JP2004189217A - アンチロックブレーキシステム用ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】ポンプのチェックバルブの構造を改善してポンプの吸入性能を向上させたアンチロックブレーキシステム用ポンプを提供する。
【解決手段】ポンプの吐出バルブは弾性材からなり、ポンプ内の圧力によって弾性変形及び弾性復元し、吐出の際、高圧のオイルが吐出口側に移動できるようにしながらも、反対方向へのオイルの逆流は防止する。
【選択図】図3
【解決手段】ポンプの吐出バルブは弾性材からなり、ポンプ内の圧力によって弾性変形及び弾性復元し、吐出の際、高圧のオイルが吐出口側に移動できるようにしながらも、反対方向へのオイルの逆流は防止する。
【選択図】図3
Description
本発明はアンチロックブレーキシステムに係り、より詳しくはモータの作動による往復動して圧力を生成するアンチロックブレーキシステム用ポンプに関するものである。
一般に、車両は、前輪と後輪を制動するための各ブレーキに油圧ブレーキ、油圧ブレーキ側に制動油圧を形成して伝達する倍力装置、マスタシリンダなどが装着されているので、運転者がブレーキペダルを踏むと制動油圧が生成され、この制動油圧が油圧ブレーキ側に伝達されて制動力を発生させる。しかし、運転者がブレーキペダルを踏んで制動力を発生させるとき、制動力がタイヤと路面間の摩擦力より大きいと、タイヤが路面で滑るスリップ現象が発生する。
このようなスリップ現象を効率的に防止して、強力で安定した制動力を得るためのものがアンチロックブレーキシステムである。
アンチロックブレーキシステムは、油圧ブレーキ側に伝達される制動油圧を制御するための多数のソレノイドバルブ、アキュミュレータ及びポンプ、電気的な駆動要素を制御するためのECUなどを含むものである。このようなアンチロックブレーキシステムにおいて、ポンプは、車両のブレーキ装置内の圧力を制御するため、前記ブレーキシリンダにブレーキオイルを供給するか、あるいはブレーキ装置の貯蔵タンクを充填させるために使用される。
このようなスリップ現象を効率的に防止して、強力で安定した制動力を得るためのものがアンチロックブレーキシステムである。
アンチロックブレーキシステムは、油圧ブレーキ側に伝達される制動油圧を制御するための多数のソレノイドバルブ、アキュミュレータ及びポンプ、電気的な駆動要素を制御するためのECUなどを含むものである。このようなアンチロックブレーキシステムにおいて、ポンプは、車両のブレーキ装置内の圧力を制御するため、前記ブレーキシリンダにブレーキオイルを供給するか、あるいはブレーキ装置の貯蔵タンクを充填させるために使用される。
図2に示すように、従来のアンチロックブレーキシステムは、前輪と後輪に設けられた油圧ブレーキ26側への制動油圧の伝達を制御するための多数のソレノイドバルブ33A、33Bと、減圧制動作動の際、油圧ブレーキ26から流出したオイルが一時的に貯蔵される低圧アキュミュレータ29aと、増圧/維持制動作動の際、低圧アキュミュレータ29aに貯蔵されたオイルをポンピングするための一対のポンプ5R、5Lと、前記一対のポンプ5R、5Lを同時に駆動させるためのモータ10と、ポンプ5R、5Lの駆動により加圧されて吐出されるオイルの圧力脈動を低減させるため、出口側に高圧アキュミュレータ29bとを含んでいる。このような構成要素はアルミニウムで製作された直方体状のモジュレータブロック30に内蔵される。
一対のポンプ5R、5Lは一つのモータ10により一定の位相差をもって駆動され、低圧アキュミュレータ29aに貯蔵されたオイルを高圧アキュミュレータ29b側にポンピングする。
一対のポンプ5R、5Lは一つのモータ10により一定の位相差をもって駆動され、低圧アキュミュレータ29aに貯蔵されたオイルを高圧アキュミュレータ29b側にポンピングする。
図1に示すように、従来のポンプはモータ60の偏心軸により往復動するようにモジュレータブロック80に形成されたボア90内に設けられ、前記モータ60を中心に両側にそれぞれピストン50とプラグ部材20が設けられる。前記ポンプ5R、5Lの内部には、吸入流路8が形成されたピストン50と、前記ピストン50の位置によって吸入流路8の出口を開閉するインレットバルブ9及びインレットクロージングボディ14とが設けられる。前記インレットクロージングボディ14はピストン50の一側に設けられたスプリングリテイナーとスプリング15により支持される。
また、ピストン50の先端部にはインレットバルブ9が設けられ、ピストン50の外周には、ボア90の内壁との空間を介してオイルが漏洩することを防止するための第1シーリング部材10a及び第2シーリング部材10bが設けられ、前記第2シーリング部材10bの磨耗を防止するためのバックアップリング11が第2シーリング部材10bの左側に設けられている。
また、ピストン50の先端部にはインレットバルブ9が設けられ、ピストン50の外周には、ボア90の内壁との空間を介してオイルが漏洩することを防止するための第1シーリング部材10a及び第2シーリング部材10bが設けられ、前記第2シーリング部材10bの磨耗を防止するためのバックアップリング11が第2シーリング部材10bの左側に設けられている。
そして、前記モジュレータブロック80には、ピストン50と、吸入流路8の入口側と低圧アキュミュレータ(図示せず)を連結するための吸入口Aと、高圧アキュミュレータ(図示せず)の入口側とアウトレットバルブ25の出口側を連結するための吐出口Bとが設けられる。
このように構成される従来のポンプ5R、5Lは、モータ60が偏心回転することによりピストン50が往復動し、ボア90の内部圧力の変化によりインレットバルブ9とアウトレットバルブ25が相反に開閉動作することにより、オイルが加圧されて高圧アキュミュレータ(図示せず)側にポンピングされる。
この際、第1シーリング部材10a及び第2シーリング部材10bはピストン50とともに直線往復動しながらボア90の内壁に密着するため、ピストン50とボア90の壁面間で発生するモータ60側へのオイル漏洩が防止される。
このように構成される従来のポンプ5R、5Lは、モータ60が偏心回転することによりピストン50が往復動し、ボア90の内部圧力の変化によりインレットバルブ9とアウトレットバルブ25が相反に開閉動作することにより、オイルが加圧されて高圧アキュミュレータ(図示せず)側にポンピングされる。
この際、第1シーリング部材10a及び第2シーリング部材10bはピストン50とともに直線往復動しながらボア90の内壁に密着するため、ピストン50とボア90の壁面間で発生するモータ60側へのオイル漏洩が防止される。
しかし、従来のアンチロックブレーキシステム用ポンプの構造においては、第1シーリング部材10a及び第2シーリング部材10bがボア90の内壁と持続的に接触しながらピストン50とともに直線往復動するので、第1シーリング部材10a及び第2シーリング部材10bが磨耗してモータ60側にオイルが漏洩する問題点が発生する。
また、ポンピング時に吐き出された流量の逆流を防止するアウトレットバルブ25がアウトレットシート16と球状のアウトレットクロージングボディ18から構成されているため、持続的な反復作動の際、アウトレットクロージングボディ18とアウトレットシート16間の接触による偏磨耗が発生し、よって吐出の完了の際、アウトレットシート16を介してオイルが逆流する。この際、気泡が発生してポンピング効率を低下させ、これによりノイズを発生させ得る。
また、ポンピング時に吐き出された流量の逆流を防止するアウトレットバルブ25がアウトレットシート16と球状のアウトレットクロージングボディ18から構成されているため、持続的な反復作動の際、アウトレットクロージングボディ18とアウトレットシート16間の接触による偏磨耗が発生し、よって吐出の完了の際、アウトレットシート16を介してオイルが逆流する。この際、気泡が発生してポンピング効率を低下させ、これによりノイズを発生させ得る。
したがって、本発明は前記のような従来の問題点を解決するためのもので、その目的は部品の製造費用を節減し、オイルの逆流を防止し、ポンピング効率の低下を防止し、偏磨耗による騒音発生を減少させることができるアンチロックブレーキシステム用ポンプを提供することにある。
前記のような目的を達成するため、本発明は、モジュレータブロックに設けられた多数のボアの内部に設けられ、モータにより偏心状態で回転する偏心軸により直線往復動するピストンと、前記ピストンと対応して設けられるプラグと、前記ピストンと前記プラグ間に設けられ、前記ピストンを前記プラグに対して弾支させるリターンスプリングと、前記ボアの内面と前記プラグの外周面間に設けられる吐出流路と、前記吐出流路に設けられ、吐出の際、弾性変形してブレーキオイルを吐出可能にし、吸入の際、復帰してオイルの逆流を防止する吐出バルブとを含んでなるアンチロックブレーキシステム用ポンプを提供する。
前記吐出バルブは環状の弾性材からなり、環状部の中央に円周方向に溝が設けられ、オイルの圧力によって弾性変形及び弾性復帰する。
前記吐出バルブは環状の弾性材からなり、環状部の中央に円周方向に溝が設けられ、オイルの圧力によって弾性変形及び弾性復帰する。
前記プラグは、ブレーキオイルが吸入される吸入口と、吸入されたブレーキオイルを案内する吸入流路と、前記吸入流路の拡張部に位置し、前記吸入流路を開閉するクロージングボディと、前記吸入流路の中間に設けられ、前記クロージングボディと接して前記クロージングボディとともに前記吸入流路を開閉する吸入部シートと、前記クロージングボディを弾支するスプリングと、前記スプリング及び前記クロージングボディが前記吸入流路の拡張部に収容された状態を維持させるスプリングリテイナーとを含む。
前記プラグの外周には、前記プラグの外周面と前記ボアの内周面との間を介してオイルが漏洩することを防止するシーリング部材が設けられる。
前記プラグの外周には、前記プラグの外周面と前記ボアの内周面との間を介してオイルが漏洩することを防止するシーリング部材が設けられる。
以上のような本発明によるアンチロックブレーキシステム用ポンプによると、プラグの外周に溝が形成された弾性材の吐出バルブを設けることにより、既存のポンプにおいて、ピストンとともに設けられたチェックバルブのクロージングボディを一つのみ使用して部品の製造費用を節減することができる。
また、吐出バルブが弾性材からなるので、シーリング部材の磨耗により発生する騒音を減少させるとともに耐久性を向上させ、チェックバルブの圧力による自由変形によりオイルの逆流を防止することができる。
また、従来のチェックバルブに設けられるクロージングボディを一つのみ設けることにより、ピストンのポンピングの際、クロージングボディとシート部の接触による偏磨耗により気泡が発生することによるポンピング効率の低下を防止し、偏磨耗により発生する騒音を減少させることができる。
また、プラグの外周に設けられた第2シーリング部材により吸入流路側へのオイルの漏洩を防止することができ、第2シーリング部材は、プラグがボアに密着して設けられる場合、除去が可能であるので、部品の製造費を節減することができる。
また、吐出バルブが弾性材からなるので、シーリング部材の磨耗により発生する騒音を減少させるとともに耐久性を向上させ、チェックバルブの圧力による自由変形によりオイルの逆流を防止することができる。
また、従来のチェックバルブに設けられるクロージングボディを一つのみ設けることにより、ピストンのポンピングの際、クロージングボディとシート部の接触による偏磨耗により気泡が発生することによるポンピング効率の低下を防止し、偏磨耗により発生する騒音を減少させることができる。
また、プラグの外周に設けられた第2シーリング部材により吸入流路側へのオイルの漏洩を防止することができ、第2シーリング部材は、プラグがボアに密着して設けられる場合、除去が可能であるので、部品の製造費を節減することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図3に示すように、モジュレータブロック30の内部に形成されたボア70には、モータ10を中心に、ピストン50と、前記ピストン50に対応するプラグ40とが設けられ、ピストン50の外周には、ボア70の内壁との空間を介してオイルが漏洩することを防止するための第1シーリング部材22と、この第1シーリング部材22の磨耗を防止するためのバックアップリング23とが設けられる。
また、ボア70内には、ピストン50の往復動の際、ピストン50を復帰させるためリターンスプリング21が設けられる。このリターンスプリング21の両端はプラグ40のモータ10側端部とピストン50に形成された段差部にそれぞれ支持されるので、ピストン50がプラグ40に対して弾支される。
図3に示すように、モジュレータブロック30の内部に形成されたボア70には、モータ10を中心に、ピストン50と、前記ピストン50に対応するプラグ40とが設けられ、ピストン50の外周には、ボア70の内壁との空間を介してオイルが漏洩することを防止するための第1シーリング部材22と、この第1シーリング部材22の磨耗を防止するためのバックアップリング23とが設けられる。
また、ボア70内には、ピストン50の往復動の際、ピストン50を復帰させるためリターンスプリング21が設けられる。このリターンスプリング21の両端はプラグ40のモータ10側端部とピストン50に形成された段差部にそれぞれ支持されるので、ピストン50がプラグ40に対して弾支される。
プラグ40は前記ボア70内に設けられたピストン50と対応するように設けられる。前記プラグ40には、中央側にブレーキオイルを案内する吸入流路41と、低圧アキュミュレータ(図示せず)からブレーキオイルが吸入される吸入口31とが設けられる。この際、吸入流路41の拡張部41aには、吸入流路41を開閉するためのクロージングボディ37が設けられ、吸入流路41の中間部には、拡張部41aの入口側にクロージングボディ37が接する吸入部シート36が設けられる。また、吸入流路41の吸入部シート36の他側には、クロージングボディ37を弾支するスプリング38と、クロージングボディ37とスプリング38が吸入流路41の拡張部41aに収容された状態を維持させるスプリングリテイナー39とが設けられる。
また、プラグ40には、ボア70の内周面とプラグ40の外周面間に設けられ、圧縮オイルを案内する吐出流路42と、前記吐出流路42を介して案内されたオイルが圧力脈動の低減のために設けられた高圧アキュミュレータ(図示せず)側に吐き出されるようにする吐出口32とが設けられる。
また、プラグ40には、ボア70の内周面とプラグ40の外周面間に設けられ、圧縮オイルを案内する吐出流路42と、前記吐出流路42を介して案内されたオイルが圧力脈動の低減のために設けられた高圧アキュミュレータ(図示せず)側に吐き出されるようにする吐出口32とが設けられる。
この吐出流路42には、オイル圧力によって吐出流路42を開閉する環状の吐出バルブ34が設けられる。吐出バルブ34は弾性材からなるもので、環状部の中央にはオイル圧力によって吐出バルブ34が弾性変形できるように円周方向に溝がもうけられるので、溝を中心に吐出バルブ34の外側端部はボア70の内側に支持され、内側端部はプラグ40に支持される。したがって、吐出バルブ34に作用するオイル圧力が一定値以上に上昇すると、外側端部が溝側に弾性変形して、ボア70との間にオイルが流れるようにする流路が形成される。本実施例において、このような吐出バルブ34はプラグ40の後端側に設けられた突出部43とボア70間の空間に設けられる。
また、プラグ40の外周には、プラグ40とボア70間の隙間を介してオイルが吸入流路41側に逆流することを防止するため、第2シーリング部材35が設けられる。
また、プラグ40の外周には、プラグ40とボア70間の隙間を介してオイルが吸入流路41側に逆流することを防止するため、第2シーリング部材35が設けられる。
つぎに、このように構成される本発明によるアンチロックブレーキシステムの作動及び効果を説明する。
図4に示すように、モータ10により偏心状態で回転する偏心軸(図示せず)により、モジュレータブロック30内のボア70に設けられたピストン50が直線往復動する。ピストン50が上死点に到達すると、リターンスプリング21が圧縮され、ピストン50とクロージングボディ37間の空間のオイル圧力が上昇し、上昇したオイル圧力により、支持スプリング38により支持されるクロージングボディ37は吸入シート部36を閉鎖する。
また、上昇したオイル圧力により、吐出バルブ34の外側端部が溝を狭めながら弾性変形するにつれて、ボア70の内周面に支持されている吐出バルブ34の外側端部がボア70の内周面から離隔して吐出流路42と連通する。この連通流路を介してオイルが移動した後、吐出口32を介して高圧アキュミュレータ側にポンピングされる。
図4に示すように、モータ10により偏心状態で回転する偏心軸(図示せず)により、モジュレータブロック30内のボア70に設けられたピストン50が直線往復動する。ピストン50が上死点に到達すると、リターンスプリング21が圧縮され、ピストン50とクロージングボディ37間の空間のオイル圧力が上昇し、上昇したオイル圧力により、支持スプリング38により支持されるクロージングボディ37は吸入シート部36を閉鎖する。
また、上昇したオイル圧力により、吐出バルブ34の外側端部が溝を狭めながら弾性変形するにつれて、ボア70の内周面に支持されている吐出バルブ34の外側端部がボア70の内周面から離隔して吐出流路42と連通する。この連通流路を介してオイルが移動した後、吐出口32を介して高圧アキュミュレータ側にポンピングされる。
一方、図5に示すように、ピストン50が下死点に到達すると、リターンスプリング21が弾性復帰し、ピストン50とクロージングボディ37間の空間のオイル圧力が低下し、クロージング37と接する吸入シート部36が開放する。したがって、低圧アキュミュレータ(図示せず)側のオイルが吸入口31と吸入流路36を介してピストン50と吐出バルブ34間の空間80に吸入される。この際、ピストン50とクロージングボディ37間のオイル圧力が低いので、吐出バルブ34の外側端部がボア70の内周面に密着して、吐出流路42を介してオイルが逆流することを防止する。
プラグ40の外周に設けられた第2シーリング部材35は、前記プラグ40がボア70に密着して設けられる場合、図6に示すように、除去することもできる。
プラグ40の外周に設けられた第2シーリング部材35は、前記プラグ40がボア70に密着して設けられる場合、図6に示すように、除去することもできる。
10 モータ
21 リターンスプリング
22 第1シーリング部材
23 バックアップリング
30 モジュレータブロック
31 吸入口
32 吐出口
34 吐出バルブ
36 吸入部シート
37 クロージングボディ
39 リテイナー
40 プラグ
41 吸入流路
41a 拡張部
42 吐出流路
43 突出部
50 ピストン
70 ボア
21 リターンスプリング
22 第1シーリング部材
23 バックアップリング
30 モジュレータブロック
31 吸入口
32 吐出口
34 吐出バルブ
36 吸入部シート
37 クロージングボディ
39 リテイナー
40 プラグ
41 吸入流路
41a 拡張部
42 吐出流路
43 突出部
50 ピストン
70 ボア
Claims (4)
- モジュレータブロックに設けられた多数のボアの内部に設けられ、モータにより偏心状態で回転する偏心軸により直線往動するピストンと、
前記ピストンと対応して設けられるプラグと、
前記ピストンと前記プラグ間に設けられ、前記ピストンを前記プラグに対して弾支させるリターンスプリングと、
前記ボアの内面と前記プラグの外周面間に設けられる吐出流路と、
前記吐出流路に設けられ、吐出の際、弾性変形してブレーキオイルを吐出可能にし、吸入の際、復帰してオイルの逆流を防止する吐出バルブとを含んでなることを特徴とするアンチロックブレーキシステム用ポンプ。 - 前記吐出バルブは環状の弾性材からなり、環状部の中央に円周方向に溝が設けられ、オイルの圧力によって弾性変形及び弾性復帰することを特徴とする請求項1に記載のアンチロックブレーキシステム用ポンプ。
- 前記プラグは、ブレーキオイルが吸入される吸入口と、吸入されたブレーキオイルを案内する吸入流路と、前記吸入流路の拡張部に位置し、前記吸入流路を開閉するクロージングボディと、前記吸入流路の中間に設けられ、前記クロージングボディと接して前記クロージングボディとともに前記吸入流路を開閉する吸入部シートと、前記クロージングボディを弾支するスプリングと、前記スプリング及び前記クロージングボディが前記吸入流路の拡張部に収容された状態を維持させるスプリングリテイナーとを含むことを特徴とする請求項1に記載のアンチロックブレーキシステム用ポンプ。
- 前記プラグの外周には、前記プラグの外周面と前記ボアの内周面との間を介してオイルが漏洩することを防止するシーリング部材が設けられることを特徴とする請求項1に記載のアンチロックブレーキシステム用ポンプ。
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