JP2008002192A - シートシャッター用物体検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シートシャッター近傍に近傍検出エリアを形成する検出能力可変の近傍側センサ11と、遠方検出エリアを形成する遠方側センサ12〜14と、前記シートシャッターが閉鎖していると判断されるときに近傍側センサ11の検出能力を通常よりも低下させ、前記シートシャッターが閉鎖していないと判断されるときには近傍側センサ11の検出能力を通常とし、センサ11〜14の少なくとも1つによって物体が検出されているときに物体検出信号S1を出力し、センサ11〜14のいずれによっても物体が検出されないときには物体検出信号S1の出力を停止する制御手段とを備える。
【選択図】図1
Description
図1は本発明の第1実施形態に係るシートシャッター用検出器1の構成を示すブロック図である。この図に示すように、シートシャッター用検出器1は、シートシャッターの開閉を制御するシートシャッター・コントローラ2と接続されている。
第1実施形態では、シートシャッター・コントローラ2からシートシャッターの閉鎖が完了したことを示す閉鎖完了信号S2を出力して、その出力をシートシャッター用検出器1に入力する必要があった。以下で説明する第2実施形態では、閉鎖完了信号S2の入力を不要とする構成としたため汎用性が高まり、既存のシートシャッターに従来技術による物体検出器などが設置されている場合でもそれと交換を可能とする。なお、以下では主として第1実施形態との相違点について説明する。
図8は本発明の第3実施形態に係るシートシャッター用検出器1Bの構成を示すブロック図である。この図に示すように、第3実施形態は第2実施形態を簡略化した構成であり、近傍検出エリア用として1系統の受光素子のみを有する第1センサ11Xと、遠方検出エリア用として第2センサ12および第3センサ13と、制御回路10Bとを備える。なお、シートシャッター・コントローラ2Aは第2実施形態と同じである。
図9は本発明の第4実施形態に係るシートシャッター用検出器1Cの構成を示すブロック図である。この図9に示すように、第4実施形態は、第2実施形態の近傍検出エリア用の第1センサ11を、8系統の独立した受光素子11c〜11jを有する第1センサ11Yに置き換えるとともに、制御回路10Aを制御回路10Cに置き換えたものである。図10はシートシャッター用検出器1Cによって形成される各検出エリアの概略説明用の平面図である。この図10は、図2(b)および図3(b)に相当するものであるが、各検出エリア以外の図示は省略している。
上記の各実施形態で使用している方法は、適宜組み合わせたり、一部を置き換えたりすることなども可能である。例えば、第2実施形態〜第4実施形態においても、シートシャッター・コントローラ2を代わりに使用すれば、シートシャッターが閉鎖完了状態であるか否かを直接判定するような処理に変更することも可能になる。また、遠方検出エリアの数を変えたり、その内部に複数の小検出エリアを隣接して並ぶように形成させたりして、系統毎に物体の検出を可能としてもよい。
1A シートシャッター用検出器
1B シートシャッター用検出器
1C シートシャッター用検出器
2 シートシャッター・コントローラ
2A シートシャッター・コントローラ
3 シート巻取部
4 シート部
5 地面
10 制御回路(制御手段)
10A 制御回路(制御手段)
10B 制御回路(制御手段)
10C 制御回路(制御手段)
11 第1センサ(近傍側センサ)
11X 第1センサ(近傍側センサ)
11Y 第1センサ(近傍側センサ)
12 第2センサ(遠方側センサ)
13 第3センサ(遠方側センサ)
14 第4センサ(遠方側センサ)
Claims (8)
- 可撓性を有するシート体を用いたシートシャッターの開閉制御のための物体検出信号を出力可能なシートシャッター用物体検出装置であって、
前記シートシャッター近傍において少なくとも1つの近傍検出エリアを形成し、この近傍検出エリア内の物体を検出するとともに、その検出能力が可変である近傍側センサと、
前記近傍検出エリアよりも前記シートシャッターから離れた側に少なくとも1つの遠方検出エリアを形成し、この遠方検出エリア内の物体を検出する遠方側センサと、
前記シートシャッターが閉鎖していると判断されるときに前記近傍側センサの検出能力を通常よりも低下させ、前記シートシャッターが閉鎖していないと判断されるときには前記近傍側センサの検出能力を通常とし、前記遠方側センサまたは前記近傍側センサの少なくとも1つによって物体が検出されているときに前記物体検出信号を出力し、前記遠方側センサおよび前記近傍側センサのいずれによっても物体が検出されないときには前記物体検出信号の出力を停止する制御手段と
を備えることを特徴とするシートシャッター用物体検出装置。 - 請求項1に記載のシートシャッター用物体検出装置において、
前記近傍側センサは、前記シートシャッター近傍において前記シートシャッターと略平行に複数の近傍検出エリアを隣接して形成し、これらの近傍検出エリア内の物体をそれぞれ検出するものであり、
前記制御手段は、前記シートシャッターが閉鎖していると判断されるとともに前記遠方側センサによっては物体が検出されていない場合であって、前記近傍側センサによって第1所定判定時間内に前記複数の近傍検出エリアのうちの第1所定数以上のエリア内で物体が検出されたときには、前記物体検出信号を出力しないことを特徴とするシートシャッター用物体検出装置。 - 請求項1または2に記載のシートシャッター用物体検出装置において、
前記シートシャッターの閉鎖完了信号が入力可能に構成されており、
前記制御手段は、この閉鎖完了信号に基づいて前記シートシャッターが閉鎖しているか否かを判断することを特徴とするシートシャッター用物体検出装置。 - 請求項1または2に記載のシートシャッター用物体検出装置において、
前記制御手段は、前記物体検出信号の出力停止状態が所定時間以上継続したことにより前記シートシャッターが閉じていると判断することを特徴とするシートシャッター用物体検出装置。 - 可撓性を有するシート体を用いたシートシャッターの開閉制御のための物体検出信号を出力可能なシートシャッター用物体検出装置であって、
前記シートシャッター近傍において前記シートシャッターと略平行に複数の近傍検出エリアを隣接して形成し、これらの近傍検出エリア内の物体をそれぞれ検出する近傍側センサと、
前記近傍検出エリアよりも前記シートシャッターから離れた側に少なくとも1つの遠方検出エリアを形成し、この遠方検出エリア内の物体を検出する遠方側センサと、
前記遠方側センサの少なくとも1つによって物体が検出されている場合は前記物体検出信号を出力し、前記遠方側センサおよび前記近傍側センサのいずれによっても物体が検出されない場合は前記物体検出信号の出力を停止し、前記近傍側センサのみによって物体が検出されている場合については、第2所定判定時間内に前記複数の近傍検出エリアのうちの第2所定数以上のエリア内で物体が検出されなかったとき又は前記シートシャッターが閉鎖していないと判断されるときのみ前記物体検出信号を出力する制御手段と
を備えることを特徴とするシートシャッター用物体検出装置。 - 可撓性を有するシート体を用いたシートシャッターの開閉制御のための物体検出信号を出力可能なシートシャッター用物体検出装置であって、
前記シートシャッター近傍において前記シートシャッターと略平行に複数の近傍検出エリアを隣接して形成し、これらの近傍検出エリア内の物体をそれぞれ検出する近傍側センサと、
前記近傍検出エリアよりも前記シートシャッターから離れた側に少なくとも1つの遠方検出エリアを形成し、この遠方検出エリア内の物体を検出する遠方側センサと、
前記遠方側センサの少なくとも1つによって物体が検出されている場合は前記物体検出信号を出力し、前記遠方側センサおよび前記近傍側センサのいずれによっても物体が検出されない場合は前記物体検出信号の出力を停止し、前記近傍側センサのみによって物体が検出されている場合については、第2所定判定時間内に前記複数の近傍検出エリアのうちの第2所定数以上のエリア内で物体が検出されるとともにその物体を検出したエリア間での検出状態の時間的変動の差が所定範囲内ではなかったとき、又は前記シートシャッターが閉鎖していないと判断されるときのみ、前記物体検出信号を出力する制御手段と
を備えることを特徴とするシートシャッター用物体検出装置。 - 請求項5または6に記載のシートシャッター用物体検出装置において、
前記シートシャッターの閉鎖完了信号が入力可能に構成されており、
前記制御手段は、この閉鎖完了信号に基づいて前記シートシャッターが閉鎖しているか否かを判断することを特徴とするシートシャッター用物体検出装置。 - 請求項5または6に記載のシートシャッター用物体検出装置において、
前記制御手段は、前記物体検出信号の出力停止状態が所定時間以上継続したことにより前記シートシャッターが閉じていると判断することを特徴とするシートシャッター用物体検出装置。
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- 2006-06-23 JP JP2006173913A patent/JP5092077B2/ja active Active
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