JP2009141549A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】性能を維持した上で、正常な印刷結果を得ることができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置12上では、画像処理プログラム30が動作している。画像処理プログラム30は、オーバーレイ画像を記憶するデータ保存部38C,38M,38Y,38Kと、前記データ保存部38C,38M,38Y,38Kに記憶されているオーバーレイ画像において少なくともいずれかの色成分が描画されている画像部分を解析する解析部40と、解析部40により解析された結果及び前記データ保存部38C,38M,38Y,38Kに記憶されているオーバーレイ画像に基づいて、出力画像を描画する描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kとを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、オーバーレイ画像を重ねて出力画像を描画する画像処理装置に関する。
この種の画像処理装置は、予め描画されたオーバーレイ画像を記憶しておき、印刷データを受信すると、記憶されているオーバーレイ画像を用いて出力画像を生成する。したがって、オーバーレイ画像の描画処理が省略されるので、出力画像は、より高速に生成される。
特許文献1では、オーバーレイデータをページ用ビットマップに直接描画する第1描画処理と、オーバーレイ用ビットマップに展開した上でページ用ビットマップにコピーする第2描画処理とを条件によって切り替えて印刷データを描画する手法が開示されている。
特開2002−67423号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手法では、記憶されているオーバーレイ画像を用いて生成される出力画像と、このオーバーレイ画像を用いずに生成される出力画像とが異なってしまうことがある。
本発明は、正常な印刷結果を得た上で、オーバーレイ画像が再描画される場合と比較して性能を向上することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像処理装置は、オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像において少なくともいずれかの色成分が描画されている画像部分を解析する解析手段と、前記解析手段により解析された結果及び前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像に基づいて描画手法を切り替えて、出力画像を描画する描画手段とを有する。本発明によれば、正常な印刷結果を得た上で、オーバーレイ画像が再描画される場合と比較して性能を向上することができる。
好適には、前記描画手段は、前記解析手段により、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像のいずれの画像部分にも少なくともいずれかの色成分が描画されていると解析された場合、当該オーバーレイ画像を上書きして出力画像を描画する。本発明によれば、オーバーレイ画像全体が出力画像に上書きされる。
好適には、前記描画手段は、前記解析手段により、オーバーレイ画像のいずれの画像部分にも色成分が描画されていないと解析された場合、当該オーバーレイ画像に基づく出力画像の描画処理をスキップする。本発明によれば、オーバーレイ画像に基づく描画処理が省略される。
好適には、前記描画手段は、前記解析手段により、少なくともいずれかの色成分が描画されていると解析された画像部分を上書きして出力画像を描画する。本発明によれば、少なくともいずれかの色成分が描画されている画像部分が出力画像に上書きされ、当該画像部分の再描画が省略される。
好適には、前記解析手段は、オーバーレイ画像が階層的に分割された画像部分を解析し、前記描画手段は、前記解析手段により、少なくともいずれかの色成分が描画されていると解析された前記画像部分を上書きして出力画像を描画する。本発明によれば、オーバーレイ画像が、例えば、バンド単位、ライン単位等、階層的に分割された画像部分毎に解析され、この画像部分毎に上書きされるので、上書きが行われる機会が増加する。
本発明に係る画像処理方法は、オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段を有する画像処理装置において、前記記憶されているオーバーレイ画像において少なくともいずれかの色成分が描画されている画像部分を解析し、前記解析結果及び前記記憶されているオーバーレイ画像に基づいて描画手法を切り替えて、出力画像を描画する。
本発明に係るプログラムは、コンピュータと、オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段とを有する画像処理装置において、前記記憶されているオーバーレイ画像において少なくともいずれかの色成分が描画されている画像部分を解析する解析ステップと、前記解析結果及び前記記憶されているオーバーレイ画像に基づいて描画手法を切り替えて、出力画像を描画する描画ステップとを前記画像処理装置のコンピュータに実行させる。
本発明に係る画像処理装置によれば、正常な印刷結果を得た上で、オーバーレイ画像が再描画される場合と比較して性能を向上することができる。
まず、本発明の背景を説明する。
画像処理装置は、まず、オーバーレイ画像を描画し、次に、可変のページデータを描画して、出力画像を生成することが多い。画像処理装置は、ページ内で複数のオーバーレイ画像を用いることもあるし、ページデータを描画した後にこのページデータに対応するオーバーレイ画像を用いることもある。したがって、可変のページデータとオーバーレイ画像とが、又はオーバーレイ画像同士が重なることがある。
図1は、記憶されているオーバーレイ画像と、可変のページデータに基づくページ画像とを用いて生成された出力結果を例示する図である。
図1(A)は、1ページ分の出力画像を生成するために用いられるオーバーレイ画像1〜4及びページ画像を例示する図である。図1(A)に示すように、オーバーレイ画像1は、ハッチングされた下地画像であり、オーバーレイ画像2は、表の罫線画像であり、オーバーレイ画像3,4は、広告画像である。ここで、オーバーレイ画像2の枠内は、白指定がされていない画像領域であり、オーバーレイ画像3は、白指定がされている画像であり、オーバーレイ画像4は、所定の色で描画された画像である。ページ画像は、可変のページデータに基づいて描画される画像である。
出力画像には、オーバーレイ画像1が最初に重ねて合成され、ページ画像が次に重ねて描画される。ページ画像が描画された後、さらに、オーバーレイ画像2〜4が、順不同で重ねて合成される。
図1(B)〜図1(D)は、生成された出力結果1〜3を示す。図1(B)に示される出力結果1は、正しい出力結果である。図1(B)に示すように、オーバーレイ画像2の枠内には数値等の文字情報が描画され、オーバーレイ画像3,4は、正しい色で描画されている。
図1(C)に示される出力結果2は、オーバーレイ画像1〜4が上書き貼り付け方式で重ねて合成された出力結果を示す。図1(C)に示すように、出力結果2では、オーバーレイ画像2が上書きで重ねられたことにより、ページ画像に含まれる文字情報が消えている。このように、オーバーレイ画像が上書きで重ねられる場合、上書きされた領域に存在した情報は消えてしまう。
図1(D)に示される出力結果3は、オーバーレイ画像1〜4が透過貼り付け方式で重ねて合成された出力結果を示す。図1(D)に示すように、出力結果3では、オーバーレイ画像3,4が透かして重ねられたことにより、オーバーレイ画像3の画像領域では、背景色が白抜き部分にかぶっており、オーバーレイ画像4の画像領域では、背景色により広告画像の色が変わっている。このように、オーバーレイ画像が透かして重ねられる場合、重ねられた領域に存在した情報が消えることはない一方、背景色とオーバーレイ画像の色とが混合してしまう。
以下、本発明の実施形態に係る画像処理装置を説明する。
まず、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置を説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る画像処理装置12を含む画像形成装置10のハードウェア構成を示す図である。
図2に示すように、画像形成装置10は、画像処理装置12と、この画像処理装置12により生成された画像を印刷する印刷部28とを有する。画像処理装置12は、CPU14、メモリ16、ハードディスク駆動装置等の記憶装置18、ユーザインタフェース(UI)装置20、通信インタフェース(IF)22及び印刷IF24を有する。これらの構成要素は、バス26を介して接続されている。
UI装置20は、例えば、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)等の表示装置と、キーボード、マウス等の入力装置とを含む。UI装置20は、タッチパネルにより構成されてもよい。通信IF22は、図示しないネットワークを介して外部のコンピュータとデータの通信を行う。印刷IF24は、印刷部28に対して、画像データを出力する。
印刷部28は、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色成分に対応する印刷手段を有する。印刷手段は、電子写真方式により実現されてもよいし、インクジェット方式により実現されてもよい。
図3は、本発明の実施形態に係る画像処理装置12による画像処理方法を実現し、CPU14上で動作する画像処理プログラム30の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、画像処理プログラム30は、受信部32、データ配信部34、描画データ生成部36C,36M,36Y,36K、データ保存部38C,38M,38Y,38K及び解析部40を有する。なお、画像処理プログラム30の全部又は一部の機能は、画像処理装置12に設けられたハードウェアにより実現されてもよい。
画像処理プログラム30において、受信部32は、図示しない外部のホストコンピュータから送信される印刷データを、通信IF22を介して受信する。印刷データは、文字、図形、イメージ等が所定のページ記述言語(PDL; Page Description Language)等により記載されている。受信部32は、受信された印刷データを、データ配信部34に対して出力する。なお、受信部32は、CD、DVD等の記録媒体を介して読み込まれた印刷データを受け付けてもよい。
印刷データには、リソースデータ及びページデータの少なくともいずれかが含まれている。リソースデータは、オーバーレイ画像など再利用可能な画像を描画するためのデータである。ページデータは、例えば、数値、文字、記号等、各ページ画像を描画するための可変データである。
データ配信部34は、印刷データを、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kに対して配信する。
描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kは、印刷データに基づいて、各色成分の2値画像を描画し、2値画像データを生成する。例えば、描画データ生成部36Cは、シアンに関する2値画像データを生成する。描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kは、生成した2値画像データを、1ページ毎、印刷部28C,28M,28Y,28Kに対して出力する。
また、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kは、リソースデータに基づいて生成された2値画像(オーバーレイ画像)を、データ保存部38C,38M,38Y,38Kに保存する。描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kは、ページデータを受け付けた場合、保存されているオーバーレイ画像及び後述する解析部40による解析結果にさらに基づいて、各色成分の2値画像を描画し、2値画像データを生成する。
なお、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kについては、後で詳述する。また、以降、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kなど、複数ある構成要素のいずれかを特定せずに示す場合には、単に描画データ生成部36と略記することがある。
データ保存部38C,38M,38Y,38Kは、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kにより生成された各色成分の2値画像データを記憶する。より具体的には、データ保存部38は、オーバーレイ画像を記憶する。データ保存部38は、メモリ16及び記憶装置18の少なくともいずれかにより実現される。
解析部40は、データ保存部38C,38M,38Y,38Kに記憶されているオーバーレイ画像において少なくともいずれかの色成分が描画されている画像部分を解析する。ここで、オーバーレイ画像は、複数の画像部分に分割されて解析される。また、画像部分は、階層的に分割されてもよい。例えば、オーバーレイ画像は、複数のバンドに分割され、バンドは、複数のラインに分割される。
本実施形態では、解析部40は、オーバーレイ画像をライン毎に解析し、後述するライン管理テーブルに解析結果を登録する。また、解析部40は、オーバーレイ画像をバンド毎に解析し、後述するバンド管理テーブルに解析結果を登録する。解析部40は、ライン管理テーブル、バンド管理テーブル等の解析結果をデータ保存部38C,38M,38Y,38Kに保存する。なお、解析部40による解析処理については、後で詳述する。
図4は、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kの詳細な構成を示すブロック図である。
図4に示すように、描画データ生成部36は、データ受付部360、描画制御部362、判定部364、オーバーレイ管理テーブル366及び一時記憶部368を有する。
描画データ生成部36において、データ受付部360は、データ配信部34により配信された印刷データを受け付けて、描画制御部362に対して出力する。
オーバーレイ管理テーブル366は、オーバーレイ画像及びオーバーレイ画像の解析結果を管理するための情報が保存されるテーブルである。オーバーレイ管理テーブル366は、メモリ16及び記憶装置18の少なくともいずれかに記憶される。なお、オーバーレイ管理テーブル366については、後で詳述する。
一時記憶部368は、後述する描画制御部362により描画される過程における2値画像を記憶する。例えば、一時記憶部368には、生成中のオーバーレイ画像、出力画像等が記憶される。なお、一時記憶部368に記憶される2値画像は、所定の契機で削除される。
判定部364は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像を重ねて描画される画像が正しい出力画像であるか否かを判定する。また、判定部364は、記憶されているオーバーレイ画像の画像部分を重ねて描画される画像が正しい出力画像であるか否かを判定する。即ち、判定部364は、事前に描画されて保存されたオーバーレイ画像及びその画像部分が、出力画像に影響を及ぼすことなく用いられることが可能か否かを判定する。より具体的には、判定部364は、後述するオーバーレイ管理テーブルの使用判定、バンド管理テーブルのバンドフラグ及びライン管理テーブルのラインフラグに基づいて判定する。
描画制御部362は、描画データ生成部36に含まれる他の構成要素を制御し、データ受付部360により受け付けられた印刷データ及びデータ保存部38に保存されている解析部40による解析結果に基づいて画像を描画する。より具体的には、描画制御部362は、印刷データにリソースデータが含まれている場合、リソースデータに基づいてオーバーレイ画像を描画し、オーバーレイ画像と、このオーバーレイ画像に対応するマスクデータとを、データ保存部38に保存する。
マスクデータは、オーバーレイ画像に含まれる各画素に対応するビットの集まりである。例えば、オーバーレイ画像の所定の画素について、少なくともいずれかの色成分が描画される場合、この画素に対応するマスクデータは「1」であり、そうでない場合、「0」である。
描画制御部362は、オーバーレイ画像を描画する場合、マスクデータの全てのビットを0で初期化し、描画した画素に対応するマスクデータを1とする。また、描画制御部362は、オーバーレイID、オーバーレイ画像の保存先アドレス及びマスクデータの保存先アドレスをオーバーレイ管理テーブル366に登録する。
描画制御部362は、印刷データにページデータが含まれている場合、ページデータに基づいてページ画像を描画し、出力画像を生成し、1ページ毎、出力画像データを印刷部28に対して出力する。ここで、描画制御部362は、印刷データに含まれる指示・命令を、逐次、解析して、出力画像を生成する。
描画制御部362は、オーバーレイ展開指示が印刷データに含まれている場合、上記の判定処理を判定部364に実行させ、判定結果を受け付ける。描画制御部362は、判定結果に基づいて描画手法を切り替える。本実施形態では、描画制御部362は、オーバーレイ画像全体の上書き処理、スキップ処理、オーバーレイ画像の画像部分の上書き処理、バンド毎の処理及びライン毎の処理を切り替えて、出力画像を描画する。
より具体的には、描画制御部362は、オーバーレイ画像を重ねて描画される画像は正しい出力画像である旨の結果を受け付けた場合、オーバーレイ管理テーブル366を参照し、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像を読み出し、このオーバーレイ画像を上書き方式で重ねて出力画像を描画する。
描画制御部362は、オーバーレイ画像の画像部分を重ねて描画される画像は正しい出力画像である旨の結果を受け付けた場合、描画制御部362は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像の画像部分に基づいて、出力画像を描画する。なお、この場合における描画方法は、後で詳述する。
図5は、オーバーレイ管理テーブル366に記憶される内容を示す図である。
図5に示すように、オーバーレイ管理テーブル366には、オーバーレイ画像を識別する識別子(オーバーレイID)と、このオーバーレイIDに対応する2値画像(オーバーレイ画像)データの保存先アドレスと、この2値画像データに対応するマスクデータの保存先アドレスと、解析部40により解析された使用判定結果と、後述するバンド管理テーブルの保存先アドレスと、ライン管理テーブル保存先アドレスとを含むデータが記憶されている。
本実施形態では、使用判定は、画像処理プログラム30の解析部40による解析結果である。使用判定「00」は、オーバーレイ画像のいずれの画像部分にも色成分が描画されていないことを示す。使用判定が00である場合、画像処理プログラム30の描画データ生成部36は、オーバーレイ画像の展開処理をスキップする。
使用判定「11」は、オーバーレイ画像のいずれの画像部分にも少なくともいずれかの色成分が描画されていることを示す。使用判定が11である場合、描画データ生成部36は、記憶されているオーバーレイ画像を上書きして出力画像を生成する。
使用判定「01」は、オーバーレイ画像の一部の画像部分に、少なくともいずれかの色成分が描画されていることを示す。使用判定が01である場合、描画データ生成部36は、バンド管理テーブル及びライン管理テーブルにさらに基づいて、オーバーレイ画像の画像部分を上書きして出力画像を生成する。
図6は、ライン管理テーブル及びバンド管理テーブルに記憶される内容を示す図であって、図6(A)は、ライン管理テーブルを示し、図6(B)は、バンド管理テーブルを示す。
図6(A)に示すように、ライン管理テーブルには、オーバーレイ画像のラインを識別する識別子(ラインID)と、ラインフラグと、このラインが含まれるバンドを識別する識別子(バンドID)と、このラインがオーバーレイ画像の最後のラインであるか否かを示すエンドフラグとを含むデータが記憶されている。ラインフラグは、ラインに含まれる画素に少なくともいずれかの色成分が描画されているか否かを示す判定結果である。
本実施形態では、ラインフラグ「00」は、ラインに含まれるいずれの画素においても、いずれの色成分も描画されていないことを示す。即ち、マスクデータにおいて、ラインに含まれる画素に対応するビットは、全て0である。ラインフラグ「11」は、ラインに含まれるいずれの画素においても、少なくともいずれかの色成分が描画されていることを示す。即ち、ラインに含まれる画素に対応するビットは、全て1である。ラインフラグ「01」は、ラインに含まれる一部の画素において、少なくともいずれかの色成分が描画されていることを示す。即ち、ラインに含まれる画素に対応するビットの一部が1である。
図6(B)に示すように、バンド管理テーブルには、バンドIDと、バンドフラグと、このバンドがオーバーレイ画像の最後のバンドであるか否かを示すエンドフラグとを含むデータが記憶されている。バンドフラグは、バンドに含まれる画素に少なくともいずれかの色成分が描画されているか否かを示す判定結果である。
本実施形態では、バンドフラグ「00」は、バンドに含まれるいずれの画素においても、いずれの色成分も描画されていないことを示す。即ち、ライン管理テーブルにおいて、当該バンドに含まれるラインのラインフラグは、全て00である。バンドフラグ「11」は、バンドに含まれるいずれの画素においても、少なくともいずれかの色成分が描画されていることを示す。即ち、当該バンドに含まれるラインのラインフラグは、全て11である。バンドフラグ「01」は、バンドに含まれる一部の画素において、少なくともいずれかの色成分が描画されていることを示す。即ち、当該バンドに含まれるラインのラインフラグの少なくともいずれかは、01である。
次に、画像処理プログラム30の解析部40によるマスクデータの解析処理を説明する。
図7は、解析部40によるマスクデータの解析処理(S10)のフローチャートを示す。
図7に示すように、解析部40は、まず、ライン解析処理(S20)を行う。次に、解析部40は、バンド解析処理(S30)を行う。さらに、解析部40は、使用判定処理(S40)を行う。以下、ライン解析処理、バンド解析処理及び使用判定処理を詳述する。
図8は、解析部40によるライン解析処理(S20)のフローチャートを示す。
図8に示すように、ステップ200(S200)において、解析部40は、バンドIDを初期化する。具体的には、解析部40は、バンドIDを1とする。
ステップ202(S202)において、解析部40は、ラインフラグの解析を行う。具体的には、解析部40は、当該ラインに含まれる画素に対応するマスクデータのビットに基づいて、当該ラインのラインフラグが00、01及び11のいずれであるかを判定する。
ステップ204(S204)において、解析部40は、解析結果をライン管理テーブルに登録する。なお、登録されるデータにおいて、エンドフラグは0である。
ステップ206(S206)において、解析部40は、当該ラインは当該バンド内の最終ラインか否かを判定する。解析部40は、当該ラインが当該バンド内の最終ラインである場合にはS208の処理に進み、そうでない場合にはS210の処理に進む。
ステップ208(S208)において、解析部40は、バンドIDを1増加する。
ステップ210(S210)において、解析部40は、オーバーレイ画像に含まれる全てのラインについて解析処理を終了したか否かを判定する。解析部40は、全てのラインの解析を終了した場合にはS212の処理に進み、そうでない場合にはS202の処理に戻って次のラインを解析する。
ステップ212(S212)において、解析部40は、最終ラインのエンドフラグを1に更新する。
ステップ214(S214)において、解析部40は、解析されたオーバーレイ画像のライン管理テーブルの保存先に関するデータを、オーバーレイ管理テーブル366に登録する。
図9は、解析部40によるバンド解析処理(S30)のフローチャートを示す。
図9に示すように、ステップ300(S300)において、解析部40は、バンドフラグの解析を行う。具体的には、解析部40は、当該バンドに含まれるラインのラインフラグに基づいて、当該バンドのバンドフラグが00、01及び11のいずれであるかを判定する。
ステップ302(S302)において、解析部40は、解析結果をバンド管理テーブルに登録する。なお、登録されるデータにおいて、エンドフラグは0である。
ステップ304(S304)において、解析部40は、オーバーレイ画像に含まれる全てのバンドについて解析処理を終了したか否かを判定する。解析部40は、全てのバンドの解析を終了した場合にはS306の処理に進み、そうでない場合にはS300の処理に戻って次のバンドを解析する。
ステップ306(S306)において、解析部40は、バンドラインのエンドフラグを1に更新する。
ステップ308(S308)において、解析部40は、解析されたオーバーレイ画像のバンド管理テーブルの保存先に関するデータを、オーバーレイ管理テーブル366に登録する。
図10は、解析部40による使用判定処理(S40)のフローチャートを示す。
図10に示すように、ステップ400(S400)において、解析部40は、対象のオーバーレイ画像に関するバンド管理テーブルを参照し、全てのバンドのバンドフラグが00であるか否かを判定する。解析部40は、全てのバンドのバンドフラグが00である場合にはS402の処理に進み、そうでない場合にはS404の処理に進む。
ステップ402(S402)において、解析部40は、このオーバーレイ画像の使用判定を00とし、S410の処理に進む。
ステップ404(S404)において、解析部40は、全てのバンドのバンドフラグが11であるか否かを判定する。解析部40は、全てのバンドのバンドフラグが11である場合にはS406の処理に進み、そうでない場合にはS408の処理に進む。
ステップ406(S406)において、解析部40は、このオーバーレイ画像の使用判定を11とし、S410の処理に進む。
ステップ408(S408)において、解析部40は、このオーバーレイ画像の使用判定を01とし、S410の処理に進む。
ステップ410(S410)において、解析部40は、このオーバーレイ画像の使用判定の値を、オーバーレイ管理テーブルに登録する。
このようにして、マスターデータが解析され、ライン管理テーブル、バンド管理テーブル及びオーバーレイ管理テーブルに、解析結果が登録される。
図11は、本発明の実施形態に係る画像処理装置12がリソースデータを受信した場合に実行される画像処理(S10)のフローチャートを示す。
図6に示すように、ステップ400(S400)において、画像処理プログラム30の受信部32は、送信されたリソースデータを、通信IF22を介して受信する。
ステップ402(S402)において、データ配信部34は、リソースデータを、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kに対して配信する。
ステップ404(S404)において、描画データ生成部36のデータ受付部360は、リソースデータを受け付け、描画制御部362は、リソースデータに含まれる指示・命令を解釈し、描画対象の画像がオーバーレイ画像であるか否かを判定する。描画対象の画像がオーバーレイ画像である場合、描画制御部362は、S406の処理に進む。一方、描画対象の画像がオーバーレイ画像でない場合、描画制御部362は、所定の処理を行って画像処理を終了する。
ステップ406(S406)において、描画制御部362は、マスクデータ用の領域をデータ保存部38に確保し、マスクデータの各ビットを0で初期化する。
ステップ408(S408)において、描画制御部362は、リソースデータに含まれる指示・命令がオーバーレイ終了データか否かを判定する。描画制御部362は、指示・命令がオーバーレイ終了データである場合にはS414の処理に進み、そうでない場合にはS410の処理に進む。
ステップ410(S410)において、描画制御部362は、リソースデータに基づいてRIP(Raster Image Processor)処理を行ってオーバーレイ画像を描画する。具体的には、描画制御部362は、リソースデータを解釈して、画像のビットマップ展開を行う。
ステップ412(S412)において、描画制御部362は、描画した画素に対応するマスクデータを1とし、S408の処理に戻る。したがって、マスクデータにおいて、少なくともいずれかの色成分が描画された画素に対応するビットは、1となる。
ステップ414(S414)において、描画制御部362は、描画されたオーバーレイ画像をデータ保存部38に保存する。
ステップ416(S416)において、描画制御部362は、描画されたオーバーレイ画像に関するデータを、オーバーレイ管理テーブル366に登録する。
さらに、解析部40は、マスクデータの解析処理(S10)を行う。
図12は、本発明の実施形態に係る画像処理装置12がページデータを受信した場合に実行される画像処理(S70)のフローチャートを示す。
図12に示すように、ステップ500(S500)において、画像処理プログラム30の受信部32は、送信されたページデータを、通信IF22を介して受信する。
ステップ502(S502)において、データ配信部34は、ページデータを、描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kに対して配信する。
ステップ504(S504)において、描画データ生成部36のデータ受付部360は、ページデータを受け付け、描画制御部362は、ページデータに含まれる指示・命令を解釈し、指示・命令がオーバーレイ展開指示であるか否かを判定する。指示命令がオーバーレイ展開指示である場合、描画制御部362は、後述するオーバーレイ展開処理(S60)を行って出力画像を描画し、S508の処理に進む。一方、指示・命令がオーバーレイ展開指示でない場合、描画制御部362は、S506の処理に進む。
ステップ506(S506)において、描画制御部362は、ページデータに基づいてRIP処理を行って出力画像を描画する。
ステップ508(S508)において、描画制御部362は、ページデータを解釈し、1ページ分の出力画像の生成を終了したか否かを判定する。描画制御部362は、1ページ分の出力画像の生成を終了した場合にはS510の処理に進み、そうでない場合にはS504の処理に戻る。
ステップ510(S510)において、描画制御部362は、生成した1ページ分の出力画像データを、印刷部28に対して出力する。印刷部28C,28M,28Y,28Kは、出力画像データに基づいて、各色成分に対応する出力画像を用紙等の記録媒体に印刷する。
ステップ512(S512)において、描画制御部362は、ページデータに含まれる全ページ分の出力画像の生成を終了したか否かを判定する。描画制御部362は、全ページ分の出力画像の生成を終了した場合には処理を終了し、そうでない場合にはS504の処理に戻って、次のページに関する処理を行う。
図13は、画像処理プログラム30によるオーバーレイ展開処理(S60)のフローチャートを示す。
図13に示すように、S600(S600)において、描画データ生成部36の判定部364は、オーバーレイ管理テーブルを参照し、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ展開対象のオーバーレイ画像の使用判定が00であるか否かを判定する。使用判定が00である場合、画像処理プログラム30は、オーバーレイ展開処理を終了する。一方、使用判定が00ではない場合、判定部364は、S602の処理に進む。
ステップ602(S602)において、判定部364は、当該オーバーレイ画像の使用判定が11であるか否かを判定する。使用判定が11である場合、描画データ生成部36は、S604の処理に進み、そうでない場合、画像処理プログラム30は、後述するバンド管理テーブルを用いたオーバーレイ展開処理(S70)を行って出力画像を描画し、オーバーレイ展開処理を終了する。
ステップ604(S604)において、描画データ生成部36の描画制御部362は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像を読み出し、出力画像において重ね合わせ処理の対象となる画像部分領域に、当該オーバーレイ画像を上書き方式で貼り付けて合成し、オーバーレイ展開処理を終了する。
なお、描画データ生成部36は、S600の処理で使用判定が00ではないと判定された場合、S602の判定を行わずに、オーバーレイ画像を上書き方式で貼り付けて合成する処理(S604)を行ってもよい。また、描画データ生成部36は、後述するバンド管理テーブルを用いたオーバーレイ展開処理(S70)の代わりに、マスクデータを参照し、出力画像において重ね合わせ処理の対象となる画像部分領域のうちマスクデータのビットが1である画素に、読み込んだオーバーレイ画像の画素を上書き方式で貼り付けて合成する処理を行ってもよい。
図14は、画像処理プログラム30によるバンド管理テーブルを用いたオーバーレイ展開処理(S70)のフローチャートを示す。
図14に示すように、ステップ700(S700)において、描画データ生成部36の判定部364は、オーバーレイ展開対象のオーバーレイ画像のバンド管理テーブルを参照し、判定対象のバンドのバンドフラグが00であるか否かを判定する。判定部364は、バンドフラグが00である場合にはS706の処理に進み、そうでない場合にはS702の処理に進む。
ステップ702(S702)において、判定部364は、判定対象のバンドフラグが11であるか否かを判定する。バンドフラグが11である場合、描画データ生成部36は、S704の処理に進み、そうでない場合、画像処理プログラム30は、後述するライン管理テーブルを用いたオーバーレイ展開処理(S80)を行って出力画像を描画し、S706の処理に進む。
ステップ704(S704)において、描画データ生成部36の描画制御部362は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像のうち当該バンド部分に対応する画像部分を読み出し、出力画像において重ね合わせ処理の対象となる画像部分領域の当該バンド部分に、読み出した画像部分を上書き方式で貼り付けて合成し、S706の処理に進む。
ステップ706(S706)において、判定部364は、当該オーバーレイ画像を構成する全てのバンドについて上記の処理を終了したか否かを判定する。具体的には、判定部364は、最初のバンドからエンドフラグが1であるバンドについて処理を終了したか否かを判定する。描画データ生成部36は、全てのバンドについて処理を終了した場合にはバンド管理テーブルを用いたオーバーレイ展開処理を終了し、そうでない場合にはS700の処理に戻って、次のバンドに関する処理を行う。
なお、描画データ生成部36は、後述するライン管理テーブルを用いたオーバーレイ展開処理(S80)の代わりに、当該オーバーレイ画像のマスクデータを参照し、出力画像において重ね合わせ処理の対象となる画像部分領域の当該バンド部分のうちマスクデータのビットが1である画素に、読み込んだオーバーレイ画像の画素を上書き方式で貼り付けて合成する処理を行ってもよい。
図15は、画像処理プログラム30によるライン管理テーブルを用いたオーバーレイ展開処理(S80)のフローチャートを示す。
図15に示すように、ステップ800(S800)において、描画データ生成部36の判定部364は、対象のバンドのライン管理テーブルを参照し、判定対象のラインのラインフラグが00であるか否かを判定する。判定部364は、ラインフラグが00である場合にはS808の処理に進み、そうでない場合にはS802の処理に進む。
ステップ802(S802)において、判定部364は、判定対象のラインフラグが11であるか否かを判定する。描画データ生成部36は、ラインフラグが11である場合にはS804の処理に進み、そうでない場合にはS806の処理に進む。
ステップ804(S804)において、描画データ生成部36の描画制御部362は、データ保存部38に記憶されているオーバーレイ画像のうち当該ライン部分に対応する画像部分を読み出し、出力画像において重ね合わせ処理の対象となる画像部分領域の当該ライン部分に、読み出した画像部分を上書き方式で貼り付けて合成し、S808の処理に進む。
ステップ806(S806)において、描画制御部362は、当該オーバーレイ画像のマスクデータを参照し、出力画像において重ね合わせ処理の対象となる画像部分領域の当該ライン部分のうちマスクデータのビットが1である画素に、読み込んだオーバーレイ画像の画素を上書き方式で貼り付けて合成し、S808の処理に進む。
ステップ808(S808)において、判定部364は、当該バンドを構成する全てのラインについて上記の処理を終了したか否かを判定する。具体的には、判定部364は、最初のラインからラインフラグが1であるラインについて処理を終了したか否かを判定する。描画データ生成部36は、全てのラインについて処理を終了した場合にはライン管理テーブルを用いたオーバーレイ展開処理を終了し、そうでない場合にはS800の処理に戻って、次のラインに関する処理を行う。
記憶されているオーバーレイ画像と、可変のページデータに基づくページ画像とを用いて生成された出力結果を例示する図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置12を含む画像形成装置10のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置12による画像処理方法を実現し、CPU14上で動作する画像処理プログラム30の機能構成を示すブロック図である。 描画データ生成部36C,36M,36Y,36Kの詳細な構成を示すブロック図である。 オーバーレイ管理テーブル366に記憶される内容を示す図である。 ライン管理テーブル及びバンド管理テーブルに記憶される内容を示す図であって、図6(A)は、ライン管理テーブルを示し、図6(B)は、バンド管理テーブルを示す。 解析部40によるマスクデータの解析処理(S10)のフローチャートを示す。 解析部40によるライン解析処理(S20)のフローチャートを示す。 解析部40によるバンド解析処理(S30)のフローチャートを示す。 解析部40による使用判定処理(S40)のフローチャートを示す。 本発明の実施形態に係る画像処理装置12がリソースデータを受信した場合に実行される画像処理(S10)のフローチャートを示す。 本発明の実施形態に係る画像処理装置12がページデータを受信した場合に実行される画像処理(S70)のフローチャートを示す。 画像処理プログラム30によるオーバーレイ展開処理(S60)のフローチャートを示す。 画像処理プログラム30によるバンド管理テーブルを用いたオーバーレイ展開処理(S70)のフローチャートを示す。 画像処理プログラム30によるライン管理テーブルを用いたオーバーレイ展開処理(S80)のフローチャートを示す。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像処理装置
14 CPU
16 メモリ
18 記憶装置
20 UI装置
22 通信IF
24 印刷IF
28 印刷部
30 画像処理プログラム
32 受信部
34 データ配信部
36 描画データ生成部
38 データ保存部
40 解析部
360 データ受付部
362 描画制御部
364 判定部
366 オーバーレイ管理テーブル
368 一時記憶部

Claims (7)

  1. オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段と、
    前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像において少なくともいずれかの色成分が描画されている画像部分を解析する解析手段と、
    前記解析手段により解析された結果及び前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像に基づいて描画手法を切り替えて、出力画像を描画する描画手段と
    を有する画像処理装置。
  2. 前記描画手段は、前記解析手段により、前記画像記憶手段に記憶されているオーバーレイ画像のいずれの画像部分にも少なくともいずれかの色成分が描画されていると解析された場合、当該オーバーレイ画像を上書きして出力画像を描画する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記描画手段は、前記解析手段により、オーバーレイ画像のいずれの画像部分にも色成分が描画されていないと解析された場合、当該オーバーレイ画像に基づく出力画像の描画処理をスキップする
    請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記描画手段は、前記解析手段により、少なくともいずれかの色成分が描画されていると解析された画像部分を上書きして出力画像を描画する
    請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記解析手段は、オーバーレイ画像が階層的に分割された画像部分を解析し、
    前記描画手段は、前記解析手段により、少なくともいずれかの色成分が描画されていると解析された前記画像部分を上書きして出力画像を描画する
    請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段を有する画像処理装置において、
    前記記憶されているオーバーレイ画像において少なくともいずれかの色成分が描画されている画像部分を解析し、
    前記解析結果及び前記記憶されているオーバーレイ画像に基づいて描画手法を切り替えて、出力画像を描画する
    画像処理方法。
  7. コンピュータと、オーバーレイ画像を記憶する画像記憶手段とを有する画像処理装置において、
    前記記憶されているオーバーレイ画像において少なくともいずれかの色成分が描画されている画像部分を解析する解析ステップと、
    前記解析結果及び前記記憶されているオーバーレイ画像に基づいて描画手法を切り替えて、出力画像を描画する描画ステップと
    を前記画像処理装置のコンピュータに実行させるプログラム。
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