JP2004204784A - 絞り弁装置 - Google Patents

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伸二 河井
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    • F02D9/10Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

【課題】スロットルバルブが全閉位置においてボアに対してほぼ垂直をなす絞り弁装置において、アクセルを操作したときのレスポンスを向上することのできる絞り弁装置を提供する。
【解決手段】ボア112を形成するスロットルボデー本体110と、スロットルボデー本体110に回転可能に支持されたスロットルシャフト120と、スロットルシャフト120に固定されかつアクセルの操作によってボア112を開閉するスロットルバルブ122とを備える。スロットルバルブ122は、全閉位置においてボア112に対してほぼ垂直をなすものである。ボア112には、主管状部113と上流側の拡管状部114及び/又は下流側の拡管状部115を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の吸入空気量を制御するスロットルボデーとも呼ばれる絞り弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の絞り弁装置について図8を参照して説明する。絞り弁装置は、吸入空気が流れるボア12を形成するスロットルボデー本体10を備えている。スロットルボデー本体10には、スロットルシャフト20がボア12を横断する状態で回転可能に支持されている。スロットルシャフト20には、スロットルシャフト20の回動によってボア12を開閉するバタフライバルブ式のスロットルバルブ22が固定されている。スロットルバルブ22は、図8に実線22で示すように、全閉位置においてボア12に対して垂直をなすように設定されている。詳しくは、ボア12の軸線12Lに対してスロットルバルブ22の回動軸線(スロットルシャフト20の軸線)に直交する中心線22Cが垂直をなす位置を、スロットルバルブ22の全閉位置としている。
【0003】
なお、スロットルシャフト20は、バックスプリング(図示省略)により閉方向(図8中、矢印YS参照)へ付勢されている。また、スロットルボデー本体10とスロットルシャフト20との間には、スロットルバルブ22を全閉位置(図8中、実線22参照)にて停止させるためのストッパ手段(図示省略)が設けられている。また、図示しないが、スロットルシャフト20は、車両等におけるアクセルペダル等のアクセルの踏み込み操作に基づいて、前記バックスプリングに抗して開方向(図8中、矢印YO参照)に回動されるように構成されている。このような絞り弁装置は、例えば特許文献1等に開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−4473号公報(第2−3頁、図1参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した絞り弁装置におけるボア12の壁面12aは、軸線12L方向にわたって所定半径の円筒状壁面で形成されている。したがって、アクセルの操作にともなうスロットルバルブ22の開度に対する吸入空気量の特性は、図3に線L34で示すように緩慢にならざるを得ない。このため、車両等のアクセルを操作したときのレスポンスが低下するという問題があった。
【0006】
本発明の課題は、スロットルバルブが全閉位置においてボアに対してほぼ垂直をなす絞り弁装置において、アクセルを操作したときのレスポンスを向上することのできる絞り弁装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、本発明の特許請求の範囲に記載された構成を要旨とする絞り弁装置により解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1に記載された絞り弁装置によると、アクセルの操作によって、スロットルバルブがボアに対してほぼ垂直をなす全閉位置を含む全閉付近を超えて開かれると、そのスロットルバルブの上流側半部と下流側半部との少なくとも一方側半部の外周部が主管状部から拡管状部に対応することにより、吸入空気量が急速に増大される。このため、スロットルバルブが全閉位置においてボアに対してほぼ垂直をなす絞り弁装置において、スロットルバルブの開度に対する吸入空気量の特性の立ち上がりが早くなることにより、アクセルを操作したときのレスポンスを向上することができる。
【0008】
また、特許請求の範囲の請求項2に記載された絞り弁装置によると、ボアの拡管状部におけるスロットルバルブの半部の外周部に対応するバルブ対応側壁面を主管状部の壁面と同一半径でかつ偏心する半円筒状壁面で形成するといった簡単な構成により、拡管状部を容易に形成することができる。
【0009】
また、特許請求の範囲の請求項3に記載された絞り弁装置によると、ボアの主管状部の壁面と拡管状部のバルブ対応側壁面とを傾斜壁面を介して連続させたことによって、吸入空気をスムーズに流すことができ、吸気抵抗を低減することができる。さらに、傾斜壁面の傾斜角を調整することにより、吸入空気量の特性を容易にかつ安価に変更することができる。
【0010】
また、特許請求の範囲の請求項4に記載された絞り弁装置によると、ボアの拡管状部の壁面を主管状部の壁面と同一軸線でかつ大きい半径の円筒状壁面で形成するといった簡単な構成により、拡管状部を容易に形成することができる。
【0011】
また、特許請求の範囲の請求項5に記載された絞り弁装置によると、ボアの主管状部の壁面と拡管状部の壁面とをテーパ状壁面を介して連続させたことによって、吸入空気をスムーズに流すことができ、吸気抵抗を低減することができる。さらに、テーパ状壁面の傾斜角を調整することにより、吸入空気量の特性を容易にかつ安価に変更することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1を説明する。本実施の形態では、車両用内燃機関の絞り弁装置について例示する。図1に示すように、絞り弁装置は、内燃機関の吸入空気が流れるボア112を形成するスロットルボデー本体110を備えている。スロットルボデー本体110には、スロットルシャフト120がボア112を横断する状態で回転可能に支持されている。スロットルシャフト120には、バタフライバルブ式のほぼ円板状のスロットルバルブ122が固定されている。スロットルバルブ122は、スロットルシャフト120の回動によってボア112を開閉する。スロットルバルブ122は、図1に実線122で示すように、全閉位置においてボア112に対して垂直をなすように設定されている。詳しくは、ボア112の軸線112Lに対してスロットルバルブ122の回動軸線(スロットルシャフト120の軸線)に直交する中心線122Cが垂直をなす位置を、スロットルバルブ122の全閉位置としている。このとき、ボア112の壁面113aとスロットルバルブ122の外周面との間には、所定間隔の隙間が形成される。
【0013】
なお、スロットルシャフト120は、バックスプリング(図示省略)により閉方向(図1中、矢印YS参照)へ付勢されている。また、スロットルボデー本体110とスロットルシャフト120との間には、スロットルバルブ122を全閉位置(図1中、実線122参照)にて停止させるためのストッパ手段(図示省略)が設けられている。また、図示しないが、スロットルシャフト120は、車両等におけるアクセルペダル等のアクセルの踏み込み操作に基づいて、機械的な連繋機構あるいは電気的な駆動手段を介して、前記バックスプリングに抗して開方向(図1中、矢印YO参照)に回動されるように構成されている。
【0014】
図1に示すように、前記ボア112には、主管状部113と上流側の拡管状部114と下流側の拡管状部115が設けられている。主管状部113は、前記スロットルバルブ122の全閉位置を含む全閉付近における外周部に対応している。また、上流側の拡管状部114は、全閉付近を超えて開かれたスロットルバルブ122の上流側半部122aの外周部に対応し、かつ、前記主管状部113の開口断面積に比べて拡大された開口断面積を有している。また、下流側の拡管状部115は、全閉付近を超えて開かれたスロットルバルブ122の下流側半部122bの外周部に対応し、かつ、前記主管状部113の開口断面積に比べて拡大された開口断面積を有している。
【0015】
図1に示すように、前記主管状部113の壁面113aは、軸線112Lを中心とする所定半径Rをなす円筒状壁面(図2参照)で形成されている。
また、前記上流側の拡管状部114におけるスロットルバルブ122の上流側半部122aの外周部に対応するバルブ対応側壁面114aは、主管状部113の壁面113aと同一半径Rでかつ偏心する半円筒状壁面(図2参照)で形成されている。これともに、残りのバルブ不対応側壁面114bは、前記主管状部113の壁面113aと同一半径Rでかつ同一軸線112Lをなす半円筒状壁面(図2参照)で形成されている。
また、前記下流側の拡管状部115におけるスロットルバルブ122の下流側半部122bの外周部に対応するバルブ対応側壁面115aは、主管状部113の壁面113aと同一半径Rでかつ偏心する半円筒状壁面(図2参照)で形成されている。これともに、残りのバルブ不対応側壁面115bは、前記主管状部113の壁面113aと同一半径Rでかつ同一軸線112Lをなす半円筒状壁面で形成されている。
【0016】
図1に示すように、前記主管状部113の壁面113aと前記上流側の拡管状部114のバルブ対応側壁面114aとは、所定の傾斜角116θで傾斜する傾斜壁面116を介して連続されている。傾斜角116θは、例えば、20°に設定されている。
また、前記主管状部113の壁面113aと前記下流側の拡管状部115のバルブ対応側壁面115aとは、所定の傾斜角117θで傾斜する傾斜壁面117を介して連続されている。傾斜角117θは、例えば、20°に設定されている。
【0017】
上記した絞り弁装置によると、スロットルバルブ122の全閉位置(図1中、実線122参照)の空気量いわゆるアイドル空気量は、スロットルボデー本体110のボア112における主管状部113の壁面113aとスロットルバルブ122の外周面との間の隙間を流れる吸入空気量となる。スロットルバルブ122が全閉位置においてボア112に対して垂直をなすように設定されているため、スロットルバルブ122の全閉角度にばらつきが生じたとしても、スロットルボデー本体110のボア112とスロットルバルブ122との間における隙間の開口面積の変化が小さい。このため、スロットルバルブ122の全閉位置における全閉角度のばらつきによる空気量のばらつきを低減することができる。
【0018】
前記スロットルバルブ122の全閉状態においてアクセルを操作する。これによって、スロットルバルブ122がボア112に対してほぼ垂直をなす全閉位置を含む全閉付近を超えて開かれる(図1中、二点鎖線122参照)。すると、そのスロットルバルブ122の上流側半部122aの外周部及び下流側半部122bの外周部が主管状部113から当該拡管状部114,115に対応することにより、ボア112の壁面とスロットルバルブ122の外周面との間の隙間が拡大されるため、吸入空気量が急速に増大される。このため、スロットルバルブ122が全閉位置においてボア112に対してほぼ垂直をなす絞り弁装置において、スロットルバルブ122の開度に対する吸入空気量の特性の立ち上がりが早くなる(図3中、線L31参照)。これにより、アクセルを操作したときのレスポンスを向上することができる。
【0019】
また、ボア112の各拡管状部114,115におけるスロットルバルブ122の外周部に対応するバルブ対応側壁面114a,115aを、主管状部113の壁面113aと同一半径Rでかつ偏心する半円筒状壁面(図2参照)で形成するといった簡単な構成により、各拡管状部114,115を容易に形成することができる。
【0020】
また、ボア112の主管状部113の壁面113aと上流側の拡管状部114のバルブ対応側壁面114aとを傾斜壁面116を介して連続させたことにより、吸入空気を上流側の拡管状部114から主管状部113へ吸入空気をスムーズに流すことができる。これとともに、ボア112の主管状部113の壁面113aと下流側の拡管状部115のバルブ対応側壁面115aとを傾斜壁面117を介して連続させたことにより、主管状部113から下流側の拡管状部115へ吸入空気をスムーズに流すことができる。これらによって、吸気抵抗を低減することができる。
さらに、各傾斜壁面116,117の傾斜角116θ,117θをそれぞれ調整することにより、吸入空気量の特性を容易にかつ安価に変更することができる。
【0021】
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2を説明する。実施の形態2は、上記した実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。すなわち、図4に示すように、前記実施の形態1におけるスロットルボデー本体110のボア112における上流側の拡管状部114(傾斜壁面116を含む。図1参照。)に代えて、主管状部113の壁面113aと同一半径でかつ同一軸線112Lをなす円筒状の壁面214a(図5参照)による上流側の直管部214を形成したものである。
【0022】
上記した実施の形態2によっても、実施の形態1とほぼ同様の作用・効果が得られる。ただし、本実施の形態の場合、スロットルバルブ122の開度に対する吸入空気量の特性の立ち上がりを早くすることができるものの、実施の形態1のものに比べれば、その特性は若干緩慢になる(図3中、線L32参照)。
【0023】
また、上記実施の形態2に代えて、前記実施の形態1における前記スロットルボデー本体110のボア112における下流側の拡管状部115(傾斜壁面117を含む。図1参照。)及び傾斜壁面117(図1参照)に代えて、主管状部113の壁面113aと同一半径でかつ同一軸線112Lをなす円筒状壁面による下流側の直管部を形成することもできる。
【0024】
[実施の形態3]
本発明の実施の形態3を説明する。実施の形態3は、上記した実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。すなわち、図6に示すように、前記ボア112の上流側の拡管状部(符号、314を付す)の壁面314a及び下流側の拡管状部(符号、315を付す)の壁面315aは、前記主管状部113と同一軸線112Lでかつ大きい半径R1(図7参照)をなす円筒状壁面で形成されている。
【0025】
図6に示すように、前記主管状部113の壁面113aと前記上流側の拡管状部314の壁面314aとは、所定の傾斜角316θで傾斜するテーパ状壁面316を介して連続されている。傾斜角316θは、例えば、20°に設定されている。
また、図6に示すように、前記主管状部113の壁面113aと前記下流側の拡管状部315の壁面315aとは、所定の傾斜角317θで傾斜するテーパ状壁面317を介して連続されている。傾斜角316θは、例えば、20°に設定されている。
【0026】
上記した実施の形態3によっても、実施の形態1とほぼ同様の作用・効果が得られる。ただし、本実施の形態の場合、スロットルバルブ122の開度に対する吸入空気量の特性の立ち上がりを、実施の形態1のものに比べて一層早くすることができる(図3中、線L33参照)。
【0027】
また、図6に示すように、ボア112の各拡管状部314,315の壁面314a,315aを主管状部113の壁面113aと同一軸線112Lでかつ大きい半径R1(図7参照)の円筒状壁面で形成するといった簡単な構成により、各拡管状部314,315を容易に形成することができる。
【0028】
また、ボア112の主管状部113の壁面113aと上流側の拡管状部314の壁面314aとをテーパ状壁面316を介して連続させたことにより、吸入空気を上流側の拡管状部314から主管状部113へ吸入空気をスムーズに流すことができる。これとともに、ボア112の主管状部113の壁面113aと下流側の拡管状部315の壁面315aとをテーパ状壁面317を介して連続させたことにより、主管状部113から下流側の拡管状部315へ吸入空気をスムーズに流すことができる。これらによって、吸気抵抗を低減することができる。
さらに、各テーパ状壁面316,317の傾斜角316θ,317θをそれぞれ調整することにより、吸入空気量の特性を容易にかつ安価に変更することができる。
【0029】
また、上記実施の形態3のボア112における上流側の拡管状部314(テーパ状壁面316を含む)、又は、下流側の拡管状部315(テーパ状壁面317を含む)に代えて、主管状部113の壁面113aと同一半径でかつ同一軸線112Lをなす円筒状壁面による直管部を形成することができる。
【0030】
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、スロットルボデー本体110のボア112及びスロットルバルブ122の形状は、円形状に限定されるものではなく、例えば四角形状、楕円形状等に変更することが考えられる。
【0031】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の絞り弁装置によれば、スロットルバルブが全閉位置においてボアに対してほぼ垂直をなす絞り弁装置において、スロットルバルブの開度に対する吸入空気量の特性の立ち上がりが早くなることにより、アクセルを操作したときのレスポンスを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる絞り弁装置を示す側断面図である。
【図2】絞り弁装置のボアの壁面形状を示す平断面図である。
【図3】スロットルバルブの開度と吸入空気量との関係を示す特性線図である。
【図4】本発明の実施の形態2にかかる絞り弁装置を示す側断面図である。
【図5】絞り弁装置のボアの壁面形状を示す平断面図である。
【図6】本発明の実施の形態3にかかる絞り弁装置を示す側断面図である。
【図7】絞り弁装置のボアの壁面形状を示す平断面図である。
【図8】従来の絞り弁装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
110 スロットルボデー本体
112 ボア
113 主管状部
113a 壁面
114 上流側の拡管状部
114a バルブ対応側壁面
114b バルブ不対応側壁面
115 下流側の拡管状部
115a バルブ対応側壁面
115b バルブ不対応側壁面
116 傾斜壁面
117 傾斜壁面
120 スロットルシャフト
122 スロットルバルブ
122a 上流側半部
122b 下流側半部
314 上流側の拡管状部
314a 壁面
315 下流側の拡管状部
315a 壁面
316 テーパ状壁面
317 テーパ状壁面

Claims (5)

  1. 吸入空気が流れるボアを形成するスロットルボデー本体と、
    前記スロットルボデー本体に前記ボアを横断する状態で回転可能に支持されたスロットルシャフトと、
    前記スロットルシャフトに固定されかつアクセルの操作によって前記ボアを開閉するスロットルバルブとを備え、
    前記スロットルバルブは、全閉位置において前記ボアに対してほぼ垂直をなす絞り弁装置であって、
    前記ボアには、前記スロットルバルブの全閉位置を含む全閉付近における外周部に対応する主管状部と、前記全閉付近を超えて開かれた前記スロットルバルブの上流側半部と下流側半部との少なくとも一方側半部の外周部に対応しかつ前記主管状部の開口断面積に比べて拡大された開口断面積を有する拡管状部を備えたことを特徴とする絞り弁装置。
  2. 前記ボアの主管状部の壁面を所定半径の円筒状壁面で形成し、また、前記ボアの拡管状部における前記スロットルバルブの半部の外周部に対応するバルブ対応側壁面を前記主管状部の壁面と同一半径でかつ偏心する半円筒状壁面で形成するとともに、残りのバルブ不対応側壁面を前記主管状部の壁面と同一半径でかつ同一軸線をなす半円筒状壁面で形成したことを特徴とする請求項1に記載の絞り弁装置。
  3. 前記ボアの主管状部の壁面と拡管状部のバルブ対応側壁面とを所定の傾斜角で傾斜する傾斜壁面を介して連続させたことを特徴とする請求項2に記載の絞り弁装置。
  4. 前記ボアの主管状部の壁面を所定半径の円筒状壁面で形成し、また、前記ボアの拡管状部の壁面を前記主管状部の壁面と同一軸線でかつ大きい半径の円筒状壁面で形成したことを特徴とする請求項1に記載の絞り弁装置。
  5. 前記ボアの主管状部の壁面と拡管状部の壁面とを所定の傾斜角で傾斜するテーパ状壁面を介して連続させたことを特徴とする請求項4に記載の絞り弁装置。
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