JP2006281497A - 印刷システム、印刷装置および印刷制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 オーバレイ印刷におけるフォーム部分の印刷に用いる画像形成媒体の消費量の算出負荷を軽減する。
【解決手段】 オーバレイ印刷を行なう印刷システムであって、オーバレイ印刷に用いるフォームの登録を受け付けるフォーム登録受け付け手段と、登録を受け付けたフォームのサムネイルを作成するサムネイル作成手段と、前記サムネイルの作成過程においてフォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量を算出する第1の消費量算出手段とを備えることを特徴とする印刷システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フォームオーバレイ印刷に係り、特に、フォーム部分の印刷に用いる画像形成媒体の消費量を取得するための技術に関する。
プリンタにロゴ、罫線パターン等のフォームを登録しておき、プリンタホストから送られる本文とプリンタに登録してあるフォームとを重ねて印刷させる、いわゆるオーバレイ機能を備えるプリンタがある。
このようなプリンタでは、例えば、アプリケーションソフトウェアを利用してプリンタホスト上で作成したフォーム情報を受け付けて、フォームを識別するための情報、例えば、登録番号等と関連付けて記憶しておく。このとき、フォームのサムネイルを作成して一覧表示用に記憶するものもある。そして、プリンタホストから、印刷させる文字等の情報(本文情報)とともに、オーバレイ印刷を行なう指示とフォームの登録番号とを受け付けると、その登録番号に関連付けて記憶したフォーム情報を読み込んで、本文情報とフォーム情報とを重ねたイメージデータを生成して印刷を実行する。
ところで、印刷の際してトナー等の画像形成媒体の消費量に応じた課金を行なう場合があるが、特許文献1には、オーバレイ印刷のフォーム部分にかかる費用を課金対象とするための技術が開示されている。
特開2002−91739号公報
特許文献1にはオーバレイ印刷時に、フォーム部分と本文部分の課金を区別することが記載されている。しかし、フォーム部分の課金算出はフォームデータのサイズ、描画オブジェクト数、使用種別、使用コスト等に基づくものであり、計算負荷が高い。
また、実際にオーバレイ印刷を行なわなくてはフォーム部分の課金額を知ることはできない。
本発明は、オーバレイ印刷におけるフォーム部分の印刷に用いる画像形成媒体の消費量の算出負荷を軽減することを第1の目的とする。
また、本発明は、オーバレイ印刷におけるフォーム部分の印刷に用いる画像形成媒体の消費量をあらかじめ知ることができるようにすることを第2の目的とする。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様である印刷システムは、
オーバレイ印刷を行なう印刷システムであって、
オーバレイ印刷に用いるフォームの登録を受け付けるフォーム登録受け付け手段と、
登録を受け付けたフォームのサムネイルを作成するサムネイル作成手段と、
前記サムネイルの作成過程においてフォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量を算出する第1の消費量算出手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、サムネイルの作成過程において画像形成媒体の消費量を算出するため、フォーム部分の印刷に用いる画像形成媒体の消費量の算出負荷を軽減することができる。
具体的には、前記第1の消費量算出手段は、前記フォームのサムネイルのサイズに相当する画像形成媒体の消費量を算出し、実際に印刷されるサイズに換算することで前記フォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量を算出することにより、実際のサイズよりも小さい領域で画像形成媒体の消費量の評価を行なうことができる。
また、消費量を算出はフォーム登録時に行なわれものであり、実際に印刷を行なわなくてもフォーム部分の印刷に用いる画像形成媒体の消費量を算出することができるため、オーバレイ印刷におけるフォーム部分の印刷に用いる画像形成媒体の消費量をあらかじめ知ることができる。
ここで、オーバレイ印刷実行時に消費した画像形成媒体の消費量を計測する消費量計測手段と、
算出されたフォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量と、計測されたオーバレイ印刷実行時に消費した画像形成媒体の消費量とに基づいて、本文の印刷に使用した画像形成媒体の消費量を算出する第2の消費量算出手段とをさらに備えることができる。
上記課題を解決するための本発明の第2の態様である印刷装置は、
オーバレイ印刷を行なう印刷装置であって、
オーバレイ印刷に用いるフォームの登録を受け付けるフォーム登録受け付け手段と、
登録を受け付けたフォームのサムネイルを作成するサムネイル作成手段と、
前記サムネイルの作成過程においてフォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量を算出する消費量算出手段とを備えることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明の第3の態様である印刷制御装置は、
オーバレイ印刷を行なう印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
オーバレイ印刷に用いるフォームの登録を受け付けるフォーム登録受け付け手段と、
前記受け付けたフォームを前記印刷装置に送信するフォーム送信手段と、
登録を受け付けたフォームのサムネイルを作成するサムネイル作成手段と、
前記サムネイルの作成過程においてフォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量を算出する第1の消費量算出手段とを備えることを特徴とする。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した印刷システムのハードウェア構成の概要を説明するためのブロック図である。
本図に示すように、印刷システムは、アプリケーションソフトウェアによる各種処理、プリンタドライバによる印刷処理等を実現するためのコンピュータ30と、このコンピュータ30に接続されるプリンタ10とを備えて構成される。
本実施例において、コンピュータ30は、印刷データを生成し、プリンタ10に送信する印刷制御装置として機能し、プリンタ10は、受信した印刷データに基づいて印刷を行なう印刷装置として機能する。
コンピュータ30を印刷制御装置として機能させるためのコンピュータプログラムであるプリンタドライバは、一般にプリンタ10のメーカによってプリンタ10対応に開発され、CD−ROM等の記録媒体に記録されて頒布されたり、インターネット等のコンピュータネットワークを介して流通される。
コンピュータ30は、各種プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、データおよびプログラム等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、コンピュータ30を制御するための各種データ・各種プログラム等があらかじめ不揮発的に記憶されているROM(Read Only Memory)等を備えた制御部31と、接続された周辺装置とのデータの送受信をつかさどる入出力インタフェース部32とを備えて構成される。
また、コンピュータ30には、カラーディスプレイ等の表示装置21、マウス、キーボード等の入力装置22、CD−ROM等の記録媒体からデータを読み取るメディア読取装置23、補助記憶装置24、インターネット等のコンピュータネットワークに接続するための通信制御装置25等が接続される。ただし、コンピュータ30の構成はこれに限られない。
プリンタ10は、コンピュータ30と通信を行なうための入出力インタフェース部11と、CPU・RAM・ROM等を備えプリンタ10の各処理を制御する制御部12と、ユーザからの指示を受け付けたり、プリンタ10の状態等を表示するためのユーザインタフェース部13と、印字機構・給排紙機構等を備えた印刷エンジン部14と、フォームデータ等を記憶する補助記憶装置15とを備えて構成される。
なお、印刷エンジン部14の印字方式は、レーザ方式、インクジェット方式等のいずれであってもよい。本実施例では、レーザ方式が採用されているものとして説明する。レーザ方式では画像形成媒体としてトナーを用いており、印刷実行により消耗品であるトナーが消費される。ここでは、このトナーの消費量に応じた課金がなされるものとする。
図2は、印刷システム上に構築される特徴的な機能構成を示すブロック図である。本図に示すように、コンピュータ30には、プリンタドライバ部310とフォーム作成部320と課金処理部330とが構築される。
フォーム作成部320は、オーバレイ印刷に用いるフォームを作成する処理を行なう。具体的には、フォーム作成部320は外部からファイルを受け付けたり、画像作成、画像編集を行なうための機能を備えており、ユーザの操作にしたがってフォームを作成することができる。
課金処理部330は、印刷で消費した消耗品の量、基本料金等にしたがって、印刷に係る課金を算出する。本実施例では、特に、トナーの消費量に応じた課金に注目し、トナー各色毎に設定された単価と、印刷に使用した各色別のトナー量とから印刷に係る課金額を算出する。また、課金処理部330は、フォームの印刷に使用するトナーの消費量からフォームの印刷に対する課金額を個別に算出することができる。
プリンタドライバ部310は、プリンタ10を制御するための機能部である。本実施例では、特に、フォームの登録を受け付け、フォームオーバレイ印刷を実行するための各種処理を行なう。また、プリンタドライバ部310は、印刷で消費したトナー量を算出する処理を行なう。
このため、プリンタドライバ部310は、フォーム登録受付部311、フォーム一覧表示部312、フォーム印刷処理部313、トナー消費量算出部314を備えている。
フォーム登録受付部311は、フォーム作成部320が作成したフォームの登録要求を受け付け、プリンタ10にフォームを登録するための処理を行なう。
フォーム一覧表示部312は、プリンタ10から登録されているフォームのサムネイルを取得してフォームの一覧表示を行なう。
フォーム印刷処理部313は、図示しないアプリケーションが作成したドキュメントを読み込み、印刷データを作成してプリンタ10に送信する。この際に、ユーザからオーバレイに用いるフォームの指定を受け付けると、そのフォームの識別子をプリンタに送信し、オーバレイ印刷を実行させる。
トナー消費量算出部314は、印刷全体に使用したトナー量とフォームの印刷に使用するトナー量とをプリンタ10から取得して、本文の印刷に使用したトナー量を算出する。フォームの印刷に使用するトナー量を取得するためトナー消費量算出部314は、フォーム処理部314aを備えている。
図2に示すように、プリンタ10には、フォーム登録部110とサムネイル作成部120と印刷実行部130とが構築される。また、プリンタ10は、フォーム記憶部140とフォームサムネイル記憶部150とフォームトナー消費量記憶部160とを備えている。
フォーム登録部110は、コンピュータ30から送られたフォームデータを受信すると、識別子を付してフォーム記憶部140に記録する。
また、フォーム登録部110が受信したフォームデータに基づいて、サムネイル作成部120は、サムネイルを作成してフォームサムネイル記憶部150に記録する。このとき、フォーム記憶部140にフォームデータを登録する際に付した識別子を付して、それぞれを対応付けるものとする。ここで、フォームのサムネイルは、受信したフォームデータをCMYK形式のバンドイメージデータに変換し、バンド単位で間引き処理を行なった後、RGB変換あるいはGray変換することで作成することができる。
本実施例においてサムネイル作成部120は、トナー量処理部121を備えている。トナー量処理部121は、フォームのサムネイルを作成する際に、フォームの印刷に用いるトナー量を算出してフォームトナー消費量記憶部160に記録する。このとき、フォーム記憶部140にフォームデータを登録する際に付した識別子を付して、それぞれを対応付けるものとする。
ここで、フォームの印刷に用いるトナー量は、CMYK形式で表わされたサムネイルを基準に算出するようにする。すなわち、CMYK各色毎にサムネイルのドット数を求め、あらかじめ定めた換算係数にしたがって各色のトナー量に変換するものとする。そして、サムネイルのサイズと実際の印刷サイズとの比を乗じることによりフォームの印刷に用いるトナー量を算出する。
本実施例では、フォームのサムネイル作成時にフォームの印刷に用いるトナー量を算出するようにしているため、実際の印刷サイズでフォームの印刷に用いるトナー量を算出するよりも計算の負荷を軽減することができる。
つまり、サムネイルサイズで求めたトナー使用量をα、サムネイルサイズと実際の印刷サイズの横比率をβ(>1)、縦比率をγ(>1)とすると、フォームの印刷に用いるトナー量はα×β×γで求めることができる。
ここで、サムネイルの面積に対応するトナー消費量の評価範囲はDとすると、実際の印刷サイズの評価範囲はD×β×γとなる。一方、サムネイルの場合は評価範囲(評価すべきドットの量)はこの1/(β×γ)となり、その分計算負荷が軽減されることになる。
印刷実行部130は、コンピュータ30から送られた印刷データに基づく印刷を実行する。本実施例において印刷実行部130は、トナー消費量計測部131を備えている。
トナー消費量計測部131は、印刷実行部130が印刷を実行した際に、その印刷に使用したトナー量を計測する。トナー量の計測は、従来から行なわれているようにハード的あるいはソフト的に行なうことができる。プリンタ10がオーバレイ印刷を行なった場合には、トナー消費量計測部131が計測するトナー量は、本文の印刷に用いたトナー量とフォームの印刷に用いたトナー量との合計値である。
次に、本実施例の処理について説明する。
まず、フォームを登録する際の処理について図3を参照して説明する。なお、本図において左側のフローはコンピュータ30における処理であり、右側の処理はプリンタ10における処理である。以下のフロー図についても同様である。
本処理は、プリンタドライバ部310のフォーム登録受付部311がユーザからフォーム登録要求を受け付けることで開始される(S101)。ここで、フォームデータはコンピュータ30のオペレーティングシステムで用いられている描画コマンドで記載され、RGB形式あるいはGray形式の色情報を有しているものとする。また、フォームデータはあらかじめフォーム作成部320を用いて作成されているものとする。
フォーム登録受付部311は、受け付けたフォームデータをプリンタ10のフォーム登録部110に送信する(S102)。
プリンタ10のフォーム登録部110は、フォームデータを受信すると(S203)、フォーム記憶部140に登録する(S204)。このとき、識別子を付してそれぞれのフォームデータを識別できるようにしておく。
また、サムネイル作成部120がフォーム登録部110が受信したフォームデータに基づいてサムネイルを作成する(S205)。ここで、サムネイルは、描画コマンドで記載され、RGB形式あるいはGray形式の色情報を有しているフォームデータをCMYK形式のバンドイメージデータに変換し、バンド単位で間引き処理を行なった後、RGB変換あるいはGray変換することで作成することができる。
このとき、サムネイル作成部120のトナー量処理部121はフォームの印刷に用いるトナー量を算出する(S206)。具体的には、RGB変換あるいはGray変換前のサムネイルについて、CMYK各色毎にドット数を求め、あらかじめ定めた換算係数にしたがって各色のトナー量に変換することでサムネイルを印刷した際のトナー使用量を算出する。次いで、サムネイルのサイズと実際の印刷サイズとの比を乗じることによりフォームの印刷に用いるトナー量を算出する。
そして、作成されたサムネイルをフォームサムネイル記憶部150に記録するとともに(S207)、そのフォームの印刷に用いるトナー量をフォームトナー消費量記憶部160に記録する(S208)。このとき、フォーム記憶部140にフォームデータを登録したときと同じ識別子を付してそれぞれのデータを識別できるようにしておく。
つぎに、課金オーバレイ印刷を行なう際の処理について図4のフロー図を参照して説明する。
本処理は、プリンタドライバ部310のフォーム印刷処理部313がフォームオーバレイ印刷要求を受け付けることで開始される(S301)。このとき印刷対象となるドキュメントおよびオーバレイ印刷に用いるフォームがユーザにより指定される。
フォーム印刷処理部313は、印刷対象のドキュメントの印刷データを生成し、フォーム識別子を含むオーバレイ印刷指示とともにプリンタ10に送信する(S302)。
プリンタ10の印刷実行部130は、フォーム識別子を含むオーバレイ印刷指示と印刷データとを受信すると(S403)、フォーム識別子で特定されるフォームデータをフォーム記憶部140から抽出し、印刷データに重ね合わせる(S404)。そして、CMYK形式のバンドイメージデータに変換する(S405)。
フォーム印刷処理部313は、このイメージデータに基づいた印刷を実行する(S406)。この際に、トナー消費量計測部131は、印刷に使用したトナー量を計測する。トナー量の計測は、従来から行なわれているようにハード的あるいはソフト的に行なうことができる。
また、用いたフォームについてのトナー使用量をフォームトナー消費量記憶部160から取得して、計測したトナー消費量とともにプリンタドライバ部310のトナー消費量算出部314に送信する(S407)。
トナー消費量算出部314は、計測したトナー消費量からフォームについてのトナー資料量を差し引くことで、本文の印刷に使用したトナー量を算出する(S308)。これにより、オーバレイ印刷において本文の印刷に使用したトナー量とフォームの印刷に使用したトナー量とを取得することができる。
それぞれのトナー量に基づいて課金処理部330があらかじめ定められた単価にしたがって課金額を算出する(S309)。これにより、オーバレイ印刷時におけるフォーム部分と本文部分の課金を区別することができる。
つぎに、プリンタ10に登録されているフォームの一覧表示を行なう際の処理について図5のフロー図を参照して説明する。
本処理は、プリンタドライバ部310のフォーム一覧表示部312がフォーム一覧表示要求を受け付けることで開始される(S501)。
フォーム一覧表示部312は、フォーム一覧表示要求を受け付けると、プリンタ10にサムネイル取得要求を送信する(S502)。
プリンタ10は、サムネイル取得要求を受信すると(S603)、フォームサムネイル記憶部150に記録されている全サムネイルを取得する(S604)。そして、コンピュータ30に取得したサムネイルを送信する(S605)。
プリンタドライバ部310のフォーム一覧表示部312は、サムネイルを受信すると(S506)、フォームのサムネイルを一覧表示する(S507)。
本実施例において、ユーザは、例えば、フォームの一覧表示が行なわれている状態で、それぞれのフォームでオーバレイ印刷を行なった場合のフォーム部分についての課金額をあらかじめ知ることができるようになっている。
図6は、フォーム部分についての課金額をユーザに通知する処理を説明するためのフロー図である。
本処理は、例えば、フォームの一覧表示が行なわれている状態で、フォームの指定を受け付けた場合に開始される(S701)。
プリンタドライバ部310は、プリンタ10に指定されたフォームの識別子を含むフォームトナー情報要求を送信する(S702)。
プリンタ10は、フォームトナー情報要求を受信すると(S803)、識別子で特定されるフォームについてのトナー消費量をフォームトナー消費量記憶部160から取得する(S804)。
そして、取得したトナー消費量をトナー消費量算出部314のフォーム処理部314aに送信する(S805)。
フォーム処理部314aは、フォームのトナー消費量を受信すると(S706)、課金処理部330を用いて、フォームのトナー消費量に基づく課金額を算出させる(S707)。
そして、算出された課金額を表示する(S708)。
これにより、ユーザは、オーバレイ印刷の際のフォーム部分に対する課金額をあらかじめ知ることができる。また、課金額とともにトナーの消費量を表示することで、ユーザはフォーム部分の印刷に用いられるトナーの消費量をあらかじめ知ることができる。
上述の例では、フォームのサムネイルはプリンタ10で作成するようにしていた。以下では別の実施例として、コンピュータ30でフォームのサムネイルを作成する例について相違点を中心に説明する。
図7は、別実施例における印刷システムの機能構成を示すブロック図である。なお、ハードウェア構成は、図1に示したブロック図と同様とすることができる。
本図に示すように、本別例においてもコンピュータ30には、プリンタドライバ部310とフォーム作成部320と課金処理部330とが構築され、さらに、上述の例でプリンタ10が備えていたフォームトナー消費量記憶部340とフォームサムネイル記憶部350とを備えている。
また、本別例では、プリンタドライバ部310は、上述の例でプリンタ10が備えていたトナー量処理部315aを含むサムネイル作成部315を備えている。
一方、プリンタ10では、上述の例で備えていたサムネイル作成部120、フォームサムネイル記憶部150、フォームトナー消費量記憶部160が省かれている。
それぞれのブロックが備える機能は基本的に上述の例と同様とすることができる。
つぎに、本別例におけるフォームを登録する際の処理について図8を参照して説明する。
本処理は、プリンタドライバ部310のフォーム登録受付部311がユーザからフォーム登録要求を受け付けることで開始される(S901)。
サムネイル作成部315は、受け付けたフォームデータに基づいてサムネイルを作成する(S902)。
このとき、サムネイル作成部315のトナー量処理部315aはフォームの印刷に用いるトナー量を算出する(S903)。具体的には、RGB変換あるいはGray変換前のサムネイルについて、CMYK各色毎にドット数を求め、あらかじめ定めた換算係数にしたがって各色のトナー量に変換することでサムネイルを印刷した際のトナー使用量を算出する。次いで、サムネイルのサイズと実際の印刷サイズとの比を乗じることによりフォームの印刷に用いるトナー量を算出する。
そして、作成されたサムネイルをフォームサムネイル記憶部350に記録するとともに(S904)、そのフォームの印刷に用いるトナー量をフォームトナー消費量記憶部340に記録する(S905)。このとき、識別子を付してそれぞれのデータを識別できるようにしておく。
フォーム登録受付部311は、受け付けたフォームデータをプリンタ10のフォーム登録部110に送信する(S906)。このときフォーム識別子を含めて送信するようにする。
プリンタ10のフォーム登録部110は、フォームデータを受信すると(S1007)、フォーム記憶部140に登録する(S1008)。このとき、フォームデータに含まれる識別子を付してそれぞれのフォームデータを識別できるようにしておく。
上述の例で説明した課金オーバレイ印刷を行なう際の処理、フォームの一覧表示を行なう場合の処理およびフォーム部分についての課金額を通知する処理については、フォームトナー消費量およびフォームサムネイル情報をプリンタドライバ部310自身が備えているため、プリンタ10からこれらの情報を取得する処理に代え、自身が備えているこれらの情報を参照することで行なうことができる。
印刷システムのハードウェア構成の概要を説明するためのブロック図。 印刷システムの機能構成の概要を説明するためのブロック図。 フォームを登録する際の処理について説明するためのフロー図。 課金オーバレイ印刷を行なう際の処理について説明するためのフロー図。 フォームの一覧表示を行なう場合の処理について説明するためのフロー図。 フォーム部分についての課金額を通知する処理について説明するためのフロー図。 別実施例における印刷システムの機能構成を示すブロック図。 別実施例におけるフォームを登録する際の処理について説明するためのフロー図。
符号の説明
10…プリンタ、11…入出力インタフェース部、12…制御部、13…ユーザインタフェース部、14…印刷エンジン部、15…補助記憶装置、21…表示装置、22…入力装置、23…メディア読取装置、24…補助記憶装置、25…通信制御装置、30…コンピュータ、31…制御部、32…入出力インタフェース部、110…フォーム登録部、120…サムネイル作成部、121…トナー量処理部、130…印刷実行部、131…トナー消費量計測部、140…フォーム記憶部、150…フォームサムネイル記憶部、160…フォームトナー消費量記憶部、310…プリンタドライバ部、311…フォーム登録受付部、312…フォーム一覧表示部、313…フォーム印刷処理部、314…トナー消費量算出部、314a…フォーム処理部、315…サムネイル作成部、315a…トナー量処理部、320…フォーム作成部、330…課金処理部、340…フォームトナー消費量記憶部、350…フォームサムネイル記憶部

Claims (8)

  1. オーバレイ印刷を行なう印刷システムであって、
    オーバレイ印刷に用いるフォームの登録を受け付けるフォーム登録受け付け手段と、
    登録を受け付けたフォームのサムネイルを作成するサムネイル作成手段と、
    前記サムネイルの作成過程においてフォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量を算出する第1の消費量算出手段とを備えることを特徴とする印刷システム。
  2. 請求項1に記載の印刷システムであって、
    オーバレイ印刷実行時に消費した画像形成媒体の消費量を計測する消費量計測手段と、
    算出されたフォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量と、計測されたオーバレイ印刷実行時に消費した画像形成媒体の消費量とに基づいて、本文の印刷に使用した画像形成媒体の消費量を算出する第2の消費量算出手段とをさらに備えることを特徴とする印刷システム。
  3. 請求項1または2に記載の印刷システムであって、
    前記第1の消費量算出手段は、前記フォームのサムネイルのサイズに相当する画像形成媒体の消費量を算出し、実際に印刷されるサイズに換算することで前記フォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量を算出することを特徴とする印刷システム。
  4. オーバレイ印刷を行なう印刷装置であって、
    オーバレイ印刷に用いるフォームの登録を受け付けるフォーム登録受け付け手段と、
    登録を受け付けたフォームのサムネイルを作成するサムネイル作成手段と、
    前記サムネイルの作成過程においてフォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量を算出する消費量算出手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項4に記載の印刷装置であって、
    前記消費量算出手段は、前記フォームのサムネイルのサイズに相当する画像形成媒体の消費量を算出し、実際に印刷されるサイズに換算することで前記フォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量を算出することを特徴とする印刷装置。
  6. オーバレイ印刷を行なう印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
    オーバレイ印刷に用いるフォームの登録を受け付けるフォーム登録受け付け手段と、
    前記受け付けたフォームを前記印刷装置に送信するフォーム送信手段と、
    登録を受け付けたフォームのサムネイルを作成するサムネイル作成手段と、
    前記サムネイルの作成過程においてフォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量を算出する第1の消費量算出手段とを備えることを特徴とする印刷制御装置。
  7. 請求項6に記載の印刷制御装置であって、
    オーバレイ印刷実行時に消費した画像形成媒体の消費量を前記印刷装置から取得する消費量取得手段と、
    算出されたフォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量と、取得したオーバレイ印刷実行時に消費した画像形成媒体の消費量とに基づいて、本文の印刷に使用した画像形成媒体の消費量を算出する第2の消費量算出手段とをさらに備えることを特徴とする印刷制御装置。
  8. オーバレイ印刷を行なう印刷装置を制御する印刷制御装置としてコンピュータを機能させるプリンタドライバであって、
    オーバレイ印刷に用いるフォームの登録を受け付けるフォーム登録受け付け手段と、
    前記受け付けたフォームを前記印刷装置に送信するフォーム送信手段と、
    登録を受け付けたフォームのサムネイルを作成するサムネイル作成手段と、
    前記サムネイルの作成過程においてフォームの印刷に使用する画像形成媒体の消費量を算出する消費量算出手段ととしてコンピュータを機能させることを特徴とするプリンタドライバ。
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