JP2004178747A - 光ディスクカートリッジ及び光ディスクカートリッジのシャッタ開閉装置 - Google Patents

光ディスクカートリッジ及び光ディスクカートリッジのシャッタ開閉装置 Download PDF

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Abstract

【課題】両開きシャッタのディスクカートリッジと互換性を持ち、両面記録タイプのディスクに対応可能な片開きシャッタのディスクカートリッジを提供すること。
【解決手段】ディスクカートリッジは、開口部を閉塞する一つの閉塞位置及び開口部を開放する一つの開放位置の間を移動自在に設けられたシャッタ(22)と、シャッタが閉塞位置に付勢された状態のとき本体の中心線(C)から両端部(23a、23b)までの長さが異なる突起であって、中心線からの距離が遠い方の一方の端部(23a)が中心線を越えるとシャッタが閉塞位置から開放位置へ向かって移動するようにシャッタに一体形成された突起部(24)とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、両面記録可能な光ディスクを格納可能するとともに、格納される光ディスクの両記録面に対してアクセス可能に形成された光ディスクカートリッジに関する。また、この発明は、このような光ディスクカートリッジのシャッタを開放するシャッタ開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
DVD−RAMには、両面記録可能な両面タイプがある。一般的に、DVD−RAMは、カートリッジに収容され利用される。カートリッジには、DVD−RAMの両記録面に対してアクセスを可能にする開口部が設けられている。さらに、カートリッジには、この開口部を閉塞したり開放したりするシャッタが設けられている。このシャッタは、カートリッジに対して左右どちらの方向にもスライドする両開きシャッタである。
【0003】
一方向からのみDVD−RAMの記録面にアクセス可能な光ディスクドライブは、上記したカートリッジを受け取ると、常にシャッタを一方向にスライドさせて、カートリッジに収容されているDVD−RAMの記録面(第1面)にアクセスすることができる。さらに、カートリッジの表裏が反転されると、同様にシャッタを一方向にスライドさせて、カートリッジに収容されているDVD−RAMの記録面(第2面)にアクセスすることができる。即ち、両開きシャッタのカートリッジを採用することにより、光ディスクドライブのシャッタ開閉機構を単純化することができる。
【0004】
ところが、大量生産されるカートリッジのシャッタ開閉機構を単純化したいという要望もあり、片開きシャッタのカートリッジも各種提案されている(特許文献1)。片開きシャッタのカートリッジは、両開きシャッタのカートリッジに比べて、シャッタの移動用のスペースを小さくできる。このため、片開きシャッタのカートリッジは、両開きシャッタのカートリッジに比べて、ラベル等を貼る面積を大きくとることができる。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第5,495,467号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来の両開きシャッタのカートリッジに加えて、片開きシャッタのカートリッジに対する要望も大きく、その結果、市場には、両開きシャッタのカートリッジと片開きシャッタのカートリッジが出回ることが予想される。
【0007】
しかしながら、従来の両開きシャッタのカートリッジと、特許文献1に記載の片開きシャッタのカートリッジには互換性がなく、同じ光ディスクドライブで取り扱えないという問題があった。
【0008】
この発明の目的は、上記したような事情に鑑み成されたものであって、両開きシャッタの光ディスクカートリッジと互換性を持ち、両面記録タイプのディスクに対応可能な片開きシャッタの光ディスクカートリッジを提供することにある。また、この発明の目的は、このような片開きシャッタの光ディスクカートリッジ及び両開きシャッタの光ディスクカートリッジの両方に対応可能な光ディスクカートリッジのシャッタ開閉装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、この発明の光ディスクカートリッジ及び光ディスクカートリッジのシャッタ開閉装置は、以下のように構成されている。
【0010】
(1)この発明の光ディスクカートリッジ(10)は、両面処理可能な光ディスクを格納可能な光ディスクカートリッジであって、光ディスクドライブに対する挿入方向(図1の挿入方向A)に平行で且つ前記カートリッジを二分する前記カートリッジの中心線(図1の中心線C)に対して実質的に軸対称な形状の本体(12)と、前記本体の一部の開口であり、且つ前記中心線に対して実質的に軸対称であって、前記本体に格納される光ディスクの両記録面に対してアクセスを可能にする開口部(16)と、閉塞位置から開放位置へ一方向に移動自在に設けられ、前記閉塞位置に留まることにより前記開口部を閉塞し、前記閉塞位置から前記開放位置へ移動することにより前記開口部を開放するシャッタ(22)と、前記シャッタが前記閉塞位置に付勢された状態のとき前記中心線から両端部(23a、23b)までの長さが異なる突起であって、前記中心線からの距離が遠い方の一方の端部(23a)が前記中心線を越えることにより前記シャッタが前記閉塞位置から前記開放位置へ向かって移動するように前記シャッタに対して一体形成された突起部(24)と、を備えている。
【0011】
(2)この発明の光ディスクカートリッジのシャッタ開閉装置は、光ディスクカートリッジ(10)を受け取り、前記光ディスクカートリッジのシャッタ(22)の移動方向(図1の移動方向B)に対して直交する方向(図1の挿入方向A)に沿って、前記光ディスクカートリッジを搬送する搬送手段(36)と、前記光ディスクカートリッジのシャッタの移動可能方向を検知する検知手段(80)と、前記検知手段による検知結果に基づき前記シャッタに一体形成された突起部(24)の両端のうちの一方の端部(係合面23a)を選択し(非係合面23bが選択されることはない)、前記搬送手段による前記光ディスクカートリッジの搬送に対応して前記検知手段により検知された前記シャッタの移動可能方向に向けて選択された端部を押して前記シャッタを開放する開放手段(50、52、70a、70b、70cなど)と、を備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0013】
まず、ディスクカートリッジについて説明する。図1および図2に示すように、ディスクカートリッジ10は、ディスク状の記録媒体として、光ディスク14を収納した偏平な矩形状のケース12を備えている。カートリッジ本体として機能するケース12は、ほぼ同一構造を有する一対のハーフケース13a、13bを接合することにより形成されている。
【0014】
ケース12の上壁、つまりハーフケース13aの主壁11aを第1面と定義し、ケース12の下壁、つまりハーフケース13の主壁11bを第2面と定義する。すると、図1は、第2面を上面から見たディスクカートリッジ12の斜視図であり、図2は、第1面を上面から見たディスクカートリッジ12の斜視図である。
【0015】
また、ケース12は、後述する光ディスク駆動装置に対するディスクカートリッジ10の挿入方向Aに平行で且つディスクカートリッジ10を二分するディスクカートリッジ10の中心線Cに対して実質的に対称(軸対称)である。但し、後述する突起24は、中心線Cに対して非対称である。
【0016】
光ディスク14の表面と対向しているケース12の上壁および下壁、つまり、ハーフケース13a、13bの主壁11a、11bには、光ディスク14の記録面へアクセスを可能にする窓部16がそれぞれ形成され、互いに対向している。言い換えると、窓部16は、ケース12の一部の開口である。光ディスク14が両面記録再生可能なタイプ又は両面再生のみ可能なタイプであれば、この窓部16により両面へのアクセスが可能となる。各窓部16は、それぞれケース12のほぼ中央から挿入方向Aに向かって、ケース12の前端面12a近傍まで延びている。
【0017】
ケース12内に収納された光ディスク14の中心部には、中心孔19および中心孔の周囲に位置したクランプ領域18が設けられている。そして、中心孔19、クランプ領域18、および光ディスク14の両面の一部は、窓部16を通して露出している。
【0018】
ケース12には、窓部16を開閉する両面一体型のシャッタ22が摺動自在に取り付けられている。シャッタ22は、それぞれ窓部16を開閉する一対の矩形状の遮蔽板22aと、これら遮蔽板の前端同志を連結しているとともにケース前端面12aと対向した連結板22bと、を有し、断面U字形状に形成されている。
【0019】
そして、シャッタ22は、ケース12の前端面12a側からケース12の両表面側を挟むようにして取り付けられている。また、連結板22bには突起24が形成され、さらにシャッタ22を開閉するための係合面23aが形成されている。言い換えると、突起24は、シャッタ22に対して一体形成されている。突起24の両端部のうちの一方の端部が、係合面23aである。突起部24の両端部のうち他方の端部は、非係合面23bである。
【0020】
シャッタ22は、図1に示すように、窓部16を閉塞する閉塞位置と、図2に示す窓部16を開放する開放位置と、の間をケース12の前端面12aと平行な方向、つまり、ディスクカートリッジ10の挿入方向Aと直交する開閉方向Bに沿って摺動可能となっている。シャッタ22は、ケース12内で窓部16の片側に配設された図示しないシャッタばねにより常時閉塞位置に向かって付勢されている。つまり、シャッタ22は、閉塞位置に付勢されることにより窓部16を閉塞し、閉塞位置から開放位置へ移動されることにより窓部16を開放する。
【0021】
シャッタ22が閉塞位置に留まっている状態において、中心線Cから突起24の両端部までの長さは、均等ではない。中心線から一方の端部までの距離は長く、他方の端部までの距離は短い。即ち、中心線から係合面23aまでの距離は長く、非係合面23bまでの距離は短い。即ち、係合面23aは、中心線Cから見て、シャッタ22が開放する方向の反対方向に設けられている。係合面23aが、中心線Cを越えることにより、シャッタ22は閉塞位置から開放位置へ向かって移動する。このように、中心線Cから係合面23aまでの長さより、中心線Cから非係合面23bまでの長さが短くなるように突起24を形成することにより、この突起24がシャッタ22の移動方向を示すように機能する。
【0022】
ハーフケース13a、13bの表面の内、シャッタ22の遮蔽板22aが摺動する領域は、浅い矩形状の凹所15として形成され、窓部16もこの凹所内に形成されている。また、ハーフケース13a、13bは、凹所15の後端部から窓部16の近傍まで挿入方向Aに突出した抜け止め用の突部17を有し、この突部17は、遮蔽板22aの自由端部と係合して遮蔽板を凹所15内に保持している。
【0023】
各ハーフケース13a、13bの主壁11a、11bの後端部中央、後端面中央部には、ラベル貼付部6aが連続して形成され、主壁11a、11bの窓部16の脇の凹所15の反対側にもラベル貼付部6bが形成されている。ケース12の両側壁12b、12cの後端部には、光ディスク駆動装置のトレイに対してディスクカートリッジ10を位置決めするためのスロット26がそれぞれ形成されているとともに、両側壁12b、12cの前端部には、光ディスクドライブ側のローディング機構を引っ掛けるための凹所27がそれぞれ形成されている。その他、ハーフケース13a、13bには、種々の検出用の透孔が形成されている。
【0024】
次に、光ディスクカートリッジのシャッタ開放機構を備えた光ディスク駆動装置について説明する。この光ディスク駆動装置は、上述したディスクカートリッジ10を受け入れて、シャッタをスライドさせて、カートリッジ10に収容されている光ディスク14の記録面にアクセスし、情報の読み出しあるいは情報の書き込みを行う。
【0025】
図3に示すように、光ディスク駆動装置はほぼ矩形状の筐体30を備え、筐体の前面開口にはベゼル32が嵌合され前壁を構成している。このベゼル32には、筐体30内に対してディスクカートリッジ10を出し入れするための細長い矩形状の挿通口34が形成されている。
【0026】
また、光ディスク駆動装置は、ディスクカートリッジ10を筐体30内に対して装填および取出しするためのディスクトレイ36を備えている。ディスクトレイ36は、ディスクカートリッジ10を収納するための凹所からなる装填部38を形成している。この装填部38は、ディスクカートリッジ10とほぼ等しい幅を有す矩形状に形成されている。また、前面パネル44にはディスクトレイ36を引き出しおよび引き込みするための開閉スイッチ41が設けられているとともに、ディスクトレイ36の底壁には、装填部38に開口したアクセス開口39が形成されている。
【0027】
ディスクトレイ36は、筐体30内に設けられた図示しないガイド機構およびトレイ駆動機構により、挿通口34を通して、図3に示す筐体から引き出された引き出し位置と、筐体内に引き込まれた後述の引き込み位置との間を移動方向Aに沿って移動可能となっている。即ち、ディスクトレイ36は、移動方向Aに沿って、ディスクカートリッジ10を搬送する。
【0028】
挿通口34には、挿通口カバー44が開閉自在に取り付けられ、図示しないばねにより、閉塞方向に付勢されており、ディスクトレイ36によって押されることにより開く。
【0029】
そして、ディスクトレイ36を筐体30から所定の引き出し位置まで引き出すことにより、装填部38が露出し、装填部38に対してディスクカートリッジ10の脱着が可能となる。また、ディスクトレイ36を筐体30内の所定の引き込み位置まで移動させることにより、ディスクカートリッジ10が筐体30内に装填され、光ディスク14の記録面に対する情報の読み出し、書き込みが可能となる。この際、ディスクカートリッジ10は、その挿入方向Aがディスクトレイ36の移動方向Aと一致した状態でディスクトレイの装填部38に装填される。
【0030】
図4および図5に示すように、ディスクトレイ36の挿入方向Aの先端部には、装填されたディスクカートリッジ10の先端部を保持するブッリジ状のカートリッジ保持部材48が設けられ、ディスクトレイ36の幅方向に沿って延びている。また、ディスクトレイ36の挿入方向Aの先端部には、シャッタ開閉機構50の一部を構成するシャタ開閉部材52が設けられている。このシャッタ開閉部材52は細長い矩形状に形成され、その長手方向がディスクトレイ36の移動方向Aと直行する方向、すなわち、シャッタ22の開閉方向Bと一致するように設けられている。ディスクトレイ36の底壁先端部には、開閉方向Bと平行に延びたガイドレール54およびガイド溝56が一体に形成されている。そして、シャッタ開閉部材52は、ガイドレール54およびガイド溝56により開閉方向Bに沿ってガイドされ、図示の閉塞位置と、この閉塞位置を挟んでB方向の両側に2箇所ある開放位置との間を移動自在に設けている。
【0031】
なお、ディスクカートリッジ10は片開きのシャッタ22を備えたものであり、シャッタ22の閉塞位置は1箇所で、開放位置も1箇所である。光ディスクドライブ側の開放位置が2箇所あるのは、ディスクカートリッジ10の表裏に関係なく、ディスクカートリッジ10のシャッタ22を開放できるように、シャッタ開閉機構50が二方向へ移動するためである。
【0032】
また、シャッタ閉塞部材は、閉塞位置に留まるように図示しないばねによって付勢されている。シャッタ開閉部材52の閉塞位置は、ディスクトレイ36の幅方向ほぼ中央部に設定されている。
【0033】
シャッタ開閉部材52は、ディスクトレイ36に装填されたディスクカートリッジ10に向かって突出した2つの押圧爪58a、58bを一体に備えている。
【0034】
シャッタ開閉部材52には、レバー軸84が設けられ、開閉方向切り替えレバー80にも受けられた軸穴82と回転自在に勘合している。開閉方向切り替えレバーにはさらにローラ軸81が設けられ、ガイドローラ62が回転自在に勘合している。開閉方向切り替えレバーは、図示しないばねによって、レバー軸まわりに、上面からみて時計まわりに付勢されており、開閉方向切り替えレバーが、シャッタ開閉部材52に設けたストッパ85によって回転範囲が規制され、なんら外力が作用しない場合の位置が設定されている。
【0035】
ディスクカートリッジ10をディスクトレイ36に装填すると、装填方向により、ディスクカートリッジ10の2つの押圧爪58a、58bのいずれかが、シャッタ22の先端部に設けられた係合面23aに係合する。一方、図3、図4、図5に示すように、ディスクカートリッジ10のシャッタ22を開閉するためのシャッタ開閉機構50は、ディスクトレイ36の移動に応じてシャッタ開閉部材52を移動させるガイドレール70a、70b、70cを備え、このガイドレール70a、70b、70cは筐体30の天壁30aの内面に固定されている。また、駆動部材として機能するガイドレール70は、天壁に対して垂直に延びているとともに、開閉方向切り替えレバー80のローラ軸81に回転自在に勘合したガイドローラ62をガイドするガイド面72a、72b、72c、72dを有している。ガイド面72a、72b、72c、72dは、筐体30の幅方向ほぼ中央部から図3において筐体の左側壁に向かって斜めに延びた、すなわち、ディスクトレイ36の移動方向Aと交差する方向に延びた第1ガイド面72aと、右側壁に向かって斜めに延びた第2ガイド面72b、第1ガイド面および第2ガイド面に続いて側壁とほぼ平行に延びた第3ガイド面72c、第4ガイド面72dと、を有している。
【0036】
図4に示すように、筐体30内には、ディスクカートリッジ10に収納されている光ディスク14の中心孔19と係合するクランパ74が設けられている。また、筐体10内の底部には光ディスク14の図示しない駆動系が設けられている。この駆動系は、ディスクカートリッジ10内の光ディスク14を支持および回転駆動するターンテーブル、光ディスクに対して情報の読み出しおよび書き込みを行う図示しない光ヘッド等を備えている。
【0037】
上記構成の光ディスク駆動装置において、ディスクカートリッジ10を装填する場合、図3に示すように、開閉スイッチ41を押してディスクトレイ36を筐体30から所定の引き出し位置まで引き出し、装填部38を露出させる。この状態で、装填部38に対してディスクカートリッジ10を装填する。
【0038】
ディスクトレイ36を引き出した状態において、シャッタ開閉機構50のシャッタ開閉部材52は、図示しないばねにより付勢され閉塞位置に保持されている。そして、ディスクカートリッジ10をその挿入方向Aがディスクトレイ36の移動方向Aと一致するように、かつ、カートリッジの前端面が筐体30側となるようにディスクトレイの装填部38に装填する。これにより、ディスクカートリッジ10はディスクトレイ36内に保持され、シャッタ22の係合面23aは、ディスクカートリッジ10の装填方向により、シャッタ開閉部材52の2つの押圧爪58a、58bのいずれかと隣接対向して位置する。
【0039】
ここで、光ディスク14の両記録面のうちサイド1の記録面に対するアクセスについて説明する。即ち、主壁11aが上側になるようにディスクカートリッジ10を装填した場合のシャッタの開閉動作について説明する。この場合のディスクトレイ36が引き出し位置にあるのが図6で、引き込み位置にあるのが図7である。
【0040】
まず、ディスクトレイ36にディスクカートリッジ10を装填する時に、開閉方向切り替えレバー80に設けた突起83が、突起24の係合面23aの近傍によって、ばねの付勢力に抗して押されて反時計回りに回転する。よって、ガイドローラ62の位置が、筐体30の幅方向ほぼ中央部に対して右側から左側に移動する。
【0041】
この状態で開閉スイッチ41を押すと図示しないトレイ駆動機構が作動し、ディスクトレイ36は、移動方向Aに沿って図示の引き出し位置から図7に示す引き込み位置に移動される。ディスクトレイ36が引き込み位置に向かって移動すると、シャッタ開閉部材52のガイドローラ62はガイドレール70aの第1ガイド面72aに当接する。この力により、開閉方向切り替えレバー80はさらに半時計まわりに回転するが、シャッタ開閉部材52に設けたストッパ86に接することによって、回転範囲が規制されている。さらに、ディスクトレイ36が引き込み方向に移動すると、ガイドローラ62の当接位置は、ディスクトレイの移動に応じて第1ガイド面72aおよび第3ガイド面72cに沿って移動する。つまり、開閉方向切り替えレバー80は、第1ガイド面72aおよび第3ガイド面72cにガイドされ、D1方向に沿って移動する。
【0042】
それにより、シャッタ開閉部材52は、挿入方向Aと反対方向の力、および開閉方向Bの力を受ける。従って、シャッタ開閉部材52は、ばねの付勢力に抗し、開閉方向Bの左側方向に沿って開放位置まで移動される。つまり、シャッタ開閉部材52は、ガイドレール54およびガイド溝56にガイドされ、E1方向に沿って移動する。シャッタ開閉部材52が開放位置まで移動した時点で、ガイドローラ62はガイドレール70cの第4ガイド面72dに当接し、以後、ディスクトレイ36が引き込み位置に到達するまで、第4ガイド面72dに沿って移動しシャッタ開閉部材52を開放位置に保持する。
【0043】
また、図7に示すように、シャッタ開閉部材52が閉塞位置から開放位置へ移動すると、ディスクカートリッジ10のシャッタ22は押圧爪58bに押圧される。即ち、シャッタ22に一体形成された突起24の係合面23aは押圧爪58bに押圧され、シャッタ開閉部材と連動して閉塞位置から開放位置に移動した後、開放位置に保持される。これにより、ディスクカートリッジ10の窓部16が開放し、光ディスク14のサイド1の記録面へのアクセスが可能となる。このようにして、ディスクトレイ36が引き出し位置から引き込み位置へ移動するまでの間、ディスクトレイの移動に連動して、ディスクカートリッジ10のシャッタ22が開放される。
【0044】
ディスクトレイ36が引き込み位置まで移動すると、クランパ74がディスクカートリッジ10の窓部16を通して光ディスク14の中心孔19に対向する。同時に、駆動系の昇降機構が駆動され、ターンテーブルがディスクトレイ36のアクセス開口39およびディスクカートリッジ10の窓部16を通って上昇し、光ディスク14を支持するとともにクランパ74に押し付ける。これにより、光ディスク14はディスクカートリッジ10のケース内面から離間した状態に支持され、回転駆動が可能となる。そして、この状態で、ターンテーブルを駆動して光ディスク14を回転させるとともに、図示しない光ヘッドにより光ディスクに対する情報の読み出しあるいは書き込みを行う。
【0045】
一方、光ディスク駆動装置からディスクカートリッジ10を取り出す場合には、ディスクトレイ36の開閉スイッチ41を押す。すると、ターンテーブル78およびクランパ74が初期位置に復帰した後、図示しないトレイ駆動機構が作動し、ディスクトレイ36が引き込み位置から引き出し位置に移動される。
【0046】
ディスクトレイ36の移動に伴い、シャッタ開閉部材52のガイドローラ62はガイドレール70の第3ガイド面72cおよび第1ガイド面72aに沿って移動する。そして、シャッタ開閉部材52は、ばねの付勢力により、開放位置から閉塞位置に移動され、閉塞位置に保持される。同時に、ディスクカートリッジ10のシャッタ22は、シャッタ開閉部材52に追従して、シャッタのばねの付勢力により開放位置から閉塞位置へ移動し、窓部16を閉塞する。そして、ディスクトレイ36が引き出し位置まで引き出されることにより、このディスクトレイからディスクカートリッジ10を取り出すことができる。
【0047】
ディスクカートリッジ10を取り出すことによって、開閉方向切り替えレバー80は、ストッパ85に当接するまで回転する。
【0048】
次に、光ディスク14の両記録面のうちサイド2の記録面に対するアクセスについて説明する。即ち、主壁11bが上側になるようにディスクカートリッジ10を装填した場合のシャッタの開閉動作について説明する。この場合のディスクトレイ36が引き出し位置にあるのが図8で、引き込み位置にあるのが図9である。
【0049】
前述の向きと異なり、ディスクトレイ36にディスクカートリッジ10を装填する時に、開閉方向切り替えレバー80に設けた突起83は、シャッタ22の突起24に当接しない。よって、よって、ガイドローラ62の位置は、筐体30の幅方向ほぼ中央部に対して右側を維持したままとなる。
【0050】
この状態で開閉スイッチ41を押すと図示しないトレイ駆動機構が作動し、ディスクトレイ36は、移動方向Aに沿って図示の引き出し位置から図9に示す引き込み位置に移動される。ディスクトレイ36が引き込み位置に向かって移動すると、シャッタ開閉部材52のガイドローラ62はガイドレール70aの第2ガイド面72bに当接する。この力により、開閉方向切り替えレバー80は時計まわりの力が加わるが、すでにストッパ85に当接しているため、回転しない。さらに、ディスクトレイ36が引き込み方向に移動すると、ガイドローラ62の当接位置は、ディスクトレイの移動に応じて第2ガイド面72bおよび第4ガイド面72dに沿って移動する。つまり、開閉方向切り替えレバー80は、第2ガイド面72bおよび第4ガイド面72dにガイドされ、D2方向に沿って移動する。
【0051】
それにより、シャッタ開閉部材52は、挿入方向Aと反対方向の力、および開閉方向Bの力を受ける。従って、シャッタ開閉部材52は、ばねの付勢力に抗し、開閉方向Bの右側方向に沿って開放位置まで移動される。つまり、シャッタ開閉部材52は、ガイドレール54およびガイド溝56にガイドされ、E2方向に沿って移動する。シャッタ開閉部材52が開放位置まで移動した時点で、ガイドローラ62はガイドレール70bの第3ガイド面72cに当接し、以後、ディスクトレイ36が引き込み位置に到達するまで、第2ガイド面72cに沿って移動しシャッタ開閉部材52を開放位置に保持する。
【0052】
また、図9に示すように、シャッタ開閉部材52が閉塞位置から開放位置へ移動すると、ディスクカートリッジ10のシャッタ22は押圧爪58aに押圧される。即ち、シャッタ22に一体形成された突起24の非係合面23bは押圧爪58aに押圧され、シャッタ開閉部材と連動して閉塞位置から開放位置に移動した後、開放位置に保持される。これにより、ディスクカートリッジ10の窓部16が開放し、光ディスク14のサイド2の記録面へのアクセスが可能となる。このようにして、ディスクトレイ36が引き出し位置から引き込み位置へ移動するまでの間、ディスクトレイの移動に連動して、ディスクカートリッジ10のシャッタ22が開放される。
【0053】
ディスクトレイ36が引き込み位置まで移動すると、クランパ74がディスクカートリッジ10の窓部16を通して光ディスク14の中心孔19に対向する。同時に、駆動系の昇降機構が駆動され、ターンテーブルがディスクトレイ36のアクセス開口39およびディスクカートリッジ10の窓部16を通って上昇し、光ディスク14を支持するとともにクランパ74に押し付ける。これにより、光ディスク14はディスクカートリッジ10のケース内面から離間した状態に支持され、回転駆動が可能となる。そして、この状態で、ターンテーブルを駆動して光ディスク14を回転させるとともに、図示しない光ヘッドにより光ディスクに対する情報の読み出しあるいは書き込みを行う。
【0054】
一方、光ディスク駆動装置からディスクカートリッジ10を取り出す場合には、ディスクトレイ36の開閉スイッチ41を押す。すると、ターンテーブル78およびクランパ74が初期位置に復帰した後、図示しないトレイ駆動機構が作動し、ディスクトレイ36が引き込み位置から引き出し位置に移動される。
【0055】
ディスクトレイ36の移動に伴い、シャッタ開閉部材52のガイドローラ62はガイドレール70の第4ガイド面72dおよび第2ガイド面72bに沿って移動する。そして、シャッタ開閉部材52は、ばねの付勢力により、開放位置から閉塞位置に移動され、閉塞位置に保持される。同時に、ディスクカートリッジ10のシャッタ22は、シャッタ開閉部材52に追従して、シャッタのばねの付勢力により開放位置から閉塞位置へ移動し、窓部16を閉塞する。そして、ディスクトレイ36が引き出し位置まで引き出されることにより、このディスクトレイからディスクカートリッジ10を取り出すことができる。
【0056】
次に、この光ディスク駆動装置に、従来の両開きシャッタを備えたディスクカートリッジを装填した場合の開閉動作について図10を用いて説明する。両開きシャッタを備えたディスクカートリッジ110は、シャッタ122の突起124の係合面が123a、123bの2つある。どちらの主壁を上に装填しても、前述の主壁11bが上側になった場合と同じ動作をする。つまり、シャッタ122は常に装置の一方向側(E1方向側)に開く。
【0057】
以下、この発明の作用効果についてまとめる。光ディスク駆動装置のシャッタ開閉機構50は、シャッタ22の開閉方向Bと平行な方向に沿って移動自在に設けられたシャッタ開閉部材52、開閉方向切り替えレバー80を備えている。開閉方向切り替えレバー80は、シャッタ22に一体形成された突起24の一方の端部(係合面23a)が、光ディスクカートリッジ10に対して第1の位置(図6)及び第2の位置(図8)のどちらに位置するかを検知する。即ち、開閉方向切り替えレバー80は、ディスクカートリッジ10が表投入(図1)か裏投入(図2)かを検知する。つまり開閉方向切り替えレバー80は、突起24の一方の端部(係合面23a)の位置を検知する。この位置の検知結果から、シャッタの移動可能方向が検知されることになる。
【0058】
シャッタ開閉部材52は、シャッタの移動可能方向の検知結果に基づき、シャッタ22に一体形成された突起24の両端のうちの一方の端部、即ち係合面23aを常に選択する。シャッタ開閉部材52は、ディスクトレイ36の移動を利用して、検知された移動可能方向に向けて選択された端部(係合面23a)を押してシャッタ22を開放する。そして、シャッタ22の開放時、シャッタ開閉部材52は、ディスクトレイ36の移動方向に反力を受けるが、このシャッタ開閉部材52はディスクトレイ36上に設けられているため、シャッタ22には上記反力が伝達されない。従って、シャッタ22の開閉時、ディスクカートリッジ10のシャッタ22およびケース12にはシャッタの開閉方向Bのみに力が作用する。その結果、シャッタ22とケース12との摩擦を低減し、摩擦粉等の発生を防止することができる。これにより、摩擦粉等に起因する記録再生時の誤動作を防止し、信頼性の高い光ディスク駆動装置を得ることができる。
【0059】
また開閉方向切り替えレバー80によって、ディスクカートリッジ10のシャッタの開放方向を判別することができる。その結果、一方向にしかシャッタ22が開かないディスクカートリッジ10を扱えるようになる。さらに、両方向にシャッタが開くディスクカートリッジ110も使用可能である。即ち、両開きシャッタのディスクカートリッジ110と、片開きシャッタ22のディスクカートリッジ10の互換性を維持することができる。
【0060】
ディスクカートリッジ110に対してシャッタの形状に工夫をするだけで、ディスクカートリッジ10を得ることができる。しかもディスクカートリッジ10のシャッタは片側にしかスライドしないため、ばねが1つでよい。しかも、シャッタ22に特別な材料を使用する必要もない。これらのことから、両開きのディスクカートリッジに比べて、片開きのディスクカートリッジ10は、製造コストを低減できる。さらに、両開きのディスクカートリッジのシャッタ移動用のスペースに比べて、ディスクカートリッジ10のシャッタの移動用のスペースは小さくて済む。このため、ディスクカートリッジ10は、両開きのディスクカートリッジよりも、ラベル貼り付けスペースを大きく取れ、利便性の点でも優れる。
【0061】
更に、シャッタ開閉機構50は、ディスクトレイ36の移動力を利用してシャッタを開放することから、特別な駆動機構を設ける必要がなく、構造の簡素化および製造コストの低減を図ることができる。
【0062】
なお、この発明のディスクカートリッジは、上記したように記録再生可能なディスクにも利用できるし、再生専用ディスクにも利用できる。
【0063】
なお、この発明は上述した実施の形態に限定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。例えば、上述した実施の形態においては、シャッタ開閉部材を移動させる駆動部材としてガイドレールを用いたが、回動自在に設けられた開閉アーム等を用いてもよい。ディスクトレイは、引き出し位置から押し込み位置まで手動で移動する構成としてよく、また、ディスクトレイ、シャッタ開閉部材の形状、構造等は必要に応じて種々変形可能である。また、左右反対に部品を配置して、たとえば従来のディスクカートリッジが装填されたとき、常にシャッタが右側に開くようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】
この発明によれば、両開きシャッタの光ディスクカートリッジと互換性を持ち、両面記録タイプのディスクに対応可能な片開きシャッタの光ディスクカートリッジを提供できる。また、この発明によれば、このような片開きシャッタの光ディスクカートリッジ及び両開きシャッタの光ディスクカートリッジの両方に対応可能な光ディスクカートリッジのシャッタ開閉装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクカートリッジの第1面を上面から見た斜視図であり、且つシャッタが閉塞位置で保留された状態の一例を示す図である。
【図2】ディスクカートリッジの第2面を上面から見た斜視図であり、且つシャッタが開放位置で保留された状態の一例を示す図である。
【図3】ディスクトレイが引き出された状態の光ディスク駆動装置の一例を示す図である。
【図4】光ディスク駆動装置のシャッタ開閉機構の周辺を示す斜視図である。
【図5】シャッタ開閉機構を部分的に分解した状態を示す斜視図である。
【図6】ディスクカートリッジの第1面を上にして、ディスクトレイが引き出された状態の光ディスク駆動装置に装填された状態を示す平面図である。
【図7】ディスクカートリッジの第1面を上にして装填し、ディスクトレイが筺体内に引き込まれた状態の光ディスク駆動装置を示す平面図である。
【図8】ディスクカートリッジの第2面を上にして、ディスクトレイが引き出された状態の光ディスク駆動装置に装填された状態を示す平面図である。
【図9】ディスクカートリッジの第2面を上にして装填し、ディスクトレイが筺体内に引き込まれた状態の光ディスク駆動装置を示す平面図である。
【図10】両開きのディスクカートリッジを、ディスクトレイが引き出された状態の光ディスク駆動装置に装填した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10…ディスクカートリッジ
12…ケース
13a、13b…ハーフケース
14…光ディスク
16…窓部
18…クランプ領域
19…中心孔
22…シャッタ
23a…係合面
23b…非係合面
24…突起
30…筐体
34…挿通口
36…ディスクトレイ
38…装填部
39…アクセス開口
50…シャッタ開閉機構
52…シャッタ開閉部材
54…ガイドレール
56…ガイド溝
58a、58b…押圧爪
62…ガイドローラ
80…開閉方向切り替えレバー
81…ローラ軸
82…軸穴
84…レバー軸
85…ストッパ
70a、70b、70c…ガイドレール

Claims (6)

  1. 両面記録再生可能な光ディスクを格納可能な光ディスクカートリッジであって、
    光ディスクドライブに対する挿入方向に平行で且つ前記カートリッジを二分する前記カートリッジの中心線に対して実質的に軸対称な形状の本体と、
    前記本体の一部の開口であり、且つ前記中心線に対して実質的に軸対称であって、前記本体に格納される光ディスクの両記録面へのアクセスを可能にする開口部と、
    一つの閉塞位置と一つの開放位置との間を移動自在に設けられ、前記閉塞位置に付勢された状態で前記開口部を閉塞し、前記閉塞位置から前記開放位置へ移動された状態で前記開口部を開放するシャッタと、
    前記シャッタが前記閉塞位置に付勢された状態のとき前記中心線から両端部までの長さが異なる突起であって、前記中心線からの距離が遠い方の一方の端部が前記中心線を越えることにより前記シャッタが前記閉塞位置から前記開放位置へ向かって移動するように前記シャッタに対して一体形成された突起部と、
    を備えたことを特徴とする光ディスクカートリッジ。
  2. 前記シャッタが前記閉塞位置に付勢された状態のとき前記中心線から一方の端部までの長さより、前記中心線から他方の端部までの長さが短くなるように形成された前記突起部は、前記シャッタの移動方向を示すように機能することを特徴とする請求項1に記載の光ディスクカートリッジ。
  3. 光ディスクカートリッジを受け取り、前記光ディスクカートリッジのシャッタの移動方向に対して直交する方向に沿って、前記光ディスクカートリッジを搬送する搬送手段と、
    前記光ディスクカートリッジのシャッタの移動可能方向を検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知結果に基づき前記シャッタに一体形成された突起部の両端のうちの一方の端部を選択し、前記搬送手段による前記光ディスクカートリッジの搬送に対応して前記検知手段により検知された前記シャッタの移動可能方向に向けて選択された端部を押して前記シャッタを開放する開放手段と、
    を備えたことを特徴とする光ディスクカートリッジのシャッタ開閉装置。
  4. 前記検知手段は、前記シャッタに一体形成された突起部の一方の端部が、前記搬送手段に対して第1の位置及び第2の位置のどちらに位置するかを検知する検知部材を備え、この検知部材による検知結果に基づき前記シャッタの移動可能方向を検知する、ことを特徴とする請求項3に記載の光ディスクカートリッジのシャッタ開閉装置。
  5. 前記開放手段は、
    前記シャッタの移動可能方向に対して平行する第1の方向及びこの第1の方向と逆の第2の方向に沿って移動自在に設けられた部材であって、前記シャッタの突起部の両端のうち少なくとも一方の端部に係合するシャッタ開閉部材と、
    前記検知部材による検知結果に基づき、前記搬送手段による前記光ディスクカートリッジの搬送に対応して前記検知部材を異なる二方向のうちどちらか一方向へガイドする第1のガイド部材と、
    前記第1のガイド部材による前記検知部材のガイドに対応して、前記シャッタ開閉部材を前記第1及び第2の方向のどちらか一方向にガイドする第2のガイド部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の光ディスクカートリッジのシャッタ開閉装置。
  6. 前記検知部材は、前記シャッタ開閉部材に対して所定の範囲で回転自在に設けられ、且つ前記シャッタに一体形成された突起部の位置に応じて回転し、回転位置に応じて前記第1のガイド部材に沿って異なる二方向のうちどちらか一方向にガイドされるように構成されたことを特徴とする請求項5に記載の光ディスクカートリッジのシャッタ開閉装置。
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