JP4984328B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、オーバーレイ画像を重ねて出力画像を描画する画像処理装置に関する。
この種の画像処理装置は、予め描画されたオーバーレイ画像を記憶しておき、印刷データを受信すると、記憶されているオーバーレイ画像を用いて出力画像を生成する。したがって、オーバーレイ画像の描画処理が省略されるので、出力画像は、より高速に生成される。
特許文献1では、オーバーレイデータをページ用ビットマップに直接描画する第1描画処理と、オーバーレイ用ビットマップに展開した上でページ用ビットマップにコピーする第2描画処理とを条件によって切り替えて印刷データを描画する手法が開示されている。
特開2002−67423号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手法では、記憶されているオーバーレイ画像を用いて生成される出力画像と、このオーバーレイ画像を用いずに生成される出力画像とが異なってしまうことがある。
本発明は、記憶されているオーバーレイ画像を用いて出力画像を生成する場合においても、意図と異なる印刷結果が出力されることを防止し、正常な印刷結果を得ることができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像処理装置は、オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像である場合、当該オーバーレイ画像を重ねて出力画像を描画し、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像ではない場合、当該オーバーレイ画像を用いた描画処理とは異なる処理を行う描画手段とを有する。本発明によれば、記憶されているオーバーレイ画像を用いて出力画像を生成する場合においても、意図と異なる印刷結果が出力されることを防止し、正常な印刷結果を得ることができる。
好適には、前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像がページに最初に描画される場合、当該ページについて、当該オーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像であると判定する。本発明によれば、記憶されているオーバーレイ画像が使用される機会が増加するので、性能を向上することができる。
好適には、前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像が割付印刷において論理ページに最初に描画される場合、当該論理ページについて、当該オーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像であると判定する。本発明によれば、記憶されているオーバーレイ画像が使用される機会が増加するので、性能を向上することができる。
好適には、前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像が重ねて描画される領域に画像が描画されていない場合、当該オーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像であると判定する。本発明によれば、記憶されているオーバーレイ画像が使用される機会が増加するので、性能を向上することができる。
好適には、前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像ではない場合、出力画像の描画を停止する。本発明によれば、不正な出力画像が生成されることを防ぐことができる。
好適には、前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像ではない場合、送信される当該オーバーレイ画像に対応する印刷データに基づいて出力画像を描画する。本発明によれば、オーバーレイ画像は再度描画されるので、正常な印刷結果を得ることができる。
好適には、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像に対応する印刷データを記憶する印刷データ記憶手段をさらに有し、前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像ではない場合、前記印刷データ記憶手段に記憶されている当該オーバーレイ画像に対応する印刷データに基づいて出力画像を描画する。本発明によれば、オーバーレイ画像は再度描画されるので、正常な印刷結果を得ることができる。
好適には、前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像ではない場合、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像のうち少なくともいずれかの色成分が描画される画像部分を重ねて出力画像を描画する。本発明によれば、記憶されているオーバーレイ画像の少なくとも一部を用いて出力画像が描画されるので、性能を向上することができる。
本発明に係る画像処理方法は、オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段を有する画像処理装置において、前記記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像であるか否かを判定し、前記判定により、前記記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像であると判定された場合、当該オーバーレイ画像を重ねて出力画像を描画し、前記記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像ではないと判定された場合、当該オーバーレイ画像を用いた描画処理とは異なる処理を行う。
本発明に係るプログラムは、コンピュータと、オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段とを有する画像処理装置において、前記記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像であるか否かを判定する判定ステップと、前記判定により、前記記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像であると判定された場合、当該オーバーレイ画像を重ねて出力画像を描画し、前記記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像ではないと判定された場合、当該オーバーレイ画像を用いた描画処理とは異なる処理を行う描画ステップとを前記画像処理装置のコンピュータに実行させる。
本発明に係る画像処理装置によれば、記憶されているオーバーレイ画像を用いて出力画像を生成する場合においても、意図と異なる印刷結果が出力されることを防止し、正常な印刷結果を得ることができる。
まず、本発明の背景を説明する。
画像処理装置は、まず、オーバーレイ画像を描画し、次に、可変のページデータを描画して、出力画像を生成することが多い。画像処理装置は、ページ内で複数のオーバーレイ画像を用いることもあるし、ページデータを描画した後にこのページデータに対応するオーバーレイ画像を用いることもある。したがって、可変のページデータとオーバーレイ画像とが、又はオーバーレイ画像同士が重なることがある。
図1は、記憶されているオーバーレイ画像と、可変のページデータに基づくページ画像とを用いて生成された出力結果を例示する図である。
図1(A)は、1ページ分の出力画像を生成するために用いられるオーバーレイ画像1〜4及びページ画像を例示する図である。図1(A)に示すように、オーバーレイ画像1は、ハッチングされた下地画像であり、オーバーレイ画像2は、表の罫線画像であり、オーバーレイ画像3,4は、広告画像である。ここで、オーバーレイ画像2の枠内は、白指定がされていない画像領域であり、オーバーレイ画像3は、白指定がされている画像であり、オーバーレイ画像4は、所定の色で描画された画像である。ページ画像は、可変のページデータに基づいて描画される画像である。
出力画像には、オーバーレイ画像1が最初に重ねて合成され、ページ画像が次に重ねて描画される。ページ画像が描画された後、さらに、オーバーレイ画像2〜4が、順不同で重ねて合成される。
図1(B)〜図1(D)は、生成された出力結果1〜3を示す。図1(B)に示される出力結果1は、正しい出力結果である。図1(B)に示すように、オーバーレイ画像2の枠内には数値等の文字情報が描画され、オーバーレイ画像3,4は、正しい色で描画されている。
図1(C)に示される出力結果2は、オーバーレイ画像1〜4が上書き貼り付け方式で重ねて合成された出力結果を示す。図1(C)に示すように、出力結果2では、オーバーレイ画像2が上書きで重ねられたことにより、ページ画像に含まれる文字情報が消えている。このように、オーバーレイ画像が上書きで重ねられる場合、上書きされた領域に存在した情報は消えてしまう。
図1(D)に示される出力結果3は、オーバーレイ画像1〜4が透過貼り付け方式で重ねて合成された出力結果を示す。図1(D)に示すように、出力結果3では、オーバーレイ画像3,4が透かして重ねられたことにより、オーバーレイ画像3の画像領域では、背景色が白抜き部分にかぶっており、オーバーレイ画像4の画像領域では、背景色により広告画像の色が変わっている。このように、オーバーレイ画像が透かして重ねられる場合、重ねられた領域に存在した情報が消えることはない一方、背景色とオーバーレイ画像の色とが混合してしまう。
以下、本発明の実施形態に係る画像処理装置を説明する。
まず、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置を説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る画像処理装置12を含む画像形成装置10のハードウェア構成を示す図である。
図2に示すように、画像形成装置10は、画像処理装置12と、この画像処理装置12により生成された画像を印刷する印刷部28とを有する。画像処理装置12は、CPU14、メモリ16、ハードディスク駆動装置等の記憶装置18、ユーザインタフェース(UI)装置20、通信インタフェース(IF)22及び印刷IF24を有する。これらの構成要素は、バス26を介して接続されている。
UI装置20は、例えば、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)等の表示装置と、キーボード、マウス等の入力装置とを含む。UI装置20は、タッチパネルにより構成されてもよい。通信IF22は、図示しないネットワークを介して外部のコンピュータとデータの通信を行う。印刷IF24は、印刷部28に対して、画像データを出力する。
印刷部28は、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色成分に対応する印刷手段を有する。印刷手段は、電子写真方式により実現されてもよいし、インクジェット方式により実現されてもよい。
図3は、本発明の実施形態に係る画像処理装置12による画像処理方法を実現し、CPU14上で動作する画像処理プログラム30の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、画像処理プログラム30は、受信部32、データ配信部34、描画データ生成部36C,36M,36Y,36K、及びデータ保存部38C,38M,38Y,38Kを有する。なお、画像処理プログラム30の全部又は一部の機能は、画像処理装置12に設けられたハードウェアにより実現されてもよい。
画像処理プログラム30において、受信部32は、図示しない外部のホストコンピュータから送信される印刷データを、通信IF22を介して受信する。印刷データは、文字、図形、イメージ等が所定のページ記述言語(PDL; Page Description Language)等により記載されている。受信部32は、受信された印刷データを、データ配信部34に対して出力する。なお、受信部32は、CD、DVD等の記録媒体を介して読み込まれた印刷データを受け付けてもよい。
印刷データには、リソースデータ及びページデータの少なくともいずれかが含まれている。リソースデータは、オーバーレイ画像など再利用可能な画像を描画するためのデータである。ページデータは、例えば、数値、文字、記号等、各ページ画像を描画するための可変データである。
データ配信部34は、印刷データを、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kに対して配信する。
描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kは、印刷データに基いて、各色成分の2値画像を描画し、2値画像データを生成する。例えば、描画データ生成部36Cは、シアンに関する2値画像データを生成する。描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kは、生成した2値画像データを、1ページ毎、印刷部28C,28M,28Y,28Kに対して出力する。また、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kは、リソースデータに基いて生成された2値画像(オーバーレイ画像)を、データ保存部38C,38M,38Y,38Kに保存する。
なお、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kについては、後で詳述する。また、以降、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kなど、複数ある構成要素のいずれかを特定せずに示す場合には、単に描画データ生成部36と略記することがある。
データ保存部38C,38M,38Y,38Kは、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kにより生成された各色成分の2値画像データを記憶する。より具体的には、データ保存部38は、オーバーレイ画像を記憶する。データ保存部38は、メモリ16及び記憶装置18の少なくともいずれかにより実現される。
図4は、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kの詳細な構成を示すブロック図である。
図4に示すように、描画データ生成部36は、データ受付部360、描画制御部362、判定部364、オーバーレイ管理テーブル366及び一時記憶部368を有する。
描画データ生成部36において、データ受付部360は、データ配信部34により配信された印刷データを受け付けて、描画制御部362に対して出力する。
オーバーレイ管理テーブル366は、オーバーレイ画像を識別する識別子(オーバーレイID)と、このオーバーレイ画像のデータ保存部38における保存先アドレスとを含むテーブルである。オーバーレイ管理テーブル366は、メモリ16及び記憶装置18の少なくともいずれかに記憶される。
一時記憶部368は、後述する描画制御部362により描画される過程における2値画像を記憶する。例えば、一時記憶部368には、生成中のオーバーレイ画像、出力画像等が記憶される。なお、一時記憶部368に記憶される2値画像は、所定の契機で削除される。
判定部364は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像であるか否かを判定する。即ち、判定部364は、事前に描画されて保存されたオーバーレイ画像が、出力画像に影響を及ぼすことなく用いられることが可能か否かを判定する。
より具体的には、判定部364は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像がページに最初に描画される場合、当該ページについて、当該オーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像であると判定する。例えば、判定部364は、当該ページについて、オーバーレイ展開指示以外の描画指示・命令が処理されていない場合、オーバーレイ画像がページに最初に描画されると判定する。
描画制御部362は、描画データ生成部36に含まれる他の構成要素を制御し、データ受付部360により受け付けられた印刷データに基いて画像を描画する。より具体的には、描画制御部362は、印刷データにリソースデータが含まれている場合、リソースデータに基いてオーバーレイ画像を描画し、データ保存部38に保存する。また、描画制御部362は、このオーバーレイ画像にオーバーレイIDを付与し、オーバーレイID及びこの画像の保存先アドレスをオーバーレイ管理テーブル366に登録する。
描画制御部362は、印刷データにページデータが含まれている場合、ページデータに基いてページ画像を描画し、出力画像を生成し、1ページ毎、出力画像データを印刷部28に対して出力する。ここで、描画制御部362は、印刷データに含まれる指示・命令を、逐次、解析して、出力画像を生成する。
描画制御部362は、オーバーレイ展開指示が印刷データに含まれている場合、上記の判定処理を判定部364に実行させ、判定結果を受け付ける。描画制御部362は、記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像である旨の結果を受け付けた場合、オーバーレイ管理テーブル366を参照し、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像を読み出し、このオーバーレイ画像を重ねて出力画像を描画する。ここで、描画制御部362は、オーバーレイ画像を、上書き貼り付け方式で重ねてもよいし、透過貼り付け方式で重ねてもよい。
一方、記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像ではない旨の結果を受け付けた場合、描画制御部362は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像を用いた描画処理とは異なる処理を行う。より具体的には、描画制御部362は、オーバーレイ展開指示の対象のオーバーレイ画像に対応する印刷データ、即ちこのオーバーレイ画像を描画するためのリソースデータを改めて送信するように、送信元の外部のコンピュータに対して要求し、この要求に応じて送信されるリソースデータに基いてオーバーレイ画像を再び描画して出力画像を生成する。なお、送信元のコンピュータに関する情報(例えば、アドレス等)は、例えば、オーバーレイ管理テーブル366に登録され管理されてもよいし、別のテーブルで管理されてもよい。
図5は、オーバーレイ管理テーブル366に記憶される内容を示す図である。
図5に示すように、オーバーレイ管理テーブル366には、オーバーレイIDと、このオーバーレイIDに対応する2値画像(オーバーレイ画像)データの保存先アドレスとを含むデータが記憶されている。
次に、本発明の実施形態に係る画像処理装置12の動作を説明する。
図6は、本発明の実施形態に係る画像処理装置12がリソースデータを受信した場合に実行される画像処理(S10)のフローチャートを示す。
図6に示すように、ステップ100(S100)において、画像処理プログラム30の受信部32は、送信されたリソースデータを、通信IF22を介して受信する。
ステップ102(S102)において、データ配信部34は、リソースデータを、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kに対して配信する。
ステップ104(S104)において、描画データ生成部36のデータ受付部360は、リソースデータを受け付け、描画制御部362は、リソースデータに含まれる指示・命令を解釈し、描画対象の画像がオーバーレイ画像であるか否かを判定する。描画対象の画像がオーバーレイ画像である場合、描画制御部362は、S106の処理に進む。一方、描画対象の画像がオーバーレイ画像でない場合、描画制御部362は、所定の処理を行って画像処理を終了する。
ステップ106(S106)において、描画制御部362は、リソースデータに含まれる指示・命令がオーバーレイ終了データか否かを判定する。描画制御部362は、指示・命令がオーバーレイ終了データである場合にはS110の処理に進み、そうでない場合にはS108の処理に進む。
ステップ108(S108)において、描画制御部362は、リソースデータに基いてRIP(Raster Image Processor)処理を行ってオーバーレイ画像を描画し、S106の処理に戻る。具体的には、描画制御部362は、リソースデータを解釈して、画像のビットマップ展開を行う。
ステップ110(S110)において、描画制御部362は、描画されたオーバーレイ画像をデータ保存部38に保存する。
ステップ112(S112)において、描画制御部362は、描画されたオーバーレイ画像に関するデータを、オーバーレイ管理テーブル366に登録する。
図7は、本発明の実施形態に係る画像処理装置12がページデータを受信した場合に実行される画像処理(S20)のフローチャートを示す。
図7に示すように、ステップ200(S200)において、画像処理プログラム30の受信部32は、送信されたページデータを、通信IF22を介して受信する。
ステップ202(S202)において、データ配信部34は、ページデータを、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kに対して配信する。
ステップ204(S204)において、描画データ生成部36のデータ受付部360は、ページデータを受け付け、描画制御部362は、ページデータに含まれる指示・命令を解釈し、指示・命令がオーバーレイ展開指示であるか否かを判定する。指示命令がオーバーレイ展開指示である場合、描画制御部362は、後述するオーバーレイ展開処理(S30)を行って出力画像を描画し、S208の処理に進む。一方、指示・命令がオーバーレイ展開指示でない場合、描画制御部362は、S206の処理に進む。
ステップ206(S206)において、描画制御部362は、ページデータに基いてRIP処理を行って出力画像を描画する。
ステップ208(S208)において、描画制御部362は、ページデータを解釈し、1ページ分の出力画像の生成を終了したか否かを判定する。描画制御部362は、1ページ分の出力画像の生成を終了した場合にはS210の処理に進み、そうでない場合にはS204の処理に戻る。
ステップ210(S210)において、描画制御部362は、生成した1ページ分の出力画像データを、印刷部28に対して出力する。印刷部28C,28M,28Y,28Kは、出力画像データに基いて、各色成分に対応する出力画像を用紙等の記録媒体に印刷する。
ステップ212(S212)において、描画制御部362は、ページデータに含まれる全ページ分の出力画像の生成を終了したか否かを判定する。描画制御部362は、全ページ分の出力画像の生成を終了した場合には処理を終了し、そうでない場合にはS204の処理に戻って、次のページに関する処理を行う。
図8は、本実施形態におけるオーバーレイ展開処理(S30)のフローチャートを示す。
図8に示すように、S300(S300)において、描画データ生成部36の判定部364は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像が用いられることが可能か否かを判定する。描画制御部362は、記憶されているオーバーレイ画像が用いられることが可能である場合にはS302の処理に進み、そうでない場合にはS304の処理に進んでS302の処理とは異なる処理を行う。
ステップ302(S302)において、描画制御部362は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像を読み出し、出力画像において重ね合わせ処理の対象となる部分画像領域に、当該オーバーレイ画像を貼り付けて合成し、処理を終了する。
ステップ304(S304)において、描画制御部362は、オーバーレイ画像を描画するためのリソースデータの再送信の要求を、通信IF22を介して送信元に対して送信する。
ステップ306(S306)において、画像処理プログラム30の受信部32は、要求したリソースデータを、通信IF22を介して受信する。
ステップ308(S308)において、データ配信部34は、リソースデータを、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kに対して配信する。
ステップ310(S310)において、描画制御部36は、リソースデータに基いてRIP処理を行ってオーバーレイ画像を出力画像に描画する。
ステップ312(S312)において、描画制御部36は、オーバーレイ画像の描画を終了したか否かを判定し、描画を終了した場合には処理を終了し、そうでない場合にはS310の処理に戻る。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置12を説明する。
本実施形態に係る画像処理装置12は、割付印刷時における制御処理が加えられた点で、第1の実施形態に係る画像処理装置12とは異なる。なお、割付印刷は、複数の論理ページが1枚の記録媒体(物理ページ)にまとめて印刷される印刷態様である。ここで、各論理ページは、互いに重ならないようにレイアウトされる。論理ページは、各論理ページ領域外にはみ出る場合、クリッピングされ、他の論理ページ領域に描画されない様に印刷される。
本実施形態では、画像処理プログラム30の描画データ生成部36において、判定部364は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像が割付印刷において論理ページに最初に描画される場合、当該論理ページについて、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像であると判定する。
例えば、判定部364は、当該論理ページについて、オーバーレイ展開指示以外の描画指示・命令が処理されていない場合、オーバーレイ画像が論理ページに最初に描画されると判定する。なお、割付印刷の指示は、送信されるページデータに含まれていてもよいし、画像形成装置10の例えばUI装置20を介して設定されてもよい。
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像処理装置12を説明する。
本実施形態に係る画像処理装置12は、出力画像においてオーバーレイ画像の重ね合わせ処理の対象となる部分画像領域に画像が既に描画されているか否かを判定することにより、記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像であるか否かを判定する点で、第1の実施形態に係る画像処理装置12とは異なる。
本実施形態では、画像処理プログラム30の描画データ生成部36において、判定部364は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像が重ねて描画される領域に画像が描画されていない場合、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像であると判定する。
より具体的には、まず、判定部364は、オーバーレイ展開指示等に基いて、出力画像においてオーバーレイ画像の重ね合わせ処理の対象となる部分画像領域を算出する。次に、判定部364は、例えば一時記憶部368に記憶されている生成中の出力画像データを参照し、当該部分画像領域の各画素について、ビットが立っているか否かを確認する。ビットが立っている場合、当該画素には、少なくともいずれかの色成分で画像が描画されている。判定部364は、当該部分画像領域の全ての画素において、いずれの色成分においてもビットが立っていない場合、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像であると判定する。
次に、本発明の第4の実施形態に係る画像処理装置12を説明する。
本実施形態に係る画像処理装置12は、事前に描画されて保存されたオーバーレイ画像が、出力画像に影響を及ぼすことなく用いられることが可能ではない場合、出力画像の描画を停止する点で、第1の実施形態に係る画像処理装置12とは異なる。
本実施形態では、画像処理プログラム30の描画データ生成部36において、判定部364が、記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像ではないと判定した場合、描画制御部362は、出力画像の描画を停止する。したがって、それ以降、印刷処理が終了される。
なお、描画制御部362は、印刷部28に対して印刷の停止信号を出力してもよい。この場合、印刷部28が、印刷処理を停止する。また、描画制御部362は、処理が停止された旨をUI装置20に表示してもよい。また、画像処理装置12は、ページデータの送信元に対して、処理が停止された旨のメッセージを送信してもよい。
次に、本発明の第5の実施形態に係る画像処理装置12を説明する。
本実施形態に係る画像処理装置12は、受信したリソースデータを保存しておき、事前に描画されて保存されたオーバーレイ画像が、出力画像に影響を及ぼすことなく用いられることが可能ではない場合、保存されているリソースデータに基いて出力画像を描画する点で、第1の実施形態に係る画像処理装置12とは異なる。
本実施形態では、画像処理プログラム30の描画データ生成部36において、描画制御部362は、印刷データにリソースデータが含まれている場合、オーバーレイ画像と、このオーバーレイ画像に対応するリソースデータとを、データ保存部38に保存する。また、描画制御部362は、このオーバーレイ画像にオーバーレイIDを付与し、オーバーレイID、オーバーレイ画像の保存先アドレス及びリソースデータの保存先アドレスをオーバーレイ管理テーブル366に登録する。
さらに、判定部364が、記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像ではないと判定した場合、描画制御部362は、データ保存部38に記憶されている当該オーバーレイ画像に対応するリソースデータに基づいて出力画像を描画する。
図9は、オーバーレイ管理テーブル366に記憶される内容を示す図である。
図9に示すように、オーバーレイ管理テーブル366には、オーバーレイIDと、このオーバーレイIDに対応する2値画像データの保存先アドレスと、この2値画像データに対応するリソースデータの保存先アドレスとを含むデータが記憶されている。
図10は、本実施形態に係る画像処理装置12がリソースデータを受信した場合に実行される画像処理(S40)のフローチャートを示す。なお、図10に示された各処理のうち、図6に示された処理と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図10に示すように、S100〜S102の処理で、リソースデータが受信部32により受信され、各描画データ生成部36に対して配信される。さらに、S104の処理で、描画対象の画像がオーバーレイ画像であるか否かが判定される。
描画対象の画像がオーバーレイ画像である場合、ステップ400(S400)において、描画データ生成部36の描画制御部362は、リソースデータを、データ保存部38に保存する。さらに、S106〜S110の処理で、オーバーレイ画像が描画され、データ保存部38に保存される。
さらに、ステップ402(S402)において、描画制御部362は、描画されたオーバーレイ画像に関するデータ及びこのオーバーレイ画像に対応するリソースデータに関するデータを、オーバーレイ管理テーブル366に登録する。
図11は、本実施形態におけるオーバーレイ展開処理(S50)のフローチャートを示す。なお、図11に示された各処理のうち、図8に示された処理と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図11に示すように、S300の処理で、オーバーレイ画像が用いられることが可能か否かを判定され、可能である場合にはS302の処理に進み、そうでない場合にはS500の処理に進む。
ステップ500(S500)において、描画データ生成部36の描画制御部362は、データ保存部38に記憶されているリソースデータの読み出しを開始する。
ステップ502(S502)において、描画制御部362は、記憶されているリソースデータの読み出す。さらに、S310の処理で、描画制御部36は、このリソースデータに基いてRIP処理を行ってオーバーレイ画像を出力画像に描画し、S312の処理で、オーバーレイ画像の描画を終了したか否かを判定する。
次に、本発明の第6の実施形態に係る画像処理装置12を説明する。
本実施形態に係る画像処理装置12は、オーバーレイ画像が描画される座標をマスクデータを用いて管理し、事前に描画されて保存されたオーバーレイ画像が、出力画像に影響を及ぼすことなく用いられることが可能ではない場合、保存されているオーバーレイ画像のうち少なくともいずれかの色成分が描画される画像部分を重ねて出力画像を描画する点で、第1の実施形態に係る画像処理装置12とは異なる。
本実施形態では、画像処理プログラム30の描画データ生成部36において、描画制御部362は、印刷データにリソースデータが含まれている場合、オーバーレイ画像と、このオーバーレイ画像に対応するマスクデータとを、データ保存部38に保存する。マスクデータは、オーバーレイ画像に含まれる各画素に対応するビットの集まりである。例えば、オーバーレイ画像の所定の画素について、少なくともいずれかの色成分が描画される場合、この画素に対応するマスクデータは「1」であり、そうでない場合、「0」である。
描画制御部362は、オーバーレイ画像を描画する場合、マスクデータの全てのビットを0で初期化し、描画した画素に対応するマスクデータを1とする。また、描画制御部362は、オーバーレイID、オーバーレイ画像の保存先アドレス及びマスクデータの保存先アドレスをオーバーレイ管理テーブル366に登録する。
さらに、判定部364が、記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像ではないと判定した場合、描画制御部362は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像のうち少なくともいずれかの色成分が描画される画像部分(マスクデータが1である画素)を重ねて出力画像を描画する。
図12は、オーバーレイ管理テーブル366に記憶される内容を示す図である。
図12に示すように、オーバーレイ管理テーブル366には、オーバーレイIDと、このオーバーレイIDに対応する2値画像データの保存先アドレスと、この2値画像データに対応するマスクデータの保存先アドレスとを含むデータが記憶されている。
図13は、本実施形態に係る画像処理装置12がリソースデータを受信した場合に実行される画像処理(S60)のフローチャートを示す。なお、図13に示された各処理のうち、図6に示された処理と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図13に示すように、S100〜S102の処理で、リソースデータが受信部32により受信され、各描画データ生成部36に対して配信される。さらに、S104の処理で、描画対象の画像がオーバーレイ画像であるか否かが判定される。
描画対象の画像がオーバーレイ画像である場合、ステップ600(S600)において、描画データ生成部36の描画制御部362は、マスクデータ用の領域をデータ保存部38に確保し、マスクデータの各ビットを0で初期化する。
また、S108の処理で、オーバーレイ画像が描画されると、ステップ602(S602)において、描画制御部362は、描画した画素に対応するマスクデータを1とする。
さらに、S110の処理で、オーバーレイ画像が保存されると、ステップ604(S604)において、描画制御部362は、描画されたオーバーレイ画像に関するデータ及びマスクデータの保存先に関するデータを、オーバーレイ管理テーブル366に登録する。
図14は、本実施形態におけるオーバーレイ展開処理(S70)のフローチャートを示す。なお、図14に示された各処理のうち、図8に示された処理と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図14に示すように、S300の処理で、オーバーレイ画像が用いられることが可能か否かを判定され、可能である場合にはS302の処理に進み、そうでない場合にはS700の処理に進む。
ステップ700(S700)において、描画データ生成部36の描画制御部362は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像及びそのマスクデータを読み込む。
ステップ702(S702)において、描画制御部362は、出力画像において重ね合わせ処理の対象となる部分画像領域のうちマスクデータのビットが1である画素に、読み込んだオーバーレイ画像の画素を貼り付けて合成する。
記憶されているオーバーレイ画像と、可変のページデータに基づくページ画像とを用いて生成された出力結果を例示する図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置12を含む画像形成装置10のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置12による画像処理方法を実現し、CPU14上で動作する画像処理プログラム30の機能構成を示すブロック図である。 描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kの詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のオーバーレイ管理テーブル366に記憶される内容を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置12がリソースデータを受信した場合に実行される画像処理(S10)のフローチャートを示す。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置12がページデータを受信した場合に実行される画像処理(S20)のフローチャートを示す。 本発明の第1の実施形態におけるオーバーレイ展開処理(S30)のフローチャートを示す。 本発明の第5の実施形態のオーバーレイ管理テーブル366に記憶される内容を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る画像処理装置12がリソースデータを受信した場合に実行される画像処理(S40)のフローチャートを示す。 本発明の第5の実施形態におけるオーバーレイ展開処理(S50)のフローチャートを示す。 本発明の第6の実施形態のオーバーレイ管理テーブル366に記憶される内容を示す図である。 本発明の第6の実施形態に係る画像処理装置12がリソースデータを受信した場合に実行される画像処理(S60)のフローチャートを示す。 本発明の第6の実施形態におけるオーバーレイ展開処理(S70)のフローチャートを示す。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像処理装置
14 CPU
16 メモリ
18 記憶装置
20 UI装置
22 通信IF
24 印刷IF
28 印刷部
30 画像処理プログラム
32 受信部
34 データ配信部
36 描画データ生成部
38 データ保存部
360 データ受付部
362 描画制御部
364 判定部
366 オーバーレイ管理テーブル
368 一時記憶部

Claims (9)

  1. オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段と、
    前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像に対応する印刷データを記憶する印刷データ記憶手段と、
    前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を他のオーバーレイ画像又はページ画像と重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼすことなく用いられる場合、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて出力画像を描画し、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を他のオーバーレイ画像又はページ画像と重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼす場合、前記印刷データ記憶手段に記憶されている当該オーバーレイ画像に対応する印刷データに基づいて出力画像を描画する描画手段と
    を有する画像処理装置。
  2. オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段と、
    外部のコンピュータからオーバーレイ画像に対応する印刷データを受信する受信手段と、
    前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を他のオーバーレイ画像又はページ画像と重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼすことなく用いられる場合、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて出力画像を描画し、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を他のオーバーレイ画像又はページ画像と重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼす場合、前記外部のコンピュータから受信された当該オーバーレイ画像に対応する印刷データに基づいて出力画像を描画する描画手段と
    を有する画像処理装置。
  3. 前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像がページに最初に描画される場合、当該ページについて、当該オーバーレイ画像を重ねて描画される画像は出力画像に影響を及ぼすことなく用いられると判定する
    請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像が割付印刷において論理ページに最初に描画される場合、当該論理ページについて、当該オーバーレイ画像を重ねて描画される画像は出力画像に影響を及ぼすことなく用いられると判定する
    請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像が重ねて描画される領域に画像が描画されていない場合、当該オーバーレイ画像を重ねて描画される画像は出力画像に影響を及ぼすことなく用いられると判定する
    請求項1乃至のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼす場合、出力画像の描画を停止する
    請求項1乃至のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記描画手段は、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼす場合、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像のうち少なくともいずれかの色成分が描画される画像部分を重ねて出力画像を描画する
    請求項1乃至のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. コンピュータと、オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像に対応する印刷データを記憶する印刷データ記憶手段とを有する画像処理装置において、
    前記記憶されているオーバーレイ画像を他のオーバーレイ画像又はページ画像と重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼすことなく用いられるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定により、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を他のオーバーレイ画像又はページ画像と重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼすことなく用いられると判定された場合、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて出力画像を描画し、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を他のオーバーレイ画像又はページ画像と重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼすと判定された場合、前記印刷データ記憶手段に記憶されている当該オーバーレイ画像に対応する印刷データに基づいて出力画像を描画する描画ステップと
    を前記画像処理装置のコンピュータに実行させるプログラム。
  9. コンピュータと、オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段と、外部のコンピュータからオーバーレイ画像に対応する印刷データを受信する受信手段とを有する画像処理装置において、
    前記記憶されているオーバーレイ画像を他のオーバーレイ画像又はページ画像と重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼすことなく用いられるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定により、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を他のオーバーレイ画像又はページ画像と重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼすことなく用いられると判定された場合、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて出力画像を描画し、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像を他のオーバーレイ画像又はページ画像と重ねて描画される画像が出力画像に影響を及ぼすと判定された場合、前記外部のコンピュータから受信された当該オーバーレイ画像に対応する印刷データに基づいて出力画像を描画する描画ステップと
    を前記画像処理装置のコンピュータに実行させるプログラム。
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