JP2008007973A - シートシャッターにおける検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャッターカーテン端部がガイドレールから離脱する時あるいは離脱する前に、シャッターカーテンに所定の力が作用していることを検知してシャッターカーテンの制御を行う。
【解決手段】シートシャッターにおける検知装置である。シートシャッターのガイドレール支持機構20は、支持機構20の構成要素が変形あるいは/および変位することで、シャッターカーテン端部を受け入れたガイドレール2がシャッターカーテン1の撓みや膨らみに追従して移動することを許容すると共に、所定の大きさを超える力がシャッターカーテン1に作用した場合には、シャッターカーテン端部をガイドレールから離脱させる。支持機構20内には、支持機構20の構成要素の変形あるいは/および変位が所定量を超えた時に作動する検知手段Sが設けてあり、検知手段Sは、シャッターカーテン端部の離脱前あるいは離脱時に作動して検知信号を制御部に送信する。
【選択図】図8

Description

本発明は、シートシャッター装置における検知装置に係り、詳しくは、所定以上の負荷がシート状のシャッターカーテンに作用した場合に、シャッターカーテン端部がガイドレールから外れるようにしたシートシャッター装置における検知装置に関するものである。一つの好適な態様では、当該検知装置は、シャッターカーテン端部がガイドレールから離脱することを検知するものである。
シートシャッター装置のシャッターカーテンを構成するシートは、鋼製スラットからなるシャッターカーテンに比べて強度が弱く、シートに所定以上の力が加わると、シートが破損してしまうおそれがある。そこで、シートに所定以上の力が加わると、シートの端部がガイドレールから外れるようにしたものが提案されており、シート端部がガイドレールから離脱する構成については、例えば、特許文献1,2に記載されている。
ここで、従来の「シート端部がガイドレールから離脱可能なシートシャッター」に係る技術的思想は、「シートに力が加わった場合に、どのようにしてシートがガイドレールから外れるようにするか」、「外れたシートをどのようにガイドレール内に復帰させるか」に着目したものであった。
しかしながら、シートの一方の端部あるいは両端部がガイドレールから外れた状態でシートを上昇させると、外れたシートが暴れながら上昇するため、シートやガイドレールが傷ついたり、破損したりするおそれがある。特に、通行者や車両を検知するセンサを有しており、当該センサが通行者や通行車両を検知した時に、シートを上昇させるように制御されたシートシャッター装置においては、風圧でシートがガイドレールから離脱したような場合に、離脱したシートが風で前後に大きく振れることで、当該センサによる検知が行われ、離脱したシートが暴れながら自動で上昇してしまうことになる。
特許文献3には、シャッターの側縁部が案内路から外れたことを検知するスイッチが開示されている(段落番号0040参照)。しかしながら、特許文献3で開示された検知手段は、案内路から外れたシャッターが上昇することによる再導入要素の対応する変位を当該スイッチで検知するものであって、上記の不具合を解決することはできない。すなわち、特許文献3の検知手段は、シャッターの側縁部が案内路から外れたことをその時点で検知するものではなく、シャッターの側縁部が案内路から外れてからシャッターカーテンが上昇した後に、再導入要素の対応する部位の変位をスイッチで検知するものであり、スイッチによる検知までの間に、離脱したシャッター側縁部が暴れながら上昇することに変わりない。
特開2001−12174 特許2884103号 特表2005−511927
本発明は、シャッターカーテン端部がガイドレールから離脱する時あるいは離脱する前に、シャッターカーテンに所定の力が作用していることを検知してシャッターカーテンの制御を行うことで、上記不具合を解決することを目的とするものである。
かかる課題を達成するために本発明が採用した検知装置は、建物開口部を開閉するシート状のシャッターカーテンと、シャッターカーテンの両端部を案内するガイドレールと、ガイドレールを支持するガイドレール支持機構と、を有するシートシャッターにおける検知装置であって、前記支持機構は、当該支持機構の構成要素が変形あるいは/および変位することで、シャッターカーテン端部を受け入れたガイドレールがシャッターカーテンの撓みや膨らみに追従して移動することを許容すると共に、所定の大きさを超える力がシャッターカーテンに作用した場合には、シャッターカーテン端部をガイドレールから離脱させるように構成されており、前記支持機構内には、当該支持機構の構成要素の変形あるいは/および変位が所定量を超えた時に作動する検知手段が設けてあり、前記検知手段は、シャッターカーテン端部の離脱前あるいは離脱時に作動して検知信号を制御部に送信するように構成されている。
一つの態様では、前記支持機構は、ガイドレールを開口幅方向に移動可能に支持する軸部材を有しており、前記検知手段は、前記軸部材の開口幅方向の変位量が所定量を超えた時に作動するものである。一つの好ましい態様では、軸部材は、開口部側へ移動した時に、開口部から離隔する方向に付勢されるように構成されており、軸部材を開口部側へ移動させる力が除去されると、軸部材は、当該付勢力によって、開口部から離隔する側へ移動して元の位置に復帰する。
具体的な態様例では、ガイドレール支持機構は、ガイドレールを受け入れる外ガイドレール、開口部の縦枠内において高さ方向に延出するプレート、縦枠の見込壁の内側面とプレートとの間に設けた弾性部材、とを有し、前記軸部材は、外ガイドレールの底壁、前記見込壁、前記弾性部材、前記プレートを貫設して軸方向に移動可能に延出しており、前記見込壁の内側面と前記プレートとの間に形成された空間(当該空間には前記弾性部材は設けられていない)に検知手段を設けてなる。さらに具体的な態様例では、前記見込壁の内側面、前記プレートのいずれか一方に押圧部を設け、他方に被押圧部を設ける。
一つの態様では、前記支持機構は、開口部縦枠に装着されていると共に、前記支持機構の構成要素の少なくとも一部は、前記縦枠内に配設されており、前記検知手段は、前記縦枠内に配設されている。こうすることで、検知手段が外部に露出することがなく、誤作動を防止できると共に、意匠上も好ましい。
尚、ガイドレール支持機構の構成は、後述する実施形態のものに限定されるものではない。例えば、ガイドレール支持機構は、特許文献1における機構であってもよく、軸部材としてのボルトの変位量を検知するような検知スイッチを付加する(例えば、縦枠内に)ものでもよい。
検知信号を受信した後の具体的な制御手順については、シャッター装置の設置場所や使用態様、シャッターカーテン端部離脱の理由等の条件によって、様々な制御が可能であることは当業者にとって理解されるが、前記制御部は、一つの態様では、検知信号を受信して、シャッターカーテンを異常停止あるいは/および上昇(好ましくは、低速上昇)させるものである。ここで、「シャッターカーテンの異常停止」には、シャッターカーテン移動時では、シャッターカーテンの移動を停止し、あるいは、さらに、停止後にシャッターカーテンの移動を不能とし、シャッターカーテン停止時では、シャッターカーテンの移動を不能とする、ことを含む。「シャッターカーテンの移動を不能とする」とは、例えば、操作パネルから開放信号あるいは閉鎖信号の入力ができない状態を言う。一つの態様では、シャッターカーテンが異常停止状態にある場合には、異常ランプが操作パネルに表示され、操作パネル上の解除ボタン(復旧ボタン)からの解除信号の入力で、異常停止状態が解除されるようにする。シャッターカーテン制御手段は、異常停止後、あるいは、離脱検知信号の受信に応じて、シャッターカーテンを上昇させてもよい。また、離脱検知信号受信後、離脱したシャッターカーテンが元の状態に復帰するまでは、通行者・通行車両を検知するセンサ等のセンサは不能となる。したがって、解除ボタンで異常停止状態が解除された場合であっても、通行者・通行車両を検知するセンサ等のセンサは不能状態が維持される。
離脱したシャッターカーテン端部の復帰手段は、一つの好ましい態様では、シャッターカーテンの上昇操作によるものであり、前記検知手段は、シャッターカーテンの上昇開始前に検知信号を制御部に送信する。一つの態様では、離脱したシャッターカーテン端部の復帰手段は、シャッターカーテンを全開位置まで上昇させるものである。この場合には、シャッターカーテンが全開位置となった時に、通行者・通行車両を検知するセンサ等のセンサは不能状態が解除され、これらのセンサが有効となる。他の態様では、離脱したシャッターカーテン端部の復帰手段は、ガイドレールの中間部位にガイド手段を設け、シャッターカーテンの上昇中に、ガイド手段によってガイドレール内へシャッターカーテン端部を復帰させるものである。この場合には、次に述べるように通常時の上昇速度よりも低速でシャッターカーテンを上昇させるものにおいて、ガイドレール復帰後は、通常時の上昇速度でシャッターカーテンを上昇させてもよい。
好ましい態様では、シャッターカーテン制御手段は、通常時の上昇速度よりも低速で、端部がガイドレールから離脱したシャッターカーテンを上昇させるものである。こうすることで、シャッターカーテン端部がガイドレールから離脱した状態でシャッターカーテンを上昇させても、シャッターカーテンの離脱部位の暴れを最小限に止めることができ、シャッターカーテンやガイドレールの損傷を可及的に防止することができる。
本発明では、シャッターカーテン端部がガイドレールから離脱したこと、あるいは、離脱しそうなことを、離脱の前あるいは離脱時に検知し、検知信号によってシャッターカーテンの移動を制御するものであり、シャッターカーテン端部が離脱する前、あるいは、シャッターカーテン端部が離脱した時点で検知信号を送信して制御を開始することができる。よって、シャッターカーテン端部がガイドレールから離脱した後に外れたシートが暴れながら上昇して、シートやガイドレールが傷ついたり、破損したりすることを防止することができる。
[A]シートシャッターの全体構成
本発明に係るシートシャッターの全体構成について適宜図面を参照しながら説明する。シートシャッター装置は、建物開口部を開閉するシート状のシャッターカーテン1と、建物開口部の両端に立設されている一対のガイドレール装置Gと、シャッターカーテン1の上端が連結してあり、開口部(シャッターカーテン)幅方向に延出する巻取シャフト3と、建物開口部の上方に配設され、巻取シャフト3を内装するシャッターケース4と、巻取シャフト3を回転駆動させる図示しない開閉機と、開閉機を制御する制御部とを有する。ガイドレール装置Gは、シャッターカーテン1の幅方向端部を受け入れて案内するガイドレール2と、ガイドレール2を支持するガイドレール支持機構20と、から構成されている。制御部は、制御回路を有し、制御部への入力に応じて制御回路を介して指令が開閉機のモータに送信され、モータの回転により巻取シャフト3を回転させることで、シャッターカーテン1が巻取シャフト3に巻装され、あるいは、巻取シャフト3から繰り出されて、建物開口部を開閉する。シートシャッターは、通行者や通行車両を検知する手段を有しており、通常時には、通行者や車両を検知する手段からの入力によって、自動で建物開口部を開閉する。制御部は、さらに、操作パネル(制御盤)を含み、操作パネルからの手動入力によって、建物開口部を開閉することができる。
シャッターカーテン1は、本体シート10と、本体シート10の幅方向左右両端に上下方向に間隔を存して設けてなる複数のガイド体(ガイドローラ5、ガイドブロック5A)と、本体シート10の下端に形成した内袋状部11と外袋状部12とを有し、内袋状部11の直上に位置して、本体シート10の幅方向に延出する姿勢保持バー6が設けてある。内袋状部11内には、本体シート10の幅方向左右に均等に配設された左右一対のボトムウェイト7と、ボトムウェイト7間にはスペーサとしてのパイプ8が内装されている。内袋状部11と外袋状部12の間にはクッションとしての弾性部材9が設けてある。尚、一つの好ましい態様として、シャッターカーテン端部とガイドレール2との係止手段として、シャッターカーテン1の両端部に設けたガイド体(ガイドローラ5、ガイドブロック5A)を示したが、シャッターカーテン端部とガイドレール2との係止手段としては、特許文献2に開示されているようなロッドでもよい。
ガイドレール2は、建物開口部左右の縦枠200に装着されるガイドレール支持機構20に支持されることによって、開口幅方向X及び前後方向Y(図7参照)に移動可能であり、シャッターカーテン1の撓みや膨らみに追従して移動できるようになっている。ガイドレール支持機構20は、ガイドレール2を受け入れる外ガイドレール21、ガイドレール2の底部側に一体的に嵌合された補助レール210、縦枠200の見込壁201に形成された凹部202、外ガイドレール21と凹部202の外側面との間に設けた第1弾性部材13、縦枠200内において高さ方向に延出するプレート16、凹部202の内側面とプレート16との間に設けた第2弾性部材14、一端が補助レール210に装着され、外ガイドレール21、第1弾性部材13、凹部202、第2弾性部材14、プレート16を貫設して延出するボルト(軸部材)15、ボルトの他端に設けたナット17、プレート16とナット17との間に設けたコイルスプリング18、とから構成されている。
ガイドレール2の底部には、補助レール210が嵌合されている。ガイドレール2は、開口高さ方向に延出する長尺部材であって、シート本体10の幅方向左右両端に上下方向に間隔を存して設けた複数のガイド体(ガイドローラ5、ガイドブロック5A)は、通常時(開閉時及び全閉時)は、ガイドレール2内に位置している。ガイドレール2の底部の後側には、一対の嵌合片が一体形成されている。補助レール210は、開口高さ方向に延出する長尺部材であって、前側には一対の嵌合片が一体形成されており、補助レール210の嵌合片とガイドレール2の嵌合片とを嵌合させることで、ガイドレール2と補助ガイドレール210とが一体化される。ガイドレール2と補助ガイドレール210とは一体として開口幅方向に移動できるようになっている。通常時には、ガイドレール2及び補助レール210は共に、外ガイドレール21内に収納されている。補助レール210の後側には一対の片からなるボルト受け入れ部が形成されており、ボルト15の一端側に形成された頭部が受け入れられる。
縦枠200の見込壁201には凹部202が形成されており、凹部202を形成する見込壁を挟むようにして、縦枠200の外側の第1弾性部材13、縦枠200の内側の第2弾性部材14が設けてある。より具体的には、凹部202の外側面と外ガイドレール21との間に第1弾性部材13が挟持されており、凹部202の内側面とプレート16との間に第2弾性部材14が挟持されている。第1弾性部材13は開口高さ方向に延出する長尺材であり、外ガイドレール21の底部側部位を受け入れるように構成されている。第2弾性部材14は、一つの態様では、複数の短尺材を、凹部202の内側面とプレート16との間に位置させて、開口高さ方向に所定間隔を存して複数配設したものであるが、第1弾性部材13と同様に長尺材でもよい。ボルト15が、外ガイドレール21の底壁、第1弾性部材13、縦枠の200の見込壁201(凹部202)、第2弾性部材14、プレート16を、貫設して開口幅方向(見付方向)に延出している。ボルト15の一方の端部はガイドレール2の底部に一体化された補助レール210に連結されており、ボルト15の他方の端部にはナット17が設けられ、ナット17とプレート16の間に位置してコイルスプリング18が介装されている。ボルト15の軸部は、外ガイドレール21の底壁、縦枠の200の見込壁201(凹部202)、プレート16、に対して、図示しない挿通孔を介して遊びを有して貫設されており、ボルト15が軸方向(開口幅方向X)に移動可能であると共に、前後方向Yに揺動可能となっている。また、ボルト15は第2弾性部材14、コイルスプリング18によって弾性的に支持されているため、ボルト15は、第2弾性部材14、コイルスプリング18の圧縮・復帰によって、開口幅方向Xに移動可能であり、また、第1弾性部材13、第2弾性部材14、及び上記挿通孔(図示せず)によって、前後方向Yに揺動可能となっている。
上述のように構成することで、ガイドレール2は、ガイドレール支持機構20を介して、縦枠200に、開口幅方向X及び前後方向Yに移動可能に支持されており、支持機構20の構成要素が変形あるいは/および変位することで、シャッターカーテン端部を受け入れたガイドレール2がシャッターカーテン1の撓みや膨らみに追従して移動することを許容すると共に、所定の大きさを超える力がシャッターカーテン1に作用した場合には、シャッターカーテン端部をガイドレール2から離脱させるように構成されている。
ガイドレール2、ガイドレール支持機構20からなるガイドレール装置Gの動きについて説明する。シャッターカーテン1に力が作用して、シャッターカーテン1が撓んだり膨らんだりすると、シャッターカーテン1の端部が縦枠200から離れる方向(開口部側)に斜めに引っ張られるため、ガイドレール2も、ガイド体(ガイドローラ5、ガイドブロック5A)を介して、縦枠200から離れる方向に引っ張られる。この時、ガイドレール2は、補助レール210を介してボルト15と連結されており、ボルト15も開口部側に向かって斜めに引っ張られる。ボルト15が開口部側に斜めに引っ張られると、第2弾性部材14、コイルスプリング18を圧縮しながら、ガイドレール2、補助レール210、ボルト15、プレート16が、開口部側に移動し、同時に、第1弾性部材13、第2弾性部材14が弾性変形して、ボルト15が傾動する(図7下図)。ガイドレール支持機構20(外ガイドレール21)に対するガイドレール2の移動量が所定の範囲内であれば、シャッターカーテン1に作用する力が除去されると、ガイドレール2は元の位置(図7上図)に自動的に復帰する。
ガイドレール2は弾性部材から構成されており、シャッターカーテン1に作用する力が所定の大きさを超えると、ガイドレール2が外ガイドレール21から抜け出して、外ガイドレール21による拘束が無くなって、ガイドレール2が拡開状に変形することで、ガイドローラ5がガイドレール2から抜け出す(シャッターカーテン1の端部がガイドレール2から離脱する)こととなる(図7下図)。
ガイドレール2の上端部位には、第1ガイド22が設けてあり、第1ガイド22の上方には、まぐさ部に位置して第2ガイド23、第3ガイド24が配設されている。シャッターカーテン1の端部のガイド体(ガイドローラ5、ガイドブロック5A)が内ガイドレール21から外れた状態において、シャッターカーテン1を上昇させると、ガイドレール2から外れたシャッターカーテン1の端部がガイドレール2の外側に位置して上昇するが、離脱したシャッターカーテン端部は第2ガイド23に案内されて上昇され、シート本体10の下端部位近傍に設けた姿勢保持バー6は第3ガイド24に案内されて上昇する。シャッターカーテン1が巻取シャフト3に巻き取られた全開状態では、最下位のガイドブロック5Aは、第1ガイド22の上方に位置しており(図3参照)、その状態からシャッターカーテン1を降下させれば、シャッターカーテン端部はガイドレール2に案内されながら降下して、ガイドレール2内に納まることになる。このような離脱したシャッターカーテン端部の自動復帰手段の詳細な構成は、特開2005−61059に開示されており、特開2005−61059の記載を参照することができる。
[B]シャッターカーテン端部離脱検知装置
シートシャッター装置はシャッターカーテン端部離脱検知装置を有している。シャッターカーテン端部離脱検知装置は、シャッターカーテン1の少なくとも一方の端部がガイドレール2から離脱したことを検知して離脱検知信号を送信するシャッターカーテン端部離脱検知手段と、離脱検知信号を受信する制御部とを有している。一つの態様では、制御部は、シャッターカーテン1を異常停止あるいは/および上昇させる。
シャッターカーテン端部離脱検知手段は、ガイドレール支持機構20内に設けられた検知スイッチSを有している。検知スイッチSは、ガイドレール支持機構20内において、支持機構20の構成要素の変形あるいは/および変位が所定量を超えた時に作動するように設けてあり、検知スイッチSは、シャッターカーテン端部の離脱前(離脱直前を含む)あるいは離脱時に作動して検知信号を制御部に送信するように構成されている。
一つの好ましい態様では、検知手段は接触式の検知スイッチSであって、検知スイッチSは、凹部202とプレート16との間の空間に配設されており、凹部202とプレート16間の空間に装着されている第2弾性部材14が所定量を超えて圧縮された時に、作動するように構成される。図示の例では、凹部202の内側面とプレート16との間の空間には、複数の第2弾性部材14が高さ方向に間隔を存して配設されており、上下隣位の第2弾性部材14の間の空間に検知スイッチSが設けてある。凹部202の内側面、プレート16は共に縦枠200内にあることから、検知スイッチSも縦枠200内に位置することになる。
より具体的な態様例では、プレート16側には押圧部S1、凹部202側には被押圧部S2が設けてある。ボルト15が開口部側に斜めに引っ張られると、第2弾性部材14、コイルスプリング18を圧縮しながら、ガイドレール2、補助レール210、ボルト15、プレート16が、開口部側に移動し、同時に、第1弾性部材13、第2弾性部材14が弾性変形して、ボルト15が傾動し、第2弾性部材14が圧縮されることで、凹部202とプレート16間の空間が所定量を超えて小さくなった時に、押圧部S1が被押圧部S2を押圧することで検知スイッチSが作動して、検知信号が制御部に送信される。被押圧部S2は一つの態様例では、障害物検知のためにシャッターカーテンの下端の座板に設けられるテープスイッチと同様のものが採用される。押圧部S1は一つの態様例では、プレートに装着された螺子の頭部である。各ガイドレール支持機構20に設ける検知スイッチSの数は限定されない。
また、検知スイッチSが作動する時のガイドレール支持機構20の構成要素の変形量あるいは/および変位量(例えば、ボルト15の移動量、第2弾性部材14の圧縮量)を選択することで、検知スイッチSの検知感度を変更することができる。図8の例では、図8下図の状態で検知スイッチSが作動するようになっており、シャッターカーテン端部がガイドレール2から離脱する直前ないし離脱時に検知スイッチSが作動して検知信号を制御部に送信する。検知スイッチSの検知感度をより敏感にすることで、実際にシャッターカーテン端部がガイドレール2から離脱する前に、検知信号を制御部に送信するように検知スイッチSを構成することもできる。例えば、実際にシャッターカーテン端部が離脱することはないが、シャッターカーテン1を開放するには適切でない程の風圧がシャッターカーテン1に作用した時の第2弾性部材14の圧縮で検知スイッチSが作動するように検知スイッチSの感度を調整してもよい。
また、本発明では、検知スイッチSは、ガイドレール支持機構20内(実施形態では縦枠内)に設けてあると共に、ガイドレール支持機構20の構成要素の変形あるいは/および変位により作動するものであるため、通常の建物開口部の通行によって検知スイッチSが誤検知を行なうようなことがない。
[C]制御部によるシャッターの制御
シャッターカーテン制御手段の基本的な構成を図9に示す。巻取シャフト3を介してシャッターカーテンを昇降させる開閉機は、制御部によって制御されている。通行者・通行車両検知手段からの入力信号が制御部の制御回路に送信されると、制御回路から所定の信号が開閉機のモータに送信される。一つの態様では、通行者・通行車両を検知すると、自動で開放信号が入力されて、巻取シャフト3がシャッターカーテン1を巻き取る方向の回転力が、開閉機のモータから出力される。開口部全開状態において、通行者・通行車両の検知が無くなると、所定時間後に、自動で閉鎖信号が入力されて、巻取シャフト3からシャッターカーテン1が繰り出される方向の回転力が、開閉機のモータから出力される。制御部の制御回路への入力信号は手動で入力してもよい。制御部は、操作パネル(制御盤)を有しており、操作パネルからの入力信号によって、制御回路から所定の信号が開閉機のモータに送信される。操作パネルの開放スイッチから開放信号が入力されると、巻取シャフト3がシャッターカーテン1を巻き取る方向の回転力が、開閉機のモータから出力される。操作パネルの閉鎖スイッチから閉鎖信号が入力されると、巻取シャフト3からシャッターカーテン1が繰り出される方向の回転力が、開閉機のモータから出力される。シャッターカーテン1の移動中に、操作パネルの停止スイッチから停止信号が入力されると、開閉機のモータへの電力供給が遮断されて、シャッターカーテン1の移動が停止する。
検知スイッチSが作動して制御部に検知信号が送信されると、シャッターカーテン1が異常停止状態となる。異常停止状態とは、シャッターカーテンの移動が停止しており、かつ、シャッターカーテンの移動を不能(操作パネルにおける、開放信号、閉鎖信号の入力が不能となる)とする状態を言う。また、異常停止状態となると、操作パネルに異常ランプが点灯する。操作パネルには解除スイッチ(復旧スイッチ)が設けてあり、解除スイッチから解除信号を入力することで、異常停止状態が解除される。異常停止状態が解除されると、異常ランプ点灯が消滅し、操作パネルからの開放信号、閉鎖信号の入力が可能となる。さらに、シャッターカーテン端部離脱検知手段から制御部に検知信号が送信されると、通行者・通行車両検知手段を構成するセンサ等が不能状態となる。当該センサの不能状態は、端部がガイドレール2から離脱したシャッターカーテン1がガイドレール2に復帰するまで維持され、前記解除スイッチの解除信号によっても、センサの不能状態が維持される。シャッターカーテンが全開位置となった時に、通行者・通行車両を検知するセンサ等のセンサは不能状態が解除され、これらのセンサが有効となる。
本発明に係るシートシャッター装置では、ガイドレール2から離脱したシャッターカーテン端部のガイドレール2への復帰手段は、シャッターカーテン1を全開位置(上限位置)まで上昇させるものである。シャッターカーテン上限位置において、シャッターカーテン端部はガイドレール2の直上に位置し、上限位置からシャッターカーテン1を降下させることで、シャッターカーテン端部はガイドレール2に案内される。したがって、異常停止後には、シャッターカーテン1を上昇させる必要がある。ここで、異常停止状態解除後において、操作パネルから開放信号を入力した場合には、シャッターカーテン1を通常の上昇時よりも減速された低速で上昇させるような信号が開閉機のモータに送信される。
上述のように構成されたシャッターカーテン端部離脱検知装置におけるシャッターカーテン端部の離脱検知時の制御の流れを説明する。通常動作時(シャッターカーテン移動時、停止時の双方を含む)において、シャッターカーテン1にシャッターカーテン端部がガイドレール2から離脱するような力が作用した場合には、シャッターカーテン端部の離脱直前に検知スイッチSが作動して、シャッターカーテン端部の離脱を、離脱と略同時に検知し、離脱検知信号を制御部に送信することで、シャッターカーテン1が異常停止状態となる。
シャッターカーテン1が異常停止状態となると、操作パネル上に、異常ランプが点灯する。操作パネル上の解除スイッチから解除信号を入力することで、異常停止状態が解除される。異常状態解除後に、操作パネル上の開放スイッチから開放信号を入力すると、通常の速度よりは減速された低速で全開位置までシャッターカーテン1が上昇される。ここで、シャッターカーテン端部がガイドレール2から離脱した原因が、車両等がシャッターカーテン1にぶつかったことによるものである場合には、原因を取り除いた後で、操作パネルのモードを自動モードとして通常運転を行う。シャッターカーテン端部がガイドレール2から離脱した原因が、風圧による場合には、シートシャッター装置は全開状態としたままで、併設のシャッター装置(重量シャッターやオーバーヘッドドア等)を用いて開口部を開閉する。風圧が十分小さくなったことが確認できれば、シートシャッター装置の操作パネルのモードを自動モードとして通常運転を行う。
また、シャッターカーテン端部がガイドレール2から離脱した後の処理を自動で制御してもよい。一つの態様では、制御部が離脱検知信号を受信した時に、シャッターカーテン1を異常停止状態とする。シャッターカーテン移動時であれば、自動的に開閉機のモータを停止させてシャッターカーテン1の移動を停止すると共に、操作パネルからの信号入力を不能とする。シャッターカーテン停止時(例えば開口部全閉状態)であれば、操作パネルからの信号入力を不能とする。異常停止後、所定秒経過後に、制御回路から開閉機のモータに所定の駆動信号が自動的に送信され、低速で巻取シャフト3を回転させてシャッターカーテン1を上昇させて、全開状態とする。全開状態後は、通常動作に復帰する。通行者・通行車両を検知するセンサは、シャッターカーテン1が全開位置まで上昇されるまでは不能状態が維持され、全開状態となった後に、通行者・通行車両を検知するセンサが有効となる。
また、主として、検知スイッチSを備えたシャッターカーテン端部離脱検知装置について説明したが、本発明の検知スイッチSは、シャッターカーテン端部が実際にガイドレール2から離脱したことを検知することに限定されるものではなく、シャッターカーテン端部がガイドレール2から離脱する程度の力がシャッターカーテンに作用した場合に、その時の支持機構の構成要素の変形及び変位を検知して、シャッターカーテン端部が実際にガイドレール2から離脱する前に、検知信号を制御部に送信するようにしてもよい。例えば、風圧が、所定の耐風圧を超える場合に検知スイッチSが作動するように構成して、シャッター制御部に異常停止信号を送信し、シャッターカーテン1を異常停止状態とすることができる。さらに、操作パネル上の異常ランプやブザー等によって異常表示を行う。このような検知装置を設けることで、シャッターカーテン1が風圧でガイドレール2から外れる前にシートシャッター1の昇降移動を停止し、シートシャッターの耐風性能以上の風圧がかかっていることを注意喚起する。一つの態様では、異常表示があった場合には、異常停止状態を解除した後、直ちにシートシャッターを上昇させ、併設の重量シャッターやオーバーヘッドドアによって建物開口部を閉鎖する。
本発明は、シートシャッター装置に利用することができる。
開口部全開状態におけるシートシャッター装置の全体正面図及び全体側面図である。 シートシャッター装置のシート状のシャッターカーテンの正面図及び下端部位を拡大して示す図である。 図1のシートシャッター装置を拡大して示す正面図及び平面図である。尚、開口幅寸法及び開口高さ寸法は短縮して示してある。 図3のシートシャッター装置の側面図である。 縦枠に設けられたガイドレール装置の側面図である。 図5において、検知手段を示したものである。 上図は、図3の平面図において、一方のガイドレール部位を拡大して示す図であり、下図は、上図の状態から、シャッターカーテン端部がガイドレールから離脱した状態を示す図である。 図7において、検知手段を示したものである。 シャッターカーテン制御部の構成を示す図である。
符号の説明
1 シャッターカーテン
10 シート本体
G ガイドレール装置
2 ガイドレール
20 ガイドレール支持機構
S 検知スイッチ

Claims (5)

  1. 建物開口部を開閉するシート状のシャッターカーテンと、シャッターカーテンの両端部を案内するガイドレールと、ガイドレールを支持するガイドレール支持機構と、を有するシートシャッターにおける検知装置であって、
    前記支持機構は、当該支持機構の構成要素が変形あるいは/および変位することで、シャッターカーテン端部を受け入れたガイドレールがシャッターカーテンの撓みや膨らみに追従して移動することを許容すると共に、所定の大きさを超える力がシャッターカーテンに作用した場合には、シャッターカーテン端部をガイドレールから離脱させるように構成されており、
    前記支持機構内には、当該支持機構の構成要素の変形あるいは/および変位が所定量を超えた時に作動する検知手段が設けてあり、前記検知手段は、シャッターカーテン端部の離脱前あるいは離脱時に作動して検知信号を制御部に送信するように構成されている、検知装置。
  2. 前記支持機構は、ガイドレールを開口幅方向に移動可能に支持する軸部材を有しており、前記検知手段は、前記軸部材の開口幅方向の変位量が所定量を超えた時に作動するものである、請求項1に記載の検知装置。
  3. 前記支持機構は、開口部縦枠に装着されていると共に、前記支持機構の構成要素の少なくとも一部は、前記縦枠内に配設されており、前記検知手段は、前記縦枠内に配設されている、請求項1,2いずれかに記載の検知装置。
  4. 前記制御部は、検知信号を受信して、シャッターカーテンを異常停止あるいは/および低速上昇させるものである、
    請求項1乃至3いずれかに記載の検知装置。
  5. 前記シートシャッターは、離脱したシャッターカーテン端部の復帰手段を備えており、前記復帰手段は、シャッターカーテンの上昇操作によるものであり、前記検知手段は、シャッターカーテンの上昇開始前に検知信号を制御部に送信する、請求項1乃至4いずれかに記載の検知装置。
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