JP2004211597A - 内燃機関のオイルパン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両に搭載された内燃機関の底部を構成するオイルパン1にはドレンプラグ15が設けられる。オイルパン1の底壁4aには、車両の走行時に路上の突出物がドレンプラグ15の頭部15aに衝突することを防止する凸部21が、オイルパン1の外面mから露出する頭部15aよりも下方まで突出している。凸部21は、頭部15aの前方で、底壁4aの内面4anに凹部21cの形成を伴うように底壁4aの外面4amに突出して形成される。凹部21cは、前後方向に比べて左右方向に長細い溝を形成する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載された内燃機関の底部を構成するオイルパンに関し、詳細には、車両の走行時に、路上の突出物がドレンプラグに衝突することを防止する凸部が、ドレンプラグよりも下方まで突出して底壁に形成されたオイルパンに関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、エンジンのオイルパンを含む車両駆動機械用ケースに設けられたドレンプラグが路上の障害物と干渉して弛み、ケース内に収容された潤滑油が漏れることを防止するためのドレンプラグ干渉防止構造が開示されている。この干渉防止構造では、ドレンプラグのドレンプラグが螺着されたケースの底壁部に、垂下部と水平部とからなるカバー体が底壁部と一体的に設けられる。垂下部は、ドレンプラグの頭部よりも下方に延びて該頭部の外周を包囲する。水平部は、ドレンプラグの前方の垂下部の下端から前記頭部の下方を前後方向に延びて、その中央部にドレンプラグを抜差可能にするための開口部を有する。
【0003】
【特許文献1】
実公昭63−2694号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来技術では、垂下部および水平部を有するカバー体の構造が複雑であるうえ、カバー体を設けることによりケースの重量が増加する難点があった。また、オイル交換時に、ドレンプラグを外してケース内のオイルを排出する際には、ケース内に残留する劣化したオイルの量を極力減少させることが好ましい。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、請求項1から請求項3記載の発明は、ドレンプラグと路上の突出物との衝突を防止する凸部を設けたことによるオイルパンの重量の増加を防止または抑制すると共に、凸部の剛性を高め、さらにオイルの残留量を減少させることを目的とする。そして、請求項2記載の発明は、さらに、突出物との衝突によりオイルパンの底壁が変形した場合にもオイルストレーナの吸入口からのオイルの吸入を確保することを目的とし、請求項3記載の発明は、さらに、オイルの残留量を一層減少させると共に、突出物との衝突に起因する凸部の変形を抑制してドレンプラグの弛みによるオイル漏れを防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1記載の発明は、車両に搭載された内燃機関の底部を構成すると共にドレンプラグが設けられたオイルパンであって、前記車両の走行時に路上の突出物が前記ドレンプラグに衝突することを防止する凸部が、前記オイルパンの外面から露出する前記ドレンプラグの露出部よりも下方まで突出して底壁に形成された内燃機関のオイルパンにおいて、前記凸部は、前記露出部の前方で、前記底壁の内面に凹部の形成を伴うように前記底壁の外面に突出して形成され、前記凹部は、前後方向に比べて左右方向に長細い溝を形成する内燃機関のオイルパンである。
【0007】
これにより、底壁の内面に凹部が形成されるように凸部が形成されるので、凸部が設けられたことによるオイルパンの重量の増加が防止または抑制される。さらに、凸部は、左右方向に長細い溝である凹部により形成される空間を挟む前壁および後壁の二重壁構造となるので、凸部の剛性が高められて、ドレンプラグと突出物との衝突が回避される。また、凹部を左右方向に長細い溝とすることで、前記空間を小さくすることができるので、オイル交換の際に、オイルパン内に残留するオイル量が減少する。
【0008】
この結果、請求項1記載の発明によれば、次の効果が奏される。すなわち、車両の走行時に路上の突出物がドレンプラグに衝突することを防止する凸部は、ドレンプラグよりも前方であって、底壁の内面に凹部の形成を伴うように底壁の外面に突出して形成され、凹部は、前後方向に対して左右方向に長細い溝を形成することにより、ドレンプラグと突出物との衝突を防止する凸部を設けたことによるオイルパンの重量の増加を防止または抑制され、さらに凸部の剛性が高められて、ドレンプラグと突出物との衝突が回避されるので、突出物との衝突により発生するドレンプラグの弛みによるオイル漏れを防止できると共に、オイルの残留量を減少させることができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の内燃機関のオイルパンにおいて、上下方向で見て、前記凹部は前記オイルパン内に配置されるオイルストレーナの吸入口と重なる位置を占めるものである。
【0010】
これにより、突出物との衝突により凸部を含む底壁が変形したしたときに、オイルストレーナの吸入口が変形した底壁により塞がれること防止されて、オイルが凹部を通じて吸入口に流入する。
【0011】
この結果、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、上下方向で見て、凹部はオイルパン内に配置されるオイルストレーナの吸入口と重なる位置を占めるにより、突出物との衝突により底壁が変形した場合にもオイルストレーナの吸入口からのオイルの吸入を確保することができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の内燃機関のオイルパンにおいて、前記露出部は、前記底壁から側壁に連なる角部の一部に外面に凹部を形成する収容部に収容され、前記収容部は、前記角部から後退していると共に前記ドレンプラグが装着される後退壁と、前記後退壁を挟んで互いに対面する1対の対向壁とを有し、前記凸部は前記後退壁の下端部から下方に突出するものである。
【0013】
これにより、凹部からなる収容部がないときに比べてドレンプラグの下方への突出量が小さくなるので、凸部の突出量を一層小さくできるか、もしくはドレンプラグを底壁により近づけて配置することができて、オイル残留量を一層少なくすることができる。そのうえ、凸部は後退壁の下端部に連なって形成され、ドレンプラグは凸部ではなく1対の対向壁に挟まれて剛性が高められた後退壁に装着されるので、突出物との衝突により凸部が変形した場合にも、後退壁の変形が抑えられる。
【0014】
この結果、請求項3記載の発明によれば、引用された請求項記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、ドレンボルトの露出部は、底壁から側壁に連なる角部の一部に外面に凹部を形成する収容部に収容され、収容部は、角部から後退していると共にドレンプラグが装着される後退壁を有することにより、オイルの残留量を一層減少させることができ、さらに収容部に収容されるドレンプラグは、後退壁を挟んで互いに対面する1対の対向壁に挟まれた後退壁に装着され、凸部は後退壁の下端部から下方に突出することにより、突出物との衝突による凸部の変形に起因する後退壁の変形が抑制されて、後退壁の変形により発生するドレンプラグの弛みによるオイル漏れが防止される。
【0015】
なお、この明細書において、前後左右は、車両を基準としたときのものであり、車両の前後左右と一致する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1ないし図4を参照して説明する。
図1〜図3を参照すると、本発明の実施例であるオイルパン1は、コンロッドを介してクランク軸と連結されるピストンが嵌合したシリンダブロックの下端部に多数のボルトにより結合され、車両に搭載された状態で内燃機関の底部を構成する。そして、オイルパン1内には、オイルパン1に貯留されたオイルをオイルポンプの吸入側に導くためのオイルストレーナ30(図4も参照)が配置される。
【0017】
金属製、例えば炭素鋼製のオイルパン1は、上端部に形成されて前記シリンダブロックの下端面に油密に接触するシール面2aを有する環状のフランジ2と、フランジ2から下方に向かって延びる前側壁3a、後側壁3b、左側壁3cおよび右側壁3dで構成される側壁3と、側壁3の下端部に連なると共にオイルパン1の深底部1aおよび浅底部1bを形成する底壁4とを有する。
【0018】
オイルパン1の下部に位置して、底壁4のうち深底部1aを形成する底壁4aが後側壁3bに連なる壁部分であるオイルパン1の角部5には、オイルパン1内のオイルを排出するためのドレン孔16を有し、該ドレン孔16を油密に閉塞するドレンプラグ15が着脱可能に装着される装着部10が形成される。角部5は、この実施例では、底壁4aが後側壁3bの一部である傾斜側壁部3b1に連なる壁部分である。そして、図2に示されるように、傾斜側壁部3b1は、上下方向A1から見たとき(以下、平面視という。)前後方向A2に対して傾斜している。
【0019】
図4を併せて参照すると、装着部10は、角部5において、平面視での傾斜側壁部3b1の傾斜方向A4での一部の範囲に、角部5の外面5mにて凹部となるように形成された収容部11と、収容部11の内面に固定される保持部材17とからなる。そのため、収容部11は、角部5が、プレス加工により、その外面5m側から押し込まれて形成される。
【0020】
オイルパン1の外面mから露出するドレンプラグ15の露出部である頭部15aを収容する収容部11は、ドレンプラグ15が装着される後退壁12と、後退壁12を挟んで傾斜方向A4で互いに対面する1対の対向壁13,14とを有する。底壁4aから傾斜側壁部3b1に向かって上方に傾斜する平板状の傾斜壁である後退壁12は、ドレンプラグ15が貫通する貫通孔12aを有し、さらに後退壁12からの各対向壁13,14の高さ分だけ角部5の残りの部分の外面5m(外面mの一部である。)から後退した外面12mを有する。また、後退壁12の内面12n(オイルパン1の内面nの一部である。)に溶接された保持部材17は、ドレンプラグ15のネジ部が螺合するネジ部を有する。
【0021】
そして、後退壁12の貫通孔12aと、保持部材17において周壁にネジ部が形成された貫通孔17aとよりドレン孔16が構成される。また、頭部15aは、オイルパン1にドレンプラグ15を着脱するための工具が係合する係合部を構成する。
【0022】
図1〜図4を参照すると、底壁4aには、メンテナンス時に、前記内燃機関が床(図1において、水平面Hとして示される。)に置かれる際に、ドレンプラグ15の頭部15aが該床に接触しない状態で前記内燃機関を支持するための複数の凸部、この実施例では第1〜第3凸部21〜23からなる3つの凸部が設けられる。各凸部21,22,23は、底壁4aの内面4an(内面nの一部である。)に凹部21c,22c,23cの形成を伴うように底壁4aの外面4am(外面mの一部である。)に、頭部15aの下方まで突出して形成される。そのため、各凸部21,22,23は、底壁4aが、プレス加工により、その内面4an側から押し出されて形成される。
【0023】
第1凸部21は、ドレンプラグ15の頭部15aよりも前方に位置すると共に、後退壁12の下端部12b(図2,図4参照)に連なって形成される。しかも、第1凸部21は、後退壁12の下端部12bに沿って傾斜方向A4にほぼ平行に延びており、傾斜方向A4で、後退壁12の下端部12bの幅とほぼ同じ幅を有する。そのため、第1凸部21は、頭部15aをその前方で覆っており、前方から見たとき、上下方向A1および左右方向A3で頭部15aを隠すように形成されている。そして、この第1凸部21は、前記車両の走行時に路上の突出物がドレンプラグ15に衝突することを防止する。
【0024】
図2,図4を参照すると、凹部21cは、傾斜方向A4に直交する方向での幅が傾斜方向A4での幅よりも狭くなるように、前後方向A2に比べて左右方向A3に長細い溝であり、前後方向A2での形成範囲S1は、左右方向A3での形成範囲S2よりも狭く設定される。また、第1凸部21は、図4に示されるように、凹部21cにより形成される空間21sを挟んで前壁21bおよび後壁21sからなる前後方向A2での二重壁構造を有する。
【0025】
ところで、オイルパン1に貯留されるオイルが低レベルにあるときにも、前記車両の走行状態による油面変動の影響を受け難くして、前記オイルポンプにオイルを安定して供給することができるように、底壁4aに近接した吸入口30aを有するオイルストレーナ30は、吸入口30aの後部が、前記内燃機関が前記車両に搭載された状態で、平面視で第1凸部21の凹部21cと重なる位置を占めるように配置される。
【0026】
また、第2,第3凸部22,23は、第1凸部21よりも前方に位置すると共に、形成範囲S2を挟んで左右方向A3で形成範囲S2のやや外側に位置し、いずれも球面の一部からなる外面および内面を有する。
【0027】
次に、前述のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
前記車両の走行時に路上の突出物がドレンプラグ15に衝突することを防止する第1凸部21は、オイルパン1の外面mから露出するドレンプラグ15の頭部15aよりも前方であって、底壁4aの内面4anに凹部21cの形成を伴うように底壁4aの外面4amに突出して形成され、凹部21cは、前後方向A2に比べて左右方向A3に長細い溝を形成することにより、底壁4aの内面4anに凹部21cが形成されるように第1凸部21が形成されるので、ドレンプラグ15と突出物との衝突を防止する第1凸部21を設けたことによるオイルパン1の重量の増加を防止または抑制される。さらに、第1凸部21は、左右方向A3に長細い溝である凹部21cにより形成される空間21sを挟む前壁21aおよび後壁21bの二重壁構造となるので、第1凸部21の剛性が高められて、頭部15aと突出物との衝突が回避され、突出物との衝突により発生するドレンプラグ15の弛みによるオイル漏れを防止できると共に、凹部21cを左右方向A3に長細い溝とすることで、空間21sを小さくすることができるので、オイル交換の際に、オイルパン1内のオイルの残留量を減少させることができる。
【0028】
平面視で、凹部21cはオイルパン1内に配置されるオイルストレーナ30の吸入口30aと重なる位置を占めるにより、突出物との衝突により第1凸部21を含む底壁4aが変形した場合にも、吸入口30aが変形した底壁4aにより塞がれること防止されて、オイルが凹部21cを通じて吸入口30aに流入するので、吸入口30aからのオイルの吸入を確保することができる。
【0029】
ドレンプラグ15の頭部15aは、底壁4aから傾斜側壁部3b1に連なる部分であるオイルパン1の角部5の一部に外面5mに凹部を形成する収容部11に収容され、収容部11は、角部5から後退していると共にドレンプラグ15が装着される後退壁12を有することにより、凹部からなる収容部11がないときに比べてドレンプラグ15の下方への突出量が小さくなるので、第1凸部21の突出量を一層小さくできるか、もしくはドレンプラグ15を底壁4aにより近づけて配置することができて、オイル交換の際のオイルの残留量を一層減少させることができ、さらに収容部11に収容されるドレンプラグ15は、後退壁12を挟んで互いに対面する1対の対向壁13,14に挟まれた後退壁12に装着され、第1凸部21は後退壁12の下端部12bから下方に突出することにより、ドレンプラグ15は第1凸部21ではなく1対の対向壁13,14に挟まれて剛性が高められた後退壁12に装着されるので、突出物との衝突による第1凸部21の変形に起因する後退壁12の変形が抑制されて、後退壁12の変形により発生するドレンプラグ15の弛みによるオイル漏れが防止される。
【0030】
第1〜第3凸部21,22,23は、メンテナンス時に前記内燃機関を床に置いたときに、ドレンプラグ15が前記床と接触しない状態で前記内燃機関を支持する支持部を構成することにより、前記車両の走行時に路上の突出物がドレンプラグ15に衝突することを防止する第1凸部21がこの支持部を兼ねる。
【0031】
第1凸部21は、前後方向A2に対して傾斜して形成されることにより、左右方向A3に細長い溝である凹部21cを形成するように第1凸部21が形成されるにも拘わらず、前壁21aと後壁21bとにより規定される第1凸部21の前後方向A2での幅を、傾斜方向A4に直交する方向での幅よりも大きくすることができるので、突出物との衝突による第1凸部21の変形に起因する後退壁12の変形を抑制できて、後退壁12の変形により発生するドレンプラグ15の弛みによるオイル漏れが効果的に防止される。
【0032】
以下、前述した実施例の一部の構成を変更した実施例について、変更した構成に関して説明する。
凹部21cは、平面視で、前後方向A2で直交する方向に形成されてもよい。また、収容部11を含む装着部10は、前記実施例では、底壁4aから傾斜側壁部3b1に連なる角部5に形成されたが、傾斜側壁部3b1が設けられることなく、底壁4aから、平面視で前後方向A2に傾斜しない後側壁に連なる角部に形成されてもよい。
【0033】
前記実施例では、平面視でオイルストレーナ30の吸入口30aの一部が凹部21cと重なるようにされたが、凹部21cの形状または吸入口30aの形状によっては、吸入口30aの全体が凹部21cと重なるようにされてもよい。
【0034】
オイルパン1は、前記実施例では、金属製の素材に塑性変形を生じさせるプレス加工されることにより形成されたが、合成樹脂により形成さてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である内燃機関のオイルパンの右側面図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図2のIII−III矢視での断面図である。
【図4】図2のIV−IV矢視での断面図である。
【符号の説明】
1…オイルパン、2…フランジ、3…側壁、3b1…傾斜側壁部、4…底壁、4a…底壁、4am…外面、4an…内面、5…角部、
10…装着部、11…収容部、12…後退壁、12b…下端部、13,14…対向壁、15…ドレンプラグ、15a…頭部、16…ドレン孔、17…保持部材、
21〜23…凸部、21c,22c,23c…凹部、21a…前壁、21b…後壁、
30…オイルストレーナ、30a…吸入口、
A1…上下方向、A2…前後方向、A3…左右方向、A4…傾斜方向、m…外面、n…内面、H…水平面、S1,S2…形成範囲。
Claims (3)
- 車両に搭載された内燃機関の底部を構成すると共にドレンプラグが設けられたオイルパンであって、前記車両の走行時に路上の突出物が前記ドレンプラグに衝突することを防止する凸部が、前記オイルパンの外面から露出する前記ドレンプラグの露出部よりも下方まで突出して底壁に形成された内燃機関のオイルパンにおいて、
前記凸部は、前記露出部の前方で、前記底壁の内面に凹部の形成を伴うように前記底壁の外面に突出して形成され、前記凹部は、前後方向に比べて左右方向に長細い溝を形成することを特徴とする内燃機関のオイルパン。 - 上下方向で見て、前記凹部は前記オイルパン内に配置されるオイルストレーナの吸入口と重なる位置を占めることを特徴とする請求項1記載の内燃機関のオイルパン。
- 前記露出部は、前記底壁から側壁に連なる角部の一部に外面に凹部を形成する収容部に収容され、前記収容部は、前記角部から後退していると共に前記ドレンプラグが装着される後退壁と、前記後退壁を挟んで互いに対面する1対の対向壁とを有し、前記凸部は前記後退壁の下端部から下方に突出することを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関のオイルパン。
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