JPH10205565A - ダンパー、防振装置及びディスク装置 - Google Patents

ダンパー、防振装置及びディスク装置

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JPH10205565A
JPH10205565A JP2191097A JP2191097A JPH10205565A JP H10205565 A JPH10205565 A JP H10205565A JP 2191097 A JP2191097 A JP 2191097A JP 2191097 A JP2191097 A JP 2191097A JP H10205565 A JPH10205565 A JP H10205565A
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damper
vibration
stopper
dimensional
damping
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Hirotsugu Ishii
洋次 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴムストッパーの機能も合せ持つもの。 【解決手段】 内部にシリコンオイル4dが充填され、
柔らかい弾性作用壁4aと、硬い蓋壁4bによって、ダ
ンピング機能部11と、ストッパー機能部12とを形成
したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スクや光ディスク等を用いる車載用ディスク装置やカメ
ラ一体型ビデオレコーダ用ディスク装置等に適用するの
に最適なものであって、特に、ダンパー、防振装置及び
ディスク装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の発明者は、防振機能付ディスク
装置として図10及び図11に示すものを先に開発して
いる。この防振機能付ディスク装置は、被防振部材であ
る光ディスク装置を内蔵した内側ケーシング1をシャー
シ等の支持部材である外側ケーシング2内に弾性支持部
材である合計8つのコイルスプリング3によって上下、
左右、前後の3次元方向X、Y、Zに移動可能なように
弾性的に支持し、その3次元方向X、Y、Zの振動や衝
撃を減衰するための一対のシリコンオイルダンパー4を
外側ケーシング2の相対向する2面1aに取り付け、更
に、内側ケーシング1の3次元方向の過大な振動や衝撃
による暴走を防止するための多数のゴムストッパー5を
外側ケーシング2の内壁の6面全部に取り付けたもので
ある。なお、シリコンオイルダンパー4は弾性部材であ
る薄肉で柔らかいゴムで構成された弾性作用壁4aと、
それよりやや硬いゴムで構成された蓋壁4bとによって
袋状で気密状の中空構造体であるダンパー周壁4cを構
成し、その内部に粘性体であるシリコンオイル4dを充
填したものであり、内側ケーシング1に加締め止め等に
て植立されたダンパーピン4eの先端を弾性作用壁4a
の中央部の内側に一体成形したピン保持部4f内に埋設
させた構造に構成されている。
【0003】そして、この防振機能付ディスク装置は、
外側ケーシング2に3次元方向X、Y、Zの外部振動や
衝撃が加えられた場合に、コイルスプリング3とシリコ
ンオイルダンパー4とによって内側ケーシング1を緩衝
(振動や衝撃の吸収と減衰の機能)するようにし、過大
な振動や衝撃に対しては、外側ケーシング2の内壁の6
面全部に取り付けられている多数のゴムストッパー5で
内側ケーシング1を弾性的に受け止めることによって、
その内側ケーシング1が外側ケーシング2に直接衝突し
て、これらが相互に破損されることを防止するようにし
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のシリコ
ンオイルダンパー4は過大な振動や衝撃を受け止めるス
トッパー機能を有しておらず、3次元方向の過大の振動
や衝撃を受け止めるための別部品である多数のゴムスト
ッパー5を付設しなければならず、部品点数、組立工数
が多く、コスト高につく上に、多数のゴムストッパー5
を付設することによってスペースファクターが悪化し
て、ディスク装置が大型化してしまう等の問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、ゴムストッパーを不要にできるダ
ンパーを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のダンパーは、3次元方向のダンピング機能
部と、3次元方向のストッパー機能部とを備えたもので
ある。
【0007】上記のように構成された本発明のダンパー
は、3次元方向のダンピング機能部と、3次元方向のス
トッパー機能部とを備えているので、3次元方向の過大
な振動や衝撃を受け止めるための別部品からなる多数の
ストッパーを使用する必要がない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したダンパ
ー、防振装置、車載用ディスク装置及びディスク装置を
内蔵したカメラ一体型ビデオレコーダの実施の形態を図
1〜図9を参照して説明する。なお、図10及び図11
と同一構造部には同一の符号を付して説明の重複を省
く。
【0009】まず、図1は、ダンパーの一例であるシリ
コンオイルダンパー4の第1の実施形態を示したもので
あって、弾性部材であるゴムの厚さT1 を薄くするか、
又は、ゴムの硬度を低くすることによって十分に柔らか
く構成した弾性作用壁4aと、ゴムの厚さT2 を厚くす
るか、又はゴムの硬度を高くすることによって弾性作用
壁4aに比べて十分に硬く構成した蓋壁4bとによって
袋状で気密状の円筒形中空構造体を構成されたダンパー
周壁4cを構成し、そのダンパー周壁4cの内部に粘性
体であるシリコンオイル4dを充填したものである。そ
して、このシリコンオイルダンパー4は外側ケーシング
2の取付穴7に図1で右側から嵌合され、複数のビス8
によって外側ケーシング2に図1で右側からビス止めさ
れた板金製や合成樹脂製等の固定具9によってダンパー
周壁4cの外周部分4c1 を外側ケーシング2に挟み込
むようにして、このシリコンオイルダンパー4が外側ケ
ーシング2に固着されている。そして、内側ケーシング
1に加締め止め等にて植設されたダンパーピン4eがダ
ンパー弾性壁4cの中央部の内側に一体成形されたピン
保持部4f内に埋設されている。
【0010】そして、このシリコンオイルダンパー4
は、弾性作用壁4aと、内部のシリコンオイル4dとに
よって3次元方向X、Y、Zのダンピング機能部11が
構成されていて、蓋壁4b及び/又は固定具9とによっ
て3次元方向X、Y、Zのストッパー機能部12が構成
されている。なお、ここでは、蓋壁4bのダンパーピン
軸方向の厚さT1 が十分に大きく構成されていて、その
蓋壁4bのダンパーピン4eとの対向部に円形凹部13
が形成され、その円形凹部13の外周部分がストッパー
壁4hに構成されている。そして、その円形凹部13内
の中央部にダンパーピン4e及びピン保持部4fの先端
部分4gがクリアランスa、bを有する状態に挿入され
ている。
【0011】従って、このシリコンオイルダンパー4に
よれば、外側ケーシング2に3次元方向X、Y、Zに振
動や衝撃が加えられた場合、クリアランスa、bの範囲
内では、弾性作用壁4aの弾性とシリコンオイル4dの
粘性抵抗との共働作用によって機能を発揮するダンピン
グ機能部11によってその振動や衝撃の減衰作用即ち、
ダンピング作用を行う。そして、外側ケーシング2に加
えられる3次元方向の振動や衝撃が過大であって、ダン
パーピン4eが蓋壁4bに対してクリアランスa、b以
上に相対的に移動しようとした場合には、そのダンパー
ピン4e及びダンパー保持部4eの先端部分4gが蓋壁
4bのストッパー壁4hの円形凹部13の内側円筒面4
1 や内側底面4h2 に相対的に衝突して、その3次元
方向X、Y、Zの移動が規制されることになって、その
蓋壁4b及び/又は固定具9によってストッパー機能が
働くことになる。
【0012】このように、このシリコンオイルダンパー
4は、従来公知のダンピング性能に加えて、ストッパー
機能も備えているので、図11で説明したように、内側
ケーシング1の3次元方向X、Y、Zのストッパー機能
を得るために、多数のゴムストッパー5を外側ケーシン
グ2に取り付けておく必要がなくなり、部品点数及び組
立工数の削減及び装置全体の小型、軽量化(多数のゴム
ストッパー5を削減できることによって、装置内部のス
ペースファクターが向上して、装置全体を小型、軽量化
できる)を促進できるものである。
【0013】次に、図2はシリコンオイルダンパー4の
第2の実施形態を示したものであって、厚さT1 が薄い
弾性作用壁4aの外周に、ダンパーピン軸方向の厚さT
3 及びその直交方向の厚さT4 を共に厚くした円筒状の
ストッパー壁4hを一体成形して、このストッパー壁4
hと固定具9等によってストッパー機能部を構成したも
のである。従って、この場合も、前述同様に、クリアラ
ンスa、bの範囲内ではダンピング機能部11によって
振動や衝撃のダンピング作用を行い、過大な振動や衝撃
に対してはストッパー機能部12によってストッパー機
能が働く。但し、この場合、3次元方向X、Yの過大な
振動や衝撃に対しては、ダンパーピン4e及びダンパー
保持部4eの先端部分4gがストッパー壁4hの内側円
筒面4h1 に相対的に衝突し、Z方向の過大な振動や衝
撃に対しては内側ケーシング1がストッパー壁4hの軸
方向端面4h2 に相対的に衝突することになる。そし
て、この場合は、外側ケーシング2からの蓋壁4b部分
の突出高さH1 を図1のものに比べて大幅に小さくでき
る特徴がある。
【0014】次に、図3はシリコンオイルダンパー4の
第3の実施形態を示したものであって、この場合は、弾
性作用壁4aの外周に厚さT5 、T6 を有するストッパ
ー壁4hを一体成形して、そのストッパー壁4hの外周
に形成した環状の嵌合溝14を外側ケーシング2の取付
穴7に内側から嵌合させたものである。従って、この場
合は、図2に示した第2の実施形態と同等のダンピング
作用とストッパー機能を得ることができるが、ストッパ
ー壁4hを嵌合溝14によって外側ケーシング2の取付
穴7に嵌合させて、Z方向の過大な振動や衝撃を外側ケ
ーシング2で受け止めることができるので、固定具9を
不要にすることができて、外側ケーシング2からのダン
パー蓋壁4gの突出高さH2 を図2のものと同様に大幅
に小さくすることができる。
【0015】次に、図4はシリコンオイルダンパー4の
第4の実施形態を示したものであって、この場合は、蓋
壁4bの外周に厚さT7 、T8 の円筒状のストッパー壁
4hを一体成形して、そのストッパー壁4hを弾性作用
壁4aの外周の内側に挿入させ、かつ、ピン保持部4f
の先端部分4gの肉厚T9 、T10を厚くしたものであ
る。従って、この場合は、3次元方向X、Y、Zの過大
な振動や衝撃に対しては、肉厚T9 、T10の厚い先端部
分4gの外周面4g1 と先端面4g2 をストッパー壁4
hの内側円筒面4h1 と蓋壁4bの底面4h2 とに相対
的に当接させてストッパー機能が働くことになる。
【0016】次に、図5はシリコンオイルダンパー4の
第5の実施形態を示したものであって、この場合は、弾
性作用壁4aの外周に一体成形した円筒状のストッパー
壁4hの厚さをT11、T12に構成し、X、Y方向の過大
な振動や衝撃に対しては、ダンパーピン4e及びピン保
持部4fの先端部分4gをストッパー壁4hの内側円筒
面4h1 に相対的に衝突させるようにし、Z方向の過大
な振動や衝撃に対しては、その先端部分4gを蓋壁4b
の底面4h2 に相当させるようにしてストッパー機能を
働かせるようにしたものである。
【0017】次に、図6はシリコンオイルダンパー4の
第6の実施形態を示したものであって、この場合は、ピ
ン保持部4fの外周にコイルスプリング15等の緩衝用
補助部材を取り付けて、3次元方向X、Y、Zの過大な
振動や衝撃をコイルスプリング等によって緩和させるよ
うにしたものである。なお、この場合、ピン保持部4f
の外周にスプリング保持部4iを内外2重の円筒状に一
体成形して、これらの間にコイルスプリング15等を簡
単に埋設することが可能である。また、コイルスプリン
グ15等の緩衝用補助具は蓋壁4bや固定具9側に取り
付けることも可能である。
【0018】なお、図1〜図6に示したシリコンオイル
ダンパー4内に充填する粘性体はシリコンオイル4に限
られることなく、粘性が高い各種のオイルやゲル状部材
等の粘性流体、或いは圧縮空気等であっても良い。
【0019】次に、図7は防振装置18全体を示したも
のであって、被防振部材である内側ケーシング1をシャ
ーシ等の支持部材である外側ケーシング2内に弾性支持
手段である合計8つのコイルスプリング3によって上
下、左右、前後の3次元方向X、Y、Zに移動可能なよ
うに弾性的に支持し、その3次元方向X、Y、Zの振動
や衝撃のダンピング作用と、その3次元方向X、Y、Z
の過大な振動や衝撃のストッパー機能とを合せ持つ図1
〜図6に記載された一対のシリコンオイルダンパー4が
外側ケーシング2の相対向する2面に取り付けられてい
る。
【0020】次に、図8はディスク装置の一例である車
載用光ディスク装置21を示したものであって、光ディ
スク装置本体22の内部にシャーシ等の外側ケーシング
2が設置され、その外側ケーシング2の内部に内側ケー
シング1が図7に記載された防振装置18によって3次
元方向X、Y、Zに弾性的に支持され、かつ、一対のシ
リコンオイルダンパー4が組み込まれている。そして、
内側ケーシング1の内部にMD等の光ディスク23と、
その光ディスク23を非接触状態で記録及び/又は再生
するための手段である光学ピックアップ24を始めとし
て、光ディスク23を回転駆動するスピンドルモータ、
スピンドルモータへの光ディスク23のチャッキング機
構その他の光ディスク装置21の構成部品及び機構(何
れも図示せず)が組み込まれている。そして、光ディス
ク装置本体22内で、外側ケーシング2の外側位置には
サーボ、信号処理その他の各種回路を構成する複数の回
路基板25が収納された回路基板収納部26が組み込ま
れている。なお、光ディスク装置21は、ハードディス
クをフライングヘッドによって非接触状態で記録及び/
又は再生する磁気ディスク装置等のディスク装置に置換
することができる。
【0021】次に、図9はディスク装置である光ディス
ク装置を内蔵したカメラ一体型ビデオレコーダ31を示
したものであって、カメラ本体32には撮像レンズ3
3、把手34、ショルダーパッド35等が取り付けられ
ていて、カメラ本体32の後部(撮像レンズ33の反対
側)には図8に記載された光ディスク装置21が脱着可
能或いは一体組込み構造によって取り付けられている。
なお、光ディスク装置21の後部には必要に応じてバッ
テリーパック36等が脱着可能に取り付けられている。
【0022】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。
【0023】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のダンパ
ー、防振装置及びディスク装置は、次のような効果を奏
する。
【0024】請求項1のダンパーは、3次元方向のダン
ピング機能部と、3次元方向のストッパー機能部とを備
えていて、3次元方向の過大な振動や衝撃を受け止める
ための別部品からなる多数のストッパーを使用する必要
がないようにしたので、防振装置を構成する際の部品点
数及び組立工数を大幅に削減して、低コスト化を図るこ
とができると共に、防振装置全体の小型、軽量化を促進
することができる。
【0025】請求項2のダンパーは、弾性部材で中空状
に構成され、内部に粘性体が充填されているダンパー周
壁と、そのダンパー周壁の一部に形成された3次元方向
のダンピング機能部と、そのダンパー周壁の他の一部に
形成された3次元方向のストッパー機能部とを備えたの
で、構造が簡単で、製造が容易である。
【0026】請求項3のダンパーは、ダンパー周壁の一
部と、他の一部との厚さに差を持たせることによって、
ダンピング機能部とストッパー機能部とを構成したの
で、構造が簡単で、製造が容易である。
【0027】請求項4のダンパーは、ダンパー周壁の一
部と、他の一部との硬度に差を持たせることによって、
ダンピング機能部と、ストッパー機能部とを構成したの
で、構造が簡単で、製造が容易である。
【0028】請求項5の防振装置は、被防振部材の外周
を支持部材の内部に3次元方向に移動可能に弾性的に支
持する複数の弾性支持手段と、被防振部材の外周に取り
付けられて、3次元方向のダンピング機能部と3次元方
向のストッパー機能部とを備えた少なくとも一対のダン
パーとを備えたので、部品点数及び組立工数が少なく、
低コストで、小型、軽量な防振装置を得ることができ
る。
【0029】請求項6の防振装置は、被防振部材が、デ
ィスク状記録媒体と、そのディスク状記録媒体をフライ
ングヘッドや光学ピックアップ等の非接触方式の記録及
び/又は再生手段を備えたディスク装置に構成されてい
るので、部品点数及び組立工数が少なく、低コストで、
小型、軽量なディスク装置を構成し、かつ、そのディス
ク装置の耐振性、耐衝撃性を大幅に向上することができ
る。
【0030】請求項7の車載用ディスクドライブは、ダ
ンピング機能部及びストッパー機能部を備えたダンパー
が組み込まれた防振装置及びその防振装置によって支持
されたディスク装置を内蔵したので、小型、軽量で、車
輌への組み込みが容易である上に、耐振性及び耐衝撃性
が高く、高アクセス、高転送レートの車載用ディスクド
ライブを得ることができる。
【0031】請求項8のカメラ一体型ビデオレコーダ
は、ダンピング機能部及びストッパー機能部を備え、ダ
ンパーが組み込まれた防振装置及びその防振装置によっ
て支持されたディスク装置を内蔵したので、小型、軽量
で、撮影時等における耐振性及び耐衝撃性が高く、高ア
クセス、高転送レートのカメラ一体型のビデオレコーダ
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したシリコンオイルダンパーの第
1の実施形態を説明する断面面である。
【図2】同上のシリコンオイルダンパーの第2の実施形
態を説明する断面図である。
【図3】同上のシリコンオイルダンパーの第3の実施形
態を説明する断面図である。
【図4】同上のシリコンオイルダンパーの第4の実施形
態を説明する断面図である。
【図5】同上のシリコンオイルダンパーの第5の実施形
態を説明する断面図である。
【図6】同上のシリコンオイルダンパーの第6の実施形
態を説明する断面図である。
【図7】本発明の防振装置を説明する概略斜視図であ
る。
【図8】本発明の車載用光ディスク装置を説明する概略
斜視図である。
【図9】本発明のカメラ一体型ビデオレコーダを説明す
る概略斜視図である。
【図10】従来の防振装置を説明する概略斜視図であ
る。
【図11】従来のシリコンオイルダンパーとゴムストッ
パーを説明する断面図である。
【符号の説明】
1は被防振部材である内側ケーシング、2は支持部材で
ある外側ケーシング、3は弾性支持部材であるコイルス
プリング、4はダンパーであるシリコンオイルダンパ
ー、4aは弾性作用壁、4bは蓋壁、4cはダンパー周
壁、4dは粘性体であるシリコンオイル、4eはダンパ
ーピン、4fはピン保持部、4hはストッパー壁、18
は防振装置、21は車載用光ディスク装置、31はカメ
ラ一体型ビデオレコーダである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3次元方向のダンピング機能部と、 3次元方向のストッパー機能部とを備えたことを特徴と
    するダンパー。
  2. 【請求項2】弾性部材で中空状に構成され、内部に粘性
    体が充填されているダンパー周壁と、 上記ダンパー周壁の一部に形成された3次元方向のダン
    ピング機能部と、 上記ダンパー周壁の他の一部に形成された3次元方向の
    ストッパー機能部とを備えたことを特徴とするダンパ
    ー。
  3. 【請求項3】上記ダンパー周壁の一部と、他の一部との
    厚さに差を持たせることによって、上記ダンピング機能
    部とストッパー機能部とを構成したことを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載のダンパー。
  4. 【請求項4】上記ダンパー周壁の一部と、他の一部との
    硬度に差を持たせることによって、上記ダンピング機能
    部と、ストッパー機能部とを構成したことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載のダンパー。
  5. 【請求項5】被防振部材の外周を支持部材の内部に3次
    元方向に移動可能に弾性的に支持する複数の弾性支持手
    段と、 上記被防振部材の外周に取り付けられて、3次元方向の
    ダンピング機能部と3次元方向のストッパー機能部とを
    備えた少なくとも一対のダンパーとを備えたことを特徴
    とする防振装置。
  6. 【請求項6】上記被防振部材が、ディスク状記録媒体
    と、そのディスク状記録媒体をフライングヘッドや光学
    ピックアップ等の非接触方式の記録及び/又は再生手段
    を備えたディスク装置に構成されていることを特徴とす
    る請求項6記載の防振装置付ディスク装置。
  7. 【請求項7】請求項1又は請求項2又は請求項3又は請
    求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載のダ
    ンパーが組み込まれた防振装置及びその防振装置によっ
    て支持されたディスク装置を内蔵したことを特徴とする
    車載用ディスク装置。
  8. 【請求項8】請求項1又は請求項2又は請求項3又は請
    求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載のダ
    ンパーが組み込まれた防振装置及びその防振装置によっ
    て支持されたディスク装置を内蔵したことを特徴とする
    カメラ一体型ビデオレコーダ用ディスク装置。
JP2191097A 1997-01-22 1997-01-22 ダンパー、防振装置及びディスク装置 Withdrawn JPH10205565A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2090803A1 (en) * 2006-11-10 2009-08-19 Kabushiki Kaisha Kenwood Viscous fluid-sealed damper
US7934709B2 (en) * 2007-08-02 2011-05-03 Polymatech Co., Ltd. Viscous fluid-sealed damper

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