設定する。次に、メモリ代行受信トナー残量レベルがレベル「3」であるため、実質印字枚数を「30000枚」と算出し(ステップS43c)(算出手段)、トナー残量格納エリア22に算出された実質印字枚数「30000枚」を格納して(ステップS43d)、ステップS43eに進む。
【0036】
次に、ステップS43eにおいて、システム制御部16は、トナー残量格納エリア22に格納されている実質印字枚数30000枚を取得し(ステップS43)、総印字枚数が実質印字枚数30000枚になるまで(ステップS44でYES)(他のトナー残量検知手段)、システム制御部16はプリンタ装置11による受信したファクシミリ文書の印字出力を引き続き行い(ステップS45)、総印字枚数が実質印字枚数30000枚となったとき(ステップS44でYES)、システム制御部16は印字不可になったと判断し、HD18によりファクシミリ受信した文書のうち印字出力されていないものをメモリ代行受信して切り替え(ステップS46)(切替手段)、本処理を終了する。
【0037】
本処理によれば、トナー残量が10%以下となったことを検知し(ステップS40でYES)、且つ検知後の総印字枚数が予めメモリ代行受信トナー残量レベルに応じて設定される実質印字枚数になったときは(ステップS44でYES)、システム制御部16は印字不可になったと判断して、HD18によりファクシミリ受信した文書のうち印字出力されていないものをメモリ代行受信するので(ステップS46)、メモリ代行受信に切り替えるトナー残量レベルの設定を変更することにより、ファクシミリ受信した文書について印字出力からメモリ代行受信に切り替えるタイミングを早くすることができる。
【0038】
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図3のフローチャート)をCPUに供給し、そのCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
【0039】
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記録した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
【0040】
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
【0041】
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をCPUに供給し、そのCPUが記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
【0042】
この場合、格納媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
【0043】
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
【0044】
上述した実施の形態の機能は、コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することによるばかりでなく、コンピュータ上で稼動するOS等がプログラムコードの指示に基づいて実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現することができる。
【0045】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0046】
〔実施態様1〕 トナー残量が少なくなったことを検知するトナー残量検知手段と、前記トナー残量検知手段による検知がされた後に使用されたトナー量を算出する算出手段と、前記算出されたトナー量からトナー残量が無くなったことを検知する他のトナー残量検知手段と、前記トナー残量が少なくなってから無くなるまでの間で、前記トナー残量が一定レベルとなったときにファクシミリ受信した文書についてトナーによる印字出力からメモリ代行受信に切り替える切替手段とを備えるファクシミリ装置において、前記切替手段は、前記一定レベルを設定するレベル設定手段を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
【0047】
この実施態様により、ファクシミリ受信文書の印字出力時にかすれ等の白抜けを確実に防止することができる。
【0048】
〔実施態様2〕 前記切替手段は、前記算出されたトナー量から前記設定されたトナー残量のレベルとなったことを検知するトナー残量レベル検知手段を備えることを特徴とする実施態様1記載のファクシミリ装置。
【0049】
この実施態様により、センサの数を最小に押さえつつ、ファクシミリ受信文書のプリント時にかすれ等のミスプリントを確実に防ぐことができる。
【0050】
〔実施態様3〕 前記メモリ代行受信に切り替えるトナー残量レベルをユーザ入力により設定する設定手段を備えることを特徴とする実施態様1又は2記載のファクシミリ装置。
【0051】
この実施態様により、メモリ代行受信に切り替えるタイミングを早くすることができ、結果ファクシミリ受信文書のプリント時にかすれ等のミスプリントを防ぐことができる。
【0052】
〔実施態様4〕 トナー残量が少なくなったことを検知するトナー残量検知ステップと、前記トナー残量検知ステップによる検知がされた後に使用されたトナー量を算出する算出ステップと、前記算出されたトナー量からトナー残量が無くなったことを検知する他のトナー残量検知ステップと、前記トナー残量が少なくなってから無くなるまでの間で、前記トナー残量が一定レベルとなったときにファクシミリ受信した文書についてトナーによる印字出力からメモリ代行受信に切り替える切替ステップとを備えるファクシミリ装置の制御方法において、前記切替ステップは、前記一定レベルを設定するレベル設定ステップを備えることを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
【0053】
この実施態様により、ファクシミリ受信文書の印字出力時にかすれ等の白抜けを確実に防止することができる。
【0054】
〔実施態様5〕 前記切替ステップは、前記算出されたトナー量から前記設定されたトナー残量のレベルとなったことを検知するトナー残量レベル検知ステップを備えることを特徴とする実施態様4記載の制御方法。
【0055】
この実施態様により、センサの数を最小に押さえつつ、ファクシミリ受信文書のプリント時にかすれ等のミスプリントを確実に防ぐことができる。
【0056】
〔実施態様6〕 前記メモリ代行受信に切り替えるトナー残量レベルをユーザ入力により設定する設定ステップを備えることを特徴とする実施態様4又は5記載の制御方法。
【0057】
この実施態様により、メモリ代行受信に切り替えるタイミングを早くすることができ、結果ファクシミリ受信文書のプリント時にかすれ等のミスプリントを防ぐことができる。
【0058】
〔実施態様7〕 トナー残量が少なくなったことを検知するトナー残量検知ステップと、前記トナー残量検知ステップによる検知がされた後に使用されたトナー量を算出する算出ステップと、前記算出されたトナー量からトナー残量が無くなったことを検知する他のトナー残量検知ステップと、前記トナー残量が少なくなってから無くなるまでの間で、前記トナー残量が一定レベルとなったときにファクシミリ受信した文書についてトナーによる印字出力からメモリ代行受信に切り替える切替ステップとを備えるファクシミリ装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記切替ステップは、前記一定レベルを設定するレベル設定ステップを備えることを特徴とするプログラム。
【0059】
〔実施態様8〕 実施態様7記載のプログラムを格納するコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
【0060】
この実施態様7及び8により、ファクシミリ受信文書の印字出力時にかすれ等の白抜けを確実に防止することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載のファクシミリ装置によれば、トナー残量の一定レベルに設定することによりファクシミリ受信した文書について印字出力からメモリ代行受信に切り替えるタイミングを早くすることができ、その結果、ファクシミリ受信文書の印字出力時にかすれ等の白抜けを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1における操作部表示装置12の表示部21’における画面を示す図である。
【図3】図1のファクシミリ装置1によって実行されるメモリ代行受信への切替処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
10 スキャナ装置
11 プリンタ装置
12 操作部表示装置
13 符号化複合化装置
14 システムメモリ
15 ページメモリ
16 システム制御部
17 通信制御部
18 HD
19 網終端装置
20 トナー残量検知手段
20’ カウンタ
21 メモリ代行受信トナー残量レベル設定手段
21’ 表示部
22 トナー残量格納エリア
23 LED
24 バス

Claims (1)

  1. トナー残量が少なくなったことを検知するトナー残量検知手段と、前記トナー残量検知手段による検知がされた後に使用されたトナー量を算出する算出手段と、前記算出されたトナー量からトナー残量が無くなったことを検知する他のトナー残量検知手段と、前記トナー残量が少なくなってから無くなるまでの間で、前記トナー残量が一定レベルとなったときにファクシミリ受信した文書についてトナーによる印字出力からメモリ代行受信に切り替える切替手段とを備えるファクシミリ装置において、
    前記切替手段は、前記一定レベルを設定するレベル設定手段を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
JP2003001307A 2003-01-07 2003-01-07 ファクシミリ装置 Pending JP2004215083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003001307A JP2004215083A (ja) 2003-01-07 2003-01-07 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003001307A JP2004215083A (ja) 2003-01-07 2003-01-07 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004215083A true JP2004215083A (ja) 2004-07-29

Family

ID=32819363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003001307A Pending JP2004215083A (ja) 2003-01-07 2003-01-07 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004215083A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012126055A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Brother Industries Ltd 印刷装置
JP2018103583A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 ブラザー工業株式会社 画像処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012126055A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Brother Industries Ltd 印刷装置
JP2018103583A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 ブラザー工業株式会社 画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003200638A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2009271730A (ja) 印刷システム、情報処理装置、画像形成装置及び情報処理方法、処理方法
JP2008225320A (ja) 画像形成装置
US20040120725A1 (en) System for estimating the remaining life of a print cartridge
JP2006251102A (ja) 画像形成装置
US6714316B1 (en) Image forming apparatus, image forming system, computer-readable record medium stored with image forming program, and image forming method
US20060114502A1 (en) Image forming device, host device and controlling methods thereof
JP2006281497A (ja) 印刷システム、印刷装置および印刷制御装置
US20230202181A1 (en) Printing apparatus, system, and server system
JP2004215083A (ja) ファクシミリ装置
JP2005208339A (ja) 画像形成装置
JP2006268441A (ja) 印刷支援システムと印刷支援プログラムと記録媒体と印刷支援方法
JP2012160976A (ja) 画像処理システム、印刷方法、プログラム、及び記録媒体
JP2010122321A (ja) 画像形成装置
JP5950612B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびコンピュータプログラム
JP2007019727A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2007216603A (ja) 画像形成装置
CN112005174A (zh) 用于引导墨粉的再填充操作的图像形成装置
JP3710280B2 (ja) 複合機能を有する画像形成装置
JP3864912B2 (ja) 印刷装置
JP2000135842A (ja) 画像出力装置の消耗品消費量表示方法
KR20060042733A (ko) 화상 형성 장치의 소모품 수명 정보 검출 방법 및 장치
JP2001018497A (ja) プリンタ
JP2008185889A (ja) 画像形成装置、印刷システム、記録媒体及びプログラム
JPH09179705A (ja) 画像形成装置