JP2533949Y2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2533949Y2
JP2533949Y2 JP15979488U JP15979488U JP2533949Y2 JP 2533949 Y2 JP2533949 Y2 JP 2533949Y2 JP 15979488 U JP15979488 U JP 15979488U JP 15979488 U JP15979488 U JP 15979488U JP 2533949 Y2 JP2533949 Y2 JP 2533949Y2
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紀幸 上條
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はディスク等の情報記録媒体を用いて情報を記
録、再生する情報記録再生装置における緩衝構造に関す
るものである。
〔考案の概要〕
本考案はスピンドルモータ、ヘツド、ヘッドの駆動手
段を載置する機枠から成る情報記録再生装置の主要部
と、該部をパソコン等へ搭載し、固定するための用に供
するマウントフレームとの間にゴムを介在させて外部か
ら加わる衝撃を緩衝する構造に係わるが該ゴムはバネ定
数が小さなため、小衝撃を吸収する特性は有するが、あ
る程度大きな衝撃が加わった場合には変位量が大きくな
り、前記機枠等がその外周部に位置するマウントフレー
ム等に衝突して、より大きな衝撃加速度が発生してしま
うこともあるため、前記機枠、マウントフレームの間に
バネ部材を設けておき、該部材にて前記衝撃を緩衝する
様に構成したものである。
〔従来の技術〕
従来の構造について第6図、第7図及び第4図により
説明する。第6図は、情報記録再生装置の組立平面図、
第7図は第6図の側面図、第4図は防振ゴム7の部分の
構造を示す組立断面図である。全図中、1は該情報記録
再生装置の機枠であるメインシャーシ、2は前記メイン
シャーシに固定され、後述の情報記録媒体であるディス
ク14を載置するハブを有するスピンドルモータ、3は前
記情報記録媒体14と協働する下ヘッドで、該下ヘッド
は、例えば内部にレーザ素子、その他の光学素子が収納
されており、該ヘッドの発するレーザー光が前記ディス
ク14の周知の記録膜に作用して記録、再生できることは
周知である。4は前記下ヘッドに固定されたVCMのコイ
ルで、前記メインシャーシ1に固定された磁石ヨーク5
と協働して前記下ヘッドをスライド軸9,9に沿って前記
ディスク14の半径方向へ移動させる駆動手段となる。6
は前記マウントフレームで、該情報記録再生装置をパソ
コン等へ搭載するために前記機枠1とパソコンの仲介部
材となる。このため、該マウントフレーム6は、第4図
に示す様にネジ穴が設けられており、パソコン側の取付
台17にネジ18で締められ固定される。一方該マウントフ
レーム6には、防振ゴム7,7,7,7が設けられており、該
防振ゴムは、該ゴムに取付けられたスリーブ15を介して
ネジ16によりメインシャーシ1に固定される。8は該マ
ウントフレームに固定されるベゼルで、中央付近にディ
スク14の格納されている周知のカートリッジ(図示せ
ず)を挿入する角穴が設けられている。10は前記下ヘッ
ド3に設けられた対物レンズで、前記レーザー光を絞る
作用を有している。11は上ヘッドでフォトセンサ12等を
有し、前記ディスク14の記録膜を透過してくる前記レー
ザー光を検出する作用を有し、前記下ヘッド3に固定さ
れている。13は前記メインシャーシ1に固定された周知
のローディング構造で、前記カートリッジをローディン
グ動作して、前記ディスク14を前記スピンドルモータ2
に着脱する作用を成す。19はマウントフレーム6に接着
固定された耐振ゴムで前述したとおり、情報記録再生装
置に過大な衝撃が加わり、前記防振ゴム7が所定量撓ん
でも吸収しきれなかった場合、前記耐振ゴム19にメイン
シャーシ1が当接し、該耐振ゴム19が撓んで、前記衝撃
を緩和する様に構成していた。
情報記録再生装置は一般に精密に構成されており、再
生時には前記下ヘッド3、上ヘッド11の光軸は記録時の
トラック上に、確実ににオントラックしなければならな
い。このため、サーボ機能を持たせて、常時オントラッ
クする様制御している構造の装置も有るが、これらも一
定の衝撃を越えた場合にはトラッキングエラーが発生す
る。衝撃が単発的なものならば、衝撃がおさまってか
ら、再動作すれば実用的にはそれほど問題にはならない
が、衝撃により情報記録再生装置が破損してしまったの
で記録、再生不能となってしまう。この破損防止のため
に前記防振ゴム7、耐振ゴム19が配置されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述のとおり、従来の構造においては、前記情報記録
再生装置に加わる衝撃が一定値以内ならば前記防振ゴム
が撓んで吸収するが、一定値を越えた場合には該防振ゴ
ム7の変位量が大きく成り過ぎてしまう。この場合、従
来の構造では、過大変位を防止するため、一定のスキマ
を設けて、前記メインシャーシ1とマウントフレーム6
を対向させておき、該スキマに前記耐振ゴム19を設けた
が、該衝撃吸収のための部材が耐振ゴムの様なゴム部材
の場合種々の問題点を有していた。
1)ゴムは形状の交差が大きく、設計値どおりのスキマ
を確保するのが難しい。
2)バネ定数が温度による影響を受け易く、環境条件に
より耐衝撃特性の差が出てしまい、信頼度に乏しい。
3)第6図、第7図に示す如く、前後、上下、左右方向
の辺に各二ケ所ずつ接着する工数がかかり非能率的であ
る。
4)接着強度の確認が困難で、情報記録再生装置の使用
中に脱落することも考えられる。
5)第6図に見られる如く、メインシャーシ1はマウン
トフレーム6、耐振ゴム19、スキマ(メインシャーシ1
の揺れ量)に相当する量、小さく作成する必要があり、
メインフレーム1の占有面積が小さくなり、設計的自由
度が阻外され、信頼性を損う可能性がある。等であっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
スピンドルモータ、該スピンドルモータに装着される
情報記録媒体、該情報記録媒体と協働するヘッド、該ヘ
ッドを前記情報記録媒体の半径方向へ移動可能な駆動手
段、前記スピンドルモータ、ヘッド、駆動手段を載置す
る機枠、マウントフレームより成り、前記機枠とマウン
トフレームとの間にゴムを介在させて外部から情報記録
再生装置に加わる小衝撃を緩衝させる構造を有する情報
記録再生装置において、外部から前記情報記録再生装置
に大衝撃が加わった際、前記機枠と前記マウントフレー
ムの少なくとも該二者間に設けたバネ部材を介して該両
者を当接させ、前記衝撃を緩衝させる構造を特徴とする
情報記録再生装置における緩衝構造。
〔作用〕
本考案の一実施例では前記マウントフレーム6の一部
に、該マウントフレームと一体的に緩衝用のバネを構成
し、大衝撃時に前記機枠であるメインシャーシと当接す
る如く構成したため、防振ゴム7で吸収し切れなかった
大衝撃を効率よく緩衝でき、又、金属を曲げて構成する
ため精度も高く、安価に達成できる利点を有する。
〔実施例〕
本考案の一実施例について、第1図、第2図、第3
図、第4図、第5図をもって詳細に説明する。第1図は
一実施例を示す組立平面図、第2図は第1図の側面図、
第3図は第2図の断面図、第4図は第1図の断面詳細
図、第5図は第1図のベンゼルと反対側の背後からの側
面図、全図中、1はメインシャーシで情報記録再生装置
の機枠である。2は前記メインシャーシに固定され、後
述の情報記録媒体であるディスク14を載置するハブを有
するスピンドルモータ、3は前記情報記録媒体14と協働
する下ヘッドで該下ヘッドは例えば内部にレーザー素
子、その他の光学素子が収納されており、該ヘッドの発
するレーザー光が前記ディスク14の周知の記録膜に作用
して記録、再生できることは周知である。4は前記下ヘ
ッドに固定されたコイルで前記メインシャーシ1に固定
された磁石ヨーク5と協働して前記下ヘッドをスライド
軸9,9に沿って前記ディスク14の半径方向へ移動させる
駆動手段となる。6はマウントフレームで該情報記録再
生装置をパソコン等へ搭載するために前記機枠1とパソ
コンの仲介部材となる。このため該マウントフレーム6
は第4図に示す様にネジ穴が設けられており、パソコン
側の取付台17にネジ18で締められ固定される。一方、該
マウントフレーム6には防振ゴム7,7,7,7が設けられて
おり、該防振ゴムは該ゴムに取り付けられたスリーブ15
を介してネジ16によりメインシャーシ1に固定される。
8は該マウントフレームに固定されるベゼルで、中央付
近にディスク14の格納されている周知のカートリッジ
(図示せず)を挿入する角穴が設けられている。10は前
記下ヘッド3に設けられた対物レンズで、前記レーザー
光を絞る作用を有している。11は上ヘッドでフォトセン
サ12等を有し、前記ディスク14の記録膜を透過してくる
前記レーザー光を検出する作用を有し、前記下ヘッド3
に固定されている。13は前記メインシャーシ1に固定さ
れたローディング構成で、前記カートリッジをローディ
ング動作して、前記ディスク14を前記スピンドルモータ
2に着脱する作用を成す。
前記マウントフレーム6は前記メインシャーシ1の高
さとほぼ同じ高さにバネ部6a、6a、6c、6c、6d、6d、6
e、6eを有し該部は第1図に示される如く折り曲げら
れ、前記メインシャーシ1に接近している。
この様な構造になっており、該情報記録再生装置のパ
ワーON、OFF時とは無関係に、情報記録再生装置に衝撃
が加わり、該衝撃が小さなものであれば、前記防振ゴム
7,7,7,7が撓んで衝撃を吸収する。衝撃が大きなもので
あれば、該防振ゴム7,7,7,7では吸収し切れず、メイン
シャーシ1は大きな振幅で揺らされる。この場合には前
記メインシャーシ1は前記マウントフレーム6の前記の
バネ部(6a、6a、〜6e、6e)に当接し、該バネを撓めな
がら衝撃される。該バネ部のバネ定数を適正に設定して
おけば、ヘッド部材等の精密部材に永久変形、破損等の
ダメージを与えることはない。
〔考案の効果〕
本考案の一実施例を説明したが、本考案によれば、従
来のタイプに比較して下記の幾多の効果を生む。マウン
トフレーム6に該マウントフレームと一体的にバネ部を
構成し、該バネ部にて大衝撃を緩衝する構成とした。こ
のため従来のタイプの様にマウントフレーム6に大衝撃
緩衝用の耐振ゴムを沢山貼り付ける必要がなく、スペー
ス効率、コスト面で有利である他、ゴムで緩衝させる場
合に発生する温度の上下による弾性力変化等の性能の不
安定さも無くすることができる。さらにゴムの場合、弾
性力を適正に設定するにはゴムの成分調整をしなければ
ならず弾性力調整が煩わしかったが金属バネの場合には
バネ部長さを調整するだけで試作段階でも容易に達成で
きる。本考案の一実施例ではマウントフレーム6と一体
的に前記バネ部を設けたがこれに限ったものではなく、
該マウントフレームに固定されたバネでも、メインシャ
ーシ1と一体的に構成されたバネでも、又は、メインシ
ャーシとマウントフレーム間に配置された別体のバネで
も本考案の一実施例と同様の効果を生むことは可能で、
この様に構成したとしても何ら本考案の主旨を逸脱する
ものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す組立平面図、第2図は
第1図の側面図、第3図は第2図の断面図、第4図は第
1図の断面詳細図であると共に従来タイプの一部を示す
組立詳細図。第5図は第1図のベゼルと反対側の背後か
らの側面図、第6図は従来タイプを示す組立平面図、第
7図は第6図の組立側面図。 全図中、 1……メインシャーシ 2……スピンドルモータ 3……下ヘッド 6……マウントフレーム 6a……マウントフレームのバネ 6c……マウントフレームのバネ 6d……マウントフレームのバネ 6e……マウントフレームのバネ 7……防振ゴム 19……耐振ゴム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルモータと、 該スピンドルモータに装着される情報記録媒体と、 該情報記録媒体に情報を記録又は再生するヘッドと、 該ヘッドを前記情報記録媒体に沿って移動可能な駆動手
    段と、 前記スピンドルモータ、前記ヘッド及び前記駆動手段を
    載置する機枠と、 マウントフレームとを有し、 前記機枠と前記マウントフレームとの間にゴムを介在さ
    せて外部から情報記録再生装置に加わる小衝撃を緩衝さ
    せる構造の情報記録再生装置において、 前記マウントフレームと一体的に金属バネ部を形成し、
    外部から前記情報記録再生装置に大衝撃が加わった際
    に、前記金属バネ部を前記機枠に当接させ、前記大衝撃
    を緩衝させる構造を特徴とする情報記録再生装置。
JP15979488U 1988-12-08 1988-12-08 情報記録再生装置 Expired - Lifetime JP2533949Y2 (ja)

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JP15979488U JP2533949Y2 (ja) 1988-12-08 1988-12-08 情報記録再生装置

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JPH0280392U JPH0280392U (ja) 1990-06-20
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