JP2004207569A - チップボンディング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】チップボンディング装置において、接合面の平行度の調整を短時間で正確に行えるようにする。
【解決手段】チップを保持する接合ツールと、回路基板を保持するワークステージと、前記チップと前記回路基板との対向する両面の画像を取得する撮像手段と、前記対向する両面に向かって斜め方向から光を照射する光照射手段と、前記対向する両面の相対的角度を調整する平行度調整手段とを備え、前記光照射手段によって示されたマーキングポイントを位置合わせ用映像取得用のカメラでとらえ、平行度調整することを特徴とするチップボンディング装置。
【選択図】 図1
【解決手段】チップを保持する接合ツールと、回路基板を保持するワークステージと、前記チップと前記回路基板との対向する両面の画像を取得する撮像手段と、前記対向する両面に向かって斜め方向から光を照射する光照射手段と、前記対向する両面の相対的角度を調整する平行度調整手段とを備え、前記光照射手段によって示されたマーキングポイントを位置合わせ用映像取得用のカメラでとらえ、平行度調整することを特徴とするチップボンディング装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
ICチップ等のベアチップを回路基板に実装する場合に、チップの電極面と回路基板の電極面を対向させて挟持しフェイスダウンボンディングするチップボンディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、モバイル情報通信関連商品等においては、回路実装基板のよりいっそうの小型、軽量、高周波化による高性能化と、コストダウンとが切望されている。そのため、チップと回路基板の直接実装が可能なフェイスダウンボンディングが有効となる。このフェイスダウンボンディングは伝送経路の短縮によるディレイの減少と耐ノイズ性の強化、さらには高密度接続や短時間接合等の特徴があり、ますます注目を集めている。
【0003】
ここで従来のチップボンディング装置を図5に基づいて説明する。図5は従来からあるチップボンディング装置を示す側面図である。ここで51はチップ、52はチップ51の電極、53は回路基板、54は回路基板53の電極、55は接合ツール、56はワークステージ、57は加圧手段、58は平行度調整手段、59は超音波振動発生手段、60は上下2視野カメラ、61は位置合わせ手段である。
【0004】
接合作業は、まず回路基板53が電極54を上向きにしてワークステージ56上に載置される。またチップ51が接合ツール55により電極52を下向きにして保持される。この保持は例えば吸着孔55Aに発生させた空気の負圧により行われる。
【0005】
次に矢印アの方向に移動可能な上下2視野カメラ60が点線イの位置に移動し、カメラ60Aはハーフミラー60Cの反射により得られるチップ51の下面の映像と、ハーフミラー60Cに反射してから全反射ミラー60Dに反射しさらにハーフミラー60Cを透過して得られる回路基板53の上面の映像とを取得する。
【0006】
60Bは、ハーフミラー60C、全反射ミラー60D、その他図示しない上下切換可能な照明光源を備え、カメラ60Aに連設された上下2視野鏡筒である。
【0007】
ここで得られた両映像の情報(配線パターンや位置決め用パッド)を画像処理してずれ量を演算し、このずれ量に応じた量だけ位置合わせ手段61を駆動することで、1回の接合作業毎に位置合わせを行う。
【0008】
このように位置合わせされた状態で、チップ51を保持した接合ツール55を加圧手段57が下降させる。これによりチップ51が下降し、チップ51の電極52と回路基板53の電極54との接合が行われる。
【0009】
接合は、接合面に熱を付与しながら押圧する熱圧着、押圧しながら超音波振動発生手段59により超音波振動を付与する超音波接合、接合面に異方性導電フィルムを介在させて押圧するACF接合、あるいはこれらの組合せが広く実施されている。
【0010】
このような接合において複数の電極52と複数の電極54に均等な押圧力が加わるのが好ましいことは言うまでもない。このためにはチップ51の下面と回路基板53の上面とが平行である必要がある。
【0011】
そこで従来は接合作業の前、つまりチップ51と回路基板53とがない状態で接合ツール55を下降させ、接合ツール55の吸着面とワークステージ56の上面とのあいだに感圧紙やシート状圧力センサを介在させて押圧し、次に接合ツール55を上昇させたのち感圧紙やシート状圧力センサによって得られた圧力の偏り情報に基づいて平行度調整手段58を調整する。
【0012】
平行度調整手段58は、ほぼ中心に支柱58Aを介在させた2枚の板状部材で構成されており、この2枚の板状部材は周辺近傍の3ヶ所以上の位置で板状部材どうしに間隙を設けたまま螺設されたねじ部材58Bで固定されている。
【0013】
前述した圧力の偏り情報に基づいて個々のねじ部材58Bを適宜調整することで前記2枚の板状部材の相対的角度が変化し、接合ツール55の吸着面とワークステージ56の上面との平行度を調整することができる。
【0014】
ここでネジ部材58Bの代わりにマイクロメータを使用すればより精密な調整が可能となる他、平行度調整の機構的手段として種々の手段が考えられることは言うまでもない。
【0015】
この従来技術の欠点としては、接合ツール55の吸着面とワークステージ56の上面との平行度を調整するだけなのでワーク(チップ51や回路基板53)の厚さが均一でないときにはこれに対応できないこと、平行度調整に手間がかかるので接合の実作業のなかで頻繁に調整することができないこと等が挙げられる。
【0016】
これに対して特許文献1には、チップと回路基板を夫々接合ツールとワークステージで保持した後に両者の表面間距離を数箇所計測し、平行度を調整する技術が開示されている。
【0017】
図6に特許文献1が開示したチップボンディング装置を示す。図6(a)はチップボンディング装置の側面図、図6(b)は距離測定部の構成図である。ここで71はチップ、72は回路基板、73は接合ツール、74はワークステージ、75は距離測定部、76は距離測定部移動用のXYステージ、77は接合ツール73の角度を調整する2軸ゴニオステージ、78はワークステージ移動用のXYステージ、75Aと75Bはレーザ光発受光部、75Cと75Dは反射鏡である。
【0018】
この従来技術では、距離測定部75が点線で示すようにチップ71と回路基板72のあいだに移動し、チップ71と回路基板72の表面間の距離を数箇所計測する。
【0019】
計測は図6(b)で示すように、レーザ光発受光部75Aと光軸の角度を90度変える反射鏡75Cとによってチップ71の表面までの距離を計測する。また、レーザ光発受光部75Bと反射鏡75Dとによって回路基板72の表面までの距離を計測する。ここでレーザ光はレーザ光発受光部75A、75Bから発射され対象物で反射した後同じ光軸経路を辿ってレーザ光発受光部に戻る。
【0020】
レーザ光の発受光による具体的距離測定方法はここでは開示されていないので、公知の技術により実施される。そしてこのような距離測定がチップ71表面と回路基板72表面の夫々で数箇所行われ、両表面の傾きが演算される。
【0021】
次に前記演算の結果取得した傾き量に基づいて2軸ゴニオステージ77にある駆動モータ77A、77Bを駆動し角度を補正する。またこの距離測定と補正は、所定の角度範囲内に収まるまで繰り返される。
【0022】
ここで述べた一連の調整動作はチップ71と回路基板72の両表面の平行度調整のみであるが、この調整動作の前に図示しない撮像装置により前記両表面の画像を取得し、画像処理により接合する電極の位置ずれ量を求め、この位置ずれ量に基づいてワークステージ移動用のXYステージ78を駆動して位置合わせを行っている。
【0023】
【特許文献1】特開2000−12623号公報
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
このように特許文献1が開示する技術を使用した場合、直接チップ71と回路基板72との距離を計測して平行度を調整するので、ワークの厚さが均一でないときにもこれに対応できる。また、計測結果に基づいて駆動モータ77A、77Bが調整動作を行うので人手間がかからない。
【0025】
しかしながらこの技術では、ワークを保持してから接合動作に入るまでに位置合わせ動作と平行度調整動作を順に行わなければならない。ここで動作と表現したのは位置合わせと平行度調整が共に機械的動作を伴うからである。
【0026】
具体的には位置合わせためには、チップ71の表面と回路基板72表面との画像を取得するのに図示しないカメラあるいは接合ツール73若しくはワークステージ74が移動する必要があり、平行度調整のためにも距離測定部75が移動しなければならない。
【0027】
したがってワークごとの位置合わせと平行度調整動作に時間がかかり、接合作業全体の効率が悪くなる。このことは大量生産になるほど大きな問題となる。
【0028】
また、距離測定部75にあるレーザ光発受光部75A、75Bで精度の高い距離情報を得るには光ヘテロダイン干渉法等を利用する必要があり、距離測定装置が大掛りになることは避けられない。
【0029】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、平行度調整のためだけにセンサを大きく移動させたりすることなく接合作業の時間を節約し、また大掛りな装置を必要とせずに距離測定を実現することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明は第1の態様として、チップを保持する接合ツールと、回路基板を保持するワークステージを備え、前記チップの電極と前記回路基板の電極とを対向させて接合するチップボンディング装置において、前記チップと前記回路基板との対向する両面の映像を取得する撮像手段と、前記対向する両面に向かって斜め方向から光を照射する光照射手段と、前記対向する両面の相対的位置を調整する位置合わせ手段と、前記対向する両面の相対的角度を調整する平行度調整手段とを備えたことを特徴とするチップボンディング装置を提供する。
【0031】
また第2の態様として、前記撮像手段が、前記対向する両面の間隙に退避可能に位置する上下2視野カメラであることを特徴とする第1の態様として記載のチップボンディング装置を提供する。
【0032】
また第3の態様として、前記光照射手段が、前記撮像手段に固定配置され撮像手段と共に移動することを特徴とする第1あるいは第2の態様として記載のチップボンディング装置を提供する。
【0033】
また第4の態様として、前記光照射手段がレーザ光照射手段であることを特徴とする第3の態様として記載のチップボンディング装置を提供する。
【0034】
さらに第5の態様として、前記位置合わせ手段が、前記接合ツール又は/及び前記ワークステージに備わり、指示された位置合わせ量に基づいて駆動する駆動機構であることを特徴とする第1から第4のいずれかの態様として記載のチップボンディング装置を提供する。
【0035】
加えて第6の態様として、前記平行度調整手段が、前記接合ツール又は/及び前記ワークステージに備わり、指示された角度合わせ量に基づいて駆動する駆動機構であることを特徴とする第1から第5のいずれかの態様として記載のチップボンディング装置を提供する。
【0036】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の1実施形態を示すチップボンディング装置の側面図である。図1において1はチップ、2は回路基板、3はチップ1を保持する接合ツール、4は回路基板2を載置するワークステージ、5は平行度調整手段、6は位置合わせ手段、7は加圧手段、8は上下2視野カメラ、9及び10は光照射手段である。
【0037】
まず図1において、接合物であるチップ1は接合ツール3に保持され、被接合物である回路基板2はワークステージ4に載置されている。ここでチップ1や回路基板2は例えば真空吸着作用等により位置ずれしないように保持される。
【0038】
また接合に適した温度を得るために、接合ツール3又は/及びワークステージ4にヒータを備える場合もある。
次に矢印ウの方向に移動可能な上下2視野カメラ8をチップ1と回路基板2との間隙に位置させる。(点線エで示す)
【0039】
ここでチップ1と回路基板2と上下2視野カメラ8との関係を図2に基づいて説明する。図2において8Aはカメラ、8Bは上下2視野鏡筒、8Cはハーフミラー、8Dは全反射ミラーであり、その他図1と同一の構成品には同一の符号が付してある。
【0040】
カメラ8Aは上下2視野鏡筒8B内にあるハーフミラー8Cの反射によりチップ1の下面の映像を取得し、また同時にハーフミラー8Cに反射してから全反射ミラー8Dに反射しさらにハーフミラー8Cを透過した回路基板2の上面の画像を取得する。
【0041】
またこの両映像は重ね合わせた映像として同時に取得することもできるが、図示しない上下切換可能な照明を切換えることにより夫々単独の映像として取得することができ、その切換は電気的に瞬時に切換え可能なものである。
【0042】
こうして得られた映像と予め記憶しているパターンの特徴形状との位置ずれ量を演算し、このずれ量に基づいて図1で示すワークステージ駆動テーブル6にある駆動モータ6A、6Bが駆動され、位置合わせが行われる。
【0043】
次に図2で示すように光照射手段9がチップ1の下面,光照射手段10が回路基板2の上面に向かって夫々斜めの方向からレーザ光を照射する。そしてチップ1と回路基板2との表面に現れるレーザ光によるマーキングポイントは、前述したカメラ8Aによって取得される映像に現れる。
【0044】
ここで光照射手段9、10は上下2視野鏡筒8Bに位置及び角度を固定して連設されており、なお且つチップ1及び回路基板2の表面に向かって斜め方向からレーザ光を照射するので、カメラ8Aによって取得される映像視野内のレーザ光によるマーキングポイントの位置は上下2視野鏡筒8Bとチップ1あるいは回路基板2との距離に依存する。
【0045】
したがってカメラ8Aの視野におけるマーキングポイント位置を取得し演算することで、上下2視野鏡筒8Bとチップ1との距離、上下2視野鏡筒8Bと回路基板2との距離が取得できる。
【0046】
具体的には図3に示す距離Xの場合は、カメラ8Aが取得する映像は図4に示すように視野11内のマーキングポイント13の位置を示し、図3に示す距離Yの場合は、カメラ8Aが取得する映像は図4に示すように視野14内のマーキングポイント15の位置を示す。ここで12はパターンの映像である。またここではチップ1表面の映像のみ説明したが、回路基板2表面の映像も同様である。
【0047】
このような計測を同一平面内で少なくとも3ヶ所取得すれば計測面の傾斜角度を演算することができるので、チップ1と回路基板2との表面どうしの傾斜角度が算出できる。この傾斜角度を角度合わせ量とし、これに基づき図1で示す角度調整手段5を駆動する。
【0048】
角度調整手段5には駆動モータ5A、5Bが備わっており、前記角度合わせ量に基づいて駆動することによりチップ1の表面を回路基板2の表面に対して平行に調整することができる。またこのとき角度調整手段5として、接合ツール3の下端を回転の中心にして面角度を変更するような2軸ゴニオステージを用いれば、位置ずれすることなく角度調整が実現できる。
【0049】
このようにして位置合わせと平行度調整が成されたら、上下2視野カメラ8をチップ1と回路基板2との間隙から退避させ、加圧手段7によって接合ツール3を下降させることでチップ1と回路基板2との接合が行われる。
【0050】
ここまで説明した実施の形態では光照射手段から出射される光がレーザ光であったが、レーザ光に限らずともカメラ8Aが光照射された位置を認識できるものであればよい。また、本実施の形態ではマーキングポイント13、15の形状を点で表現してあったが、これが楕円であっても画像処理で中心位置を演算すればよいし、同様にこの形状が多角形であっても線であってもよい。
【0051】
また本実施の形態では位置合わせ手段6がワークステージ4を移動させるようになっているが、目的はチップ1と回路基板2との相対的位置を合わせることなので、位置合わせ手段が接合ツール3を移動させるようにしてもよい。
同様に本実施の形態では平行度調整手段5が接合ツール3の傾きを変えるようになっているが、ワークステージ4の傾きを変えるようにしてもよい。
【0052】
また上下2視野カメラは上下の映像が取得できればよいので、具体的な光合成手段は本実施形態に限定するものではない。
【0053】
さらに本実施の形態では位置合わせを行ったあと平行度調整を行っているが、必ずしもこの順序である必要はない。したがって最後に位置合わせが行われる場合は、必ずしも平行度調整手段として、調整しても位置ずれのない2軸ゴニオステージを選択する必要はない。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、位置合わせと平行度調整の切換に機械的動作が必要なく、電気的に瞬時に切換可能となるので、接合作業の時間短縮になり大量生産に好適なボンディング装置が得られる。
【0055】
また上下2視野カメラが同一地点で上下両方の距離を計測するので、実質チップと回路基板との距離を計測することとなり、上下2視野カメラ自体の上下位置の誤差がキャンセルされる。したがって上下2視野カメラの上下位置の精度にかかわらず高精度な平行度調整が実現できる。
【0056】
さらに本発明によれば位置合わせ用の映像を取得するカメラで平行度の情報も取得するので、装置が大掛りにならず装置の製造コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を示すチップボンディング装置の側面図
【図2】図1で示す実施形態の要部拡大図
【図3】図1で示す実施形態の距離測定の原理を示す側面図
【図4】図3の方法で取得した映像の模式図
【図5】従来の技術を示す側面図
【図6】他の従来技術を示す側面図
【符号の説明】
1 チップ
2 回路基板
3 接合ツール
4 ワークステージ
5 平行度調整手段
6 位置合わせ手段
7 加圧手段
8 上下2視野カメラ
9、10 光照射手段
【発明の属する技術分野】
ICチップ等のベアチップを回路基板に実装する場合に、チップの電極面と回路基板の電極面を対向させて挟持しフェイスダウンボンディングするチップボンディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、モバイル情報通信関連商品等においては、回路実装基板のよりいっそうの小型、軽量、高周波化による高性能化と、コストダウンとが切望されている。そのため、チップと回路基板の直接実装が可能なフェイスダウンボンディングが有効となる。このフェイスダウンボンディングは伝送経路の短縮によるディレイの減少と耐ノイズ性の強化、さらには高密度接続や短時間接合等の特徴があり、ますます注目を集めている。
【0003】
ここで従来のチップボンディング装置を図5に基づいて説明する。図5は従来からあるチップボンディング装置を示す側面図である。ここで51はチップ、52はチップ51の電極、53は回路基板、54は回路基板53の電極、55は接合ツール、56はワークステージ、57は加圧手段、58は平行度調整手段、59は超音波振動発生手段、60は上下2視野カメラ、61は位置合わせ手段である。
【0004】
接合作業は、まず回路基板53が電極54を上向きにしてワークステージ56上に載置される。またチップ51が接合ツール55により電極52を下向きにして保持される。この保持は例えば吸着孔55Aに発生させた空気の負圧により行われる。
【0005】
次に矢印アの方向に移動可能な上下2視野カメラ60が点線イの位置に移動し、カメラ60Aはハーフミラー60Cの反射により得られるチップ51の下面の映像と、ハーフミラー60Cに反射してから全反射ミラー60Dに反射しさらにハーフミラー60Cを透過して得られる回路基板53の上面の映像とを取得する。
【0006】
60Bは、ハーフミラー60C、全反射ミラー60D、その他図示しない上下切換可能な照明光源を備え、カメラ60Aに連設された上下2視野鏡筒である。
【0007】
ここで得られた両映像の情報(配線パターンや位置決め用パッド)を画像処理してずれ量を演算し、このずれ量に応じた量だけ位置合わせ手段61を駆動することで、1回の接合作業毎に位置合わせを行う。
【0008】
このように位置合わせされた状態で、チップ51を保持した接合ツール55を加圧手段57が下降させる。これによりチップ51が下降し、チップ51の電極52と回路基板53の電極54との接合が行われる。
【0009】
接合は、接合面に熱を付与しながら押圧する熱圧着、押圧しながら超音波振動発生手段59により超音波振動を付与する超音波接合、接合面に異方性導電フィルムを介在させて押圧するACF接合、あるいはこれらの組合せが広く実施されている。
【0010】
このような接合において複数の電極52と複数の電極54に均等な押圧力が加わるのが好ましいことは言うまでもない。このためにはチップ51の下面と回路基板53の上面とが平行である必要がある。
【0011】
そこで従来は接合作業の前、つまりチップ51と回路基板53とがない状態で接合ツール55を下降させ、接合ツール55の吸着面とワークステージ56の上面とのあいだに感圧紙やシート状圧力センサを介在させて押圧し、次に接合ツール55を上昇させたのち感圧紙やシート状圧力センサによって得られた圧力の偏り情報に基づいて平行度調整手段58を調整する。
【0012】
平行度調整手段58は、ほぼ中心に支柱58Aを介在させた2枚の板状部材で構成されており、この2枚の板状部材は周辺近傍の3ヶ所以上の位置で板状部材どうしに間隙を設けたまま螺設されたねじ部材58Bで固定されている。
【0013】
前述した圧力の偏り情報に基づいて個々のねじ部材58Bを適宜調整することで前記2枚の板状部材の相対的角度が変化し、接合ツール55の吸着面とワークステージ56の上面との平行度を調整することができる。
【0014】
ここでネジ部材58Bの代わりにマイクロメータを使用すればより精密な調整が可能となる他、平行度調整の機構的手段として種々の手段が考えられることは言うまでもない。
【0015】
この従来技術の欠点としては、接合ツール55の吸着面とワークステージ56の上面との平行度を調整するだけなのでワーク(チップ51や回路基板53)の厚さが均一でないときにはこれに対応できないこと、平行度調整に手間がかかるので接合の実作業のなかで頻繁に調整することができないこと等が挙げられる。
【0016】
これに対して特許文献1には、チップと回路基板を夫々接合ツールとワークステージで保持した後に両者の表面間距離を数箇所計測し、平行度を調整する技術が開示されている。
【0017】
図6に特許文献1が開示したチップボンディング装置を示す。図6(a)はチップボンディング装置の側面図、図6(b)は距離測定部の構成図である。ここで71はチップ、72は回路基板、73は接合ツール、74はワークステージ、75は距離測定部、76は距離測定部移動用のXYステージ、77は接合ツール73の角度を調整する2軸ゴニオステージ、78はワークステージ移動用のXYステージ、75Aと75Bはレーザ光発受光部、75Cと75Dは反射鏡である。
【0018】
この従来技術では、距離測定部75が点線で示すようにチップ71と回路基板72のあいだに移動し、チップ71と回路基板72の表面間の距離を数箇所計測する。
【0019】
計測は図6(b)で示すように、レーザ光発受光部75Aと光軸の角度を90度変える反射鏡75Cとによってチップ71の表面までの距離を計測する。また、レーザ光発受光部75Bと反射鏡75Dとによって回路基板72の表面までの距離を計測する。ここでレーザ光はレーザ光発受光部75A、75Bから発射され対象物で反射した後同じ光軸経路を辿ってレーザ光発受光部に戻る。
【0020】
レーザ光の発受光による具体的距離測定方法はここでは開示されていないので、公知の技術により実施される。そしてこのような距離測定がチップ71表面と回路基板72表面の夫々で数箇所行われ、両表面の傾きが演算される。
【0021】
次に前記演算の結果取得した傾き量に基づいて2軸ゴニオステージ77にある駆動モータ77A、77Bを駆動し角度を補正する。またこの距離測定と補正は、所定の角度範囲内に収まるまで繰り返される。
【0022】
ここで述べた一連の調整動作はチップ71と回路基板72の両表面の平行度調整のみであるが、この調整動作の前に図示しない撮像装置により前記両表面の画像を取得し、画像処理により接合する電極の位置ずれ量を求め、この位置ずれ量に基づいてワークステージ移動用のXYステージ78を駆動して位置合わせを行っている。
【0023】
【特許文献1】特開2000−12623号公報
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
このように特許文献1が開示する技術を使用した場合、直接チップ71と回路基板72との距離を計測して平行度を調整するので、ワークの厚さが均一でないときにもこれに対応できる。また、計測結果に基づいて駆動モータ77A、77Bが調整動作を行うので人手間がかからない。
【0025】
しかしながらこの技術では、ワークを保持してから接合動作に入るまでに位置合わせ動作と平行度調整動作を順に行わなければならない。ここで動作と表現したのは位置合わせと平行度調整が共に機械的動作を伴うからである。
【0026】
具体的には位置合わせためには、チップ71の表面と回路基板72表面との画像を取得するのに図示しないカメラあるいは接合ツール73若しくはワークステージ74が移動する必要があり、平行度調整のためにも距離測定部75が移動しなければならない。
【0027】
したがってワークごとの位置合わせと平行度調整動作に時間がかかり、接合作業全体の効率が悪くなる。このことは大量生産になるほど大きな問題となる。
【0028】
また、距離測定部75にあるレーザ光発受光部75A、75Bで精度の高い距離情報を得るには光ヘテロダイン干渉法等を利用する必要があり、距離測定装置が大掛りになることは避けられない。
【0029】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、平行度調整のためだけにセンサを大きく移動させたりすることなく接合作業の時間を節約し、また大掛りな装置を必要とせずに距離測定を実現することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明は第1の態様として、チップを保持する接合ツールと、回路基板を保持するワークステージを備え、前記チップの電極と前記回路基板の電極とを対向させて接合するチップボンディング装置において、前記チップと前記回路基板との対向する両面の映像を取得する撮像手段と、前記対向する両面に向かって斜め方向から光を照射する光照射手段と、前記対向する両面の相対的位置を調整する位置合わせ手段と、前記対向する両面の相対的角度を調整する平行度調整手段とを備えたことを特徴とするチップボンディング装置を提供する。
【0031】
また第2の態様として、前記撮像手段が、前記対向する両面の間隙に退避可能に位置する上下2視野カメラであることを特徴とする第1の態様として記載のチップボンディング装置を提供する。
【0032】
また第3の態様として、前記光照射手段が、前記撮像手段に固定配置され撮像手段と共に移動することを特徴とする第1あるいは第2の態様として記載のチップボンディング装置を提供する。
【0033】
また第4の態様として、前記光照射手段がレーザ光照射手段であることを特徴とする第3の態様として記載のチップボンディング装置を提供する。
【0034】
さらに第5の態様として、前記位置合わせ手段が、前記接合ツール又は/及び前記ワークステージに備わり、指示された位置合わせ量に基づいて駆動する駆動機構であることを特徴とする第1から第4のいずれかの態様として記載のチップボンディング装置を提供する。
【0035】
加えて第6の態様として、前記平行度調整手段が、前記接合ツール又は/及び前記ワークステージに備わり、指示された角度合わせ量に基づいて駆動する駆動機構であることを特徴とする第1から第5のいずれかの態様として記載のチップボンディング装置を提供する。
【0036】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の1実施形態を示すチップボンディング装置の側面図である。図1において1はチップ、2は回路基板、3はチップ1を保持する接合ツール、4は回路基板2を載置するワークステージ、5は平行度調整手段、6は位置合わせ手段、7は加圧手段、8は上下2視野カメラ、9及び10は光照射手段である。
【0037】
まず図1において、接合物であるチップ1は接合ツール3に保持され、被接合物である回路基板2はワークステージ4に載置されている。ここでチップ1や回路基板2は例えば真空吸着作用等により位置ずれしないように保持される。
【0038】
また接合に適した温度を得るために、接合ツール3又は/及びワークステージ4にヒータを備える場合もある。
次に矢印ウの方向に移動可能な上下2視野カメラ8をチップ1と回路基板2との間隙に位置させる。(点線エで示す)
【0039】
ここでチップ1と回路基板2と上下2視野カメラ8との関係を図2に基づいて説明する。図2において8Aはカメラ、8Bは上下2視野鏡筒、8Cはハーフミラー、8Dは全反射ミラーであり、その他図1と同一の構成品には同一の符号が付してある。
【0040】
カメラ8Aは上下2視野鏡筒8B内にあるハーフミラー8Cの反射によりチップ1の下面の映像を取得し、また同時にハーフミラー8Cに反射してから全反射ミラー8Dに反射しさらにハーフミラー8Cを透過した回路基板2の上面の画像を取得する。
【0041】
またこの両映像は重ね合わせた映像として同時に取得することもできるが、図示しない上下切換可能な照明を切換えることにより夫々単独の映像として取得することができ、その切換は電気的に瞬時に切換え可能なものである。
【0042】
こうして得られた映像と予め記憶しているパターンの特徴形状との位置ずれ量を演算し、このずれ量に基づいて図1で示すワークステージ駆動テーブル6にある駆動モータ6A、6Bが駆動され、位置合わせが行われる。
【0043】
次に図2で示すように光照射手段9がチップ1の下面,光照射手段10が回路基板2の上面に向かって夫々斜めの方向からレーザ光を照射する。そしてチップ1と回路基板2との表面に現れるレーザ光によるマーキングポイントは、前述したカメラ8Aによって取得される映像に現れる。
【0044】
ここで光照射手段9、10は上下2視野鏡筒8Bに位置及び角度を固定して連設されており、なお且つチップ1及び回路基板2の表面に向かって斜め方向からレーザ光を照射するので、カメラ8Aによって取得される映像視野内のレーザ光によるマーキングポイントの位置は上下2視野鏡筒8Bとチップ1あるいは回路基板2との距離に依存する。
【0045】
したがってカメラ8Aの視野におけるマーキングポイント位置を取得し演算することで、上下2視野鏡筒8Bとチップ1との距離、上下2視野鏡筒8Bと回路基板2との距離が取得できる。
【0046】
具体的には図3に示す距離Xの場合は、カメラ8Aが取得する映像は図4に示すように視野11内のマーキングポイント13の位置を示し、図3に示す距離Yの場合は、カメラ8Aが取得する映像は図4に示すように視野14内のマーキングポイント15の位置を示す。ここで12はパターンの映像である。またここではチップ1表面の映像のみ説明したが、回路基板2表面の映像も同様である。
【0047】
このような計測を同一平面内で少なくとも3ヶ所取得すれば計測面の傾斜角度を演算することができるので、チップ1と回路基板2との表面どうしの傾斜角度が算出できる。この傾斜角度を角度合わせ量とし、これに基づき図1で示す角度調整手段5を駆動する。
【0048】
角度調整手段5には駆動モータ5A、5Bが備わっており、前記角度合わせ量に基づいて駆動することによりチップ1の表面を回路基板2の表面に対して平行に調整することができる。またこのとき角度調整手段5として、接合ツール3の下端を回転の中心にして面角度を変更するような2軸ゴニオステージを用いれば、位置ずれすることなく角度調整が実現できる。
【0049】
このようにして位置合わせと平行度調整が成されたら、上下2視野カメラ8をチップ1と回路基板2との間隙から退避させ、加圧手段7によって接合ツール3を下降させることでチップ1と回路基板2との接合が行われる。
【0050】
ここまで説明した実施の形態では光照射手段から出射される光がレーザ光であったが、レーザ光に限らずともカメラ8Aが光照射された位置を認識できるものであればよい。また、本実施の形態ではマーキングポイント13、15の形状を点で表現してあったが、これが楕円であっても画像処理で中心位置を演算すればよいし、同様にこの形状が多角形であっても線であってもよい。
【0051】
また本実施の形態では位置合わせ手段6がワークステージ4を移動させるようになっているが、目的はチップ1と回路基板2との相対的位置を合わせることなので、位置合わせ手段が接合ツール3を移動させるようにしてもよい。
同様に本実施の形態では平行度調整手段5が接合ツール3の傾きを変えるようになっているが、ワークステージ4の傾きを変えるようにしてもよい。
【0052】
また上下2視野カメラは上下の映像が取得できればよいので、具体的な光合成手段は本実施形態に限定するものではない。
【0053】
さらに本実施の形態では位置合わせを行ったあと平行度調整を行っているが、必ずしもこの順序である必要はない。したがって最後に位置合わせが行われる場合は、必ずしも平行度調整手段として、調整しても位置ずれのない2軸ゴニオステージを選択する必要はない。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、位置合わせと平行度調整の切換に機械的動作が必要なく、電気的に瞬時に切換可能となるので、接合作業の時間短縮になり大量生産に好適なボンディング装置が得られる。
【0055】
また上下2視野カメラが同一地点で上下両方の距離を計測するので、実質チップと回路基板との距離を計測することとなり、上下2視野カメラ自体の上下位置の誤差がキャンセルされる。したがって上下2視野カメラの上下位置の精度にかかわらず高精度な平行度調整が実現できる。
【0056】
さらに本発明によれば位置合わせ用の映像を取得するカメラで平行度の情報も取得するので、装置が大掛りにならず装置の製造コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を示すチップボンディング装置の側面図
【図2】図1で示す実施形態の要部拡大図
【図3】図1で示す実施形態の距離測定の原理を示す側面図
【図4】図3の方法で取得した映像の模式図
【図5】従来の技術を示す側面図
【図6】他の従来技術を示す側面図
【符号の説明】
1 チップ
2 回路基板
3 接合ツール
4 ワークステージ
5 平行度調整手段
6 位置合わせ手段
7 加圧手段
8 上下2視野カメラ
9、10 光照射手段
Claims (6)
- チップを保持する接合ツールと、回路基板を保持するワークステージを備え、前記チップの電極と前記回路基板の電極とを対向させて接合するチップボンディング装置において、
前記チップと前記回路基板との対向する両面の映像を取得する撮像手段と、
前記対向する両面に向かって斜め方向から光を照射する光照射手段と、
前記対向する両面の相対的位置を調整する位置合わせ手段と、
前記対向する両面の相対的角度を調整する平行度調整手段と
を備えたことを特徴とするチップボンディング装置。 - 前記撮像手段が、前記対向する両面の間隙に退避可能に位置する上下2視野カメラであることを特徴とする請求項1に記載のチップボンディング装置。
- 前記光照射手段が、前記撮像手段に固定配置され撮像手段と共に移動することを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載のチップボンディング装置。
- 前記光照射手段がレーザ光照射手段であることを特徴とする請求項3に記載のチップボンディング装置。
- 前記位置合わせ手段が、前記接合ツール又は/及び前記ワークステージに備わり、指示された位置合わせ量に基づいて駆動する駆動機構であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のチップボンディング装置。
- 前記平行度調整手段が、前記接合ツール又は/及び前記ワークステージに備わり、指示された角度合わせ量に基づいて駆動する駆動機構であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のチップボンディング装置。
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