JP3215290B2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JP3215290B2 JP12273595A JP12273595A JP3215290B2 JP 3215290 B2 JP3215290 B2 JP 3215290B2 JP 12273595 A JP12273595 A JP 12273595A JP 12273595 A JP12273595 A JP 12273595A JP 3215290 B2 JP3215290 B2 JP 3215290B2
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体としてカート
リッジに収納された、例えば、MD(Mini Disk) やMO
(Magneto Optical) 等を用いるディスク記録再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスク記録再生装置の記録
媒体として、例えば、コンパクトディスク(以下、CD
と呼ぶ)が使用されている。ところが、上記CDは記録
面(以下、ディスク面と呼ぶ)が露出しているので、C
Dをディスク記録再生装置に着脱する際にキズや埃等が
付くことがある。このため、近年では、ディスク面保護
や携帯性などを考慮して、記録媒体としてのディスクを
カートリッジに収納するとともに、小型化した、例え
ば、ミニディスク(以下、MDとする。)、3.5イン
チの光磁気ディスク(以下、MOとする。)などが開発
されている。
【0003】上記のようなディスクが収納されたカート
リッジをディスク記録再生装置に着脱する方法として
は、図29に示すような方法が挙げられる。
【0004】上記のディスク記録再生装置は、カートリ
ッジ53の案内保持を行うカートリッジホルダー50の
上下に、上記カートリッジ53に当接しディスク記録再
生装置内に移動させるローラー部材51・52が設けら
れるとともに、図示されないバネ機構により上記ローラ
ー部材51・52がカートリッジ53を押圧する構成に
なっている。
【0005】ここで、上記のディスク記録再生装置にお
ける動作について説明する。
【0006】同図(a)に示すように、カートリッジ5
3をカートリッジホルダー50に対してL1方向に挿入
する。そして、カートリッジ53の挿入方向先端部が上
下に配されたローラー部材51・52に接触する位置ま
で挿入されると、同図(b)に示すように、カートリッ
ジ53はローラー部材51の矢印P1方向の回転及びロ
ーラー部材52の矢印Q1方向の回転により、カートリ
ッジホルダー50の奥まで挿入され、同図(c)のよう
に完全にカートリッジホルダー50内に収納される。ま
た、ローラー部材51の矢印P2方向の回転及びローラ
ー部材52の矢印Q2方向の回転により、カートリッジ
53が排出される。
【0007】このとき、上記で用いたローラー部材51
・52では、カートリッジ53の表面との摩擦力によっ
て、カートリッジ53のディスク記録再生装置に対する
挿入及び排出を可能としている。
【0008】また、図30に示すように、一方向の側面
のみに設けたローラー部材61によりカートリッジ53
の側面を直接矢印M1方向に押圧し、ローラー部材61
が図示しない駆動源により、矢印U1−U2方向に回動
することによりカートリッジ53の矢印V1−V2方向
への挿入及び排出を行わせている。このようにローラー
部を側面に当接させて、カートリッジ53の駆動を行わ
せることにより、装置全体の厚みの低減を図ったディス
ク記録再生装置が本願の出願人により既に提案されてい
る。
【0009】さらに、上記において、ローラー部材51
・52やローラー部材61としてローラー部の表面に凸
状のピンを多数設けたピンローラーを用いることによ
り、カートリッジ53と当接する該ピンをカートリッジ
53の表面の微妙な凹凸に食い込ませてカートリッジ5
3の駆動を行わせることなども考えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディスク記録再生装置のように、挿入や排出に伴う
カートリッジの移動を、カートリッジの直接押しつけた
ローラーの摩擦力により行わせる構成では、カートリッ
ジの表面の状態によって、上記摩擦力が大きく左右され
る。つまり、上記のようなカートリッジは、ラフに扱っ
ても記録媒体に傷が付きにくい特徴ゆえカートリッジの
まま長時間放置されて埃が付着したり、また、直接手で
触れるため油脂などが付着してしまう。このように埃や
油脂等で汚れたカートリッジをそのままディスク記録再
生装置に挿入した場合、上記のローラー部材の表面に埃
や油脂等が付着するので、ローラー部材とカートリッジ
表面との間の摩擦係数が低下して、カートリッジの挿入
や排出を行わせるために十分な摩擦力を生じさせること
ができなくなってしまう。
【0011】一方、図30に示した従来例のようにロー
ラー部材61を一方の側面に設けた場合には、カートリ
ッジ53の矢印U1−U2方向の被駆動力はローラー部
材61の矢印M1方向の押圧力を大きくすればするほど
大きくなる一方、矢印M1方向の押圧力を大きくすると
カートリッジ53の矢印M1方向側でも同様にカートリ
ッジホルダー60に対する押圧力も増大する。この押圧
力に比例するように生じる摩擦力によって上記被駆動力
に対向する力が生じてしまう。しかも、図のように挿入
される場合、カートリッジ53の矢印M1方向側には、
内部のディスクを露出させるためのピックアップ読み取
り用窓やそれを開閉させるためのシャッター等が設けら
れており、これらの凹凸により、カートリッジ53のス
ムーズな挿入を妨げる恐れもあり、また、ローラーな
ど、上記摩擦力を低減させるための構成を付加すること
が困難であるという問題点も生じてしまう。
【0012】さらに、前記のようにピンローラーによっ
てカートリッジの移動を行わせる場合は、上記のよう
な、埃や油脂等の汚れによる駆動力の低下の恐れはほと
んどないが、カートリッジの表面自身の性質により大き
く左右されてしまう。これは、カートリッジの形状が規
格により統一されているので、各メーカーが他社との差
別化を図るためには色、表面処理、材質等を変更するし
かないためで、例えば、ディスクの保護を優先して、金
属や高強硬度材等でカートリッジを形成すると、上記ピ
ンローラーの表面上のピンがカートリッジに引っ掛から
ないので、ピンローラーの駆動力を十分にカートリッジ
側に伝達することができなくなる一方、カートリッジの
表面硬度が低すぎると長期間に渡る使用ではカートリッ
ジの表面を大きく削ることにもなる恐れがある。
【0013】さらに、カートリッジの挿入開始当初及び
排出終了直前において、操作者がカートリッジを押し込
む速度や引き出す速度が、ディスク記録再生装置自身の
カートリッジの挿入動作及び排出動作の速度と異なって
いた場合、ピンローラーでは、騒音の原因となったりカ
ートリッジの表面に傷をつけてしまう恐れがあり、商品
性を著しく低下させてしまう。
【0014】一方、前記した摩擦力を用いるローラー部
材の場合には、上記のようにカートリッジを押し込む速
度や引き出す速度と、ディスク記録再生装置の挿入動作
及び排出動作の速度と異なっていたとしても、ローラー
部材とカートリッジとのスリップにより、この速度差を
吸収することは可能であり、上記したような騒音や傷の
問題は生じないが、長期的には、前述のように摩擦係数
の低下から生じる駆動力不足という問題点を有してい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のデ
ィスク記録再生装置は、上記の課題を解決するために、
ディスク記録再生装置内部へのディスクカートリッジ
移動を案内するカートリッジホルダーと、回転運動を直
線運動に変換してディスクカートリッジを上記ディスク
記録再生装置内部に移動させる媒体移動手段とが設けら
れているディスク記録再生装置において、上記媒体移動
手段には、ローラー部材と、回動軸を中心に回動して
ローラー部材をディスクカートリッジ方向に押圧する
駆動力伝達部材と、上記ローラー部材を回転させる駆動
部材とが設けられており、ディスクカートリッジを保持
し、ディスクカートリッジと共に移動する保持部材に形
成されたローラー駆動面に上記ローラー部材を押圧させ
て、ディスクカートリッジの移動を行わせることを特徴
としている。
【0016】請求項2記載の発明のディスク記録再生装
置は、請求項1記載のディスク記録再生装置において、
ローラー部材の回転軸と同軸に歯車部材が設けられる一
方、保持部材には該歯車部材により駆動される歯車駆動
部が該ローラー駆動面と平行に設けられており、歯車駆
動部が形成されている領域においては、保持部材の移動
が歯車部材により行われることを特徴としている。
【0017】
【作用】請求項1記載の構成によれば、ローラー部材
が、直接ディスクカートリッジに当接して、ディスクカ
ートリッジを移動させるのではなく、保持部材に設けら
れたローラー駆動面に当接し保持部材を移動させること
により、該保持部材に保持されたディスクカートリッジ
を移動させることになる。
【0018】それゆえ、これにより、ディスクカートリ
ッジの表面の埃、油脂等の汚れがローラー部材に付着す
ることがなく、ローラー部材の表面状態が一定に保たれ
るので、ローラー部材とローラー駆動面との間の摩擦係
数が変化しにくく、ローラー部材のローラー駆動面に対
する押圧力を必要以上に高くしなくても、ディスクカー
トリッジの挿入及び排出などの確実な動作が長期間維持
されるようになる。
【0019】また、上記の理由から、この動作は、ディ
スクカートリッジの表面加工状態や材質等にも影響を受
けず、規格形状を有するディスクカートリッジであれば
挿入及び排出動作が確実に行われるので、ユーザーは外
観(表面部の色や触感)や値段、性能等、好みに応じて
任意のディスクカートリッジを選択することができる。
【0020】請求項2記載の構成によれば、請求項1の
効果に加えてディスクカートリッジを移動させる保持部
材が歯車駆動部に駆動される領域では、さらに確実なカ
ートリッジの移動が可能であるとともに、ローラー駆動
面により駆動される領域では、ローラー部材とローラー
駆動面とのスリップによりディスク記録再生装置による
ディスクカートリッジの駆動速度と実際のディスクカー
トリッジの速度が異なっていても吸収することができ
る。
【0021】それゆえ、これにより、ディスクカートリ
ッジにディスク記録再生装置による駆動力以外の外力が
負荷される可能性の有る領域、例えば、ディスクカート
リッジがディスク記録再生装置の筐体から突出している
状態では、ユーザーがディスクカートリッジを押し込も
うとしたり、引き出そうとする恐れがあるので、この領
域にローラー駆動面のみを設ければ、ローラー部材とロ
ーラー駆動面とのスリップにより無理な力が駆動部材や
保持部材に負荷されることを防止できる。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図28
に基づいて説明すれば、以下の通りである。まず、本実
施例のディスク記録再生装置で用いる記録媒体としての
光ディスクについて、図27及び図28を用いて以下に
説明する。
【0023】上記の光ディスクは、例えば、情報の記録
再生用および再生専用のMD等であり、図27に示す、
記録再生が可能な、いわゆる光磁気ディスクと呼ばれる
ディスク本体42を略直方体板状のカートリッジ41に
収納するものや、図28に示す、再生のみが可能なディ
スク本体46を略直方体板状のカートリッジ45に収納
するものがある。
【0024】光磁気ディスクの場合、再生時には光ビー
ムの照射のみでよいが、記録時には光ビームの照射とと
もに、情報記録部位に磁界を形成する必要があるため、
上記カートリッジ41には、図27(b)(d)に示す
ように、光ビームのピックアップ用窓41aとともに、
磁気ヘッド用窓41cとが設けられている。
【0025】ピックアップ用窓41a及び磁気ヘッド用
窓41cが設けられる位置には、矢印M1−M2方向に
摺動可能なシャッター43が設けられている。カートリ
ッジ41がディスク記録再生装置に挿入されていない場
合、上記シャッター43は、カートリッジ41に設けら
れたシャッターロックレバー44の先端部44aとシャ
ッター43の一端側に設けられた係止部43cとが係合
することにより固定され、カートリッジ41のピックア
ップ用窓41a及び磁気ヘッド用窓41cを閉じてい
る。
【0026】そして、カートリッジ41がディスク記録
再生装置内に挿入されると、上記シャッター43は、係
止部43cにおける係合状態が解除され、矢印M1方向
に摺動し、ディスク本体42の表面が露出するようにな
っている。また、カートリッジ41が排出されるときに
は、図示しないシャッターバネがシャッター43の挿入
穴43aに挿入され、シャッター43が、矢印M2方向
に摺動することにより、再び、先端部44aと係止部4
3cとが係合して、ピックアップ用窓41a及び磁気ヘ
ッド用窓41cとを閉じるようになっている。
【0027】尚、図27(a)(c)(d)に示すよう
に、カートリッジ41のシャッター43の摺動位置に
は、溝部41bが形成されており、カートリッジ41が
前記カートリッジホルダー1に挿入される動作に伴っ
て、この溝部41bに後述のブレード1c(図1)が嵌
挿されることにより、このブレード1cがシャッターロ
ックレバー44を押圧してシャッター43のロック状態
を解除し、シャッター43を解放するようになってい
る。さらに、カートリッジ41のピックアップ用窓41
aが設けられている側の面には、カートリッジ41移動
時の保持を行わせるべく凹部41d、41eが形成され
ている。
【0028】上記において、前述のように図28(a)
〜(d)に示す再生専用のディスク本体46を収納した
カートリッジ45も使用可能であるが、本ディスク媒体
の構成は、再生専用とされているため、記録時のみに用
いる磁気ヘッドの為の磁気ヘッド用窓が形成されていな
いことを除いてほぼ同一であり、その動作はカートリッ
ジ41と同じであるので説明は省略する。尚、上記のデ
ィスク本体46としては、上記ディスク本体42と同様
な光磁気ディスクの他、一般に知られているCD(コン
パクトディスク)のように反射光の有無により情報を読
み取る光ディスク等も使用されている。
【0029】上記の記録再生が可能なカートリッジ41
を用いて、本発明に係るディスク記録再生装置の構成を
以下に説明する。本ディスク記録再生装置の主要部に
は、ローディング機構、ピックアップ送り機構、記録用
ヘッドが設けられている。
【0030】まず、図1ないし図12に基づいてローデ
ィング機構の構成を説明する。
【0031】図1に示すように、図示しないカートリッ
ジ41の挿入時にカートリッジ41を保持するカートリ
ッジホルダー1の側面には、シャッタースプリングプレ
ート1aがカシメ加工により形成されるとともに、カー
トリッジ41の溝41bに係合するように前記ブレード
1cが設けられている。このカートリッジホルダー1の
上方より、ホルダーアーム2がドライブプレート3には
め込まれ、ホルダーアーム2はドライブプレート3に対
して図2の矢印A1−A2方向に回動可能な状態で軸支
されている。
【0032】さらに、上記のホルダーアーム2には、ド
ライブプレート3に連結されるホルダーアームスプリン
グ2bが設けられており、ホルダーアーム2は図2の矢
印A1の回動方向に付勢されている。図1に示すよう
に、上記ホルダーアーム2に設けられたカム受け2a
が、カムプレート4の側面に形成されたカム部4cに当
接し、ホルダーアーム2は、図2の矢印A2方向に持ち
上げられているが、カムプレート4の矢印C方向のスラ
イド動作と上記の付勢力により、カム部4cに沿って図
2の矢印A1方向に回動下降する。その結果、カートリ
ッジホルダー1は図2の矢印B方向に押圧され、カート
リッジ41をディスク記録再生装置の所定の位置に圧着
固定する。また、カートリッジ41を側方から支持する
とともに、カートリッジ41のカートリッジホルダー1
への挿入や排出を補助するクランパー10が、トランス
ファーローラー7c及びトランスファーギヤ7eの回転
により矢印S1−S2方向にスライド可能に取り付けら
れている。
【0033】上記カムプレート4には、図3に示すよう
に、上記のカム部4c及びカム部4dと図4に示すカム
部4bが設けられるとともに、カムプレートシャフト4
aを介して、ラックギヤ5がスライド可能状態で取り付
けられている。
【0034】そして、図5に示すように、カムプレート
4とラックギヤ5との間に取り付けられたラックスプリ
ング5aにより、ラックギヤ5はカムプレート4に対し
て、矢印F方向に付勢を受けている。また、上記カムプ
レート4は、ドライブプレート3にスライド可能状態で
組み込まれており、ローディングギヤ6の作動によりス
ライドする。
【0035】図6に示すように、クランパー10を押圧
するトランスファーローラー7cはローラーシャフト7
dにより、回動自在にローラーアーム7に組み込まれる
とともに、ローラーアーム7は、ドライブプレート3に
回動可能状態に軸支され、ローラースプリング7gによ
り、図7に示す矢印E2方向に付勢されている。
【0036】図8に示すように、上記トランスファーロ
ーラー7cとトランスファーギヤ7eとの両者の内部に
ローラーホルダー7bが圧入されており、このローラー
ホルダー7bとローラーギヤ7aとの間には所定の遊び
が設けられる一方、トランスファーローラー7cとトラ
ンスファーギヤ7eはローラーギヤ7aに対してローラ
ーホルダースプリング7fによりD2方向(図6参照)
に付勢されており、一方が所定の遊びだけ回転すると、
ローラーギヤ7aとローラーホルダー7bとが一体で回
転するようになっている。
【0037】ローラーアーム7に設けられたカム部7i
は、カートリッジ41が挿入され、クランパー10が移
動する際のローラーアーム7の回動により、図示されな
いスタートスイッチをON状態とする。また、ローラー
アーム7に設けられたカム受け7hは、カムプレート4
のカム部4b(図4)に当接しローラーアーム7の回動
制御を行う。
【0038】また、図9に示すようにカートリッジホル
ダー1の側面には、前述したようにカートリッジ41を
移動させるためのクランパー10が組み込まれている。
【0039】図10に示すように、上記クランパー10
には、クランパー本体26とクランパー本体26に対し
て支点軸26cを中心に回動するように組み込まれたキ
ャッチ27と、クランパースプリング28とから構成さ
れている。
【0040】クランパー本体26にはクランパーギヤ2
6hとローラー駆動面26bとが形成されており、それ
ぞれトランスファーローラー7cやトランスファーギヤ
7eによる駆動を受ける。また、キャッチ27にはカー
トリッジ41の凹部41dに嵌まり込む凸部27eが形
成されている。そして、組み込まれた状態では図11
(a)に示すように、クランパースプリング28により
上記キャッチ27がクランパー本体26に対して矢印T
1方向に付勢を受けるとともに、クランパー本体26の
ストッパー部26aにキャッチ27の先端部27aが当
接し、係止される構成としている。
【0041】そして、この状態で凸部27eを押圧する
と、同図(b)に示すように、キャッチ27はクランパ
ースプリング28の付勢力に抗して、一点鎖線に示すよ
うに矢印T2方向に回動することになる。
【0042】なお、図12はカートリッジホルダー1に
対するクランパー10の最大可動範囲を示すもので、カ
ートリッジ41の挿入前にはクランパー10は矢印S2
方向の点線で示す位置にあるが、カートリッジ41が完
全に挿入されると、矢印S1方向の実線で示す位置に移
動する。
【0043】次に、図13及び図14に基づいてピック
アップ送り機構の構成を以下に説明する。図13に示す
ように、ドライブプレート3には、MDガイド8・16
が組み込まれている。MDガイド8には、回転可能に取
り付けられたドライブスクリュー9とピックアップガイ
ドシャフト11とドライブスクリュースプリング12と
が設けられており、MDガイド16には、ピックアップ
ガイドシャフト17と、ディスクカートリッジの判別機
能を有する誤消去防止用スイッチ18(図14)とが設
けられている。
【0044】そして、図13において、ドライブスクリ
ュー9に圧入されたドライブスクリューギヤ13とモー
ターに圧入されたピックアップモーターギヤ14によ
り、モーターの回転を減速させてドライブスクリュー9
に伝達し、ピックアップ15に設けられた図示されない
板バネと、ピックアップガイドシャフト11・17とに
より、ピックアップ15を矢印Iに示す方向に平行移動
させるものとしている。
【0045】また、上記MDガイド8・16と、カート
リッジガイド24とにより、カートリッジ41装着時の
カートリッジ41の位置決めが行なわれている。
【0046】さらに、図15及び図16に基づいて記録
ヘッド機構の構成を以下に説明する。図15に示すよう
に、ドライブプレート3に回動可能状態で取り付けられ
るシフトアーム19には、シフトアームスプリング19
aが設けられるとともに、ピックアップ15に設けられ
たヘッドブラケット20には、先端にヘッド22を設け
たヘッドアーム21が回動可能状態に取り付けられてい
る。そして、シフトアーム19は、シフトアームスプリ
ング19aにより、矢印J2方向に付勢される一方、ヘ
ッドアーム21は、ヘッドスプリング20aにより、矢
印K1方向に付勢されているが、図16(a)に示すよ
うに、シフトアーム19とヘッドアーム21とは連結棒
19bによりリンクしており、それぞれの付勢方向は互
いに逆方向とされている。
【0047】しかし、ヘッドスプリング20aの張力よ
りもシフトアームスプリング19aの張力の方が大きい
設定とされているので、通常ではシフトアーム19が、
ヘッドアーム21を、矢印K2方向に回動させ、ヘッド
アーム21の先端に設けられたヘッド22を持ち上げて
いる状態となる。そして、ヘッド22を圧着させる際に
は、カム部4dの移動により、同図のJ1方向に、シフ
トアーム19が回動する結果、図16(b)に示すよう
に、ヘッドアーム21は、図の矢印K1方向に回動し、
ヘッド22をディスク本体42に圧着させるものとして
いる。
【0048】上記構成に基づいて、上記ディスク記録再
生装置の動作を説明する。 (1)ローディング動作開始 図2に示す待機状態から、カートリッジ41をカートリ
ッジホルダー1内に挿入すると、図17及び図18に示
す状態となる。このとき、カートリッジ41のコーナー
41fがクランパー10のキャッチ27に設けられた凸
部27eに当接する。これと同時にクランパー本体26
のローラー駆動面26bの挿入方向先端部がトランスフ
ァーローラー7cと接触する。このローラー駆動面26
bの挿入方向先端部には段差が設けられている。この状
態からさらにカートリッジ41を挿入していくと、カー
トリッジ41は、クランパー10全体を矢印S1方向に
移動させようとし、同時に、クランパー10がトランス
ファーローラー7cを押し上げようとする。しかし、前
述のようにクランパー10のキャッチ27は矢印T2方
向に回動可能とされている。
【0049】しかも、図示しないクランパースプリング
28のバネ力よりもトランスファーローラー7cを押圧
するローラースプリング7gのバネ力のほうが強いの
で、図11で示したように先にキャッチ27が支点軸2
6cを中心に矢印T2方向に回転し、カートリッジ41
が更に挿入可能となる。そして、図19及び図20に示
すように、カートリッジ41の凹部41dにキャッチ2
7の凸部27eが入り込み、クランパー10にカートリ
ッジ41が保持される。
【0050】さらに、カートリッジ41を押し込むと図
21及び図22に示すように、カートリッジ41がコー
ナー41fにおいて、クランパー10の係止部26gと
当接するので、カートリッジ41の押し込み操作ととも
に、ローラースプリング7gのバネ力に抗してトランス
ファーローラー7cが回動し、クランパー10が矢印S
1方向に移動し始める。ここで、図23(a)に示す状
態となるが、このとき、ローラーギヤ7aとトランスフ
ァーローラー7cとの間には、遊びが設けられているた
め、さらに、カートリッジ41を押圧していくと、図2
3(b)に示すように、ローラーホルダースプリング7
fのバネ力に抗して、トランスファーローラー7cが同
図の矢印D1方向に回転し、それとともにトランスファ
ーローラー7cはカートリッジ41に連動したクランパ
ー10により、矢印E1方向の力を受け、ローラースプ
リング7gのバネ力に抗してローラーアーム7が僅かに
E1方向に回動する。また、このとき図22から判るよ
うに、キャッチ27の凸部27eが支点軸26cを中心
に矢印T2方向に回動するのを、カートリッジホルダー
1の側壁1kが阻止しているため、クランパー10によ
るカートリッジ41の保持は確実なものとなっている。
【0051】その結果、カートリッジ41に連動したク
ランパー10の側部に上記トランスファーローラー7c
が当接し、カートリッジ41をローディング可能状態と
することができる。このとき、カートリッジ41の挿入
には、ローラーホルダースプリング7fとローラースプ
リング7gとによって生じる挿入抵抗の和より少し大き
な力を加えるだけで済むので、軽い力でカートリッジ4
1を押し込むことが可能となる。
【0052】そして、上記のローラーアーム7の回動に
より図示されないスタートスイッチが押圧され、図示さ
れないモーターが起動し、上記モーターの駆動力がロー
ディングギヤ6を介してローラーギヤ7aに伝達され、
トランスファーローラー7cを駆動し、クランパー10
を介してカートリッジ41の引き込みが開始される(図
23(b))。
【0053】カートリッジ41をローディング可能状態
とするときに、前述の遊びが設けられていないと、ロー
ラーギヤ7aとローディングギヤ6とが常時噛み合って
いる状態となり、カートリッジ41挿入時に生じる挿入
抵抗は、カートリッジ41とトランスファーローラー7
cとの間の摩擦力あるいは、上記摩擦力によりローディ
ングギヤ6等を介して接続されているモーターを回転さ
せるべくトランスファーローラー7cを回転させる力と
なるので、遊びが設けられている場合の挿入抵抗と比べ
て大きくなり、ローディング機構やカートリッジ41に
無理な力がかかってしまう。
【0054】(2)カートリッジ41の引き込み 上記のローディング可能状態から、トランスファーロー
ラー7cを駆動することにより、カートリッジ41はカ
ートリッジホルダー1内に引き込まれていく。
【0055】ただし、このとき、トランスファーギヤ7
eとクランパーギヤ26hは噛み合っておらず、クラン
パー10の移動力はトランスファーローラー7cとロー
ラー駆動面26bとの摩擦力のみに依存しているので、
所定の引き込み力以上の力を発生することがなく、カー
トリッジ41の引き込みを行うことができる。
【0056】つまり、図21において、カートリッジ4
1のローディング開始当初、すなわちキャビネット29
からカートリッジ41が突出している状態で、ユーザー
がカートリッジ41を持って、ローディング機構による
カートリッジの搬送速度より速いまたは遅い速度でカー
トリッジ41の出し入れを行わせても、トランスファー
ローラー7cによる駆動時においては、トランスファー
ローラー7cとローラー駆動面26bとの間ではスリッ
プが許容されるので上記の速度差を吸収することができ
る。
【0057】さらに、ローディングが進行し、図24及
び図25に示すようにカートリッジ41が完全にキャビ
ネット29内に挿入されてしまうと、トランスファーギ
ヤ7eがクランパーギヤ26hと噛み合うことにより水
平ローディング完了状態まで確実に安定した駆動力を伝
達することが可能となる。
【0058】このトランスファーギヤ7eによる駆動が
開始される時点では、図24から判るように、カートリ
ッジ41は完全にキャビネット29内に隠れているた
め、他からの外力により、カートリッジ41が引き出さ
れたり、押し込まれたりする恐れはないので、スリップ
を許容する必要はなく、トランスファーギヤ7eによる
駆動を行っても、図示しない駆動モーター等に過重の負
荷をかけることはない。
【0059】このとき、カートリッジホルダー1に設け
られたブレード1cが溝部41bに嵌挿状態で摺動し、
シャッターロックレバー44を解除するとともに、シャ
ッター43の端部と当接し、カートリッジ41がカート
リッジホルダー1内に完全に引き込まれてしまうと同時
に、シャッター43が全開状態となる。
【0060】(3)カートリッジ41引き込み完了 そして、図6に示すように、ラックギヤ5に設けられた
スライドレバー5bが、引き込まれてきたカートリッジ
41により図の矢印H方向に押圧されることにより、ロ
ーディングギヤ6とラックギヤ5が噛み合いを開始し、
カムプレート4のスライド動作が開始する。
【0061】(4)トランスファーローラー7cの切り
離し及びカートリッジ41圧着動作 図26に示すように、カムプレート4が、図の矢印C方
向にスライドを始めると、カムプレート4に形成された
カム部4bにより、カム受け7hはカム面に沿って持ち
上がり、ローラーアーム7を図1の矢印E1方向に回動
させるので、トランスファーローラー7cとトランスフ
ァーギヤ7eはクランパー10のローラー駆動面26b
の押圧を解除する。
【0062】一方、上記のようにクランパー10の押圧
が解除されると同時にカムプレート4のカム部4cによ
り持ち上げられていたホルダーアーム2は、カム部4c
に沿って下降するので、カートリッジホルダー1は、カ
ートリッジ41を図2の矢印B方向に押圧し、カートリ
ッジ41はディスク記録再生装置内に保持されることと
なる。
【0063】(5)再生(ローディング完了)状態 上記動作終了後、カムプレート4が所定量スライドする
と、図14に示すカムプレート4側面の曲げ部4eによ
り、図示されないエンドスイッチが押圧されると、図示
されないモーターが停止して、ローディング動作が終了
する。
【0064】(6)記録状態(記録モード変更) 外部入力により、ローディング動作と同方向に、図示さ
れないモーターを起動させ、再生状態よりさらに、カム
プレート4を図の上方向にスライドさせる。
【0065】カムプレート4の、側面に形成されたカム
4dにより、シフトアーム19が図14に示す矢印J1
方向に回転し、上記のようにヘッド22をディスク本体
42に圧着させる。
【0066】さらに、所定量カムプレート4がスライド
すると、カムプレート4の側面曲げ部4fにより、図示
されないエンドスイッチが押圧されると、図示されない
モーターが停止し、記録モードへの変更動作が終了す
る。
【0067】(7)アンローディング動作 外部入力により、図示されないモーターをローディング
時と逆方向に回転させて、上記、(1)〜(6)項の動
作を順次、逆に行わせることにより、カートリッジ41
の排出を行なうことができる。
【0068】このとき、図23(c)に示すように、ロ
ーディングギヤ6は矢印G2方向に回転し、ローラーギ
ヤ7aをクランパー10側に押し付ける方向に駆動する
ことになる。従って、トランスファーローラー7cによ
るクランパー10の駆動領域においても、ローラースプ
リング7gによる圧着力に加えて上記の押し付け力が加
わるので、トランスファーローラー7cの磨耗などによ
り、ローラースプリング7gのみでは押圧力が不足する
ような場合が生じたとしても、クランパー10がカート
リッジ41を排出する方向への移動が確実に行われ、カ
ートリッジ41の排出が確実に行われる。そして、カー
トリッジ41が排出されると、ローラーアーム7が待機
状態となり、図示されないスタートスイッチが遮断さ
れ、上記モーターが停止し、図2の状態に戻る。
【0069】以上のように、本実施例のディスク記録再
生装置においては、カートリッジがディスク記録再生装
置のキャビネット29から突出している状態において
は、クランパー10の移動をトランスファーローラー7
cにより行わせているので、もし上記の状態で、ユーザ
ーがカートリッジを早く取り出したいとか、間違えて別
のカートリッジを入れてしまった等の理由で、カートリ
ッジを引っ張ったり、速く再生したくて押し込もうとし
たりして、ディスク記録再生装置自身がカートリッジを
移動させようとする速度と異なる速度でカートリッジが
移動する状態となっても、このとき、クランパー10は
トランスファーローラー7cにより駆動されているの
で、スリップ許容状態にあり、駆動用のモーターやクラ
ンパー10に掛かる負荷が必要以上に大きくなることが
なく、カートリッジの挿入や排出が行える。そして、カ
ートリッジが完全にキャビネット29内に埋没している
状態では、上記のような無理な力がかかる恐れがなく、
クランパーギヤ26hを用いて、確実なクランパー10
の移動を行わせている。そして、上記のように、クラン
パー10を介していることにより、カートリッジの表面
の状態に関係なく、カートリッジの移動を行わせること
ができ、また、カートリッジの移動時のその時々におけ
る必要な特性を有する移動方法を適用することもでき
る。
【0070】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のディスク記録再
生装置は、以上のように、ディスク記録再生装置内部へ
ディスクカートリッジの移動を案内するカートリッジ
ホルダーと、回転運動を直線運動に変換してディスクカ
ートリッジを上記ディスク記録再生装置内部に移動させ
る媒体移動手段とが設けられているディスク記録再生装
置において、上記媒体移動手段には、ローラー部材と、
回動軸を中心に回動して上記ローラー部材をディスクカ
ートリッジ方向に押圧する駆動力伝達部材と、上記ロー
ラー部材を回転させる駆動部材とが設けられており、デ
ィスクカートリッジを保持し、ディスクカートリッジと
共に移動する保持部材に形成されたローラー駆動面に上
記ローラー部材を押圧させて、ディスクカートリッジの
移動を行わせる構成である。
【0071】それゆえ、これにより、カートリッジの表
面の状態、例えば、表面加工や埃、油脂による汚れ等に
影響されることなく、確実にカートリッジをディスク記
録再生装置内に移動させることができるという効果を奏
する。
【0072】本発明の請求項2記載のディスク記録再生
装置は、請求項1記載のディスク記録再生装置におい
て、ローラー部材の回転軸と同軸に歯車部材が設けられ
る一方、保持部材には該歯車部材により駆動される歯車
駆動部が該ローラー駆動面と平行に設けられており、歯
車駆動部が形成されている領域においては、保持部材の
移動が歯車部材により行われる構成である。
【0073】それゆえ、これにより、歯車駆動部が形成
されている領域では確実に保持部材、すなわちディスク
カートリッジの移動が行われる一方、歯車駆動部が形成
されていない領域では上記のようにスリップが許容され
るため、ディスクカートリッジにディスク記録再生装置
による駆動力以外の力が加えられても、駆動部材や保持
部材にかかる負荷が低減されるので、上記駆動系の耐久
性を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるディスク記録再生装
置のカートリッジ保持機構の詳細を示す組立分解斜視図
である。
【図2】図1に示すディスク記録再生装置の概略斜視図
である。
【図3】ディスク記録再生装置に設けられるカムプレー
トとラックギアとの組立部品の分解斜視図である。
【図4】図3の矢印N方向よりみたカムプレートの部分
斜視図である。
【図5】図3の組立部品のドライブプレートへの組付状
態を示す組立分解斜視図である。
【図6】ローラーアームのドライブプレートへの組付状
態を示す組立分解斜視図である。
【図7】図6の矢印O方向よりみたローラーアーム取付
け部の概略図である。
【図8】ローラーホルダーとローラギヤの分解斜視図で
ある。
【図9】クランパーの取付け状態を示す図である。
【図10】クランパーの組み立て斜視図である。
【図11】クランパー単体の動作を示すものであり、同
図(a)は、下面からみたクランパーの可動部を示す図
であり、同図(b)は、上面からみたクランパーの可動
部を示す図である。
【図12】クランパーの可動領域及び可動方向を示す図
である。
【図13】ディスク記録再生装置に設けられたピックア
ップ送り機構を説明する概略斜視図である。
【図14】カムプレートの作動によるシフトアームの動
作を説明する斜視図である。
【図15】ディスク記録再生装置に設けられた記録用ヘ
ッド機構を説明する概略斜視図である。
【図16】記録用ヘッド機構の概略側面図であり、同図
(a)は、ヘッドが持ち上げられたヘッドアームの状態
(再生時)を示す図であり、同図(b)は、ヘッドがデ
ィスクに圧着させられたヘッドアームの状態(記録時)
を示す図である。
【図17】ディスクカートリッジ挿入時のディスク記録
再生装置の動作を説明するもので、ディスクカートリッ
ジが挿入された段階を示す側面図である。
【図18】図17の一部X−X矢視断面を伴う上面図で
ある。
【図19】図17に続く状態であり、クランパーがディ
スクカートリッジを保持した状態を示す側面図である。
【図20】図19の一部Y−Y矢視断面を伴う上面図で
ある。
【図21】クランパーにディスクカートリッジが当接
し、クランパーとディスクカートリッジとが同時に動き
はじめる状態を示す側面図である。
【図22】図21の一部Z−Z矢視断面を伴う上面図で
ある。
【図23】ローディング、アンローディングの機構を説
明する模式図であり、同図(a)は、カートリッジ挿入
時を示す図であり、同図(b)は、カートリッジローデ
ィング時の動作を示す図であり、同図(c)は、カート
リッジアンローディング時の動作を示す図である。
【図24】トランスファーギヤがクランパーのギヤ駆動
部を駆動しはじめた時の状態を示す側面図である。
【図25】図24の一部W−W矢視断面を伴う上面図で
ある。
【図26】ディスク記録再生装置の下方から見た斜視図
である。
【図27】本ディスク記録再生装置に適用される記録再
生可能なディスクを示すものであって、同図(a)は側
面図、同図(b)は平面図、同図(c)は正面図、同図
(d)は底面図である。
【図28】本ディスク記録再生装置に適用される再生可
能なディスクを示すものであって、同図(a)は側面
図、同図(b)は平面図、同図(c)は正面図、同図
(d)は底面図である。
【図29】カートリッジホルダーの上下にローラーが配
置される従来例の概略図で、同図(a)は、カートリッ
ジ挿入前、同図(b)は、カートリッジ移動途中、同図
(c)はカートリッジが記録再生位置に移動した図であ
る。
【図30】カートリッジの一方の側面にローラーが配置
されたディスク記録再生装置の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 カートリッジホルダー(カートリッジガイド部
材) 6 ローディングギヤ(駆動部材) 7 ローラーアーム(駆動力伝達部材) 7c トランスファーローラー(ローラー部材) 7a ローラーギヤ(駆動部材) 7d ローラーシャフト(回動軸) 7e トランスファーギヤ(歯車部材) 10 クランパー(保持部材) 26h クランパーギヤ(歯車駆動部) 26b ローラー駆動面 41 カートリッジ(ディスクカートリッジ) 45 カートリッジ(ディスクカートリッジ)
フロントページの続き (72)発明者 末沢 公彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク記録再生装置内部へのディスクカ
    ートリッジの移動を案内するカートリッジホルダーと、
    回転運動を直線運動に変換してディスクカートリッジを
    上記ディスク記録再生装置内部に移動させる媒体移動手
    段とが設けられているディスク記録再生装置において、 上記媒体移動手段には、ローラー部材と、回動軸を中心
    に回動して上記ローラー部材をディスクカートリッジ方
    向に押圧する駆動力伝達部材と、上記ローラー部材を回
    転させる駆動部材とが設けられており、ディスクカート
    リッジを保持し、ディスクカートリッジと共に移動する
    保持部材に形成されたローラー駆動面に上記ローラー部
    材を押圧させて、ディスクカートリッジの移動を行わせ
    ることを特徴とするディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】ローラー部材の回転軸と同軸に歯車部材が
    設けられる一方、保持部材には該歯車部材により駆動さ
    れる歯車駆動部が該ローラー駆動面と平行に設けられて
    おり、歯車駆動部が形成されている領域においては、保
    持部材の移動が歯車部材により行われることを特徴とす
    る請求項1記載のディスク記録再生装置。
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