JP2004295214A - 画像形成管理システム、画像形成管理装置および画像形成方法 - Google Patents
画像形成管理システム、画像形成管理装置および画像形成方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】画像形成管理システム100は、コンピュータ10、画像形成管理装置20、画像形成装置40を備えている。バリアブル印刷する際に、画像形成管理装置20では、印刷ジョブの印刷終了予約時間がスケジュール管理部に登録された時に、該印刷ジョブの最初の1部をラスタライズする。そのラスタライズ処理の所要時間を測定し、得られた測定結果に基づいて、残り部分のラスタライズ処理の所要時間を算出し、算出された残り部分のラスタライズ処理の所要時間を用いて、印刷終了予約時間から遡って、残り部分のラスタライズ処理の開始時間を設定する。印刷ジョブを実行する際に、設定されたラスタライズ開始時間になると、残り部分のラスタライズ処理を行う。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とに基づいて出力画像の一部が異なる複数部を出力する画像形成ジョブを実行して画像を形成するバリアブル印刷機能を有する画像処理装置或いは画像形成システムに適用して好適な画像形成管理装置、画像形成管理システムおよびその画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ等を備えるの画像形成システムでは、入力された印刷データは画像形成データに展開(ラスタライズ)されて、画像形成部に送られ、記録紙に転写され画像形成されるようになっている。
【0003】
このような画像形成システムにおいて、複数部を印刷する場合、複数部の印刷ジョブのデータはビットマップ展開処理された画像形成データをハードディスク等の大容量な二次記憶装置に記憶し、それ以降の印刷では展開処理に要する時間を省略して処理の高速化を図るようになっている。しかし、この場合、ハードディスク等の大容量な二次記憶装置に蓄積したデータは、展開処理済みの画像形成データ(ビットマップデータ)であるため、蓄積するデータ量がかなり大きくなり、ハードディスク等の大容量な二次記憶装置として大容量のものを選択する必要があった。
【0004】
ハードディスク等の大容量な二次記憶装置の蓄積データ量を減らすために、印刷データに基づきページを複数のバンドに分割し、中間コートに変換してバンド毎に画像の展開処理を行いうようにした画像出力装置が提案された(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
この場合、画像形成データをハードディスクに記憶する際に、バンドごとに中間コードで保存するか、ビットマップで保存するかを切り換える。中間コードの内容によってビットマップへの展開時間を積み上げ予測して、その予測時間が、印刷時間より大きい場合は、ビットマップで保存するようになされている。
【0006】
また、プルーフ印刷時の1部の印刷時間を測定し、指定部数の印刷時間を予測する印刷システムが提案された(例えば、特許文献2参照。)。
【0007】
このような印刷システムによれば、複数部の印刷ジョブを印刷する場合、指定された文書を一部だけ印刷し、このプルーフ印刷に要する時間を測定して、その結果に基づいて指定された部数だけ印刷するのに必要な印刷時間を算出し、この印刷時間を参照して印刷スケジュールを事前にたてるようになされている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−132466号公報(第7〜9頁、第2図)
【特許文献2】
特開2001−306288号公報(第6,7頁)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1の画像出力装置の場合は、ビットマップ展開時間の予測が中間コードのコード内容によるため、精度向上が課題となる。また、中間コードが混在するため、プレビュー表示時に、印刷データを画像形成データに展開する処理が必要である。
【0010】
また、上述した特許文献2の印刷システムは、印刷装置の印刷時間を計測するものであり、印刷データを画像形成データに展開する時間を誤差として、個別に測定していない。そのため、指定部数分の印刷時間しか推定できず、その時間から、展開処理を開始することになる。部ごとにデータが差し替えられる印刷(バリアブル印刷)においては、その部ごとに印刷データの展開処理が必要になり、画像形成装置がデータ待ちになるため、画像形成装置の時間効率が低下する問題があった。
【0011】
そこで、この発明は上述した課題を解決したものであって、バリアブル印刷する際に、保存する画像形成データの量を抑制できるようにすると共に、画像形成装置のデータ待ちをなくし、時間効率を向上できるようにした画像形成管理装置、画像形成管理システムおよびその画像形成方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明に係る画像形成管理システムは、複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、当該画像形成データに基づいて画像を形成するための画像形成ジョブを管理するシステムであって、画像形成ジョブを入力する情報入力機器と、この情報入力機器によって入力された画像形成ジョブに係る第1の画像情報と、第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換すると共に、当該画像形成ジョブを監視する画像形成管理装置と、この画像形成管理装置によって変換された画像形成データに基づいて画像を形成する画像形成装置とを備え、画像形成管理装置は、画像形成ジョブの予約受け付け処理をし、画像形成ジョブが予約されたか否かの判断処理をし、画像形成ジョブが予約されたと判断されたとき、画像形成ジョブに関して最初の1部に対応する第1の画像情報と第2の画像情報とに基づいて画像形成データの変換処理をし、最初の1部以外の残り部分の画像形成データの変換処理を、画像形成装置により画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行うことを特徴とするものである。
【0013】
本発明に係る画像形成管理システムによれば、画像形成管理装置では、情報入力機器からの画像形成ジョブの予約受け付け処理がされ、画像形成ジョブが予約されたと判断されたとき、画像形成ジョブに関して最初の1部に対応する第1の画像情報と第2の画像情報とからなる画像情報が画像形成データに変換され、最初の1部以外の残り部分の画像形成データの変換処理が、画像形成装置により画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行われる。
【0014】
例えば、画像形成管理装置では、時間測定手段で画像形成ジョブの最初の1部に対応する第1の画像情報と第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換するための所用時間が測定される。時間推測手段でその結果に基づいて、残り部分に対応する第1の画像情報と第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換する所要時間が算出される。開始時間設定手段では、時間推測手段により得られた結果に基づいて、残り部分に対応する第1の画像情報と第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換する開始時間が設定される。
【0015】
これによって、複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とに基づいて出力画像の一部が異なる複数部を出力する画像形成ジョブを実行して画像を形成する際、即ちバリアブル印刷する際、最初の1部に対応する画像情報は画像形成開始前に画像形成データに展開され、残り部分に対応する画像形成データは必要とされる直前に展開され、ビットマップになるため、画像形成装置のデータ待ちを回避することが可能となる。また、画像形成終了予定時間が登録された直後に、画像形成ジョブの最初の1部に対応する画像情報が画像形成データに展開され、残りの部分はコードのまま保存されるため、全体のデータ容量が抑制される。また、画像形成ジョブの最初の1部に対応する画像情報の実際の展開処理時間を測定することで、画像形成ジョブ全体の展開処理所要時間をより正確に推測でき、画像形成スケジュールの精度を向上することが可能となる。
【0016】
本発明に係る画像形成管理装置は、複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、当該画像形成データに基づいて画像を形成するための画像形成ジョブを管理する装置であって、画像形成ジョブの予約を受け付ける予約受付手段と、この予約受付手段によって画像形成ジョブが予約されたか否かを判断する判断手段と、この判断手段による判断結果に基づいて前記画像形成ジョブに関して第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換する画像形成データ変換手段と、画像形成ジョブの実行を監視すると共に、判断手段による判断結果に基づいて画像形成データ変換手段の入出力を制御する制御手段とを備え、制御手段は、画像形成ジョブが予約されたと判断されたとき、画像形成ジョブに関して最初の1部に対応する第1の画像情報と第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、最初の1部以外の残り部分の画像形成データの変換処理を、画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行うように制御することを特徴とするものである。
【0017】
本発明に係る画像形成管理装置によれば、判断手段により画像形成ジョブが予約受付手段に予約されたと判断されたとき、画像形成データ変換手段では当該画像形成ジョブに関して最初の1部に対応する第1の画像情報と第2の画像情報とからなる画像情報が画像形成データに変換され、最初の1部以外の残り部分の画像形成データの変換処理が、画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行われる。
【0018】
これによって、複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とに基づいて出力画像の一部が異なる複数部を出力する画像形成ジョブを管理する際に、最初の1部に対応する画像情報は画像形成開始前に画像形成データに展開され、残り部分に対応する画像形成データは必要とされる直前に展開され、ビットマップになるため、画像形成装置のデータ待ちを回避することが可能となる。また、画像形成ジョブが予約された直後に、画像形成ジョブの最初の1部に対応する画像情報が画像形成データに展開され、残りの部分はコードのまま保存されるため、全体のデータ容量が抑制される。
【0019】
本発明に係る画像形成方法は、複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、当該画像形成データに基づいて画像を形成する画像形成ジョブを実行して画像を形成する方法であって、画像形成ジョブの予約を受け付け、画像形成ジョブが予約されたか否かを判断し、画像形成ジョブが予約されたと判断されたとき、画像形成ジョブに関して最初の1部に対応する第1の画像情報と第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、最初の1部以外の残り部分の画像形成データの変換処理を、画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行うことを特徴とするものである。
【0020】
本発明に係る画像形成方法によれば、複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とに基づいて出力画像の一部が異なる複数部を出力する画像形成ジョブを実行して画像を形成する際、最初の1部に対応する画像情報は画像形成開始前に画像形成データに展開され、残り部分に対応する画像形成データは必要とされる直前に展開され、ビットマップになるため、画像形成装置のデータ待ちを回避することが可能となる。また、画像形成ジョブが予約された直後に、画像形成ジョブの最初の1部に対応する画像情報が画像形成データに展開され、残りの部分はコードのまま保存されるため、全体のデータ容量を抑制することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態としての画像形成管理装置、画像形成管理システムおよび画像形成方法について説明をする。
本発明に係る実施の形態としての画像形成管理システムは、複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とに基づいて出力画像の一部が異なる複数部を出力する画像形成ジョブを実行して画像を形成する際、画像形成ジョブが予約されたと判断されたとき、この画像形成ジョブに関して最初の1部に対応する第1の画像情報と第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、最初の1部以外の残り部分の画像形成データの変換処理を、画像形成装置により画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行うものであり、画像形成装置のデータ待ちを回避でき、時間効率を向上できるようにしたものである。
【0022】
図1は、画像形成管理システム100の構成例を示すイメージ図である。図1に示すように、画像形成管理システム100は、コンピュータ10と、画像形成管理装置20と、画像形成管理装置20に配置されている操作パネル30と、画像形成装置40とから構成されている。この画像形成管理システム100において、コンピュータ10と画像形成管理装置20とはパブリックネットワークにより接続されており、また、画像形成管理装置20と画像形成装置40とはプライベートネットワークにより接続されている。また、画像形成管理システム100においては、図1に示すように、複数台のコンピュータ10が接続されている。
【0023】
コンピュータ10は、情報入力機器の一例であり、画像情報としての印刷データおよび該印刷データに関する印刷ジョブ(画像形成ジョブ)の印刷終了予定時間の入力に用いられる。コンピュータ10から入力された印刷データ等は、パブリックネットワークを介して画像形成管理装置20に転送される。
【0024】
ここで、印刷ジョブは複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報としての第1の印刷データと、部毎に異なる第2の画像情報としての第2の印刷データとに基づいて出力画像の一部が異なる複数部を出力するものである。第1の印刷データは、各部に共通して使用される画像、例えば、文章に対応する印刷データであり、第2の印刷データは、部毎に異なる画像、例えば宛先、氏名などに対応する印刷データである。
【0025】
画像形成管理装置20は、コンピュータ10によって入力された印刷ジョブに係る第1の印刷データと、第2の印刷データとに基づいて画像形成データを作成すると共に、当該印刷ジョブに関する処理を監視するものである。例えば、画像形成管理装置20は、コンピュータ10から送られてきた印刷ジョブに関する第1の印刷データと第2の印刷データとを合成した印刷データを画像形成データに変換(以下、「ラスタライズ」という)して、画像形成装置40へ出力するようになされる。また、印刷ジョブの印刷終了予定時間に基づいて、印刷ジョブの実行状態を監視するようになされる。
【0026】
図2は、画像形成管理装置20の構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像形成管理装置20は、ラスタライズ処理部21、CPU22、メモリ23、ラスタライズ時間測定部24、残ラスタライズ時間推測部25、スケジュール管理部26、記憶部27、ネットワーク接続部28、29を備えている。
【0027】
ラスタライズ処理部21は、画像形成データ変換手段を構成し、ネットワーク接続部28を介して受信した印刷データに基づいてラスタライズ処理を行い、印刷データを画像形成データに変換する。
【0028】
CPU22は、制御プログラム情報に従って、メモリ23をワークエリアとして使用しながら、画像形成管理装置20の全体の動作を制御する。このCPU22は、判断手段と制御手段としても機能する。CPU22は、判断手段を構成し、印刷ジョブがスケジュール管理部26に予約されたか否かを判断する。即ち、印刷ジョブの印刷終了予約時間がスケジュール管理部26に登録されたか否かを判断する。また、CPU22は、制御手段を構成し、印刷ジョブの印刷終了予約時間がスケジュール管理手段に登録されたと判断されたとき、該印刷ジョブの最初の1部をラスタライズし、残り部分を、印刷ジョブを実行する際の所定時間からラスタライズするようにラスタライズ処理部21を制御する。
【0029】
ラスタライズ時間測定部24は、時間測定手段として、印刷ジョブのうち最初の1部のラスタライズ時間を測定するためのものである。このラスタライズ時間測定部24は、ラスタライズ処理部21から送ってきた印刷ジョブのうち最初の1部のラスタライズ処理の開始と終了信号に基づいて、当該ラスタライズ処理の所要時間を測定して、その結果を残ラスタライズ時間推測部25に供給するようになされる。
【0030】
残ラスタライズ時間推測部25は、時間推測手段を構成し、印刷ジョブのうち最初の1部のラスタライズ処理の所要時間に基づいて、残り部分のラスタライズ処理の所要時間を算出するためのものである。この残ラスタライズ時間推測部25は、印刷ジョブの全レコード数と、ラスタライズ済みのレコード数から、残レコード数を算出し、そしてラスタライズ時間測定部24から送られてきた印刷ジョブのうち最初の1部のラスタライズ処理の所要時間に基づいて、残り部分のラスタライズ処理の所要時間を算出し、その結果をスケジュール管理部26に供給するようになされる。
【0031】
スケジュール管理部26は、予約受付手段を構成し、入力された印刷終了予約時間を受信し、時間順に予約された印刷ジョブをリストすると共に、それらの印刷処理開始時間を設定し、管理するためのものである。このスケジュール管理部26は、開始時間設定手段を構成し、印刷ジョブの印刷終了予約時間から、残ラスタライズ時間推測部25から送られてきた残り部分のラスタライズ処理の所要時間を遡った時刻に、残り部分のラスタライズを開始するように設定する。また、印刷終了予約時間から、印刷に要する時間を遡った時刻に、印刷を開始するように設定する。設定されたラスタライズを開始する時間になると、ラスタライズ処理部21に残り部分のラスタライズ処理を開始するように指示する。
【0032】
記憶部27は、印刷ジョブ(印刷データ等)、ラスタライズ済みの画像形成データ、ラスタライズ済みの番号等を記憶するものである。ネットワーク接続部28、29は、例えばネットワークに接続するためのネットワークI/F(ネットワークインタフェース)が用いられる。
【0033】
操作パネル30は、例えば、タッチパネルから構成され、この操作パネル30を用いて、画像形成管理手段20を操作するための指示を直接に入力することが可能である。
【0034】
画像形成装置40は、画像形成管理装置20から送ってきた画像形成データに基づいて画像を用紙等の上に形成し出力するものであり、例えば、レーザビームプリンタが用いられる。ビームプリンタは、レーザビーム発生部、感光ドラム、現像部、転写部、定着部等を備える。レーザビームプリンタにおけるプリント動作は、画像形成データに基づいて、露光,現像,転写のプロセスを経て、プリント用紙上にトナーで可視化し、最後にトナーをプリント用紙に定着させることで完了する。
【0035】
図3は、バリアブル印刷におけるデータ合成例を示すイメージ図である。図3に示すように、複数部に共通して使用される任意の第1の印刷データ(本文)と、部毎に異なる第2の印刷データ(氏名)とを合成して、得られた印刷データをラスタライズ処理を行った後、レーザビームプリンタで部毎に画像の一部に異なる合成画像を形成する。ここで、第2の印刷データは、例えば、データベースのレコードデータが用いられる。
【0036】
以下、画像形成管理システム100を用いてバリアブル印刷する際の画像処理方法について、図4および図5を参照しながら説明する。
図4および図5は、画像形成管理システム100のバリアブル印刷時の動作例を示すフローチャートである。
この実施の形態では、画像形成管理システム100を用いてバリアブル印刷する際に、印刷ジョブが予約されたとき、即ち印刷ジョブの印刷終了予約時間がスケジュール管理部26に登録されたとき、該印刷ジョブの最初の1部をラスタライズして、最初の1部以外の残り部分の画像形成データのラスタライズ処理を、画像形成装置40により画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行う場合を前提とする。
【0037】
これを動作条件にして、まず、図4に示すフローチャートのステップS11で、コンピュータ10からネットワーク接続部28を介して画像形成管理装置20に印刷データを送る。ステップS12で、画像形成管理装置20は、受信した印刷データを記憶部27に記憶する。この印刷データは、上述したように、第1の印刷データと第2の印刷データを含み、ラスタライズ処理する際にこの記憶部27から印刷データを読み出す可能とされている。ステップS13で、印刷終了時間を予約する。ここで、例えば、ユーザがコンピュータ10から印刷終了予約時間を入力することで、この印刷終了予約時間はスケジュール管理部26に転送される。
【0038】
次に、ステップS14で、入力された印刷終了予約時間をスケジュール管理部26に登録する。ここで、例えば印刷終了予約時間の順に予約された印刷ジョブをリストするようになされる。CPU22により、印刷終了予約時間がスケジュール管理部26に登録されたと判断される場合、この印刷データが予約されたと判断する。そして、ステップS15で、印刷ジョブの最初の1部のラスタライズを開始する。即ち、印刷ジョブの最初の1部の印刷データを画像形成データに展開するようになされる。この場合、上述した第1の印刷データと第2の印刷データとを合成してラスタライズするようになされる。
【0039】
印刷ジョブの最初の1部のラスタライズを開始すると、ステップS16で、ラスタライズ処理部21は、ラスタライズ時間測定部24にラスタライズが開始されたことを通知する。ラスタライズ時間測定部24では、印刷ジョブの最初の1部のラスタライズ開始時刻を記録しておく。
【0040】
ステップS17で、印刷ジョブの最初の1部のラスタライズ処理が終了したかを判断する。最初の1部のラスタライズ処理が終了した場合は、ステップS18で、ラスタライズ処理が終了したことをラスタライズ時間測定部24に通知する。ラスタライズ時間測定部24では、印刷ジョブの最初の1部のラスタライズ終了時刻を記録しておく。
【0041】
そして、ステップS19で、印刷ジョブの最初の1部をラスタライズして得られた画像形成データを記憶部27に記憶する。同時にラスタライズしたレコード番号を記憶部27に記憶する。画像形成データは印刷ジョブを実行する際に、記憶部27から画像形成装置40に出力される。また、ラスタライズしたレコード番号は、残レコード数の算出に用いられる。
【0042】
次に、図5に示すフローチャートのステップS20で、ラスタライズ時間測定部24は、印刷ジョブの最初の1部をラスタライズする開始時刻と終了時刻に基づいて、そのラスタライズに要した時間を測定して、残ラスタライズ時間推測部25に供給する。
【0043】
ステップS21では、残ラスタライズ時間推測部25は、印刷ジョブの全レコード数と、ラスタライズ済みのレコード数から、残レコード数を算出し、それにラスタライズ時間測定部24から送られてきた印刷ジョブの最初の1部のラスタライズ時間(1レコード分のラスタライズ時間)をかけて、残り部分のラスタライズ処理の所要時間を算出する。そして、算出された残り部分のラスタライズ処理の所要時間をスケジュール管理部26に供給する。
【0044】
ステップS22で、スケジュール管理部26は、印刷ジョブの印刷終了予約時間から、残ラスタライズ時間推測部25から送られてきた残り部分のラスタライズ処理の所要時間を遡った時刻を、残り部分のラスタライズ処理の開始時間として設定する。同時に、印刷終了予約時間から、印刷に要する時間を遡った時刻に、印刷を開始するように設定する。ここで、印刷に要する時間は、印刷ジョブのページ数と画像形成装置40の印刷速度に基づいて求められる。
【0045】
ステップS23で、設定された残り部分のラスタライズ処理の開始時間になったか否かを判断する。設定された開始時間になった場合、ステップS24で、残り部分のラスタライズ処理を行う。そして、ステップS25で、ラスタライズして得られた画像形成データを記憶部27に記憶する。この画像形成データは、印刷ジョブを実行する際に記憶部27から画像形成装置40へ出力される。
【0046】
次に、ステップS26で、設定された印刷開始時間になったか否かを判断する。設定された印刷開始時間になった場合、ラスタライズして得られた画像形成データを記憶部27から画像形成装置40に出力する。この場合、スケジュール管理部26は時間を監視し、設定された印刷開始時間になると、CPU22に通知し、CPU22が記憶部27に記憶された画像形成データを画像形成装置40に出力するように制御する。
【0047】
そして、ステップS27で、画像形成装置40により画像形成データを用紙に印刷する。ここで、画像形成装置40では、指定された印刷部数を印刷する。指定された印刷部数の印刷が完了すると、動作を終了する。
【0048】
このように本実施の形態においては、バリアブル印刷する際に、印刷ジョブの印刷終了予約時間がスケジュール管理部26に登録された時に、ラスタライズ処理部21によりこの印刷ジョブの最初の1部をラスタライズする。同時にラスタライズ時間測定部24がそのラスタライズに要する時間を測定し、得られた測定結果を残ラスタライズ時間推測部25に供給する。残ラスタライズ時間推測部25はその測定結果に基づいて、残り部分のラスタライズ処理の所要時間を算出する。スケジュール管理部26は、算出された残り部分のラスタライズ処理の所要時間を用いて、印刷終了予約時間から遡って、残り部分のラスタライズ処理の開始時間を設定する。印刷ジョブを実行する際に、設定された残り部分のラスタライズ処理の開始時間になると、ラスタライズ処理部21により残り部分のラスタライズ処理を行うようになされる。
【0049】
これにより、バリアブル印刷する際に、最初の1部に対応する印刷データは印刷開始前に画像形成データに展開され、残り部分に対応する印刷データが実際印刷される直前に画像形成データに変換されるため、画像形成装置40のデータ待ちを回避することができる。その結果、画像形成装置40が最高速度で印刷でき、時間効率を向上することができる。また、印刷ジョブの最初の1部の実際のラスタライズ時間を測定することで、残り部分のラスタライズ処理の所要時間をより正確に推測でき、印刷スケジュールの精度を向上できる。また、印刷終了予定時間が予約された直後に、印刷ジョブの最初の1部がラスタライズされ、残りの部分はコードのまま保存されるため、全体のデータ容量が抑制され、記憶部27の容量を小さくすることができる。
【0050】
以下、画像形成管理システム100を用いてバリアブル印刷する場合にプレビュー表示の動作について、図6を参照しながら説明する。
図6は、バリアブル印刷する場合のプレビュー表示の動作例を示すフローチャートである。
ここで、画像形成管理システム100を用いてバリアブル印刷する際に、印刷ジョブの印刷終了予約時間がスケジュール管理部26に登録された後に、プレビュー表示を行う場合を前提とする。
【0051】
これを動作条件にして、まず、図5に示すフローチャートのステップS31で、プレビュー要求があるか否かを判断する。例えば、ユーザがパブリックネットワーク上のコンピュータ10より画像形成管理装置20に対し、ウェブブラウザにてアクセスし、プレビューを要求する。画像形成管理装置20では、コンピュータ10からプレビュー要求のアクセス信号を受信したか否かにより判断する。
【0052】
画像形成管理装置20はプレビュー要求があったと判断される場合は、ステップS32で、スケジュール管理部26に登録された印刷ジョブの一覧(予約時間、印刷終了予約時間等)を表示する。この場合、印刷ジョブの一覧はコンピュータ10の画面上に表示される。
【0053】
次に、ステップS33で、ユーザがプレビュー表示したい印刷ジョブを選択する。この場合、例えば、ユーザがコンピュータ10に表示された印刷ジョブ一覧からプレビュー表示したい印刷ジョブを選択する。そして、ステップS34で、選択された印刷ジョブはラスタライズ済みであるか否かを判断する。ここで、レコード番号に基づいて判断する。例えば、選択されたプレビュー表示したい印刷ジョブのレコード番号が、記憶部27に記憶されているラスタライズしたレコード番号と比較して判断する。ラスタライズ済みの場合は、ステップS35で、画像形成データに基づいてプレビュー表示する。例えば、所定の印刷ジョブが選択された場合、既にラスタライズされた該印刷ジョブの最初の1部を直ちにプレビュー表示するようになされる。
【0054】
次に、ステップS36で、プレビュー表示を終了する指示があるか否かを判断する。例えば、ユーザによりプレビュー表示を終了する指示があったと判断された場合、プレビュー表示を終了する。
【0055】
なお、ステップS34で、選択された印刷ジョブはラスタライズ済みでない場合は、例えば、印刷ジョブの2部目(2レコード目)以降が選択された場合、この2部目以降の部分がラスタライズされていないため、プレビュー表示のために、まず、ステップS37で、選択された印刷ジョブをラスタライズする。次に、ステップS38で、ラスタライズして得られた画像形成データを記憶部27に記憶する。同時にラスタライズしたレコード番号も記憶部27に記憶する。
【0056】
そして、上述したように、ステップS35で、記憶部27に記憶されている画像形成データに基づいてプレビュー表示する。
【0057】
次に、ステップS36で、プレビュー表示を終了する指示があるか否かを判断する。例えば、ユーザによりプレビュー表示を終了する指示があったと判断された場合、プレビュー表示を終了する。
【0058】
このように本実施の形態においては、印刷ジョブの印刷終了予約時間がスケジュール管理部26に登録された時に、該印刷ジョブの最初の1部がラスタライズされるため、プレビュー表示する際に、ユーザが待たずに、最初の1部のプレビューを確認できる。
【0059】
なお、上述実施の形態においては、画像形成管理装置20と画像形成装置40とがそれぞれ独立したものを示したが、これに限定されるものではない。画像形成管理装置20と画像形成装置40とは物理的に一体にしたものを用いてもよい。
【0060】
また、上述実施の形態においては、印刷データはコンピュータ10からネットワークを介して画像形成管理装置20に供給されるものを示したが、これに限定されるものではない。
【0061】
また、上述実施の形態においては、画像形成管理装置20と画像形成装置40とをネットワークにより接続されたものを示したが、これに限定されるものではない。
【0062】
【発明の効果】
本発明に係る画像形成管理システム及び画像形成方法によれば、画像形成ジョブが予約されたと判断されたとき、該画像形成ジョブに関して最初の1部に対応する第1の画像情報と第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、最初の1部以外の残り部分の画像形成データの変換処理を、画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行うようになされる。
【0063】
この構成によって、バリアブル印刷する際、最初の1部に対応する画像情報は画像形成開始前に画像形成データに展開され、残り部分に対応する画像情報が実際に画像形成される前に画像形成データに変換されるため、画像形成装置のデータ待ちを回避することができる。その結果、画像形成装置が最高速度で印刷でき、時間効率を向上することができる。また、画像形成ジョブが予約された直後に、画像形成ジョブの最初の1部に対応する画像情報が画像形成データに展開され、残りの部分はコードのまま保存されるため、全体のデータ容量が抑制され、記憶部の容量を小さくすることができる。
【0064】
本発明に係る画像形成管理装置によれば、画像形成ジョブが予約されたと判断されたとき、画像形成ジョブに関して最初の1部に対応する第1の画像情報と第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、最初の1部以外の残り部分の画像形成データの変換処理を、画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行うように制御する制御手段を備えるものである。
【0065】
これ構成によって、複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とに基づいて出力画像の一部が異なる複数部を出力する画像形成ジョブを管理する際に、画像形成データが必要とされる前に、展開されることができる。また、画像形成ジョブが予約された直後に、画像形成ジョブの最初の1部に対応する画像情報が画像形成データに展開され、残りの部分はコードのまま保存されるため、全体のデータ容量が抑制され、記憶部の容量を小さくすることができる。
【0066】
この発明は、プリンタ等の画像形成装置を備えた画像形成管理システムのバリアブル印刷に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成管理システム100の構成例を示す図である。
【図2】画像形成管理装置20の構成例を示すブロック図である。
【図3】バリアブル印刷におけるデータ合成例を示すイメージ図である。
【図4】バリアブル印刷時の動作例を示すフローチャート(その1)である。
【図5】バリアブル印刷時の動作例を示すフローチャート(その2)である。
【図6】プレビュー表示時の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 コンピュータ(情報入力機器)
20 画像形成管理装置
21 ラスタライズ処理部(画像形成データ変換手段)
22 CPU(判断手段、制御手段)
24 ラスタライズ時間測定部(時間測定手段)
25 残ラスタライズ時間推測部(時間推測手段)
26 スケジュール管理部(予約受付手段、開始時間設定手段)
27 記憶部
30 操作パネル
40 画像形成装置
100 画像形成管理システム
Claims (7)
- 複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、当該画像形成データに基づいて画像を形成するための画像形成ジョブを管理するシステムであって、
前記画像形成ジョブを入力する情報入力機器と、
前記情報入力機器によって入力された画像形成ジョブに係る第1の画像情報と、第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換すると共に、当該画像形成ジョブを監視する画像形成管理装置と、
前記画像形成管理装置によって変換された画像形成データに基づいて画像を形成する画像形成装置とを備え、
前記画像形成管理装置は、
前記画像形成ジョブの予約受け付け処理をし、
前記画像形成ジョブが予約されたか否かの判断処理をし、
前記画像形成ジョブが予約されたと判断されたとき、
前記画像形成ジョブに関して最初の1部に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とに基づいて画像形成データの変換処理をし、
前記最初の1部以外の残り部分の画像形成データの変換処理を、前記画像形成装置により画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行う
ことを特徴とする画像形成管理システム。 - 前記画像形成管理装置は、
前記画像形成ジョブの最初の1部に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換するための所用時間を測定する時間測定手段と、
前記時間測定手段の測定結果に基づいて、残り部分に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換する所要時間を算出する時間推測手段と、
前記時間推測手段により得られた結果に基づいて、残り部分に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換する開始時間を設定する開始時間設定手段とさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成管理システム。 - 前記画像形成データに基づいてプレビュー表示するプレビュー表示手段を有し、
前記画像形成ジョブのプレビュー表示が指示されたとき、前記画像形成管理手段により得られた前記画像形成ジョブの最初の1部に対応する画像形成データに基づいて、この画像形成ジョブの最初の1部をプレビュー表示し、
前記画像形成ジョブの残り部分のプレビュー表示が指示されたとき、指定された部分に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、プレビュー表示するようになされる
ことを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載の画像形成管理システム。 - 複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、当該画像形成データに基づいて画像を形成するための画像形成ジョブを管理する装置であって、
前記画像形成ジョブの予約を受け付ける予約受付手段と、
前記予約受付手段によって画像形成ジョブが予約されたか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断結果に基づいて前記画像形成ジョブに関して第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換する画像形成データ変換手段と、
前記画像形成ジョブの実行を監視すると共に、前記判断手段による判断結果に基づいて前記画像形成データ変換手段の入出力を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記画像形成ジョブが予約されたと判断されたとき、
前記画像形成ジョブに関して最初の1部に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、
前記最初の1部以外の残り部分の画像形成データの変換処理を、画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行うように制御する
ことを特徴とする画像形成管理装置。 - 前記画像形成ジョブの最初の1部に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換するための所用時間を測定する時間測定手段と、
前記時間測定手段の測定結果に基づいて、残り部分に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換する所要時間を算出する時間推測手段と、
前記時間推測手段により得られた結果に基づいて、前記残り部分に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換する開始時間を設定する開始時間設定手段とさらに備える
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成管理装置。 - 複数部に共通して使用される任意の第1の画像情報と、部毎に異なる第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、当該画像形成データに基づいて画像を形成する画像形成ジョブを実行して画像を形成する方法であって、
前記画像形成ジョブの予約を受け付け、
前記画像形成ジョブが予約されたか否かを判断し、
前記画像形成ジョブが予約されたと判断されたとき、
前記画像形成ジョブに関して最初の1部に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換し、
前記最初の1部以外の残り部分の画像形成データの変換処理を、画像を形成する際に当該画像形成データが必要とされる前の所定時間に行う
ことを特徴とする画像形成方法。 - 前記画像形成ジョブの最初の1部に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換するための所用時間を測定し、
得られた測定結果に基づいて、残り部分に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからなる画像情報を画像形成データに変換する所要時間を算出し、
算出された残り部分の画像情報を画像形成データに変換する所要時間を用いて、残り部分に対応する第1の画像情報と前記第2の画像情報とからばる画像情報を画像形成データに変換する開始時間を設定する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成方法。
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