JP4973460B2 - 印刷ジョブ実行装置、印刷ジョブ実行装置で使用される方法、および印刷ジョブ実行装置で実行されるコンピュータプログラム - Google Patents

印刷ジョブ実行装置、印刷ジョブ実行装置で使用される方法、および印刷ジョブ実行装置で実行されるコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷ジョブ実行装置、印刷ジョブ実行装置で使用される方法、および印刷ジョブ実行装置で実行されるコンピュータプログラムに関する。
クライアントコンピュータ(以下、「PC」と称する)と、多機能周辺機器(MFP:Multi−Function Peripheral)などの画像形成装置とがネットワークで接続された印刷システムが知られている。
このような印刷システムにおいて、PCは、画像形成装置に対して印刷ジョブを送信する印刷指示装置として用いられる。一方、画像形成装置は、受信された印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行装置として用いられる。そして、画像形成装置は、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述された印刷ジョブとしての印刷データを受信して当該印刷データをビットマップ形式の画像データであるビットマップ画像データに展開(変換)するプリンタコントローラと、ビットマップ画像データに基いて印刷を行うプリンタとを備える。
ここで、画像形成装置のプリンタコントローラが、受信した印刷ジョブを例えば再印刷のためにハードディスク等の記憶装置に保存する技術が存在する。この場合、PDLで記述された印刷データをビットマップ画像データに展開するのに時間がかかることから、印刷指示から最初の1ページ目が印刷されるまでの時間、すなわちファーストプリント時間を短くするためには、印刷ジョブをビットマップ画像データの形式で保存しておくことが望ましい。しかしながら、一般に、PDLで記述された印刷データよりもビットマップ画像データの方がデータ量がかなり大きくなるため、ビットマップ画像データの形式で印刷ジョブを保存すると蓄積されたデータ総量が増大し易く、記憶装置の空き容量の確保が困難となる虞がある。
一方、印刷ジョブの保存形式として、ビットマップ画像データへの展開前のデータ形式または展開後のデータ形式の中から適切な保存形式を自動的に選択する印刷制御装置が提案されている(下記特許文献1参照)。しかし、この印刷制御装置では、例えばカラーイメージ等が多く含まれる印刷ジョブのように展開に要する時間が所定値より長い場合、印刷指示から印刷実行までの時間的な遅れが大きくなることを考慮して、展開後のデータ形式が選択される。つまり、カラーイメージ等のデータ量の多いデータを含む印刷ジョブほどビットマップ画像データの形式で保存されることになるため、特許文献1記載の技術では、記憶装置の空き容量の確保が困難という問題を解決することは困難と言わざるを得ない。しかも、印刷ジョブを保存する記憶装置の容量が逼迫してきた場合、特許文献1記載の技術では、記憶装置の空き容量を確保するためには既に保存されている印刷ジョブを削除するしかなく、保存された印刷ジョブについての再印刷に支障をきたす虞もある。
特開平10−11233号公報
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、ファーストプリント時間が長くなることなく再印刷が可能であり、しかも印刷ジョブを保存するための記憶装置の空き容量を増やすことができる印刷ジョブ実行装置、印刷ジョブ実行装置で使用される方法、および印刷ジョブ実行装置で実行されるコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行装置であって、
ページ記述言語で記述された印刷データを印刷ジョブとして保存する第1記憶手段と、
前記印刷データをビットマップ画像データに展開する展開手段と、
前記展開手段により展開されたビットマップ画像データを印刷ジョブとして保存する第2記憶手段と、
前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページを削除する削除手段と、
前記印刷ジョブに基く画像の再印刷の指示を受け付ける再印刷指示手段と、
前記再印刷指示手段により前記再印刷の指示が受け付けられた場合、再印刷指示された印刷ジョブについての前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データを印刷のために出力した後に、当該ビットマップ画像データに関して削除されたページの前記第1記憶手段に保存された印刷データを展開することにより得られたビットマップ画像データを印刷のために出力する出力手段と、
を有することを特徴とする印刷ジョブ実行装置。
)前記削除手段は、前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうち、当該ビットマップ画像データに対応する前記第1記憶手段に保存された印刷データの少なくとも任意の1ページをビットマップ画像データに展開し終えるのに要する時間内に、印刷可能なページ数分のページを残して他のページを削除することを特徴とする上記(1)記載の印刷ジョブ実行装置。
)前記削除手段は、前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で後半のページを削除することを特徴とする上記(1)記載の印刷ジョブ実行装置。
)前記削除手段は、前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうちユーザにより指定されたページを削除することを特徴とする上記(1)記載の印刷ジョブ実行装置。
)前記削除手段は、予め設定された削除時期に、前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページを削除することを特徴とする上記(1)記載の印刷ジョブ実行装置。
)前記削除時期には、1つの印刷ジョブの実行が終了したときが含まれることを特徴とする上記()に記載の印刷ジョブ実行装置。
)前記削除時期には、前記第2記憶手段の空き容量が所定限界値以下となったときが含まれることを特徴とする上記()または()に記載の印刷ジョブ実行装置。
)前記削除時期には、ユーザによる削除指示があったときが含まれることを特徴とする上記()〜()のいずれか1項に記載の印刷ジョブ実行装置。
)前記削除手段は、予め設定された削除対象の印刷ジョブについて、前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページを削除することを特徴とする上記(1)記載の印刷ジョブ実行装置。
10)前記第1記憶手段は前記展開手段を有するプリンタコントローラに備えられ、前記第2記憶手段は前記ビットマップ画像データに基づく画像の印刷を行うプリンタに備えられることを特徴とする上記(1)〜()のいずれか1項に記載の印刷ジョブ実行装置。
11)印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行装置で使用される方法であって、
ページ記述言語で記述された印刷データを印刷ジョブとして保存するステップ(a)と、
前記印刷データをビットマップ画像データに展開するステップ(b)と、
前記ステップ(b)において展開されたビットマップ画像データを印刷ジョブとして保存するステップ(c)と、
保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページを削除するステップ(d)と、
前記印刷ジョブに基く画像の再印刷の指示を受け付けるステップ(e)と、
前記ステップ(e)において前記再印刷の指示が受け付けられた場合、再印刷指示された印刷ジョブについての前記ステップ(c)において保存されたビットマップ画像データを印刷のために出力した後に、当該ビットマップ画像データに関して削除されたページの前記ステップ(a)において保存された印刷データを展開することにより得られたビットマップ画像データを印刷のために出力するステップ(f)と、
を有することを特徴とする方法。
12)印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行装置で実行されるコンピュータプログラムであって、
ページ記述言語で記述された印刷データを印刷ジョブとして保存する指示を行う手順(a)と、
前記印刷データをビットマップ画像データに展開する手順(b)と、
前記手順(b)において展開されたビットマップ画像データを印刷ジョブとして保存する指示を行う手順(c)と、
保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページを削除する手順(d)と、
前記印刷ジョブに基く画像の再印刷の指示を受け付ける手順(e)と、
前記手順(e)において前記再印刷の指示が受け付けられた場合、再印刷指示された印刷ジョブについての前記手順(c)において保存されたビットマップ画像データを印刷のために出力した後に、当該ビットマップ画像データに関して削除されたページの前記手順(a)において保存された印刷データを展開することにより得られたビットマップ画像データを印刷のために出力する手順(f)と、
を前記印刷ジョブ実行装置に実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
13)上記(12)に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、再印刷指示があった場合には、再印刷指示された印刷ジョブについての保存されたビットマップ画像データを印刷のために出力した後に、当該ビットマップ画像データに関して削除されたページの保存された印刷データを展開することにより得られたビットマップ画像データを印刷のために出力することができる。
これにより、再印刷時には、印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページについて既に保存されているビットマップ画像データを用いて直ちに印刷を開始でき、先頭から所定ページ数分のページについての印刷が行われている間にそれ以降のページの印刷データを展開して得たビットマップ画像データを用いて、印刷を続行することができる。
このようにして、ファーストプリント時間が長くなることなく再印刷が可能であり、しかも印刷ジョブを保存するための記憶装置の空き容量を増やすことができる。また、記憶装置の空き容量を増やせるので、より多くの印刷ジョブの保存が可能となる。さらに、記憶装置の空き容量を増やすためにビットマップ画像データの圧縮を行うことを採用していないため画質の劣化が発生することもない。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる印刷システムの全体構成を示すブロック図である。
本実施形態にかかる印刷システムは、印刷ジョブを送信する印刷指示装置としてのPC1と、印刷ジョブを受信して実行する印刷ジョブ実行装置としての画像形成装置4とを備え、これらはネットワーク5により相互に通信可能に接続されている。なお、PC1と画像形成装置4とは、ネットワーク5を介することなく直接機器間で接続(ローカル接続)されていてもよい。
画像形成装置4は、互いにローカル接続された、PDLで記述された印刷ジョブとしての印刷データを受信して当該印刷データをビットマップ形式の画像データであるビットマップ画像データに展開(変換)するプリンタコントローラ2と、プリンタコントローラ2から転送されたビットマップ画像データに基いて印刷を行うプリンタ3とから成る。このローカル接続には、USB、IEEE1394等のシリアルインタフェース、SCSI、IEEE1284等のパラレルインタフェース、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11、HomeRF、IrDA等の無線通信インタフェース等の各種ローカル接続インタフェースが用いられる。ただし、プリンタコントローラ2とプリンタ3とは、ネットワーク5により接続されてもよい。
図2は、図1に示されるPC1の構成を示すブロック図である。
PC1は、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスク14、ディスプレイ15、入力装置16およびネットワークインタフェース17を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、プログラムにしたがって、上記各部の制御や各種の演算処理を行う。ROM12は、各種プログラムや各種データを格納する。RAM13は、ワークエリアとして一時的にプログラムやデータを記憶する。ハードディスク14は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを格納する。
ハードディスク14には、文書ファイルを作成するための文書作成アプリケーションと、作成された文書ファイルについての印刷指示・印刷方法の指定を行うためのプリンタドライバとがインストールされている。プリンタドライバは、文書ファイルをプリンタコントローラ2が解釈可能なページ記述言語(PDL)で記述された印刷データに変換することにより、印刷ジョブを作成する。また、ハードディスク14には、PDF(Portable Document Format)の文書ファイル(PDFデータ)を画像形成装置4に直接送信して印刷を行うためのPDFダイレクト印刷アプリケーションがインストールされている。なお、本明細書では、PDFデータも、ページ記述言語で記述された印刷データの一つとして扱う。
ディスプレイ15は、LCD、CRTディスプレイ等であり、各種の情報の表示に使用される。入力装置16は、マウス等のポインティングデバイスやキーボードを含み、各種情報の入力に使用される。
ネットワークインタフェース17は、ネットワーク5を介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格が用いられる。
図3は、図1に示される画像形成装置4のプリンタコントローラ2の構成を示すブロック図である。
プリンタコントローラ2は、CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク24、プリンタインタフェース25、およびネットワークインタフェース26を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス27を介して相互に接続されている。なお、プリンタコントローラ2の上記各部のうち、PC1の上記各部と同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるためその説明を省略する。
ROM22には、PC1から受信した印刷データを翻訳してビットマップ画像データを生成する処理(以下、「RIP」ともいう。)のためのプログラムが格納されている。
プリンタインタフェース25は、ローカル接続されたプリンタ3と通信するためのインタフェースである。
図4は、図1に示される画像形成装置4のプリンタ3の構成を示すブロック図である。プリンタ3は、CPU31、ROM32、RAM33、ハードディスク34、操作パネル部35、印刷部36、およびコントローラインターフェース37を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス38を介して相互に接続されている。なお、プリンタ3の上記各部のうち、PC1の上記各部と同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるためその説明を省略する。
ROM32には、プリンタコントローラ2から受信したビットマップ画像データに基づいて行われる印刷処理のプログラムが格納されている。
操作パネル部35は、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、ストップボタン等を備えており、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。
印刷部36は、電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、プリンタコントローラ2から受信した画像データに基づく画像を用紙等の記録媒体に印刷する。
コントローラインターフェース37は、ローカル接続されたプリンタコントローラ2と通信するためのインタフェースである。
図5は、印刷部36の構成を模式的に示す図である。
印刷部36は、用紙等の記録媒体を供給する給紙ユニット50、記録媒体に画像を形成する画像形成ユニット40、および用紙が排出される排紙ユニット60を有している。また、印刷部36は、用紙の表裏を反転させるための反転機構部70を備えている。
印刷部36の画像形成ユニット40は、矢印方向に回転する感光体ドラム41、帯電装置42、露光装置43、現像装置44、中間転写ベルト45、清掃装置46、および定着装置47を有している。感光体ドラム41の表面が帯電装置42により一様に帯電された後、露光装置43よりレーザを照射することにより、感光体ドラム41の表面に静電潜像が作成される。静電潜像は感光体ドラム41の回転に伴い、トナーが感光体ドラム41上の静電潜像に付着して静電潜像が顕像化される。現像装置44は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色の現像ローラ48を有しており、顕像化された各色のトナー画像は、転写部49まで搬送されて順次中間転写ベルト45上に転移されて重ね合わされ、重ね合わされたカラーの画像が、給紙ユニット50から搬送されてきた用紙に転写される。用紙上のトナー画像は、定着装置47で定着されて、排紙ユニット60に排出される。
給紙ユニット50は、複数の給紙トレイ51〜54を備えている。給紙トレイ54は手差し給紙トレイである。一方、排紙ユニット60は、複数の排紙トレイ61〜64を備えている。排紙ユニット60は、搬送されてきた用紙に対してパンチ穴開け処理、ステープル綴じ処理等のフィニッシング処理を施す後処理部を備えていてもよい。
なお、PC1、プリンタコントローラ2、およびプリンタ3は、それぞれ上述した構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上述した構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
次に、本実施形態の印刷システムの動作について説明する。
図6は、本実施形態の印刷システムにおいて、PC1から画像形成装置4に印刷ジョブが送信される場合の処理の概略を示す図である。
まず、PC1において所定の文書ファイルに基く印刷を実行するために、プリンタドライバが起動させられると、PC1は、印刷に関する設定を行うための図示しない印刷設定画面をディスプレイ15に表示してユーザに提供する。続いて、PC1は、ユーザの操作に基いて、印刷設定画面上で印刷方法の指定を受け付けた後、ユーザによる印刷指示を受け付ける。PC1は、印刷指示を受け付けると、文書ファイルをPDLで記述された印刷データに変換して、画像形成装置4に送信する(S1)。なお、PC1は、PDFデータを画像形成装置4に直接送信することも可能である。画像形成装置4のプリンタコントローラ2は、PC1から受信した印刷データを、ハードディスク24に保存するとともにビットマップ画像データに展開する(S2)。続いて、プリンタコントローラ2は、当該ビットマップ画像データを画像形成装置4のプリンタ3に転送する(S3)。そして、プリンタ3は、受信したビットマップ画像データをハードディスク34に保存するとともに(S4)、当該ビットマップ画像データに基づく画像を指定された用紙に印刷する(S5)。
こうして、PDLで記述された印刷データは印刷ジョブAとしてプリンタコントローラ2のハードディスク24に保存され、ビットマップ画像データは印刷ジョブAとしてプリンタ3のハードディスク34に保存される。このような形態で印刷ジョブAを保存することにより、再印刷時にはプリンタ3のハードディスク34に保存されたビットマップ画像データを用いて直ちに印刷開始することができる。また、色変換等、再度RIPが必要となる印刷に関する設定の変更がある場合には、プリンタコントローラ2のハードディスク24に保存されている印刷データを再度RIPして再印刷を行うことができる。
本実施形態では、以下に述べるように、一般にPDLで記述された印刷データよりもデータ量が大きくなるビットマップ画像データの一部をファーストプリント時間に影響を及ぼすことなく削除することにより、効果的にハードディスク34の空き容量を増やす方法を提供するものである。
図7は、プリンタ3におけるハードディスク空き容量確保要求の発行処理の手順を示すフローチャートである。なお、図7のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、プリンタ3のハードディスク34等の記憶装置にプログラムとして記憶されており、CPU31によってRAM33上で実行される(図8、図14のフローチャートも同様)。
ここでは、ビットマップ画像データの所定ページの削除時期として、1つの印刷ジョブの実行が終了したとき(ジョブ終了時)、ハードディスク34の空き容量が所定限界値以下となったとき(ハードディスク容量逼迫時)、およびユーザによる削除指示があったとき(ユーザの削除指示時)の中から1つが、ユーザの操作に基いて予め設定されている場合について説明する。但し、これらの3つの時期の少なくとも1つの時期がユーザの操作に基いて予め設定されてもよい。あるいは、これらの3つの時期のいずれかに該当すればハードディスク空き容量確保要求が発行されるように構成されてもよい。
まず、削除時期としてジョブ終了時が設定されているか否かが判断される(S101)。削除時期としてジョブ終了時が設定されていると判断された場合(S101:YES)、現在がジョブ終了時であるか否かが判断される(S102)。そして、現在がジョブ終了時であると判断された場合(S102:YES)、ハードディスク空き容量確保要求が発行される(S103)。現在がジョブ終了時ではないと判断された場合(S102:NO)、図7の処理は終了する。但し、図7の処理は繰り返し実行される。
一方、ステップS101において削除時期としてジョブ終了時が設定されていないと判断された場合(S101:NO)、削除時期としてハードディスク容量逼迫時が設定されているか否かが判断される(S104)。削除時期としてハードディスク容量逼迫時が設定されていると判断された場合(S104:YES)、ハードディスク34の空き容量がチェックされて(S105)、ハードディスク34の空き容量が所定限界値以下であるか否かが判断される(S106)。所定限界値としては、例えば予め決められたバイト数が使用される。ハードディスク34の空き容量が所定限界値以下であると判断された場合(S106:YES)、ハードディスク空き容量確保要求が発行される(S103)。ハードディスク34の空き容量が所定限界値以下ではないと判断された場合(S106:NO)、図7の処理は終了する。
一方、ステップS104において削除時期としてハードディスク容量逼迫時が設定されていないと判断された場合(S104:NO)、ここでは削除時期としてユーザの削除指示時が設定されていると判断され、現在ユーザによる削除指示があったか否かが判断される(S107)。現在ユーザによる削除指示があったと判断された場合(S107:YES)、ハードディスク空き容量確保要求が発行される(S103)。現在ユーザによる削除指示がないと判断された場合(S107:NO)、図7の処理は終了する。
次に、図8を参照して、プリンタ3におけるハードディスク空き容量確保処理について説明する。
まず、ハードディスク空き容量確保要求の発行(S103)があったか否かが判断される(S201)。ハードディスク空き容量確保要求の発行(S103)がないと判断された場合(S201:NO)、図8の処理は終了する。但し、図8の処理は繰り返し実行される。
ハードディスク空き容量確保要求の発行(S103)があったと判断された場合(S201:YES)、削除対象の印刷ジョブの選定処理が行われる(S202)。ここで、例えば受信日時の古い順に1つまたは複数の印刷ジョブが削除対象として選定される。但し、データ量の大きい順に1つまたは複数の印刷ジョブが削除対象として選定されてもよく、あるいは再印刷等の使用頻度の少ない順に1つまたは複数の印刷ジョブが削除対象として選定されてもよい。さらには、ユーザの指定に基いて1つまたは複数の印刷ジョブが削除対象として選定されてもよい。
続いて、削除対象の印刷ジョブにおける削除対象のページ(削除ページ)の決定処理が行われる(S203)。すなわち、ハードディスク34に保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページが削除されるように決定される。
具体的には、ハードディスク34に保存されたビットマップ画像データのうち、当該ビットマップ画像データに対応するハードディスク24に保存された印刷データの少なくとも任意の1ページをビットマップ画像データに展開し終えるのに要する時間内に、印刷可能なページ数分のページを残して他のページが削除されるように決定される。例えば、PC1から受信した印刷データの展開時間を1ページごとに記憶し、一番長くかかったページの展開時間を記憶しておく。そして、印刷出力順で先頭から、一番長くかかったページの展開時間の間に印刷可能なページ数分のページを残して、他のページが削除されるように決定される。
但し、削除ページの決定処理はさらに簡易的に実行され得る。例えば図9に示すように、ビットマップ画像データのうち後半のページが削除ページに決定されるように構成されてもよい。
なお、図10に示すように、小冊子レイアウトの印刷設定が行われている印刷ジョブの場合、先頭付近のページと後端付近のページとが先に印刷され、中央付近のページが後に印刷されるという印刷出力順となっているため、中央付近のページが削除ページとして決定される。
また、図11に示すように、複数の印刷ジョブa、bが結合された結合ジョブの場合、結合後の総ページ数を考慮して削除ページが決定されるため、通常後方に結合される印刷ジョブbに削除ページが含まれる。但し、例えば後半のページが削除ページに決定されるように構成される場合、結合される印刷ジョブのページ数によっては、前方に結合される印刷ジョブbにも削除ページが含まれ得る。あるいは簡易的に、結合ジョブのうちの先頭の印刷ジョブに含まれるページを残して2番目以降の印刷ジョブに含まれるページを削除するように決定されてもよい。
そして、削除ページが決定されると、ステップS202において選定された印刷ジョブのビットマップ画像データのうち、ステップS203において決定された削除ページが削除される(S204)。
続いて、削除ページに関する情報である削除ページ情報がプリンタコントローラ2に送信される(S205)。ここで、削除ページ情報には、ページが削除された印刷ジョブの名称(ジョブ名)と削除されたページの番号とが含まれる。
次に、図12を参照して、プリンタコントローラ2における削除ページ情報の受信処理について説明する。なお、図12のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、プリンタコントローラ2のハードディスク24等の記憶装置にプログラムとして記憶されており、CPU21によってRAM23上で実行される(図15のフローチャートも同様)。
まず、プリンタコントローラ2は、プリンタ3から削除ページ情報を受信したか否かを判断する(S301)。プリンタ3から削除ページ情報が受信されていないと判断された場合(S301:NO)、図12の処理は終了する。但し、図12の処理は繰り返し実行される。
一方、プリンタ3から削除ページ情報が受信されたと判断された場合(S301:YES)、プリンタコントローラ2は、受信した削除ページ情報を、削除ページ情報に含まれるジョブ名に該当する印刷ジョブに関連付けてハードディスク24に保存する(S302、図13参照)。
次に、図13を参照して、本実施形態の印刷システムにおける保存された印刷ジョブに基く画像の再印刷処理の概略を説明する。
まず、プリンタ3は、保存された印刷ジョブに基く画像の再印刷の指示を受け付けると(S11)、再印刷指示された印刷ジョブについてのビットマップ画像データに削除されたページがあるか否かを判断する(S12)。再印刷指示された印刷ジョブについてのビットマップ画像データに削除ページがあった場合、プリンタ3は、プリンタコントローラ2に削除ページのRIPを要求する(S13)。ここで、プリンタコントローラ2は、削除ページに相当するページの印刷データのRIPを行う(S14)。一方、プリンタ3は、再印刷指示された印刷ジョブについてのビットマップ画像データを印刷のために出力した後(S15)、削除ページに相当するページの印刷データをRIPすることにより得られたビットマップ画像データをプリンタコントローラ2から受信して(S16)、印刷のために出力する(S17)。
図14は、プリンタ3における保存された印刷ジョブに基く画像の再印刷処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、色変換等、再度RIPが必要となる印刷設定の変更がない場合について説明する。なお、再度RIPが必要となる印刷設定の変更がある場合、プリンタコントローラ2のハードディスク24に保存されている印刷データが再度RIPされて再印刷が行われる。
まず、プリンタ3は、保存された印刷ジョブに基く画像の再印刷の指示を受け付けたか否かを判断する(S401)。ここで、再印刷指示は、操作パネル部35を通したユーザの操作に基いて受け付けられる。再印刷指示が受け付けられてないと判断された場合(S401:NO)、図14の処理は終了する。但し、図14の処理は繰り返し実行される。
再印刷指示が受け付けられたと判断された場合(S401:YES)、再印刷指示された印刷ジョブについてのビットマップ画像データに削除されたページがあるか否かが判断される(S402)。削除ページが存在しないと判断された場合(S402:NO)、ステップS404に進む。本実施形態では、予め設定された削除対象の印刷ジョブについてのみビットマップ画像データの一部が削除されるように構成されているため、削除ページの存在しない印刷ジョブについてはRIPを要しないで直ちに印刷が行われる。
一方、ステップS402において削除ページが存在すると判断された場合(S402:YES)、削除ページのRIP要求がプリンタコントローラ2に送信される(S403)。この削除ページのRIP要求には、再印刷指示された印刷ジョブの名称(ジョブ名)が含まれる。
ステップS404では、再印刷指示された印刷ジョブについてのビットマップ画像データの印刷出力が開始される(図13のS15参照)。例えば図13に示される印刷ジョブAの場合、総ページ数が10ページであって、後半の5ページが削除されている。この場合、まずハードディスク34に保存されている1〜5ページのビットマップ画像データが1ページずつ順番に印刷部36に出力される。そして、印刷部36はビットマップ画像データに基く画像を用紙に印刷する。
ステップS405では、再印刷指示された印刷ジョブについてのビットマップ画像データに削除されたページがあるか否かが再度判断される。削除ページが存在しないと判断された場合(S404:NO)、ステップS409に進む。
ステップS405において削除ページが存在すると判断された場合(S405:YES)、削除ページについての印刷の順番が来たか否かが判断される(S406)。つまり、1ページずつ処理が進められる。削除ページについての印刷の順番が来ていないと判断された場合(S406:NO)、ステップS404に戻る。
一方、削除ページについての印刷の順番が来たと判断された場合(S406:YES)、削除ページのビットマップ画像データがプリンタコントローラ2から受信されたか否かが判断される(S407)。すなわち、ステップS403において送信した削除ページのRIP要求に対する応答が受信されたか否かが判断される。削除ページのビットマップ画像データがプリンタコントローラ2から未だ受信されていない場合(S407:NO)、受信されるまで待機する。
そして、削除ページのビットマップ画像データがプリンタコントローラ2から受信された場合(S407:YES)、削除ページのビットマップ画像データの印刷出力が開始される(S408)。例えば図13に示される印刷ジョブAの場合、受信される6〜10ページのビットマップ画像データが1ページずつ順番に印刷部36に出力される。そして、印刷部36はビットマップ画像データに基く画像を用紙に印刷する。
ステップS409では、再印刷指示された印刷ジョブの全ページの印刷が終了したか否かが判断される。全ページの印刷が未だ終了していない場合(S409:NO)、ステップS404に戻る。全ページの印刷が終了したと判断された場合(S409:YES)、図14の処理は終了する。
次に、図15を参照して、プリンタコントローラ2における削除ページのRIP要求の受信処理について説明する。
まず、プリンタコントローラ2は、削除ページのRIP要求(S403参照)をプリンタ3から受信したか否かを判断する(S501)。削除ページのRIP要求が受信されていないと判断された場合(S501:NO)、図15の処理は終了する。但し、図15の処理は繰り返し実行される。
削除ページのRIP要求が受信されたと判断された場合(S501:YES)、削除ページのRIP要求に含まれるジョブ名に対応する印刷ジョブに関連付けられて保存されている削除ページ情報から、削除ページ番号が抽出される(S502)。
続いて、抽出された削除ページ番号に該当するページの印刷データがRIPされて、ビットマップ画像データに展開される(S503)。
そして、削除ページのビットマップ画像データが、RIP要求元であるプリンタ3に送信される(S504)。
上述のように本実施形態では、印刷ジョブ実行装置としての画像形成装置4は、ページ記述言語で記述された印刷データを印刷ジョブとしてプリンタコントローラ2のハードディスク24に保存し、当該印刷データをビットマップ画像データに展開して印刷ジョブとしてプリンタ3のハードディスク34に保存する。そして、画像形成装置4は、プリンタ3のハードディスク34に保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページを削除する。
したがって、画像形成装置4は、再印刷指示があった場合には、再印刷指示された印刷ジョブについてのプリンタ3のハードディスク34に保存されたビットマップ画像データを印刷のために出力した後に、当該ビットマップ画像データに関して削除されたページのプリンタコントローラ2のハードディスク24に保存された印刷データを展開することにより得られたビットマップ画像データを印刷のために出力することができる。
これにより、再印刷時には、印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページについて既に保存されているビットマップ画像データを用いて直ちに印刷を開始でき、先頭から所定ページ数分のページについての印刷が行われている間にそれ以降のページの印刷データを展開して得たビットマップ画像データを用いて、印刷を続行することができる。
このようにして本実施形態によれば、ファーストプリント時間が長くなることなく再印刷が可能であり、しかも印刷ジョブを保存するための記憶装置の空き容量を増やすことができる。また、記憶装置の空き容量を増やせるので、より多くの印刷ジョブの保存が可能となる。さらに、記憶装置の空き容量を増やすためにビットマップ画像データの圧縮を行うことを採用していないため画質の劣化が発生することもない。
本発明は、上記した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
例えば、上記実施形態では、PDLで記述された印刷データはプリンタコントローラ2のハードディスク24に保存され、ビットマップ画像データはプリンタ3のハードディスク34に保存されるが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明では、例えば、印刷データおよびビットマップ画像データの両方が、プリンタコントローラ2またはプリンタ3における1つの記憶装置に保存されてもよい。
また、上記実施形態では、画像形成装置4がプリンタコントローラ2とプリンタ3に分けられ、互いにローカル接続された構成の場合について述べたが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明では、プリンタコントローラ2がプリンタ3の中に内包されていてもよく、例えば画像形成装置4が1台のMFP(Multi−Function Peripheral)として構成されていてもよい。
本実施形態の印刷システムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピュータのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、例えばフレキシブルディスクやCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送されて記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、装置の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
本発明の一実施形態にかかる印刷システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示されるPCの構成を示すブロック図である。 図1に示される画像形成装置のプリンタコントローラの構成を示すブロック図である。 図1に示される画像形成装置のプリンタの構成を示すブロック図である。 印刷部36の構成を模式的に示す図である。 本実施形態の印刷システムにおいて、PCから画像形成装置に印刷ジョブが送信される場合の処理の概略を示す図である。 プリンタにおけるハードディスク空き容量確保要求の発行処理の手順を示すフローチャートである。 プリンタにおけるハードディスク空き容量確保処理の手順を示すフローチャートである。 削除ページの一例を説明するための図である。 小冊子レイアウトの印刷設定が行われている印刷ジョブの場合における削除ページの一例を説明するための図である。 結合ジョブの場合における削除ページの一例を説明するための図である。 プリンタコントローラにおける削除ページ情報の受信処理の手順を示すフローチャートである。 本実施形態の印刷システムにおける保存された印刷ジョブに基く画像の再印刷処理の概略を説明するための図である。 プリンタにおける保存された印刷ジョブに基く画像の再印刷処理の手順を示すフローチャートである。 プリンタコントローラにおける削除ページのRIP要求の受信処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 PC、
2 プリンタコントローラ、
3 プリンタ、
4 画像形成装置、
5 ネットワーク、
11、21、31 CPU、
12、22、32 ROM、
13、23、33 RAM、
14、24、34 ハードディスク、
15 ディスプレイ、
16 入力装置、
17、26 ネットワークインタフェース、
18、27、38 バス、
25 プリンタインタフェース、
35 操作パネル部、
36 印刷部、
37 コントローラインターフェース、
500 印刷設定画面、
A、a、b 印刷ジョブ。

Claims (13)

  1. 印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行装置であって、
    ページ記述言語で記述された印刷データを印刷ジョブとして保存する第1記憶手段と、
    前記印刷データをビットマップ画像データに展開する展開手段と、
    前記展開手段により展開されたビットマップ画像データを印刷ジョブとして保存する第2記憶手段と、
    前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページを削除する削除手段と、
    前記印刷ジョブに基く画像の再印刷の指示を受け付ける再印刷指示手段と、
    前記再印刷指示手段により前記再印刷の指示が受け付けられた場合、再印刷指示された印刷ジョブについての前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データを印刷のために出力した後に、当該ビットマップ画像データに関して削除されたページの前記第1記憶手段に保存された印刷データを展開することにより得られたビットマップ画像データを印刷のために出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする印刷ジョブ実行装置。
  2. 前記削除手段は、前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうち、当該ビットマップ画像データに対応する前記第1記憶手段に保存された印刷データの少なくとも任意の1ページをビットマップ画像データに展開し終えるのに要する時間内に、印刷可能なページ数分のページを残して他のページを削除することを特徴とする請求項に記載の印刷ジョブ実行装置。
  3. 前記削除手段は、前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で後半のページを削除することを特徴とする請求項に記載の印刷ジョブ実行装置。
  4. 前記削除手段は、前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうちユーザにより指定されたページを削除することを特徴とする請求項に記載の印刷ジョブ実行装置。
  5. 前記削除手段は、予め設定された削除時期に、前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページを削除することを特徴とする請求項に記載の印刷ジョブ実行装置。
  6. 前記削除時期には、1つの印刷ジョブの実行が終了したときが含まれることを特徴とする請求項に記載の印刷ジョブ実行装置。
  7. 前記削除時期には、前記第2記憶手段の空き容量が所定限界値以下となったときが含まれることを特徴とする請求項またはに記載の印刷ジョブ実行装置。
  8. 前記削除時期には、ユーザによる削除指示があったときが含まれることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の印刷ジョブ実行装置。
  9. 前記削除手段は、予め設定された削除対象の印刷ジョブについて、前記第2記憶手段に保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページを削除することを特徴とする請求項に記載の印刷ジョブ実行装置。
  10. 前記第1記憶手段は前記展開手段を有するプリンタコントローラに備えられ、前記第2記憶手段は前記ビットマップ画像データに基づく画像の印刷を行うプリンタに備えられることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の印刷ジョブ実行装置。
  11. 印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行装置で使用される方法であって、
    ページ記述言語で記述された印刷データを印刷ジョブとして保存するステップ(a)と、
    前記印刷データをビットマップ画像データに展開するステップ(b)と、
    前記ステップ(b)において展開されたビットマップ画像データを印刷ジョブとして保存するステップ(c)と、
    保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページを削除するステップ(d)と、
    前記印刷ジョブに基く画像の再印刷の指示を受け付けるステップ(e)と、
    前記ステップ(e)において前記再印刷の指示が受け付けられた場合、再印刷指示された印刷ジョブについての前記ステップ(c)において保存されたビットマップ画像データを印刷のために出力した後に、当該ビットマップ画像データに関して削除されたページの前記ステップ(a)において保存された印刷データを展開することにより得られたビットマップ画像データを印刷のために出力するステップ(f)と、
    を有することを特徴とする方法。
  12. 印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行装置で実行されるコンピュータプログラムであって、
    ページ記述言語で記述された印刷データを印刷ジョブとして保存する指示を行う手順(a)と、
    前記印刷データをビットマップ画像データに展開する手順(b)と、
    前記手順(b)において展開されたビットマップ画像データを印刷ジョブとして保存する指示を行う手順(c)と、
    保存されたビットマップ画像データのうち印刷出力順で先頭から所定ページ数分のページを残して他のページを削除する手順(d)と、
    前記印刷ジョブに基く画像の再印刷の指示を受け付ける手順(e)と、
    前記手順(e)において前記再印刷の指示が受け付けられた場合、再印刷指示された印刷ジョブについての前記手順(c)において保存されたビットマップ画像データを印刷のために出力した後に、当該ビットマップ画像データに関して削除されたページの前記手順(a)において保存された印刷データを展開することにより得られたビットマップ画像データを印刷のために出力する手順(f)と、
    を前記印刷ジョブ実行装置に実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 請求項12に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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