JP2004162653A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内燃機関の吸気装置に関し、吸気の流量制御をおこなうバルブが固定されたシャフトの軸受構造において、複雑な軸受構造を構成しなくても、最適に駆動できるシャフトの軸受構造を提供すること。
【解決手段】ハウジング2と、ハウジング2に形成された複数の吸気通路3と、吸気通路3に配設されこれを開閉するための吸気制御バルブ4と、吸気制御バルブ4を固定すると共に吸気通路3に設けられた複数の軸受穴5に回動可能に支持されたシャフト6と、シャフト6を回動させるためのアクチュエータ7とを有する内燃機関の吸気装置1において、軸受穴5に、軸受穴5へ空気を導入する導入通路9を設けた。
【選択図】 図2
【解決手段】ハウジング2と、ハウジング2に形成された複数の吸気通路3と、吸気通路3に配設されこれを開閉するための吸気制御バルブ4と、吸気制御バルブ4を固定すると共に吸気通路3に設けられた複数の軸受穴5に回動可能に支持されたシャフト6と、シャフト6を回動させるためのアクチュエータ7とを有する内燃機関の吸気装置1において、軸受穴5に、軸受穴5へ空気を導入する導入通路9を設けた。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の吸気装置に関し、吸気の流量制御をおこなう吸気制御バルブが固定されたシャフトの軸受構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
吸気の流量制御をおこなうバルブ、たとえば、車両のエンジン吸気機構の可変吸気バルブやスロットルバルブなどが固定されるシャフトの軸受構造については、従来の軸受構造では、バルブボディーに形成された吸気通路を開閉するバルブが固定されたシャフトが回転するために、軸受穴が設けられ、軸受穴の穴径に対してシャフトとの微小の隙間が形成され、軸受穴にシャフトが回動可能に支持されることにより、軸受機能を持たせる構造となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−13495号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記軸受構造では、軸受穴を通して複数の吸気通路がつながっているが、この軸受穴を通して吸気の流動がないのが望ましい。そのため、軸受穴はシャフトが回転可能な最小の隙間で支持されるよう形成される。しかし、シャフト近傍に存在するエンジンの燃料及び潤滑用オイル又は同燃料や同潤滑油に含まれる添加剤などの物質が、上記軸受穴とシャフトとの隙間に堆積して摩擦抵抗や粘性抵抗が高くなる。そのために、シャフトがバルブの開閉動作のために回転動作する際、シャフトを駆動するのに要する摺動トルクが大きくなるので、バルブの作動応答性が悪くなるという問題が発生する。
【0005】
また、この問題に対して、発生トルクが変化してもシャフトの作動が影響されないように、発生トルクに対して余裕を持たせた駆動源を用いるように設計することも可能であるが、その場合、大きな体格の駆動源を有するものとなりコストや重量が上昇する。
【0006】
そこで、本発明は前記した不具合が発生しないように、複雑な軸受構造を構成しなくても、最適に駆動できるシャフトの軸受構造を提供することをその技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
上記の課題を解決するために講じた第1の技術的手段は、ハウジングと、前記ハウジングに形成された複数の吸気通路と、前記吸気通路に配設されこれを開閉するための吸気制御バルブと、該吸気制御バルブを固定すると共に前記吸気通路に設けた複数の軸受穴に回動可能に支持されたシャフトと、該シャフトを回動させるためのアクチュエータと、を有する内燃機関の吸気装置において、前記軸受穴に空気を導入する導入通路を設けたことである。
【0008】
上記した手段によれば、導入通路より導入された空気により、軸受穴とシャフトとの隙間に堆積しようとした物質を除去することができる。また、簡単な軸受構造で物質を除去することができる。
【0009】
上記の課題を解決するために講じた第2の技術的手段は、前記導入通路に、該導入通路への前記空気を導入する開口部は、前記吸気制御バルブの上流に設けられるエアーフローメータから前記吸気制御バルブまでの間の所定の位置に設けられていることである。
【0010】
上記した手段によれば、開口部での圧力が軸受穴での圧力より高いため、物質を吸気通路へ除去する方向に空気を流動できる。また、異物を含まない空気を軸受穴に導入することができる。
【0011】
上記の課題を解決するために講じた第3の技術的手段は、前記導入通路に、前記軸受穴への空気の流れを許容すると共に、前記軸受穴からの空気の流れを遮断する逆止弁を設けたことである。
【0012】
上記した手段によれば、内燃機関のバックファイアーによる燃料又は潤滑油に含まれる添加剤などの物質を含んだ空気が、軸受穴から導入通路を通して他の部分へ逆流するのを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本発明のエンジンの直列4気筒での吸気装置1の概略構成を示す図である。エンジンの吸気装置1は、ハウジング2と、ハウジング2に形成された複数の吸気通路3と、各吸気通路3に配設され、これを開閉するための吸気制御バルブ4と、吸気制御バルブ4を一体的に固定すると共に、各吸気通路3に設けた複数の軸受穴5に回動可能に支持されたシャフト6と、シャフト6を回動させるためのアクチュエータ7とフランジ8とから構成される。吸気制御バルブ4はバタフライ弁である。上記アクチュエータ7はモーター式アクチュエータである。吸気装置1は、吸気装置1と一体的に構成されるフランジ8をエンジンの図示しないシリンダヘッドの側面に接合し固定されている。吸気制御バルブ4とシャフト6は、各吸気通路3が形成されているフランジ8に回動可能に支持されている。
【0014】
吸気装置1の上流にはスロットルバルブ20、エアーフローメータ30及びエアークリーナ40がパイプにより連結されている。吸気は、図1の矢印の方向より吸入され、エアークリーナ40、エアーフローメータ30及びスロットルバルブ20を通して、ハウジング2に至る。
【0015】
軸受穴5に空気を導入する導入通路9に、空気を導入する開口部9bは、スロットルバルブ20とエアーフローメータ30との間のパイプに設けられている。このため、開口部9bでの圧力が軸受穴5での圧力より高いため、軸受穴5とシャフト6との隙間に堆積しようとしたエンジンの燃料及び潤滑用オイル又は同燃料や同潤滑油に含まれる添加剤などの物質を吸気制御バルブ4が作動する吸気通路3へ除去するように空気を流動できる。また、異物を含まない空気を軸受穴5に導入することができる。
【0016】
図2は、図1のフランジ8のシリンダヘッド接合面に平行でシャフト6を通る部分断面である。隣接する吸気通路3、3間の軸受穴5には導入通路8cの一端が開口し設けられている。導入通路8cの他端は、導入通路8bに連絡され、導入通路9に連結する導入ポート8aに連絡している。導入通路9は、樹脂材又はゴム材からなるパイプ部材から構成され、嵌入部9aが導入ポート8aに嵌入されている。また、導入通路9は、逆止弁10を介して、導入通路8b及び導入通路8cを通して軸受穴5に連通される。
【0017】
逆止弁10は、ゴム材からなり、その断面は逆T字状を呈し、中央の突起10aがフランジ8に形成された固定孔8dに嵌入され、先端の拡径部10bにより抜け止めされ固定されている。傘部10cは弾性力により、空気が流動する連通孔8eを閉じている。これにより、導入通路9から連通孔8bへの空気の流動は、連通孔8eを通して加わる空気の圧力により傘部10cが図示下方に弾性変形し許容される。一方、連通孔8bから導入通路9への空気の流動は、連通孔8eを傘部10cが弾性力により封止し遮断される。このため、内燃機関のバックファイアーによる燃料又は潤滑油に含まれる添加剤などの物質を含んだ空気が、軸受穴5から導入通路9を通して他の部分へ逆流するのを防止することができる。
【0018】
吸気制御バルブ4は、略長円形状を呈し、図示上端部に切欠き4aが形成されている。図2は、吸気制御バルブ4の閉状態を示す。例えば、エンジンの回転数が低く、スロットルバルブ20の開度が小さい場合には、吸気制御バルブ4は閉状態に回動され、吸気を切欠き4aを通して吸気通路3に流動させ、燃費及び排気ガス特性を改善させる。また、エンジンの回転数が高く、スロットルバルブ20の開度が大きい場合には、吸気制御バルブ4は、図示しない開状態に回動され、吸気を吸気通路3の略全面を通して流動させ、出力を向上させる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明にて講じた技術的手段によれば、導入通路より導入された空気により、軸受穴とシャフトとの隙間に堆積しようとした物質を除去することができる。また、簡単な軸受構造で物質を除去することができる。
【0020】
また、請求項2の発明にて講じた技術的手段によれば、開口部での圧力が軸受穴での圧力より高いため、物質を吸気通路へ除去する方向に空気を流動できる。また、異物を含まない空気を軸受穴に導入することができる。
【0021】
また、請求項3の発明にて講じた技術的手段によれば、内燃機関のバックファイアーによる燃料又は潤滑油に含まれる添加剤などの物質を含んだ空気が、軸受穴から導入通路を通して他の部分へ逆流するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における吸気装置の概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の開閉モードにおける吸気装置の開状態を示す。
【符号の説明】
1・・・吸気装置
2・・・ハウジング
3・・・吸気通路
4・・・吸気制御バルブ
5・・・軸受穴
6・・・シャフト
7・・・アクチュエータ
9・・・導入通路
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の吸気装置に関し、吸気の流量制御をおこなう吸気制御バルブが固定されたシャフトの軸受構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
吸気の流量制御をおこなうバルブ、たとえば、車両のエンジン吸気機構の可変吸気バルブやスロットルバルブなどが固定されるシャフトの軸受構造については、従来の軸受構造では、バルブボディーに形成された吸気通路を開閉するバルブが固定されたシャフトが回転するために、軸受穴が設けられ、軸受穴の穴径に対してシャフトとの微小の隙間が形成され、軸受穴にシャフトが回動可能に支持されることにより、軸受機能を持たせる構造となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−13495号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記軸受構造では、軸受穴を通して複数の吸気通路がつながっているが、この軸受穴を通して吸気の流動がないのが望ましい。そのため、軸受穴はシャフトが回転可能な最小の隙間で支持されるよう形成される。しかし、シャフト近傍に存在するエンジンの燃料及び潤滑用オイル又は同燃料や同潤滑油に含まれる添加剤などの物質が、上記軸受穴とシャフトとの隙間に堆積して摩擦抵抗や粘性抵抗が高くなる。そのために、シャフトがバルブの開閉動作のために回転動作する際、シャフトを駆動するのに要する摺動トルクが大きくなるので、バルブの作動応答性が悪くなるという問題が発生する。
【0005】
また、この問題に対して、発生トルクが変化してもシャフトの作動が影響されないように、発生トルクに対して余裕を持たせた駆動源を用いるように設計することも可能であるが、その場合、大きな体格の駆動源を有するものとなりコストや重量が上昇する。
【0006】
そこで、本発明は前記した不具合が発生しないように、複雑な軸受構造を構成しなくても、最適に駆動できるシャフトの軸受構造を提供することをその技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
上記の課題を解決するために講じた第1の技術的手段は、ハウジングと、前記ハウジングに形成された複数の吸気通路と、前記吸気通路に配設されこれを開閉するための吸気制御バルブと、該吸気制御バルブを固定すると共に前記吸気通路に設けた複数の軸受穴に回動可能に支持されたシャフトと、該シャフトを回動させるためのアクチュエータと、を有する内燃機関の吸気装置において、前記軸受穴に空気を導入する導入通路を設けたことである。
【0008】
上記した手段によれば、導入通路より導入された空気により、軸受穴とシャフトとの隙間に堆積しようとした物質を除去することができる。また、簡単な軸受構造で物質を除去することができる。
【0009】
上記の課題を解決するために講じた第2の技術的手段は、前記導入通路に、該導入通路への前記空気を導入する開口部は、前記吸気制御バルブの上流に設けられるエアーフローメータから前記吸気制御バルブまでの間の所定の位置に設けられていることである。
【0010】
上記した手段によれば、開口部での圧力が軸受穴での圧力より高いため、物質を吸気通路へ除去する方向に空気を流動できる。また、異物を含まない空気を軸受穴に導入することができる。
【0011】
上記の課題を解決するために講じた第3の技術的手段は、前記導入通路に、前記軸受穴への空気の流れを許容すると共に、前記軸受穴からの空気の流れを遮断する逆止弁を設けたことである。
【0012】
上記した手段によれば、内燃機関のバックファイアーによる燃料又は潤滑油に含まれる添加剤などの物質を含んだ空気が、軸受穴から導入通路を通して他の部分へ逆流するのを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本発明のエンジンの直列4気筒での吸気装置1の概略構成を示す図である。エンジンの吸気装置1は、ハウジング2と、ハウジング2に形成された複数の吸気通路3と、各吸気通路3に配設され、これを開閉するための吸気制御バルブ4と、吸気制御バルブ4を一体的に固定すると共に、各吸気通路3に設けた複数の軸受穴5に回動可能に支持されたシャフト6と、シャフト6を回動させるためのアクチュエータ7とフランジ8とから構成される。吸気制御バルブ4はバタフライ弁である。上記アクチュエータ7はモーター式アクチュエータである。吸気装置1は、吸気装置1と一体的に構成されるフランジ8をエンジンの図示しないシリンダヘッドの側面に接合し固定されている。吸気制御バルブ4とシャフト6は、各吸気通路3が形成されているフランジ8に回動可能に支持されている。
【0014】
吸気装置1の上流にはスロットルバルブ20、エアーフローメータ30及びエアークリーナ40がパイプにより連結されている。吸気は、図1の矢印の方向より吸入され、エアークリーナ40、エアーフローメータ30及びスロットルバルブ20を通して、ハウジング2に至る。
【0015】
軸受穴5に空気を導入する導入通路9に、空気を導入する開口部9bは、スロットルバルブ20とエアーフローメータ30との間のパイプに設けられている。このため、開口部9bでの圧力が軸受穴5での圧力より高いため、軸受穴5とシャフト6との隙間に堆積しようとしたエンジンの燃料及び潤滑用オイル又は同燃料や同潤滑油に含まれる添加剤などの物質を吸気制御バルブ4が作動する吸気通路3へ除去するように空気を流動できる。また、異物を含まない空気を軸受穴5に導入することができる。
【0016】
図2は、図1のフランジ8のシリンダヘッド接合面に平行でシャフト6を通る部分断面である。隣接する吸気通路3、3間の軸受穴5には導入通路8cの一端が開口し設けられている。導入通路8cの他端は、導入通路8bに連絡され、導入通路9に連結する導入ポート8aに連絡している。導入通路9は、樹脂材又はゴム材からなるパイプ部材から構成され、嵌入部9aが導入ポート8aに嵌入されている。また、導入通路9は、逆止弁10を介して、導入通路8b及び導入通路8cを通して軸受穴5に連通される。
【0017】
逆止弁10は、ゴム材からなり、その断面は逆T字状を呈し、中央の突起10aがフランジ8に形成された固定孔8dに嵌入され、先端の拡径部10bにより抜け止めされ固定されている。傘部10cは弾性力により、空気が流動する連通孔8eを閉じている。これにより、導入通路9から連通孔8bへの空気の流動は、連通孔8eを通して加わる空気の圧力により傘部10cが図示下方に弾性変形し許容される。一方、連通孔8bから導入通路9への空気の流動は、連通孔8eを傘部10cが弾性力により封止し遮断される。このため、内燃機関のバックファイアーによる燃料又は潤滑油に含まれる添加剤などの物質を含んだ空気が、軸受穴5から導入通路9を通して他の部分へ逆流するのを防止することができる。
【0018】
吸気制御バルブ4は、略長円形状を呈し、図示上端部に切欠き4aが形成されている。図2は、吸気制御バルブ4の閉状態を示す。例えば、エンジンの回転数が低く、スロットルバルブ20の開度が小さい場合には、吸気制御バルブ4は閉状態に回動され、吸気を切欠き4aを通して吸気通路3に流動させ、燃費及び排気ガス特性を改善させる。また、エンジンの回転数が高く、スロットルバルブ20の開度が大きい場合には、吸気制御バルブ4は、図示しない開状態に回動され、吸気を吸気通路3の略全面を通して流動させ、出力を向上させる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明にて講じた技術的手段によれば、導入通路より導入された空気により、軸受穴とシャフトとの隙間に堆積しようとした物質を除去することができる。また、簡単な軸受構造で物質を除去することができる。
【0020】
また、請求項2の発明にて講じた技術的手段によれば、開口部での圧力が軸受穴での圧力より高いため、物質を吸気通路へ除去する方向に空気を流動できる。また、異物を含まない空気を軸受穴に導入することができる。
【0021】
また、請求項3の発明にて講じた技術的手段によれば、内燃機関のバックファイアーによる燃料又は潤滑油に含まれる添加剤などの物質を含んだ空気が、軸受穴から導入通路を通して他の部分へ逆流するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における吸気装置の概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の開閉モードにおける吸気装置の開状態を示す。
【符号の説明】
1・・・吸気装置
2・・・ハウジング
3・・・吸気通路
4・・・吸気制御バルブ
5・・・軸受穴
6・・・シャフト
7・・・アクチュエータ
9・・・導入通路
Claims (3)
- ハウジングと、
該ハウジングに形成された複数の吸気通路と、
該吸気通路に配設され、これを開閉するための吸気制御バルブと、
該吸気制御バルブを固定すると共に、前記吸気通路に設けられた複数の軸受穴に回動可能に支持されたシャフトと、
該シャフトを回動させるためのアクチュエータと、を有する内燃機関の吸気装置において、
前記軸受穴に、該軸受穴へ空気を導入する導入通路を設けたことを特徴とする内燃機関の吸気装置。 - 前記導入通路に前記空気を導入する開口部は、前記吸気制御バルブの上流に設けられるエアーフローメータから前記吸気制御バルブまでの間の所定の位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
- 前記導入通路に、前記軸受穴への空気の流れを許容すると共に、前記軸受穴からの空気の流れを遮断する逆止弁を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002331481A JP2004162653A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 内燃機関の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002331481A JP2004162653A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 内燃機関の吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004162653A true JP2004162653A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32808830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002331481A Pending JP2004162653A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 内燃機関の吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004162653A (ja) |
-
2002
- 2002-11-15 JP JP2002331481A patent/JP2004162653A/ja active Pending
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