JP2006228011A - 印刷システム、印刷制御装置、プリンタドライバ、コンピュータプログラム、および印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用者になじみがある応用プログラムからの指示で印刷装置内に蓄積されている印刷データの再印刷指示を行うことができる印刷システムを提供する。
【解決手段】 ホストコンピュータ1内の応用プログラム3からの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、ID付与部6がその印刷ジョブ情報に文書IDを付与し、その印刷ジョブ情報をプリンタ7へ送るプリンタドライバ4を備えた印刷システムにおいて、プリンタ7内の記憶装置24に記憶されている印刷ジョブ情報を用いた再印刷時、応用プログラム3から既に付与されている文書IDを持つ特定データ形式の再印刷要求があったとき、プリンタドライバ4が、その文書IDと再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を生成し、その再印刷指示情報をプリンタ7へ送信する構成にした。
【選択図】 図3
【解決手段】 ホストコンピュータ1内の応用プログラム3からの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、ID付与部6がその印刷ジョブ情報に文書IDを付与し、その印刷ジョブ情報をプリンタ7へ送るプリンタドライバ4を備えた印刷システムにおいて、プリンタ7内の記憶装置24に記憶されている印刷ジョブ情報を用いた再印刷時、応用プログラム3から既に付与されている文書IDを持つ特定データ形式の再印刷要求があったとき、プリンタドライバ4が、その文書IDと再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を生成し、その再印刷指示情報をプリンタ7へ送信する構成にした。
【選択図】 図3
Description
本発明は、パーソナルコンピュータなどホストコンピュータとそれに接続されたプリンタやデジタル複写機など印刷装置からなる印刷システムに係り、特に、効率的な印刷を行うことができる印刷システムに関する。
オフィス機器におけるペーパーレス化の一環として、印刷装置についても単純に文書を指示通りに印刷するだけでなく、印刷データを含む印刷ジョブ情報を記憶手段に保持し、例えば大量部数の印刷の際には1部のみを印刷して結果を確認してから残りを印刷したり、印刷データが記憶されている定型書類を再利用したりする機能が提供されるようになってきた。なお、印刷装置に蓄積された印刷データの活用に当たっては、印刷装置の操作部から再印刷を指示するか、あるいは専用のネットワークユーティリティなどを用いてホストコンピュータ側から印刷を指示している。
例えば、特許文献1に示された従来技術では、再印刷時の実効的な印刷時間を短縮させるために、ホストコンピュータからの印刷指示でプリンタ内の蓄積文書を再印刷する。具体的には、応用プログラム側(アプリケーション処理部側)から印刷指示を受けたプリンタドライバが、ジョブID・印刷設定対応表を検索し、印刷指示に対応した印刷設定があった場合、その印刷設定に対応したジョブIDを取得し、印刷装置に対してそのジョブIDに対応した印刷ジョブ(印刷データを含んでいる)が蓄積されているか否かを問い合わせ、蓄積されていたならば、蓄積されている印刷ジョブのデータを用いて印刷させる。
特開2002−215354公報
例えば、特許文献1に示された従来技術では、再印刷時の実効的な印刷時間を短縮させるために、ホストコンピュータからの印刷指示でプリンタ内の蓄積文書を再印刷する。具体的には、応用プログラム側(アプリケーション処理部側)から印刷指示を受けたプリンタドライバが、ジョブID・印刷設定対応表を検索し、印刷指示に対応した印刷設定があった場合、その印刷設定に対応したジョブIDを取得し、印刷装置に対してそのジョブIDに対応した印刷ジョブ(印刷データを含んでいる)が蓄積されているか否かを問い合わせ、蓄積されていたならば、蓄積されている印刷ジョブのデータを用いて印刷させる。
しかしながら、一般の利用者は、応用プログラムからの単純な印刷以外の操作についてはほとんどなじみがなく、蓄積文書機能の活用については教育コストが必要になる。また、特許文献1に示された従来技術では、印刷装置に蓄積されている印刷ジョブ情報を用いて再印刷すればよいか否かを判定するのはプリンタドライバであるので、応用プログラム側はそのときの印刷に際して元文書を必要とする。
本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決しようとするものであり、具体的には、一般の利用者になじみがある応用プログラムからの指示で印刷装置内に蓄積されている印刷データの再印刷指示を行うことができ、且つ再印刷に際して元文書も必要としない印刷システムを提供することにある。
本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決しようとするものであり、具体的には、一般の利用者になじみがある応用プログラムからの指示で印刷装置内に蓄積されている印刷データの再印刷指示を行うことができ、且つ再印刷に際して元文書も必要としない印刷システムを提供することにある。
前記した課題を解決するために、請求項1記載の発明では、印刷装置と接続されたホストコンピュータ上にあり、個々の印刷要求に対応した文書を識別するための文書識別子を付与する識別子付与手段を備え、ホストコンピュータ内のアプリケーション処理部からの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、その印刷ジョブ情報に前記識別子付与手段により文書識別子を付与し、文書識別子を付与した印刷ジョブ情報を前記印刷装置へ送るプリンタドライバを備えた印刷システムにおいて、前記印刷装置内に記憶されている印刷ジョブ情報を用いた再印刷を指示する再印刷指示情報を生成する再印刷指示情報生成手段を前記プリンタドライバ内に備え、前記アプリケーション処理部から前記識別子付与手段により既に付与されている文書識別子を持つ特定のデータ形式の再印刷要求があったとき、前記プリンタドライバが、その文書識別子と再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を前記再印刷指示生成手段により生成し、その再印刷指示情報を前記印刷装置へ送信する構成にした。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、受信した前記制御データおよび印刷データを印刷ジョブ情報として文書識別子とともに記憶しておくジョブ情報記憶手段を前記印刷装置内に備え、前記再印刷指示情報を前記印刷装置が受信したとき、その文書識別子をもとに前記ジョブ情報記憶手段に記憶されている複数の印刷ジョブ情報から該当する印刷ジョブ情報を検索し、その印刷ジョブ情報を用いて印刷を行うように前記印刷装置を構成した。
また、請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記再印刷指示情報に付与する制御データとして、前記印刷装置が有している特定の機能の実行を指示する制御データを付与するように前記プリンタドライバを構成した。
また、請求項4記載の発明では、請求項3記載の発明において、前記特定の機能として、指定部数の印刷、ステープル処理、閉じ穴穿孔、または逆順ソートを含む構成にした。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、受信した前記制御データおよび印刷データを印刷ジョブ情報として文書識別子とともに記憶しておくジョブ情報記憶手段を前記印刷装置内に備え、前記再印刷指示情報を前記印刷装置が受信したとき、その文書識別子をもとに前記ジョブ情報記憶手段に記憶されている複数の印刷ジョブ情報から該当する印刷ジョブ情報を検索し、その印刷ジョブ情報を用いて印刷を行うように前記印刷装置を構成した。
また、請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記再印刷指示情報に付与する制御データとして、前記印刷装置が有している特定の機能の実行を指示する制御データを付与するように前記プリンタドライバを構成した。
また、請求項4記載の発明では、請求項3記載の発明において、前記特定の機能として、指定部数の印刷、ステープル処理、閉じ穴穿孔、または逆順ソートを含む構成にした。
また、請求項5記載の発明では、請求項3または請求項4記載の発明において、前記特定の機能の実行を指示する制御データが付与された再印刷指示情報を受信したとき、前記ジョブ情報記憶手段に記憶されている印刷ジョブ情報の印刷データを用い、制御データについては受信した制御データに変更して印刷するように印刷装置を構成した。
また、請求項6記載の発明では、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記ホストコンピュータのログイン情報を再印刷指示情報に付与するように前記プリンタドライバを構成した。
また、請求項7記載の発明では、請求項6記載の発明において、受信した再印刷指示情報に付与された前記ログイン情報を文書識別子ごとに記憶しておくログイン情報記憶手段を備え、受信した再印刷指示情報のログイン情報と同じログイン情報が前記ログイン情報記憶手段に記憶されていた場合、後から受信した再印刷指示情報の再印刷を拒否するように印刷装置を構成した。
また、請求項8記載の発明では、請求項6記載の発明において、前記印刷装置内に文書識別子ごとにログイン情報ごとの印刷枚数を計数する計数手段を備え、受信した再印刷指示情報のログイン情報に対応した前記印刷枚数が所定数を超えた場合、そのとき受信した再印刷指示情報の再印刷を拒否するように前記印刷装置を構成した。
また、請求項9記載の発明では、印刷装置と接続されたホスト装置であり、個々の印刷要求に対応した文書を識別するための文書識別子を付与する識別子付与手段を備え、ホストコンピュータ内のアプリケーション処理部からの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、その印刷ジョブ情報に前記識別子付与手段により文書識別子を付与し、文書識別子を付与した印刷ジョブ情報を前記印刷装置へ送るプリンタドライバを備えた印刷制御装置において、前記印刷装置内に記憶されている印刷ジョブ情報を用いた再印刷を指示する再印刷指示情報を生成する再印刷指示情報生成手段を前記プリンタドライバ内に備え、前記アプリケーション処理部から前記識別子付与手段により既に付与されている文書識別子を持つ特定のデータ形式の再印刷要求があったとき、前記プリンタドライバが、その文書識別子と再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を前記再印刷指示生成手段により生成し、その再印刷指示情報を前記印刷装置へ送信する構成にした。
また、請求項6記載の発明では、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記ホストコンピュータのログイン情報を再印刷指示情報に付与するように前記プリンタドライバを構成した。
また、請求項7記載の発明では、請求項6記載の発明において、受信した再印刷指示情報に付与された前記ログイン情報を文書識別子ごとに記憶しておくログイン情報記憶手段を備え、受信した再印刷指示情報のログイン情報と同じログイン情報が前記ログイン情報記憶手段に記憶されていた場合、後から受信した再印刷指示情報の再印刷を拒否するように印刷装置を構成した。
また、請求項8記載の発明では、請求項6記載の発明において、前記印刷装置内に文書識別子ごとにログイン情報ごとの印刷枚数を計数する計数手段を備え、受信した再印刷指示情報のログイン情報に対応した前記印刷枚数が所定数を超えた場合、そのとき受信した再印刷指示情報の再印刷を拒否するように前記印刷装置を構成した。
また、請求項9記載の発明では、印刷装置と接続されたホスト装置であり、個々の印刷要求に対応した文書を識別するための文書識別子を付与する識別子付与手段を備え、ホストコンピュータ内のアプリケーション処理部からの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、その印刷ジョブ情報に前記識別子付与手段により文書識別子を付与し、文書識別子を付与した印刷ジョブ情報を前記印刷装置へ送るプリンタドライバを備えた印刷制御装置において、前記印刷装置内に記憶されている印刷ジョブ情報を用いた再印刷を指示する再印刷指示情報を生成する再印刷指示情報生成手段を前記プリンタドライバ内に備え、前記アプリケーション処理部から前記識別子付与手段により既に付与されている文書識別子を持つ特定のデータ形式の再印刷要求があったとき、前記プリンタドライバが、その文書識別子と再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を前記再印刷指示生成手段により生成し、その再印刷指示情報を前記印刷装置へ送信する構成にした。
また、請求項10記載の発明では、印刷装置と接続されたホストコンピュータ上にあり、ホストコンピュータ内の応用プログラムからの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、その印刷ジョブ情報に、個々の印刷要求に対応した文書を識別するための文書識別子を付与し、文書識別子を付与した印刷ジョブ情報を前記印刷装置へ送るプリンタドライバにおいて、前記応用プログラムから既に付与されている文書識別子を持つ特定のデータ形式の再印刷要求があったとき、前記プリンタドライバが、その文書識別子と再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を生成し、その再印刷指示情報を前記印刷装置へ送信する構成にした。
また、請求項11記載の発明では、ホストコンピュータと接続され、そのホストコンピュータからの制御データおよび印刷データを印刷ジョブ情報として受け取って印刷を行う印刷装置のコンピュータプログラムにおいて、受信した前記印刷ジョブ情報を文書識別子とともに記憶しておき、前記ホストコンピュータ内の応用プログラムからの再印刷指示でそのホストコンピュータから送られてきた再印刷指示情報を受信したとき、その文書識別子をもとに記憶されている複数の印刷ジョブ情報から該当する印刷ジョブ情報を検索し、その印刷ジョブ情報を用いて印刷を行うようにプログラミングされている構成にした。
また、請求項12記載の発明では、印刷装置と接続されたホストコンピュータ上にあるプリンタドライバがホストコンピュータ内の応用プログラムからの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、その印刷ジョブ情報に文書識別子を付与して前記印刷装置へ送り、その印刷装置では受信した印刷ジョブ情報の印刷を行うとともにその文書識別子付きの印刷ジョブ情報を記憶しておく印刷方法において、前記応用プログラムから既に付与されている文書識別子を持つ特定のデータ形式の再印刷要求があったとき、前記プリンタドライバが、その文書識別子と再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を生成し、その再印刷指示情報を前記印刷装置へ送信し、前記印刷装置では、受信した前記再印刷指示情報の文書識別子をもとに記憶されている複数の印刷ジョブ情報から該当する印刷ジョブ情報を検索し、その印刷ジョブ情報を用いて印刷を行う構成にした。
また、請求項11記載の発明では、ホストコンピュータと接続され、そのホストコンピュータからの制御データおよび印刷データを印刷ジョブ情報として受け取って印刷を行う印刷装置のコンピュータプログラムにおいて、受信した前記印刷ジョブ情報を文書識別子とともに記憶しておき、前記ホストコンピュータ内の応用プログラムからの再印刷指示でそのホストコンピュータから送られてきた再印刷指示情報を受信したとき、その文書識別子をもとに記憶されている複数の印刷ジョブ情報から該当する印刷ジョブ情報を検索し、その印刷ジョブ情報を用いて印刷を行うようにプログラミングされている構成にした。
また、請求項12記載の発明では、印刷装置と接続されたホストコンピュータ上にあるプリンタドライバがホストコンピュータ内の応用プログラムからの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、その印刷ジョブ情報に文書識別子を付与して前記印刷装置へ送り、その印刷装置では受信した印刷ジョブ情報の印刷を行うとともにその文書識別子付きの印刷ジョブ情報を記憶しておく印刷方法において、前記応用プログラムから既に付与されている文書識別子を持つ特定のデータ形式の再印刷要求があったとき、前記プリンタドライバが、その文書識別子と再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を生成し、その再印刷指示情報を前記印刷装置へ送信し、前記印刷装置では、受信した前記再印刷指示情報の文書識別子をもとに記憶されている複数の印刷ジョブ情報から該当する印刷ジョブ情報を検索し、その印刷ジョブ情報を用いて印刷を行う構成にした。
本発明によれば、通常は、ホストコンピュータ上にあるプリンタドライバがホストコンピュータ内のアプリケーション処理部(応用プログラム)からの印刷要求により、制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、その印刷ジョブ情報に文書識別子を付与して前記印刷装置へ送り、その印刷装置では受信した印刷ジョブ情報の印刷を行うとともにその文書識別子付きの印刷ジョブ情報を記憶しておき、アプリケーション処理部から既に付与されている文書識別子を持つ特定のデータ形式の再印刷要求があったときは、プリンタドライバが、その文書識別子と再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を生成し、その再印刷指示情報を印刷装置へ送信し、印刷装置では、受信した再印刷指示情報の文書識別子をもとに記憶されている複数の印刷ジョブ情報から該当する印刷ジョブ情報を検索し、その印刷ジョブ情報を用いて印刷を行うことができるので、一般の利用者になじみがある応用プログラムからの指示で印刷装置内に蓄積されている印刷データの再印刷指示を行うことができるし、再印刷に際してはアプリケーション処理部から文書識別子を持つ再印刷要求が出されるので、元文書も必要としない。
以下、図面により本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対位置などは特定的な記載がない限りこの説明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明の一実施形態として印刷システムを構成しているパーソナルコンピュータなどのホストコンピュータのハードウェア構成を示す構成ブロック図である。図示したように、このホストコンピュータは、ハードウェアとして、プログラムに従ってこの装置全体を制御するCPU11、そのプログラムの一部および固定データの一部を記憶しておくROM12、CPU11が実行時にワークメモリとして用いたり、ハードディスク記憶装置から読み出した前記プログラムの一部および各種データを記憶したりするRAM13、そのRAM13に読み出すプログラムやデータを保存しておくハードディスク記憶装置(HDD)14、利用者がデータや指示を入力するための入力手段、および利用者に文字列や画像などを提示したり入力データの確認表示を行なったりするための表示手段を制御するユーザインタフェース15、前記入力手段であるキーボード16およびマウス17、前記表示手段である表示装置18、印刷装置などとの通信を行う外部インタフェース部19などを備えている。
また、図2は、印刷システムを構成している印刷装置としてプリンタのハードウェア構成を示す構成ブロック図である。図示したように、このプリンタは、ハードウェアとして、プログラムに従ってこの装置全体を制御するCPU21、そのプログラムおよび固定データの一部を記憶しておくROM22、CPU21が実行時にワークメモリとして用いたり受信した印刷データや制御データおよびハードディスク記憶装置から読み出した各種データを一時的に記憶したりするRAM23、前記印刷データを含む各種データを保存しておく記憶装置(例えばハードディスク記憶装置)24、印刷データおよび制御データに従って印刷用紙上に画像を形成する画像形成部25、ホストコンピュータとの通信を行う外部インタフェース部26などを備えている。
図1は、本発明の一実施形態として印刷システムを構成しているパーソナルコンピュータなどのホストコンピュータのハードウェア構成を示す構成ブロック図である。図示したように、このホストコンピュータは、ハードウェアとして、プログラムに従ってこの装置全体を制御するCPU11、そのプログラムの一部および固定データの一部を記憶しておくROM12、CPU11が実行時にワークメモリとして用いたり、ハードディスク記憶装置から読み出した前記プログラムの一部および各種データを記憶したりするRAM13、そのRAM13に読み出すプログラムやデータを保存しておくハードディスク記憶装置(HDD)14、利用者がデータや指示を入力するための入力手段、および利用者に文字列や画像などを提示したり入力データの確認表示を行なったりするための表示手段を制御するユーザインタフェース15、前記入力手段であるキーボード16およびマウス17、前記表示手段である表示装置18、印刷装置などとの通信を行う外部インタフェース部19などを備えている。
また、図2は、印刷システムを構成している印刷装置としてプリンタのハードウェア構成を示す構成ブロック図である。図示したように、このプリンタは、ハードウェアとして、プログラムに従ってこの装置全体を制御するCPU21、そのプログラムおよび固定データの一部を記憶しておくROM22、CPU21が実行時にワークメモリとして用いたり受信した印刷データや制御データおよびハードディスク記憶装置から読み出した各種データを一時的に記憶したりするRAM23、前記印刷データを含む各種データを保存しておく記憶装置(例えばハードディスク記憶装置)24、印刷データおよび制御データに従って印刷用紙上に画像を形成する画像形成部25、ホストコンピュータとの通信を行う外部インタフェース部26などを備えている。
図3は、この実施形態の印刷システムを示す構成ブロック図である。図示したように、この印刷システムは、ホストコンピュータ1(1台しか図示していないが実際は複数台ある)と複数のプリンタ7とがLANなどを介して接続された構成となっている。一実施形態として複数のプリンタ7を備えた構成にしたのは印刷という方法で文書を配布するアプリケーションを想定したものである。
ホストコンピュータ1内には図1に示したハードウェア上で動作するプログラムとしてオペレーティングシステム2が搭載されており、そのオペレーティングシステム2上では応用プログラム3とプリンタドライバ(プログラムの一種)4が動作する。プリンタドライバ4はラスタライズ部5とID付与部6を備えている。なお、請求項記載のアプリケーション処理部は応用プログラム3とそのプログラムを動作させるハードウェアから実現される。
このような構成で、応用プログラム3はプリンタドライバ4に対して印刷要求を出す。プリンタドライバ4はその印刷要求を受け取り、ラスタライズ部5により印刷要求に対応した印刷データ(ビットマップ状に展開したラスタライズデータ)および制御データ(制御コマンド)を生成し、ID付与部6により印刷ジョブ(印刷要求)ごとに固有な文書識別子(以下、文書IDと称す)を生成する。
文書IDは、例えば当該ホストコンピュータ1のネットワークIDに当該印刷要求受付時の日時分秒を付加して生成する。図示していないが、ホストコンピュータ1のハードウェアとして(図1参照)時計回路を備えていて、その時計回路はそのときの日時分秒を出力しているので、プリンタドライバ4はその日時分秒を取得するのである。
ホストコンピュータ1内には図1に示したハードウェア上で動作するプログラムとしてオペレーティングシステム2が搭載されており、そのオペレーティングシステム2上では応用プログラム3とプリンタドライバ(プログラムの一種)4が動作する。プリンタドライバ4はラスタライズ部5とID付与部6を備えている。なお、請求項記載のアプリケーション処理部は応用プログラム3とそのプログラムを動作させるハードウェアから実現される。
このような構成で、応用プログラム3はプリンタドライバ4に対して印刷要求を出す。プリンタドライバ4はその印刷要求を受け取り、ラスタライズ部5により印刷要求に対応した印刷データ(ビットマップ状に展開したラスタライズデータ)および制御データ(制御コマンド)を生成し、ID付与部6により印刷ジョブ(印刷要求)ごとに固有な文書識別子(以下、文書IDと称す)を生成する。
文書IDは、例えば当該ホストコンピュータ1のネットワークIDに当該印刷要求受付時の日時分秒を付加して生成する。図示していないが、ホストコンピュータ1のハードウェアとして(図1参照)時計回路を備えていて、その時計回路はそのときの日時分秒を出力しているので、プリンタドライバ4はその日時分秒を取得するのである。
プリンタドライバ4は、この文書IDを制御データの一種として制御データに付加する。このような制御データと印刷データが一緒になって印刷ジョブ情報を構成する。この後、プリンタドライバ4は生成した印刷ジョブ情報をLAN経由でプリンタ7へ送る。
印刷ジョブ情報は公知のプリンタ言語で構成され、一般に制御データ(制御コマンド)と印刷データとは別のフォーマットが用いられる。例えば前者はHewlett−Packard社のPJL(Printer Job control Language)、後者はAdobe社のPostScriptやリコーのRPCSなどである。
プリンタ7は公知のプリンタとほぼ同じであるが、一つだけ異なるのは印刷ジョブ情報などを記憶するための記憶装置24を備えていることである。プリンタ7は受信した印刷ジョブ情報に従って印刷を行うとともに、その印刷ジョブ情報を文書IDと組にしてこの記憶装置24に保存する。
こうして、プリンタ7には、文書IDと関連づけられた印刷ジョブ情報、つまり前記印刷データと制御データの組が記憶装置24に保存される。なお、記憶された印刷ジョブ情報管理方式は公知技術を利用できる。例えば最近に使用された所定個数の印刷ジョブ情報を使用頻度という指標で順位づけし、使用頻度の低いものを破棄していく。蓄積指定がある印刷ジョブ情報のみを保存し、記憶容量を超えた場合は蓄積できない旨をホストコンピュータ側へ通知する構成でもよい。
そして、プリンタドライバ4は、利用者の指定などに応じて、文書IDを付加した再印刷指示情報をプリンタ7へ出力し、記憶装置24に記憶されている印刷ジョブ情報を用いて再印刷を行うことができる。応用プログラム3がプリンタドライバ4に渡す再印刷指示の記述例を図4に示す。
以下、本発明の各実施例を説明する。なお、各実施例では、請求項記載の識別子付与手段がID付与部6により実現され、再印刷指示情報生成手段がプリンタドライバ4により実現され、ジョブ情報記憶手段が記憶装置24により実現される。
印刷ジョブ情報は公知のプリンタ言語で構成され、一般に制御データ(制御コマンド)と印刷データとは別のフォーマットが用いられる。例えば前者はHewlett−Packard社のPJL(Printer Job control Language)、後者はAdobe社のPostScriptやリコーのRPCSなどである。
プリンタ7は公知のプリンタとほぼ同じであるが、一つだけ異なるのは印刷ジョブ情報などを記憶するための記憶装置24を備えていることである。プリンタ7は受信した印刷ジョブ情報に従って印刷を行うとともに、その印刷ジョブ情報を文書IDと組にしてこの記憶装置24に保存する。
こうして、プリンタ7には、文書IDと関連づけられた印刷ジョブ情報、つまり前記印刷データと制御データの組が記憶装置24に保存される。なお、記憶された印刷ジョブ情報管理方式は公知技術を利用できる。例えば最近に使用された所定個数の印刷ジョブ情報を使用頻度という指標で順位づけし、使用頻度の低いものを破棄していく。蓄積指定がある印刷ジョブ情報のみを保存し、記憶容量を超えた場合は蓄積できない旨をホストコンピュータ側へ通知する構成でもよい。
そして、プリンタドライバ4は、利用者の指定などに応じて、文書IDを付加した再印刷指示情報をプリンタ7へ出力し、記憶装置24に記憶されている印刷ジョブ情報を用いて再印刷を行うことができる。応用プログラム3がプリンタドライバ4に渡す再印刷指示の記述例を図4に示す。
以下、本発明の各実施例を説明する。なお、各実施例では、請求項記載の識別子付与手段がID付与部6により実現され、再印刷指示情報生成手段がプリンタドライバ4により実現され、ジョブ情報記憶手段が記憶装置24により実現される。
図5に、実施例1の動作フローを示す。以下、図5に従ってこの実施例を説明する。
この実施例では、プリンタドライバ4が、特定の応用プログラム3により作成された、前に印刷した際にプリンタドライバにより付与されている文書IDを含む特殊なデータ形式の再印刷指示情報を受け取る(S1)。前の印刷の際に文書IDが文書に印刷されたり、プリンタドライバにより画面に表示されたりして、利用者は文書IDを知っていて、利用者はその文書IDを再印刷指示情報中に埋め込むのである。例えば、応用プログラム3がMicrosoft社のWordやAdobe社のAcrobat(PDF)などの場合、テキストデータを作成すると、それはそのまま文字列として文書IDとともにプリンタドライバ4に渡される。これにより、プリンタドライバ4は渡された文書の文書IDをそのまま文書IDとする(S2)。
続いて、渡されたテキストデータをもとに、プリンタドライバ4は文書IDを付与した再印刷指示情報を生成する(S3)。なお、Microsoft社のWordやAdobe社のAcrobat(PDF)などの場合は渡されたテキストデータから抽出することにより再印刷指示情報を生成できる。再印刷指示情報の例を図6に示す。
次に、プリンタドライバ4は生成された再印刷指示情報をプリンタ7へ送る(S4)。
そして、プリンタ7では、再印刷指示情報を受信すると(S5)、制御部8はその情報中の文書IDを保存されている印刷ジョブ情報の文書IDと比較し(S6)、同じ文書IDの印刷ジョブ情報が存在した場合(S7でYes)、その印刷ジョブ情報の印刷データおよび制御データを用いて印刷を行う(S8)。それに対して、同じ文書IDの印刷ジョブ情報が存在しなかった場合は(S7でNo)、その旨をホストコンピュータ側へ通知する(S9)。
こうして、この実施例によれば、一般の利用者になじみがある応用プログラムからの指示で印刷装置内に蓄積されている印刷データの再印刷指示を行うことができ、且つ再印刷に際して元文書も必要としない。
この実施例では、プリンタドライバ4が、特定の応用プログラム3により作成された、前に印刷した際にプリンタドライバにより付与されている文書IDを含む特殊なデータ形式の再印刷指示情報を受け取る(S1)。前の印刷の際に文書IDが文書に印刷されたり、プリンタドライバにより画面に表示されたりして、利用者は文書IDを知っていて、利用者はその文書IDを再印刷指示情報中に埋め込むのである。例えば、応用プログラム3がMicrosoft社のWordやAdobe社のAcrobat(PDF)などの場合、テキストデータを作成すると、それはそのまま文字列として文書IDとともにプリンタドライバ4に渡される。これにより、プリンタドライバ4は渡された文書の文書IDをそのまま文書IDとする(S2)。
続いて、渡されたテキストデータをもとに、プリンタドライバ4は文書IDを付与した再印刷指示情報を生成する(S3)。なお、Microsoft社のWordやAdobe社のAcrobat(PDF)などの場合は渡されたテキストデータから抽出することにより再印刷指示情報を生成できる。再印刷指示情報の例を図6に示す。
次に、プリンタドライバ4は生成された再印刷指示情報をプリンタ7へ送る(S4)。
そして、プリンタ7では、再印刷指示情報を受信すると(S5)、制御部8はその情報中の文書IDを保存されている印刷ジョブ情報の文書IDと比較し(S6)、同じ文書IDの印刷ジョブ情報が存在した場合(S7でYes)、その印刷ジョブ情報の印刷データおよび制御データを用いて印刷を行う(S8)。それに対して、同じ文書IDの印刷ジョブ情報が存在しなかった場合は(S7でNo)、その旨をホストコンピュータ側へ通知する(S9)。
こうして、この実施例によれば、一般の利用者になじみがある応用プログラムからの指示で印刷装置内に蓄積されている印刷データの再印刷指示を行うことができ、且つ再印刷に際して元文書も必要としない。
この実施例では、実施例1の印刷システムにおいて、プリンタドライバ4は再印刷指示情報に付与する制御データとして、プリンタ7が有している特定の機能の実行を指示する制御データを付与する。
動作フローは図5に示した実施例1と同様である。図5に示した動作フローのステップS3において、プリンタドライバ4は、印刷部数、ステープル指示、閉じ穴穿孔、逆順ソートなどプリンタ7の持つ機能を、通常の文書印刷時と同様に再印刷指示情報にも付与するのである。このような機能の実行指示が付与された再印刷指示情報の例を図7に示す。
プリンタ7では、このような再印刷指示情報を受信すると、制御部8は、その情報中の文書IDを保存されている印刷ジョブ情報の文書IDと比較し、同じ文書IDの印刷ジョブ情報が存在した場合、その印刷ジョブ情報の印刷データを用いて印刷を行うが、その際、再印刷指示情報に付与されている機能指定に従って、例えば指定部数印刷したり、印刷後にステープル処理を実行したりする。つまり、記憶装置24に記憶されている印刷ジョブ情報の印刷データを用い、機能指定を含む制御データについては受信した制御データに変更して印刷するのである。
こうして、この実施例によれば、再印刷の都度、印刷ジョブ情報保存時に付加した機能とは異なった機能で再印刷を行うことができる。
動作フローは図5に示した実施例1と同様である。図5に示した動作フローのステップS3において、プリンタドライバ4は、印刷部数、ステープル指示、閉じ穴穿孔、逆順ソートなどプリンタ7の持つ機能を、通常の文書印刷時と同様に再印刷指示情報にも付与するのである。このような機能の実行指示が付与された再印刷指示情報の例を図7に示す。
プリンタ7では、このような再印刷指示情報を受信すると、制御部8は、その情報中の文書IDを保存されている印刷ジョブ情報の文書IDと比較し、同じ文書IDの印刷ジョブ情報が存在した場合、その印刷ジョブ情報の印刷データを用いて印刷を行うが、その際、再印刷指示情報に付与されている機能指定に従って、例えば指定部数印刷したり、印刷後にステープル処理を実行したりする。つまり、記憶装置24に記憶されている印刷ジョブ情報の印刷データを用い、機能指定を含む制御データについては受信した制御データに変更して印刷するのである。
こうして、この実施例によれば、再印刷の都度、印刷ジョブ情報保存時に付加した機能とは異なった機能で再印刷を行うことができる。
この実施例では、ホストコンピュータ1内のオペレーティングシステム2が利用者に入力させた利用者情報などログイン情報をプリンタドライバ4が取得し、実施例1に示した動作フローのステップS3においてそのログイン情報を再印刷指示情報に付加する。ログイン情報が付加された再印刷指示情報の例を図8に示す。なお、この実施例では、請求項記載のログイン情報記憶手段がRAM23や記憶装置24により実現される。
プリンタ7では、保存されている文書IDごとに、それぞれの文書を印刷した利用者(ログイン情報として示されている)のユーザーリストをログイン情報記憶手段に記憶しておく。そして、例えば、図8に示したような再印刷指示情報を受信した場合、その再印刷指示情報中のログイン情報(図7に示した例では“naruhiko”)でユーザーリストを検索し、ユーザーリスト中にそのログイン情報が存在すれば再印刷を実行しない。存在しない場合は指定された再印刷を行い、ユーザーリストに受信した利用者情報を追加する。
こうして、この実施例によれば、1利用者が1回だけしか再印刷できないので、無節操なコピーの増加を防ぐことができる。なお、請求項記載の計数手段を備え、ログイン情報として示された利用者ごとに再印刷数(または再印刷回数)を計数し、所定量以上の印刷を許可しないようにしてもよい。
以上、印刷装置がプリンタの場合で説明したが、それはホストコンピュータとの接続機能を持ったデジタル複写機などであってもよい。また、ホストコンピュータと印刷装置との接続は例えばLANとして示したが、IEEE1284やUSBといったローカルインタフェースの規格に準じた接続でもよい。
また、以上説明したような印刷方法に従ってプログラミングしたプリンタドライバのプログラムを着脱可能な記憶媒体に記憶し、その記憶媒体をこれまで本発明によった印刷を行えなかったパーソナルコンピュータなど情報処理装置に装着することにより、または、そのようなプログラムをネットワーク経由でそのような情報処理装置へ転送することにより、そのような情報処理装置を本発明によった印刷を実行するホストコンピュータ、印刷制御装置とすることができる。また、印刷装置のプログラムをRAMに記憶させ、且つオペレーティングシステム上で動作するようにして、同様な方法で、その印刷装置を本発明によった印刷を実行する印刷装置とすることができる。
プリンタ7では、保存されている文書IDごとに、それぞれの文書を印刷した利用者(ログイン情報として示されている)のユーザーリストをログイン情報記憶手段に記憶しておく。そして、例えば、図8に示したような再印刷指示情報を受信した場合、その再印刷指示情報中のログイン情報(図7に示した例では“naruhiko”)でユーザーリストを検索し、ユーザーリスト中にそのログイン情報が存在すれば再印刷を実行しない。存在しない場合は指定された再印刷を行い、ユーザーリストに受信した利用者情報を追加する。
こうして、この実施例によれば、1利用者が1回だけしか再印刷できないので、無節操なコピーの増加を防ぐことができる。なお、請求項記載の計数手段を備え、ログイン情報として示された利用者ごとに再印刷数(または再印刷回数)を計数し、所定量以上の印刷を許可しないようにしてもよい。
以上、印刷装置がプリンタの場合で説明したが、それはホストコンピュータとの接続機能を持ったデジタル複写機などであってもよい。また、ホストコンピュータと印刷装置との接続は例えばLANとして示したが、IEEE1284やUSBといったローカルインタフェースの規格に準じた接続でもよい。
また、以上説明したような印刷方法に従ってプログラミングしたプリンタドライバのプログラムを着脱可能な記憶媒体に記憶し、その記憶媒体をこれまで本発明によった印刷を行えなかったパーソナルコンピュータなど情報処理装置に装着することにより、または、そのようなプログラムをネットワーク経由でそのような情報処理装置へ転送することにより、そのような情報処理装置を本発明によった印刷を実行するホストコンピュータ、印刷制御装置とすることができる。また、印刷装置のプログラムをRAMに記憶させ、且つオペレーティングシステム上で動作するようにして、同様な方法で、その印刷装置を本発明によった印刷を実行する印刷装置とすることができる。
1 ホストコンピュータ、2 オペレーティングシステム、3 応用プログラム、4 プリンタドライバ、5 ラスタライズ部、6 ID付与部、7 プリンタ、8 制御部、11 CPU、12 ROM、13 RAM、15 ユーザインタフェース、16 キーボード、17 マウス、18 表示装置、19 外部インタフェース部、21 CPU、22 ROM、23 RAM、24 記憶装置、25 画像形成部、26 外部インタフェース部
Claims (12)
- 印刷装置と接続されたホストコンピュータ上に設けられ、個々の印刷要求に対応した文書を識別するための文書識別子を付与する識別子付与手段を備え、ホストコンピュータ内のアプリケーション処理部からの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、その印刷ジョブ情報に前記識別子付与手段により文書識別子を付与し、前記文書識別子を付与した印刷ジョブ情報を前記印刷装置へ送るプリンタドライバを備えた印刷システムであって、
さらに、前記印刷装置内に記憶されている印刷ジョブ情報を用いた再印刷を指示する再印刷指示情報を生成する再印刷指示情報生成手段を前記プリンタドライバ内に備え、前記アプリケーション処理部から既に前記識別子付与手段により付与されている文書識別子を持つ特定のデータ形式の再印刷要求があったとき、前記プリンタドライバが、その文書識別子と再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を前記再印刷指示生成手段により生成し、その再印刷指示情報を前記印刷装置へ送信する構成にしたことを特徴とする印刷システム。 - 請求項1記載の印刷システムにおいて、さらに、受信した前記制御データおよび印刷データを印刷ジョブ情報として文書識別子とともに記憶しておくジョブ情報記憶手段を前記印刷装置内に備え、前記再印刷指示情報を前記印刷装置が受信したとき、その文書識別子をもとに前記ジョブ情報記憶手段に記憶されている複数の印刷ジョブ情報から該当する印刷ジョブ情報を検索し、その印刷ジョブ情報を用いて印刷を行うように前記印刷装置を構成したことを特徴とする印刷システム。
- 請求項1記載の印刷システムにおいて、前記再印刷指示情報に付与する制御データとして、前記印刷装置が有している特定の機能の実行を指示する制御データを付与するように前記プリンタドライバを構成したことを特徴とする印刷システム。
- 請求項3記載の印刷システムにおいて、前記特定の機能として、指定部数の印刷、ステープル処理、閉じ穴穿孔、または逆順ソートを含むことを特徴とする印刷システム。
- 請求項3または請求項4記載の印刷システムにおいて、前記特定の機能の実行を指示する制御データが付与された再印刷指示情報を受信したとき、前記ジョブ情報記憶手段に記憶されている印刷ジョブ情報の印刷データを用い、制御データについては受信した制御データに変更して印刷するように印刷装置を構成したことを特徴とする印刷システム。
- 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の印刷システムにおいて、前記ホストコンピュータのログイン情報を再印刷指示情報に付与するように前記プリンタドライバを構成したことを特徴とする印刷システム。
- 請求項6記載の印刷システムにおいて、さらに、受信した再印刷指示情報に付与された前記ログイン情報を文書識別子ごとに記憶しておくログイン情報記憶手段を備え、受信した再印刷指示情報のログイン情報と同じログイン情報が前記ログイン情報記憶手段に記憶されていた場合、後から受信した再印刷指示情報の再印刷を拒否するように印刷装置を構成したことを特徴とする印刷システム。
- 請求項6記載の印刷システムにおいて、さらに、前記印刷装置内に文書識別子ごとにログイン情報ごとの印刷枚数を計数する計数手段を備え、受信した再印刷指示情報のログイン情報に対応した前記印刷枚数が所定数を超えた場合、そのとき受信した再印刷指示情報の再印刷を拒否するように前記印刷装置を構成したことを特徴とする印刷システム。
- 印刷装置と接続されたホスト装置であり、個々の印刷要求に対応した文書を識別するための文書識別子を付与する識別子付与手段を備え、ホストコンピュータ内のアプリケーション処理部からの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、その印刷ジョブ情報に前記識別子付与手段により文書識別子を付与し、文書識別子を付与した印刷ジョブ情報を前記印刷装置へ送るプリンタドライバを備えた印刷制御装置であって、
前記印刷装置内に記憶されている印刷ジョブ情報を用いた再印刷を指示する再印刷指示情報を生成する再印刷指示情報生成手段を前記プリンタドライバ内に備え、前記アプリケーション処理部から前記識別子付与手段により既に付与されている文書識別子を持つ特定のデータ形式の再印刷要求があったとき、前記プリンタドライバが、その文書識別子と再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を前記再印刷指示生成手段により生成し、その再印刷指示情報を前記印刷装置へ送信する構成にしたことを特徴とする印刷制御装置。 - 印刷装置と接続されたホストコンピュータ上にあり、ホストコンピュータ内の応用プログラムからの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、その印刷ジョブ情報に、個々の印刷要求に対応した文書を識別するための文書識別子を付与し、文書識別子を付与した印刷ジョブ情報を前記印刷装置へ送るプリンタドライバであって、
前記応用プログラムから既に付与されている文書識別子を持つ特定のデータ形式の再印刷要求があったとき、前記プリンタドライバが、その文書識別子と再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を生成し、その再印刷指示情報を前記印刷装置へ送信することを特徴とするプリンタドライバ。 - ホストコンピュータと接続され、そのホストコンピュータからの制御データおよび印刷データを印刷ジョブ情報として受け取って印刷を行う印刷装置のコンピュータプログラムであって、
受信した前記印刷ジョブ情報を文書識別子とともに記憶しておき、前記ホストコンピュータ内の応用プログラムからの再印刷指示でそのホストコンピュータから送られてきた再印刷指示情報を受信したとき、その文書識別子をもとに記憶されている複数の印刷ジョブ情報から該当する印刷ジョブ情報を検索し、その印刷ジョブ情報を用いて印刷を行うようにプログラミングされていることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 印刷装置と接続されたホストコンピュータ上にあるプリンタドライバがホストコンピュータ内の応用プログラムからの印刷要求により制御データおよび印刷データを含む印刷ジョブ情報を生成し、その印刷ジョブ情報に文書識別子を付与して前記印刷装置へ送り、その印刷装置では受信した印刷ジョブ情報の印刷を行うとともにその文書識別子付きの印刷ジョブ情報を記憶しておく印刷方法であって、
前記応用プログラムから既に付与されている文書識別子を持つ特定のデータ形式の再印刷要求があったとき、前記プリンタドライバが、その文書識別子と再印刷要求であることを示す再印刷データとを有する再印刷指示情報を生成し、その再印刷指示情報を前記印刷装置へ送信し、前記印刷装置では、受信した前記再印刷指示情報の文書識別子をもとに記憶されている複数の印刷ジョブ情報から該当する印刷ジョブ情報を検索し、その印刷ジョブ情報を用いて印刷を行うことを特徴とする印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005042433A JP2006228011A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | 印刷システム、印刷制御装置、プリンタドライバ、コンピュータプログラム、および印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2006228011A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2244179A2 (en) | 2009-04-21 | 2010-10-27 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming system, information processing apparatus, document processing method and printer driver |
US8244065B2 (en) | 2006-12-22 | 2012-08-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus including print job retrieval function, information processing method, program, and recording medium |
-
2005
- 2005-02-18 JP JP2005042433A patent/JP2006228011A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8244065B2 (en) | 2006-12-22 | 2012-08-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus including print job retrieval function, information processing method, program, and recording medium |
EP2244179A2 (en) | 2009-04-21 | 2010-10-27 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming system, information processing apparatus, document processing method and printer driver |
US8576429B2 (en) | 2009-04-21 | 2013-11-05 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming system, information processing apparatus, document processing method and printer driver for viewing in an image forming apparatus |
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