JP2004192862A - Ih調理器 - Google Patents
Ih調理器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004192862A JP2004192862A JP2002357037A JP2002357037A JP2004192862A JP 2004192862 A JP2004192862 A JP 2004192862A JP 2002357037 A JP2002357037 A JP 2002357037A JP 2002357037 A JP2002357037 A JP 2002357037A JP 2004192862 A JP2004192862 A JP 2004192862A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- recipe
- cooking
- unit
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Images
Landscapes
- Induction Heating Cooking Devices (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【解決手段】データ入力部12により入力された人数に応じてデータ送受信部11によりダウンロードされたレシピデータを変更し、変更後のレシピデータにしたがってレシピを表示するように構成した。また、データ入力部12により入力された人数に応じてデータ送受信部11によりダウンロードされた火加減データを変更し、変更後の火加減データにしたがって火加減を調節するように構成した。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、レシピデータにしたがってレシピを表示する機能等を備えているIH調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子レンジなどの調理器具は、所定の情報配信サーバとデータを送受信する送受信装置と、データを表示する表示装置とを備え、その送受信装置が所定の情報配信サーバからレシピデータ(料理に使用する材料、調味料、作り方を示すデータ)をダウンロードすると、表示装置がそのレシピデータを表示する。
これにより、ユーザは所望の料理のレシピを確認することができる(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−90953公報(第17頁から第19頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の調理器具は以上のように構成されているので、所望の料理のレシピを確認することができるが、レシピデータに係る人数が実際に料理を食する人の数と異なる場合、ユーザがレシピデータを人数換算しなければならず、ユーザに煩わしさを与えることがあるなどの課題があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、実際に料理を食する人の数に適するレシピを提示することができるIH調理器を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るIH調理器は、指定手段により指定された人数に応じて入力手段により入力されたレシピデータを変更し、変更後のレシピデータにしたがってレシピを表示するようにしたものである。
【0007】
この発明に係るIH調理器は、データ変更手段により変更されたレシピデータを記憶するようにしたものである。
【0008】
この発明に係るIH調理器は、指定手段により指定された人数に応じて入力手段により入力された火加減データを変更し、変更後の火加減データにしたがって火加減を調節するようにしたものである。
【0009】
この発明に係るIH調理器は、入力手段により入力された火加減データを参照して料理工程の移行時期を監視するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるIH調理器を示す構成図であり、図において、情報配信サーバ1はIH調理器から料理のレシピデータ(料理に使用する材料、調味料及び作り方を示すデータ)と火加減データ(火加減の度合を示すデータ)の送信要求を受信すると、例えば、インターネットなどのネットワーク2を介して、そのレシピデータや火加減データをIH調理器に配信する。
データ送受信部11はレシピデータと火加減データの送信要求を情報配信サーバ1に送信して、その情報配信サーバ1からレシピデータと火加減データをダウンロードする。なお、データ送受信部11は入力手段を構成している。
ここでは、データ送受信部11が情報配信サーバ1からレシピデータと火加減データをダウンロードするものについて示したが、そのレシピデータと火加減データが例えばCD−ROMやDVD−ROMなどの補助メモリに記憶されている場合には、その補助メモリからレシピデータと火加減データを読み込むようにしてもよい。また、バーコードリーダ、携帯電話、赤外線通信などを利用してレシピデータと火加減データを読み込むようにしてもよい。
【0011】
データ入力部12は出来上がりの料理を食する人の数などの指定を受け付け、データ処理部13はデータ入力部12により入力された人数に応じてデータ送受信部11によりダウンロードされたレシピデータと火加減データを変更する。なお、データ入力部12は指定手段を構成し、データ処理部13はデータ変更手段を構成している。
表示部14はデータ処理部13により変更されたレシピデータにしたがってレシピを表示し、ユーザが確認ボタン(図示せず)を押すまではレシピデータの変更が受け付けられる。データ記憶部15はユーザが確認ボタンを押すと、データ処理部13により変更されたレシピデータと火加減データを記憶するとともに、データ入力部12により入力された人数を記憶する。なお、表示部14は表示手段を構成し、データ記憶部15は記憶手段を構成している。
加熱部16はデータ処理部13により変更された火加減データにしたがって火加減を調節する。なお、加熱部16は加熱手段を構成している。
図2はこの発明の実施の形態1によるIH調理器の処理内容を示すフローチャートである。
【0012】
次に動作について説明する。
まず、料理を行うユーザがレシピ要求ボタン(図示せず)を押すと、データ送受信部11がネットワーク2を介して、レシピの送信要求を情報配信サーバ1に送信する(ステップST1)。
なお、レシピ要求ボタンは、図3及び図4に示すように、IH調理器の操作パネルに設けられている。因みに、データ入力部12もIH調理器の操作パネルに設けられ、表示部14はIH調理器の表示パネル内に埋め込まれている。ただし、表示パネルの設置位置は問わず、壁面やIH調理器の本体以外の場所であってもよい。
【0013】
これにより、情報配信サーバ1から配信可能なレシピに関するメニュー情報を送信してくると、データ送受信部11がそのメニュー情報を受信し、表示部14がそのメニュー情報を表示する。
ユーザがデータ入力部12を操作して、そのメニュー情報の中から所望のレシピを選択すると、データ送受信部11がその選択情報を情報配信サーバ1に送信する。
データ送受信部11は、情報配信サーバ1が選択情報に対応するレシピのレシピデータと火加減データの配信を開始すると、その情報配信サーバ1からレシピデータと火加減データをダウンロードする(ステップST2)。
【0014】
データ処理部13は、データ送受信部11がレシピデータと火加減データをダウンロードすると、そのレシピデータを表示部14に出力し、表示部14は、図5に示すように、そのレシピデータにしたがってレシピを表示する(ステップST3)。
図5に示すレシピは“鶏唐揚げの甘酢炒め”に関する4人分のレシピである。これにより、ユーザは“鶏唐揚げの甘酢炒め”の材料・調味料・作り方を確認することができるが、料理を食する人の数が4人ではなく、例えば、6人である場合には、データ入力部12を操作して、料理を食する人の数(6人)を入力する(ステップST4)。
【0015】
データ処理部13は、ユーザがデータ入力部12を操作して人数を入力すると、その人数に応じてデータ送受信部11によりダウンロードされたレシピデータと火加減データを変更する(ステップST5)。
例えば、料理を食する人の数が4人ではなく、6人である場合、材料の一つである鶏もも肉に着目すると、2枚→3枚(=2÷4×6)のようにレシピデータを変更する。
また、調味料の一つであるケチャップに着目すると、大3→大4と大1/2(=3÷4×6)のようにレシピデータを変更する。
【0016】
なお、火加減データは、加熱部16に対する制御情報であって、調理時間と火加減具合が組み合わされているデータである。例えば、加熱部16の火加減を10段階に調節することができる場合、料理スタート時から5分間は段階“5”、5分経過時から10分間は段階“7”を示すようなデータである。したがって、データ処理部13は、火加減データのうち、調理時間又は火加減具合の少なくとも一方を変更する。
例えば、火加減を変更せずに調理時間を変更する場合、変更前の調理時間→変更後の調理時間(=変更前の調理時間×K÷4×6)のように火加減データを変更する。ここで、Kは所定の係数である。
また、調理時間を変更せずに火加減具合を変更する場合、変更前の火加減具合→変更後の火加減具合(変更前の火加減具合×G÷4×6)のように火加減データを変更する。ここで、Gは所定の係数である。
【0017】
表示部14は、データ処理部13がレシピデータを変更すると、図6に示すように変更後のレシピデータにしたがってレシピを表示する(ステップST6)。
ユーザは、表示部14により表示されたレシピを確認し、そのレシピを承認して操作パネル内の確認ボタンを押すとステップST8の処理に移行するが、操作パネル内のNGボタン(図示せず)を押すと、ステップST4の処理に戻り、レシピデータの再変更が受け付けられる(ステップST7)。
データ記憶部15は、ユーザが操作パネル内の確認ボタンを押すと、ユーザが次回同一の料理を行う場合に備えて、データ処理部13により変更されたレシピデータと火加減データを記憶する(ステップST8)。また、データ記憶部15は、データ入力部12により入力された人数も記憶する。
加熱部16は、ユーザが材料や調味料を例えば鍋に入れて、操作パネル内の調理開始ボタン(図示せず)を押すと、その鍋に対する加熱を開始し、データ処理部13により変更された火加減データにしたがって火加減を調節する(ステップST9)。
【0018】
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、データ入力部12により入力された人数に応じてデータ送受信部11によりダウンロードされたレシピデータを変更し、変更後のレシピデータにしたがってレシピを表示するように構成したので、実際に料理を食する人の数に適するレシピを提示することができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、データ入力部12により入力された人数に応じてデータ送受信部11によりダウンロードされた火加減データを変更し、変更後の火加減データにしたがって火加減を調節するように構成したので、ユーザが手動で火加減を調節することなく、自動的に料理を作ることができ、ユーザの煩わしさを軽減することができる効果を奏する。
【0019】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、データ入力部12により入力された人数に応じてレシピデータと火加減データを変更するものについて示したが、ユーザがデータ入力部12を操作してレシピの変更要求を入力すると、データ処理部13がレシピの変更要求に応じてレシピデータと火加減データを変更するようにしてもよい。
【0020】
具体的には、ユーザが表示部14により表示されたレシピを確認したのち、例えば、家族の好みや食材の在庫状況を考慮した結果、料理に使用する材料を変更したい場合がある。
このような場合、ユーザがデータ入力部12を操作してレシピの変更要求を入力すると、データ処理部13がレシピの変更要求に応じてレシピデータと火加減データを変更する。
【0021】
また、データ処理部13は、図7に示すような調理時間の割合に関するテーブルを参照して、火加減データを変更する。例えば、鶏肉のこま切れ肉から豚肉の焼肉用肉に変更する場合、調理時間をT分必要とするときは、調理時間を2T分(=T÷1.5×3.0)に変更する。
なお、ここでは例示していないが、野菜や魚に関するテーブルも予め用意されているものとする。
【0022】
また、ユーザがデータ入力部12を操作して、味付けの希望を入力すると、データ処理部13がその希望に応じてレシピデータを変更する。例えば、図8に示すような調味料の割増量に関するテーブルを参照して調味料の割増量を取得し、その割増量に応じて調味料の使用量を計算することによりレシピデータを変更する。変更後のレシピデータは、ユーザの希望でデータ記憶部15に記憶させることができる。
この実施の形態2によれば、ユーザがレシピを必要に応じてカスタマイズすることができる効果を奏する。
【0023】
実施の形態3.
上記実施の形態1では、データ入力部12により入力された人数に応じて火加減データを変更するものについて示したが、データ処理部13が料理に使用する材料の重さを計測し、その材料の重さに応じて火加減データを変更するようにしてもよい。
【0024】
即ち、データ処理部13は、ユーザが材料を例えば鍋に入れる際、加熱部16に加わる荷重を計測することにより、料理に使用する材料の重さを計測する。この例では、加熱部16に荷重センサが内蔵されていることを想定しているが、別途、計量計をIH調理器に設けるようにしてもよい。
例えば、本来的には肉を200g入れるところを、400g入れられた場合には、調理時間を次にように変更する。
変更前の調理時間→変更後の調理時間(=変更前の調理時間×Y÷200×400)
これにより、ユーザがレシピ通りに材料を使用しない場合でも、料理の失敗を防止することができる効果を奏する。
【0025】
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4によるIH調理器を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
状況監視部17はデータ送受信部11によりダウンロードされた火加減データを参照して料理工程の移行時期を監視し、料理工程の移行時期になると料理工程の移行を督促する。例えば、料理工程の移行を示す情報を表示パネルに表示したり、料理工程の移行を示す音声を出力したりすることにより督促する。また、状況監視部17は料理工程の移行時期になると料理工程が移行したか否かをチェックする。
なお、状況監視部17は、入力データの条件(例えば、温度条件が所定範囲内で所定時間経過)が満足されたとき、料理工程が完了し、次の料理工程の移行時期が到来したものと判断する。
【0026】
データ処理部18は図1のデータ処理部13と同様にして、人数に応じてレシピデータと火加減データを変更するとともに、状況監視部17による料理工程の移行の検知状況に応じて火加減データを補正する。
なお、状況監視部17は監視手段を構成し、データ処理部18はデータ変更手段及び補正手段を構成している。また、データ記憶部15は、データ処理部18による補正後の火加減データを保存するデータ保存手段を構成する。
図10はこの発明の実施の形態4によるIH調理器の処理内容を示すフローチャートである。
【0027】
次に動作について説明する。
加熱部16は、上記実施の形態1と同様に、人数に応じて変更された火加減データにしたがって火加減を調節するが、例えば、料理工程の移行時期に新たな材料を投入する必要がある場合において、ユーザによる新たな材料の投入が遅れると、火加減によっては料理の焦付き等を招くことがある。
そこで、この実施の形態4では、予め想定している料理の進行状況と相違が生じても、スムーズに料理を進行することができるようにするため、次のような工夫を加えている。
【0028】
まず、表示部14がデータ送受信部11によりダウンロードされたレシピデータと火加減データを参照して現在の料理工程に対応する調理の説明を表示すると(ステップST11)、加熱部16が現在の料理工程に対応する火加減データにしたがって火加減を調節しながら加熱を開始する(ステップST12)。
状況監視部17は、加熱部16が加熱を開始すると、データ送受信部11によりダウンロードされた火加減データを参照して料理工程の移行時期(例えば、火加減を変更する時期)を監視し(ステップST13)、料理工程の移行時期になると料理工程の移行を督促する(ステップST14,ST15)。例えば、料理工程の移行を示す情報を表示パネルに表示したり、料理工程の移行を示す音声を出力したりすることにより督促する。
ただし、料理工程の移行の督促は常に実施するものではない。例えば、火加減を自動コントロールするような場合には、料理工程の移行を督促しない。
【0029】
また、状況監視部17は、料理工程の移行時期になると料理工程が実際に移行したか否かをチェックする(ステップST16)。
例えば、料理工程の移行を指示する図示せぬ操作スイッチ(第2の入力手段)の操作が行われる場合の他に、新たな材料の投入による鍋の重量の変化、湯気の発生量の変化、鍋の温度の変化等を監視して料理工程の移行をチェックする。即ち、その変化量が予め設定された閾値を越えると(閾値は火加減データに記述されているものとする)、料理工程が移行したものと認定する。なお、湯気の発生量は例えばガスセンサ等を用いて計測する。
また、料理の途中で残りの材料を鍋に入れるとき、ユーザが操作パネル内の操作スイッチを押す約束事が取り決められているような場合には、操作スイッチの状態を監視して料理工程の移行をチェックする。
【0030】
データ処理部18は、状況監視部17による料理工程の移行の検知状況に応じて火加減データを補正する。
即ち、複数の料理工程のうち、任意の工程が完了すると、次の工程に移行する前に督促を行って、状況監視部17が料理工程の移行の検知待ち状態になるが、例えば、電話による呼出などによって、ユーザが一時的に不在になり、操作パネル内の操作スイッチを押すことができない状況が発生することがある。
このような場合、例えば、焦げの発生などを防ぐために、データ処理部18がその時点の温度を維持するような火加減データの補正を行う。
【0031】
具体的には、データ処理部18は、火加減データが示す料理工程の移行時期に、状況監視部17が料理工程の移行を検知すると(ステップST17)、全料理工程が完了していなければ(ステップST18)、次の料理工程に進んで調理を継続するが、料理工程の移行時期になってから、所定時間経過しても料理工程の移行が検知されない場合、移行が検知されるまで火加減データを補正して調理を継続する(ステップST19,ST20)。
例えば、料理工程の移行が検知されるまでの間、料理が冷めないように、あるいは、料理が焦げないように、その時点の温度を維持するような火加減データの補正を行う。
【0032】
なお、料理の各工程において、ユーザの手動による料理を行えるようにしてもよい。この場合、操作パネル内に中断スイッチ(図示せず)を設け、ユーザが中断スイッチを操作すると、手動モードに移行するので、ユーザが手動で料理を行う。手動による料理が終了し、自動モードの再開を希望する場合、ユーザが再開する料理工程を選択して、上記の中断スイッチを再操作すると、その料理工程から自動モードで料理が再開される。
料理の完成後、ユーザが希望する場合には、次回同一の料理を行う場合に備えて、手動による火加減データを含む一連の火加減データをデータ記憶部15に保存することができる。また、補正前の火加減データもデータ記憶部15に残すことができる。
【0033】
以上で明らかなように、この実施の形態4によれば、データ送受信部11によりダウンロードされた火加減データを参照して料理工程の移行時期を監視するように構成したので、料理の進行をスムーズに行うことができる効果を奏する。
また、この実施の形態4によれば、状況監視部17による料理工程の移行の検知状況に応じて火加減データを補正するように構成したので、予め想定している料理の進行状況と相違が生じてもスムーズに料理を進行することができる効果を奏する。
【0034】
実施の形態5.
上記実施の形態4では、料理工程の移行時期に新たな材料を投入する必要があるとき、ユーザによる新たな材料の投入が遅れると、火加減データを補正するものについて示したが、次のような状況が発生したとき火加減データを補正するようにしてもよい。
【0035】
即ち、レシピに示されている材料を使用して調理を行っても、材料の鮮度、産地、種類等の違いにより、料理の進行状況に相違が生じる場合がある。例えば、ジャガイモを煮込む場合、男爵とメークインでは煮込みに要する時間が異なる。この実施の形態5では、材料の鮮度、産地、種類等の違いにより、予め想定している料理の進行状況と相違が生じても、料理の失敗を防止するため、次のような工夫を加えている。
図11はこの発明の実施の形態5によるIH調理器の処理内容を示すフローチャートである。
【0036】
まず、表示部14がデータ送受信部11によりダウンロードされたレシピデータと火加減データを参照して現在の料理工程に対応する調理の説明を表示すると(ステップST21)、加熱部16が現在の料理工程に対応する火加減データにしたがって火加減を調節しながら加熱を開始する(ステップST22)。
状況監視部17は、加熱部16が加熱を開始すると、データ送受信部11によりダウンロードされた火加減データを参照して料理工程の移行時期(例えば、火加減を変更する時期)を監視する(ステップST23)。
そして、状況監視部17は、料理工程の移行時期になると料理工程が実際に移行したか否かをチェックする(ステップST24,ST25)。
例えば、十分な煮込みが完了したことによる鍋の重量の変化、湯気の発生量の変化、鍋の温度の変化等を監視して料理工程の移行をチェックする。即ち、その変化量が予め設定された閾値を越えると(閾値は火加減データに記述されているものとする)、料理工程が移行したものと認定する。
【0037】
データ処理部18は、状況監視部17による料理工程の移行の検知状況に応じて火加減データを補正する。
具体的には次の通りである。
火加減データは、上述したように時間の経過に伴って火加減を段階的に切り替えるためのものであるが、例えば、火加減データがスタート時から5分後に、段階“5”から段階“7”に自動的に切り替える旨を示す場合(スタート時から5分後に料理工程の移行がある場合)、データ処理部18はスタート時から5分経過したとき、状況監視部17から料理工程の移行の検知状況を入手する。
【0038】
データ処理部18は、火加減データが示す料理工程の移行時期に、状況監視部17が料理工程の移行を検知すると(ステップST26)、全料理工程が完了していなければ(ステップST27)、次の料理工程に進んで調理を継続するが、料理工程の移行時期になってから、所定時間経過しても料理工程の移行が検知されない場合、火加減データを補正して調理を継続する(ステップST28,ST29)。
【0039】
例えば、上記のようにスタート時から5分経過しても、段階“5”から段階“7”に自動的に切り替えず、段階“5”を維持するような火加減データの補正を行う。その後、状況監視部17が料理工程の移行を検知すると、その時点で、段階“5”から段階“7”に切り替えるような火加減データの補正を行う。
なお、料理の完成後、ユーザが希望する場合には、次回同一の料理を行う場合に備えて、データ処理部18による補正後の火加減データをデータ記憶部15に保存することができる。また、補正前の火加減データもデータ記憶部15に残すことができる。
【0040】
以上で明らかなように、この実施の形態5によれば、データ送受信部11によりダウンロードされた火加減データを参照して料理工程の移行時期を監視するように構成したので、料理の進行をスムーズに行うことができる効果を奏する。
また、この実施の形態5によれば、状況監視部17による料理工程の移行の検知状況に応じて火加減データを補正するように構成したので、予め想定している料理の進行状況と相違が生じても料理の進行をスムーズに行うことができる効果を奏する。
【0041】
なお、上記実施の形態1から5では、レシピ要求ボタンや確認ボタンの他、操作スイッチ等が明示されているが、これらのボタンやスイッチは操作パネルにそれぞれ実装されている。ただし、1つのスイッチがレシピ要求ボタンや確認ボタン等の機能を兼ねるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、指定手段により指定された人数に応じて入力手段により入力されたレシピデータを変更し、変更後のレシピデータにしたがってレシピを表示するように構成したので、ユーザが手動で火加減を調節することなく、自動的に料理を作ることができ、ユーザの煩わしさを軽減することができる効果がある。
【0043】
この発明によれば、データ変更手段により変更されたレシピデータを記憶するように構成したので、ユーザが次回同一の料理を行うことができる効果がある。
【0044】
この発明によれば、指定手段により指定された人数に応じて入力手段により入力された火加減データを変更し、変更後の火加減データにしたがって火加減を調節するように構成したので、ユーザが手動で火加減を調節することなく、自動的に料理を作ることができ、ユーザの煩わしさを軽減することができる効果がある。
【0045】
この発明によれば、入力手段により入力された火加減データを参照して料理工程の移行時期を監視するように構成したので、スムーズに料理を進行することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるIH調理器を示す構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1によるIH調理器の処理内容を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態1によるIH調理器を示す斜視図である。
【図4】この発明の実施の形態1によるIH調理器を示す斜視図である。
【図5】レシピの表示例を示す説明図である。
【図6】変更後のレシピの表示例を示す説明図である。
【図7】調理時間の割合に関するテーブルを示す説明図である。
【図8】調味料の割増量に関するテーブルを示す説明図である。
【図9】この発明の実施の形態4によるIH調理器を示す構成図である。
【図10】この発明の実施の形態4によるIH調理器の処理内容を示すフローチャートである。
【図11】この発明の実施の形態5によるIH調理器の処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報配信サーバ、2 ネットワーク、11 データ送受信部(入力手段)、12 データ入力部(指定手段)、13 データ処理部(データ変更手段)、14 表示部(表示手段)、15 データ記憶部(記憶手段、データ保存手段)、16 加熱部(加熱手段)、17 状況監視部(監視手段)、18 データ処理部(データ変更手段、補正手段)。
Claims (21)
- 料理に使用する材料、調味料及び作り方を示すレシピデータを入力する入力手段と、出来上がりの料理を食する人の数を指定する指定手段と、上記指定手段により指定された人数に応じて上記入力手段により入力されたレシピデータを変更するデータ変更手段と、上記データ変更手段により変更されたレシピデータにしたがってレシピを表示する表示手段とを備えたIH調理器。
- 料理に使用する材料、調味料及び作り方を示すレシピデータを入力する入力手段と、上記入力手段により入力されたレシピデータを変更するデータ変更手段と、上記データ変更手段により変更されたレシピデータを記憶する記憶手段と、上記データ変更手段により変更されたレシピデータにしたがってレシピを表示する表示手段とを備えたIH調理器。
- データ変更手段は、表示手段により表示されたレシピの変更要求を受け付け、その変更要求に応じてレシピデータを変更することを特徴とする請求項1または請求項2記載のIH調理器。
- データ変更手段は、レシピの変更要求に応じて料理に使用する材料を変更することを特徴とする請求項3記載のIH調理器。
- データ変更手段は、レシピの変更要求に応じて料理に使用する調味料の使用量を変更することを特徴とする請求項3記載のIH調理器。
- 火加減の度合を示す火加減データを入力する入力手段と、出来上がりの料理を食する人の数を指定する指定手段と、上記指定手段により指定された人数に応じて上記入力手段により入力された火加減データを変更するデータ変更手段と、上記データ変更手段により変更された火加減データにしたがって火加減を調節する加熱手段とを備えたIH調理器。
- データ変更手段は、入力手段が料理に使用する材料、調味料及び作り方を示すレシピデータを入力すると、指定手段により指定された人数に応じて上記入力手段により入力されたレシピデータを変更し、上記データ変更手段により変更されたレシピデータにしたがってレシピを表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項6記載のIH調理器。
- データ変更手段により変更された火加減データを記憶するとともに、指定手段により指定された人数を記憶する記憶手段を設けたことを特徴とする請求項6または請求項7記載のIH調理器。
- データ変更手段は、表示手段により表示されたレシピの変更要求を受け付け、その変更要求に応じて火加減データを変更することを特徴とする請求項6から請求項8のうちのいずれか1項記載のIH調理器。
- データ変更手段は、料理に使用する材料の重さを計測し、その材料の重さに応じて火加減データを変更することを特徴とする請求項6から請求項8のうちのいずれか1項記載のIH調理器。
- 火加減の度合を示す火加減データを入力する入力手段と、上記入力手段により入力された火加減データにしたがって火加減を調節する加熱手段と、上記入力手段により入力された火加減データを参照して料理工程の移行時期を監視する監視手段とを備えたIH調理器。
- 加熱手段は、料理工程が複数の工程から為る場合、料理工程が移行する毎に、当該料理工程に対応する火加減データにしたがって火加減を調節することを特徴とする請求項11記載のIH調理器。
- 監視手段は、料理工程の移行時期になると料理工程の移行を督促することを特徴とする請求項11記載のIH調理器。
- 監視手段は、料理工程の移行時期になると料理工程が移行したか否かを検知することを特徴とする請求項11から請求項13のうちのいずれか1項記載のIH調理器。
- 監視手段は、第2の入力手段の動作を検出して料理工程の移行を検知することを特徴とする請求項14記載のIH調理器。
- 監視手段は、鍋の重量の変化を監視して料理工程の移行を検知することを特徴とする請求項14記載のIH調理器。
- 監視手段は、湯気の発生量の変化を監視して料理工程の移行を検知することを特徴とする請求項14記載のIH調理器。
- 監視手段は、鍋の温度の変化を監視して料理工程の移行を検知することを特徴とする請求項14記載のIH調理器。
- 監視手段による料理工程の移行の検知状況に応じて入力手段により入力された火加減データを補正する補正手段を設けたことを特徴とする請求項14記載のIH調理器。
- 補正手段は、料理工程の移行時期になってから、所定時間経過しても監視手段により料理工程の移行が検知されない場合、火加減データを補正することを特徴とする請求項19記載のIH調理器。
- 補正手段により補正された火加減データを保存するデータ保存手段を設けたことを特徴とする請求項19記載のIH調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002357037A JP2004192862A (ja) | 2002-12-09 | 2002-12-09 | Ih調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002357037A JP2004192862A (ja) | 2002-12-09 | 2002-12-09 | Ih調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004192862A true JP2004192862A (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=32757202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002357037A Abandoned JP2004192862A (ja) | 2002-12-09 | 2002-12-09 | Ih調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004192862A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011158244A (ja) * | 2011-04-04 | 2011-08-18 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
JP2013185780A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Panasonic Corp | 加熱調理装置とこの装置を用いたネットワーク調理システム |
JP2014159882A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
JP2014190647A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
JP2017190899A (ja) * | 2016-04-13 | 2017-10-19 | リンナイ株式会社 | コンロ |
WO2019053912A1 (ja) * | 2017-09-13 | 2019-03-21 | シャープ株式会社 | 加熱調理器および加熱調理システム |
JP2020056530A (ja) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | リンナイ株式会社 | 加熱調理システム |
JP2021090702A (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | 株式会社クボタ | 米処理支援システム |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03251214A (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-08 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 揚げ物用調理器における揚げ種の揚げ上がり検出装置及び揚げ種の揚げ時間表示装置 |
JPH04212316A (ja) * | 1990-07-23 | 1992-08-03 | Mitsubishi Electric Corp | 回転調理機 |
JP2000018596A (ja) * | 1998-07-07 | 2000-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 調理器 |
JP2000100554A (ja) * | 1998-09-21 | 2000-04-07 | Toshiba Corp | 誘導加熱調理器 |
JP2001090953A (ja) * | 1999-09-27 | 2001-04-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 調理装置 |
JP2001195385A (ja) * | 2000-01-07 | 2001-07-19 | Seagull Inc | レシピ提供システム |
JP2001210458A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
JP2002084989A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-26 | Toshiba Corp | 調理情報提供装置 |
-
2002
- 2002-12-09 JP JP2002357037A patent/JP2004192862A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03251214A (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-08 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 揚げ物用調理器における揚げ種の揚げ上がり検出装置及び揚げ種の揚げ時間表示装置 |
JPH04212316A (ja) * | 1990-07-23 | 1992-08-03 | Mitsubishi Electric Corp | 回転調理機 |
JP2000018596A (ja) * | 1998-07-07 | 2000-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 調理器 |
JP2000100554A (ja) * | 1998-09-21 | 2000-04-07 | Toshiba Corp | 誘導加熱調理器 |
JP2001090953A (ja) * | 1999-09-27 | 2001-04-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 調理装置 |
JP2001195385A (ja) * | 2000-01-07 | 2001-07-19 | Seagull Inc | レシピ提供システム |
JP2001210458A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
JP2002084989A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-26 | Toshiba Corp | 調理情報提供装置 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011158244A (ja) * | 2011-04-04 | 2011-08-18 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
JP2013185780A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Panasonic Corp | 加熱調理装置とこの装置を用いたネットワーク調理システム |
JP2014159882A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
JP2014190647A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
JP2017190899A (ja) * | 2016-04-13 | 2017-10-19 | リンナイ株式会社 | コンロ |
WO2019053912A1 (ja) * | 2017-09-13 | 2019-03-21 | シャープ株式会社 | 加熱調理器および加熱調理システム |
CN111065299A (zh) * | 2017-09-13 | 2020-04-24 | 夏普株式会社 | 加热烹调器及加热烹调系统 |
JPWO2019053912A1 (ja) * | 2017-09-13 | 2020-10-15 | シャープ株式会社 | 加熱調理器および加熱調理システム |
JP2020056530A (ja) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | リンナイ株式会社 | 加熱調理システム |
JP7111575B2 (ja) | 2018-10-02 | 2022-08-02 | リンナイ株式会社 | 加熱調理システム |
JP2021090702A (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | 株式会社クボタ | 米処理支援システム |
JP7291071B2 (ja) | 2019-12-12 | 2023-06-14 | 株式会社クボタ | 米処理機及び米処理支援システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20190320844A1 (en) | Generating a cooking process | |
US10667638B2 (en) | Recipe generation system for cooking device, and cooking device | |
JP2006250510A (ja) | 調理支援システム | |
US6730890B2 (en) | Programmable remote controlled cooking or baking apparatus and method | |
US20120321760A1 (en) | Electric heating cooker with weighing function and weighing control method thereof | |
CN113133678A (zh) | 烹饪设备及烹饪控制方法、装置 | |
JP4241711B2 (ja) | 加熱調理器 | |
CN110703635A (zh) | 控制方法、烹饪系统及计算机可读存储介质 | |
JP2009093976A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2004192862A (ja) | Ih調理器 | |
US20210186260A1 (en) | Coordinated cooking system and method | |
AU2006292126B2 (en) | System for determining type and quantity of food prepared by appliance | |
JP2000300430A (ja) | 調理情報システム及び炊飯器 | |
JP2006343006A (ja) | 加熱調理器 | |
CN112128810A (zh) | 灶具控制方法、装置、灶具和存储介质 | |
JP2910313B2 (ja) | 電気調理器 | |
JP4799608B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5262944B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2023041782A (ja) | 加熱調理システム、加熱調理器及びアプリケーションプログラム | |
KR102319103B1 (ko) | 사용자의 피드백을 반영하여 조리법 변경이 가능한 조리기기 | |
CN110575075B (zh) | 一种控制方法、设备及系统 | |
CN112034792A (zh) | 一种智能炒菜系统 | |
JP2008122071A (ja) | 加熱調理器 | |
JP2005195271A (ja) | 加熱調理器 | |
CN113100638A (zh) | 烹饪设备的控制方法、控制装置及烹饪设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051011 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070424 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070608 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20071026 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20071026 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071225 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20080221 |