JP2004211465A - 軒樋 - Google Patents

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JP2004211465A
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lower vertical
eaves gutter
side piece
draining
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JP2003001350A
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Hideaki Hata
秀明 畑
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】上傾斜部に降って流下した雨水が下縦部に流下して流下痕が残って見苦しくなるのを防止することができる軒樋を提供する。
【解決手段】外側の側片1の上部の外面が上方へ行く程内側に位置する上傾斜部11となるとともに、該側片1の前記上傾斜部11の下部の外面が垂直又は下方へ行く程内側に位置する下縦部12となる軒樋である。上傾斜部11と下縦部12との境界に上傾斜部11を流下した水が下縦部12に伝わらないように水切りするための水切り部4を設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軒先に取付られる軒樋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建物の軒先部には、上方に開口する開口溝を有する軒樋を配設するものである。これは、図2に示すように、軒樋を建物5の屋根52の外下端部の下方に配設し、屋根5から流下した水を受けるものである。
【0003】
軒樋は、外側の側片1、底片2、内側の側片3とで上方に開口する略コ字状に主体が構成されるものである(例えば特許文献1参照)。
【0004】
外側の側片1は、上傾斜部11と下縦部12とからなる。下縦部12は、底片2の外側の端部から上方に連設される板状をしたもので、上方へ行く程外側に位置するように若干傾斜している。また、上傾斜部11は、下縦部12の上端部から連設されるもので、上方へ行く程内側に位置するように傾斜したものである。
【0005】
このような軒樋にあっては、上傾斜部11に降って流下した雨水Wが下縦部12に流下して流下痕が残り、下縦部12は下方から見上げた際に見えるため流下痕が見えて見苦しいものであった。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−71866号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上傾斜部に降って流下した雨水が下縦部に流下して流下痕が残って見苦しくなるのを防止することができる軒樋を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る軒樋は、外側の側片1の上部の外面が上方へ行く程内側に位置する上傾斜部11となるとともに、該側片1の前記上傾斜部11の下部の外面が垂直又は下方へ行く程内側に位置する下縦部12となる軒樋において、上傾斜部11と下縦部12との境界に上傾斜部11を流下した水が下縦部12に伝わらないように水切りするための水切り部4を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、上傾斜部11に降って流下した雨水Wが下縦部12に流下して流下痕が残るのを防止し、見栄えを良くすることができる。
【0009】
また、水切り部4を下方に突出する突起として形成することが好ましい。このような構成とすることで、簡単な構成で水切り部4を形成することができる。
【0010】
また、水切り部4を水が溜まって自重で落下させるための窪み部42として形成することが好ましい。このような構成とすることで、簡単な構成で水切り部4を形成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態に基づいて説明する。軒樋は、図2に示すように建物5の外壁面51に取り付けられて屋根52の外下端部の下方に配設され、屋根5に降って流下してその外下端部から落下した雨水を受けるものである。
【0012】
軒樋は、図1(a),図2に示すように、外側の側片1,底片2,内側の側片3とで主体が構成され、上方に開口する開口溝を有する大略コ字状に形成される。この軒樋は、開口溝が屋根52の外下端部の下方に沿うように配設される。内側の側片3は垂直な板状をしたもので、上端部に内側に耳部33が設けてある。外側の側片1は、上側の上傾斜部11と下側の下縦部12とからなる。
【0013】
下縦部12は、底片2の外側の端部から上方に連設される板状をしたもので、垂直となるか又は上方へ行く程外側に位置するように若干傾斜したものである。下縦部12の上端部からは、上傾斜部11が連設される。
【0014】
上傾斜部11は、上方へ行く程内側に位置するように傾斜している。この上傾斜部11は、図示はしないがその傾斜角度(即ち勾配)を屋根勾配とほぼ同じにして下方より見上げた際に屋根52と連なるようにしてもよく、このようにすることで見栄えが良くなる。
【0015】
上傾斜部11の上端部には内側に耳部13が設けてあり、上述したように内側の側片3の上端部にも内側に耳部33が設けてあり、これらの耳部13、31を建物5の外壁面51に取り付けた支持金具(図示せず)に嵌め込んで屋根52の外下端部の下側に配設するものである。
【0016】
このような軒樋にあっては、上傾斜部11と下縦部12とが滑らかに接続されていると、上傾斜部11に降って流下した雨水Wが下縦部12にそのまま流下して流下痕が残り、下縦部12は下方から見上げた際に見えるため流下痕が見えて見苦しいものであった。 そこで本願では、上傾斜部11と下縦部12との境界部に水切り部4を設けてある。
【0017】
水切り部4は、上傾斜部11と下縦部12との境界部に設けてある。複数種の水切り部4の拡大図をそれぞれ図1(b)乃至(f)に示す。
【0018】
図1(b)に示すものは、上傾斜部11の下端部に下方に突出する尖先部41を有する突起として形成してある。このようにすることで、雨水Wが尖先部41に到達するとそれ以上は背後に廻り込むことはなく下方に落下するのみであるため、雨水Wが下縦部12に流下するのを防止することができる。
【0019】
図1(c)乃至(e)に示すものは、上傾斜部11の下端部に窪み部42を形成して水切り部4としてある。このようにすることで、上傾斜部11を流下した雨水Wは窪み部42に少しずつ溜まり、一定以上水が溜まると大きな水滴となって落下するため、窪み部42を越えて内側に流れ込むことがなく、雨水Wが下縦部12に流下するのを防止することができる。
【0020】
また、図1(f)に示すものは、尖先部41及び窪み部42を設けてあり、上述した両方の効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、外側の側片の上部の外面が上方へ行く程内側に位置する上傾斜部となるとともに、該側片の前記上傾斜部の下部の外面が垂直又は下方へ行く程内側に位置する下縦部となる軒樋において、上傾斜部と下縦部との境界に上傾斜部を流下した水が下縦部に伝わらないように水切りするための水切り部を設けたので、上傾斜部に降って流下した雨水が下縦部に流下して流下痕が残るのを防止し、見栄えを良くすることができる。
【0022】
また請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の発明の効果に加えて、水切り部を下方に突出する突起として形成したので、簡単な構成で水切り部を形成することができる。
【0023】
また請求項3記載の発明にあっては、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、水切り部を水が溜まって自重で落下させるための窪み部として形成したので、簡単な構成で水切り部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)は軒樋の全体の断面図であり、(b)乃至(f)は(a)のA部における拡大図である。
【図2】軒樋の建物への配設を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 外側の側片
11 上傾斜部
12 下縦部
4 水切り部

Claims (3)

  1. 外側の側片の上部の外面が上方へ行く程内側に位置する上傾斜部となるとともに、該側片の前記上傾斜部の下部の外面が垂直又は下方へ行く程内側に位置する下縦部となる軒樋において、上傾斜部と下縦部との境界に上傾斜部を流下した水が下縦部に伝わらないように水切りするための水切り部を設けて成ることを特徴とする軒樋。
  2. 水切り部を下方に突出する突起として形成して成ることを特徴とする請求項1記載の軒樋。
  3. 水切り部を水が溜まって自重で落下させるための窪み部として形成して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の軒樋。
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