JP2004207099A - 接続クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】接続すべき不安定な相手材に対し確実に掛止させておくことができる接続クリップの提供。
【解決手段】先端側には開閉方向への弾性変形が自在な一対の掛止爪片18,18を、基端側には適宜のケーブル側と接続される端子部37を備える端子用金具材13と、基端部37の側に装着される圧縮コイルスプリング30を介装させた押動操作材43とからなる接続側本体12と、筒状体53の基端開口部61からその後端部45を突出させて配置される押動操作材43の非操作時には、圧縮コイルスプリング30の付勢力により掛止爪片18,18が自動的に先端開口部55内に引き込まれ、後端部45の押圧操作時には、付勢力に抗して先端開口部55から掛止爪片18,18が押し出されるように配置される接続側本体12を、その抜脱を困難に保持する保持側本体52とで形成した。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、測定器を用いて例えばブレーカーの電圧を常時監視しようとする際などに、コード結線用ネジのネジ頭などの接続部位に確実に接続させておくことができる接続クリップに関する技術である。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来から用いられている電圧検出用クリップのうち、鰐口クリップと称されている汎用タイプの電圧検出用クリップの一例を示す全体斜視図である。
【0003】
同図によれば、電圧検出用クリップ1の全体は、基端連結部2bに接続コード5が直結された固定側クリップ片2と、該固定側クリップ片2に対し支軸部3を介して開閉自在に軸支された操作側クリップ片4とで形成されており、図示しないねじりコイルバネを支軸部3に介装させることにより、固定側クリップ片2の先端部2aに対し操作側クリップ片4の先端部4aが圧接するように付勢されている。
【0004】
このため、該電圧検出用クリップ1を用いる場合には、操作側クリップ片4の基端操作部4bをその付勢力に抗して押し下げてその先端部4aを開いた状態で被測定部位に配置し、基端操作部4bへの押圧力を解除することにより、固定側クリップ片2の先端部2aと操作側クリップ片4の先端部4aとで適宜の被測定部位を咬持するように掛止させて電圧を検出することができることになる。
【0005】
一方、接続クリップには、ブレーカーなどが備える端子台に配設されているコード結線用ネジのネジ頭に安定した状態で接続させることができるようにしたものもある(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】特開2002−164099号公報(段落番号「0020」〜「0024」、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ブレーカーが備えるコード結線用ネジのネジ頭などのように接続ポイントが不安定な構造となっている被測定部位に対しては、図8に示す電圧検出用クリップ1によっては安定した掛止状態を確保することができず、その測定時に外れやすいという不都合があった。
【0008】
また、特許文献1に開示されている接続クリップによる場合には、その一側クリップ片と他側クリップ片とが常に開方向に付勢された状態で配設されていることから、これらを一対の隔壁の内側面に当接させた状態でブレーカーが備えるコード結線用ネジのネジ頭に接触させる必要があり、該ネジ頭の左右側に一対の隔壁がないタイプのものには適用することができないという不具合があった。
【0009】
本発明は、従来技術にみられた上記課題に鑑み、接続すべき相手が接続状態を安定的に維持できないブレーカーのコード結線用ネジのネジ頭などであっても、外れることなく確実に掛止させて接続状態を安定的に維持させておくことができる接続クリップを提供することに目的がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、先端側には開閉方向への弾性変形が自在な一対の掛止爪片を、基端側には測定器から引き出されたケーブル側と接続される端子部を備える導電性の端子用金具材と、前記基端部の側に装着される圧縮コイルスプリングを介装させた絶縁性の押動操作材とからなる接続側本体と、先端開口部と基端開口部とを有する筒状体からなり、前記基端開口部からその後端部を突出させて配置される前記押動操作材の非操作時には、前記圧縮コイルスプリングの付勢力により前記掛止爪片が自動的に前記先端開口部内に引き込まれ、前記後端部の押圧操作時には、前記付勢力に抗して前記先端開口部から前記掛止爪片が押し出されるように挿入配置される前記接続側本体を、その抜脱を困難に保持する絶縁性の保持側本体とで形成したことに特徴がある。
【0011】
この場合、前記端子用金具材は、略方形を呈する基底部のいずれか一方の対向二辺から所定長さの一対の板バネ部を立設して先端側を各別に内折りした前記掛止爪片を有する咬持片部と、該咬持片部内に配置される固定金具部と、前記端子部を備えて前記固定金具部の底部側と前記基底部を介して一体的に連結される端子金具部とで形成し、前記押動操作材は、前記圧縮コイルスプリングの一端側が掛止される段部を基端部に設けて保持側本体の前記基端開口部側から挿入される筒状本体部と、該筒状本体部の基端側に設けられた前記基端開口部よりも大径なフランジ部とで形成し、前記保持側本体は、少なくとも前記基端開口部側にフランジ部を設けるとともに、前記掛止爪片が押し出された際に拡開方向への弾性変形を自在とする内部空間を前記先端開口部内に確保させて形成するのが好ましい。
【0012】
また、前記咬持片部には、その基底部の残余の対向二辺から板バネ部より短寸なストッパーを立設して先端側を各別に外折りした掛止片を備えさせ、前記保持側本体は、前記押動操作材の非操作時に前記掛止片と掛合する配置関係のもとで前記内部空間内に配設された突起部を備えさせておくのが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一例についての分解斜視図であり、導電性の端子用金具材13と、圧縮コイルスプリング30が介装される絶縁性の押動操作材43との組合せからなる接続側本体12と、該接続側本体12をその抜脱を困難に保持する絶縁性の保持側本体52とで接続クリップ11の全体が構成されている。
【0014】
このうち、端子用金具材13は、開閉方向への弾性変形が自在な一対の掛止爪片18,18を先端側に、測定器から引き出された図3に示すようなケーブル71側と接続される端子部37を基端側にそれぞれ備えて形成されている。
【0015】
これを図示例に即して詳しく説明すれば、端子用金具材13は、相手材である図6に示すようなコード結線用ネジ84のネジ頭85に掛止するための咬持片部14と、止着ネジ32が導入される固定金具部24と、絶縁カバー72aと接続端子72bとからなるバナナプラグ72を備えるケーブル71がその接続端子72bを介して接続される端子金具部34とを止着ネジ32を介して一体的に連結することにより形成されている。
【0016】
すなわち、咬持片部14は、略方形を呈する基底部15のいずれか一方の対向二辺から所定長さの一対の板バネ部17,17を立設して先端側を各別に内折りした掛止爪片18,18と、残余の対向二辺から板バネ部17より短寸な一対のストッパー22,22を立設して先端側を各別に外折りした掛止突片23,23とを備えて形成されている。
【0017】
この場合、一対の板バネ部17,17は、基底部15と略同幅な基片部17a,17aと、斜面部17b,17bを介して基片部17a,17a相互の間隔よりも広幅に配置される当接片部17c,17cとを備えて形成されている。
【0018】
このような板バネ部17の先端側に設けられている各掛止爪片18は、図5に示すように拡開時における対向面内にコード結線用ネジ83のネジ頭84が導入できる自由空間21を確保できるように、それぞれの対向縁19を内側に湾曲させた鋸歯状湾曲縁20として形成されている。
【0019】
固定金具部24は、図4に示されているように中空部25内に導入された止着ネジ32の雄ネジ部32bの挿通を自在に形成された通孔27を底部26に有する有底筒状を呈し、その先端側に鉢巻き状の厚肉部28を設けて形成されている。この場合、厚肉部28は、掛止爪片18,18がその拡開時に必要以上に内方へと強制的に押し込まれて変形してしまうことがないように、内支えさせるために設けられている。
【0020】
端子金具部34は、図4に示されているように中空部35を有する細径な端子部37を基端部36に有し、頂端面39側からその長さ方向に止着ネジ32の雄ネジ部32bとの螺合が自在な螺孔40を設けた大径な先端部38と一体に形成されて筒状を呈している。
【0021】
このため、端子用金具材13は、固定金具部24の通孔27と咬持片部14の基底部15の通孔16とを挿通させた止着ネジ32の雄ネジ部32bを、端子金具部34の螺孔40に緊締螺着させることで、固定金具部24と咬持片部14と端子金具部34とが相互に一体的に連結された状態で形成されることになる。
【0022】
押動操作材43は、圧縮コイルスプリング30の一端30a側が掛止される段部46を基端部45に設けて保持側本体52の基端開口部60側から挿入される筒状本体部44と、該筒状本体部44の基端側に設けられた基端開口部60よりも大径な外径のフランジ部49とで形成されている。
【0023】
一方、保持側本体52は、抜脱困難に保持した接続側本体12の咬持片部14における一対の掛止爪片18,18の側が出没する略方形形状を呈する先端開口部54と、接続用本体12の押動操作材43のフランジ部49を含む後端部45を突出させるための略円形を呈する基端開口部60とを有する筒状体53となって形成されている。
【0024】
この場合、図2に示すように先端開口部54側に位置する保持側本体52の内側面54にあって、設置された咬持片部14の板バネ部17と対向するやや奥まった面には、先端に乗り上げガイド用の前傾斜面57を有する少なくとも1本以上のリブ56がその長さ方向に各別に隆設されている。このため、板バネ部17は、後退しながらその当接片部17cが前傾斜面57に案内されてリブ56に乗り上げた際に内方に向かって押圧され、弾性変形されることになる。
【0025】
また、設置された咬持片部14のストッパー22と対向するさらに奥まった内側面53には、少なくとも1個以上の突起部58が設置されており、該突起部58にストッパー22の掛止突片23が掛止されることにより、基端開口部60側からの端子側金具材13の抜脱を阻止している。なお、図2中の符号54aは、押動操作時に押動操作材43の先端側が当接する当接部を示す。
【0026】
さらに、保持側本体52におけるリブ56の前方に位置する内部空間59は、咬持片部14が前進して当接片部17cがリブ56による押圧から解放された際に、拡開方向に十分に弾性変形できる余裕が付与されて形成されている。
【0027】
さらにまた、保持側本体52は、その基端開口部60の開口端面61側に設けられた操作時に手指を引っかけるための略方形を呈するフランジ部62と、該フランジ部62よりはやや中央寄りの位置に設けられた略方形を呈するガード用のフランジ部63とを備えている。
【0028】
しかも、保持側本体52の基端開口部60側の内側面54には、図4に示すように対向する位置関係のもとで各1条のガイド溝64がその長さ方向に基端側から適宜長さで刻入されており、押動操作部43の段部46の対応部位に隆設されたガイドリブ47が導入されて、進退方向で位置規制することができるようになっている。
【0029】
その結果、保持側本体52は、基端開口部60からその後端部45を突出させて配置される押動操作材43の非操作時には、圧縮コイルスプリング30の他端30bが保持側本体52側に当接して生成される付勢力により図3や図4に示すように一対の掛止爪片18,18が自動的に先端開口部55内に引き込まれ、後端部45の押圧操作時には、図5に示すように付勢力に抗して先端開口部55から一対の掛止爪片18,18が押し出されるように挿入配置される接続側本体12を、その抜脱を困難に保持することができることになる。
【0030】
次に、上記構成からなる接続クリップ11の作用を説明すれば、押動操作材43を押動操作しない非操作時においては、図3に示すように一対の掛止爪片18,18が自動的に先端開口部55内に引き込まれた状態となっている。なお、図5においては、押動操作材43の後端部45側からバナナプラグ72が差し込まれ、その接続端子72bが端子金具部34の中空部35内に導入されて端子部37に接続された状態が示されているが、ケーブル71の側を端子部37にはんだ付けするなどして直結することにより接続させることもできる。
【0031】
また、図7に示すようにブレーカー81の端子台82側にコード83を結線するために設けられているコード結線用ネジ85に接続クリップ11を掛止して接続させる場合には、保持側本体52のフランジ部62に例えば人差し指と中指とをかけて、親指で押動操作材43のフランジ部48側(バナナプラグ72が差し込まれている場合にはバナナプラグ72)を押動操作することにより、図5に示すように保持側本体52の先端開口部55側から咬持片部14が備える一対の掛止爪片18,18を押し出すことができる。
【0032】
このように一対の掛止爪片18,18が先端開口部55が押し出された際には、板バネ部17における当接片部17cと保持側本体52側の押圧リブ56との当接関係が解消されることから弾性変形し、掛止爪片18,18相互も拡開方向に離間して図5に示すように自由空間21が形成される。
【0033】
かくして、掛止爪片18,18相互には、コード結線用ネジ85のネジ頭85を導入できる広さの自由空間21が形成されるので、そのままの状態でネジ頭85側に一対の掛止爪片18,18をその直面方向から送り込んだ後、押動操作材43のフランジ部48側に対する押圧力の付与を解除する。
【0034】
接続側本体12は、押圧力を解除すると同時に圧縮コイルスプリング30の付勢力により後退し、一対の掛止爪片18,18も保持側本体52の先端開口部54内へと引き込まれる。
【0035】
一対の掛止爪片18,18は、これらが先端開口部55内に引き込まれる際に板バネ部17における当接片部17cが前傾斜面57に案内されて押圧リブ56に乗り上げて相互が接近方向に弾性変形し、図6に示されているようにネジ頭85の裏側にて咬持するようにして掛止させることができる。図7は、この際における接続クリップ11とブレーカー81の端子台82との間の配置関係を要部斜視図として示したものである。
【0036】
その結果、接続クリップ11は、接続すべき相手が接続状態を安定的に維持できないブレーカー81のコード結線用ネジ84のネジ頭85であっても、外れることなく確実に掛止させて接続状態を安定的に維持させておくことができることになる。なお、接続クリップ11の取り外しは、以上に述べた手順の逆の手順を踏むことにより容易に行うことができる。
【0037】
以上は、本発明の実施形態を図示例に即して説明したものであり、その具体的な実施の形態例はこれに限定されるものではない。例えば、咬持片部が備える一対の掛止爪片は、その対向縁を鋸歯状湾曲縁とすることなく単なる湾曲縁とすることもできる。また、一対の掛止爪片は、押し出された拡開時にコード結線用ネジのネジ頭より狭幅の自由空間しか形成できないようにして、ネジ頭の直面方向ではなく横方向から送り込んでネジ頭の裏側に配置した上で掛止させるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、接続すべき相手が接続状態を安定的に維持できないブレーカーのコード結線用ネジのネジ頭などのようなものであっても、一対の掛止爪片を開閉操作することにより確実に掛止させて接続状態を安定的に維持させておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す分解斜視図。
【図2】図1に示す例における保持側本体の先端開口部側と咬持片部との配置関係を一部を切り欠いて示す説明図。
【図3】非操作時における図1に示す例をバナナプラグ付きのケーブルと接続させた状態で示す斜視図。
【図4】図1に示す例の断面構造をバナナプラグ付きのケーブルとの関係で示す説明図。
【図5】操作時における図1に示す例の断面構造をバナナプラグ付きのケーブルと接続させた状態で示す説明図。
【図6】図1に示す例の断面構造をコード連結用ネジのネジ頭を介して掛止させた接続状態のもとで示す説明図。
【図7】図1に示す例をブレーカーの端子台側に接続させた際の相互の配置関係を示す要部斜視図。
【図8】鰐口クリップと称される接続クリップの従来例を示す全体斜視図。
【符号の説明】
11 接続クリップ
12 接続側本体
13 端子用金具
14 咬持片部
15 基底部
16 通孔
17 板バネ部
17a 基片部
17b 斜面部
17c 当接片部
18 掛止爪片
19 対向縁
20 鋸歯状湾曲縁
21 自由空間
22 ストッパー
23 掛止突片
24 固定金具部
25 中空部
26 底部
27 通孔
28 厚肉部
30 圧縮コイルスプリング
30a 一端
30b 他端
32 止着ネジ
32a ネジ頭
32b 雄ネジ部
34 端子金具部
35 中空部
36 基端部
37 端子部
38 先端部
39 頂端面
40 螺孔
43 押動操作材
44 筒状本体
45 後端部
46 段部
47 ガイドリブ
48 フランジ部
52 保持側本体
53 筒状体
54 内側面
54a 当接部
55 先端開口部
56 押圧リブ
57 前傾斜面
58 突起部
59 内部空間
60 基端開口部
61 開口端面
62 フランジ部
63 フランジ部
64 ガイド溝
71 ケーブル
72 バナナプラグ
72a 絶縁カバー
72b 接続端子
81 ブレーカー
82 端子台
83 コード
84 コード結線用ネジ
85 ネジ頭

Claims (3)

  1. 先端側には開閉方向への弾性変形が自在な一対の掛止爪片を、基端側には測定器から引き出されたケーブル側と接続される端子部を備える導電性の端子用金具材と、前記基端部の側に装着される圧縮コイルスプリングを介装させた絶縁性の押動操作材とからなる接続側本体と、
    先端開口部と基端開口部とを有する筒状体からなり、前記基端開口部からその後端部を突出させて配置される前記押動操作材の非操作時には、前記圧縮コイルスプリングの付勢力により前記掛止爪片が自動的に前記先端開口部内に引き込まれ、前記後端部の押圧操作時には、前記付勢力に抗して前記先端開口部から前記掛止爪片が押し出されるように挿入配置される前記接続側本体を、その抜脱を困難に保持する絶縁性の保持側本体とで形成したことを特徴とする接続クリップ。
  2. 前記端子用金具材は、略方形を呈する基底部のいずれか一方の対向二辺から所定長さの一対の板バネ部を立設して先端側を各別に内折りした前記掛止爪片を有する咬持片部と、該咬持片部内に配置される固定金具部と、前記端子部を備えて前記固定金具部の底部側と前記基底部を介して一体的に連結される端子金具部とで形成し、
    前記押動操作材は、前記圧縮コイルスプリングの一端側が掛止される段部を基端部に設けて保持側本体の前記基端開口部側から挿入される筒状本体部と、該筒状本体部の基端側に設けられた前記基端開口部よりも大径なフランジ部とで形成し、
    前記保持側本体は、少なくとも前記基端開口部側にフランジ部を設けるとともに、前記掛止爪片が押し出された際に拡開方向への弾性変形を自在とする内部空間を前記先端開口部内に確保させて形成した請求項1に記載の接続クリップ。
  3. 前記咬持片部は、その基底部の残余の対向二辺から板バネ部より短寸なストッパーを立設して先端側を各別に外折りした掛止片を備え、
    前記保持側本体は、前記押動操作材の非操作時に前記掛止片と掛合する配置関係のもとでその内側面に配設された突起部を備える請求項2に記載の接続クリップ。
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