JP2004209420A - 除湿エレメントおよび除湿装置 - Google Patents

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    • F24F2203/1084Rotary wheel comprising two flow rotor segments

Abstract

【課題】汎用ゼオライトは、吸着と脱着を連続的に行って水分を含有するガスを処理する際に除湿性能が低くなる問題があり、低温再生可能なゼオライトは、低相対湿度での吸着率が低下するため、低相対湿度になると除湿性能が低くなる問題があった。
【解決手段】水分を含有するガスを吸着と脱着の操作を連続的に行ない処理する際に、低温再生可能なゼオライトと汎用ゼオライトを直列に配置し、前記配置が吸着上流側に低温再生可能なゼオライトが配置され、吸着下流側位置に汎用ゼオライトが配置された除湿材エレメントおよび前記除湿エレメントを加熱空気により脱着される工程を含むことを特徴とする除湿装置を提供するものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水分を含有するガスの除湿、乾燥を目的とした除湿エレメント、除湿装置に関するものであり、更に詳しくは、水分を含有するガスを吸着と脱着の操作を連続的に行い処理する際に使用される除湿エレメント、除湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水分を含有するガスの処理方法としては、特許文献1には除湿材としてモレキュラシーブ4Aもしくは13X等のゼオライトを用いる方法が開示されている。
【0003】
これらの汎用ゼオライトは、特に低相対湿度での吸着率が高く、低相対湿度の水分を含有するガスの処理には有効である特徴を有しているが、常温での吸着率と高温時の吸着率の差が小さいため、吸着と脱着を連続的に行って水分を含有するガスを処理する際に、脱着温度が低い場合には著しく除湿性能が低くなる問題があった。そのため、特別な処理ガス条件である低相対湿度ガスの処理や高温ガスの処理以外では有効で無かった。
【0004】
また、特許文献2には除湿材として低温再生可能なゼオライトを用いる方法が開示されている。
【0005】
この低温再生可能なゼオライトは、細孔径とシリカ・アルミナ比等を調整することで前記汎用ゼオライトの問題点であった、吸着と脱着を連続的に行なって水分を含有するガスを処理する際に脱着温度が低い場合には著しく除湿性能が低くなる現象を改善したものである。除湿材としてゼオライトを用いても一般的な150℃以下程度の脱着温度での除湿が可能となったが、汎用ゼオライトでは高い値を示す低相対湿度での吸着率が低下するため、低相対湿度になると除湿性能が低くなる問題があった。
【0006】
水分を含有するガスを除湿エレメントに通過させた場合には、水分は吸着上流側より吸着されていき吸着下流側では相対湿度が著しく低くなるため、吸着下流側では低相対湿度での吸着率が高い事が望まれる。より高い除湿性能を発現するにはこの低相対湿度での吸着率が高い事が必要である。
【0007】
従って、低温再生可能なゼオライトの低相対湿度の吸着率を改善できれば更に除湿性能を向上させる事が可能であり、ゼオライトを使用した除湿エレメント、除湿装置で極めて高い除湿性能が得られるようになる。
【0008】
【特許文献1】
特開昭54−19548号公報
【特許文献2】
特開2001−149777号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる事情に対して、汎用ゼオライトと低温再生型ゼオライトの利点を利用して、双方の欠点を補い、水分を含有するガスのより除湿性能の高い除湿エレメント、除湿装置を提供する事を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
即ち、水分を含有するガスを吸着と脱着の操作を連続的に行ない処理する際に、低温再生可能なゼオライトと汎用ゼオライトを直列に配置し、前記配置が吸着上流側であり脱着下流側である位置に低温再生可能なゼオライトが配置され、吸着下流側であり脱着上流側である位置に汎用ゼオライトが配置された除湿材エレメントおよび前記除湿エレメントを加熱空気により脱着される工程を含むことを特徴とする除湿装置を提供するものである。
【0011】
本発明の除湿エレメントの好ましい実施形態は、前記低温再生可能なゼオライトが、シリカ/アルミナ比が4〜7、細孔径6〜8Åのゼオライトである。
【0012】
本発明の除湿エレメントの好ましい実施形態は、前記汎用ゼオライトが、4A型ゼオライト、13X型ゼオライトである。
【0013】
本発明の除湿エレメントの好ましい実施形態は、前記低温再生可能なゼオライトと汎用ゼオライトがハニカム状構造体に成形されている事である。
【0014】
本発明の除湿エレメントの好ましい実施形態は、前記ハニカム状構造体が、円筒状もしくは円柱状の形状を有する事である。
【0015】
本発明者は、除湿エレメントおよび除湿装置に適用する除湿材、すなわちゼオライトの水分吸着率と除湿エレメント層長における温度と相対湿度の変化について関して鋭意検討を行なった。
【0016】
その結果、ゼオライトの水分吸着率に関しては、汎用ゼオライトと低温再生型ゼオライトの水分の吸着等温線より、各ゼオライトが優れている相対湿度の領域が有る事を見出した。
【0017】
例えば、図1より、吸着温度30℃、絶対湿度10g/kg−Airの吸湿率は、13X型ゼオライトが低温再生可能なゼオライトと比較して優れているが、吸着温度140℃時の吸湿率も優れているため、有効吸着率の点から見ると10g/kg−Airにおける除湿量は、低温再生可能なゼオライトが優れている。
【0018】
また絶対湿度2g/kg−Airの低湿度領域では、有効吸湿率は13X型ゼオライトが優れている。
ここで表す有効吸湿率は以下の式で示す。
有効吸湿率=(吸着温度における吸湿率)−(脱着温度時における吸湿率)
【0019】
さらに、除湿エレメント層長における温度と相対湿度の変化に関しては、被ガスが吸着入口から吸着出口に向かうに従い、除湿エレメント内の除湿材により処理ガスの水分が吸着され、徐々に処理空気の相対湿度は低下する。更に除湿エレメント内に脱着温度の残存がある為、除湿エレメント内に熱が残り、更に相対湿度が低下するし、吸着下流側に向かうに従い温度が上昇し、特に著しく相対湿度が低くなる現象を確認した。
【0020】
例えば温度30℃であり相対湿度80RH%のガスの除湿を行なう場合には、上記の現象により吸着最下流の温度は60℃、相対湿度は10%以下となる。その為、現状では高相対湿度と低相対湿度のどちらも著しく高い除湿材はなく、除湿性能を高めるのは、高相対湿度の吸着率が高い除湿材と高温度、低相対湿度に対する吸着率が高い除湿材の併用が有効であり、その除湿材の配置が重要である事を発見した。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の除湿エレメントに用いられる低温再生可能なゼオライトと汎用ゼオライトの配置は、例えば2つのゼオライトをあらかじめ混合したり、2つを並列に配置したりする事が考えられるが、直列に配置しなければならない。またその配置は吸着上流側であり、脱着下流側に低温再生が可能なゼオライトを、さらに吸着下流側であり、脱着下流側に汎用ゼオライトを配置しなければならない。その理由は、被ガスが吸着入口から吸着出口に向かうに従い、除湿エレメント内の除湿材により処理ガスの水分が吸着され、徐々に処理空気の相対湿度は低下する為である。更に除湿エレメント内に脱着温度の残存があるため、除湿エレメント内に熱が残り、さらに相対湿度低下がある。そのため吸着下流側に向かうに従い温度が上昇し、特に著しく相対湿度が低くなる現象より吸着上流から下流方向で温度、相対湿度変化が起こるためである。
【0022】
本発明の除湿エレメントに用いられる低温再生可能なゼオライトと汎用ゼオライトの配置割合は、常に1:1では無く、処理するガスの条件によって変更することが望ましい。これは、被ガスが吸着入口から吸着出口に向かうに従い、除湿エレメント内の除湿材により処理ガスの水分が吸着され、徐々に処理空気の相対湿度は低下する。特に低相対湿度のガスを処理する場合、吸着入口に近い側で低相対湿度の状態になるため、低温再生可能なゼオライトよりも低相対湿度での高い吸着率を示す汎用ゼオライトの配置割合を例えば(低温再生可能なゼオライト:汎用ゼオライト=5:1)のように高くする事が好ましい。また高相対湿度のガスを処理する場合、吸着出口に近い側で低相対湿度の状態になるため、低温再生可能なゼオライトよりも汎用ゼオライトの配置割合を例えば(低温再生可能なゼオライト:汎用ゼオライト=1:5)のように高くする事が好ましい。
つまり、低温再生可能なゼオライト:汎用ゼオライトの組成比は、1:5〜5:1の範囲で変化させる事が好ましく、さらに好ましい組成比は1:3〜3:1の範囲である。
【0023】
本発明の除湿材エレメントに用いられるゼオライトの種類は、汎用ゼオライトと低温再生可能なゼオライトを使用する事が必要である。汎用ゼオライトは3A型,4A型,5A型,13X型を用いる事が望ましく、吸湿性能から4A型もしくは13X型が特に望ましい。低温再生が可能なゼオライトは、シリカ/アルミナ比が3〜30であり、細孔径は6〜8ÅであるモルデナイトもしくはY型ゼオライトである事が好ましく、より望ましくはシリカ/アルミナ比が4〜10、細孔径は7Åである事Y型ゼオライトが望ましい。シリカ/アルミナ比が3より小さいと汎用ゼオライトと同様の特性を示す事になり、シリカ/アルミナ比が30を超えるとシリカの撥水作用で水分吸着率が著しく低下するためである。
【0024】
本発明の除湿エレメントの構造は、吸着材をフェルト状、シートを格子状、粒状、球状、ハニカム状などの形状があるが、好ましくはハニカム構造体に成形したものが望ましい。それはミストやゴミによる目詰まりの防止、低圧損化、軽量化の点でハニカム状が優れているからである。
【0025】
本発明の除湿エレメントの構造であるハニカム状構造体は、円柱状もしくは円筒状に形状されたハニカム構造体が望ましい。円柱状とは、芯材にハニカムを巻き付けてローター状にした形状の事を指し(図2)、円筒状とは、平行にガスが通気するようにハニカムを複数積層し、処理ガスが中心から径方向に向かって通気するようにハニカム積層体を円周に配置する形状を指す(図3)。これら円筒状、円柱状に吸着ゾーン及び再生ゾーンを設け、中心軸を中心に回転させ、吸着と再生の処理を効率良く連続に行なう事が出来、更にフェルト状、フィルム上などと比べて圧損が低い。しかし、形状は円筒状もしくは円柱状に限られるものではない。
【0026】
本発明のハニカム構造体は、中でも押出し成形法やシート状からハニカム構造体を成形する方法など多数有るが、シート状からハニカム構造体を成形する方法が望ましい。しかし特にこれに限る事はない。
【0027】
本発明におけるシート状を抄造するための繊維は、シート状に除湿材を担持させる為にフィブリル化された繊維が好ましい。さらに脱着時には加熱空気を用いる為、耐熱性繊維が望ましい。具体的にはアラミド繊維が好ましいが、特にこれに限る事ではない。また抄造用バインダーとしてPVAやでん粉などあるが、特にこれに限る事はない。
【0028】
本発明の除湿エレメントに含まれる除湿材の量は40〜85重量%の範囲が望ましく、除湿性能及び除湿材の脱落等を考慮すると、50〜80重量%が好ましい。その理由は40重量%未満では十分な除湿性能を得る事が出来ず、85重量%を超えると、除湿材の脱落が多くなる為である。除湿エレメントに含まれる繊維の量は各々2〜20重量%が望ましく、除湿材の脱落及びシート強度等を考慮すると2〜10重量%が好ましい。その理由は2重量%未満ではシート強度が極端に低下したり除湿材の脱落が多くなり、20重量%を超えると、除湿性能が急激に低下する為である。除湿材に含まれる抄造用バインダーの量は3〜20重量%が望ましく、除湿性能及び除湿材の脱落等を考慮すると、3〜10重量%が好ましい。その理由は3重量%未満では、除湿材の脱落が多くなり、20重量%を超えると極端に除湿性能が低下する為である。
【0029】
本発明のシート状の坪量は50〜200g/m2が望ましく、より望ましくは50〜100g/m2の範囲である。その理由は、坪量50g/m2未満の場合は、除湿材の含有量が少なくなる事で除湿性能が低下するためである。坪量200g/m2を超えた場合、紙圧が高くなり、ハニカム状構造体にした場合、圧損が増大するためである。
【0030】
本発明のハニカムのハニカムフルートは、波長が0.85〜3.0mm、波高は2.0mm〜5.0mmが望ましく、より望ましくは波長が0.95〜2.5mm、波高が2.0〜4.2mmの範囲である。波長0.85mm未満、波高が2.0mm未満の場合、ハニカムの通気孔が小さい為、処理ガスを通流時に圧損が増大する恐れがある。また波長3.0mmを超えて、波高が5.0mmを超える場合、除湿性能が悪くなる恐れがある。
【0031】
本発明の除湿エレメントの除湿材に吸着された水分を脱着する方法は、加熱する方法や系の圧力を下げる方法など多数有るが、加熱空気が望ましい。それは、系の圧力を下げる脱着方法は装置が大きくなり、またコストが高くなるからである。しかし特に加熱する方法に限定されるものではない。
【0032】
ガス中の除湿量の測定。
除湿エレメントを有する水分含有ガス処理装置を用い、処理性能である除湿量Gの測定を行なう。除湿量Gは次式にて求める。また測定に使用する除湿エレメントのサイズは波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム積層し、250mm×250mm×400mmLのサイズとした。
G(g/kg−Air)=I−O
ここでIは処理ガスの入口絶対湿度(g/kg−Air)
Oは処理ガスの出口絶対湿度(g/kg−Air)
Iの処理ガスの入口絶対湿度及びOの処理ガスの絶対湿度の測定は、装置運転開始から1時間以上経過後に吸着と脱着操作が十分に繰り返され処理ガスの出口絶対湿度が行って一定の値を示し変化をしなくなる、つまり処理ガスの出口絶対湿度が安定する間で行なう。
【0033】
以下の実施例及び比較例に基づいて本発明の高性能除湿エレメントの除湿量について詳細に説明する。
[実施例1]
除湿材としてシリカ/アルミナ比が6、細孔径7ÅのY型ゼオライト、すなわち低温再生型ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカム成形体を吸着前段側200mmに配置する。
次に、除湿材として汎用ゼオライト、すなはち13X型ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカム成形体を吸着後段側200mmに配置する。
これら2つの除湿エレメントが直列になるように配置する。
この除湿エレメントを用いて除湿性能の評価を行なった。
【0034】
[実施例2]
除湿材としてシリカ/アルミナ比が6、細孔径7ÅのY型ゼオライト、すなはち低温再生型ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカム成形体を吸着前段側100mmに配置する。次に、除湿材として汎用ゼオライト、すなはち13X型ゼオライトを80重量%とその他を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカム成形体を吸着後段側300mmに配置する。
これら2つの除湿エレメントが直列になるように配置する。
この除湿エレメントを用いて除湿性能の評価を行なった。
【0035】
[実施例3]
除湿材としてシリカ/アルミナ比が6、細孔径7ÅのY型ゼオライト、すなはち低温再生型ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカム成形体を吸着前段側300mmに配置する。
次に、除湿材として汎用ゼオライト、すなはち13X型ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカム成形体を吸着後段側100mmに配置する。
これら2つの除湿エレメントが直列になるように配置する。
この除湿エレメントを用いて除湿性能の評価を行なった。
【0036】
[実施例4]
除湿材としてシリカ/アルミナ比が6、細孔径7ÅのY型ゼオライト、すなはち低温再生型ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカム成形体を吸着前段側200mmに配置する。
次に、除湿材として汎用ゼオライト、すなはち4A型ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカム成形体を吸着後段側200mmに配置する。
これら2つの除湿エレメントが直列になるように配置する。
この除湿エレメントを用いて除湿性能の評価を行なった。
【0037】
[比較例1]
除湿材としてシリカ/アルミナ比が6、細孔径7ÅのY型ゼオライト、すなはち低温再生型ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカムを400mmの除湿エレメントにして配置する。
この除湿エレメントを用いて除湿性能の評価を行なった。
【0038】
[比較例2]
除湿材として汎用ゼオライト、すなはち13X型ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカムを400mmの除湿エレメントにして配置する。
この除湿エレメントを用いて除湿性能の評価を行なった。
【0039】
[比較例3]
除湿材として汎用ゼオライト、すなはち13X型ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカム成形体を吸着前段側200mmに配置する。
次に、除湿材としてシリカ/アルミナ比が6、細孔径7ÅのY型ゼオライト、すなはち低温再生型ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカム成形体を吸着後段側200mmに配置する。
この除湿エレメントを用いて除湿性能の評価を行なった。
【0040】
[比較例4]
除湿材として汎用ゼオライト、すなはち13X型ゼオライトを40重量%とシリカ/アルミナ比が4〜10、細孔径7ÅのY型ゼオライト、すなはち低温再生型ゼオライトを40重量%、その他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカムを400mmの除湿エレメントにして配置する。
この除湿エレメントを用いて除湿性能の評価を行なった。
【0041】
[比較例5]
除湿材としてシリカ/アルミナ比が10以上、粒径6μm、細孔径8ÅのY型疎水性ゼオライトを80重量%とその他の構成材料を20重量%湿式抄紙法によりシートを得る。そのシート状物をハニカム成形機を用いて、耐熱性有機接着剤をハニカム成形用接着剤として使用し、波長2.6mm、波高1.5mmのハニカム状に成形する。このハニカムを400mmの除湿エレメントにして配置する。
この除湿エレメントを用いて除湿性能の評価を行なった。
この乾式除湿装置の仕様は以下の通りである。
吸湿ガス面風速:2m/s
再生ガス温度:140℃
再生空気比:3
ゾ−ン比:0.25
但し、
再生空気比=(吸着風量)/(脱着風量)
ゾ−ン比=(脱着ゾーン面積)/(吸着ゾーン面積)+(脱着ゾーン面積)
【0042】
実施例及び比較例の、各種条件での除湿量を表1に示す。
【0043】
【表1】
Figure 2004209420
【0044】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の除湿エレメントは、吸着前段側には低温再生型ゼオライトを用いた除湿材を配置し、吸着後段側には汎用ゼオライト13X型ゼオライトを用いた除湿材を直列に配置する事で、高性能な除湿エレメントとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】汎用ゼオライトと低温再生型ゼオライトの水分の吸着等温線。
【図2】ハニカム−円柱状
【図3】ハニカム−円筒状
【符号の説明】
1 濃縮ガス
2 脱着用加熱ガス
3 水分含有被処理ガス
4 処理ガス
5 円柱状ハニカム
6 回転方向
7 脱着ゾーン
8 吸着ゾーン
9 濃縮ガス
10 脱着用加熱ガス
11 水分含有被処理ガス
12 処理ガス
13 円筒状ハニカム
14 回転方向
15 通流配管
16 ハニカム搭載用金属箱

Claims (6)

  1. 低温再生可能なゼオライトと汎用ゼオライトを直列に配置し、吸着上流側であり脱着下流側である位置に低温再生可能なゼオライトが配置され、吸着下流側であり脱着上流側である位置に汎用ゼオライトが配置された事を特徴とする除湿材エレメント。
  2. 低温再生可能なゼオライトが、シリカ/アルミナ比が4〜7、細孔径6〜8Åのゼオライトである事を特徴とする請求項1記載の除湿エレメント。
  3. 汎用ゼオライトが、4A型ゼオライトまたは13X型ゼオライトである事を特徴とする請求項1乃至2いずれかに記載の除湿エレメント。
  4. 低温再生可能なゼオライト及び汎用ゼオライトがハニカム状構造体に成形されている事を特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の除湿エレメント。
  5. ハニカム状構造体が、円筒状もしくは円柱状の形状を有する事を特徴とする請求項4記載の除湿エレメント。
  6. 水分を含有するガスを吸着と脱着の操作を連続的に行ない処理する際に、請求項5記載の除湿エレメントが加熱空気により脱着される工程を含むことを特徴とする除湿装置。
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