JP2004211306A - シートシャッターの異常検知装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シートシャッター装置のシート体1には、他のシート体1の部分よりも剛性を有する剛性部6をシート体1の上下(開閉)方向に形成し、さらに巻取シャフト4の近傍でシート体1の剛性部6と対向する位置にシート体1の巻取シャフト4への巻き崩れを検知する検知スイッチ8を設けた。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は工場、倉庫等の建物の開口部に設けられるシートシャッターに係り、詳しくはシートシャッターの駆動中の異常を検知する異常検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シートシャッターは可撓性を有する薄いシート体を使用して建物の開口部を開閉動作させるもので、金属製のスラットを使用した鋼製シャッターに比べて重量が軽く開閉動作を高速に出来るため、トラック、フォークリフト等の通行物が頻繁に出入りする工場、倉庫等の出入口などに多く取り付けられている。シートシャッターは開口部上方に設けられシート体を巻き取る巻取シャフトと、巻取シャフトを回転駆動する開閉機と、開口部両端に設けられシート体を昇降案内するガイドレール、開閉機の回転量を検知して開閉機の駆動を停止しシート体を開口部の上下限位置で停止させるリミットスイッチが設けられている。そして通行物がシートシャッターの近傍に来たことを検知するセンサーの検知信号により連動してシートシャッターが上限位置まで開放し一定時間後に自動的に下限位置まで閉鎖するように構成されている。
【0003】
シートシャッターは前述の通り、可撓性を有する軽量のシート体を使用するため、シート体の降下中に強風が発生した場合には、開口部の両端に立設したガイドレールとの摩擦により、開閉機が駆動中にもかかわらず、シート体の下降が途中で停止してしまう場合があった。この状態になるとシート体は停止しているにもかかわらず開閉機は駆動し巻取シャフトを回転し続けるため、巻取シャフトから繰り出されたシート体が巻き崩れを起こしてシャッターケースでシート体が折り重なってしまい(図5(a)参照)、さらにこの状態からシート体を上昇させた場合には、シート体が折り重なったまま巻取シャフトに巻かれて(図5(b)参照)シート体の下端が上限位置に達したにもかかわらず開閉機の駆動が停止せず、シート体やシャッターケースなどが破損する恐れがあった。
【0004】
そこでシートシャッターの駆動中に強風で下降が停止したことを検知し、開閉機の駆動を停止するようにしたものが提唱される(例えば、特許文献1参照)。また鋼製シャッターにおいてはシャッターカーテンが下限位置で停止せずオーバーランしたときにシャッターカーテンの巻き崩れを検知するようにしたものがある(例えば特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開平6−24196号公報
【特許文献2】
実公平2−47760号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前者は巻取シャフトの巻き上げ方向に付勢するスプリングと座板の重量を利用して開閉機の過負荷を検知するようにしたものであるので、現場ごとに通常開閉駆動時には検知しないように検知負荷を設定しなければならず、スプリングは巻取シャフトの回転量により付勢力が変化するため調整が非常に複雑であり、また後付するには巻取シャフトを交換する作業が必要なため非常に面倒であった。さらに検知感度を良好なものとするために座板に重量を重くする必要があり、座板に障害物が当接した場合には大きな衝撃を与えることとなり危険である。
また後者は、剛性を有しかつ開閉速度の遅い鋼製シャッターを前提としており、可撓性を有しかつ開閉速度の速いシートシャッターに適用した場合には、シート体の巻き崩れの挙動が必ずしも一定ではないため、検知できなかったり検知するまでに時間が掛かってしまう場合があり、ここに本発明の解決しようとする課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、可撓性を有するシート体と、開口部上方に設けられ前記シート体を巻き取る巻取シャフトと、巻取シャフトを回転駆動する開閉機と、前記開口部両端に設けられシート体を昇降案内するガイドレールから構成されるシートシャッターにおいて、前記シート体には、他のシート体の部分よりも剛性を有する剛性部を上下方向に形成し、一方前記巻取シャフトの近傍には、シート体の剛性部と対向するように位置してシート体の巻取シャフトへの巻き崩れを検知する異常検知スイッチを設けたことを特徴としたものである。そしてこのようにしたことで、シート体の剛性部が検知スイッチの検知部に接触することになる。シート体の剛性部は他のシート体の部分よりも剛性(こし)があるため、巻き崩れ時のシート体の挙動が安定し、また巻き崩れてから検知するまでの時間が短くなる。尚、ここで「剛性」とはシート体が巻取シャフトに巻かれるには支障の無い程度のことを言う。また異常検知スイッチついて、異常検知スイッチの検知部は少なくともシート体の剛性部と対向する位置に設ける必要があるが、全体が剛性部と対向するように設ける必要はない。
【0008】
さらに本発明は、可撓性を有するシート体と、開口部上方に設けられ前記シート体を巻き取る巻取シャフトと、巻取シャフトを回転駆動する開閉機と、前記開口部両端に設けられシート体を昇降案内するガイドレールから構成されるシートシャッターにおいて、前記シート体には、他のシート体の部分よりも剛性を有する剛性部を上下方向に形成し、一方前記巻取シャフトの近傍には、シート体の巻取シャフトへの巻き崩れを検知する異常検知スイッチを設け、シート体が巻き崩れた際には前記シート体の剛性部が異常検知スイッチの検知部に当接するようにしたことを特徴としたものである。そしてこのようにしたことで、シート体の剛性部は他のシート体の部分よりも剛性(こし)を有するため、巻き崩れ時のシート体の挙動が安定し、また巻き崩れてから検知するまでの時間が短くなる。
【0009】
このものにおいて、異常検知スイッチの検知部は、巻取りシャフトの下方に位置して設けられていることを特徴としたものである。巻き崩れが発生すると重力により最初に巻き取りシャフトの下方にシート体が垂れ下がるため、シート体の巻き崩れを迅速に検知することができる。さらにこのものにおいて、シート体の下降中に前記異常検知スイッチが検知した際には、開閉機の駆動を停止するとともに上限位置まで反転上昇するようにしたことを特徴としたものである。そしてこのようにしたことで、巻取シャフトから巻き崩れたシート体を自動的にもとの良好な巻取状態に戻すことができ、次回の閉鎖動作をすばやく行うことが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るシートシャッター装置の正面図、図2は同側面図であり、図面において1は建物の開口部2を閉鎖するシート体であって、可撓性を有しており、鋼製シャッターのシャッターカーテンに比べて非常に軽量である。シート体1の上端は、開口部2の上方に位置するシャッターケース3内に回転可能に軸支された巻取シャフト4に取り付けられており、図示しない開閉機の正逆駆動により巻取シャフト4を回転させ、シート体1が巻取シャフト4に巻き取られる開放姿勢と、開口部2の左右両側に立設されるガイドレール5に抜け止め規制された状態で昇降案内されて開口部2を閉鎖する閉鎖姿勢とに昇降変姿する構成となっている。
【0011】
シート体1は、開口部2の左右方向中央部に位置する中央シート1aと、その中央シート1aの左右端部に位置する端部シート1b、1bで構成されており、図3(a)に示すように中央シート1aと端部シート1bのそれぞれの端部同士を上下(開閉)方向連続して重ね合わせて、該重合部分を溶着又は縫着することで一体化されシート体1を構成している。ここでシート体1の上下方向略全長に連続する前記重合部分はシート同士を重ね合わせている関係から、他のシート部分よりもその厚さが厚く構成され、他のシート部分よりも高い剛性を有しており、当該部分は本発明の剛性部6を構成している。
【0012】
端部シート1bの他端側には、シート体1の開閉動作時にガイドレール5内を摺動するガイドブロック7が一定ピッチで上下方向に取り付けられており、これによってシート体1の開閉動作時にシート体1の端部がガイドレール5から抜け出さないようになっている。端部シート1bは中央シート1aよりも薄いが高い引張強度有するシートが用いられている。端部シート1bにはガイドブロック7が設けられているので、巻取シャフト4に巻かれる場合には皺が発生しやすいが、中央シート1aよりも薄く、端部シート1bで皺を吸収するため中央シート1a部分まで皺が及ばないようになっている。さらにシート体1に風圧が掛かったときにはガイドブロック7に大きな引張力が生じるが、引張強度が高いため破れるような心配はない。
【0013】
シート体1の下端には、袋形状のボトムシート1cが設けられており、全閉時にはボトムシート1cの下端が床面に当接して変形することで床面との隙間を塞ぐようになっている。またボトムシート1c内には図示しないウエイト(重り)が設けられており、これによってシャッターカーテンが軽量なシート体1でありながら、巻取シャフト4の回転により良好にシート体1の下降動作が行われることになる。
【0014】
図1に示すようにシャッターケース3内には、シート体1の剛性部6と開口幅方向略同位置に位置して、巻取シャフト4からのシート体1の巻き崩れを検知する検知スイッチ8が設けられている。これにより巻取りシャフト4に巻かれたシート体1の剛性部と検知スイッチ8が対向するようになっている。検知スイッチ8は図示しないマイクロスイッチを内蔵した本体部81と、シート体1がまき崩れた場合にシート体1の剛性部6が当接する検知レバー82で構成されている。検知スイッチ8はシャッターケース3の下面ケース板31に取付けられており、詳しくは本体部81の下部に固定した取付板81aで、下面ケース板31に形成した取付孔31aを下方から塞ぐように蓋をしてビスで取付けるようになっている。尚、下面ケース板31はシャッターケース3から取り外しが可能となっており、メンテナンス時は下面ケース板31を取外すことでシャッターケース3内の部品を修理・交換できるようになっている。
【0015】
図4に示すように、検知スイッチ8の本体部81はシャッターケース3内において巻取シャフト4の中心よりも反ガイドレール5側(図4において右側)にずれて位置している。検知レバー82は、本体部81の上部から突出する基端部82aと該基端部82aからガイドレール5側(図4において左側)下方に向けて傾斜する傾斜部82bと傾斜部82bの先端からガイドレール5側に水平に延出する先端部82cからなり、該先端部82cは巻取シャフト4の下方に位置するようになっている。検知レバー82は上述のような形となっているため、巻取シャフト4に巻かれたシート体1から検知レバー82までの距離が、検知レバー82の傾斜部82b・先端部82cのどの位置でもおおよそ同じ距離となっている。
【0016】
検知スイッチ8の検知レバー82が動作すると、本体部82に内蔵されたマイクロスイッチが切り替わり、その検知信号が開閉機の駆動を制御する制御部に送られる。そして制御部は検知信号の入力に伴い下降動作中のシート体1を停止させ、その後上限位置まで反転上昇するようになっている。
【0017】
叙述のごとく構成された本発明の実施形態において、シートシャッターは開閉機の駆動に基づいて巻取シャフト4が回転し、シート体1はその端部がガイドレール4に案内された状態で開口部を開閉動作することになる。そしてシート体1の下降中にシート体1の下部が障害物に当接したり強風が発生してガイドレール5との摩擦でシート体1が途中で停止した場合には、開閉機の駆動により巻取シャフト4の回転は継続しているため、シャッターケース3内で巻取シャフト4からシート体1が繰り出されて、図4に二点鎖線で示すように巻き崩れを起こすことになるが、シャッタケース3内の巻取シャフト4近傍にはシート体1の剛性部6と開口幅方向同位置にシート体1の巻き崩れを検知する検知スイッチ8が設けられており、巻き崩れたシート体1の剛性部6が検知スイッチ8の検知レバー82に当接して図4の矢印方向に検知レバー82を移動させてシート体1の巻き崩れを検知するようになっている。検知レバー82が検知すると直ちに開閉機の駆動が停止されて、これ以上のシート体1の巻取シャフト4からの繰り出しを防止されるため、図5(a)に示したようにシャッターケース3内でシート体1が折り重なるようになることはない。またシート体1は停止後自動的に上限位置まで巻き取ることになるが、シート体1の巻き崩れをその初期で検知できるため、検知スイッチ8による停止後シート体1を上限位置まで巻き取ることで、巻き崩れを直しながら巻取シャフト4に巻かれることになり、シート体1の全開状態では自動的に正常な巻取状態に戻っており、その後正常な巻取状態からすばやくシート体1の下降動作を行うことが出来る。
【0018】
前述の通り、シート体1の巻き崩れ時にはシート体1の剛性部6が検知レバー82を押下することになるが、剛性部は図3(a)に示すように中央シート1aと端部シート1bの端部同士を重ね合わせて形成しているため、シート体1の他の部分よりも厚さがあり剛性を有している。すなわち巻取シャフト4に巻かれる場合に他の部分よりもこしがあることになる。シートシャッターは可撓性のある薄いシートで構成されているため剛性(こし)が無くシャッターケース3内で巻き崩れを起こした場合には、鋼製シャッターに比べてその巻き崩れの挙動が不安定となり検知スイッチ8を設けても必ずしも毎回検知するとは限らず、また検知するまでにはかなり巻き崩れが進んだ状態となってしまう恐れがある。しかし本実施形態では巻き崩れをシート体1の剛性部6で検知するようにしたため、剛性部付近では巻き崩れによるシート体1の挙動が安定するようになり、巻き崩れを起こした場合には確実に検知レバー82を押下することになる。また剛性部6はこしがあるため、巻き崩れが開始した際にシート体1はシャッターケースの内壁に向けて素早く膨出する挙動を示すため、巻き崩れが始まってから検知スイッチ8がその巻き崩れを検知してシート体1の下降動作を停止するまでの時間が短くて済むようになる。よって、開閉速度の高速なシートシャッターにおいて、シャッターケース3内の巻き崩れを検知する検知スイッチ8を設けた場合であっても巻き崩れが開始してからきわめて短い時間で検知でき、巻き崩れを図4の二点鎖線で示すような巻き崩れ初期段階でシート体1の下降動作を停止することができ、従来のようにシャッターケース3内でシート体が折り重なるようなことはなく、ましては折り重なった状態で巻取シャフト4に巻かれてシート体1やシャッターケース3等が破損するような不具合は無くなる。
【0019】
さらにシート体1の巻き崩れを検知する検知スイッチ8の検知レバー82は、巻取シャフトの下方に臨むように本体部81から延出されており、巻き崩れが発生した場合には重力によってシート体1が垂れ下がる位置であるため、本実施形態のように検知レバー82を設置することで可及的に早く巻き崩れを検知できさらに好適である。
【0020】
本発明の実施形態は以上のように構成されるが、必ずしも上記実施形態のみに限定されるものではない。上記実施の形態では図3(a)に示すようにシート同士の重合部分をシート体1の剛性部6としたが、図3(b)〜(f)のように構成しても良い。すなわち図3(b)はシート体1の開口幅方向所定位置に、別体で開口部左右幅方向の幅狭な副シート1dを溶着等によりシート体1の開閉方向に設けるようにしても良い。この場合には剛性部6´の設置位置が開口幅方向で自由度を有する。また図3(c)は副シート1eを袋状にシート体1に取付け、その袋部分にワイヤ1fを通すようにしても良い。この場合には図3(b)と同様に剛性部6´の設置位置が開口幅方向で自由度を有するとともに、剛性をさらに高いものとすることが可能である。また図3(d)、(e)に示すように、シート体1の端部側を袋状にしたり折り返して溶着することで剛性部6´を構成するようにしても良い。さらに図3(f)に示すように剛性部6´だけ他の部分よりも厚さのある副シート1gで構成するようにしてもよい。この場合にはシート同士の重合部と副シート1gの部分が剛性部を形成することとなる。
【0021】
また、図4において検知スイッチ8の位置はシャッターケース3の下面ケース板31に設けられているが必ずしもこの必要は無く、シート体1の巻き崩れが比較的早く検知できるのであれば、シャッターケース3の前面3aや後面3bに検知スイッチ8を設けて、巻き崩れの際にシャッターケース3前面側や後面側に膨らむシート体1の挙動で巻き崩れを検知するようにしても良い。さらに実施の形態では検知スイッチ8がシート体1の剛性部6と開口幅方向同位置となるようにシャッターケース3内に設置しているが、検知スイッチ8の検知レバー82のみが剛性部6と同位置となっていれば良く、したがって本体部81は必ずしも剛性部6と開口幅方向同位置となる必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートシャッターの正面図
【図2】同縦断面図
【図3】(a)シート体の剛性部の拡大断面図
(b)他の実施形態を示すシート体の剛性部の拡大断面図
(c)他の実施形態を示すシート体の剛性部の拡大断面図
(d)他の実施形態を示すシート体の剛性部の拡大断面図
(e)他の実施形態を示すシート体の剛性部の拡大断面図
(f)他の実施形態を示すシート体の剛性部の拡大断面図
【図4】シャッターケース内部を示す要部拡大図
【図5】(a)従来のシートシャッターが巻き崩れを起こして、シャッターケース内にシート体が折り重なった状態を示す図
(b)図5(b)の状態からシート体を巻き上げて、巻取シャフトに折り重なったシート体が巻かれていく状態を示す図
【符号の説明】
1 シート体
1a 中央シート
1b 端部シート
2 開口部
3 シャッターケース
4 巻取シャフト
5 ガイドレール
6 剛性部
7 ガイドブロック
8 検知スイッチ
81 本体部
82 検知レバー
Claims (4)
- 可撓性を有するシート体と、開口部上方に設けられ前記シート体を巻き取る巻取シャフトと、巻取シャフトを回転駆動する開閉機と、前記開口部両端に設けられシート体を昇降案内するガイドレールから構成されるシートシャッターにおいて、
前記シート体には、他のシート体の部分よりも剛性を有する剛性部を上下方向に形成し、一方前記巻取シャフトの近傍には、シート体の剛性部と対向するように位置してシート体の巻取シャフトへの巻き崩れを検知する異常検知スイッチを設けたことを特徴とするシートシャッターの異常検知装置 - 可撓性を有するシート体と、開口部上方に設けられ前記シート体を巻き取る巻取シャフトと、巻取シャフトを回転駆動する開閉機と、前記開口部両端に設けられシート体を昇降案内するガイドレールから構成されるシートシャッターにおいて、
前記シート体には、他のシート体の部分よりも剛性を有する剛性部を上下方向に形成し、一方前記巻取シャフトの近傍には、シート体の巻取シャフトへの巻き崩れを検知する異常検知スイッチを設け、シート体が巻き崩れた際には前記シート体の剛性部が異常検知スイッチの検知部に当接するようにしたことを特徴とするシートシャッターの異常検知装置 - 請求項1又は2において、前記異常検知スイッチの検知部は、巻取りシャフトの下方に位置して設けられていることを特徴とするシートシャッターの異常検知装置。
- 請求項1乃至3において、シート体の下降中に前記異常検知スイッチが検知した際には、開閉機の駆動を停止するとともに上限位置まで反転上昇するようにしたことを特徴とするシートシャッターの異常検知装置
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JP2002379083A JP4026060B2 (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | シートシャッターの異常検知装置 |
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JP2008002192A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Optex Co Ltd | シートシャッター用物体検出装置 |
JP2008169585A (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-24 | Bunka Shutter Co Ltd | シートシャッターの障害物感知装置 |
JP2012211491A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Sanwa Shutter Corp | 建築用電動式シャッター装置における異常停止装置 |
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