JP2004181057A - コルセット - Google Patents

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JP2004181057A JP2002353691A JP2002353691A JP2004181057A JP 2004181057 A JP2004181057 A JP 2004181057A JP 2002353691 A JP2002353691 A JP 2002353691A JP 2002353691 A JP2002353691 A JP 2002353691A JP 2004181057 A JP2004181057 A JP 2004181057A
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Fumiko Kawami
文子 川見
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Abstract

【課題】骨盤部分を安定的に支持することによって骨盤の歪みを矯正するとともに、腰部分を支えて補助することのできる形状及び構造とする。
【解決手段】腰部に巻き付けて装着する全体が横長の帯状に形成されたコルセット本体2と、このコルセット本体2の左右両側部2b,2bに設けられた互いに係止するフックアイ3a及び止め金3bとからなり、コルセット本体2が腰部に装着された状態において、コルセット本体2の下縁部5が、腹部側が少なくとも足の付け根部分よりも上部に位置し、臀部側が臀部のトップラインよりも下方に位置するように設けられている。また、コルセット本体2には、上縁部4から下縁部5まで達する縦方向に配置されたボーン6が、所定の間隔を存して胴回りに複数本設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、骨盤の歪みを矯正するコルセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
下着としてのコルセットは、従来より種々提案されているが、これらのコルセットは、ウエスト部分(主に腹部)を締め付けてウエストラインを美しく見せるためのものであり、骨盤の歪みを矯正するものではない。そのため、従来のコルセット31は、図3に示すように、背中側よりも腹部側の方が下方に延びて長く設けられており、骨盤部分41はむしろ避けるような形状となっている。
【0003】
一方、骨盤の矯正用として作製されたコルセットも種々提案されている。
【0004】
例えば、伸縮性素材で構成された主コルセットベルトと、これとは別に分離された形状の伸縮性素材で構成された副コルセットベルトとの2本の独立した形状のベルトの組み合わせからなり、主コルセットベルトは、腰部、脚部、肩部等の人体の一部に巻回加圧した状態で両端部を結合自在とされ、副コルセットベルトは、主コルセットベルト近傍の人体の一部に巻回加圧した状態で両端部を主コルセットベルトに結合自在とされたコルセットベルトが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−253107号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術のコルセットベルトは、主コルセットベルトを人体の一部に巻回加圧して装着した後、副コルセットベルトを人体の一部に巻回加圧して装着するため、両コルセットベルトをバランス良く装着することが難しいといった問題があった。また、従来のコルセットベルトは、全体の伸縮性を利用して骨盤を含むウエスト部分を締め付けるだけのものであるため、体を前後左右に倒したときの腰部の安定性が悪いといった問題もあった。
【0007】
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、骨盤部分を安定的に支持することによって骨盤の歪みを矯正するとともに、腰部分を支えて補助することのできる形状及び構造のコルセットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のコルセットは、腰部に巻き付けて装着する全体が横長の帯状に形成されたコルセット本体と、このコルセット本体の左右両側部に設けられた互いに係止する係止手段とからなり、コルセット本体が腰部に装着された状態において、コルセット本体の下縁部が、腹部側が少なくとも足の付け根部分よりも上部に位置し、臀部側が臀部のトップラインよりも下方に位置するように設けられていることを特徴としている。
【0009】
このように、コルセット本体の下縁部を、腹部側が少なくとも足の付け根部分よりも上部に位置するように設けることで、歩いたり座ったりした場合でも、太股の部分がコルセットに当たることがなく、また、コルセットがずれ上がるといった心配もない。一方、臀部側は臀部のトップラインよりも下方に位置するように(すなわち、ヒップ全体を包み込むように)設けることで、コルセットがずれ上がることを防止することができる。また、コルセット本体の下縁部が、腹部側から臀部側にかけて下がっているので、骨盤部分の全体を安定的に支持することができる。
【0010】
また、このような構成のコルセット本体には、上縁部から下縁部まで達する縦方向に配置されたボーンが、所定の間隔を存して胴回りに複数本設けられている。このように、コルセット本体の上縁部から下縁部まで達する縦長のボーンを設けることで、腰部分が支持されるため、骨盤のずれを矯正するのみならず、腰を支えて補助する効果も期待できる。
【0011】
そのため、本発明では、このようなボーンを、少なくとも骨盤を挟んで前後に設けている。また、腰を支えて補助する効果をさらに得るために、本発明では、このようなボーンを、腹部側よりも背中側に多く設けている。具体的には、骨盤を挟んで前後に1本ずつと、背骨を挟んで左右対象位置に1本ずつ設けている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明のコルセットの平面図である。
【0014】
このコルセット1は、伸縮性を有する布地によって全体が横長の帯状に形成されたコルセット本体2と、コルセット本体2の左右両側縁部に設けられた互いに係止する係止具3とで構成されている。係止具3は、本実施形態ではフックアイ3aと止め金3bとからなっているが、これに限定されるものではなく、例えば面ファスナー等であってもよい。
【0015】
また、本実施形態では、コルセット本体2の中央部2aが腹部にあてがう部分となっている。すなわち、係止具3は、背中の中央部で止める構造となっている。ただし、コルセット1を止める構造については、このような背中側で係止する構造ではなく、腹部側の中央部で係止する構造とすることができる。
【0016】
このような構造のコルセット本体2の上縁部4は、体のウエスト部分に巻き付けられ、下縁部5は、下腹部から骨盤の下を通ってヒップ部の下側に巻き付けられる。すなわち、本実施形態では、コルセット本体2は、腹部にあてがわれる中央部2aの縦幅に比べ、ヒップ部にあてがわれる左右両側部2b,2bの縦幅が広くなっている。
【0017】
従って、このような形状のコルセット本体2を体に装着した場合には、図2に示すように、コルセット本体2の下縁部5は、腹部21側が少なくとも足の付け根部分22よりも上部に位置し、ヒップ側がヒップ部23のトップライン(頂部)L1よりも下方に位置するように(すなわち、ヒップ部23のほぼ全体を包むように)装着される。これにより、左右の骨盤部分24全体が安定的に支持されることになる。
【0018】
また、コルセット本体2の下縁部5は、腹部21側が少なくとも足の付け根部分22よりも上部に位置するように設けられているので、歩いたり座ったりした場合でも、太股の部分がコルセット1に当たることがなく、また、コルセット1がずれ上がるといった心配がない。一方、コルセット本体2の下縁部5は、ヒップ部23側が下方に下がってヒップ部23全体を包み込むように設けられているので、コルセット1のヒップ部側もずれ上がる心配がない。
【0019】
また、このような形状のコルセット本体2には、上縁部4から下縁部5まで達する縦長のボーン6が、所定の間隔を存して胴回りに複数本設けられている。このように、コルセット本体2の上縁部4から下縁部5まで達する縦長のボーン6を設けることで、腰部分が支持されるため、骨盤のずれを矯正するのみならず、腰を支えて補助する効果も期待できる。すなわち、ボーン6が添え木的な役目を果たしている。
【0020】
そのため、本実施形態では、このようなボーン6を、少なくとも骨盤部分24を挟んで前後に設けている。このように、ボーン6を骨盤部分24を挟んで前後に設けることで、体を前後に曲げた場合のみならず、左右に傾けた場合でも、ボーン6によって腰部分が安定的に支持されることになる。
【0021】
この場合、コルセット本体2の形状が、上記したように、腹部側からヒップ部側にかけて下縁部5が下がるように(すなわち、腹部の縦幅に比べて、骨盤部分24の縦幅が広くなるように)設けられているので、この部分に設けられるボーン6の長さも、その分長くすることができる。これにより、骨盤部分24を縦方向の長い範囲に渡って支持することができるため、より安定して腰部分を支持することができる。
【0022】
また、腰を支えて補助する効果をさらに得るために、本実施形態では、このようなボーン6を、腹部側よりも背中側に多く設けている。具体的には、左右それぞれの骨盤部分24を挟んで前後に1本ずつと、背骨を挟んで左右対象位置に1本ずつの計6本設けている。ただし、ボーン6の本数については、6本に限定されるものではなく、必要に応じてさらに本数を増やすことが可能である。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、コルセット本体の下縁部を、腹部側が少なくとも足の付け根部分よりも上部に位置し、臀部側が臀部のトップ部よりも下方に位置するように設けた構成としたので、左右の骨盤部分全体を安定的に支持することができ、骨盤のずれを矯正することができる。また、コルセット本体の下縁部は、腹部側が少なくとも足の付け根部分よりも上部に位置するように設けられているので、歩いたり座ったりした場合でも、太股の部分がコルセットに当たることがなく、また、コルセットがずれ上がるといった心配もない。一方、臀部側は臀部のトップラインよりも下方に位置するように設けられているので、ヒップ部側のコルセットもずれ上がる心配がない。
【0024】
また、本発明によれば、コルセット本体の上縁部から下縁部まで達する縦長のボーンを、所定の間隔を存して胴回りに複数本設けた構成としたので、腰部分がボーンによって支持されるため、骨盤のずれを矯正するのみならず、腰を支えて補助する効果も期待できる。また、このようなボーンを少なくとも骨盤を挟んで前後に設けることにより、体を前後に曲げた場合のみならず、左右に傾けた場合でも、ボーンによって腰部分を安定的に支持することができる。さらに、このようなボーンを、腹部側よりも背中側に多く設けることで、腰を支えて補助する効果をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコルセットの平面図である。
【図2】本発明のコルセットを体に装着した状態を示す側面図である。
【図3】従来のコルセットを体に装着した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 コルセット
2 コルセット本体
2a 中央部
2b 側部
3 係止具
3a フック
3b 止め金具
4 上縁部
5 下縁部
21 腹部
22 付け根部分
23 ヒップ部
24 骨盤部分
L1 トップライン

Claims (4)

  1. 腰部に巻き付けて装着する全体が横長の帯状に形成されたコルセット本体と、このコルセット本体の左右両側部に設けられた互いに係止する係止手段とからなり、コルセット本体が腰部に装着された状態において、コルセット本体の下縁部が、腹部側が少なくとも足の付け根部分よりも上部に位置し、臀部側が臀部のトップラインよりも下方に位置するように設けられていることを特徴とするコルセット。
  2. 前記コルセット本体には、上縁部から下縁部まで達する縦方向に配置されたボーンが、所定の間隔を存して胴回りに複数本設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコルセット。
  3. 前記ボーンは、少なくとも骨盤を挟んで前後に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のコルセット。
  4. 前記ボーンは、腹部側よりも背中側に多く配置されていることを特徴とする請求項3に記載のコルセット。
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