JP2004205857A - 光コンセント用埋込ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバ2の余長部分2aを傷つけることなく、また該余長部分2aに無理な圧力が作用するおそれもなく、光ファイバ2の配線作業を適性かつ容易に実施することを可能とする。
【解決手段】箱形をした埋込ボックス本体10の前面に取付開口部11を形成し、この取付開口部11に光コンセント40の取付枠30を装着する。埋込ボックス本体10の内部空間であって取付開口部11よりも下方部分には、光ファイバ2の余長部分2aを収納可能な余長収納部13を拡張形成する。また、埋込ボックス本体10の背面壁にはスライドガイド15を設け、このスライドガイド15に沿ってスライド部材20を上下に移動可能とする。スライド部材20には、中央引掛部22と開閉引掛部23を設け、これら各引掛部で円形に束ねた光ファイバ2の余長部分2aを支持する。開閉引掛部23は、スライド部材20の上下移動に伴い開閉する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、屋内の壁内等に埋設され、表面側に光コンセントの取付枠が装着される光コンセント用埋込ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
超高速インターネット接続技術の進展にともない、一般住宅においても、FTTH(Fiber To The Home)と称する光ファイバを用いたインターネット接続サービスが普及してきている。
光ファイバは、FTTH事業者等が構築した光ファイバ網からユーザ宅内へ引き込まれる。近年、かかる光ファイバの屋内配線(以下、光配線ともいう)にも一般の電話配線と同様の施工方法が採用されてきている。すなわち、住宅建築に際し、あらかじめ壁内に配管を通して予備線を配線しておき、かつ屋内の要所壁内に埋込ボックスを施設しておく。この埋込ボックス内には予備線の終端が引き出されるとともに、埋込ボックスの前面開口部に室内壁を介して取付枠が装着される。この取付枠には、光コンセントと称する光ファイバの接続器具を取り付けられる。
居住者が光ファイバの施設を望む場合は、外部の光ファイバ網から光ファイバを屋内に引き込むとともに、上記予備線を利用して光ファイバの終端を埋込ボックスに導き、光コンセントに接続する。
【0003】
後述する特許文献1及び2は、この種の光配線に用いられる従来の埋込ボックスを開示している。特許文献1の埋込ボックス(13)は、その第1図(a)に示されるように、前面中央部に取付枠(16)が装着され、さらに埋込ボックス(13)の中空部内には取付枠(16)を中心に、その周囲を巻回するように光ファイバ(1)の余長部分が収納可能となっている。
また、特許文献2の埋込ボックス(4)は、その図1に示されるように、前面開口部に取付枠(5)が装着され、さらに埋込ボックス(4)の中空部内には、取付枠(5)の対向部位に光ファイバ(1)の余長部分を束ねて収納する構成となっている。
【0004】
【特許文献1】
特開昭63−257701号公報
【特許文献2】
特開平9−127369号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1の光コンセント用埋込ボックス(13)にあっては、取付枠(16)を中心にその周囲を巻回するように光ファイバ(1)の余長部分が収納可能となっているが、かかる周囲に余長部分を束ねて収納する作業は、ことのほか煩雑であった。しかも、取付枠(16)を埋込ボックス(13)の前面開口部に装着する際、光ファイバ(1)の余長部分が少しでも前面開口部側にはみ出していた場合、埋込ボックス(13)の周縁と取付枠(16)との間に該余長部分を噛み込んでしまったり、光コンセント(2)からの後方延出部分(例えば、光プラグ(5))が該余長部分を押圧し折り曲げてしまうおそれがあった。
【0006】
光ファイバは、僅かな傷が付いたり、許容範囲を越えて折れ曲がったりするだけで、機能を発揮し得なくなる繊細さをもっている。したがって、上記のごとき噛み込みや無理な圧力の作用は重大な欠陥を引き起こす原因となる。
【0007】
このような欠陥を回避するために、特許文献2では、保護部材(7)が設けられており、光ファイバ(1)の余長部分をこの保護部材(7)に収納し、埋込ボックス(4)の中空部に配置する構成を採用している。そのため、いちいち保護部材に光ファイバの余長部分を束ねて収納する煩雑な作業が必要となり、作業性に欠ける欠点があった。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、光ファイバの余長部分を傷つけることなく、また該余長部分に無理な圧力が作用するおそれもなく、光ファイバの配線作業を適性かつ容易に実施可能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、屋内の壁内等に埋設され、表面側に光コンセントの取付枠が装着される光コンセント用埋込ボックスであって、
箱形の埋込ボックス本体と、
この埋込ボックス本体の前面に形成され、光コンセントの取付枠が配置される取付開口部と、
埋込ボックス本体における取付開口部の周縁に形成され、光コンセントの取付枠が装着される装着部と、
埋込ボックス本体の内部空間であって取付開口部よりも下方部分に拡張形成され、光ファイバの余長部分を収納可能な余長収納部と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】
このように、取付枠の配置される取付開口部よりも下方部分に余長収納部を拡張形成することで、光ファイバの余長部分を容易に収納することができ、しかも取付枠の装着位置からオフセットした位置に光ファイバの余長部分が収められるので、取付枠装着時に光ファイバを噛み込んだり、収納済みの光ファイバに無理な圧力を作用させるおそれがなく、適正な施工作業を迅速に行うことが可能となる。
【0011】
また、本発明は、埋込ボックス本体の底壁に、余長収納部と連通する光ファイバの引出口を形成することが好ましい。光ファイバは、この引出口を通して埋込ボックス内から引き出され又は引き込まれる。
【0012】
さらに、埋込ボックス本体の内部に、光ファイバの余長部分を束ねて支持する余長支持手段を設ければ、収納した光ファイバの余長部分がばらけることなく適正な姿勢をもって保持される。
【0013】
加えて、余長支持手段を、取付開口部の対向位置から余長収納部にかけて上下方向に移動自在なスライド部材と、このスライド部材に設けた引掛部とを含む構成とすれば、まず取付開口部の対向位置で光ファイバの余長部分を円形に束ねて引掛部に保持し、次いでスライド部材を余長収納部へスライドさせることで、容易に光ファイバの余長部分を余長収納部へ収納することができる。
【0014】
ここで、引掛部は、左右にそれぞれ拡開可能な少なくとも一対の開閉引掛部を含み、これら開閉引掛部は、スライド部材の上方移動端で中央に閉塞するとともに、スライド部材の下方移動端で左右に拡開する構成とすることもできる。スライド部材の下方移動端、すなわちスライド部材が埋込ボックス本体の余長収納部に移動したとき、開閉引掛部を拡開させることで、円形に束ねた光ファイバの余長部分を、その曲率に沿って複数の支点で支持することができ、いっそう安定して適正な姿勢を保持することが可能となる。
【0015】
なお、埋込ボックス本体の背面壁に、スライド部材の移動に伴い開閉引掛部を開閉させる開閉ガイドを形成することで、スライド部材の移動に伴い自動的に開閉引掛部を開閉させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図4は本発明の実施形態に係る光コンセント用埋込ボックスを用いた光ファイバの屋内配線設備を示す図であり、図1は正面図、図2は側面断面図、図3は取付枠装着前の正面図、図4は同じく側面断面図である。
まず、これらの図面を参照して、光ファイバの屋内配線設備についてその施工例を説明する。
【0017】
埋込ボックスは、箱形の埋込ボックス本体10により外形が構成されている。埋込ボックス本体10は、住宅建築に際し、室内壁の内部に施設された桟木(図示せず)に固定され、その前面にはパネルボード等により室内壁1が形成される(図2参照)。
【0018】
埋込ボックス本体10の前面には、中央高さ位置より上方の領域に取付開口部11が形成されている。室内壁1は、この取付開口部11と対向する部分が切り抜かれ、取付開口部11を室内側に露出させてある。また、この取付開口部11の上縁中央部及び下縁中央部には、ねじ孔からなる装着部12が形成してあり、この装着部12にねじ等の締結具をもって室内側から取付枠30が装着される。
【0019】
取付枠30は、光コンセント40を保持するための部材であり、この取付枠30に光コンセント40が着脱自在に装着される。取付枠30に対する光コンセント40の装着構造、及び埋込ボックスへの取付枠30の装着構造は、一般の屋内電気コンセントと同様の規格をもって構成してあり、これにより屋内電気配線と同様の作業手順で、埋込ボックスへの取付枠30の装着、及び取付枠30への光コンセント40の装着が行えるため、良好な作業性が確保できる。
【0020】
埋込ボックス本体10の内部には余長収納部13が形成してあり、さらに底壁には光ファイバ2の引出口14が形成してある。住宅建築に際して、壁内空間にはあらかじめ配管が施工され、この配管を通して針金等からなる予備線(図示せず)の終端が引出口14から埋込ボックス本体10の内部に引き込まれている。
光ファイバ2は、一端にSCコネクタ3が設けられおり、このSCコネクタ3を用いて光コンセント40に光ファイバ2の一端が接続される。光ファイバ2の他端は、予備線に繋げて埋込ボックス本体10の内部から引出口14を通して引き出される。すなわち、屋内の所定箇所に設けた集中制御盤側から予備線を引っ張ると、予備線に繋げられた光ファイバ2の一端も引っ張られて、集中制御盤へと導かれる。
このとき、埋込ボックス本体10の内部に残す光ファイバ2は、光コンセント40への接続作業に必要な長さだけ余長を確保しておく。つまり、光ファイバ2の一端に設けたSCコネクタ3を取付開口部11から室内側に引き出し、室内側で光コンセント40に接続する。その後、取付枠30を埋込ボックス本体10に装着するに際し、光ファイバ2の余長部分2aを円形に束ね余長収納部13へ収納する。
なお、取付枠30には、光コンセント40の外周を被覆する化粧プレート50も室外側から装着される。
【0021】
図5〜図10は光コンセント用埋込ボックスの詳細構造を示す図である。
次に、これらの図を参照して光コンセント用埋込ボックスを更に詳しく説明する。
埋込ボックス本体10は、図6及び図7に示すように前面が開口した箱形の筐体10aと、この筐体10aの前面に装着される板状のカバー部材10bとで構成されている。カバー部材10bは、図5(a)に示すように、ねじ等の締結具をもって筐体10aの前面開口部に装着される。取付開口部11は、カバー部材10bに形成してある。上述したとおり、取付開口部11は、埋込ボックス本体10の前面であって中央高さ位置より上方の領域に形成されており、この取付開口部11に光コンセント40の取付枠30が配置される。
【0022】
光ファイバ2の余長部分2aを収納する余長収納部13は、埋込ボックス本体10の内部空間であって取付開口部11よりも下方部分に形成してある(図5参照)。このため、取付枠30の装着位置からオフセットした位置に光ファイバ2の余長部分2aが収められるので、取付枠30装着時に光ファイバ2を噛み込んだり、収納済みの光ファイバ2に無理な圧力を作用させるおそれがなく、適正な施工作業を迅速に行うことが可能となる。
【0023】
光ファイバ2の引出口14は、余長収納部13と連通するように埋込ボックス本体10の底壁に形成してあり、これにより取付開口部11より下方に光ファイバ2の余長部分2aをすべて収めることが可能となり、埋込ボックスに対する取付枠30の装着作業を安全かつ容易に行うことができる。
【0024】
埋込ボックス本体10の背面壁には、上下方向に延在する一対のスライドガイド15が突出して形成してあり、このスライドガイド15にスライド部材20が移動自在に係合している。スライド部材20は、図8に示すように基部21、中央引掛部22、及び左右の開閉引掛部23を有しており、これらの構成をもって光ファイバ2の余長部分2aを束ねて支持する余長支持手段が形成される。
【0025】
スライド部材20の基部21には、両側縁にスライドガイド15との係合部21aが形成してあり、この係合部21aをスライドガイド15に係合させることで、スライド部材20が埋込ボックス本体10の背面壁に保持されるとともに、同部材20がスライドガイド15に沿って上下方向に移動可能となる。
【0026】
中央引掛部22は、スライド部材20のほぼ中央部に形成してあり、基部21から前方に立ち上がる保持部22aと、保持部22aの先端から上方に屈曲形成してなる離脱防止部22bで構成されている。
【0027】
また、左右の開閉引掛部23は、基部21と別体に形成され、中央引掛部22の根本部分にて回動自在に基部21と結合してある。これら開閉引掛部23にも前方に立ち上がる保持部23aと、保持部23aの先端から上方に屈曲形成してなる離脱防止部23bが形成してある。
そして、各開閉引掛部23の保持部23a及び離脱防止部23bは、図8(a),(b)に示すようにスライド部材20の中央部分で中央引掛部22の保持部22a及び離脱防止部22bと重なり合う。この状態が各開閉引掛部23の閉塞状態である。一方、図8(c),(d)に示すように中央引掛部22から離れて左右に開いた状態が、各開閉引掛部23の開放状態である。
【0028】
図6に示すように、埋込ボックス本体10の背面壁には、一対のスライドガイド15の内側部分に、上下方向に延びる一対の開閉ガイド溝16が形成してある。これら開閉ガイド溝16は、上端から一定長さにわたる間隔の狭い平行領域16aと、該平行領域16aの下端から下方に向かって徐々に間隔が広がる拡開領域16bとで構成されている。そして、開閉ガイド溝16の上端は、取付開口部11の対向位置に配置され、一方、開閉ガイド溝16の下端は、余長収納部13内に配置されている。
【0029】
スライド部材20の各開閉引掛部23には、背面側に突出する係合ピン23cが形成してあり、これら係合ピン23cがそれぞれ上記開閉ガイド溝16に係合している。上記開閉ガイド溝16の平行領域16aは、各開閉引掛部23を閉塞状態とする位置に係合ピン23cを案内する。また、上記開閉ガイド溝16の拡開領域16bは、各開閉引掛部23を開放状態とする位置に係合ピン23cを案内する。これにより、スライド部材20が上方へ移動すると、図9に示すように係合ピン23cが開閉ガイド溝16の平行領域16aに案内されて、各開閉引掛部23が閉塞する。一方、スライド部材20が下方へ移動すると、図10に示すように係合ピン23cが開閉ガイド溝16の拡開領域16bに案内されて、各開閉引掛部23が開放する。
【0030】
したがって、スライド部材20が上方移動端まで移動したとき、中央引掛部22及び各開閉引掛部23は取付開口部11の対向位置に配置され、さらに各開閉引掛部23は中央引掛部22と重なり合った状態で閉塞する。このため、円形に束ねた光ファイバ2の余長部分2aを、取付開口部11から容易に中央引掛部22及び各開閉引掛部23へ引っ掛けて保持させることができる。
【0031】
次いで、スライド部材20を下方に移動させると、スライド部材20が下方移動端まで移動したとき、中央引掛部22及び各開閉引掛部23は余長収納部13内に配置され、さらに各開閉引掛部23は左右に開いた状態となる。このように、スライド部材20を下方へ移動させるだけで、円形に束ねた光ファイバ2の余長部分2aを余長収納部13へ収納することができる。しかも、中央引掛部22と左右に開いた各開閉引掛部23とで、円形に束ねた光ファイバ2の余長部分2aを、その曲率に沿って複数の支点で支持することができ、いっそう安定して適正な姿勢を保持することが可能となる。
【0032】
図11は本発明に係る光コンセント用埋込ボックスの変形例を示す正面図である。同図に示す埋込ボックスは、取付枠30を配置する取付開口部11に対し、埋込ボックス本体10の幅を拡大した構成となっており、これによりさらに余裕をもって光ファイバ2の余長部分2aを埋込ボックス内へ収納することが可能となる。
【0033】
図12は本発明に係る光コンセント用埋込ボックスの他の変形例を示す正面図である。同図に示す埋込ボックスは、2枚の取付枠30を左右に並べて装着できる構成となっており、そのために埋込ボックス本体10の幅を広げるとともに、取付開口部11も幅方向に広げて形成してある。取付開口部11の周縁(詳しくは、上縁中央部と下縁中央部)には、それぞれ2枚の取付枠30を装着するために2対の装着部12が形成してある。また、埋込ボックス本体10の底壁には、2個の引出口14が形成してある。
【0034】
そして、埋込ボックス本体10の背面壁には、上述したスライドガイド15と開閉ガイド溝16が、取付枠30の装着部12に合わせて2組形成してある。各スライドガイド15には、それぞれスライド部材20が移動自在に係合し、また各開閉ガイド溝16には各スライド部材20に設けられた開閉引掛部23の係合ピン23cが係合する。なお、図12には左側のスライドガイド15に対するスライド部材20の係合状態を省略してある。
【0035】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、スライド部材20、中央引掛部22、開閉引掛部23を含む余長支持手段を省略した構成であっても、余長収納部を埋込ボックス本体の内部空間であって取付開口部よりも下方部分に形成するだけで、光ファイバの余長部分を容易に収納可能となり、従来にない格別の作用効果を奏することができる。
【0036】
また、本発明の光コンセント用埋込ボックスは、住宅に限らず種々の建造物における光ファイバの配線設備に利用できることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、光ファイバの余長部分を傷つけることなく、また該余長部分に無理な圧力が作用するおそれもなく、光ファイバの配線作業を適性かつ容易に実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る光コンセント用埋込ボックスを用いた光ファイバの屋内配線設備を示す正面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る光コンセント用埋込ボックスを用いた光ファイバの屋内配線設備を示す側面断面図である。
【図3】図1に示す取付枠を装着する前の屋内配線設備を示す正面図である。
【図4】図2に示す取付枠を装着する前の屋内配線設備を示す正面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る光コンセント用埋込ボックスの詳細構造を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面断面図である。
【図6】図5に示す光コンセント用埋込ボックスの構成要素である埋込ボックス本体の筐体を示す正面図である。
【図7】(a)は図6のA−A線断面図、(b)は同じくB−B線断面図、(c)は同じくC−C線断面図である。
【図8】図5に示す光コンセント用埋込ボックスの構成要素であるスライド部材を示す図で、(a)は開閉引掛部閉じた状態の正面図、(b)は同じく側面断面図、(c)は開閉引掛部が開いた状態の正面図、(d)は同じく側面断面図である。
【図9】埋込ボックス本体に対しスライド部材が上方移動端まで移動した状態を示す正面図である。
【図10】埋込ボックス本体に対しスライド部材が下方移動端まで移動した状態を示す正面図である。
【図11】本発明に係る光コンセント用埋込ボックスの変形例を示す正面図である。
【図12】本発明に係る光コンセント用埋込ボックスの他の変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
1:室内壁
2:光ファイバ
2a:余長部分
3:SCコネクタ
10:埋込ボックス本体
10a:筐体
10b:カバー部材
11:取付開口部
12:装着部
13:余長収納部
14:引出口
15:スライドガイド
16:開閉ガイド溝
16a:平行領域
16b:拡開領域
20:スライド部材
21:基部
21a:係合部
22:中央引掛部
22a:保持部
22b:離脱防止部
23:開閉引掛部
23a:保持部
23b:離脱防止部
23c:係合ピン
30:取付枠
40:光コンセント
50:化粧プレート

Claims (6)

  1. 屋内の壁内等に埋設され、表面側に光コンセントの取付枠が装着される光コンセント用埋込ボックスであって、
    箱形の埋込ボックス本体と、
    この埋込ボックス本体の前面に形成され、光コンセントの取付枠が配置される取付開口部と、
    前記埋込ボックス本体における前記取付開口部の周縁に形成され、光コンセントの取付枠が装着される装着部と、
    前記埋込ボックス本体の内部空間であって前記取付開口部よりも下方部分に拡張形成され、光ファイバの余長部分を収納可能な余長収納部と、
    を備えたことを特徴とする光コンセント用埋込ボックス。
  2. 請求項1の光コンセント用埋込ボックスにおいて、
    前記埋込ボックス本体の底壁に、前記余長収納部と連通する光ファイバの引出口を形成したことを特徴とする光コンセント用埋込ボックス。
  3. 請求項1又は2の光コンセント用埋込ボックスにおいて、
    前記埋込ボックス本体の内部に、光ファイバの余長部分を束ねて支持する余長支持手段を設けたことを特徴とする光コンセント用埋込ボックス。
  4. 請求項3の光コンセント用埋込ボックスにおいて、
    前記余長支持手段は、前記取付開口部の対向位置から前記余長収納部にかけて上下方向に移動自在なスライド部材と、このスライド部材に設けた引掛部とを含む構成であることを特徴とする光コンセント用埋込ボックス。
  5. 請求項4の光コンセント用埋込ボックスにおいて、
    前記引掛部は、左右にそれぞれ拡開可能な少なくとも一対の開閉引掛部を含み、
    これら開閉引掛部は、前記スライド部材の上方移動端で中央に閉塞するとともに、前記前記スライド部材の下方移動端で左右に拡開する構成であることを特徴とする光コンセント用埋込ボックス。
  6. 請求項5の光コンセント用埋込ボックスにおいて、
    前記埋込ボックス本体の背面壁に、前記スライド部材の移動に伴い前記開閉引掛部を開閉させる開閉ガイドを形成したことを特徴とする光コンセント用埋込ボックス。
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