JP2004197832A - 緩衝装置及び防振装置 - Google Patents

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Isamu Nakade
勇 中出
Minoru Oikawa
実 及川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】従来と比較して小型の緩衝装置を提供すること。
【解決手段】緩衝装置200は、筐体110に固定されるべき固定部210と、固定部210に移動可能に支持されて筐体120に固定されるべき固定部220とを備え、筐体120に取り付けられることによって筐体120に固定された取付部221と、固定部210の内部に挿入された挿入部222と、取付部221及び挿入部222を連結した連結部223とを固定部220が有し、取付部221及び連結部223の弾性係数が、挿入部222の弾性係数より大きくなるようにする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衝撃や振動を緩める緩衝装置と、この緩衝装置を備えた防振装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、衝撃や振動を緩める緩衝装置として図4に示す緩衝装置900のような緩衝装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
緩衝装置900は、部材991に固定される固定部910と、固定部910に移動可能に支持されて部材992に固定される固定部920とを備えている。
【0004】
ここで、固定部910は、複数のねじ993によって部材991に固定される基部911と、弾性体によって形成されて基部911に固定された略円筒状の壁部912と、弾性体によって形成されて固定部920を3次元方向に移動可能に壁部912に連結した波状の連結部913とを有している。
【0005】
また、固定部920は、溶接によって部材992に固定される一端部921と、固定部910の内部に挿入された他端部922とを有しており、弾性体によって形成されている。
【0006】
なお、壁部912、連結部913及び固定部920は、一体に形成されている。
【0007】
また、緩衝装置900は、基部911、壁部912、連結部913及び固定部920によって形成された空間901に流体が充填されている。
【0008】
そして、部材991に衝撃や振動が加わることによって部材992が部材991に対して移動すると、固定部920と壁部912とが離隔しているとき、部材992に固定された固定部920が部材991に固定された固定部910に対して移動して空間901に充填された流体を押すので、連結部913は固定部920によって押された流体に押されて変形する。
【0009】
ここで、固定部920が、固定部910に対する速度及び移動量に比例した抵抗力を空間901に充填された流体を押すときに流体から受けるので、緩衝装置900は、部材991から部材992に伝達される衝撃や振動を緩めることができる。
【0010】
【特許文献1】
特開平8−306176号公報(第6頁、第6図)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の緩衝装置900においては、固定部920が壁部912に衝突すると、部材991に加わった衝撃や振動を緩めることができないので、予め設定された衝撃や振動が部材991に加わったときに固定部920及び壁部912が衝突しない程度に、壁部912及び固定部920の間隔902が確保されなければならないという問題が有った。
【0012】
そこで、本発明は、従来と比較して小型の緩衝装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の緩衝装置は、第1の部材に固定されるべき第1の固定部と、前記第1の固定部に移動可能に支持されて第2の部材に固定されるべき第2の固定部とを備え、前記第2の固定部は、前記第1の固定部の内部に挿入された挿入部を有し、前記第2の固定部の一部又は全部が弾性係数の異なる複数の弾性体によって形成された構成を有している。
【0014】
この構成により、本発明の緩衝装置は、弾性係数の異なる複数の弾性体によって第2の固定部の一部又は全部が形成されているので、第1の部材及び第2の部材の間で伝達される衝撃や振動を第2の固定部自体によって緩めることができ、従来と比較して小型化されることができる。
【0015】
また、本発明の緩衝装置は、前記第2の固定部は、弾性体によって形成されて前記第2の部材に取り付けられることによって前記第2の部材に固定されるべき取付部を有した構成を有している。
【0016】
この構成により、本発明の緩衝装置は、弾性体によって形成された取付部を有しているので、従来と比較して第2の部材への固定作業を容易にすることができる。
【0017】
また、本発明の防振装置は、対向して配置された一対の緩衝装置と、一対の前記緩衝装置の前記第1の固定部に固定された前記第1の部材と、一対の前記緩衝装置の前記第2の固定部に固定された前記第2の部材と、弾性体によって形成されて前記第2の部材を3次元方向に移動可能に前記第1の部材に連結した複数の弾性連結部とを備えた構成を有している。
【0018】
この構成により、本発明の防振装置は、緩衝装置が従来と比較して小型化されることができるので、従来と比較して小型化されることができる。
【0019】
また、本発明の防振装置は、前記第2の部材に直接的に或いは間接的に支持されてディスクの情報の読み取り及び書き込みの少なくとも一方を行うヘッド部を備えた構成を有している。
【0020】
この構成により、本発明の防振装置は、ヘッド部が第2の部材に支持されているので、第1の部材に衝撃や振動が加わったときに第1の部材からヘッド部に衝撃や振動が伝達することを防止することができ、第1の部材からヘッド部に伝達される衝撃や振動によってヘッド部が誤動作することを防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0022】
まず、本実施の形態に係る緩衝装置及び防振装置の構成について説明する。
【0023】
図1に示すように、本実施の形態に係る防振装置100は、第1の部材としての筐体110と、筐体110の内部に収納された第2の部材としての筐体120と、筐体120を3次元方向に移動可能に筐体110に連結した複数の弾性連結部としての8つのコイルばね130と、対向して配置された一対の本実施の形態に係る緩衝装置200とを備えている。
【0024】
また、緩衝装置200は、図2に示すように、筐体110に固定される第1の固定部としての固定部210と、固定部210に移動可能に支持されて筐体120に固定される第2の固定部としての固定部220とを備えている。
【0025】
ここで、固定部210は、合成樹脂によって形成された基部211と、基部211に固定された略円筒状の壁部212と、固定部220を3次元方向に移動可能に壁部212に連結した波状の連結部213とを有している。
【0026】
基部211は、筐体110に形成された複数の穴110aに挿入された複数の雄ねじ140と嵌合する複数の雌ねじ211aを有しており、複数の雄ねじ140によって筐体110に固定されている。
【0027】
また、固定部220は、筐体120に形成された穴120aに挿入されて筐体120に取り付けられることによって筐体120に固定された取付部221と、固定部210の内部に挿入された挿入部222と、取付部221及び挿入部222を連結した連結部223とを有している。
【0028】
なお、壁部212、連結部213、取付部221、挿入部222及び連結部223は、弾性体によって一体に形成されており、壁部212の弾性係数と、挿入部222の弾性係数とは、略同一であって連結部213の弾性係数より小さく、取付部221の弾性係数と、連結部223の弾性係数とは、略同一であって連結部213の弾性係数より大きくなっている。
【0029】
また、緩衝装置200は、基部211、壁部212、連結部213及び挿入部222によって形成された空間201にシリコンオイル等の流体が充填されている。
【0030】
次に、本実施の形態に係る緩衝装置及び防振装置の動作について説明する。
【0031】
筐体110に衝撃や振動が加わることによって筐体120が筐体110に対して移動すると、挿入部222と壁部212とが離隔しているとき、筐体120に固定された固定部220が筐体110に固定された固定部210に対して移動して空間201に充填された流体を押すので、連結部213は固定部220によって押された流体に押されて変形する。
【0032】
ここで、固定部220が、固定部210に対する速度及び移動量に比例した抵抗力を空間201に充填された流体を押すときに流体から受けるので、緩衝装置200は、筐体110から筐体120に伝達される衝撃や振動を緩めることができる。
【0033】
また、挿入部222が壁部212に衝突しても、緩衝装置200は、弾性係数が壁部212及び挿入部222より小さい取付部221及び連結部223によって壁部212及び挿入部222の間の衝撃を吸収するので、筐体110から筐体120に伝達される衝撃や振動を緩めることができる。
【0034】
以上に説明したように、緩衝装置200は、弾性係数の異なる複数の弾性体によって固定部220が形成されており、筐体110から筐体120に伝達される衝撃や振動を固定部220自体、即ち、取付部221及び連結部223によって緩めることができるので、壁部212及び挿入部222の間隔202を従来と比較して小さくすることができ、従来と比較して小型化されることができる。
【0035】
なお、緩衝装置200が従来と比較して小型化されることができるので、防振装置100も従来と比較して小型化されることができる。
【0036】
また、緩衝装置200は、弾性体によって形成された取付部221を有しているので、取付部221が弾性変形させられてから筐体120の穴120aに挿入されることによって固定部220が筐体120に固定されることができ、従来と比較して筐体120への固定作業を容易にすることができる。
【0037】
また、防振装置100は、図3に示すように、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)及びDVD(Digital Versatile Disc)等のディスク800の情報の読み取り及び書き込みの少なくとも一方を非接触状態で行うヘッド部としての光ピックアップ150や、ディスク800を回転させる図示していないスピンドルモータ等の筐体120に支持された複数の装置と、筐体120に支持された各装置の動作を制御する筐体110に支持された複数の回路基板160とを備えた車載用のディスク装置を構成していても良い。
【0038】
なお、図3に示す防振装置100は、図示していないが、筐体120を3次元方向に移動可能に筐体110に連結した8つのコイルばね130(図1参照)も備えている。
【0039】
また、防振装置100は、ハードディスクや、ハードディスクの情報の読み取り及び書き込みを非接触状態で行うヘッド部等の筐体120に支持された複数の装置を備えたディスク装置を構成することもできる。
【0040】
防振装置100は、上述したようなディスク装置を構成しているとき、光ピックアップ150等のヘッド部が筐体120に支持されているので、筐体110に衝撃や振動が加わったときに筐体110からヘッド部に衝撃や振動が伝達することを防止することができ、筐体110からヘッド部に伝達される衝撃や振動によってヘッド部が誤動作することを防止することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、従来と比較して小型の緩衝装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る防振装置の外観斜視図
【図2】図1に示す防振装置の緩衝装置の断面図
【図3】本発明の一実施の形態に係る防振装置の図1に示す例とは異なる例での外観斜視図
【図4】
従来の緩衝装置の断面図
【符号の説明】
100 防振装置
110 筐体(第1の部材)
120 筐体(第2の部材)
130 コイルばね(弾性連結部)
150 光ピックアップ(ヘッド部)
200 緩衝装置
210 固定部(第1の固定部)
220 固定部(第2の固定部)
221 取付部
800 ディスク

Claims (4)

  1. 第1の部材に固定されるべき第1の固定部と、前記第1の固定部に移動可能に支持されて第2の部材に固定されるべき第2の固定部とを備え、
    前記第2の固定部は、前記第1の固定部の内部に挿入された挿入部を有し、前記第2の固定部の一部又は全部が弾性係数の異なる複数の弾性体によって形成されたことを特徴とする緩衝装置。
  2. 前記第2の固定部は、弾性体によって形成されて前記第2の部材に取り付けられることによって前記第2の部材に固定されるべき取付部を有したことを特徴とする請求項1に記載の緩衝装置。
  3. 対向して配置された一対の請求項1又は請求項2に記載の緩衝装置と、一対の前記緩衝装置の前記第1の固定部に固定された前記第1の部材と、一対の前記緩衝装置の前記第2の固定部に固定された前記第2の部材と、弾性体によって形成されて前記第2の部材を3次元方向に移動可能に前記第1の部材に連結した複数の弾性連結部とを備えたことを特徴とする防振装置。
  4. 前記第2の部材に直接的に或いは間接的に支持されてディスクの情報の読み取り及び書き込みの少なくとも一方を行うヘッド部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の防振装置。
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