JP2004185612A - 操作履歴利用システム及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機器の操作履歴を有効に利用して機器の自動制御や情報提供等の適切なサービスをユーザに提供する。
【解決手段】 端末家電機器101、サーバ家電機器(ユーザサーバ)102、アプリケーションサーバ103がネットワークにより相互に接続されて構成される操作履歴利用システムであって、端末家電機器101には、ユーザが操作した機器、操作内容、操作した時間を組にして操作履歴として記録するデバイスエージェント201が、サーバ家電機器102には、デバイスエージェント201から所定のタイミングで送信される操作履歴を受け付けて一元管理するユーザエージェント202が、アプリケーションサーバ103には、ユーザエージェント202に対して操作履歴に関する問い合わせを行うことにより、ユーザの嗜好などを考慮したサービスを提供するサービスコンシェルジェ203がそれぞれ搭載される。
【選択図】 図1


Description

本発明は、機器に対する操作履歴を有効に利用して機器の自動制御や情報提供等のサービスをユーザに提供するためのシステムに関するものである。
ユーザの行動を予測する技術として、特に移動履歴を用いてマーケティングや情報推薦に利用する方法が従来から提案されている。例えば、PHS(Personal Handyphone System)や携帯電話機能の付与された情報端末でユーザの移動履歴を記録し、その移動履歴からユーザの行動を予測し、PHS網や携帯電話網を介して予測した行動に応じた情報を情報端末に送信する方法がある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2000−293540号公報 特開2000−324246号公報
しかしながら、これらの従来技術は、基地局間の携帯電話の移動履歴を収集するなど、単一の機器の位置情報だけに応じてサービスを提供する技術である。今後は機器のネットワーク化がますます進展することが予想され、ユーザが所有する複数の機器に対する様々な操作履歴情報を統合して、ネットワークを介したユーザの嗜好の分析などのマーケティング調査やコンテンツ推薦のサービスに利用できるようにする必要がある。
そこで、本発明は、機器の操作履歴を有効に利用して機器の自動制御や情報提供等の適切なサービスをユーザに提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、単一の機器だけでなく、複数の機器の操作履歴を有効に利用して機器の自動制御や情報提供等の適切なサービスをユーザに提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するために、本発明に係る操作履歴利用システムは、機器に対するユーザの操作履歴を利用してユーザにサービスを提供する操作履歴利用システムであって、ユーザの操作内容を表す操作データを送信する機能を有する機器と、前記機器から集めた操作データを時系列の操作履歴データとして蓄積するとともに、蓄積した操作履歴データ中の頻出操作パターンから予測したユーザ行動に応じたサービスを提供するサービス提供装置とを備えることを特徴とする。
ここで、前記サービス提供装置は、前記操作履歴データを蓄積するとともに、蓄積した操作履歴データ中の頻出操作パターンからユーザ行動を予測するユーザサーバ装置と、前記ユーザサーバ装置により予測されたユーザ行動に応じたサービスを提供するアプリケーションサーバ装置とを有する構成であってもよいし、前記操作履歴データを蓄積するユーザサーバ装置と、前記ユーザサーバ装置に蓄積された操作履歴データ中の頻出操作パターンからユーザ行動を予測し、予測したユーザ行動に応じたサービスを提供するアプリケーションサーバ装置とを有する構成であってもよい。
これによって、機器から送信されてくる操作履歴の頻出操作パターンから予測されたサービスが提供されるので、機器の操作履歴を有効に利用した操作履歴利用システムが実現される。
また、上記第2の目的を達成するために、本発明に係る操作履歴利用システムは、前記操作履歴利用システムが、ユーザの操作内容を表す操作データを送信する複数の機器を備え、前記サービス提供装置は、複数の前記機器から集めた操作データを時系列の操作履歴データとして蓄積するとともに、蓄積した操作履歴データ中の頻出操作パターンから予測したユーザ行動に応じたサービスを提供するようにしている。
これによって、単一の機器だけでなく、複数の機器の操作履歴からユーザ行動が予測されてサービスが提供されるので、ユーザにとってより有益で適切なサービスが提供される。
なお、本発明は、このような操作履歴利用システムとして実現することができるだけでなく、その特徴的な構成要素をステップとする操作履歴利用方法として実現したり、操作履歴利用システムを構成する機器単体及びサービス提供装置単体として実現したり、パーソナルコンピュータ等で実行されるプログラムとして実現したり、そのようなプログラムを記録したCD−ROM等の記録媒体として実現したりすることもできる。
本発明によれば、複数の端末装置がネットワークに接続されてなるシステムにおいて、個々の端末装置の操作履歴、コンテンツ視聴履歴などをユーザ単位、又は家族単位で収集し、それらの履歴データを一元的に管理し、そのデータからユーザの行動に関するコンテクストを抽出し、その結果を、機器の自動制御や情報提供等のサービスの提供に反映させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態における操作履歴利用システムの全体構成を示すブロック図である。この操作履歴利用システムは、デジタルTV(以下、単にテレビ又はTVという)101a、ビデオ(Video)101b、エアコン(Air Conditioner)101c、照明器具(Light)101d、MD(MiniDisc)コンポ101e、PC(Personal Computer)101fなどの端末家電機器101、ホームサーバ、ホームゲートウェイなどのサーバ家電機器(ユーザサーバ)102、サーバ家電機器102へのアクセスを許可されたアプリケーションサーバ103、有線又は無線のネットワークから構成されるLAN(Local Area Network)104、WAN(Wide Area Network:例えばインターネット)105、LAN104をWAN105に接続するためのルータ106から構成される。
サーバ家電機器102は常時通電されており、所定の条件に従ってWAN105側からのアクセスが許される。図1には、機器の自動制御や情報提供等のサービスを提供する複数のアプリケーションサーバ103のうちの1つが示されている。なお、WAN105へのアクセスにADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)やFTTH(Fiber To The Home)を利用する場合など、必要に応じて対応するモデム機能をルータ106に持たせる。
図2は、図1における端末家電機器101a及び101b(ここでは、TV101a及びビデオ101bだけが示されているが、他の端末家電機器101c〜101fについても同一の機能構成ゆえ、図示を省略している)、サーバ家電機器102、アプリケーションサーバ103a及び103b(ここでは、図1に示されたアプリケーションサーバ103が2台接続された例が示されている)に搭載される主要な機能モジュール(プログラム)を示したものである。端末家電機器101a及び101bの各々には、ユーザの操作をトリガとして機器操作履歴を記録するデバイスエージェント201が搭載され、サーバ家電機器102には、デバイスエージェント201から所定のタイミングで送信される機器操作履歴を受け付けて、これを一元管理するユーザエージェント202が搭載され、アプリケーションサーバ103a及び103bの各々には、ユーザエージェント202が提供する機器操作履歴を利用したサービスを提供するサービスコンシェルジェ203が搭載されている。
図3は、デバイスエージェント201、ユーザエージェント202及びサービスコンシェルジェ203それぞれの主要な機能・役割分担を説明するための通信シーケンス図である。本図に示されるように、デバイスエージェント201は、端末家電機器101に対するユーザの操作を検出して一時的に記録した後に(S1)、操作履歴としてユーザエージェント202に送信する(S2)。ユーザエージェント202は、デバイスエージェント201から送られてくる操作履歴をデータベースとして蓄積して管理するとともに(S3)、そのデータベースに対するサービスコンシェルジェ203からの問い合わせに対して(S4)、回答を送る(S5)。サービスコンシェルジェ203は、端末家電機器101等からサービス提供の要求を受けたときに、ユーザエージェント202に問い合わせを発することでサービス提供に必要な情報を取得した後に、ユーザエージェント202を介して(あるいは、介さずに)端末家電機器101に制御信号を送信して遠隔自動制御等を行うことで、要求に応じたサービスを提供する(S6)。なお、提供するサービスとしては、端末家電機器101を遠隔自動制御することによってユーザの機器操作を予測して支援したり、端末家電機器101に情報を送信することによって端末家電機器101の映像・音声出力部を介してユーザに有益な情報を提供したりするサービスが該当する。
なお、サーバ家電機器102には、録画機能を持つホームサーバの場合など、ユーザエージェント202に加えて自身のデバイスエージェント201を搭載してもよい。また、サーバ家電機器102の候補となる家電機器が複数存在する場合は、所定の方法によって1つの機器を選出するものとする。
まず、デバイスエージェント201の構成と動作について説明する。図4にデバイスエージェント201のブロック構成図を示す。このデバイスエージェント201は、リモコンなどを介して入力されるユーザからの操作を受け付ける操作入力部301、操作入力部301からの操作入力を解釈して機器の動作状態を決定する操作入力解釈部302、操作入力解釈部302の解析結果に対応して機器を制御する機器制御部303、機器の操作について操作日時と操作内容とを組にして記憶する操作履歴記憶部304、操作入力解釈部302によって解釈された機器操作について操作履歴記憶部304に追加する操作履歴記録部305、ネットワークIF(ネットワークインタフェース)308及びネットワークIF308を介して所定のタイミングで操作履歴記憶部304に蓄積された操作履歴をユーザエージェント202宛に送信する操作履歴送信部306から構成される。
次に、デバイスエージェント201の動作を図5のフローチャートを用いて説明する。まず、操作履歴を記録する処理から説明する。
ステップa1では、ユーザからのリモコン操作を操作入力部301で受け付ける。ここでは、エアコンの温度設定が25度になっており、ユーザがリモコンの設定温度アップボタンを2回押したものとする。リモコン以外からの入力操作についても同様に処理されるものとする。
ステップa2では、ステップa1で受け付けた入力を操作入力解釈部302で解釈する。25度の状態から設定温度アップボタンを2回押されたため、「設定室温を27度に変更する」と解釈される。なお、リモコンのボタンでダイレクトに27度を指定した場合も同一の解釈がなされる。
ステップa3では、機器制御部303により、操作入力に対応する動作が実行される。この例では、設定室温を2度アップし、27度に変更する。
ステップa4では、現在の操作入力が記録対象のものかを調べる。操作入力解釈部302の解釈の結果、操作入力が履歴として保存すべきものである場合はステップa5に進む。そうでない場合は処理を終了する。履歴として保存すべき操作は予め機器毎に定義されている。図6はその一例を示したもので、エアコンの場合、操作種として電源オン(PowerOn)、電源オフ(PowerOff)、温度設定、風量設定、停止、予約などが操作履歴として保存する対象となることを示している。温度の設定変更は図6中の温度設定に該当するため、ステップa5に進む。
ステップa5では、操作履歴記録部305は、今までの25度での運転を終了して、27度での運転が始まったと判断し、操作日時と、機器種別及び操作種別識別子と、必要であればその引数とを組にして操作履歴記憶部304に記録する。
図7に、操作履歴記憶部304に記録されている操作履歴の例を示す。図中、例1はエアコンの操作履歴の例で、操作日時にはその操作が行われた日時が記述され、機器種別として「Air Conditioner」、操作種別識別子として、前述図6にあった「Set」、引数として「27」と書かれており、エアコンが操作日時において、温度27度で運転されたことを示している。また、図7に示された例2はテレビの例で、操作日時においてID番号がXXXXXXXで一意に指定される番組を視聴したことを表している。あるいは、履歴開始日時記憶部を更に設け、今までの25度での運転の開始日時を予め記憶しておき、現在日時を25度での運転終了日時として、操作開始日時と操作終了日時とを操作履歴記憶部304に記録してもよい。この場合は、現在日時を27度での運転開始日時として履歴開始日時記憶部に記憶しておくことになる。なお、操作終了日時の項目は操作開始日時からの経過時間としても構わない。
続いて、デバイスエージェント201がユーザエージェント202への操作履歴のアップデートを行う処理について、図8を用いて説明する。この処理は、操作履歴を記録する図5の処理とパラレルに動作させても、あるいはシーケンシャルに動作させても構わない。
ステップa6では、ユーザエージェント202への操作履歴のアップデートを行うタイマー割り込みが発生しているかを調べ、割り込みが発生している場合にはステップa9に進む。そうでない場合は、ステップa7に進む。
ステップa7では、操作履歴記憶部304のデータが一杯になっているかを調べ、データが一杯になっている場合にはステップa9に進む。そうでない場合は、ステップa8に進む。
ステップa8では、ユーザエージェント202からの操作履歴のアップデートの要求があるかを調べ、要求がある場合にはステップa9に進む。そうでない場合は、処理を終了する。
ステップa9では、操作履歴送信部306からユーザエージェント202に対して、操作履歴を送信する。
ステップa10で送信が完了したかどうかを確認し、完了している場合にはステップa11に進む。そうでない場合は処理を終了する。
ステップa11では、送信済みの操作履歴を操作履歴記憶部304から削除して処理を終了する。ただし、送信した操作履歴の削除は必ずしもこのタイミングで行わなければならないものではなく、デバイスエージェント201側の都合の良い任意のタイミングで、送信済み操作履歴を削除してもよい。
次に、ユーザエージェント202の構成と動作について説明する。図9にユーザエージェント202のブロック構成図を示す。このユーザエージェント202は、デバイスエージェント201から送信される操作履歴を受け付ける操作履歴受信部401、操作履歴のデータを格納する操作履歴データベース402、操作履歴受信部401で受信した操作履歴のデータを操作履歴データベース402に登録する操作履歴登録部403、操作履歴データベース402に登録された操作履歴から所定の条件を満たす履歴の出現パターンを抽出するパターン抽出部404、パターン抽出部404で抽出された操作履歴の出現パターンを格納するパターンデータベース405、操作履歴データベース402に登録されている操作履歴データ又は操作履歴登録部403が新たに登録する操作履歴データから、パターンデータベース405で登録されている出現パターンと合致するものを監視するパターン監視部406、サービスコンシェルジェ203からの問い合わせ要求を受け付ける問い合わせ受信部407、問い合わせ受信部407で受け付けた問い合わせの内容に対応して、操作履歴データベース402及びパターン監視部406によって検索して、問い合わせに対する応答を作成する応答作成部408、問い合わせを送信したサービスコンシェルジェ203に対して応答作成部408で作成された応答を送信する応答送信部409及びネットワークIF414から構成される。
次に、図10のフローチャートを用いてユーザエージェント202の動作を説明する。まず、デバイスエージェント201から送信された操作履歴を操作履歴データベース402に登録する処理から説明する。
ステップb1では、操作履歴受信部401は、デバイスエージェント201からの操作履歴を受信したかどうかを調べ、操作履歴を受信した場合にはステップb2に進み、そうでない場合はステップb1の実行を所定の周期で継続する。
ステップb2では、操作履歴登録部403は、操作履歴受信部401で受信した操作履歴を取り出し、操作履歴データベース402に登録する。図11に操作履歴データベース402のデータ例を示す。複数のデバイスエージェント201からの操作履歴が操作日時の順に格納される。
ステップb3では、登録が完了したかを調べる。操作履歴データベース402への登録がエラーなしに完了した場合には、ステップb4に進む。そうでない場合は処理を終了する。
ステップb4では、操作履歴の送信元のデバイスエージェント201に対して、登録完了通知を返信して処理を終了する。
続いて、ユーザエージェント202における操作系列パターンの抽出の処理について図12のフローチャートを用いて説明する。
ステップc1では、パターン抽出の指示があったかを調べる。問い合わせ受信部407がサービスコンシェルジェ203からの問い合わせを受信した場合、あるいはユーザエージェント202の内部で定期的に発生する操作履歴パターン抽出更新命令をパターン抽出部404が受信した場合、ステップc2に進む。
ステップc2では、パターン抽出部404は操作履歴データベース402に登録されている操作履歴データを参照し、時間について一定の条件で操作履歴データをグループに分類する。操作履歴データベース402には図11のようなデータが登録されている。この登録データを操作日時でソートし、隣接するデータ同士の間隔が所定時間以下のデータは同じグループとして分類する。例えば、隣接データ同士の間隔を5分以下という条件とすると、図11に示されるように、5つのグループ1001〜1005に分類することができる。
このように分類されたグループ毎の操作系列をまとめると、図13のようになる。このような1つのグループに属する操作系列群をエピソードと呼ぶ。1つのエピソードにおける操作系列の発生順序は考慮してもしなくてもよいが、ここでは考慮しないものとして説明する。
なお、ここではグループの分類にあたり、隣接するデータ同士の時間間隔が所定時間以下の場合について説明したが、簡便な方法として一定時間間隔でグループに分類する方法もある。例えば時間間隔は10分とし、毎正時から10分まで、10分から20分まで、20分から30分まで(以下同様)のようにグループ分けしていく方法である。
図12に戻って、ステップc3では、エピソード間で共起する系列が存在するかを調べる。ステップc2で生成されたエピソード間で同一なもの又は部分的に一致するものが存在すれば、ステップc4に進む。存在しない場合は処理を終了する。例えば、図13のエピソードであれば、1001と1004のエピソードは完全に一致する。また、1003と1005のエピソードは、「TV−PowerOff,MD−Play」の部分は一致する。したがって、一致する2つのエピソード又はエピソードの一部は、頻出する操作系列のパターンとしてパターンデータベース405に登録する候補となる。なお、ここでエピソード間の一致や部分一致を判定する条件として、少なくともエピソードを構成する要素の2つ以上の所定の数以上が一致するものとする。
ステップc4では、ステップc3で抽出された頻出パターンが既にパターンデータベース405に登録されているパターンかどうかを確認し、未登録の場合はステップc5に進み、登録済みの場合は処理を終了する。
ステップc5では、パターン抽出部404で抽出された頻出パターンをパターンデータベース405に登録する。このようにパターンデータベース405に登録された頻出操作パターンのデータの例を図14に示す。例えば、図14のNo.1のデータは、「テレビをつけたら選局をしてエアコンをつける」という行為が定型化したパターンであることを示しており、同様にNo.2は「テレビを消したらMDを聴く」というパターンであることを示している。
続いて、サービスコンシェルジェ203からの問い合わせに応答する処理について図15のフローチャートを用いて説明する。操作履歴を操作履歴データベース402に登録する図10の処理と、問い合わせに応答する図15の処理とはパラレルに実行されるものとする。
ステップd1では、問い合わせ受信部407は、サービスコンシェルジェ203からの問い合わせを受信したかどうかを調べ、問い合わせを受信した場合にはステップd2に進み、そうでない場合はステップd3に進む。問い合わせに用いる通信プロトコル及びメッセージフォーマットは任意である。例えば、通信プロトコルにHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を、メッセージフォーマットにXML(eXtensible Markup Language)をそれぞれ利用することができる。
ステップd2では、応答作成部408で問い合わせの解釈を行い、操作履歴データベース402を検索する。問い合わせの種類としては、(1)指定された期間にどんな頻出操作パターンがあるか?(2)指定された機器を含む頻出操作パターンにはどんなものがあるか?(3)指定された操作を含む頻出操作パターンにはどんなものがあるか?(4)指定された頻出操作パターンはいつ発生したか?(5)指定された機器や操作を含む頻出操作パターンはいつ発生したか?などがある。
ステップd3では、操作履歴登録部403によって操作履歴データベース402に追加登録された操作履歴系列をパターン監視部406が監視する。パターンデータベース405に登録済みの頻出操作パターン系列又は頻出操作パターン系列の一部を検出した場合には、ステップd4へ進む。検出していない場合は再びステップd1に戻る。例えば、パターンデータベース405に図14で示した頻出操作パターンが登録されている場合において、パターン監視部406が「TV−PowerOn,TV−Play」の系列を検出した場合、この系列は図14のNo.1の頻出操作パターンの一部分であるため、ステップd4へ進む。
ステップd4及びd5では、ステップd2やステップd3の結果を応答のフォーマットにエンコードし、これを問い合わせメッセージの送信元のサービスコンシェルジェ203に対して応答送信部409から送信する。ステップd2からの応答の場合は、サービスコンシェルジェ203からの問い合わせ内容に応じた応答を、またステップd3からの応答の場合は、次に予想される行為、すなわちステップd3で示した例であれば「AirConditioner−PowerOff」を応答する。
以上のような構成と動作をすることにより、サービスコンシェルジェ203がユーザエージェント202に対して「このユーザの頻出操作パターンはどういうものか」という問い合わせをすることにより「テレビを消したらMDで音楽を聴く」などと回答し、「テレビをつける時にはどういう行為をよく行うのか」という問い合わせには「選局し、エアコンをつける」と回答することが可能となる。
次に、このような情報に基づいてサービス提供を行うサービスコンシェルジェ203の構成について説明する。図16にサービスコンシェルジェ203のブロック構成図を示す。このサービスコンシェルジェ203は、端末家電機器101に機器制御、情報提供などのサービスを提供するサービス提供部501、当該サービスコンシェルジェ203が提供するサービスを契約しているユーザのユーザエージェント202のロケーション、及びサービスを受信する端末家電機器101の情報を格納したユーザデータベース502、サービス提供部501から入力された問い合わせをユーザエージェント202へ送信する問い合わせ送信部503、ユーザエージェント202からの応答メッセージを受信する応答受信部504、応答受信部504で受信した応答に基づいて端末家電機器101へのサービスを送信するサービス送信部505及びネットワークIF506から構成される。
サービスコンシェルジェ203は、ユーザエージェント202への問い合わせに対して得た情報に基づいて、機器の制御や情報提供などのサービスをユーザに提供することが可能となる。すなわち、「テレビを消したらMDで音楽を聴く」ことが分かった場合は、ユーザがテレビを消したことを検出した際、MDコンポの電源を自動的にオンにするなどのサービスの提供が可能となる。
このようなAV機器での例の他にも、「玄関の電子錠が開いたら、部屋の照明を点け、エアコンを入れる」などのような空調機器や照明機器での頻出操作パターンや、「電磁調理器を点けたら、換気扇を入れる」のような調理機器での頻出操作パターンも考えられる。
更には、「宅内のあらゆる家電機器をパワーオフにして外出したら電子錠をかける」といった防犯的観点での頻出操作パターン、「テレビを消したら、勉強部屋の照明を点け、更には勉強机の照明も点ける」という教育的観点での頻出操作パターン、「ランニングマシンを運転後に風呂を沸かす」といった健康ヘルスケア的観点での頻出操作パターン、「介護ベッドが寝ている状態から座位になったらテレビをつける」といった福祉的観点での頻出操作パターンなど、様々なものが考えられる。
また、本実施の形態では1つのエピソードとしてみなす時間間隔を5分以内と説明したが、この時間をもっと長く取ることにより、「電磁調理や電子レンジがパワーオフになってから30分後に(食事が終わって)テレビをつける」といった頻出操作パターンを見いだすことも可能となる。
このように、本実施の形態ではユーザの機器に対する頻出操作パターンを検出し、管理し、頻出操作パターンの情報をサービスコンシェルジェ203へ送信するため、ユーザの日常的な行動パターンに合ったサービスを提供することが可能となる。
また、応用可能な分野としては、AV機器などのエンタテイメント分野、調理や空調などの家電機器の分野、防犯、教育、健康ヘルスケア、福祉など幅広く、様々なサービス分野での利用が可能である。
なお、本実施の形態において図12で説明した頻出操作パターンの抽出方法は一例であって、操作系列を何らかの基準でグループ分けを行いエピソードを生成する方法、そしてエピソード間の部分一致や共起する操作を抽出する方法であればいかなる方法であってもよい。
また、本実施の形態において図15で説明したサービスコンシェルジェ203に対する応答方法において、ステップd1〜d3については必ずしも全てを備える必要はなく、ステップd1及びd2及びステップd3の少なくともどちらかを備えておればよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態は、ユーザの操作系列パターンの抽出に加え、その操作の意味する機能系列のパターンを抽出するものである。
図17は、第2の実施の形態におけるユーザエージェント2202のブロック構成図である。このユーザエージェント2202は、図9に示された第1の実施の形態におけるユーザエージェント202の構成に加えて、機能行為データベース410を備える。図17に示された構成要素について、既に説明したものについては同一の符号を与え、詳細な説明は省略する。
機能行為データベース410は、様々な機器でのユーザの操作と、当該操作に対してユーザに提供される機能又は当該操作によってユーザが実行したいと考えられる行為との関係を定義した機能行為データベースである。
図18は機能行為データベース410に登録されている内容の一例である。これは図6に示した操作種別識別子の一覧表に加え、それぞれの操作がメタ機能レベルでは何に分類されるかが記述されている。例えば、TVの「Play」とビデオの「Play」とは共に映像コンテンツを見るという機能面では同一であるので、機能識別子として「Watch」が付与されている。また、操作種別識別子では同じ「Play」であるラジオ(Radio)の「Play」の場合は、音楽やトークを聞くという意味でテレビやビデオの視聴とは質的に異なるので、機能識別子では「Listen」が付与されている。これはMDの「Play」も同様である。また、25度以上の室温でエアコンの電源をオンするのも扇風機(Fan)の電源をオンするのも機能的には部屋を涼しくするということで同一のため、「Cool」という機能識別子が与えられている。
このような機能行為データベース410を具備したユーザエージェント2202において頻出操作パターン及び頻出機能パターンを抽出する手順について、図19のフローチャートを参照しながら説明する。なお、各端末家電機器101におけるデバイスエージェント201のブロック構成とその動作、及びユーザエージェント2202における操作履歴データの更新手順については第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。また、ユーザエージェント2202の操作履歴データベース402には、図20で示すような操作履歴データが登録されているものとする。
図19に示されたステップe1〜e5は、第1の実施の形態における図12のステップc1〜c5の動作と同一である。すなわち、まず時間の条件でエピソードを作成する。図21は、図20に基づいて作成されたエピソードである。次に、同一のエピソード又は部分的に一致するエピソードを抽出しパターンデータベース405に登録する。図21のエピソードの操作系列は2002と2004について部分的に一致するので、その内容、すなわち図22で示す内容を頻出操作パターンとしてパターンデータベース405に登録する。
ステップe6では、操作系列に代えて機能系列に注目する。図21の機能系列の欄は、操作系列を図18で定義された機能識別子で書き直したものである。ステップe6ではこの機能系列を参照し、ステップe2で生成されたエピソード間で同一の機能系列又は部分的に一致する機能系列が存在すれば、ステップe7に進む。存在しない場合は処理を終了する。例えば、図21のエピソードであれば、2001と2003のエピソードは操作系列では一致しないが、機能系列では完全に一致する。また、2002と2004は部分的に一致する。したがって、これらのエピソードを、頻出する機能系列のパターンとしてパターンデータベース405に登録する候補として、ステップe7に進む。
ステップe7では、ステップe6で抽出された機能頻出パターンが既にパターンデータベース405に登録されているパターンかどうかを確認し、未登録の場合はステップe8に進み、登録済みの場合は処理を終了する。
ステップe8では、パターン抽出部404で抽出された頻出パターンをパターンデータベース405に登録する。
このようにパターンデータベース405に登録された頻出機能パターンのデータの例を図23に示す。例えば図23のNo.1のデータは、「(テレビやビデオなどの)映像を見るときには部屋を涼しくする」という行為が定型化したパターンであることを示しており、同様にNo.2は「映像を見終わったら、音楽を聴く」というパターンであることを示している。
このように、操作レベルのみではなく機能レベルでの頻出パターンをパターンデータベース405に登録しておくことにより、サービスコンシェルジェ203に対する応答もより多様な内容を応答することが可能となる。例えば、図23のNo.2の頻出機能パターンである[Stop−Watch,Listen」を機能識別子の定義である図18と照合すると、この機能パターンに該当する操作パターンとして「TV−PowerOff,MD−Play」、「TV−PowerOff,Radio−PowerOn」、「Video−Stop,MD−Play」、「Video−Stop,Radio−PowerOn」の4通りが存在することが分かる。これら4通りの操作パターンのいずれも「映像コンテンツを見終わったあとに音楽を聴く」という機能の系列である。したがって、この場合、パターン監視部406が「TV−PowerOff」を検出した場合には、これは「映像コンテンツを見終わった」という機能であるので、次なる機能として「音楽を聴く」つまりラジオを「PowerOn」するか、MDを「Play」するかという操作が発生することを予測することが可能となる。このような予測結果をユーザエージェント2202がサービスコンシェルジェ203に応答することにより、サービスコンシェルジェ203は、ユーザの次に欲している行為や機能について質的なレベル予測を行い、それに的確に応じたサービスを提供することが可能となる。
図24は、本実施の形態における操作履歴利用システムの具体的な動作例(その1)を示す図である。ここでは、機能系列の連携パターンとして、「Watch−Cool」の例が示されている。つまり、エアコン101cがあるリビングルームでテレビ101aをつけたら、自動的にエアコン(冷房)101cが作動する自動制御の例が示されている。
図25は、図24に示された動作例における操作履歴システムによる「端末家電機器の登録」に関する処理手順を示すフローチャートである。いま、新しい端末家電機器101がLAN104に接続されたとすると(ステップa11)、端末家電機器101内部のデバイスエージェント201が、その機器ID、機器種別(TV、エアコンなど)、コマンドリストなどをユーザエージェント2202に通知する(ステップa12)。ユーザエージェント2202は、受信したこれらの情報を操作履歴データベース402の接続機器情報に関する管理部(図示せず)に記憶することで、端末家電機器の登録を完了する(ステップa13)。なお、コマンドリストは図11のような形式で記憶する。
図26は、図24に示された動作例における操作履歴システムによるサービス提供の方法(ここでは、対話的提供方法)の手順を示す通信シーケンス図である。
まず、端末家電機器101から、新しいサービス提供の要求を出す(S10)。この要求は一旦ユーザエージェント2202が受け取り、ユーザエージェント202がサービスコンシェルジェ203に、ユーザエージェント2202の情報、要求するサービス内容を通知する。例えば、エアコンの操作部、あるいは家庭内の情報制御パネルなどから「エアコンの自動運転のための制御プログラムの提供」というサービスを要求する。
次に、サービスコンシェルジェ203は、ユーザエージェント2202からのサービス要求を受信する(S11)。ユーザデータベース502に要求のあったユーザエージェント2202に関する情報、サービス内容に関する情報を記録する。例えば、サービスコンシェルジェ203は、要求として、IPアドレス 192.168.10.128 のユーザエージェント2202から、「エアコンの自動運転のための制御プログラムの提供」を受ける。
続いて、サービス提供部501は、サービス提供に必要な情報を取得するために問い合わせ送信部503より問い合わせをユーザエージェント2202に対して発行する(S12)。例えば、「他の機器のどういう操作に付随してエアコンの電源を入れるか」という問い合わせを発行する。
これに対して、ユーザエージェント2202は、受信した問い合わせ内容について、パターン監視部406がパターンデータベース405、操作履歴データベース402を参照し、応答をサービスコンシェルジェ203へ返す(S13)。例えば、上記例に対して、パターンデータベースを参照し、「テレビの電源を入れる操作に付随してエアコンの電源を入れる」と返す。
そして、上記問い合わせと応答をサービスコンシェルジェ203がサービス提供に必要な情報を収集完了するまで繰り返す(S14、S15)。例えば、上記例以外にも、「他の機器のどういう操作に付随してエアコンの電源を切るか」などと問い合わせ、それに対する回答を返す。
続いて、サービスコンシェルジェ203のサービス提供部501がユーザエージェント2202に対してサービスを提供する(S16)。例えば、「テレビの電源操作に連動して自動的にエアコンを制御するプログラム」をIPアドレス 192.168.10.128 のユーザエージェント2202に対して返す。
受信したユーザエージェント2202は、送られてきたサービスを受信し、図示しないサービス保存管理部に保存し(S17)、端末家電機器101にサービスを提供するタイミングを検出したときに、保存していたサービスを提供(プログラムに基づく制御信号の送信等)を行う(S18)。
以上により、サービスを要求した際に、サービスコンシェルジェ203はユーザエージェント2202から利用実態について問い合わせをした上で、端末家電機器101に対する自動遠隔制御等の最適なサービスを提供をおこなうことが出来る。
図27は、図24に示された動作例における操作履歴システムによるサービス提供の方法(ここでは、リアルタイム型提供方法)の手順を示す通信シーケンス図である。
まず、端末家電機器101から、新しいサービス提供の要求を出す(S20)。この要求は一旦ユーザエージェント2202が受け取り、ユーザエージェント2202がサービスコンシェルジェ203に、ユーザエージェント2202の情報、要求するサービス内容を通知する。例えば、エアコンの操作部、あるいは家庭内の情報制御パネルなどから「エアコンの自動運転のための制御」というサービスを要求する。
次に、サービスコンシェルジェ203は、ユーザエージェント2202からのサービス要求を受信する(S21)。ユーザデータベース502に要求のあったユーザエージェント2202に関する情報、サービス内容に関する情報を記録する。例えば、サービスコンシェルジェ203は、要求として、IPアドレス 192.168.10.128 のユーザエージェント2202から、「エアコンの自動運転のための制御」を受ける。
続いて、サービス提供部501は、サービス提供のタイミングの条件を知るために、問い合わせ送信部503より問い合わせをユーザエージェント2202に対して発行する(S22)。例えば、「他の機器のどういう操作に付随してエアコンの電源を入れるか」という問い合わせを発行する。
これに対して、ユーザエージェント2202は、受信した問い合わせ内容について、パターン監視部406がパターンデータベース405、操作履歴データベース402を参照し、応答をサービスコンシェルジェ203へ返す(S23)。例えば、上記例に対して、パターンデータベースを参照し、「テレビの電源を入れる操作に付随してエアコンの電源を入れる」と返す。
そして、上記ステップS23においてエアコンの電源を入れるための条件についての情報を取得出来たので、サービスコンシェルジェ203は、ユーザエージェント2202に、操作パターンがエアコンの電源を入れるべき条件になれば通知するよう、要求を発行する(S24)。例えば、前記ステップS23において条件を取得出来た状態であれば、「テレビの電源を入れる操作を検出すれば通知する」という要求を発行する。
これに対して、発行された要求をユーザエージェント2202が受信し、パターン監視部406が操作履歴データベース402に蓄積されていく操作履歴を監視し、前記ステップS24での要求の条件に合う履歴が新たに登録されるかどうかを監視する(S25)。ここで、当該の履歴が検出された場合、サービスコンシェルジェ203にその旨通知する(S26)。例えば、「テレビの電源を入れる操作を検出すれば通知する」という要求を受信し、パターン監視部406は操作履歴データベース402にテレビの電源操作が入るかどうかを監視する。ここでテレビの電源操作を確認出来た場合、サービスコンシェルジェ203にその旨通知する。
そして、サービスコンシェルジェ203のサービス提供部501がユーザエージェント2202に対してサービスを提供する(S27)。例えば、「エアコンを制御」のためのコマンドをIPアドレス 192.168.10.128 のユーザエージェント2202に対して返す。
最後に、コマンドを受信したユーザエージェント2202は、送られてきたサービスを、エアコンに対して電源操作のための制御信号を発行する(S28)。
以上により、サービスを要求した際に、サービスコンシェルジェ203はユーザエージェント2202で最適なサービス提供をおこなうことを可能にすることが出来る。
図28は、本実施の形態における操作履歴利用システムの具体的な動作例(その2)を示す図である。ここでは、機能系列の連携パターンとして、「Watch−Cool」の例が示されている。つまり、扇風機101gしかない寝室でビデオ101bを再生したら自動的に扇風機101gが回り出す自動制御の例と、その後に、ある日、扇風機101gに代えて新しくエアコン101cを設置したら、それ以降、ビデオ101bを再生したら、今までの操作履歴を収集していないエアコン101cが自動的に運転を開始するようになる自動制御の例とが示されている。
図29は、図28に示された動作例における操作履歴システムによる「端末家電機器の登録削除」に関する処理手順を示すフローチャートである。いま、端末家電機器101がLAN104から接続が外されたとすると(ステップa21)、ユーザエージェント2202は、そのことを検知し、操作履歴データベース402の接続機器情報に関する管理部(図示せず)から、その端末家電機器の情報を削除する(ステップa22)。これによって、接続機器に関する登録情報は、機器が切り離された際に削除される。
図30は、図28に示された動作例における操作履歴システムによるサービス提供の方法(ここでは、リアルタイム型提供方法)の手順を示す通信シーケンス図である。
まず、端末家電機器101から、新しいサービス提供の要求を出す(S30)。この要求は一旦ユーザエージェント2202が受け取り、ユーザエージェント2202がサービスコンシェルジェ203に、ユーザエージェント2202の情報、要求するサービス内容を通知する。例えば、家庭内の情報制御パネルなどから「部屋を自動的に涼しくするための制御」というサービスを要求する。
次に、サービスコンシェルジェ203は、ユーザエージェント2202からのサービス要求を受信する(S31)。ユーザデータベース502に要求のあったユーザエージェント2202に関する情報、サービス内容に関する情報を記録する。例えば、サービスコンシェルジェ203は、要求として、IPアドレス 192.168.10.128 のユーザエージェント2202から、「部屋を自動的に涼しくするための制御」を受ける。
続いて、サービス提供部501は、サービス提供のタイミングの条件を知るために、問い合わせ送信部503より問い合わせをユーザエージェント2202に対して発行する(S32)。例えば、「部屋を涼しくする機器としてどういうものがあるか」、「それらの機器が他の機器のどういう操作に付随して運転されているか」という問い合わせを発行する。
これに対して、ユーザエージェント2202は、受信した問い合わせ内容について、パターン監視部406がパターンデータベース405、操作履歴データベース402を参照し、応答をサービスコンシェルジェ203へ返す(S33)。例えば、3の例に対して、パターンデータベースを参照し、「コンテンツ視聴機器の電源操作に付随して部屋を涼しくしている」と返す。
以降、必要に応じて上記問い合わせと回答を繰り返す(S34、S35)。例えば、「コンテンツ視聴機器として何があるのか」と問い合わせ、これに対して「テレビとビデオがある」などと返される。
そして、上記ステップS35までにおいて、部屋を涼しくするための条件についての情報を取得出来たので、サービスコンシェルジェ203はユーザエージェント2202に、操作パターンが部屋を涼しくすべき条件になれば通知するよう、要求を発行する(S36)。例えば、前記ステップS35で条件を取得出来た状態であれば、「テレビもしくはビデオの電源を入れる操作を検出すれば通知する」という要求を発行する。
これに対して、発行された要求をユーザエージェント2202が受信し、パターン監視部406が操作履歴データベース402に蓄積されていく操作履歴を監視し、前記ステップS36での要求の条件に合う履歴が新たに登録されるかどうかを監視する(S37)。ここで、当該の履歴が検出された場合、サービスコンシェルジェ203にその旨通知する(S38)。例えば、「テレビもしくはビデオの電源を入れる操作を検出すれば通知する」という要求を受信し、パターン監視部406は操作履歴データベース402にこれらの機器の電源操作が入るかどうかを監視する。ここでそれを確認出来た場合、サービスコンシェルジェ203にその旨通知する。
次に、さらに詳細にどの部屋のどの機器に対して制御コマンドを発行すべきかを特定するために必要な情報をサービスコンシェルジェ203はユーザエージェント2202に問い合わせ(S39)、取得する(S40)。例えば、前記ステップS38において、テレビの電源操作を受信した場合、「テレビはどの部屋に存在するのか」、「その部屋に存在する機器で、部屋を涼しくする機器として何が存在するのか」を問い合わせし、これに対して、「リビングで、エアコンが存在する」という情報を得る。
そして、サービスコンシェルジェ203のサービス提供部501がユーザエージェント2202に対してサービスを提供する(S41)。例えば、「リビングのエアコンを制御」するためのコマンドをIPアドレス 192.168.10.128 のユーザエージェント2202に対して返す。
最後に、コマンドを受信したユーザエージェント2202は、送られてきたサービスを、エアコンに対して電源操作のための制御信号を発行する(S42)。
以上により、サービスを要求した際に、サービスコンシェルジェ203はユーザエージェント2202で最適なサービス提供をおこなうことを可能にすることが出来る。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、ユーザの操作系列パターンの抽出に加え、コンテンツの視聴閲覧に関する操作に関しては、コンテンツまで考慮した操作系列のパターンを抽出するものである。
本実施の形態では、デバイスエージェントとして2種類のものが存在する。1つは図4に示される第1の実施の形態におけるデバイスエージェント201と同一のもので、もう1つは図31に示す別のデバイスエージェント3201である。
図31に示されるデバイスエージェント3201は、図4に示された第1の実施の形態におけるデバイスエージェント201の構成に加えて、視聴履歴記憶部309、視聴履歴記録部310及び視聴履歴生成部311を備える。図31のデバイスエージェント3201の構成要素について、既に説明したものについては同一の符号を与え、詳細な説明は省略する。
視聴履歴生成部311は、ネットワークIF308からユーザが視聴したコンテンツについての情報を取得し、視聴履歴情報を生成する処理部であり、視聴履歴記憶部309は、視聴履歴を記憶する記憶部であり、視聴履歴記録部310は、視聴履歴生成部311で生成された視聴履歴を視聴履歴記憶部309に記録する処理部である。
図31のブロック構成を取るデバイスエージェント3201は、テレビ、ラジオ、CD(Compact Disc)プレーヤ、MDプレーヤ、ビデオ、DVD(digital Versatile Disc)プレーヤなど何らかのコンテンツデータ(番組、ビデオコンテンツ、音楽コンテンツ、ドキュメント)を視聴、閲覧する端末家電機器101のものであり、それ以外の端末家電機器101においては、デバイスエージェントは、図4に示されたデバイスエージェント201のブロック構成を取る。
次に、図31に示されるデバイスエージェント3201の操作履歴及び視聴履歴を記憶する動作を図32のフローチャートを用いて説明する。
ステップf1〜f3は図5において説明したステップa1〜a3の手順と同一であるので説明を省略する。
ステップf4では、現在の操作入力が記録対象のものかを調べる。操作入力解釈部302の解釈の結果、操作入力が履歴として保存すべきものである場合はステップf5に進む。そうでない場合は処理を終了する。
ステップf5では、現在の操作入力がコンテンツ視聴についてのものかを調べる。コンテンツ視聴に関するものであればステップf7に、そうでなければステップf6に進む。コンテンツ視聴に関する操作とは、図6に示された「Play」の場合である。
ステップf6では、操作日時と、機器種別及び操作種別識別子と、必要であればその引数とを組にして操作履歴記憶部304に記録する。
ステップf7では、現在日時と、機器種別及び操作種別識別子と、更に引数として、視聴したコンテンツに割り当てた内部IDとを組にして操作履歴記憶部304に記録する。ここまでの処理で、操作履歴記憶部304には操作履歴が記憶される。記憶された操作履歴は既に図7で示したものと同様である。
ステップf8では、コンテンツ視聴に関する操作の場合に、更に、コンテンツ内部ID、コンテンツ種別、グローバルID、タイトル、ジャンル、アーティスト/出演者の項目からなる視聴履歴データを視聴履歴記憶部309に記憶させる。
図33は視聴履歴データの例及び操作履歴データと視聴履歴データとの関係について示したものである。視聴履歴データにおいて、コンテンツ種別は操作された端末装置によって、TV、ラジオ、CDなどのうちのいずれであるかが定められる。グローバルIDは、視聴したコンテンツを特定するための情報であって、テレビ番組なら日時とチャンネル、更に必要なら地域情報などで一意に特定できるし、CDならTOC(Table Of Contents)情報などのディスクに付与されたIDで特定できる。更に、タイトル、ジャンル、アーティスト/出演者の項目は、グローバルIDをもとにネットワークIF308を通じて外部データベースを参照することによって特定できる。例えばTV番組ならEPG(Electronic Program Guide)、CDならCDDB(CD DataBase)などが存在する。なお、外部データベースへのアクセスはネットワークIF308によって行うのではなく、放送波に重畳して送られてくる情報を用いても構わない。
以上のようにデバイスエージェント3201における操作履歴記憶部304及び視聴履歴記憶部309に記憶された履歴情報は、既に説明した図8のステップa6〜a11と同様の手順で後述するユーザエージェント3202へ送られる。
次に、本実施の形態におけるユーザエージェント3202のブロック構成について説明する。図34は本実施の形態におけるユーザエージェント3202のブロック構成図である。このユーザエージェント3202は、図9に示された第1の実施の形態におけるユーザエージェント202の構成に加えて、視聴履歴受信部411、視聴履歴データベース412及び視聴履歴登録部413を備える。図34に示された構成要素について、既に説明したものについては同一の符号を与え、詳細な説明は省略する。
視聴履歴受信部411は、デバイスエージェント201から送信される視聴履歴を受け付ける処理部であり、視聴履歴データベース412は、視聴履歴のデータを格納するデータベースであり、視聴履歴登録部413は、視聴履歴受信部411で受信した視聴履歴のデータを視聴履歴データベース412に登録する処理部である。なお、操作履歴受信部401と視聴履歴受信部411とは同一の構成要素としてもよい。
以上のような構成のユーザエージェント3202の履歴情報の受信の手順は、既に図10で説明したステップb1〜b4の手順と本質的に同一であるが、本実施の形態では、ステップb1で受信する履歴情報が操作履歴と視聴履歴との2種類になっているとともに、ステップb2で登録すべきデータも同じく2種類になっている。
例えば、ユーザエージェント3202の操作履歴データベース402には図35で示すような操作履歴データが登録され、同様に視聴履歴データベース412には図36で示すような視聴履歴データが登録されている。
次に、これらの2つの履歴データベース402,412を用いて頻出操作パターンを抽出する方法について、図37に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップg1〜g5は、第1の実施の形態における図12のステップc1〜c5の動作と同一である。すなわち、ます時間の条件でエピソードを作成する。図38は、図36に基づいて作成されたエピソードである。次に、同一のエピソード又は部分的に一致するエピソードを抽出しパターンデータベース405に登録する。図38のエピソードの操作系列ではエピソード3001とエピソード3003及びエピソード3002とエピソード3004について操作順序は別にして完全に一致するのでその内容を、またエピソード3001〜3004全てについて部分一致するのでそれらの内容を頻出操作パターンとしてパターンデータベース405に登録する。図38の例の場合、頻出操作パターンは図39のようになる。
図37に示されたステップg6では、操作系列のうち、コンテンツ視聴に関する操作、すなわち「Play」に関する操作については、視聴履歴データベース412から視聴内容のうちジャンルについて参照し、操作履歴データベース402の操作種別識別子「Play」をそのジャンルの内容に置き換える。その上で、ステップg3と同様の手順によりエピソードを生成する。こうして生成されたエピソードを図40に示す。これらのエピソードから頻出する操作系列のパターンとしてパターンデータベース405に登録する候補を抽出し、ステップg7に進む。
ステップg7では、ステップg6で抽出された操作頻出パターンが既にパターンデータベース405に登録されているパターンかどうかを確認し、未登録の場合はステップg8に進み、登録済みの場合は処理を終了する。
ステップg8では、パターン抽出部404で抽出された頻出パターンをパターンデータベース405に登録する。
このような手順で抽出された操作パターンは、第1の実施の形態によると図39で示すようになるため、「テレビを見ているときは、エアコンをかける」ことが分かるが、部屋の照明器具はつける場合と消す場合があるため、サービスコンシェルジェ203が行動パターンを予測するときに照明器具をつけるか消すかは、頻出操作パターンの出現頻度により確率的に予測するより他に方法はない。一方、コンテンツの視聴履歴も利用する場合は図41に示すような操作パターンとなるため「テレビで映画を見るときにはエアコンをかけ、照明を消す」ということが分かり、コンテンツ視聴という操作について視聴しているコンテンツに踏み込んで行動予測をすることが可能となる。
このような予測結果をユーザエージェント3202がサービスコンシェルジェ203に応答することにより、サービスコンシェルジェ203は、ユーザの行動を予測し、それに的確に応じたサービスを提供することが可能となる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態は、ユーザの操作系列パターンの抽出に加え、一緒に存在した人は誰であるかも考慮した操作系列のパターンを抽出するものである。
図42は、第4の実施の形態におけるデバイスエージェント4201のブロック構成図である。このデバイスエージェント4201は、図4に示された第1の実施の形態におけるデバイスエージェント201の構成に加えて、ユーザ識別部312を備える。図42に示された構成要素について、既に説明したものについては同一の符号を与え、詳細な説明は省略する。
ユーザ識別部312は、操作を行ったユーザが誰であるかを識別する処理部である。
ユーザが機器操作を行った際のユーザ識別部312におけるユーザ識別の方法としては、例えば、ユーザが固有のユーザIDが付与されたリモコンを所有し、そのリモコンで常に機器操作を行い、操作入力部301から入力される操作コマンドとともにユーザIDを送信することにより実現可能である。あるいは、ユーザは非接触型のICカードなどの認証デバイス、もしくはRF帯域を利用したIDタグなどを常に保持し、デバイスエージェント4201はそれらを検出することによりユーザを識別することが可能である。
このような動作をするユーザ識別部312が追加された構成とすることにより、既に図5に示した動作手順により操作履歴記憶部304に図43で示す操作履歴を記録することができる。これは、既に図7にて説明した操作履歴フォーマットにユーザIDが追加された構成となっている。
一方、本実施の形態におけるユーザエージェント4202のブロック構成を図44に示す。このユーザエージェント4202は、図9で示したユーザエージェント202と類似した構成を備えるが、操作履歴データベース402が同一環境下(同じ家の中など)で利用するユーザの数だけ存在し、それぞれのユーザに1つずつ割り当てられている点が異なる。操作履歴登録部403は、デバイスエージェント4201から送られてくる操作履歴データを、そのユーザIDに応じて該当する操作履歴データベース402に振り分けて登録する動作をする。
デバイスエージェント4201からユーザエージェント4202への操作履歴データの送信、及び操作履歴データベース402へのデータ登録の手順は、図8及び図10の手順に準じたものであり、ユーザ毎に図11で示したような形式で登録される。
次に、ユーザエージェント4202において頻出操作パターンを抽出する手順について、図45のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップh1では、パターン抽出の指示があったかを調べる。問い合わせ受信部407がサービスコンシェルジェ203からの問い合わせを受信した場合、あるいはユーザエージェント4202の内部で定期的に発生する操作履歴パターン抽出更新命令をパターン抽出部404が受信した場合、ステップh2に進む。このとき、パターン抽出をどのユーザについて行うかの指定も同時に受ける。
ステップh2では、指定されたユーザの操作履歴に加え、同一環境下の他のユーザの操作履歴も操作履歴データベース402から読み出し、一時的にデータをマージして時系列順に並べ替える。図46はマージ後の操作履歴データの例を示したものである。同図中、ユーザIDの項目を見ると「abc123xxx」のIDで表されるユーザと「def457yyy」で表されるユーザとが存在することが分かる。ここでは、頻出操作パターンの抽出の指示を受けたのはユーザID「abc123xxx」のユーザであるものとする。
図45に戻ってステップh3では、パターン抽出部404はステップh2においてマージされた操作履歴データを参照し、時間について一定の条件で操作履歴データをグループに分類する。つまり、図46のようなデータを、隣接するデータ同士の間隔が所定時間以下のデータは同じグループとして分類する。例えば、隣接データ同士の間隔を5分以下という条件とすると、図46においてエピソード4001〜4004に示されるような4つのエピソードに分類することができる。
このとき、エピソード毎にユーザIDの系列を見ると、エピソード4002とエピソード4004は全てユーザ「abc123xxx」が1人が行った操作系列からなるエピソードであるのに対して、エピソード4001とエピソード4003はユーザ「abc123xxx」による操作に加え、ユーザ「def457yyy」の操作も存在する。このように同一エピソードを構成する操作を行ったユーザが、そのエピソードが発生したときにその場に存在したユーザであると判定する。例えば、エピソード4002とエピソード4004についてはユーザ「abc123xxx」のみと判断し、エピソード4001とエピソード4003についてはユーザ「abc123xxx」に加えてユーザ「def457yyy」もその場に存在したものと判断する。以上のエピソードをまとめると、図47のように表される。
図45のステップh4では、エピソード間で共起する操作系列が存在するかを調べる。ステップh3で生成されたエピソード間で同一なもの又は部分的に一致するものが存在すれば、ステップh5に進む。存在しない場合はステップh7に進む。例えば、図47のエピソードからは図48に示す頻出操作パターンが抽出される。したがって、これらの頻出操作パターンがパターンデータベース405に登録する候補となり、ステップh5に進む。
ステップh5では、ステップh4で抽出された頻出パターンが既にパターンデータベース405に登録されているパターンかどうかを確認し、未登録の場合はステップh6に進み、登録済みの場合はステップh7に進む。
ステップh6では、パターン抽出部404で抽出された頻出パターンをパターンデータベース405に登録する。
ステップh7では、他のユーザの存在条件下での操作系列に注目する。図47で示したエピソードについて、一緒に存在したユーザ毎にエピソードを選択し、そのエピソード間での頻出操作パターンを抽出する。図47の場合、ユーザ「def457yyy」が一緒に存在した場合(エピソード4001とエピソード4003)とユーザ「abc123xxx」が1人でいた場合(エピソード4002とエピソード4004)との2通りあるので、それぞれの場合で頻出操作パターンを抽出する。図49はこうして抽出された頻出操作パターンを示したものである。したがって、この頻出操作パターンがパターンデータベース405に登録する候補となり、ステップh8に進む。
ステップh8では、ステップh7で抽出された頻出操作パターンが既にパターンデータベース405に登録されているパターンかどうかを確認し、未登録の場合はステップh9に進み、登録済みの場合は処理を終了する。
ステップh9では、パターン抽出部404で抽出された頻出パターンをパターンデータベース405に登録する。
以上のようにパターンデータベース405に登録された頻出操作パターンをみると、例えば図49のNo.1とNo.2とを比べると、「テレビを見るときにはエアコンをつける。更にユーザdef457yyyと一緒にいるときには明かりもつける」という行為が定型化したパターンであることを示している。
このような手順で抽出された操作パターンは、第1の実施の形態によると図48で示すようになるため、「テレビを見ているときは、エアコンをかける」ことは分かるが、部屋の照明器具はつける場合とそうでない場合とがあるため、サービスコンシェルジェ203が行動パターンを予測するときに照明器具をつけるか消すかは、頻出操作パターンの出現頻度により確率的に予測するより他に方法はない。一方、存在した他のユーザの情報も利用する場合は図49に示すような操作パターンとなるため、「テレビを見るときにはエアコンをつける。更にユーザdef457yyyと一緒にいるときには明かりもつける」ということが分かるため、その時に一緒にいるユーザの状況を考慮した行動予測をすることが可能となる。
このような予測結果をユーザエージェント4202がサービスコンシェルジェ203に応答することにより、サービスコンシェルジェ203は、ユーザの行動を予測し、それに的確に応じたサービスを提供することが可能となる。
なお、本実施の形態においては、ユーザエージェント4202において複数のユーザの操作履歴データを保存しておくために操作履歴データベース402をユーザの数だけ具備する構成としたが、別の実現手段として図50に示すようにサーバ家電機器102におけるユーザエージェント自体の数をユーザ数だけ具備し、ユーザエージェント同士は必要に応じて相互に操作履歴データを参照可能としても構わない。この場合のユーザエージェントの構成は図9に示されるとおりである。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態は、ユーザの操作系列パターンの抽出に加え、電話、FAX、電子メールなどによって一緒に通信していた相手が誰であるかも考慮した操作系列のパターンを抽出するものである。
本実施の形態においては、デバイスエージェント及びユーザエージェントのブロック構成は、それぞれ、第1の実施の形態におけるデバイスエージェント201(図4)及びユーザエージェント202(図9)と同一である。図51は、ユーザエージェント202の操作履歴データベース402に登録された操作履歴データである。ここでは電話をかけた履歴を操作種別識別子として「Call」引数は相手先の電話番号であるものとする。このときのエピソードは図52に示す5001〜5004となる。したがって、頻出操作パターンは図53に示すとおりとなる。
次に、通信の相手先も考慮した頻出操作パターンを抽出する。図51において、通信に関する操作であった場合には引数として相手先の情報が書かれているので、エピソードを生成する際に操作系列の記述の中に相手先情報も含めて記述する。例えば、図51では通信に関する操作は機器種別「Tel」のときの「Call」であって、引数は相手先電話番号である。このような場合、エピソードは図54のように記述される。例えばエピソード5001での電話をかけた操作は「Tel−Call−0611112222」となっている。
図54のエピソードから頻出操作パターンを求めたものが図55である。図53と図55の頻出操作パターンを比較すると、例えば「Tel−Call」の操作が観測された場合、ユーザの次の操作の予測として、図53からCDの音楽を聴くか、電子レンジで調理を開始するかのいずれかであるところまでは分かるが、それ以上のことはこれらの頻出操作パターンの出現頻度から確率的に予測するより他に方法はない。ところが、図55の頻出操作パターンでは、「0611112222との電話のあとはCDで音楽を聴く」であるとか、「0312345678との電話のあとは電子レンジで調理を始める」とかという操作パターンが明らかになっているため、このような予測結果をユーザエージェント202がサービスコンシェルジェ203に応答することにより、サービスコンシェルジェ203は、ユーザの行動を予測し、それに的確に応じたサービスを提供することが可能となる。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態は、ユーザエージェント6202とサービスコンシェルジェ6203とがサーバ家電機器102もしくはアプリケーションサーバ103に一体として備えられたものである。
図56は主要な機能モジュール構成を示したものである。本実施の形態においては、図2で示したモジュール構成と比較すると、ユーザエージェント6202とサービスコンシェルジェ6203とがサーバ家電機器102又はアプリケーションサーバ103の内部で一体となっている点が異なる。以下、アプリケーションサーバ103がユーザエージェント6202及びサービスコンシェルジェ6203を備えている例について説明する。
図57はアプリケーションサーバ103のブロック構成図である。このアプリケーションサーバ103は大きく分けてユーザエージェント部6202とサービスコンシェルジェ部6203とから構成されており、ユーザエージェント部6202として、操作履歴受信部401と、操作履歴データベース402と、操作履歴登録部403と、パターン抽出部404と、パターンデータベース405と、パターン監視部406とが、またサービスコンシェルジェ部6203として、サービス提供部501と、サービス送信部505とが存在し、図9及び図16で既に説明したブロックと同一のものは同一の符号を付与してある。
第1〜第5の実施の形態ではサービスコンシェルジェ203がサービスを提供するために必要なユーザ情報(ユーザの操作履歴及び頻出操作パターン)を取得するためにユーザエージェントに問い合わせていた。しかし、本実施の形態においては上記のような構成とすることにより、ユーザエージェント部6202とサービスコンシェルジェ部6203とがアプリケーションサーバ103の内部で接続されているため、ネットワークIF506を通じて問い合わせと応答のやりとりをする必要がなく、またネットワークのトラフィックを増加させることなくユーザの行動を予測したサービスを提供することが可能となる。
(第7の実施の形態)
第7の実施の形態は、ユーザの頻出操作パターンの抽出をユーザエージェントではなくサービスコンシェルジェにおいて行うものである。
図58は本実施の形態におけるユーザエージェント7202のブロック構成図である。このユーザエージェント7202は、図9に示されるユーザエージェント202の構成からユーザの頻出操作パターンの抽出に必要なパターン抽出部404、パターンデータベース405及びパターン監視部406を削除した構成を備える。
次に、本実施の形態のサービスコンシェルジェ7203のブロック構成を図59に示す。このサービスコンシェルジェ7203は、図16に示される第1の実施の形態におけるサービスコンシェルジェ203の構成に加えて、パターン抽出部404、パターンデータベース405及びパターン監視部406を備える。つまり、この構成は、第1の実施の形態におけるユーザエージェント202に備えられているが本実施の形態のユーザエージェント7202に備えられていない構成要素が、第1の実施の形態におけるサービスコンシェルジェ203に追加されたものに等しい。
以上のような構成とすることにより、ユーザエージェント7202は操作履歴データを操作履歴データベース402に蓄積し、サービスコンシェルジェ203の要求に応じてその操作履歴データを返す。一方、サービスコンシェルジェ7203は、自らの要求に対してユーザエージェント7202からユーザの操作履歴データが送信されてくるため、これを受信し、頻出操作パターンの抽出や検出を行い、ユーザの操作や行動パターンに応じたサービスをユーザに提供することが可能となる。
また、サービスの形態に応じて、最適な頻出操作系列抽出の観点や手法などをサービスコンシェルジェ7203で任意に選択可能であるため、提供するサービスの内容や質に応じて最適な手法を採用すればよい。
本発明は、各種機器、ユーザサーバ装置及びアプリケーションサーバ装置等が伝送路を介して接続された通信システムからなる操作履歴利用システムとして、特に、デジタルTV、ビデオ、エアコン、照明器具、MDコンポ、PCなどの端末家電機器、ホームサーバ、ホームゲートウェイなどのサーバ家電機器、コンピュータ等のアプリケーションサーバ装置から構成される通信システム等からなる操作履歴利用システムとして利用することができる。
本発明に係る操作履歴利用システムの全体構成例を示す概念図である。 図1に示されたシステムを構成する主要機能モジュールの配置図である。 デバイスエージェント、ユーザエージェント及びサービスコンシェルジェそれぞれの主要な機能・役割分担を説明するための通信シーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデバイスエージェントのブロック構成図である。 図4に示されたデバイスエージェントの操作履歴記録処理を示すフローチャートである。 図4に示されたデバイスエージェントにおいて履歴として保存すべき操作の例を示す図である。 図4に示された操作履歴記憶部に記録された操作履歴データの例を示す図である。 図4に示されたデバイスエージェントの操作履歴送信処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるユーザエージェントのブロック構成図である。 図9に示されたユーザエージェントの操作履歴登録処理を示すフローチャートである。 図9に示された操作履歴データベースに登録された操作履歴データの例を示す図である。 図9に示されたユーザエージェントの操作系列パターン抽出処理を示すフローチャートである。 図11に示された操作履歴データを一連のエピソードに分類した結果を示す図である。 図13に示されたエピソードから得られた頻出操作パターンを示す図である。 図9に示されたユーザエージェントによるサービスコンシェルジェへの応答処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるサービスコンシェルジェのブロック構成図である。 本発明の第2の実施の形態におけるユーザエージェントのブロック構成図である。 図17に示された機能行為データベースの登録内容の例を示す図である。 図17に示されたユーザエージェントの操作系列パターン抽出処理及び機能系列パターン抽出処理を示すフローチャートである。 図17に示された操作履歴データベースに登録された操作履歴データの例を示す図である。 図20に示された操作履歴データを一連のエピソードに分類した結果を示す図である。 図21に示されたエピソードから得られた頻出操作パターンを示す図である。 図21に示されたエピソードから得られた頻出機能パターンを示す図である。 第2の実施の形態における操作履歴利用システムの具体的な動作例(その1)を示す図である。 図24に示された動作例における操作履歴システムによる「端末家電機器の登録」に関する処理手順を示すフローチャートである。 図24に示された動作例における操作履歴システムによるサービス提供の方法(対話的提供方法)の手順を示す通信シーケンス図である。 図24に示された動作例における操作履歴システムによるサービス提供の方法(リアルタイム型提供方法)の手順を示す通信シーケンス図である。 第2の実施の形態における操作履歴利用システムの具体的な動作例(その2)を示す図である。 図28に示された動作例における操作履歴システムによる「端末家電機器の登録削除」に関する処理手順を示すフローチャートである。 図28に示された動作例における操作履歴システムによるサービス提供の方法(リアルタイム型提供方法)の手順を示す通信シーケンス図である。 本発明の第3の実施の形態におけるデバイスエージェントのブロック構成図である。 図31に示されたデバイスエージェントの操作履歴及びコンテンツ視聴履歴の記録処理を示すフローチャートである。 図31に示されたデバイスエージェントにおける操作履歴データ及び視聴履歴データの例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるユーザエージェントのブロック構成図である。 図34に示された操作履歴データベースに登録された操作履歴データの例を示す図である。 図34に示された視聴履歴データベースに登録された視聴履歴データの例を示す図である。 図34に示されたユーザエージェントの操作系列パターン抽出処理を示すフローチャートである。 図35に示された操作履歴データを一連のエピソードに分類した結果を示す図である。 図38に示されたエピソードから得られた頻出操作パターンを示す図である。 図38に示されたエピソードの変換結果を示す図である。 図40に示されたエピソードから得られた頻出操作パターンを示す図である。 本発明の第4の実施の形態におけるデバイスエージェントのブロック構成図である。 図42に示された操作履歴記憶部に記録された操作履歴データの例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態におけるユーザエージェントのブロック構成図である。 図44に示されたユーザエージェントの操作系列パターン抽出処理を示すフローチャートである。 図44に示されたユーザエージェントにおける複数ユーザに係る操作履歴データのマージ結果を示す図である。 図46に示された操作履歴データを一連のエピソードに分類した結果を示す図である。 図47に示されたエピソードから得られた頻出操作パターンを示す図である。 図47に示されたエピソードから得られた付帯者情報付きの頻出操作パターンを示す図である。 本発明の第4の実施の形態に図9に示されたユーザエージェントを用いる場合の主要機能モジュールの配置図である。 本発明の第5の実施の形態における操作履歴データの例を示す図である。 図51に示された操作履歴データを一連のエピソードに分類した結果を示す図である。 図52に示されたエピソードから得られた頻出操作パターンを示す図である。 図51に示された操作履歴データから得られた相手先電話番号付きエピソードを示す図である。 図54に示されたエピソードから得られた頻出操作パターンを示す図である。 本発明の第6の実施の形態における主要機能モジュールの配置図である。 図56に示されたアプリケーションサーバのブロック構成図である。 本発明の第7の実施の形態におけるユーザエージェントのブロック構成図である。 本発明の第7の実施の形態におけるサービスコンシェルジェのブロック構成図である。
符号の説明
101、101a〜101f 端末家電機器
102 サーバ家電機器
103、103a アプリケーションサーバ
104 LAN
105 WAN(インターネット)
106 ルータ
201 デバイスエージェント
202 ユーザエージェント
203 サービスコンシェルジェ
301 操作入力部
302 操作入力解釈部
303 機器制御部
304 操作履歴記憶部
305 操作履歴記録部
306 操作履歴送信部
308 ネットワークIF
309 視聴履歴記憶部
310 視聴履歴記録部
311 視聴履歴生成部
312 ユーザ識別部
401 操作履歴受信部
402 操作履歴データベース
403 操作履歴登録部
404 パターン抽出部
405 パターンデータベース
406 パターン監視部
407 問い合わせ受信部
408 応答作成部
409 応答送信部
410 機能行為データベース
411 視聴履歴受信部
412 視聴履歴データベース
413 視聴履歴登録部
414 ネットワークIF
501 サービス提供部
502 ユーザデータベース
503 問い合わせ送信部
504 応答受信部
505 サービス送信部
506 ネットワークIF

Claims (21)

  1. 機器に対するユーザの操作履歴を利用してユーザにサービスを提供する操作履歴利用システムであって、
    ユーザの操作内容を表す操作データを送信する機能を有する機器と、
    前記機器から集めた操作データを時系列の操作履歴データとして蓄積するとともに、蓄積した操作履歴データ中の頻出操作パターンから予測したユーザ行動に応じたサービスを提供するサービス提供装置と
    を備えることを特徴とする操作履歴利用システム。
  2. 請求項1記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記サービス提供装置は、
    前記操作履歴データを蓄積するとともに、蓄積した操作履歴データ中の頻出操作パターンからユーザ行動を予測するユーザサーバ装置と、
    前記ユーザサーバ装置により予測されたユーザ行動に応じたサービスを提供するアプリケーションサーバ装置とを有する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  3. 請求項1記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記サービス提供装置は、
    前記操作履歴データを蓄積するユーザサーバ装置と、
    前記ユーザサーバ装置に蓄積された操作履歴データ中の頻出操作パターンからユーザ行動を予測し、予測したユーザ行動に応じたサービスを提供するアプリケーションサーバ装置とを有する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  4. 請求項1記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記機器は、
    操作日時と操作内容とを組にした操作履歴データを記録する操作履歴記憶手段と、
    前記操作履歴記憶手段に記録された操作履歴データを所定のタイミングで前記サービス提供装置に送信する操作履歴送信手段とを有する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  5. 請求項4記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記機器は、ユーザが視聴したコンテンツに関する視聴履歴データを記録する視聴履歴記憶手段を更に有し、
    前記操作履歴送信手段は、前記視聴履歴記憶手段に記録された視聴履歴データを前記操作履歴データとともに前記サービス提供装置に送信する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  6. 請求項4記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記機器は、操作を行ったユーザが誰であるかを識別するユーザ識別手段を更に有し、
    前記操作履歴記憶手段は、前記ユーザ識別手段による識別結果を前記操作履歴の一部として記録する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  7. 請求項4記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記機器は、通信相手が誰であるかを表す情報を前記操作履歴の一部として前記操作履歴記憶手段に記録する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  8. 請求項1記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記サービス提供装置は、
    前記機器から送信される操作履歴データを受信する操作履歴受信手段と、
    前記受信した操作履歴データを蓄積する操作履歴データベースと、
    前記操作履歴データベースに蓄積された操作履歴データから頻出操作パターンを抽出するパターン抽出手段と、
    前記抽出された頻出操作パターンを記憶するパターンデータベースと、
    前記操作履歴受信手段によって新たに受信された操作履歴データの系列が前記パターンデータベースに記憶されている頻出操作パターンに合致するかどうかを監視するパターン監視手段と、
    前記パターン監視手段による監視結果から予測されるユーザ行動に応じたサービスを提供するサービス提供手段とを有する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  9. 請求項8記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記サービス提供装置は、前記機器での操作と、前記操作に対してユーザに提供される機能又は前記操作によってユーザが実行したいと考えられる行為との関係を定義した機能行為データベースを更に有し、
    前記パターン抽出手段は、前記操作履歴データベースに蓄積された操作履歴データを前記機能行為データベースと照合することにより、機能又は行為の系列に変換し、前記機能又は行為の系列から頻出パターンを抽出し、抽出した頻出パターンを前記パターンデータベースに記録する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  10. 請求項8記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記サービス提供装置は、
    前記機器から前記操作履歴データとともに送信される視聴履歴データを受信する視聴履歴受信手段と、
    前記受信した視聴履歴データを蓄積する視聴履歴データベースとを更に有し、
    前記パターン抽出手段は、前記操作履歴データベースに蓄積された操作履歴データ及び視聴履歴データベースに蓄積された視聴履歴データの双方から頻出パターンを抽出する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  11. 請求項8記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記パターン抽出手段は、前記機器から送信される操作ユーザに関する情報を前記頻出操作パターンの抽出に利用する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  12. 請求項8記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記パターン抽出手段は、前記機器から送信される通信相手に関する情報を前記頻出操作パターンの抽出に利用する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  13. 請求項1記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記操作履歴利用システムは、ユーザの操作内容を表す操作データを送信する複数の機器を備え、
    前記サービス提供装置は、複数の前記機器から集めた操作データを時系列の操作履歴データとして蓄積するとともに、蓄積した操作履歴データ中の頻出操作パターンから予測したユーザ行動に応じたサービスを提供する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  14. 請求項1記載の操作履歴利用システムにおいて、
    前記サービス提供装置は、前記操作頻出パターンに従って前記機器を自動制御することにより、前記サービスを提供する
    ことを特徴とする操作履歴利用システム。
  15. 機器に対するユーザの操作履歴を利用してユーザにサービスを提供する操作履歴利用方法であって、
    ユーザの操作内容を表す操作データを機器が送信するステップと、
    前記機器から集めた操作データを時系列の操作履歴データとして蓄積するステップと、
    前記操作履歴データ中の頻出操作パターンから予測したユーザ行動に応じたサービスを提供するステップと
    を含むことを特徴とする操作履歴利用方法。
  16. 請求項15記載の操作履歴利用方法において、
    前記機器に操作日時と操作内容とを組にした操作履歴データを記録するステップと、
    記録された操作履歴データを所定のタイミングで前記機器から送信するステップとを更に含む
    ことを特徴とする操作履歴利用方法。
  17. 請求項15記載の操作履歴利用方法において、
    前記機器から送信される操作履歴データを受信するステップと、
    前記受信した操作履歴データを操作履歴データベースに蓄積するステップと、
    前記操作履歴データベースに蓄積された操作履歴データから頻出操作パターンを抽出するステップと、
    前記抽出された頻出操作パターンをパターンデータベースに記憶するステップと、
    新たに受信した操作履歴データの系列が前記パターンデータベースに記憶されている頻出操作パターンに合致するかどうかを監視するステップと、
    前記監視の結果から予測されるユーザ行動に応じたサービスを提供するステップとを更に含む
    ことを特徴とする操作履歴利用方法。
  18. 機器に対するユーザの操作履歴を利用してユーザにサービスを提供する操作履歴利用システムにおける機器であって、
    ユーザの操作内容を表す操作データを送信する操作データ送信手段と、
    前記機器から集めた操作データを時系列の操作履歴データとして蓄積するとともに、蓄積した操作履歴データ中の頻出操作パターンから予測したユーザ行動に応じたサービスを提供するサービス提供装置からの指示に従って当該機器の制御を行う制御手段と
    を備えることを特徴とする機器。
  19. 機器に対するユーザの操作履歴を利用してユーザにサービスを提供するサービス提供装置であって、
    機器から送信されてくるユーザの操作内容を表す操作データを受信する受信手段と、
    受信した操作データを時系列の操作履歴データとして蓄積するとともに、蓄積した操作履歴データ中の頻出操作パターンから予測したユーザ行動に応じたサービスを提供するサービス提供手段と
    を備えることを特徴とするサービス提供装置。
  20. 機器に対するユーザの操作履歴を利用してユーザにサービスを提供する操作履歴利用システムにおける機器のためのプログラムであって、
    ユーザの操作内容を表す操作データを送信する操作データ送信ステップと、
    前記機器から集めた操作データを時系列の操作履歴データとして蓄積するとともに、蓄積した操作履歴データ中の頻出操作パターンから予測したユーザ行動に応じたサービスを提供するサービス提供装置からの指示に従って当該機器の制御を行う制御ステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  21. 機器に対するユーザの操作履歴を利用してユーザにサービスを提供するサービス提供装置のためのプログラムであって、
    機器から送信されてくるユーザの操作内容を表す操作データを受信する受信ステップと、
    受信した操作データを時系列の操作履歴データとして蓄積するとともに、蓄積した操作履歴データ中の頻出操作パターンから予測したユーザ行動に応じたサービスを提供するサービス提供ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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