JP2004194798A - 電気加熱調理器における孔あきプレート - Google Patents
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Abstract
【課題】焼肉などの調理を行なうために、貫通孔14を穿設したホットプレートなどの電気加熱調理器における孔あきプレート4において、貫通孔を通過した肉汁などの液状成分が、孔あきプレート底面を伝ってヒータ6やヒータ近辺の高温部分に達し、煙が発生することを防止する。
【解決手段】穿設した貫通孔14の下端開口縁を、孔あきプレート4の底面よりも下方に位置させることによって、貫通孔から排出される肉汁などの液状成分を確実に排出する。貫通孔14は、孔あきプレート4の底面に配置するヒータの通過位置と通過位置の中間位置において、ヒータと平行に配置して貫通孔14とヒータ6とをできるだけ離せばより効果的である。貫通孔の周辺は傾斜面、特に凸曲面の傾斜面とすると液状成分が貫通孔に誘導されるとともに、調理面として広い面積を確保することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】穿設した貫通孔14の下端開口縁を、孔あきプレート4の底面よりも下方に位置させることによって、貫通孔から排出される肉汁などの液状成分を確実に排出する。貫通孔14は、孔あきプレート4の底面に配置するヒータの通過位置と通過位置の中間位置において、ヒータと平行に配置して貫通孔14とヒータ6とをできるだけ離せばより効果的である。貫通孔の周辺は傾斜面、特に凸曲面の傾斜面とすると液状成分が貫通孔に誘導されるとともに、調理面として広い面積を確保することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はホットプレートに代表される電気加熱調理器に関するものである。より詳しくは、焼肉などの焼き物の調理に利用されるものであって、肉汁などを排出するための貫通孔が穿設されている孔あきプレートの構造に係る発明である。
【0002】
【従来の技術】
電気加熱調理器であるホットプレートには、本体ガード内に収容したヒータの上に貫通孔を穿設した孔あきプレートを着脱自在に配置し、焼肉などの焼き物の調理を行なうものが広く知られている。この種孔あきプレートでは、肉汁や油の排出などを目的として調理面の構造に工夫がこらされる場合がある。特許文献1には、調理面を凹凸面とし、凹部を切除孔とすることによって肉汁の排出を促す孔あきプレートが開示されている。また、特許文献2には、孔あきプレートの底面に一定間隔を隔てて配置する一対のリブによってヒータが入り込むヒータ通路を形成し、リブの先端が細くなるような段部を形成する(図12参照)ことによって肉汁などの液状成分がヒータに付着するのを防止する思想が開示されている。
【0003】
図11(特許文献1の図1や特許文献2の図2参照)に示すように、底面に配置したヒータBによって加熱される孔あきプレートAは、蛇行するヒータBによって孔あきプレートA全体をできるだけ均等に加熱し、蛇行するヒータBの通過位置から別の通過位置の方向に向かう長孔として貫通孔Cを穿設している。すなわち、貫通孔の両端部分がヒータBに接近している。また、貫通孔の下端はプレートの下端面と同一面に開口しているのが普通である。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−238771号公報(第2−6頁、図2,図4)
【特許文献2】
特開2001−333号公報(第2−3頁、図5)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示されている孔あきプレートは、表面の凹凸形状によって肉汁や油といった液状成分の排出が促進されるものであるが、肉汁や油といった液状成分が比較的粘度の高いものであることと、貫通孔とヒータの位置が近いことから、貫通孔から流れ出した液状成分が孔あきプレートの底面を伝ってヒータに付着し易く、焼け焦げによる煙の発生の一因となることが判明した。また、特許文献2に記載された発明では、ヒータ通路Dを形成するリブEの先端形状によって液状成分がヒータBにまで移動しにくいように工夫しているが、リブEそのものがヒータによって高温に加熱される位置にあることから、ヒータ通路DのリブEに付着した肉汁などが焦げて煙を発生する可能性の高いことが判明した。
【0006】
上記、従来技術の欠点に鑑み、本発明は貫通孔Cから排出される肉汁などの液状成分が、孔あきプレートAの底面を伝ってヒータもしくはヒータ通路を形成するリブEにまで到達しにくく、肉汁や油が焦げることによって不快な煙の発生を少なくすることができるとともに、焼け焦げによる孔あきプレート底面の汚れが少なく衛生的であり、洗浄などのお手入れが容易な孔あきプレートを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では貫通孔14から流れ出した肉汁などの液状成分が、孔あきプレート4の底面を伝って移動しにくい構造とする。すなわち、複数の貫通孔14,14を穿設し、貫通孔14を避けた底面に配置したヒータ6によって加熱される孔あきプレート4を備えた電気加熱調理器において、該孔あきプレート4の貫通孔14の下端開口端をプレートの底面よりも下方に位置させる。これにより、貫通孔14から排出される液状成分は、例え粘度が高いものであっても、孔あきプレート4の底面を伝わって移動するようなことがなくなる。
【0008】
ホットプレートなどの電気加熱調理器では、孔あきプレート4の底面に配置するヒータ6を蛇行させることによって孔あきプレート4の全面を加熱することができるようにしている。そこで、孔あきプレート4に穿設する貫通孔14をヒータ6の通過位置と通過位置の略中間に位置させ、貫通孔14がヒータ6に接近しないようにヒータ6とほぼ平行な方向に配列する。これにより、貫通孔14から排出される液状成分が、ヒータ6もしくはヒータによって加熱されるヒータ通路を形成するためのリブ11などの高温部分に、移動しにくいものとすることができる。
【0009】
孔あきプレート4の表面構造は自由であるが、孔あきプレート表面における貫通孔14の周辺を貫通孔14に向けて傾斜させ、かつその傾斜面を凸曲面17に形成すると、調理時に発生する液状成分を効果的に貫通孔14に誘導して排出を促進し、しかも貫通孔14の下端部が急傾斜となることによって液状成分が流れ易く、傾斜が緩やかである凸曲面17の上部を含め、孔あきプレート4の比較的広い表面積を調理面として有効に活用することができる。貫通孔14の周辺に凸曲面を形成するに際し、貫通孔14と貫通孔14の間隔が広くなるヒータ直上部分、すなわちヒータ通路12の直上部分に平坦部16を残すことによって、貫通孔周辺の傾斜状況を全周にわたって統一することができる。もっとも、ヒータ直上部分を含めて貫通孔14の周辺を凸曲面17とすることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電気加熱調理器における孔あきプレートの実施形態を、ホットプレートに応用した添付の図面に基づいて説明する。
図1はホットプレート全体の縦断面図である。図示例のホットプレートは、本体ガード1の内部に遮熱板2やヒータユニット3を配置するとともに、ヒータユニット3の上方に孔あきプレート4を着脱自在に装着し、孔あきプレート4の上方は必要に応じて蓋8で覆う。
【0011】
ヒータユニット3は、図4に示すように蛇行させたヒータ6にプラグ受け7を装着したものであって、本体ガード1内の遮熱板2上に載置するとともに、プラグ受け7にプラグを差し込んで電気的に接続することによってヒータ6を発熱させ、ヒータユニット3の上に配置する孔あきプレート4を加熱する。遮熱板2には、所定位置にヒータ支持体9が固定してあり、ヒータ支持体9の上端にヒータ6の定位置を支受させるように載置する。
【0012】
ヒータ6の上に載置する調理用のプレートは、平面プレートその他任意のプレートを載置して調理に供することができるものであるが、焼肉などの焼き物調理を行なうために、孔あきプレート4を使用する場合は、貫通孔14から流れ出した肉汁などの液状成分を溜めるために、貫通孔を設ける領域の直下に受け皿10を着脱自在に配置する。受け皿10を着脱自在とするためには、上方に位置するヒータユニット3を着脱自在としておく必要がある。
【0013】
図2は孔あきプレート4全体の平面図、図3は底面図、図4はヒータユニット3の平面図、図5はヒータユニットとの位置関係を示す孔あきプレート4の底面図である。図3に示す孔あきプレート4の底面には、図4に示すヒータユニット3のヒータ6が入り込むように一定間隔を隔ててリブ11,11を突出させてヒータ通路12を形成し、孔あきプレート4を装着する際に本体ガード1内に配置したヒータユニットのヒータ6が入り込んで図5に示すように定位置にセットされるようにしている。このとき、孔あきプレート4を左右いずれの方向にでも装着することができるように、図示実施形態ではリブ11,11によるヒータ通路12は左右対称に形成してある。図中、13は孔あきプレートに装着した把手である。
【0014】
孔あきプレート4に穿設する貫通孔14は、蛇行させたヒータ6の通過位置と通過位置の中間位置に、ヒータ6と平行に複数の(図面では4個)の貫通孔を配置している。すなわち、ヒータ6を蛇行させていることから3箇所に形成されるヒータ通過位置とヒータ通過位置の中間位置にそれぞれ4個の貫通孔を設け、3列×4個の孔あき領域を形成している。このように、貫通孔14をヒータ通過位置とヒータ通過位置の中間位置といった限定された位置に配置することによって、孔あきプレート全体として比較的少数の貫通孔14を設けることになり、プレート面に占める貫通孔の面積が比較的少なくなるため、広いプレート面を調理面として有効に利用することができる。また、貫通孔14の周辺を傾斜面15とすることによって、肉汁などの液状成分を効果的に排出させることが可能となる。
【0015】
貫通孔14は、大きな孔である必要はなく、比較的幅の狭い横長の貫通孔としている。これによって、ヒータ通過位置ひいてはヒータ通路12を形成するリブ11から最も離れた位置に貫通孔14が配置されることになる。孔あきプレート4に穿設する貫通孔14の周辺部は、図6に示すように傾斜面15とするとともに、貫通孔14の下端開口縁を孔あきプレート4の底面、具体的にはヒータ6と孔あきプレートの当接面よりも下方に位置させる。貫通孔の下端開口部は、下方に位置するほどより効果的であり、図示実施形態ではヒータ6の下端と同等程度の位置に開口させている。これにより、調理物から出た肉汁や油は傾斜面15を伝って貫通孔14に集まり、貫通孔14から流れ出した肉汁や油といった液状成分は、例え粘度の高いものであっても円滑に排出される。
【0016】
図6は、図5におけるヒータと直交する方向の貫通孔部分の断面図である。図6に示す実施形態の貫通孔部分の形状は、貫通孔14の周辺部が直線的な傾斜面となっており、下端開口縁が孔あきプレート4の底面よりも下方に位置している。
したがって、貫通孔14から排出される液状成分が孔あきプレート4の底面に移動するには、傾斜面15の裏面を上方に向かって逆流する必要があり、例え液状成分の粘度が高いため、滲むように移動する性質のものであっても、孔あきプレート4の底面を上方に移動し、かつリブ11にまで到達するようなことはなくなる。そして、貫通孔14の下端開口縁付近は、孔あきプレート4の中では比較的低温の部分であることから、排出される液状成分が焦げるといった事態を回避することができる。
【0017】
図2に示す実施形態における孔あきプレート4の、ヒータ6と平行な方向の縦断面は図1に示されており、貫通孔14と貫通孔14の間は山形の傾斜面に形成し、平坦部が存在せず、貫通孔14と貫通孔14の間に稜線が現れる態様としている。一方、ヒータ6と交差する方向の縦断面は、図6に示すように貫通孔14と貫通孔14の間にヒータ通路12が存在することによって間隔が大きくなるため、ヒータ通路12の直上部分を平坦部16とし、平坦部16の側端から貫通孔14の開口端に向けて直線的な傾斜面15に形成されている。この孔あきプレート4の主として平坦部16によって支持される調理物5から流出した液状成分は、傾斜面15を流れて貫通孔14から排出される。
【0018】
これに対し、図7に示す実施形態の孔あきプレート4の孔部形状では、図6におけるヒータ通路12直上の平坦部16を緩やかな傾斜面15’としている。このようなものでは、平坦部16が無くなることから図6に示す実施形態のものより、液状成分の排出を円滑に行なわせることができる。孔あきプレート4の主として緩やかな傾斜面15’に支持される調理物5から流出した液状成分は、傾斜面15を流れて貫通孔14から排出される。
【0019】
図8は、図6に示す実施形態における直線的な傾斜面15を、凸曲面17としたものである。この実施形態では、凸曲面17の上部が水平に近い傾斜であって、貫通孔14に近づくにつれて垂直に近い傾斜となる。そのため、二点鎖線で示すように孔あきプレート4上に置かれた調理物5は、平坦部16に支持されるとともに、平坦部16に続く凸曲面17の上部にも接触し、平坦部16と凸曲面17の一部を含めた比較的広い表面を調理物の加熱面として利用することができ、効率的な加熱調理を行なうことができる。また、貫通孔14の開口端に近い周辺部分は、急傾斜の凸曲面となるため、粘度の高い液状成分であっても円滑に排出される。
【0020】
図9に示す実施形態は、図8における平坦部16を、凸曲面17と連続する凸曲面17’としたものである。ヒータ通路12の直上部分に位置する凸曲面17’は緩やかな曲面とし、曲率半径の小さな凸曲面である貫通孔14に近い表面と連続するように構成している。これにより、貫通孔14の開口端部分はより急角度の傾斜面として形成される。したがって、孔あきプレート4上に置かれた調理物5は、孔あきプレート4のより広い表面に接触し効率的な加熱調理を行なうことができると同時に、貫通孔14の開口端部分が急角度の傾斜に形成される。そのため、調理物5から出る肉汁などの粘度の高い液状成分が、より円滑に排出される。また、調理物5を載置する孔あきプレート4の孔あき領域全体が平面ではなく曲面で形成されるため、孔あきプレート4表面全体の液状成分が円滑に貫通孔14に誘導され、油切れがよくなる。
【0021】
図10は、より単純な実施形態を示す孔あきプレートの断面図である。この実施形態は、表面全体を平面とした孔あきプレート4の、ヒータ通過位置と通過位置の中間部分、すなわちヒータ通路12と12の中間位置に、貫通孔14を穿設したものである。そして孔あきプレート4の底面には、貫通孔14の開口端にリブ状の下垂壁18を突出形成している。この孔あきプレート4は、最も単純な平面の孔あきプレートとして利用することができるものである。この孔あきプレート4では、調理物5が載置される平坦部を最も広くとることができ、平面プレートに近い感覚で、油切れされる焼き物の調理を行なうことができ、貫通孔14を通過した肉汁などの液状成分は、下垂壁18の下端から下方に排出される。そのため、先に説明した実施形態の孔あきプレートと同様、孔あきプレート4の底面もしくは底面を伝ってヒータ通路を形成するリブ11の表面に液状成分が付着し、その焼け焦げによって煙が発生するようなことがない。
【0022】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明電気加熱調理器における孔あきプレートによれば、複数の貫通孔を穿設し、該貫通孔を避けた底面に配置したヒータによって加熱される電気加熱調理器において、貫通孔を通過した肉汁などの液状成分を確実に下方に排出させることができる。そのため、孔あきプレートの底面を伝ってヒータや、ヒータ通路を形成するリブなどの高温部分に液状成分が伝わることがない。すなわち、網焼きのように油切れされたおいしい焼き物調理を行なうことができるものであって、しかも従来の孔あきプレートに比較して不快な煙の発生がすくない孔あきプレートを提供することができる効果がある。
【0023】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、貫通孔をヒータの通過位置と通過位置の略中間位置であって、ヒータに接近させないようにヒータとほぼ平行な方向に配列される貫通孔とすることによって、貫通孔がヒータから離れた位置に制限される。そのため、貫通孔から排出される液状成分が、ヒータもしくはリブなどの高温部分に付着することを確実に防止することができる。また、孔あきプレートの限られた位置に貫通孔を穿設することから、プレート面に占める貫通孔の面積が少なくなり、従来の孔あきプレートに比較して広い面で効率的に焼き物調理を行なうことができる効果がある。
【0024】
請求項3記載の発明によれば、ヒータ直上部分に平坦部を残して貫通孔の周辺に傾斜面を形成し、かつ傾斜面を凸曲面とすることによって、孔あきプレートの表面すなわち調理面の液状成分を効果的に貫通孔に誘導することができる。そして、傾斜面の上部は傾斜角度が緩くなることから調理物も接触し調理面として有効に活用することができる効果がある。
【0025】
請求項4記載の発明によれば、貫通孔と貫通孔の間隔が広くなるヒータ直上部分をも傾斜面とすることによって、より広い面を調理面として有効に活用することができるとともに、液状成分の排出をより効果的に行なわせることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホットプレート全体の縦断面図、
【図2】本発明に係る孔あきプレート全体の平面図、
【図3】図2に示す孔あきプレート全体の底面図、
【図4】ホットプレートに装着するヒータユニットの平面図、
【図5】ヒータユニットが装着された状態の孔あきプレートの底面図、
【図6】図5に示す孔あきプレートの貫通孔部分の縦断面図、
【図7】別の実施形態を示す、孔あきプレートの貫通孔部分の縦断面図、
【図8】さらに別の実施形態を示す、孔あきプレートの貫通孔部分の縦断面図、
【図9】さらに別の実施形態を示す、孔あきプレートの貫通孔部分の縦断面図、
【図10】さらに別の実施形態を示す、孔あきプレートの貫通孔部分の縦断面図、
【図11】従来の孔あきプレートの一例を示す平面図、
【図12】従来の孔あきプレートの貫通孔部分の一例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1…本体ガード、 2…遮熱板、 3…ヒータユニット、 4…孔あきプレート、 5…調理物、 6…ヒータ、 7…プラグ受け、 8…蓋、 9…ヒータ支持体、 10…受け皿、 11…リブ、 12…ヒータ通路、 13…把手、 14…貫通孔、 15、15’…傾斜面、 17,17’…凸曲面、 18…下垂壁。
【発明の属する技術分野】
本発明はホットプレートに代表される電気加熱調理器に関するものである。より詳しくは、焼肉などの焼き物の調理に利用されるものであって、肉汁などを排出するための貫通孔が穿設されている孔あきプレートの構造に係る発明である。
【0002】
【従来の技術】
電気加熱調理器であるホットプレートには、本体ガード内に収容したヒータの上に貫通孔を穿設した孔あきプレートを着脱自在に配置し、焼肉などの焼き物の調理を行なうものが広く知られている。この種孔あきプレートでは、肉汁や油の排出などを目的として調理面の構造に工夫がこらされる場合がある。特許文献1には、調理面を凹凸面とし、凹部を切除孔とすることによって肉汁の排出を促す孔あきプレートが開示されている。また、特許文献2には、孔あきプレートの底面に一定間隔を隔てて配置する一対のリブによってヒータが入り込むヒータ通路を形成し、リブの先端が細くなるような段部を形成する(図12参照)ことによって肉汁などの液状成分がヒータに付着するのを防止する思想が開示されている。
【0003】
図11(特許文献1の図1や特許文献2の図2参照)に示すように、底面に配置したヒータBによって加熱される孔あきプレートAは、蛇行するヒータBによって孔あきプレートA全体をできるだけ均等に加熱し、蛇行するヒータBの通過位置から別の通過位置の方向に向かう長孔として貫通孔Cを穿設している。すなわち、貫通孔の両端部分がヒータBに接近している。また、貫通孔の下端はプレートの下端面と同一面に開口しているのが普通である。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−238771号公報(第2−6頁、図2,図4)
【特許文献2】
特開2001−333号公報(第2−3頁、図5)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示されている孔あきプレートは、表面の凹凸形状によって肉汁や油といった液状成分の排出が促進されるものであるが、肉汁や油といった液状成分が比較的粘度の高いものであることと、貫通孔とヒータの位置が近いことから、貫通孔から流れ出した液状成分が孔あきプレートの底面を伝ってヒータに付着し易く、焼け焦げによる煙の発生の一因となることが判明した。また、特許文献2に記載された発明では、ヒータ通路Dを形成するリブEの先端形状によって液状成分がヒータBにまで移動しにくいように工夫しているが、リブEそのものがヒータによって高温に加熱される位置にあることから、ヒータ通路DのリブEに付着した肉汁などが焦げて煙を発生する可能性の高いことが判明した。
【0006】
上記、従来技術の欠点に鑑み、本発明は貫通孔Cから排出される肉汁などの液状成分が、孔あきプレートAの底面を伝ってヒータもしくはヒータ通路を形成するリブEにまで到達しにくく、肉汁や油が焦げることによって不快な煙の発生を少なくすることができるとともに、焼け焦げによる孔あきプレート底面の汚れが少なく衛生的であり、洗浄などのお手入れが容易な孔あきプレートを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では貫通孔14から流れ出した肉汁などの液状成分が、孔あきプレート4の底面を伝って移動しにくい構造とする。すなわち、複数の貫通孔14,14を穿設し、貫通孔14を避けた底面に配置したヒータ6によって加熱される孔あきプレート4を備えた電気加熱調理器において、該孔あきプレート4の貫通孔14の下端開口端をプレートの底面よりも下方に位置させる。これにより、貫通孔14から排出される液状成分は、例え粘度が高いものであっても、孔あきプレート4の底面を伝わって移動するようなことがなくなる。
【0008】
ホットプレートなどの電気加熱調理器では、孔あきプレート4の底面に配置するヒータ6を蛇行させることによって孔あきプレート4の全面を加熱することができるようにしている。そこで、孔あきプレート4に穿設する貫通孔14をヒータ6の通過位置と通過位置の略中間に位置させ、貫通孔14がヒータ6に接近しないようにヒータ6とほぼ平行な方向に配列する。これにより、貫通孔14から排出される液状成分が、ヒータ6もしくはヒータによって加熱されるヒータ通路を形成するためのリブ11などの高温部分に、移動しにくいものとすることができる。
【0009】
孔あきプレート4の表面構造は自由であるが、孔あきプレート表面における貫通孔14の周辺を貫通孔14に向けて傾斜させ、かつその傾斜面を凸曲面17に形成すると、調理時に発生する液状成分を効果的に貫通孔14に誘導して排出を促進し、しかも貫通孔14の下端部が急傾斜となることによって液状成分が流れ易く、傾斜が緩やかである凸曲面17の上部を含め、孔あきプレート4の比較的広い表面積を調理面として有効に活用することができる。貫通孔14の周辺に凸曲面を形成するに際し、貫通孔14と貫通孔14の間隔が広くなるヒータ直上部分、すなわちヒータ通路12の直上部分に平坦部16を残すことによって、貫通孔周辺の傾斜状況を全周にわたって統一することができる。もっとも、ヒータ直上部分を含めて貫通孔14の周辺を凸曲面17とすることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電気加熱調理器における孔あきプレートの実施形態を、ホットプレートに応用した添付の図面に基づいて説明する。
図1はホットプレート全体の縦断面図である。図示例のホットプレートは、本体ガード1の内部に遮熱板2やヒータユニット3を配置するとともに、ヒータユニット3の上方に孔あきプレート4を着脱自在に装着し、孔あきプレート4の上方は必要に応じて蓋8で覆う。
【0011】
ヒータユニット3は、図4に示すように蛇行させたヒータ6にプラグ受け7を装着したものであって、本体ガード1内の遮熱板2上に載置するとともに、プラグ受け7にプラグを差し込んで電気的に接続することによってヒータ6を発熱させ、ヒータユニット3の上に配置する孔あきプレート4を加熱する。遮熱板2には、所定位置にヒータ支持体9が固定してあり、ヒータ支持体9の上端にヒータ6の定位置を支受させるように載置する。
【0012】
ヒータ6の上に載置する調理用のプレートは、平面プレートその他任意のプレートを載置して調理に供することができるものであるが、焼肉などの焼き物調理を行なうために、孔あきプレート4を使用する場合は、貫通孔14から流れ出した肉汁などの液状成分を溜めるために、貫通孔を設ける領域の直下に受け皿10を着脱自在に配置する。受け皿10を着脱自在とするためには、上方に位置するヒータユニット3を着脱自在としておく必要がある。
【0013】
図2は孔あきプレート4全体の平面図、図3は底面図、図4はヒータユニット3の平面図、図5はヒータユニットとの位置関係を示す孔あきプレート4の底面図である。図3に示す孔あきプレート4の底面には、図4に示すヒータユニット3のヒータ6が入り込むように一定間隔を隔ててリブ11,11を突出させてヒータ通路12を形成し、孔あきプレート4を装着する際に本体ガード1内に配置したヒータユニットのヒータ6が入り込んで図5に示すように定位置にセットされるようにしている。このとき、孔あきプレート4を左右いずれの方向にでも装着することができるように、図示実施形態ではリブ11,11によるヒータ通路12は左右対称に形成してある。図中、13は孔あきプレートに装着した把手である。
【0014】
孔あきプレート4に穿設する貫通孔14は、蛇行させたヒータ6の通過位置と通過位置の中間位置に、ヒータ6と平行に複数の(図面では4個)の貫通孔を配置している。すなわち、ヒータ6を蛇行させていることから3箇所に形成されるヒータ通過位置とヒータ通過位置の中間位置にそれぞれ4個の貫通孔を設け、3列×4個の孔あき領域を形成している。このように、貫通孔14をヒータ通過位置とヒータ通過位置の中間位置といった限定された位置に配置することによって、孔あきプレート全体として比較的少数の貫通孔14を設けることになり、プレート面に占める貫通孔の面積が比較的少なくなるため、広いプレート面を調理面として有効に利用することができる。また、貫通孔14の周辺を傾斜面15とすることによって、肉汁などの液状成分を効果的に排出させることが可能となる。
【0015】
貫通孔14は、大きな孔である必要はなく、比較的幅の狭い横長の貫通孔としている。これによって、ヒータ通過位置ひいてはヒータ通路12を形成するリブ11から最も離れた位置に貫通孔14が配置されることになる。孔あきプレート4に穿設する貫通孔14の周辺部は、図6に示すように傾斜面15とするとともに、貫通孔14の下端開口縁を孔あきプレート4の底面、具体的にはヒータ6と孔あきプレートの当接面よりも下方に位置させる。貫通孔の下端開口部は、下方に位置するほどより効果的であり、図示実施形態ではヒータ6の下端と同等程度の位置に開口させている。これにより、調理物から出た肉汁や油は傾斜面15を伝って貫通孔14に集まり、貫通孔14から流れ出した肉汁や油といった液状成分は、例え粘度の高いものであっても円滑に排出される。
【0016】
図6は、図5におけるヒータと直交する方向の貫通孔部分の断面図である。図6に示す実施形態の貫通孔部分の形状は、貫通孔14の周辺部が直線的な傾斜面となっており、下端開口縁が孔あきプレート4の底面よりも下方に位置している。
したがって、貫通孔14から排出される液状成分が孔あきプレート4の底面に移動するには、傾斜面15の裏面を上方に向かって逆流する必要があり、例え液状成分の粘度が高いため、滲むように移動する性質のものであっても、孔あきプレート4の底面を上方に移動し、かつリブ11にまで到達するようなことはなくなる。そして、貫通孔14の下端開口縁付近は、孔あきプレート4の中では比較的低温の部分であることから、排出される液状成分が焦げるといった事態を回避することができる。
【0017】
図2に示す実施形態における孔あきプレート4の、ヒータ6と平行な方向の縦断面は図1に示されており、貫通孔14と貫通孔14の間は山形の傾斜面に形成し、平坦部が存在せず、貫通孔14と貫通孔14の間に稜線が現れる態様としている。一方、ヒータ6と交差する方向の縦断面は、図6に示すように貫通孔14と貫通孔14の間にヒータ通路12が存在することによって間隔が大きくなるため、ヒータ通路12の直上部分を平坦部16とし、平坦部16の側端から貫通孔14の開口端に向けて直線的な傾斜面15に形成されている。この孔あきプレート4の主として平坦部16によって支持される調理物5から流出した液状成分は、傾斜面15を流れて貫通孔14から排出される。
【0018】
これに対し、図7に示す実施形態の孔あきプレート4の孔部形状では、図6におけるヒータ通路12直上の平坦部16を緩やかな傾斜面15’としている。このようなものでは、平坦部16が無くなることから図6に示す実施形態のものより、液状成分の排出を円滑に行なわせることができる。孔あきプレート4の主として緩やかな傾斜面15’に支持される調理物5から流出した液状成分は、傾斜面15を流れて貫通孔14から排出される。
【0019】
図8は、図6に示す実施形態における直線的な傾斜面15を、凸曲面17としたものである。この実施形態では、凸曲面17の上部が水平に近い傾斜であって、貫通孔14に近づくにつれて垂直に近い傾斜となる。そのため、二点鎖線で示すように孔あきプレート4上に置かれた調理物5は、平坦部16に支持されるとともに、平坦部16に続く凸曲面17の上部にも接触し、平坦部16と凸曲面17の一部を含めた比較的広い表面を調理物の加熱面として利用することができ、効率的な加熱調理を行なうことができる。また、貫通孔14の開口端に近い周辺部分は、急傾斜の凸曲面となるため、粘度の高い液状成分であっても円滑に排出される。
【0020】
図9に示す実施形態は、図8における平坦部16を、凸曲面17と連続する凸曲面17’としたものである。ヒータ通路12の直上部分に位置する凸曲面17’は緩やかな曲面とし、曲率半径の小さな凸曲面である貫通孔14に近い表面と連続するように構成している。これにより、貫通孔14の開口端部分はより急角度の傾斜面として形成される。したがって、孔あきプレート4上に置かれた調理物5は、孔あきプレート4のより広い表面に接触し効率的な加熱調理を行なうことができると同時に、貫通孔14の開口端部分が急角度の傾斜に形成される。そのため、調理物5から出る肉汁などの粘度の高い液状成分が、より円滑に排出される。また、調理物5を載置する孔あきプレート4の孔あき領域全体が平面ではなく曲面で形成されるため、孔あきプレート4表面全体の液状成分が円滑に貫通孔14に誘導され、油切れがよくなる。
【0021】
図10は、より単純な実施形態を示す孔あきプレートの断面図である。この実施形態は、表面全体を平面とした孔あきプレート4の、ヒータ通過位置と通過位置の中間部分、すなわちヒータ通路12と12の中間位置に、貫通孔14を穿設したものである。そして孔あきプレート4の底面には、貫通孔14の開口端にリブ状の下垂壁18を突出形成している。この孔あきプレート4は、最も単純な平面の孔あきプレートとして利用することができるものである。この孔あきプレート4では、調理物5が載置される平坦部を最も広くとることができ、平面プレートに近い感覚で、油切れされる焼き物の調理を行なうことができ、貫通孔14を通過した肉汁などの液状成分は、下垂壁18の下端から下方に排出される。そのため、先に説明した実施形態の孔あきプレートと同様、孔あきプレート4の底面もしくは底面を伝ってヒータ通路を形成するリブ11の表面に液状成分が付着し、その焼け焦げによって煙が発生するようなことがない。
【0022】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明電気加熱調理器における孔あきプレートによれば、複数の貫通孔を穿設し、該貫通孔を避けた底面に配置したヒータによって加熱される電気加熱調理器において、貫通孔を通過した肉汁などの液状成分を確実に下方に排出させることができる。そのため、孔あきプレートの底面を伝ってヒータや、ヒータ通路を形成するリブなどの高温部分に液状成分が伝わることがない。すなわち、網焼きのように油切れされたおいしい焼き物調理を行なうことができるものであって、しかも従来の孔あきプレートに比較して不快な煙の発生がすくない孔あきプレートを提供することができる効果がある。
【0023】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、貫通孔をヒータの通過位置と通過位置の略中間位置であって、ヒータに接近させないようにヒータとほぼ平行な方向に配列される貫通孔とすることによって、貫通孔がヒータから離れた位置に制限される。そのため、貫通孔から排出される液状成分が、ヒータもしくはリブなどの高温部分に付着することを確実に防止することができる。また、孔あきプレートの限られた位置に貫通孔を穿設することから、プレート面に占める貫通孔の面積が少なくなり、従来の孔あきプレートに比較して広い面で効率的に焼き物調理を行なうことができる効果がある。
【0024】
請求項3記載の発明によれば、ヒータ直上部分に平坦部を残して貫通孔の周辺に傾斜面を形成し、かつ傾斜面を凸曲面とすることによって、孔あきプレートの表面すなわち調理面の液状成分を効果的に貫通孔に誘導することができる。そして、傾斜面の上部は傾斜角度が緩くなることから調理物も接触し調理面として有効に活用することができる効果がある。
【0025】
請求項4記載の発明によれば、貫通孔と貫通孔の間隔が広くなるヒータ直上部分をも傾斜面とすることによって、より広い面を調理面として有効に活用することができるとともに、液状成分の排出をより効果的に行なわせることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホットプレート全体の縦断面図、
【図2】本発明に係る孔あきプレート全体の平面図、
【図3】図2に示す孔あきプレート全体の底面図、
【図4】ホットプレートに装着するヒータユニットの平面図、
【図5】ヒータユニットが装着された状態の孔あきプレートの底面図、
【図6】図5に示す孔あきプレートの貫通孔部分の縦断面図、
【図7】別の実施形態を示す、孔あきプレートの貫通孔部分の縦断面図、
【図8】さらに別の実施形態を示す、孔あきプレートの貫通孔部分の縦断面図、
【図9】さらに別の実施形態を示す、孔あきプレートの貫通孔部分の縦断面図、
【図10】さらに別の実施形態を示す、孔あきプレートの貫通孔部分の縦断面図、
【図11】従来の孔あきプレートの一例を示す平面図、
【図12】従来の孔あきプレートの貫通孔部分の一例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1…本体ガード、 2…遮熱板、 3…ヒータユニット、 4…孔あきプレート、 5…調理物、 6…ヒータ、 7…プラグ受け、 8…蓋、 9…ヒータ支持体、 10…受け皿、 11…リブ、 12…ヒータ通路、 13…把手、 14…貫通孔、 15、15’…傾斜面、 17,17’…凸曲面、 18…下垂壁。
Claims (4)
- 複数の貫通孔を穿設し、該貫通孔を避けた底面に配置したヒータによって加熱される孔あきプレートを備えた電気加熱調理器において、該孔あきプレートの貫通孔の下端開口縁をプレート底面よりも下方に位置させたことを特徴とする電気加熱調理器における孔あきプレート。
- 孔あきプレート底面に配置するヒータは蛇行させることによって孔あきプレート全面を加熱することができるものとし、孔あきプレートに穿設する貫通孔を底面に配置されるヒータの通過位置と通過位置の略中間に位置し、ヒータに接近させないようにヒータとほぼ平行な方向に配列される貫通孔としたことを特徴とする請求項1記載の電気加熱調理器における孔あきプレート。
- 貫通孔周辺部における孔あきプレート表面は、底面を通過するヒータ直上の孔あきプレート表面に平坦部を残して貫通孔に向けて傾斜させ、かつその傾斜を凸曲面としたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気加熱調理器における孔あきプレート。
- 貫通孔周辺部における孔あきプレート表面は、底面を通過するヒータ直上の孔あきプレート表面を含めて貫通孔に向けて傾斜させ、かつその傾斜を凸曲面としたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気加熱調理器における孔あきプレート。
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---|---|---|---|
JP2002365165A JP2004194798A (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | 電気加熱調理器における孔あきプレート |
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JP (1) | JP2004194798A (ja) |
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WO2008141527A1 (fr) * | 2007-05-22 | 2008-11-27 | Tuming You | Four à vidange d'huile facilitée |
KR200445598Y1 (ko) * | 2007-08-24 | 2009-08-17 | 쿠쿠전자주식회사 | 전기그릴의 그릴팬 |
JP2012011203A (ja) * | 2010-07-01 | 2012-01-19 | Seb Sa | ボールおよびリフレクタを備える電気調理器具 |
JP2014000470A (ja) * | 2013-10-02 | 2014-01-09 | Iris Ohyama Inc | 焼き肉プレート及びこれを用いた電気調理器 |
-
2002
- 2002-12-17 JP JP2002365165A patent/JP2004194798A/ja active Pending
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