JP2004116432A - ターボチャージャ - Google Patents

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JP2004116432A JP2002282036A JP2002282036A JP2004116432A JP 2004116432 A JP2004116432 A JP 2004116432A JP 2002282036 A JP2002282036 A JP 2002282036A JP 2002282036 A JP2002282036 A JP 2002282036A JP 2004116432 A JP2004116432 A JP 2004116432A
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Takashi Sakumoto
作本 敬司
Shigeharu Tamura
田村 茂張
Kazunari Adachi
安達 一成
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    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02B37/12Control of the pumps
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Abstract

【課題】内燃機関のターボチャージャにおいて、バルブのシール性を十分に確保して、加工・組付けが容易で、軽量のターボチャージャを提供すること。
【解決手段】流量制御バルブ26は、タービンハウジング21に回動可能に支持される第1駆動軸26aに一体的に設けられる第1アーム26bと、その第1シャフト部26cを介して第1アーム26bに揺動可能に支持され、排気入口21aとスクロール部24,25へ流れる排気流量を制御すると共に、第1回転止め部26eが第1シャフト部26cから離れた位置に形成される第1バルブ26dと、第1アーム26bに形成され第1回転止め部26eに係合し第1バルブ26dの回転を規制する第1係合部26fとから構成した。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関を過給するターボチャージャに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のターボチャージャとしては、シャフトと、シャフトの一端に固定されるタービンロータと、タービンロータを収容すると共に、排気入口、排気出口及び、排気入口と排気出口とをタービンロータを介して連通し、その断面積が漸次減少するスクロール部を有するタービンハウジングと、シャフトの他端に固定され、コンプレッサハウジング内に収容されたコンプレッサロータと、排気入口からスクロール部へ流れる排気流量を制御する(排気入口から排気出口へ連通するバイパス通路を開閉する)ウエストゲートバルブと、を備えてエンジンの一定出力範囲においてターボチャージャの作動を抑制するため、ターボチャージャの排気入口からスクロール部へ流れる排気流量をウエストゲートバルブによって制御しているものがある。
【0003】
この種の従来のターボチャージャにおいては、ウエストゲートバルブは、バイパス通路を開閉するバルブと、該バルブを操作するレバー(アーム)とを、該レバーに設けられた長穴等の回り止め面を有する穴内に微小隙間を介してウエストゲートバルブの揺動中心又は回転中心であるシャフト部を挿入し、該シャフト部の端部をナット等の締結部材により固着し、組み付けられている。(例えば、特許文献1参照。)
また、他の従来のターボチャージャにおいては、ウエストゲートバルブは、バルブの揺動中心又は回転中心であるシャフト部を操作レバー(アーム)の挿入穴内に挿入し、該挿入穴の開口部に廻り止め面を有する溝を設け、該溝内に廻り止め面に当接する側面を有する廻り止めワッシャを嵌合し、該ワッシャを弁軸に固定し、組み付けられている。(例えば、特許文献2参照。)
【0004】
【特許文献1】
特開平11−044219号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平7−19065号公報
ところで、上記した従来技術に示すような略長円形状のウエストゲートバルブ等(真円以外の形状のバルブ)により、排気入口からスクロール部へ流れる排気流量を制御する(排気入口から排気出口へ連通するバイパス通路を閉じる)場合、シール性を十分に確保するためには、バルブの回転を規制する(回転方向の位相変化量を小さくする)か、バルブ及びタービンハウジングのそれぞれのシール面を大きくする必要がある。
【0006】
しかしながら、上記した従来技術の構成、つまり、バルブの揺動中心又は回転中心に近い位置にある廻り止め構造部(長穴等の廻り止め面を有する穴とバルブのシャフト部、廻り止め面を有する溝と廻り止めワッシャ)により、バルブの回転を規制しようとした場合、廻り止め構造部の隙間(長穴等の廻り止め面を有する穴とバルブのシャフト部との隙間、廻り止め面を有する溝と廻り止めワッシャとの隙間)を極端に小さくしなければならない。その為には、単品精度、組付け位相を厳しく管理しなければならない。また、廻り止め構造部の摩耗による回転方向の位相変化量の増加という問題もある。
【0007】
また、バルブとタービンハウジングのシール面を大きくとった場合、バルブ、タービンハウジングの大型化により外形が大きくなり搭載性の悪化、重量の増加等の問題が発生する。また、バルブは激しい振動の条件下に置かれている為、大型化による重量の増加は著しく信頼性を低下させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、内燃機関のターボチャージャにおいて、バルブのシール性を十分に確保して、加工・組付けが容易で、軽量のターボチャージャを提供することを、その技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために請求項1の発明において講じた技術的手段は、シャフトと、該シャフトの一端に固定されるタービンロータと、該タービンロータを収容すると共に、排気入口、排気出口及び、前記排気入口と前記排気出口とを前記タービンロータを介して連通し、その断面積が漸次減少するスクロール部を有するタービンハウジングと、前記シャフトの他端に固定され、コンプレッサハウジング内に収容されたコンプレッサロータと、前記排気入口から前記スクロール部へ流れる排気流量を制御可能な流量制御バルブと、を備えるターボチャージャにおいて、前記流量制御バルブは、前記タービンハウジングに回動可能に支持される第1駆動軸に一体的に設けられる第1アームと、その第1シャフト部を介して前記第1アームに揺動可能に支持され、前記排気入口と前記スクロール部へ流れる排気流量を制御すると共に、第1回転止め部が前記第1シャフト部から離れた位置に形成される第1バルブと、前記第1アームに形成され前記第1回転止め部に係合し前記第1バルブの回転を規制する第1係合部とから構成されることである。
【0010】
上記した手段によれば、流量制御バルブの回転の規制を第1バルブの揺動中心又は回転中心である第1シャフト部から離れた第1回転止め部と第1アームに設けた第1係合部との係合にて行うようにしたため、第1回転止め部と第1係合部との隙間を極端に小さくすることが必要でなく、回転方向の位相変化量を小さくすることができる。また、シール面を大きくする必要がなくなる。このため、バルブのシール性を十分に確保して、加工・組付けが容易で、軽量のターボチャージャを提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1実施形態について図1乃至図6を用いて説明する。図1及び図2は本発明のターボチャージャ1を示すもので、ターボチャージャ1は、軸受部10を介して互いに連結されたタービン部20とコンプレッサ部30にて構成されている。
【0012】
軸受部10は、ベアリングハウジング11と、ベアリングハウジング11内にて軸受12を介して回転可能に支持されたシャフト13を備えていて、シャフト13は左右の各端部をベアリングハウジング11から突出させている。シャフト13の一端側はタービン部20を構成するタービンハウジング21内に臨み、かつ、シャフト13の他端側はコンプレッサ部30を構成するコンプレッサハウジング31内に臨んでいる。シャフト13の一端側には、タービン部20を構成するタービンロータ22が一体回転可能に接合され、かつ、シャフト13の他端側には、コンプレッサ部30を構成するコンプレッサロータ32が一体回転可能に組付けられている。
【0013】
タービン部20は、タービンハウジング21と、タービンハウジング21内に位置するタービンロータ22を備えているもので、タービンハウジング21は軸受部10を構成するベアリングハウジング11の一側に取付けられている。タービンロータ22は、ベアリングハウジング11の一側を貫通して臨むシャフト13の一端側に一体回転可能に接合されていて、タービンハウジング21内に形成されている排気通路に位置している。
【0014】
タービンハウジング21は、排気入口21aと排気出口21bを備え、排気入口21aと排気出口21bとの間が排気通路に形成されており、同排気通路におけるタービンロータ22の配設位置より上流側に、区画壁23が設けられている。区画壁23は、排気通路におけるタービンロータ22の配設位置より上流側の部位を、内周スクロール部(スクロール部)24と外周スクロール部(スクロール部)25に区画している。区画壁23には、連通孔28が下流側に沿って多数形成されている。連通孔28は、その上流側が穏やかな傾斜状に、かつ、その下流側壁がきつい傾斜状に形成されていて、タービンロータ22の軸心に向かって所定角度で指向している。
【0015】
タービン部20においては、タービンハウジング21の排気入口21a側に流量制御バルブ26が配設されている。流量制御バルブ26は、外周スクロール部(スクロール部)25の流入開口部25aの開口度合いを制御するもので、区画壁23の先端部に形成される弁座部に着座している。流量制御バルブ26は、この状態で外周スクロール部(スクロール部)25の流入開口部25aを閉鎖していて、図略の操作手段にて、エンジンの状態に応じて開閉動作を制御される。
【0016】
図3乃至6は流量制御バルブ26を示す。流量制御バルブ26は、タービンハウジング21に回動可能に支持される第1駆動軸26aに一体的に設けられる第1アーム26bと、その第1シャフト部26cを介して第1アーム26bに回転可能又は揺動可能に支持され、排気入口21aと外周スクロール部25間の連通を開閉する、つまり、流入開口部25aを開閉すると共に、第1回転止め部26dが第1シャフト部26cから離れた位置に形成される第1バルブ26eと、第1アーム26bに形成され第1回転止め部26dに係合し第1バルブ26eの回転を規制する第1係合部26fとから構成されている。第1回転止め部26dは、2本の縦リブからなり、第1アーム26bの両側面からなる第1係合部26fが第1回転止め部26dの間に係合し、第1バルブ26dの回転が規制される。これにより、流量制御バルブ26の回転の規制を揺動中心又は回転中心である第1シャフト部26cから離れた第1バルブ26eの第1回転止め部26dと第1アーム26bに設けた第1係合部26fとの係合にて行うようにしたため、第1回転止め部26dと第1係合部26fとの隙間を極端に小さくすることが必要でなく、回転方向の位相変化量を小さくすることができる。また、シール面を大きくする必要がなくなる。
【0017】
コンプレッサ部30は、コンプレッサハウジング31と、コンプレッサハウジング31内に位置するコンプレッサロータ32を備えているもので、コンプレッサハウジング31は軸受部10を構成するベアリングハウジング11の他側に取付けられている。コンプレッサロータ32は、ベアリングハウジング11の他側を貫通して臨むシャフト13の他端側に一体回転可能に組付けられていて、コンプレッサハウジング31内に形成されている吸気通路に位置している。
【0018】
コンプレッサハウジング31は、コンプッレッサ導入口31aとコンプッレッサ排出口31bを備える。コンプッレッサ導入口31aとコンプッレッサ排出口31bとの間にはコンプレッサハウジング31の外周に沿って略円環状のスクロール部33が形成され、このスクロール部33が吸気通路を形成する。スクロール部33はコンプレッサ排出口31bに隣接する位置からコンプレッサ導入口31a側に向けて漸次先細り形状に形成されている。
【0019】
次に、上記したターボチャージャ1の作用を説明する。
【0020】
ターボチャージャ1においては、エンジンからの排気を、タービン部20を構成するタービンハウジング21の排気入口21aを通して排気通路に導入することにより作動し、コンプレッサ部30においては設定された過給圧を発生させ、この過給圧を図示しないエンジンの吸気口に供給する。
【0021】
ターボチャージャ1において、排気量が少ないエンジンの低速域では、外周スクロール部(スクロール部)25の流入開口部25aが流量制御バルブ26により閉鎖されていて、タービンハウジング21の排気入口21aを通して導入された排気は内周スクロール部(スクロール部)24に流入する。内周スクロール部24を流れる排気はタービンロータ22の接線方向からタービンロータ22に当たり、タービンロータ22を効率よく回転させる。その後、排気は、排気出口21bを経て排気管へ排出される。
【0022】
この間、タービンロータ22の回転によりシャフト13が回転して、コンプレッサロータ32を回転させる。この結果、大気がコンプレッサハウジング31のコンプレッサ導入口31aから導入され、コンプレッサロータ32により圧縮されて設定された過給圧となって、コンプレッサ排出口31bを経て高い密度の吸気としてエンジンの吸気口へ導入される。
【0023】
これにより、ターボチャージャ1は内周スクロール部24の容積を有する容積の小さなターボチャージャとして機能し、少ない排気でも効率よくタービンロータ22を回転させることができる。
【0024】
一方、排気量が多いエンジンの中速域または高速域では、制御弁26の作動により外周スクロール部(スクロール部)25の流入開口部25aがエンジンの状態に応じて開放されて、タービンハウジング21の排気入口21aを通して導入された排気は内周スクロール部24と外周スクロール部25の両者に流入し、内周スクロール部24に流入した排気は上記したと同様にタービンロータ22を回転させて排気出口21bを経て排気管へ排出される。
【0025】
この間、外周スクロール部25に流入した排気は、区画壁23の各連通孔28を通して内周スクロール部24に流入する。この場合、排気の内周スクロール部24への流入方向は、各連通孔28の指向方向に沿った方向、すなわちタービンロータ22の軸心へ向かう方向となる。内周スクロール部24内を流れる排気の流れは、上記したようにタービンロータ22の接線方向からタービンロータ22に当たっているが、外周スクロール部25からの内周スクロール部24に流入する排気の流れにより、タービンロータ22の回転中心に向かう流れに変えられる。さらに、タービンロータ22に当たる排気の流れの速度も低下する。これにより、タービンロータ22の回転は抑制されて、コンプレッサロータ32の必要以上の回転が防止され、エンジンの中速域または高速域の排気量が多い領域においても設定された過給圧に制御される。
【0026】
図7及び図8は、本発明を適用した第2実施形態のターボチャージャ1の流量制御バルブ226を示す。尚、第2実施形態は、流量制御バルブ226の構成が異なるだけであるので、第1実施形態と同一の構成については、説明を省略する。
【0027】
流量制御バルブ226は、タービンハウジング21に回動可能に支持される第1駆動軸226aに一体的に設けられる第1アーム226bと、その第1シャフト部226cを介して第1アーム226bに揺動可能に支持され、排気入口21aと外周スクロール部(スクロール部)25間の連通を開閉する、つまり、流入開口部25aを開閉すると共に、第1回転止め部226dが第1シャフト部226cから離れた位置に形成される第1バルブ226eと、第1アーム226bに形成され第1回転止め部226dに係合し第1バルブ226eの回転を規制する第1係合部26fとから構成されている。第1回転止め部226dは、第1バルブ226eの第1駆動軸226a側に形成される凸部からなり、第1アーム226bの第1回転止め部226dに対向する位置に設けられる凹部からなる第1係合部226fが第1回転止め部226dの外周に係合し、第1バルブ226dの回転が規制される。これにより、流量制御バルブ226の回転の規制を揺動中心又は回転中心である第1シャフト部226cから離れた第1バルブ226eの第1回転止め部226dと第1アーム226bに設けた第1係合部226fとの係合にて行うようにしたため、第1回転止め部226dと第1係合部226fとの隙間を極端に小さくすることが必要でなく、回転方向の位相変化量を小さくすることができる。また、シール面を大きくする必要がなくなる。
【0028】
図9及び図10は、本発明を適用した第3実施形態のターボチャージャ1の流量制御バルブ326を示す。尚、第3実施形態は、流量制御バルブ326の構成が異なるだけであるので、第1実施形態と同一の構成については、説明を省略する。流量制御バルブ326は、タービンハウジング21に回動可能に支持される第1駆動軸326aに一体的に設けられる第1アーム326bと、その第1シャフト部326cを介して第1アーム326bに揺動可能に支持され、排気入口21aと外周スクロール部(スクロール部)25間の連通を開閉する、つまり、流入開口部25aを開閉すると共に、第1回転止め部326dが第1シャフト部326cから離れた位置に形成される第1バルブ326eと、第1アーム326bに形成され第1回転止め部326dに係合し第1バルブ326eの回転を規制する第1係合部26fとから構成されている。第1回転止め部326dは、第1バルブ326eの第1駆動軸326a側に形成される2つの凸部からなり、第1アーム326bの両側面からなる第1係合部326fが第1回転止め部326dの間に係合し、第1バルブ326dの回転が規制される。これにより、流量制御バルブ326の回転の規制を揺動中心又は回転中心である第1シャフト部326cから離れた第1バルブ326eの第1回転止め部326dと第1アーム326bに設けた第1係合部326fとの係合にて行うようにしたため、第1回転止め部326dと第1係合部326fとの隙間を極端に小さくすることが必要でなく、回転方向の位相変化量を小さくすることができる。また、シール面を大きくする必要がなくなる。
【0029】
尚、本発明はターボチャージャ1の排気入口21aから排気出口21bに連通するバイパス通路21cを開閉するウエストゲートバルブ27に適用しても良い。つまり、タービンハウジング21に回動可能に支持される第2駆動軸27aに一体的に設けられる第2アーム27bと、その第2シャフト部27cを介して第2アーム27bに揺動可能に支持され、排気入口21aと排気出口21bを連通するバイパス通路21cを開閉する第2バルブ27eとから構成されるウエストゲートバルブ27の第2アーム27bに図略の第2回転止めを形成し、第2バルブ27eに図略の第2係合部27fを設けても良い。これにより、ウエストゲートバルブ27の回転の規制を揺動中心又は回転中心である第2シャフト部27cから離れた第2バルブ27eの第2回転止め部と第1アーム27bに設けた第2係合部との係合にて行うようにしたため、第2回転止め部と第2係合部との隙間を極端に小さくすることが必要でなく、回転方向の位相変化量を小さくすることができる。また、シール面を大きくする必要がなくなる。
【0030】
【発明の効果】
上記した請求項1の発明によれば、流量制御バルブの回転の規制を第1バルブの揺動中心又は回転中心である第1シャフト部から離れた第1回転止め部と第1アームに設けた第1係合部との係合にて行うようにしたため、第1回転止め部と第1係合部との隙間を極端に小さくすることが必要でなく、回転方向の位相変化量を小さくすることができる。また、シール面を大きくする必要がなくなる。このため、バルブのシール性を十分に確保して、加工・組付けが容易で、軽量のターボチャージャを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるターボチャージャ1の軸方向断面図を示す。
【図2】本発明の図1に示すII−IIラインよりタービン部20を見た正面図を示す。
【図3】本発明の図1のカバーを取り除いてA視より流量制御バルブ26を見た正面図を示す。
【図4】本発明の図3においてシール面を説明する説明図を示す。
【図5】本発明の第1の実施形態における流量制御バルブ26の平面図を示す。
【図6】本発明の図5に示すVI−VIラインより流量制御バルブ26の縦断面図を示す。
【図7】本発明の第2の実施形態における流量制御バルブ226の平面図を示す。
【図8】本発明の図7に示すVIII−VIIIラインより流量制御バルブ226の縦断面図を示す。
【図9】本発明の第3の実施形態における流量制御バルブ326の平面図を示す。
【図10】本発明の図9に示すX−Xラインより流量制御バルブ326の縦断面図を示す。
【符号の説明】
1・・・ターボチャージャ
13・・・シャフト
21・・・タービンハウジング
21a・・・排気入口
21b・・・排気出口
21c・・・溝部
22・・・タービンロータ
24・・・内周スクロール部(スクロール部)
24a・・・流出口
25・・・外周スクロール部(スクロール部)
25a・・・流入開口部
26、226、326・・・流量制御バルブ
26a、226a、326a・・・第1駆動軸
26b、226b、326b・・・第1アーム
26c、226c、326c・・・第1シャフト部
26d、226d、326d・・・第1バルブ
26e、226e、326e・・・第1回転止め部
26f、226f、326f・・・第1係合部
27・・・ウエストゲートバルブ(流量制御バルブ)
27a・・・第2駆動軸(第1駆動軸)
27b・・・第2アーム(第1アーム)
27c・・・第2シャフト部(第1シャフト部)
27d・・・第2バルブ(第1バルブ)
27e・・・第2回転止め部(第1回転止め部)
27f・・・第2係合部(第1係合部)
31・・・コンプレッサハウジング
32・・・コンプレッサロータ

Claims (1)

  1. シャフトと、
    該シャフトの一端に固定されるタービンロータと、
    該タービンロータを収容すると共に、排気入口、排気出口及び、前記排気入口と前記排気出口とを前記タービンロータを介して連通し、その断面積が漸次減少するスクロール部を有するタービンハウジングと、
    前記シャフトの他端に固定され、コンプレッサハウジング内に収容されたコンプレッサロータと、
    前記排気入口から前記スクロール部へ流れる排気流量を制御可能な流量制御バルブと、を備えるターボチャージャにおいて、
    前記流量制御バルブは、前記タービンハウジングに回動可能に支持される第1駆動軸に一体的に設けられる第1アームと、その第1シャフト部を介して前記第1アームに揺動可能に支持され、前記排気入口と前記スクロール部へ流れる排気流量を制御すると共に、第1回転止め部が前記第1シャフト部から離れた位置に形成される第1バルブと、前記第1アームに形成され前記第1回転止め部に係合し前記第1バルブの回転を規制する第1係合部とから構成されることを特徴とするターボチャージャ。
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