JPH11260032A - 磁気テープカートリッジ - Google Patents
磁気テープカートリッジInfo
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- JPH11260032A JPH11260032A JP6234898A JP6234898A JPH11260032A JP H11260032 A JPH11260032 A JP H11260032A JP 6234898 A JP6234898 A JP 6234898A JP 6234898 A JP6234898 A JP 6234898A JP H11260032 A JPH11260032 A JP H11260032A
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- Japan
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- slide door
- magnetic tape
- opening
- closed position
- sliding door
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Abstract
リッジケース内に回転可能に収容され、上記磁気テープ
の一端を引き出すためのテープ引出し用開口部2を開閉
するスライドドア3が、バネ部材の付勢力により閉位置
に復帰する態様でカートリッジケース1に設けられてい
る磁気テープカートリッジにおいて、スライドドア3の
閉位置におけるロックとロック解除とが、スライドドア
3の開閉動作に伴って自動的に行なわれるようにする。 【解決手段】 スライドドア3の閉位置への復帰に伴っ
てカートリッジケース1に係合してスライドドア3を閉
位置にロックする可撓性係合部材7をスライドドア3の
一端に設ける。スライドドア3を開方向に押圧する力は
係合部材7を介して加えられ、これに伴って係合部材7
がロックを解除する方向に撓ませられる。
Description
した単一のリールがカートリッジケース内に回転可能に
収容された磁気テープカートリッジに関し、特に、磁気
テープの一端を引き出すためのテープ引出用開口部を開
閉するスライドドアを備えた磁気テープカートリッジに
おける上記スライドドアのロック機構に関するものであ
る。
用いられる記録媒体として使用されている磁気テープカ
ートリッジには、磁気テープを巻装した単一のリール
が、上ハーフと下ハーフとからなるほぼ正方形の平面形
を有する偏平なカートリッジケース内に回転可能に収容
されているものがある。これらの磁気テープカートリッ
ジは主としてコンピュータメモリのバックアップとして
用いられる。
は、例えば2種類の形式があって、その1つは、不使用
時に磁気テープが完全にリールに巻き込まれた状態で、
磁気テープの先端部分が、カートリッジケースの一隅に
形成されたテープ引出し用開口部を覆うように収容され
るリーダーブロックに係止されるように構成されてい
る。
ースの一側壁に形成されたテープ引出し用開口部にカー
トリッジ平面方向に回動開閉可能なリッドが、閉位置に
向かってばね付勢された態様で、かつカートリッジ不使
用時には回動しないように、ロック位置にばね付勢され
たリッドロックにより閉位置に係止される態様で取り付
けられていて、このテープ引出し用開口部内に組み込ま
れるフックに磁気テープの先端部分が係止されるように
構成されたものとがある。
リッジが、対応する外部記憶装置の記録再生装置にセッ
トされると、下ハーフの中央部に露呈しているリールの
係合歯に装置側の回転駆動手段が係合するとともに、前
者の場合には、装置側のテープ引出し機構により上記リ
ーダーブロックがそのまま磁気テープとともに引き出さ
れることによって、また後者の場合には、装置側のテー
プ引出し機構により先にリッドが開かれてから、上記フ
ックが磁気テープとともに引き出されることによって、
磁気テープがテープ走行路の所定位置に引き込まれ、磁
気テープへのデータの書込み/読出しが可能になる。
種類の磁気テープカートリッジのうち、前者のリーダー
ブロックを用いるものは、テープ引出しに際してリーダ
ーブロックを掴んで引き出すだけでよいから装置側のテ
ープ引出し機構が簡単になる長所はあるものの、カート
リッジ不使用時にテープ引出し用開口部とリーダーブロ
ックとの間の隙間からカートリッジ内部に塵埃が侵入し
やすいという欠点があった。
ートリッジ内部に塵埃が侵入しやすいという問題は解決
されてはいるものの、テープ引出しに際して、先ずリッ
ドロックを解除してからリッドを開かなければならない
から、装置側のテープ引出し機構が複雑になるととも
に、回動型のリッドの回動スペースを必要とするという
問題があった。また、カートリッジ側においても、カー
トリッジ組立て時において、リッド付勢用のトーション
ばねおよびリッドロック付勢用のコイルばねの組み込み
に工数を要するという問題もあった。
ためのスライドドアを備えた構成が提案されている。そ
の場合、テープ引出用開口部の内側には、磁気テープの
先端部分をクランプしたリーダーピンが収容されてお
り、この磁気テープカートリッジが対応する外部記憶装
置等の記録再生装置に挿入されると、装置側の部材によ
ってスライドドアが開かれ、かつテープ引出し機構によ
りリーダーピンが磁気テープとともに装置側に引き込ま
れることによって、磁気テープが装置側にセットされ、
磁気テープに対するデータの書込み/読出しが可能にな
る。
いては、このスライドドアを安定に閉位置に保持するた
めには何等かのロック機構を設けることが好ましいが、
ロック機構を設けると、スライドドアの開動作時にロッ
クを解除しなければならないため、構造が複雑になると
いう問題が発生する。
を巻装した単一のリールがカートリッジケース内に回転
可能に収容され、かつ磁気テープの一端を引き出すため
のテープ引出し用開口部を開閉するスライドドアがカー
トリッジケースに設けられている磁気テープカートリッ
ジにおいて、少なくともスライドドアの開動作時に、外
部装置側の部材によるスライドドアの開方向への押圧に
伴って、上記ロック機構によるロックを自動的に解除す
ることができる磁気テープカートリッジを提供すること
を目的とするものである。
上記スライドドアが、バネ部材の付勢力により閉位置に
復帰するようになっており、その閉位置への復帰に伴っ
てカートリッジケースに係合してこのスライドドアを閉
位置にロックする可撓性係合部材を一端に備えている。
そして、この係合部材は、この係合部材を介してスライ
ドドアにこれを開方向に押圧する力が作用するように構
成され、かつこの力の作用に伴って上記ロックを解除す
る方向に撓ませられることを特徴とするものである。
時のスライドドアのリーディング側、すなわち開動作時
のスライドドアのトレーリング側に設けられる。
ドドアが、その閉位置および開位置への移動に伴ってカ
ートリッジケースに係合してこのスライドドアを閉位置
または開位置にロックする弾性を有する係合端部を備え
ている。そして、この係合端部は、スライドドアに対し
これを開方向または閉方向に押圧する力が作用するのに
伴って上記ロックを解除する方向に撓ませられることを
特徴とするものである。
時のスライドドアのトレーリング側、すなわち開動作時
のスライドドアのリーディング側に設けられる。
ネ部材の付勢力で閉位置に復帰するのに伴ってスライド
ドアが可撓性係合部材によって自動的に閉位置にロック
され、かつ、スライドドアを開動作時に上記係合部材を
介してスライドドアに作用する押圧力によって係合部材
がロック解除方向に撓まされるように構成されているか
ら、これによって上記ロックが自動的に解除され、極め
て簡易な構成によりスライドドアの閉位置でのロック
と、スライドドア開閉動作とをスムーズに行なうことが
できる利点がある。
が、その閉位置および開位置への移動に伴ってその可撓
性係合端部によって自動的に閉位置または開位置にロッ
クされ、かつ上記係合端部は、スライドドアに対しこれ
を開方向(閉位置において)または閉方向(開位置にお
いて)に押圧する力が作用するのに伴って上記ロックを
解除する方向に撓ませられるように構成されているか
ら、これによって上記ロックが自動的に解除され、極め
て簡易な構成によりスライドドアの閉位置および開位置
でのロックと、スライドドアの開閉動作とをスムーズに
行なうことができる利点がある。また、この場合は、外
力によってスライドドアが開閉されるから、スライドド
アを閉位置に向かって付勢するバネ部材を不要としても
よい。
に基づいて詳細に説明する。
プカートリッジの斜視図を示し、図1はそのスライドド
アの閉状態を、図2はスライドドアの開状態をそれぞれ
示す。
aと下ハーフ1bとからなるカートリッジケース1内
に、磁気テープを巻装した単一のリールが回転可能に収
容されている。カートリッジケース1の一側壁には、磁
気テープの一端を引き出すためのテープ引出用開口部2
が上ハーフ1aと下ハーフ1bとに跨がって、かつコー
ナー部に近接して形成されているとともに、このテープ
引出用開口部2を開閉するスライドドア3が摺動自在に
設けられている。
は、図2から明らかなように、磁気テープの先端部分を
クランプしたリーダーピン4が収容されており、この磁
気テープカートリッジが対応する外部記憶装置等の記録
再生装置に図2の矢A方向に挿入されると、下ハーフ1
bの中央部の開口に露呈している図示しないリールの係
合歯に装置側の回転駆動手段が係合するとともに、磁気
テープカートリッジの外部装置への挿入に伴って、外部
装置側の部材がスライドドア3の前端部3aに当接して
開かれ、かつ外部装置側のテープ引出し機構によりリー
ダーピン4が磁気テープとともに外部装置に引き込まれ
ることによって、磁気テープが外部装置にセットされ、
磁気テープに対するデータの書込み/読出しが可能にな
る。
よび下ハーフ1bの上面に開口部2に臨んでそれぞれ形
成された凹部6間に着脱自在に係止される。また、カー
トリッジケース1の一側には、磁気テープの消去および
二重書込みを防止するための回動式の操作つまみ5が露
出している。
ートリッジにおけるスライドドアのロック機構の第1の
実施の形態を示す図で、図3はカートリッジケース1の
要部とともにスライドドア3の前端部3aの形状を示す
正面図、図4はスライドドア3が閉位置にロックされた
状態を示す要部正面図、図5は、図4の状態からスライ
ドドア3に対し開方向に力が作用したときの状態を示す
要部正面図である。
ドア3は図示しないバネ部材によって図の右方、すなわ
ち閉位置に向かって付勢されており、スライドドア3の
前端部3a、すなわちスライドドア3が閉作動されると
きのリーディング側(開作動されるときのトレーリング
側)の端部には、スライドドア3を閉位置にロックする
ための係合部材7が一体に突設されている。
性を有する脚部7aと、脚部7aの先端に形成されて上
方に面する係合突起7bと、脚部7aの先端から下方へ
垂下して、スライドドア3が開作動されるときの外力を
受ける作用部7cとからなっている。そしてこの作用部
7cに、磁気テープカートリッジが外部装置へ挿入され
るのに伴って、外部装置側の部材が当接してスライドド
ア3を開方向に押圧する力が作用するように構成されて
いる。
用開口部2に臨む壁端には、スライドドア3が閉位置に
あるときにスライドドア3の前端部3aが挿入される凹
部8が形成されているとともに、この凹部8の上端に、
係合部材7の係合突起7bが係入し得る係合凹部9が形
成されている。
示しないバネ部材の付勢力により、図3に示す状態から
閉位置に向かって移動するとき、係合部材7の係合突起
7bがカートリッジケース1の凹部8の上部内壁面8a
に当接すると、係合部材7の脚部7aが下方へ撓み、こ
れにより、係合部材7の凹部8内への挿入が許容され
る。そして、スライドドア3が閉位置に達すると、図4
に示すように、その係合突起7bが上記係合凹部9内に
係入して、スライドドア3が閉位置にロックされる。
れた状態で磁気テープカートリッジが外部装置への挿入
されるときには、この挿入に伴って、スライドドア3に
設けられている係合部材7の作用部7cに対し図5の右
方向から力が作用するようになっている。したがって、
係合部材7の脚部7aが下方へ撓み、係合突起7bと係
合凹部9との係合が外れるから、スライドドア3のロッ
クが解除され、スライドドア3の開動作が許容される。
態においては、スライドドア3がバネ部材の付勢力で閉
位置に復帰するのに伴ってスライドドア3が自動的に閉
位置にロックされ、また、スライドドア3を開動作時
に、スライドドア3に設けられている係合部材7の作用
部7cを介してスライドドア3を開方向に押圧する力が
作用するため、係合部材7が弾性的に下方へ撓まされて
上記ロックが自動的に解除される。
て簡易な構成により、スライドドア3の閉位置でのロッ
クと、スライドドア3の開閉動作とをスムーズに行なう
ことができる。
プカートリッジにおけるスライドドアのロック機構の第
2の実施の形態を示す図で、図6はスライドドア3が閉
位置にロックされた状態を示す要部の断面平面図、図7
はスライドドア3が開位置にロックされた状態を示す要
部の断面平面図、図8はスライドドア3が閉位置と開位
置との間の途中位置にある状態を示す要部の断面平面図
である。
ランプする中央軸部の上下端に、外部装置側の部材に係
合保持される細軸部4aを備え、かつ各細軸部4aの外
側に、リーダピン4をカートリッジケース1の凹部6内
に保持するためのフランジ4bが形成されている。リー
ダピン4は、カートリッジケース1の凹部6の近傍に取
り付けられた適当なバネ部材等(図示は省略)によって
フランジ4bが凹部6の奥に押し付けられた態様で着脱
可能に保持されている。
たはスライドドア3の図の左端部のみが図の上方へ向か
って湾曲し、かつ図の上下方向に弾性を有している。
ア3の移動通路10には、図6に示すように、スライド
ドア3が閉位置にあるときに、スライドドア3の左端
の、すなわち、スライドドア3が閉作動されるときのト
レーリング側(開作動されるときのリーディング側)の
突端部3bが弾性的に係入して、スライドドア3を閉位
置にロックする係合凹部11と、図7に示すように、ス
ライドドア3が開位置にあるときに、スライドドア3の
突端部3bが弾性的に係入して、スライドドア3を開位
置にロックする係合凹部12とが形成されている。
置に付勢するバネ部材は備えておらず、スライドドア3
の開閉は、装置側の部材による力がスライドドア3の前
端部3aに作用することによって行なわれる。そして、
スライドドア3が閉位置にロックされているときには、
スライドドア3を開ける力がスライドドア3に作用する
ことにより、また、スライドドア3が開位置にロックさ
れているときには、スライドドア3を閉じる力がスライ
ドドア3に作用することにより、図8に示すように、そ
の突端部3bが係合凹部11または12から脱出し、か
つスライドドア3の端部が図の下方へ弾性的に撓まされ
ることにより、スライドドア3の開閉が行なわれる。
により、スライドドア3の閉位置および開位置でのロッ
クと、スライドドア3の開閉動作とをスムーズに行なう
ことができる。
がない場合を説明したが、かかるバネ部材を用いてもよ
いことは言うまでもない。
イドドアの閉状態で示す斜視図
アの開状態で示す斜視図
スライドドアのロック機構の第1の実施の形態を示す正
面図
置にロックされた状態を示す要部正面図
用したときの状態を示す要部正面図
スライドドアのロック機構の第2の実施の形態をスライ
ドドアが閉位置にロックされた状態で示す要部の断面平
面図
を示す要部の断面平面図
中位置にある状態を示す要部の断面平面図
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気テープを巻装した単一のリールがカ
ートリッジケース内に回転可能に収容され、かつ前記磁
気テープの一端を引き出すためのテープ引出し用開口部
を開閉するスライドドアが、バネ部材の付勢力により閉
位置に復帰する態様で前記カートリッジケースに設けら
れている磁気テープカートリッジにおいて、 前記スライドドアは、前記閉位置への復帰に伴って前記
カートリッジケースに係合して前記スライドドアを閉位
置にロックする可撓性係合部材を、該係合部材を介して
前記スライドドアにこれを開方向に押圧する力が作用す
るのに伴って前記ロックを解除する方向に撓ませられる
態様で一端に備えていることを特徴とする磁気テープカ
ートリッジ。 - 【請求項2】 磁気テープを巻装した単一のリールがカ
ートリッジケース内に回転可能に収容され、かつ前記磁
気テープの一端を引き出すためのテープ引出し用開口部
を開閉するスライドドアが前記カートリッジケースに設
けられている磁気テープカートリッジにおいて、 前記スライドドアは、その閉位置および開位置への移動
に伴ってそれぞれ前記カートリッジケースに係合して前
記スライドドアを閉位置または開位置にロックする弾性
を有する係合端部を、前記スライドドアにこれを開方向
または閉方向に押圧する力が作用するのに伴って前記ロ
ックを解除する方向に撓ませられる態様で備えているこ
とを特徴とする磁気テープカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06234898A JP3989613B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 磁気テープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06234898A JP3989613B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 磁気テープカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11260032A true JPH11260032A (ja) | 1999-09-24 |
JP3989613B2 JP3989613B2 (ja) | 2007-10-10 |
Family
ID=13197539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06234898A Expired - Fee Related JP3989613B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 磁気テープカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3989613B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1956603A2 (en) * | 2000-02-16 | 2008-08-13 | FUJIFILM Corporation | Magnetic tape cartridge |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP06234898A patent/JP3989613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1956603A2 (en) * | 2000-02-16 | 2008-08-13 | FUJIFILM Corporation | Magnetic tape cartridge |
EP1956603A3 (en) * | 2000-02-16 | 2009-04-08 | FUJIFILM Corporation | Magnetic tape cartridge |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3989613B2 (ja) | 2007-10-10 |
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