JP6732163B2 - 骨盤矯正器具 - Google Patents

骨盤矯正器具 Download PDF

Info

Publication number
JP6732163B2
JP6732163B2 JP2019065150A JP2019065150A JP6732163B2 JP 6732163 B2 JP6732163 B2 JP 6732163B2 JP 2019065150 A JP2019065150 A JP 2019065150A JP 2019065150 A JP2019065150 A JP 2019065150A JP 6732163 B2 JP6732163 B2 JP 6732163B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
shaped member
surface fastener
user
waist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019065150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020093067A (ja
Inventor
幹夫 福永
幹夫 福永
Original Assignee
幹夫 福永
幹夫 福永
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 幹夫 福永, 幹夫 福永 filed Critical 幹夫 福永
Publication of JP2020093067A publication Critical patent/JP2020093067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6732163B2 publication Critical patent/JP6732163B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

本発明は、骨盤の歪みを矯正する器具に関する。
腰痛や腰部の疲労からの回復を促進するために、骨盤の歪みを矯正する器具が知られている。
例えば、特許文献1には、少なくとも長手方向に伸縮自在に形成され、外側の全面にパイル状の面ファスナーが配設されるとともに、内側の一端には、パイル状の面ファスナーに係合する鉤状の面ファスナーが配設された太帯体と、少なくとも長手方向に伸縮自在で、太帯体よりも幅狭で長手方向が短く形成され、内面の両端には、太帯体のパイル状の面ファスナーに係合する鉤状の面ファスナーが配設された細帯体と、雌ホック(又は雄ホック)が太帯体の外面の中央部分に配設され、雄ホック(又は雌ホック)が細帯体の内面の中央部分に配設されて、細帯体を太帯体に対して着脱自在かつ回動自在に係着する雌雄ホックよりなる係着部材とを備える健康帯が提案されている。
特許文献1に記載の健康帯のユーザは、太帯体を背中側から胴部に巻回し、腹部にて各面ファスナーを係合させて身体の腰部に装着した後、細帯体を背中側から所望の強さに調節して引張し、その両端に設けられた鉤状の面ファスナーを太帯体のパイル状の面ファスナーに係合させることで、腰部を太帯体で締め付けるとともに、細帯体により締め付けの強さを調節することができる。
特許文献1に記載の健康帯のユーザは、細帯体を太帯体に対し、係着部材を中心に回動させて太帯体に斜めに係合させることによって、腰部が斜めに締め付けられる状態とすることができる。また、特許文献1に記載の健康帯のユーザは、細帯体を係着部材を介して長手方向に左右異なる強さで引張することによって、腰部が左右異なる強さで締め付けられる状態とすることができる。さらに、係着部材の一方が太帯体の外面に複数配設されている構成を採用すれば、太帯体に対する細帯体の係着位置が変更可能となり、腰部の矯正すべき箇所に対応した締め付けが可能となる。
登録実用新案第3017306号公報
特許文献1に記載の健康帯による場合、ユーザは、細帯体の両端に設けられた鉤状の面ファスナーを、太帯体のパイル状の面ファスナーのどの位置に係合させるかによって、腰部の締め付けの方向及び強さを調整することができる。ただし、特許文献1に記載の健康帯において、細帯体と太帯体は各々の固定位置に配設された雄ホックと雌ホックの係着により連結されている。従って、特許文献1に記載の健康帯による場合、腰部の左右各々における締め付けの一方の端点は、細帯体と太帯体の係着位置となり、これを変更することはできない。
係着部材の一方(以下、雌ホックとする)が太帯体の外面に複数配設されている構成においても、細帯体に配設された雄ホックは、太帯体に配設された複数の雌ホックの中から選択された1つの雌ホックと係着されるため、その係着位置が左右各々における締め付けの一方の端点となり、その一方の端点を任意の位置に変更することはできない。
従って、特許文献1に記載の健康帯による場合、ユーザにより異なる骨盤の歪みの状態に応じて、その歪みを矯正するために、骨盤の適切な領域に対し、適切な方向及び適切な強さの外力を加えることはできない。
上記の課題に鑑みて、本発明は、ユーザにより異なる骨盤の歪みの状態に応じて、その歪みを矯正するために、骨盤の適切な領域に対し、適切な方向及び適切な強さの外力を加えることを可能とする手段を提供する。
上記の課題を解決するため、本発明は、ユーザの腰周りに巻き付けられる帯状の部材である第1帯状部材と、前記第1帯状部材が前記ユーザの腰周りに巻き付けられた状態において、前記第1帯状部材の前記ユーザの腰部に対向する側の面である内側面に設けられた面ファスナである第1面ファスナと、前記第1帯状部材が前記ユーザの腰周りに巻き付けられた状態において、前記第1帯状部材の前記ユーザの腰部に対向しない側の面である外側面に設けられ前記第1面ファスナと結合する面ファスナである第2面ファスナと、前記第1帯状部材の外側面のうち前記第2面ファスナが設けられた領域と異なる領域に設けられた面ファスナである第3面ファスナと、前記ユーザの腰周りに巻き付けられた状態の前記第1帯状部材の腰周りの方向における弾性よりも、少なくとも長手方向において高い弾性を有する帯状の部材である第2帯状部材と、前記第2帯状部材の一方の面である内側面に、前記第2帯状部材の長手方向に離間して並んで設けられた複数の面ファスナであって、各々が前記第3面ファスナと結合する複数の面ファスナで構成される面ファスナ群とを備え、前記面ファスナ群を構成する複数の面ファスナは、前記第3面ファスナのうち、前記第1帯状部材が前記ユーザの腰周りに巻き付けられた状態において前記ユーザから見て、左側に位置する領域と結合する複数の面ファスナで構成される左側面ファスナ群と、右側に位置する領域と結合する複数の面ファスナで構成される右側面ファスナ群とで構成され、前記面ファスナ群を構成する複数の面ファスナの各々が前記第3面ファスナの互いに離間する任意の複数の領域の各々と結合され、前記第1帯状部材が前記ユーザの腰周りに巻き付けられて前記第1面ファスナと前記第2面ファスナの結合により前記ユーザの腰周りに固定された状態において、前記第2帯状部材の弾性によって、前記ユーザの骨盤の特定の領域に特定の方向及び特定の強さの外力を加えることを特徴とする骨盤矯正器具を第1の態様として提案する。
また、本発明は、上記の第の態様に係る骨盤矯正器具であって、前記左側面ファスナ群は3つ以上の面ファスナで構成され、前記右側面ファスナ群は3つ以上の面ファスナで構成されている骨盤矯正器具を第の態様として提案する。
また、本発明は、上記の第又は第の態様に係る骨盤矯正器具であって、前記第2帯状部材の内側面の前記第2帯状部材の長手方向における中央位置を含む領域に設けられ、前記第3面ファスナと結合する面ファスナである第4面ファスナを備える骨盤矯正器具を第の態様として提案する。
また、本発明は、上記の第又は第の態様に係る骨盤矯正器具であって、前記第2帯状部材は長手方向における中央位置を含む領域において、前記第1帯状部材に固着されている骨盤矯正器具を第の態様として提案する。
また、本発明は、上記の第1乃至第のいずれかの態様に係る骨盤矯正器具であって、前記第2面ファスナと前記第3面ファスナが連続している骨盤矯正器具を第の態様として提案する。
上記の第1の態様に係る骨盤矯正器具によれば、第1帯状部材の外側面に設けられた第3面ファスナの適切な複数の互いに離間する領域の各々に、高い弾性を有する第2帯状部材の内側面に互いに離間して並んで設けられた複数の面ファスナの各々が結合された状態の骨盤矯正器具をユーザの腰周りに装着することによって、当該ユーザの骨盤の歪みを矯正するために、骨盤の適切な領域に対し、適切な方向及び適切な強さの外力を加えることができる。
また、上記の第の態様に係る骨盤矯正器具によれば、ユーザの骨盤の左側部分と右側部分の各々に関し、それらの部分の各々の歪みに応じた適切な領域に対し、適切な方向及び適切な強さの外力を同時に加えることができる。
上記の第の態様に係る骨盤矯正器具によれば、左側部分と右側部分の各々に関し、複数の領域に対し各々異なる方向及び強さの外力を同時に加えることができるため、左側面ファスナ群と右側面ファスナ群の各々が2つの面ファスナで構成されている場合と比較し、より効果的に骨盤の歪みを矯正できる。
上記の第の態様に係る骨盤矯正器具によれば、第3面ファスナと第4面ファスナを結合することで、第1帯状部材と第2帯状部材がばらならにならず、それらの一方のみの紛失が生じにくい。
上記の第の態様に係る骨盤矯正器具によれば、第1帯状部材と第2帯状部材がばらならにならず、それらの一方のみの紛失が生じにくい。
上記の第の態様に係る骨盤矯正器具によれば、第2面ファスナと第3面ファスナが分離している場合と比較し、第1帯状部材に第2面ファスナ及び第3面ファスナを設けるための加工が容易である。
本発明の一実施形態に係るサポータを後方から見た図。 本発明の一実施形態に係る人体接触サポータの、装着時にユーザの腰部に対向する側を見た図である。 本発明の一実施形態に係る矯正翼の、装着時にユーザの腰部に対向する側を見た図。 本発明の一実施形態に係るサポータがユーザの腰周りに装着された状態を模式的に示した図。
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係るサポータ1(骨盤矯正器具の一例)を後方から見た図である。なお、本願における前後左右は、サポータ1がユーザの腰部に装着された状態において、ユーザから見た前後左右を意味する。
サポータ1は、人体接触サポータ2(第1帯状部材の一例)と、矯正翼3(第2帯状部材の一例)を備える。
人体接触サポータ2は、ユーザの腰周りに巻き付けられてユーザに装着される帯状の部材である。人体接触サポータ2は柔軟性が高く、ユーザの腰周りに巻き付けられるとユーザの腰部の3次元形状に沿うように変形する。図2は、人体接触サポータ2の、装着時にユーザの腰部に対向する側を見た図である。
人体接触サポータ2の、装着時にユーザの腰部に対向する側の面(以下、「内側面」という)には、面ファスナ5(第1面ファスナの一例)が設けられている。また、人体接触サポータ2の、装着時にユーザの腰部に対向しない側の面(以下、「外側面」という)の概ね全領域には、面ファスナ6(第2面ファスナ及び第3面ファスナの一例)が設けられている。面ファスナ5は雄の面ファスナ(フック面)であり、面ファスナ6は雌の面ファスナ(ループ面)である。
人体接触サポータ2がユーザの腰周りに巻き付けられた状態で、面ファスナ5と面ファスナ6が結合されると、ユーザの腰周りに対する人体接触サポータ2の装着(固定ともいう)が行われることになる。面ファスナ5は、ユーザの腰周りの長さに応じた面ファスナ6上の任意な位置(腰周り方向における位置)で面ファスナ6と結合することができるため、人体接触サポータ2は、腰周りの長さが異なる様々なユーザに対し装着できる。
矯正翼3は、人体接触サポータ2の外側面に取り付けられる帯状の部材である。矯正翼3の上下方向(腰周りの方向に直交する方向)における長さは、人体接触サポータ2の上下方向における長さより短い。図3は、矯正翼3の、装着時にユーザの腰部に対向する側を見た図である。
矯正翼3は、例えばゴムが編み込まれた素材でできており、少なくとも腰周りの方向(一の方向の一例)において、人体接触サポータ2の腰周りの方向における弾性よりも高い弾性を有する。矯正翼3の内側面の、ユーザの腰周りの方向における中央位置を含む領域には、面ファスナ9(第4面ファスナの一例)が設けられている。面ファスナ9は雄の面ファスナ(フック面)であり、ユーザの腰周りに装着された状態の人体接触サポータ2の面ファスナ6に対し、ユーザの背面の左右方向における中央位置を含む領域において結合される。
なお、面ファスナ9は、例えば矯正翼3が人体接触サポータ2から分離し紛失することを防止するために、矯正翼3を人体接触サポータ2に連結するために設けられており、ユーザの骨盤を矯正するための役割を果たすものではない。従って、面ファスナ9は必ずしも矯正翼3に設けられていなくてもよい。
矯正翼3の内側面の、ユーザの腰周りの方向における右端に近い位置には、右端から中央に向かう方向に、面ファスナ7a、面ファスナ7c、面ファスナ7e(右側面ファスナ群を構成する複数の面ファスナの一例)が離間して並んで設けられている。面ファスナ7a、面ファスナ7c、面ファスナ7eは、いずれも雄の面ファスナ(フック面)である。面ファスナ7aと面ファスナ7cの間には、腰周りの方向において間隔8aの面ファスナが設けられていない領域が設けられている。また、面ファスナ7cと面ファスナ7eの間には、腰周りの方向において間隔8cの面ファスナが設けられていない領域が設けられている。
矯正翼3の内側面の、ユーザの腰周りの方向における左端に近い位置には、左端から中央に向かう方向に、面ファスナ7b、面ファスナ7d、面ファスナ7f(左側面ファスナ群を構成する複数の面ファスナの一例)が並んで設けられている。面ファスナ7b、面ファスナ7d、面ファスナ7fは、いずれも雄の面ファスナ(フック面)である。面ファスナ7bと面ファスナ7dの間には、腰周りの方向において間隔8bの面ファスナが設けられていない領域が設けられている。また、面ファスナ7dと面ファスナ7fの間には、腰周りの方向において間隔8dの面ファスナが設けられていない領域が設けられている。
以下、面ファスナ7a、面ファスナ7c、面ファスナ7e、面ファスナ7b、面ファスナ7d、面ファスナ7fを総称して「面ファスナ7」という。
面ファスナ7の各々は、人体接触サポータ2の面ファスナ6の互いに離間した任意の複数の領域の各々に結合されて、矯正翼3の弾性によって、人体接触サポータ2に対し、面ファスナ7と面ファスナ6が結合している互いに離間した隣接する2つの領域を近付ける方向に力を加える役割を果たす。
図4は、ユーザの腰周りに装着された人体接触サポータ2の面ファスナ6に対し、面ファスナ7の各々が結合された状態のサポータ1を左上側から見た状態を模式的に示した図である。なお、図4において、ユーザの身体の図示は省略されている。
人体接触サポータ2には、矯正翼3の弾性により、面ファスナ7aと面ファスナ6が結合している領域と、面ファスナ7cと面ファスナ6が結合している領域とを互いに近付ける方向に、矢印Xaで示される力が加えられる。また、人体接触サポータ2には、矯正翼3の弾性により、面ファスナ7cと面ファスナ6が結合している領域と、面ファスナ7eと面ファスナ6が結合している領域とを互いに近付ける方向に、矢印Xcで示される力が加えられる。
また、図示は省略するが、人体接触サポータ2には、矯正翼3の弾性により、面ファスナ7bと面ファスナ6が結合している領域と、面ファスナ7dと面ファスナ6が結合している領域とを互いに近付ける方向に力が加えられる。また、人体接触サポータ2には、矯正翼3の弾性により、面ファスナ7dと面ファスナ6が結合している領域と、面ファスナ7fと面ファスナ6が結合している領域とを互いに近付ける方向に力が加えられる。
上記のように人体接触サポータ2に対し矯正翼3から与えられる力は、人体接触サポータ2を介して、人体接触サポータ2を装着しているユーザの骨盤に作用する。従って、例えば施術者が、ユーザの骨盤の歪みに応じて、骨盤の適切な領域に対し、適切な方向で適切な強さの力が作用するように、面ファスナ7の各々を面ファスナ6の望ましい位置に結合させると、ユーザの骨盤の歪みが矯正される。
なお、面ファスナ7の各々の、腰周りにおける長さは、1センチメートル以上であることが望ましい。
また、矯正翼3の左端部に最も近い面ファスナ7aは、面ファスナ7c及び面ファスナ7eと比較し、腰周りにおける長さが長い方が望ましい。そのような構成とすることで、例えば施術者は、人体接触サポータ2の面ファスナ6に対する面ファスナ7aの結合の位置をまず定めて、その点を基点とし、面ファスナ6に対する面ファスナ7c及び面ファスナ7eの結合の位置を、必要に応じて面ファスナ6に対する着脱を繰り返しながら調節することで、容易に、サポータ1をユーザの骨盤の歪みに応じた矯正機能を発揮する状態とすることができる。
同様に、矯正翼3の右端部に最も近い面ファスナ7bは、面ファスナ7d及び面ファスナ7fと比較し、腰周りにおける長さが長い方が望ましい。そのような構成とすることで、例えば施術者は、人体接触サポータ2の面ファスナ6に対する面ファスナ7bの結合の位置をまず定めて、その点を基点とし、面ファスナ6に対する面ファスナ7d及び面ファスナ7fの結合の位置を、必要に応じて面ファスナ6に対する着脱を繰り返しながら調節することで、容易に、サポータ1をユーザの骨盤の歪みに応じた矯正機能を発揮する状態とすることができる。
また、間隔8a、間隔8c、間隔8b、間隔8dの各々は、1センチメートル以上であることが望ましい。ただし、例えば、間隔8a及び間隔8bと、間隔8c及び間隔8dとは、互いに同じであってもよいし、互いに異なっていてもよい。また、男性と女性で骨盤の大きな形状が異なる傾向があるため、男性用のサポータ1と女性用のサポータ1とにおいて、それらの間隔を異ならせてもよい。同様に、ユーザの年齢や身長に応じて、それらの間隔を異ならせてもよい。
上述したサポータ1によれば、面ファスナ7の各々を、面ファスナ6の互いに離間した任意の複数の領域に結合させることができるため、ユーザによって異なる骨盤の歪みに応じた、骨盤の適切な領域に対し、適切な方向に、適切な強さの力を加えることで、そのユーザの骨盤の歪みを効果的に矯正することができる。
[変形例]
上述した実施形態に係るサポータ1は本発明の実施の一例であって、本発明の技術的思想に基づく限り、サポータ1は様々に変形されてよい。以下にそれらの変形の例を示す。
(1)上述した実施形態において、矯正翼3は面ファスナ9により着脱可能に人体接触サポータ2に取り付けられる。これに変えて、矯正翼3が、例えば縫合や接着等により、人体接触サポータ2に固着されていてもよい。
(2)上述した実施形態において、人体接触サポータ2の背面の左右方向における中央位置から左右に延伸する矯正翼3は、1本の帯状の部材であるが、矯正翼3が、例えば左矯正翼3Lと右矯正翼3Rのように2つの分離された部材で構成されていてもよい。
(3)上述した実施形態において、面ファスナ6は雌の面ファスナ(ループ面)であり、その他の面ファスナ(面ファスナ5、面ファスナ9、面ファスナ7)は雄の面ファスナ(フック面)であるものとしたが、これらが逆であってもよい。また、これらの面ファスナが雌雄の区別のない面ファスナであってもよい。
(4)上述した実施形態において、矯正翼3に設けられる面ファスナ7の数は左右各々に3つ(合計6つ)である。ユーザの骨盤の歪みの方向が単純であれば、左右各々において面ファスナ7を2つ使うことでその歪みを矯正できる場合がある。従って、面ファスナ7の左右各々における数は2つ以上であればよく、3つでなくてもよい。ただし、例えば、骨盤の右側が正しい位置から前上方に歪んでいるような場合、骨盤の右側に対し、後下方に力を加える必要がある。この場合、右側の面ファスナ7が3つ以上あれば、骨盤の右側に対し、前後方向と上下方向の各々に同時に力が加わるようにサポータ1の状態を調節できるため、より効果的に骨盤の矯正ができる。
(5)上述した実施形態において、面ファスナ6は、面ファスナ5と結合し人体接触サポータ2をユーザの腰周りに装着する役割を果たす領域と、面ファスナ7の各々と結合し人体接触サポータ2に矯正翼3の弾性による力を加える役割を果たす領域を含むが、これらの領域は連続している。これに代えて、面ファスナ6が、面ファスナ5と結合し人体接触サポータ2をユーザの腰周りに装着する役割を果たす領域(第2面ファスナの一例)と、その領域から離間して設けられた、面ファスナ7の各々と結合し人体接触サポータ2に矯正翼3の弾性による力を加える役割を果たす領域(第3面ファスナの一例)とを含む構成であってもよい。
(6)上述した実施形態において、面ファスナ6は、矯正翼3の腰周りの方向における中央より右側に設けられている面ファスナ7a、面ファスナ7c、面ファスナ7fの各々と結合する領域と、矯正翼3の腰周りの方向における中央より左側に設けられている面ファスナ7b、面ファスナ7c、面ファスナ7fの各々と結合する領域を含むが、これらの領域は連続している。これに代えて、面ファスナ6が、面ファスナ7a、面ファスナ7c、面ファスナ7fの各々と結合する領域と、その領域から離間して設けられた、面ファスナ7b、面ファスナ7c、面ファスナ7fの各々と結合する領域とを含む構成であってもよい。
本発明に係る器具は、医療用のサポータの製造メーカ、ガードルやスパッツ等を製造する服飾メーカ等において製造され得る。また、本発明に係る器具は、接骨院やリハビリテーションを行う施設等において利用され得る。
1…サポータ、2…人体接触サポータ、3…矯正翼、5…面ファスナ、6…面ファスナ、7…面ファスナ、9…面ファスナ。

Claims (5)

  1. ユーザの腰周りに巻き付けられる帯状の部材である第1帯状部材と、
    前記第1帯状部材が前記ユーザの腰周りに巻き付けられた状態において、前記第1帯状部材の前記ユーザの腰部に対向する側の面である内側面に設けられた面ファスナである第1面ファスナと、
    前記第1帯状部材が前記ユーザの腰周りに巻き付けられた状態において、前記第1帯状部材の前記ユーザの腰部に対向しない側の面である外側面に設けられ前記第1面ファスナと結合する面ファスナである第2面ファスナと、
    前記第1帯状部材の外側面のうち前記第2面ファスナが設けられた領域と異なる領域に設けられた面ファスナである第3面ファスナと、
    前記ユーザの腰周りに巻き付けられた状態の前記第1帯状部材の腰周りの方向における弾性よりも、少なくとも長手方向において高い弾性を有する帯状の部材である第2帯状部材と、
    前記第2帯状部材の一方の面である内側面に、前記第2帯状部材の長手方向に離間して並んで設けられた複数の面ファスナであって、各々が前記第3面ファスナと結合する複数の面ファスナで構成される面ファスナ群と
    を備え、
    前記面ファスナ群を構成する複数の面ファスナは、前記第3面ファスナのうち、前記第1帯状部材が前記ユーザの腰周りに巻き付けられた状態において前記ユーザから見て、左側に位置する領域と結合する複数の面ファスナで構成される左側面ファスナ群と、右側に位置する領域と結合する複数の面ファスナで構成される右側面ファスナ群とで構成され、
    前記面ファスナ群を構成する複数の面ファスナの各々が前記第3面ファスナの互いに離間する任意の複数の領域の各々と結合され、前記第1帯状部材が前記ユーザの腰周りに巻き付けられて前記第1面ファスナと前記第2面ファスナの結合により前記ユーザの腰周りに固定された状態において、前記第2帯状部材の弾性によって、前記ユーザの骨盤の特定の領域に特定の方向及び特定の強さの外力を加える
    ことを特徴とする骨盤矯正器具。
  2. 前記左側面ファスナ群は3つ以上の面ファスナで構成され、
    前記右側面ファスナ群は3つ以上の面ファスナで構成されている
    請求項に記載の骨盤矯正器具。
  3. 前記第2帯状部材の内側面の前記第2帯状部材の長手方向における中央位置を含む領域に設けられ、前記第3面ファスナと結合する面ファスナである第4面ファスナを備える
    請求項又はに記載の骨盤矯正器具。
  4. 前記第2帯状部材は長手方向における中央位置を含む領域において、前記第1帯状部材に固着されている
    請求項又はに記載の骨盤矯正器具。
  5. 前記第2面ファスナと前記第3面ファスナが連続している
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の骨盤矯正器具。
JP2019065150A 2018-11-29 2019-03-28 骨盤矯正器具 Active JP6732163B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018222949 2018-11-29
JP2018222949 2018-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020093067A JP2020093067A (ja) 2020-06-18
JP6732163B2 true JP6732163B2 (ja) 2020-07-29

Family

ID=71084313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019065150A Active JP6732163B2 (ja) 2018-11-29 2019-03-28 骨盤矯正器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6732163B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020093067A (ja) 2020-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004209050A (ja) 医療用コルセット
EP0988803A1 (en) Panty girdle
JP4496398B1 (ja) 腰部筋力補助具
WO2010071170A1 (ja) コルセット付きガードル
JP5750396B2 (ja) 脊椎変形矯正装具
JP6732163B2 (ja) 骨盤矯正器具
JP7365057B2 (ja) 姿勢矯正サポーター
JP2020044318A (ja) 骨盤矯正器具
JPH0975383A (ja) 姿勢矯正方法
JP5227744B2 (ja) 姿勢矯正用サポーター
JP2016060978A (ja) 骨盤サポート装具
JP2015139605A (ja) 腰用サポータ
JP3148958U (ja) コルセット
JP2003144469A (ja) 腰部固定帯
JP3953868B2 (ja) 腰保護具
JP2002315768A (ja) 姿勢矯正具
JP2003144468A (ja) 姿勢矯正着
JP4472215B2 (ja) 背筋矯正具
JP2007105308A (ja) 腰痛防止用ベルト
JP2004024437A (ja) 骨盤矯正ベルト
JP2002065710A (ja) 腰痛サポーター
JP4026932B2 (ja) 姿勢補整用被服
JP3102373U (ja) 姿勢矯正具
WO2017187956A1 (ja) ボトム衣類
JP3235324U (ja) 腰ベルト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190404

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190405

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6732163

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250