JP2005267806A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

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孝 山田
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秀昭 熊谷
Kazuyuki Yamamoto
一幸 山本
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Abstract

【課題】大小径の異なるディスクに対応し、且つ装置全体の更なる小型化、軽量化、薄型化等の要求に応えるディスクドライブ装置を提供する。
【解決手段】装置本体3と、ディスク装着部27と、ディスク回転駆動機構60と、光ピックアップ機構61と、ピックアップ移動機構62とがベースフレーム63に一体に設けられた光ピックアップユニット5と、光ピックアップユニット5をディスク状記録媒体2の厚さ方向に移動自在に支持するピックアップユニット昇降機構6と、ディスク状記録媒体2の一主面と当接することによりディスク状記録媒体2を搬送する搬送ローラ20を備えたディスク搬送機構4と、大小径の異なるディスク状記録媒体2をディスク回転駆動機構60に係合可能な位置へガイドするディスクセンタリング機構7とを備え、光ピックアップユニット5、ピックアップユニット昇降機構6、ディスク搬送機構4及びディスクセンタリング機構7は、ディスク状記録媒体2の片方の面側に配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ディスク状記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再生を行うディスクドライブ装置に関し、特にディスク挿脱口からディスク状記録媒体を直接挿入し、また排出することができるスロットイン型のディスクドライブ装置に関する。
従来よりディスク状記録媒体としては、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)といった光ディスクやMD(Mini Disk)等の光磁気ディスクが広く知られており、これらディスクに対応した各種のディスクドライブ装置が提供されている。
ディスクドライブ装置には、筐体に設けられた蓋や扉を開放し、そこから臨むターンテーブルにディスクを直接装着するタイプ、装置本体の内外に亘って水平方向に搬送されるディスクトレイにディスクを載置することで、ディスクトレイが装置本体内に引き込まれた際にディスクが装置本体内に設けられたターンテーブルに自動的に装着されるタイプ、あるいはこのディスクトレイにターンテーブルが一体に設けられ、ディスクトレイが装置本体外へ搬送された際にターンテーブルへディスクを直接装着するタイプ等がある。しかし、何れのタイプも操作者にとって、蓋や扉を開閉したり、ディスクトレイを出し入れしたり、あるいはターンテーブルにディスクを装着するといった操作を必要としている。
これに対して、装置本体の前面に設けられたディスク挿脱口からディスクを挿入するだけでディスクが自動的に装置本体内へ引き込まれターンテーブルに装着される、いわゆるスロットイン型のディスクドライブ装置がある。このディスクドライブ装置は、ディスク挿脱口の近傍に、挿入されるディスクの主面を挟んで搬送ローラ及び支持突起が対向配置された搬送ローラユニット部が形成されている。そして、ディスク挿脱口からディスクが挿入されると、搬送ローラユニット部は、ディスクを挟み込みながら搬送ローラが回転される。これにより、このディスクドライブ装置は、ディスク挿脱口から挿入されたディスクを装置本体の内部へと引き込むローディング動作を行う。また、同様にしてディスク挿脱口から装置本体外へディスクを排出するイジェクト動作を行う。
ところで、上述したディスクドライブ装置には、パソコンやゲーム機器等のホスト機器筐体に設けられたドライブベイに搭載され、ホスト機器側から駆動電源が供給されてホスト機器と一体に用いられるものがある。このようなホスト機器のうち、例えばノートブック型パソコン等の携帯可能なホスト機器においては、更なる小型化、軽量化、薄型化が求められており、それに伴ってかかるホスト機器に搭載されるディスクドライブ装置にも小型化、軽量化、薄型化の要求が高まっている。
また、ディスクの規格や記録容量等に応じて、例えば標準の直径12cmのディスクに加え、カムコーダ等に用いられる直径8cmのディスクといった外径の異なる複数のディスクが提供されていることから、パソコン等に搭載されるディスクドライブ装置においては何れのディスクにも対応できることが要求されている。
ここで、上述したスロットイン型のディスクドライブ装置では、ディスクをターンテーブルに装着する際、図28に示すように、ディスクの中心孔に係合される係合凸部が設けられたターンテーブル及び、ターンテーブルと対向する位置に上下方向に回動自在に配置されたクランプ部材のクランパによって、ディスクの中心部を挟み込むことによりチャッキングする。
このクランプ部材は、コイルバネのバネ力によって常時ディスクをターンテーブル側へ押圧する方向へ付勢されるとともに、ロック機構によって回動が規制され、ディスクの搬送領域上へ退避されている。そしてクランプ部材は、ディスクが挿入されるとロック機構が解除され、コイルバネのバネ力によりターンテーブル側へ回動される。これにより、ディスクをクランパ及びターンテーブルによってディスクを挟み込み、ディスクのチャッキングを行う。そして、クランパがディスクの中心部を抑えながらターンテーブルが回転駆動されることによりディスクを回転させる。
このように、コイルバネを用いてディスクを挟み込んでクランプするディスクドライブ装置において、クランプ部材は、ディスクの挿入、排出時には、ディスクの搬送の障害とならないよう予めディスク搬送領域の上方に退避させる必要がある。このため、かかるディスクドライブ装置は、ターンテーブルの上方にクランプ部材が退避するスペースを確保する必要があり、装置本体の薄型化を図ることが困難となる。
また、上述したスロットイン型のディスクドライブ装置では、搬送ローラの長さがディスクの直径よりも長くなることから、装置全体の幅方向の寸法が長くなる。このため、従来のスロットイン型のディスクドライブ装置では、小型化や薄型化に非常に不利であった。
一方、小型化や薄型化が可能なスロットイン型のディスクドライブ装置として、光学ディスクと平行な面内で互いに協働しながら回動される複数の回動アームによって、ディスク挿脱口から挿入された光学ディスクを筐体の内部へと引き込むローディング動作と、光学ディスクをディスク挿脱口から筐体の外部へと排出するイジェクト動作とを行うディスクドライブ装置が提案されている(特許文献1)。
しかしながら、例えば特許文献1に記載されるディスクドライブ装置では、12cmの大径ディスクのみに対応されたローディング機構であり、8cm等の小径ディスクに対応していない。また、かかる揺動方式で小径ディスクにも対応させたローディング機構を形成すると、部品点数が多くなり、動作信頼性、コスト等の面で不利となり、更なる小型化、軽量化、薄型化の要求に応えることは困難である。
また、かかる揺動方式では、操作者がディスクをある程度装置本体の奥まで挿入しなければならず、使い勝手が悪い。上記特許文献1記載の方式においては、ディスクの挿入方向に対してディスクの後端部を押し入れる機構となっているため、図29に示すように、ディスク径の半分以上を装置本体内に挿入しなければ自動引き込みを開始しない。
さらに、操作者の手でディスクを装置本体の奥まで挿入する必要があることから、ディスクが引き込み方向に対して傾いて挿入されるおそれが多く、ディスクと装置本体内の構成部材とが接触し、ディスク表面に傷が付く可能性も高い。
特開2002−117604号公報
そこで、本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、大小径の異なるディスクに対応し、且つ装置全体の更なる小型化、軽量化、薄型化等の要求に応えるため、ディスクをローラによって搬送すると共に、クランプ部材を用いずにディスクとターンテーブルとのチャッキングを行うディスクドライブ装置を提供するを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にかかるディスクドライブ装置は、前面側にディスク状記録媒体が挿入又は排出されるディスク挿脱口が形成された略矩形状の装置本体と、上記ディスク挿脱口から上記装置本体内に挿入された上記ディスク状記録媒体が装着されるディスク装着部と、上記ディスク装着部に装着された上記ディスク状記録媒体を回転駆動するディスク回転駆動機構と、上記ディスク回転駆動機構により回転駆動された上記ディスク状記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ機構と、上記光ピックアップ機構を上記ディスク状記録媒体の径方向へ移動させるピックアップ移動機構とがベースフレームに一体に設けられた光ピックアップユニットと、上記光ピックアップユニットを上記ディスク状記録媒体の厚さ方向に移動自在に支持し、上記ディスク状記録媒体が装置本体内に搬送されると上記光ピックアップユニットを上記ディスク状記録媒体側へ移動させて上記ディスク回転駆動機構に上記ディスク状記録媒体を保持させ、また上記ディスク状記録媒体の排出時には上記光ピックアップユニットを上記ディスク状記録媒体と離間する方向へ移動させて上記ディスク回転駆動機構と上記ディスク状記録媒体との係合を解除させるピックアップユニット昇降機構と、上記装置本体の上記ディスク挿脱口が設けられた前面側に設けられ、上記ディスク状記録媒体の搬送方向と直交する方向に延設され上記ディスク状記録媒体の一主面と当接することにより、上記ディスク状記録媒体が挿脱される上記ディスク挿脱口と上記ディスク装着部との間に亘って搬送する搬送ローラを備えたディスク搬送機構と、大小径の異なるディスク状記録媒体を上記ディスク回転駆動機構に係合可能な位置へガイドするディスクセンタリング機構とを備え、上記光ピックアップユニット、ピックアップユニット昇降機構、ディスク搬送機構及びディスクセンタリング機構は、上記ディスク状記録媒体の片方の面側に配置されている。
このようなディスクドライブ装置によれば、ディスク搬送機構、光ピックアップユニット、ピックアップユニット昇降機構、及びディスクセンタリング機構がディスク状記録媒体を介して装置本体の一方側に搭載されている。また、ディスク状記録媒体を搬送ローラによって搬送する方式を採用するとともにクランプ部材を用いることなくディスク状記録媒体をディスク装着部へチャッキングするものである。したがって、径の異なるディスク状記録媒体に適応でき、また装置本体の小型化、軽量化、薄型化の要求に応えることができる。
以下、本発明が適用されたディスクドライブ装置について図面を参照しながら詳細に説明する。このディスクドライブ装置1は、図1及び図2に示すように、例えばノートブック型パソコン等のホスト機器のドライブベイに搭載された厚さ12.7mmのスロットイン型ディスクドライブ装置であり、ノートブック型パソコンに搭載されることにより当該ノートブック型パソコンと一体となって駆動されて、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスク2に対して情報信号の記録及び/又は再生を行うことが可能となっている。
また、ディスクドライブ装置1は、大小径の異なる光ディスク2のいずれにも対応可能に形成され、図3に示すように、例えば直径が12cmの光ディスク2Lと直径が8cmの光ディスク2Sが装着され、情報信号の記録及び/又は再生を行う。
このディスクドライブ装置1は、装置本体を構成する外筐体3と、外筐体3内に挿入された光ディスク2を外筐体3の内外に亘って搬送するディスク搬送機構4と、ディスク搬送機構4によって搬送される光ディスク2が装着されるとともにこの光ディスク2に対して情報信号の記録及び/又は再生を行う光ピックアップユニット5と、光ピックアップユニット5と光ディスク2と係合させるピックアップユニット昇降機構6と、光ディスク2を光ピックアップユニット5のディスク装着部にガイドするディスクセンタリング機構7とを備える。
ディスクドライブ装置1の外筐体3は、図2に示すように、後述するディスクドライブ装置1の構成部材が組み付けられるボトムケース10と、このボトムケース10の上面を覆うトップカバー11とを有する。
トップカバー11は、比較的薄い板金がボトムケース10の上部開口部を閉塞する天板部11aを形成すると共に、この天板部11aの周囲がボトムケース10の両側面及び背面に沿って僅かに折り曲げられた形状を有している。天板部11aの略中央部には、略円形状の開口部12が形成されている。この開口部12は、後述するチャッキング動作時に光ディスク2の中心孔2aに係合されるターンテーブル28の係合突部28aを外部に臨ませるためのものであり、この開口部12の周囲は、ターンテーブル28上に保持された光ディスク2の中心孔2aの周囲と当接されるように、筐体3の内部に向かって僅かに突出した当接突部13を形成している。
ボトムケース10は、図4に示すように、下部筐体として全体が略扁平箱状に形成された板金からなり、その底面部14は、略矩形状であり、一方の側面部10aには、この底面部14よりも底上げされて外側へと張り出したデッキ部15が設けられている。デッキ部15は、図5に示すように、ボトムケース10の厚さT1の略半分程度、底面部14より底上げされ、ボトムケース14の厚さT1の半分程度の厚さT2を有する。そして、大径の光ディスク2Lは、ディスク装着位置に搬送されることにより、一部がこのデッキ部15上に配設される。
ボトムケース10の底面部には、外筐体3の各部の駆動制御を行う駆動制御回路が構成された回路基板16が配置されている。この回路基板16は、ボトムケース10の一側面部10a側に背面側から前面側にかけて底面部にネジ止めされることにより取り付けられている。回路基板16上には、上記駆動制御回路を構成するICチップ等の電子部品や、上記ノートブック型パソコンの装置本体との電気的な接続を図るためのコネクタ17等が配置されている。このうち、コネクタ17は、図4に示すように、ボトムケース10の背面に形成された開口部18から外部に臨むように回路基板16上に取り付けられている。
この外筐体3の前面には、図2及び図4に示すように、略矩形平板状のフロントパネル20が取り付けられている。このフロントパネル20には、光ディスク2が水平方向に出し入れされるディスク挿脱口21が設けられている。すなわち、光ディスク2は、このディスク挿脱口21から外筐体3の内部へと挿入し、或いはこのディスク挿脱口21から外筐体3の外部へと排出したりすることが可能となっている。また、フロントパネル20の前面には、光ディスク2に対するアクセス状態を点灯表示する表示部22や、光ディスク2を排出する際に押圧されるイジェクトボタン23が設けられている。
次いで、ディスク搬送機構4について説明する。ディスク搬送機構4は、光ディスク2を外筐体3のディスク挿脱口21から光ディスク2が挿脱されるディスク挿脱位置と、ディスク装着部27のターンテーブル28に光ディスク2が装着されるディスク装着位置との間に亘って光ディスク2を搬送するものである。このディスク搬送機構4は、ボトムケース10の底面部14に設けられ、外筐体3のディスク挿脱口21近傍に配設され光ディスク2を搬送する搬送ローラ30と、搬送ローラ30を昇降操作することにより光ディスク2と接離させるローラ昇降機構31と、光ディスク2がディスク装着位置に搬送されたことを検出するディスク搬送検出機構32とを備える。
搬送ローラ30は、図4に示すように、光ディスク2に当接しディスク挿脱位置とディスク装着位置とに亘って搬送するローラ本体33と、ローラ本体33を回転自在に支持する支持板34とを備える。
ローラ本体33は、軸部33aと軸部33aの外周部に設けられ光ディスク2を搬送するローラ部33bとを有する。軸部33aは、支持板34にその両端部を回転自在に支持されることにより外筐体3の前面側に配置されている。また軸部33aは、図4に示すように、大径の光ディスク2Lの直径よりも短い、ボトムケース10の底面部14の幅と略同一の長さとされている。これにより、ローラ本体33は、一側面10a側に底上げされたデッキ部15が形成されたボトムケース10の底面部14に配置することができる。
また、軸部33aは、ボトムケース10の他側面10b側の端部に、ローラ本体33を回転駆動させる駆動モータ19の駆動力を伝えるローラギア35が設けられている。ローラギア35は、後述する第1のギア列45を介して駆動モータ19と連結され、駆動モータ19が回転されることにより軸部33aと一体に回転される。
また、軸部33aの外周部に設けられているローラ部33bは、光ディスク2の下面部と当接されるとともに軸部33aと一体に回転駆動されることにより、摩擦による駆動力で光ディスク2をディスク挿脱位置とディスク装着位置との間に亘って搬送する。
このローラ本体33を回転自在に支持する支持板34は、略矩形状に形成され、長手方向の長さをローラ本体33の軸部33aと略同一に形成され、ローラ本体33とともにボトムケース10の底面部14側に配置されている。支持板34は、長手方向と直交する一対の側面部34a,34bには、背面側にローラ本体33の軸部33aを支持する一対の軸受部37,37が設けられ、前面側に支持板34をボトムケース10の側壁に回転自在に支持させる支持ピン36,36が突設されている。支持板34は、この軸受部37,37によって軸部33aを回転自在に支持している。また、支持板34は、支持ピン36,36がボトムケース10の両側面部10a,10bに立ち上がり形成された側壁に挿通支持されることにより、この支持ピン36,36を回動支点にしてローラ本体33を光ディスク2の下面より接離させる図6中矢印Z1方向及びZ2方向に昇降自在とされている。
支持板34は、一側面部34bから前面側の側面にかけて、後述するディスクセンタリング機構7の回動アーム116に設けられ光ディスク2が当接される当接部115が移動する移動用スリット38が形成されている。また支持板34は、光ディスク2の下面と摺接される上面に、光ディスク2への傷つきを防止する不織布39が両面テープ等により貼着されている。さらに支持板34は、下面に、後述するローラ昇降機構31と係合し搬送ローラ30を駆動モータ19と切り離した位置に保持するロックピン40が突設されている。ロックピン40は、ボトムケース10の底面部14側に延設され、先端部にディスクの搬送に応じて駆動モータ19と連結されスライドされるスライドカム44のカム部と係合する係合フランジ40aが形成されている。スライドカム44については後述する。また、支持板34は、下面側にボトムケース10の底面部14に配設されたコイルバネ41の一端が当接され、常時、搬送ローラ30を光ディスク2に当接させる図6中矢印Z2方向へ回動付勢されている。
駆動モータ19とローラ本体33の軸部33aとを連結させる第1のギア列45は、図6に示すように、駆動モータ19の回転軸19aと係合する第1の歯車45aと、第1の歯車45aの回転をローラ本体33の軸部33aに設けられたローラギア35に伝える第2の歯車45bとを有する。第1のギア列45は、搬送ローラ30の支持板34がコイルバネ41に付勢されローラ本体33が図6中矢印Z2方向へ回動付勢されることにより、第2の歯車45bとローラギア35とが係合し、駆動モータ19の回転力を軸部33aへ伝達してローラ本体33を回転駆動させる。
搬送ローラ30を光ディスク2と接触させまた離間させるローラ昇降機構31は、支持板34に突設されているロックピン40と係合するスライドカム44と、スライドカム44と駆動モータ19とを連結させる第2のギア列46とを備える。
スライドカム44は、ローラ本体33の下側に配置され、ボトムケース10の底面部14を移動自在とされている。スライドカム44は、図7及び図8(a)(b)に示すように、主面部にボトムケース10の底面部14から突設されているガイド軸47が挿通される複数のガイドスリット48が設けられている。ガイドスリット48は、スライドカム44の長手方向に沿って開口された長孔形状をなし、スライドカム44は、このガイドスリット48に挿通されたガイド軸47にガイドされてボトムケース10を両側面部10a,10b側の横方向に移動可能とされる。
スライドカム44は、ボトムケース10の前面側の側面部に上記搬送ローラ30の支持板34に突設されたロックピン40と係合されるカム部50が形成されている。カム部50は、図8(b)に示すように、ボトムケース10の一側面部10a側の端部から他側面部10b側に向かって上面側が張り出し形成された上側水平面部50aと、上側水平面部50aから他側面部10b側に向かって下降する傾斜面部50bと、傾斜面部50bからさらに他側面部10b側に向かって下面側が張り出し形成された下側水平面部50cが形成されている。このカム部50は、支持板34のロックピン40の先端部に設けられた係合フランジ40aが係合され、スライドカム44がボトムケース10の他側面部10b側から一側面部10a側へ移動されるにつれて係合フランジが40aが上側水平面部50aから傾斜面部50bを介して下側水平面部50cへ移動する。したがって、カム部50は、スライドカム44の移動に応じて、係合フランジ40aが突設された支持板34を、コイルバネ41の付勢力に対抗して、搬送ローラ30が光ディスク2の下面から離間する図6中Z1方向へ回動させることができる。
また、スライドカム44は、ボトムケース10の背面側の側面部に駆動モータ19からの駆動力を伝達する第2のギア列46が係合するラック部51が形成されている。ラック部51は、駆動モータ19と係合された第2のギア列46の第2の歯車46bと係合されることにより、スライドカム44をボトムケース10の両側面部10a,10b間に亘って移動させるものである。
また、スライドカム44は、後述するピックアップユニット昇降機構6の第1のリフト板90に形成された連結孔に挿入される連結ピン49が突設されている。スライドカム44は、連結ピン49を介して第1のリフト板90と連結されることによりスライドカム44の移動に連動して第1のリフト板90を移動させる。
スライドカム44上には、スライドカム44に駆動モータ19の駆動力を伝える回転リンク52が設けられている。回転リンク52は、図9に示すように、長手方向の一端がスライドカム44に突設された係合ピンに係合され、支点53を中心にスライドカム44上に回転自在に係合されている。また、回転リンク52は、ボトムケース10の背面側の側面部に駆動モータ19からの駆動力を伝達する第2のギア列46が係合するラック部56が形成されている。そして回転リンク52は、支点53の近傍に設けられたバネかけ部54に、一端がスライドカム44上に設けられたバネかけ部に係合された引張りコイルバネ55の他端が係合され、この引張りコイルバネ55の付勢力によって、支点53を中心にして常時ラック部56が第2のギア列46と離間する図7中矢印A方向に付勢されている。
また、回転リンク52は長手方向の他端側の上面に、後述するディスク搬送検出機構32の板バネリンク72と係合される係合ピン57が突設されている。回転リンク52は、板バネリンク72と係合されることにより、板バネリンク72の回動に応じて引張りコイルバネ55の付勢力に対抗してラック部56が第2のギヤ列46と係合する図7中反矢印A方向へ回動され、駆動モータ19の駆動力を受けてボトムケース10の一側面10a側へ移動される。なお、回転リンク52の下面には、ボトムケース10の底面部14に立ち上がり形成された回動壁58に摺接されることにより引張りコイルバネ55による図7中矢印A方向へ付勢力に対抗して回転リンク52を図7中反矢印A方向へ回動させる回動ピン59が突設されている。
ここで、回動壁58は、図13及び図14に示すように、ボトムケース10の他側面10b側から一側面10a側にかけて緩やかに背面側へ後退していくカム形状とされ、スライドカム44の一側面10a側への移動によって回動ピン59が同方向へ摺動されることにより、回転リンク52を反矢印A方向へ回動させる。
スライドカム44と駆動モータ19とを連結させる第2のギア列46は、図7に示すように、駆動モータ19の回転軸19aと係合する第1の歯車46aと、第1の歯車46aの回転をスライドカム44のラック部51及び回転リンク52のラック部56に伝える第2の歯車46bとを有する。第2のギア列46は、回転リンク52が図7中反矢印A方向へ回転されることにより、第2の歯車46bがラック部56と係合し、回転リンク52をボトムケース10の一側面部10a側へ搬送する。また、第2のギア列46は、第2の歯車46bがスライドカム44のラック部51と係合することによりスライドカム44を一側面部10a側へ搬送する。
光ディスク2がディスク装着位置に搬送されたことを検出するディスク搬送検出機構32は、光ディスク2の側面が当接されることによりディスク装着位置へ光ディスク2が搬送されたことを検出するトリガー板70と、トリガー板70の回動を上記回転リンク52へ伝えるスライドリンク71と、スライドリンク71と回転リンク52とを連結する板バネリンク72とを備える。
トリガー板70は、図7に示すように、ボトムケース10の一側面10a側に設けられ、ディスク装着位置に搬送された光ディスク2の挿入端側の側面が当接されるように、光ディスク2の搬送領域に一部が臨まされている。このトリガー板70は、光ディスク2が光ピックアップユニット5のターンテーブル28に装着されるディスク装着位置に搬送されたことを検出するものであり、図10に示すように、光ディスク2の側面部が当接される側壁75と、スライドリンク71の係合凸部80と係合する係合溝76と、後述する光ディスク2の背面側の搬送位置を決めるストッパアーム111aのストッパピン132aが挿通される挿通孔77が形成されている。また、トリガー板70は、挿通孔77の近傍に係合孔78が穿設され、挿入された光ディスク2の径に応じて移動する移動プレート112上に突設された係合ピンが挿通されることにより、移動プレート112に回転自在に支持されている。
このトリガー板70は、側壁75にチャッキング位置近傍へ搬送された光ディスク2が当接されることにより、光ディスク2に押圧され、係合孔78を中心に図7中矢印Bに示す方向へ回動される。また、係合溝76は、スライドリンク71に凸設された係合凸部80が挿通されているため、光ディスク2に側壁75が押圧されることによってトリガー板70が図7中矢印B方向へ回転されると、係合溝76とともに係合凸部80ボトムケース10の前面側へ回動される。なお、ストッパアーム111aのストッパピン132aが挿通される挿通孔77は、光ディスク2の径の大きさに応じて移動するストッパアーム111aの可動範囲に対応して開口されている。
トリガー板70と係合されるスライドリンク71は、図11に示すように、断面がL字状とされた矩形板からなり、一面70aを長手方向がボトムケース10の一側面10a側に沿うように配置され、他面70bをボトムケース10の底面部14に移動可能に配置されている。このスライドリンク71は、長手方向の一端に、トリガー板70と係合する係合片79が一面70aの側縁よりボトムケース10のデッキ部15側に折り曲げ形成されている。係合片79にはトリガー板70の係合溝76に挿通する係合凸部80が設けられている。また、スライドリンク71は、長手方向の他端に板バネリンク72と係合される係合片81が他面70bの端部より延設されている。係合片81には板バネリンク72の一端に凸設された係合ピンが挿通係合される係合溝82が形成されている。
板バネリンク72は、図7に示すように、ボトムケース10の前面側に配置され、スライドリンク71と回転リンク52とを連結する。この板バネリンク72は、一端にスライドリンク71の係合溝82に係合される係合ピン84が凸設され、他端に回転リンク52の他端側の上面に突設された係合ピン57が挿通される長孔85が形成されている。そして板バネリンク72は、係合ピン84と長孔85との略中間部に回転穴86が穿設され、ボトムケース10の底面部14に突設された回転軸が挿入されることにより、ボトムケース10に回転自在に支持される。
このディスク搬送検出機構32は、図7に示すように、スライドリンク71が、一端をボトムケース10の底面部14に切り起こされた係止部に係止されたコイルバネ83の他端部が他面70bに係止され、常時、ボトムケース10の背面側である図7中矢印C方向へ付勢されている。スライドリンク71が背面側に付勢されることにより、係合凸部80と係合しているトリガー板70も、側壁75が光ディスク2の搬送領域に位置する図7中反矢印B方向へ回動付勢されている。また、スライドリンク71が背面側に付勢されることにより、係合溝82に係合している板バネリンク72は、回転穴86を中心に図7中矢印D方向へ回動される。これにより、板バネリンク72と連結されている回転リンク52は、上述した引張りコイルバネ55の付勢力と共に、支点53を中心にラック部56が第2のギア列46の第2の歯車46bと離間する図7中矢印A方向へ回動付勢される。
またディスク搬送検出機構32は、光ディスク2が外筐体3内に挿入され、ディスク装着位置付近まで搬送されると、トリガー板70が光ディスク2に押圧され係合孔78を中心に図7中矢印B方向に回動される。これにより、トリガー板70の係合溝76に係合する係合凸部80がボトムケース10の前面側へ回動され、スライドリンク71もボトムケース10の前面側である図7中反矢印C方向へ移動される。スライドリンク71が前面側に移動すると、板バネリンク72は回転穴86を支点に反矢印D方向へ回動され、引張りコイルバネ55の付勢力に対抗して回転リンク52を図7中反矢印A方向へ回動させる。これにより回動リンク52は、ラック部56と第2のギア列46の第2の歯車46bとが噛み合い、駆動モータ19の駆動力を受けてボトムケース10の一側面10a側へ移動される。そして、回転リンク52に続いてスライドカム44がボトムケース10の一側面10a側に移動されることにより、スライドカム44のラック部51と第2の歯車46bとが噛み合い、スライドカム44が一側面10a側に移動される。
また、回転リンク52は、スライドカム44と共に一側面10a側にスライドされていくと、下面に凸設された回動ピン59がボトムケース10の底面部14に立ち上がり形成された回動壁58に摺接されることにより、さらに図7中反矢印A方向へ回動される。これにより板バネリンク72、スライドリンク71が連動され、トリガー板70が側壁75と光ディスク2の側面とが離間する図7中矢印Bへ回動される。詳しくは後述する。
このようなディスク搬送機構4は、光ディスク2が外筐体3内に挿入される前においては、スライドカム44がボトムケース10の他側面部10b側に移動されているため、コイルバネ41に付勢されている支持板34は、ロックピン40がカム部50の上側水平面部50a側に当接され図6中矢印Z2方向へ回動されている。したがって、ローラ本体33は、軸部33aに設けられたローラギア35が第1のギア列45の第2の歯車45bと連結されるとともに、ローラ部33bが光ディスク2の搬送領域上に臨まされている。また、スライドカム44は、ボトムケース10の他側面部10b側に移動されることにより、ラック部51と第2のギヤ列46の第2の歯車46bとの係合が外れている。このとき、回転リンク52も引張りコイルバネ55に付勢され、ラック部56が第2のギヤ列46の第2の歯車46bと離間する図7中矢印A方向へ回転されている。
また、スライドリンク71がコイルバネ83によりボトムケース10の背面側である図7中矢印C方向へ付勢されることにより、トリガー板70は側壁75が光ディスク2の搬送領域に位置される図7中反矢印B方向へ回動され、板バネリンク72は回転リンク52を第2のギア46の第2の歯車46bと離間させる図7中矢印D方向へ回動されている。
そして、光ディスク2が挿入されると、図12に示すように、光ディスク2の搬送領域上に臨まされているローラ本体33が光ディスク2に押圧され、支持板34が図6中矢印Z1方向へ回動される。支持板34が図6中Z1方向へ回動されると、支持板34の下側に設けられている回動検出スイッチ87が支持板34に押圧されて光ディスク2が挿入されたことが検出され、駆動モータ19が回転駆動する。駆動モータ19が回転駆動することにより、ローラギア35と連結されている第1のギア列45を介して駆動モータ19の回転がローラ本体33の軸部33aに伝達され、ローラ本体33が光ディスク2を外筐体3の背面側へ引き込む方向へ回転する。これにより光ディスク2は、トップカバー11の内側を摺動しながら引き込まれていく。なお、このとき回転リンク52のラック部56と第2のギア列46の第2の歯車46bとは離間され、スライドカム44はボトムケース10の他側面10b側に位置されている。また、光ピックアップユニット5は、ターンテーブル28の係合突部28aが光ディスク2と干渉することを防止するため、後述するピックアップユニット昇降機構6によって光ディスク2の搬送領域から退避されている。
図13に示すように、光ディスク2の中心孔2aと光ピックアップユニット5のターンテーブル28の中心がほぼ一致するディスク装着位置まで搬送すると、トリガー板70の側壁75に光ディスク2の挿入端側の側面が当設し、トリガー板70を図7中矢印B方向へ押圧する。これによりトリガー板70とともに係合溝76に係合されているスライドリンク71の係合凸部80がボトムケース10の前面側へ回動され、スライドリンク71がコイルバネ83の付勢力に対抗してボトムケース10の前面側である図7中反矢印C方向へ移動する。スライドリンク71が前面側に移動すると、板バネリンク72は回転穴86を支点に反矢印D方向へ回動され、引張りコイルバネ55の付勢力に対抗して回転リンク52を支点53を中心に図7中反矢印A方向へ回動させる。
これにより回転リンク52のラック部56と第2のギア列46の第2の歯車46bとが係合する。そして、回転リンク52が駆動モータ19の駆動力を受けてボトムケース10の一側面10a側へ搬送されると、続いてスライドカム44のラック部51が第2の歯車46bと係合し、駆動モータ19の駆動力を受けて一側面10a側へ搬送される。スライドカム44の搬送に伴い、カム部50の上側水平面部50aに当接されていた支持板34のロックピン40は、係合フランジ40aがカム部50の傾斜面部50bから下側水平面部50cへ摺動される。したがって、支持板34は、コイルバネ41の付勢力に対抗して図6中矢印Z1方向へ回動され、ローラ本体33の軸部33aに設けられたローラギア35と第1のギア列45の第2の歯車45bとの係合が解除されるとともに、ローラ部33bも光ディスク2の下面より離間する。これにより、ローラ本体33は、駆動モータ19からの駆動力が伝達されなくなり、光ディスク2の搬送を停止する。
なお、このとき、光ピックアップユニット5は、スライドカム44の移動に連動してピックアップユニット昇降機構6により上昇され、ターンテーブル28に形成された係合突部28aに光ディスク2の中心孔2aが係合されることにより、光ディスク2がチャッキングされる。光ピックアップユニット5の昇降動作及び光ディスク2のチャッキング動作については後に詳述する。また、光ディスク2を排出する場合には、上述と逆の動作によって光ディスク2を外筐体3の前面側に搬送する。
以上のように、本発明が適用されたディスクドライブ装置1においては、搬送ローラ30を用いて光ディスク2をディスク装着位置へ搬送するものであり、光ディスク2の挿入端がローラ本体33上に挿入されると引き込みが開始される。したがって、大径又は小径の光ディスク2の何れを挿入した場合においても、従来の揺動方式がディスク径の半分以上を装置本体内に挿入しなければ自動引き込みを開始しないのに対して、図14に示すように、ディスク径の半分以下の挿入で足り、使用者の使い勝手がよく、また使用者によってディスク搬送方向に対して光ディスク2が傾いて挿入される危険が少なく、光ディスク2と装置本体内の構成部材との接触やディスク表面の傷つきを防止することができる。
また、ディスク搬送機構4の搬送ローラ30は、大径の光ディスク2Lの直径よりも短く形成されているため、ディスクドライブ装置1の外筐体3全体の小型化を図ることができ、また、他の構成部材を配置するスペースを確保することができる。
ついで、ディスク装着位置に搬送された光ディスク2をチャッキングするとともに、この光ディスク2に対して情報信号の記憶及び/又は再生を行う光ピックアップユニット5について説明する。光ピックアップユニット5は、図15に示すように、ディスク挿脱口21から外筐体3の内部に挿入された光ディスク2が装着されるディスク装着部27と、このディスク装着部27に装着された光ディスク2を回転駆動するディスク回転駆動機構60と、このディスク回転駆動機構60により回転駆動される光ディスク2に対して情報信号の記録及び/又は再生を行う光学ピックアップ61と、この光学ピックアップ61を光ディスク2の内外周に亘って送り操作するピックアップ送り機構62とを有し、これらがベースフレーム63に一体に設けられている。
この光ピックアップユニット5は、図4、図7に示すように、ベースフレーム63が、ボトムケース10の底面部14においてディスク装着部27が略中央に位置するように、ボトムフレーム10の他側面10bと背面壁との間のコーナ部にかけて配置されている。また、この光ピックアップユニット5は、後述するピックアップユニット昇降機構6によって昇降可能とされており、初期状態において、図12に示すように、ディスク挿脱口21から外筐体3の内部に挿入される光ディスク2の搬送領域よりも下方に位置している。
ベースフレーム63は、板金を所定の形状に打ち抜き、その周囲を僅かに下方に折り曲げて形成されている。ベースフレーム63の主面には、後述するディスク装着部27のターンテーブル28を上方へと臨ませる略半円状のテーブル用開口部63aと、後述する光学ピックアップ61の対物レンズ61aを上方へと臨ませる略矩形状のピックアップ用開口部63bとが連続して形成されている。
また、ベースフレーム63は、ボトムフレーム10の他側面10bと対向する側面に凸部63cが設けられ、該他側面10bにこの凸部63cを中心として回転可能に挿通支持されている。また、ベースフレーム63は、ボトムフレーム10の背面壁と対向する側面にタブ63dが設けられ、該インシュレータを介してボトムケース10の底面部14にビス止めされている。これによりベースフレーム63は、ディスク装着部27側を自由端としてボトムフレーム10を回動自在とされている。
さらに、ベースフレーム63は、ディスク装着部27側の両側面部に後述するピックアップユニット昇降機構6のリフト板90,91と係合する支軸65,66が突設されている。ベースフレーム63は、これら支軸65,66がリフト板90,91に形成されたカムスリット94,98に挿通されると共に上下方向にガイドされることにより、ディスク装着部27を光ディスク2の搬送領域より退避させるチャッキング解除位置、ディスク装着位置に搬送された光ディスク2をディスク装着部27にチャッキングさせるチャッキング位置及び、光ディスク2に対して情報信号の記録又は再生を行う中間位置との間で昇降操作される。
ディスク装着部27は、光ディスク2を装着するとともにディスク回転駆動機構60により回転駆動されるターンテーブル28を有し、このターンテーブル28の中心部には、光ディスク2の中心孔2aに係合される係合突部28aと、この係合突部28aに係合された光ディスク2の中心孔2aの周囲を係止する複数の係止爪28bとが設けられ、光ディスク2をターンテーブル28上に保持する。
ディスク回転駆動機構60は、光ディスク2をターンテーブル28と一体に回転駆動する扁平状のスピンドルモータ60aを有し、このスピンドルモータ60aは、上面部に設けられたターンテーブル28がベースフレーム63のテーブル用開口部63aから僅かに突出するように、支持板60bを介してベースフレーム63の下面にネジ止めにより取り付けられている。
光学ピックアップ61は、光源となる半導体レーザから出射された光ビームを対物レンズ61aにより集光させて光ディスク2の信号記録面に照射し、この光ディスク2の信号記録面で反射された戻りの光ビームを受光素子等からなる光検出器により検出する光学ブロックを有し、光ディスク2に対する信号の書き込み又は読み出しを行うようになされている。また、この光学ピックアップ61は、対物レンズ61aを当該対物レンズ61aの光軸と平行なフォーカッシング方向と当該対物レンズ61aの光軸方向と直交するトラッキング方向とに変位駆動する二軸アクチュエータを有し、上述した光検出器により検出された光ディスク2からの検出信号に基づいて、光ディスク2に対する対物レンズ61aのフォーカシング制御及びトラッキング制御を行うようになされている。
ピックアップ送り機構62は、光学ピックアップ61が搭載されたピックアップベース67と、このピックアップベース67を光ディスク2の半径方向にスライド可能に支持する一対のガイド軸68a,68bと、これら一対のガイド軸68a,68bに支持されたピックアップベース67を光ディスク2の半径方向に駆動する駆動モータ69とを有している。
一対のガイド軸68a,68bは、ベースフレーム63の下面に光ディスク2の半径方向と互いに平行となるように配置されており、ベースフレーム63のピックアップ用開口部63bから対物レンズ61aが臨むピックアップベース67を光ディスク2の内外周に亘って案内する。
駆動モータ69は、回転軸の回転運動をギヤやラック(図示せず。)を介して直線運動に変換し、ピックアップベース67を一対のガイド軸68a,68bに沿った方向、すなわち光ディスク2の半径方向に変位駆動させる。なお、この光ピックアップユニット5では、初期状態において、光学ピックアップ61が半径方向の外周側に位置している。
次いで、ピックアップユニット昇降機構6について説明する。ピックアップユニット昇降機構6は、光ピックアップユニット5を上昇させて、ディスク装着位置に位置決めされた光ディスク2をディスク装着部27のターンテーブル28に装着するチャッキング位置と、光ピックアップユニットを下降させて、ターンテーブル28から光ディスク2を離脱させ、また光ディスク2の搬送領域からターンテーブルを退避させるチャッキング解除位置と、光ピックアップユニット5をチャッキング位置とチャッキング解除位置との間に位置させて、光ディスク2に対する情報信号の記録又は再生を行う中間位置との間で光ピックアップユニット5を昇降操作するものである。
かかるピックアップユニット昇降機構6は、図7に示すように、光ピックアップユニット5のベースフレーム63に形成された支軸65が係合支持される第1のリフト板90と、ベースフレーム63に形成された支軸66が係合支持される第2のリフト板91とを有する。
第1のリフト板90は、スライドカム44と連結されることにより、スライドカム44の搬送と連動してベースフレーム63を昇降操作するものであり、図16に示すように、ベースフレーム63のディスク装着部27側の側面と対向する側面90aには、第1のカムスリット94が長手方向に亘って形成されている。この第1のカムスリット94は、ベースフレーム63を上記チャッキング解除位置に位置させるための第1の水平面部94aと、ベースフレーム63を上記チャッキング位置に位置させるための頂上面部94bと、ベースフレーム63を上記中間位置に位置させるための第2の水平面部94cとを有し、第1の水平面部94aと頂上面部94b、及び頂上面部94bと第2の水平面部94cとは傾斜面を介して連続されている。
そして、第1のカムスリット94には、上記ベースフレーム63の側面に形成された支軸65が挿通され、第1のリフト板90が移動することによって支軸65が第1の水平面部94a、頂上面部94b、第2の水平面部94cと移動する。これによりベースフレーム63は、第1のリフト板90の移動に応じて傾きが変化し、ターンテーブル28が昇降操作される。
また、第1のリフト板90は、ボトムケース10の底面部14と対向する底面90bには長手方向に沿ってガイド孔95が形成されている。ガイド孔95にはボトムケース10の底面部14に突設されたガイド軸が挿通される。これにより第1のリフト板90は、ボトムケース10の底面部14の両側面部10a,10b間に亘る移動がガイドされる。
また、底面90bの長手方向の一端側にはスライドカム44に突設された連結ピン49が挿通される連結孔96が形成されている。第1のリフト板90は、連結孔96を介してスライドカム44と連結されることにより、スライドカム44の移動に連動してボトムケース10の底面部14を両側面10a,10b間に亘って移動する。
また、底面90bの長手方向の他端側には第2のリフト板91に突設された連結ピン100が挿通され、第1のリフト板90の動作に連動して第2のリフト板91を操作する操作スリット97が形成されている。操作スリット97は、第1のリフト板90の横方向の動きを縦方向の動きに変換するものであり、第1のリフト板90がベースフレーム63の支軸65が突設された側面に沿ってボトムケース10の両側面10a,10b間に亘って移動されると、第2のリフト板91を第1のリフト板90の移動方向と直交するボトムケース10の前後方向に亘って移動させる。
このような第1のリフト板90と連結される第2のリフト板91は、第1のリフト板90と連結されることにより、第1のリフト板90の移動に連動してベースフレーム63を昇降操作するものであり、図17に示すように、ベースフレーム63のディスク装着部27側の側面と対向する側面91aには、第2のカムスリット98が長手方向に亘って形成されている。この第2のカムスリット98は、ベースフレーム63を上記チャッキング解除位置に位置させるための第1の水平面部98aと、ベースフレーム63を上記チャッキング位置に位置させるための頂上面部98bと、ベースフレーム63を上記中間位置に位置させるための第2の水平面部98cとを有し、第1の水平面部98aと頂上面部98b、及び頂上面部98bと第2の水平面部98cとは傾斜面を介して連続されている。
そして、第2のカムスリット98には、上記ベースフレーム63の側面に形成された支軸66が挿通され、第2のリフト板91が移動することによって支軸66が第1の水平面部98a、頂上面部98b、第2の水平面部98cと移動する。これによりベースフレーム63は、第2のリフト板91の移動に応じて傾きが変化し、ターンテーブル28が昇降操作される。
また、第2のリフト板91は、ボトムケース10の底面部14と対向する底面91bには長手方向に沿ってガイド孔99が形成されている。ガイド孔99にはボトムケース10の底面部14に突設されたガイド軸が挿通される。これにより第2のリフト板91は、ボトムケース10の底面部14の前後方向に亘る移動がガイドされる。
また底面91bの長手方向の一端側には第1のリフト板90に形成された操作スリット97に挿通される連結ピン100が突設されている。連結ピン100が操作スリット97に挿通されることにより、第2のリフト板91は第1のリフト板90と連結され、第1のリフト板90の移動に連動して連結ピン100が操作スリット97を移動することにより、ベースフレーム63の支軸66が突設された側面に沿ってボトムケース10の前後方向に亘って移動される。
以上のようなピックアップユニット昇降機構6は、光ディスク2が外筐体3内に挿入される前においては、図7に示すように、スライドカム44がボトムケース10の他側面10b側へ位置されているため、スライドカム44と連結されている第1のリフト板90も同様にボトムケース10の他側面10b側へ位置されている。このとき、第1のリフト板90に設けられた第1のカムスリット94に挿通されているベースフレーム63の支軸65は、第1の水平面部94aに位置されている。また、第1のリフト板90がボトムケース10の他側面10b側へ位置されることにより、第1のリフト板90と連結されている第2のリフト板91は、操作スリット97に操作されてボトムケース10の前面側に位置されている。このとき、第2のリフト板91に設けられた第2のカムスリット98に挿通されているベースフレーム63の支軸66は、第1の水平面部98aに位置されている。したがって、ベースフレーム63は、図12に示すように、光ディスク2の搬送領域より下方に退避されたチャッキング解除位置に降下され、搬送される光ディスク2とターンテーブル28との干渉が回避されている。
図13に示すように、光ディスク2が外筐体3内に挿入され、光ディスク2の中心孔2aと光ピックアップユニット5のターンテーブル28の中心がほぼ一致するディスク装着位置まで搬送されると、駆動モータ19の駆動力を受けたスライドカム44がボトムケース10の一側面10a側へ搬送される。スライドカム44の搬送に連動して、スライドカム44と連結されている第1のリフト板90も、ガイド孔95に挿通されたガイド軸にガイドされながら一側面10a側へ移動される。これにより、第1のリフト板90の第1のカムスリット94に挿通されているベースフレーム63の支軸65が、第1の水平面部94aから傾斜部を経て頂上面部94bへ移動する。また、第1のリフト板90の移動に連動して操作スリット97を介して連結されている第2のリフト板91もボトムケース10の背面側に移動される。これにより、第2のリフト板91の第2のカムスリット98に挿通されているベースフレーム63の支軸66が、第1の水平面部98aから傾斜部を経て頂上面部98bへ移動する。したがって、ベースフレーム63は、凸部63cを回転中心として、ターンテーブル28側が上昇される。
このとき、図18に示すように、ディスク装着位置に位置決めされた光ディスク2の中心孔2aにターンテーブル28の係合突部28aが入り込みながら、トップカバー11の天板部11aに形成された当接突部13に光ディスク2の中心孔2aの周囲が押し付けられることによって、係合突部28aが光ディスク2の中心孔2aに係合されると共に、係合突部28aに形成された複数の係止爪28bが光ディスク2の中心孔2aの周囲を係止した状態で、光ディスク2がターンテーブル28上に保持される。このように光ディスク2をディスク装着部27に装着するチャッキング動作が行われる。
そして、光ディスク2のチャッキング動作の後、さらにスライドカム44及び第1のリフト板90がボトムケース10の一側面10a側に移動される。したがって、第1のカムスリット94に挿通されているベースフレーム63の支軸65が、頂上面部94bから傾斜部を経て第2の水平面部94cへ移動する。また、第1のリフト板90の移動に連動して、第2のリフト板91もさらにボトムケース10背面側に移動される。したがって、第2のカムスリット98に挿通されているベースフレーム63の支軸66が、頂上面部98bから傾斜部を経て第2の水平面部98cへ移動する。これにより、図19に示すように、ベースフレーム63は、チャッキング位置とチャッキング解除位置の間の中間位置に下降され、光ディスク2はトップカバー11に形成された当接突部13より離間した位置に保持される。
光ディスク2に対する情報信号の記録又は再生が終了し、光ディスク2の排出操作が行われると、駆動モータ19が反転されることによりスライドカム44が一側面10a側から他側面10b側へ移動される。スライドカム44の移動に連動して、第1のリフト板90も一側面10a側から他側面10b側へ移動される。したがって、第1のカムスリット94に挿通されているベースフレーム63の支軸65は、第2の水平面部94cから頂上面部94bを経て第1の水平面部94aへ移動する。また、第1のリフト板90の移動に連動して第2のリフト板91のボトムケース10の背面側から前面側へ移動される。したがって、第2のカムスリット98に挿通されているベースフレーム63の支軸66は、第2の水平面部98cから頂上面部98bを経て第1の水平面部98aへ移動する。これにより、ベースフレーム63は、中間位置からチャッキング位置を経てチャッキング解除位置へ下降される。
ベースフレーム63がチャッキング解除位置まで下降すると、ボトムケース10の底面部14より突設されている図示しない押上ピンの先端部がディスク装着部27のターンテーブル28に装着された光ディスク2の内周側の非信号記録領域に当接することによって、この光ディスク2を押し上げながら、光ディスク2をターンテーブル28上から離脱する。チャッキングが解除された光ディスク2は、スライドカム44の他側面10b側への移動に連動して図6中矢印Z2方向へ回動された搬送ローラ30により、ディスク挿脱口21側へ搬送され、外筐体3より排出される。
その後、ピックアップユニット昇降機構6は、再度スライドカム44が駆動されるまで、ベースフレーム63をチャッキング解除位置に保持し、光ディスク2の搬送領域からターンテーブル28を退避させながら光ディスク2の搬送を待機する。
次いで、光ディスク2を光ピックアップユニット5のディスク装着部27にガイドするディスクセンタリング機構7について説明する。ディスクセンタリング機構7は、大小径の異なる光ディスク2の何れかが外筐体3内に挿入された場合に、何れの光ディスク2でも光ピックアップユニット5のターンテーブル28にチャッキング可能なディスクチャッキング位置へガイドするものである。このディスクセンタリング機構7は、図4に示すように、光ディスク2のディスク径に応じて回動される一対の回転レバーユニット110と、回転レバーユニット110の回動量に応じて回動され光ディスク2をディスク装着位置に停止させる一対のストッパアーム111a,bと、回転レバーユニット110とストッパアーム111aとを連動させる移動プレート112とを備える。
回転レバーユニット110は、図20、図21及び図22に示すように、ボトムケース10の前面側に設けられ、先端部にディスク挿脱口21より挿入された光ディスク2の挿入端側側面が当接される当接部115が設けられた一対の回動アーム116,117と、これら一対の回動アーム116,117を連結する一対の連結アーム118,119を備える。
回動アーム116,117は、当接部115が設けられた先端と反対側の後端部に、ボトムケース10の底面部14に突設されている回動軸と係合される係合孔120が形成されている。回動アーム116,117は、係合孔120が回動軸に係合されることにより、係合孔120を支点にボトムケース10の底面部14上に回動自在に支持されている。また回動アーム116,117は、係合孔120よりさら後端側に、連結アーム118,119の先端部に穿設された連結孔123に挿通される連結ピン121が突設されている。回動アーム116,117の先端部に設けられている当接部115は、光ディスク2の側面が当接され背面側に押し込まれることにより回動アーム116,117を連結ピン121を支点に回動させるものであり、光ディスク2に押圧されながら背面側に移動される際に光ディスク2の側面を傷つけないようコロ形状とされている。
また、これら回動アーム116,117は、引張りコイルバネ122の各一端が係止され、この引張りコイルバネ122により、当接部115が互いに引き合わされる方向へ付勢されている。これにより、回動アーム116,117は、先端部に設けられた各当接部115が、ディスク挿脱口21より大径及び小径何れの光ディスク2が挿入された場合にも、挿入された光ディスク2の挿入端側の側面に当接される位置に回動される。
また、回動アーム116,117は、ボトムケース10の底面部14上であって、上述した搬送ローラ30の支持板34の下方に配設されている。そして、回動アーム116は当接部115が、支持板34に設けられた移動用スリット38より支持板34上に突出し、光ディスク2の搬送領域に臨まされている。そして、回動アーム116は、光ディスク2がディスク挿脱口21に挿入されると、当接部115が光ディスク2の挿入端側の側面に押圧されることにより移動用スリット38を移動して背面側に回動される。
なお、回動アーム117は、図21に示すように、後述するストッパアーム111a,bを挿入された大径の光ディスク2Lをディスク装着部に停止させる位置に係止させておくためのストッパロックプレート150と係合する係合ピン125が突設されている。また、回動アーム117には、後述する移動プレート112を押圧操作する操作ピン126が突設されている。
一対の回動アーム116,117を連結する連結アーム118,119は、図22に示すように、それぞれ長手方向の一端部に連結孔123が穿設され、回動アーム116,117に形成された連結ピン121が挿通されることにより回動アーム116,117にそれぞれ連結されている。また、連結アーム118,119は、それぞれ長手方向の他端部に挿通孔が設けられている。そして、当該他端部を交差させて各挿通孔を連続させるとともに同軸ピン124が挿通されることにより回動自在に連結されている。この連結アーム118,119を連結させる同軸ピン124は、ボトムケース10の底面部14に形成されたガイドスリット128に移動自在に挿通されている。
ガイドスリット128は、図14に示すように、光ディスク2の挿入方向であるボトムケース10の前後方向に亘って穿設されると共に、長手方向の略中間にボトムケース10の前後方向と直交する左右方向に小径部128aが形成されている。
このような回転レバーユニット110は、図23(a)に示すように、光ピックアップユニット5のターンテーブル28を中心にして光ディスク2の搬送方向に対して左右対称に一対の回動アーム116,117及び連結アーム118,119が配置されている。そして、光ディスク2がディスク挿脱口21より挿入されると、図23(b)に示すように、回動アーム116,117の各当接部115が光ディスク2の側面に押圧され、係合孔120を支点に光ディスク2の径に応じた回動角に回動アーム116,117がボトムケース10の背面側へ回動される。回動アーム116,117が係合孔120を支点に背面側へ回動されると、連結孔123が前面側に回動されるため、この連結孔123に連結されている連結アーム118,119は、同軸ピン124がガイドスリット128をボトムケース10の前面側に移動される。ここで、回動アーム116,117は連結アーム118,119によって連結され、また各連結アーム118,119も同軸ピン124が挿通されることにより回動自在に連結されているため、回動アーム116,117は連動して回動される。
したがって、光ディスク2がターンテーブル28を通るディスク挿脱口21の幅方向の中心線を中心孔2aが通るように挿入されると、図23(c)に示すように、一対の回動アーム116,117及び連結アーム118,119は同じ回動角で回動され、また連結アーム118,119の長手方向の他端部を連結させる同軸ピン124はボトムケース10の底面部14に形成されたガイドスリット128を長手方向の背面側端部から前面側端部まで移動する。これにより、回転レバーユニット110は、挿入された光ディスク2の径に応じた回動角で回動アーム116,117が回動され、光ディスク2を外筐体3内に導き入れる。
一方、光ディスク2がターンテーブル28を通るディスク挿脱口21の幅方向の中心線より左右何れかに大きく片寄せされて挿入された場合、回転レバーユニット110は、回動アーム116と回動アーム117の回動角度が異なり、これにより連結アーム118,119も回動角度が異なる。これにより連結アーム118,119を連結する同軸ピン124は、ガイドスリット128を長手方向に沿って進まず、左右何れかの小系部128aに進入し、連結アーム118,119の移動が規制される。したがって回動アーム118,119も回動が規制され、当接部115に側面が当接されている光ディスク2の挿入が規制される。光ディスク2は、コロが形成されている当接部115によってディスク挿脱口21の幅方向の中心線側にガイドされると、回動アーム116,117及び連結アーム118,119が同じ回動角で回動され、同軸ピン124がガイドスリット128の小系部128aから前面側端部まで移動し、外筐体3内に挿入可能となる。
回転レバーユニット110の回動角度に応じて回動することにより、光ディスク2の径に対応したディスク装着位置で光ディスク2の搬送を停止させる一対のストッパアーム111a,bは、図23に示すように、長手方向の一端にボトムケース10の底面部14に突設された係合軸に挿通される係合孔131a,131bが穿設され、この係合孔131a,bが係合軸に挿通されることによりボトムケース10の底面部14に回動自在に支持されている。また、一対のストッパアーム111a,bは、長手方向の他端に光ディスク2の挿入端側の側面部が当接されるストッパピン132a,132bが突設されている。
ストッパピン132a,132bは、光ディスク2の搬送領域に臨まされ、ストッパアーム111a,bが回動されることにより、挿入された光ディスク2の径に応じたディスク装着位置に当該光ディスク2の搬送を停止させ、中心孔2aがターンテーブル28の係合突部28aの略真上に位置するように光ディスク2の位置決めを図る。また、一対のストッパアーム111a,bは、長手方向の略中間に後述する移動プレート112に係合する係合ピン133a,133bが突設されている。移動プレート112がディスク径に応じて移動されることにより一対のストッパアーム111a,bは係合孔131a,bを支点に回動され、ストッパピン132a,bが、光ディスク2の中心孔2aがターンテーブル28の係合突部28a上に位置するように光ディスク2を停止させる位置にくる。
このストッパアーム111a,bと回転レバーユニット110とを連結する移動プレート112は、図4、図24に示すように、ボトムケース10の前後方向に亘ってデッキ部15上に延設され回転レバーユニット110の回動アーム117にスライド操作されるスライド部141と、スライド部141の背面側端部よりボトムケース10の他端側へ延設されストッパアーム111a,bを回動操作する操作部142とを有する。
スライド部141及び操作部142には、ボトムケース10の前後方向に亘って移動プレート112の移動をガイドするガイド孔143が形成されている。ガイド孔143にはボトムケース10の底面部14及びデッキ部15上に突設されたガイドピンが挿通され、このガイドピンがガイド孔143に沿って相対的に移動することにより、移動プレート112は、ボトムケース10の前後方向に亘る移動がガイドされる。
また、スライド部141には、長手方向の前面側端部に回転レバーユニット110の回動アーム117に突設された操作ピン126が挿通される挿通孔145が形成されている。移動プレート112は、挿通孔145を介して回動アーム117と係合されることにより、光ディスク2が挿入されると回動アーム117の背面側への回動に連動して、ボトムケース10のデッキ部15を背面側にスライドされる。
またスライド部141と直交するボトムケース10の横方向に延設されている操作部142は、長手方向に亘ってストッパアーム111a,bに突設された係合ピン133a,bが挿通される一対の係合孔146,146が穿設されている。移動プレート112は、係合孔146,146を介してストッパアーム111a,bと係合されることにより、光ディスク2が挿入されボトムケース10の背面側にスライドされると、スライド量に応じてストッパアーム111a,bを回動させる。
また、操作部142には、上記トリガー板70を回動自在に支持する支軸147が突設されている。支軸147近傍には、支軸147を支点に回動するトリガー板70の側壁75が摺動する円弧状の摺動溝148が形成されている。さらに、操作部142は、上記ストッパアーム111aのストッパピン132aを光ディスク2の搬送領域に臨ませる開口溝149がストッパピン132aの回動領域に応じて円弧状に開口されている。
この移動プレート112のスライド部141上には、大径の光ディスク2Lが挿入された場合に、回動アーム117と係合することにより、ストッパアーム111a,bを光ディスク2の中心孔2aがターンテーブル28の係合突部28a上に停止させる位置に保持させるためのストッパロックプレート150が配設されている。なお、スライド部141には、ボトムケース10のデッキ部15上に突設され、ストッパロックプレート150を支持する支持ピンを上方に臨ませる長孔151が長手方向に沿って形成されている。
ストッパロックプレート150は、図4、図25に示すように、長手方向の一端にボトムケース10のデッキ部15に突設された支持ピンが挿通される挿通孔155が穿設されている。ストッパロックプレート150は、挿通孔155が移動プレート112の長孔151を介して突出されている支持ピンに挿通されることにより、デッキ部15に支持され、移動プレート112のスライド部141上を回転自在とされている。また、ストッパロックプレート150は、長手方向の略中間部に、一端がデッキ部15の他側面側に係止されている引張りコイルバネ152の他端が係止される係止部153が設けられている。ストッパロックプレート150は、この引張りコイルバネ152により、挿通孔155を支点に図4中矢印E方向へ回動付勢されている。また、ストッパロックプレート150は、長手方向の他端に、搬送される光ディスク2の側面が当接される当接部154が形成されている。ストッパロックプレート150は、当接部154が光ディスク2の側面部に当接され、さらに光ディスク2が背面側に搬送されることにより引張りコイルバネ152の付勢力に対抗して図4中反矢印E方向に回動される。
また、ストッパロックプレート150は、長手方向の他端側に、回動アーム117に突設されている係合ピン125が係止される係止凹部156が形成されている。係止凹部156は、ボトムケース10の一側面10a側が開放された略鉤状に形成され、回動アーム117が大径の光ディスク2Lに押圧されボトムケース10の一側面10a側に大きく回動されることにより、回動アーム117の係合ピン125が係合される。これにより、ストッパロックプレート150は、回動アーム117の回動を規制し、ストッパアーム111a,bのストッパピン132a,bが大径の光ディスク2Lをチャッキング位置に停止させる位置に保持させる。
具体的に、ストッパロックプレート150は、図23(a)に示すように、大径の光ディスク2Lが挿入される前においては、回転レバーユニット110の回動アーム117が引張りコイルバネ122によってターンテーブル28を通るディスク挿脱口21の幅方向の中心線方向に回動付勢され、これによりボトムケース10の前面側にスライドされている。そして、大径の光ディスク2Lが挿入されると、図23(b)(c)に示すように、光ディスク2の挿入端側の側面に押圧され回動アーム117がボトムケース10の背面側に回動される。回動アーム117は、大径の光ディスク2Lの側面に押圧されるため、ボトムケース10の一側面10a側に大きく回動されながら背面側に移動し、係合ピン125がストッパロックプレート150の係合凹部156へ一側面10a側の開放端より進入する。また、回動アーム117が背面側に移動することにより、操作ピン126を介して連結されている移動プレート112も背面側へスライドされる。移動プレート112が背面側へスライドされることにより、係合ピン133a,bを介して移動プレート112と係合されている一対のストッパアーム111a,bが係合孔131a,bを支点に回動され、ストッパピン132a,bが背面側に移動される。
そして、図23(d)に示すように、大径の光ディスク2Lの中心孔2aが一対の回動アーム116,117の当接部115,115を結ぶ線よりさらに背面側へ搬送されると、引張りコイルバネ122の付勢力によって回動アーム116,117が再度前面側へ付勢される。これにより、ストッパロックプレート150の係合凹部156に進入されている回動アーム117の係合ピン125は、係合凹部156の開放端と反対側へ付勢されるため、係合凹部156の開放端より抜けることなく係合された状態が保持される。したがって、回動アーム117は前面側への回動が規制され、回動アーム117と連結されている移動プレート112も背面側へスライドされた状態が保持される。これにより移動プレート112に係合されているストッパアーム111a,bは、ストッパピン132a,bが大径の光ディスク2Lをチャッキング位置に停止させる位置に保持される。なお、回動アーム117の前面側への回動が規制されることにより、回動アーム116も同様に前面側への回動が規制されている。したがって、回動アーム116,117の先端に突設された当接部115は光ディスク2の側面より離間した位置に保持されている。
その後、図23(e)に示すように、光ディスク2は、さらに背面側に搬送されると挿入端側の側面がストッパアーム111a,bのストッパピン132a,bに当接され、光ディスク2の中心孔2aがターンテーブル28の係合突部28aのほぼ真上に位置するチャッキング位置で停止される。大径の光ディスク2Lの搬送が停止されると、上述した光ピックアップユニット昇降機構6によって光ピックアップユニット6が上昇され、光ディスク2の中心孔2aにターンテーブル28の係合突部28が係合されることにより、チャッキングが行われる。
ここで、光ディスク2がチャッキングされると、光ディスク2の側面に当接していたストッパアーム111a,bのストッパピン132a,bは、光ディスク2の側面より離間する。これは、ストッパアーム111a,bは、回動アーム117の係合ピン125がストッパロックプレート150の係止凹部156に係止されることにより移動プレート112を介して回動保持されると、ストッパピン132a,bが回転駆動される大径の光ディスク2Lより予め約1mm程度離間されるように設計されているためである。したがって、ストッパピン132a,bによって搬送領域の終端が規定された光ディスク2は、ターンテーブル28の係合突部28aにチャッキングされることにより、ストッパピン132a,bから側面が離間される。
また、光ディスク2の側面に押圧されることにより回動されるトリガー板70の側壁75も光ディスク2より離間される。これは、上述したようにトリガー板70が光ディスク2の側面に押圧され、図7中矢印Bに示す方向へ回動されると、スライドリンク71がボトムケース10の前面側である図7中反矢印C方向へ移動され、板バネリンク72が回転穴86を支点に反矢印D方向へ回動され、回転リンク52が図7中反矢印A方向へ回動されスライドカム44とともに一側面10a側にスライドされる。回転リンク52は、ボトムケース10の一側面10a側へスライドされることにより、下面に突設されている回動ピン59がボトムケース10の底面部14に立ち上がり形成されている回動壁58に摺接され、さらに図7中反矢印A方向へ回動される。回転リンク52が反矢印A方向へ回動されることにより、板バネリンク72が回転穴86を支点にさらに反矢印D方向へ回動され、スライドリンク71がさらにボトムケース10の前面側である図7中反矢印C方向へ移動される。これにより、トリガー板70は強制的に側壁75が光ディスク2の側面から離間する矢印B方向に回動される。
以上のように、ターンテーブル28にチャッキングされた大径の光ディスク2Lの側面からは何れの部材も離間しているため、光ディスク2の回転駆動に際して何ら障害となるものはない。
一方、係止凹部156は、回動アーム117が小径の光ディスク2Sに押圧されたときには、回動アーム117の回動角度が小さいため係合ピン125がボトムケース10の一側面10a側の開放端まで回動されず、係合ピン125と係合することがない。したがって、回動アーム117の回動は規制されず、小径の光ディスク2Sが搬送された後には再度、引張りコイルバネ122によってディスク挿脱口21の幅方向の中心線方向に回動され、またストッパアーム111a,bの位置も光ディスク2の挿入前と変わらない。
ここで、ストッパアーム111a,bは、光ディスク2の挿入前の初期位置において、予め小径の光ディスク2Sをチャッキング位置に停止させる位置に保持されているため、小径の光ディスク2Sをストッパピン132a,bに当接させることによりチャッキング位置で停止させることができる。
具体的に、小径の光ディスク2Sが挿入される前においては、回転レバーユニット110の回動アーム117が引張りコイルバネ122によってターンテーブル28を通るディスク挿脱口21の幅方向の中心線方向に回動付勢され、これによりボトムケース10の前面側にスライドされている。そして、小径の光ディスク2Sが挿入されると、図26(a)(b)に示すように、光ディスク2の挿入端側の側面に押圧され回動アーム117がボトムケース10の背面側に回動される。回動アーム117は、小径の光ディスク2Sの側面に押圧されるため、ボトムケース10の一側面10a側に小さく回動されながら背面側に移動する。したがって、回動アーム117の係合ピン125は、ストッパロックプレート150の係止凹部156の開放端側までは回動されず、係止凹部156内には進入されない。
そして、図26(c)に示すように、小径の光ディスク2Sの中心孔2aが一対の回動アーム116,117の当接部115,115を結ぶ線よりさらに背面側へ搬送されると、引張りコイルバネ122の付勢力によって回動アーム116,117が再度前面側へ回動付勢され、図26(d)に示すように、光ディスク2の挿入前の初期位置に戻る。これにより、回動アーム117の回動に連動して背面側にスライドされていた移動プレート112が前面側へスライドし、初期位置へ戻される。したがって移動プレート112に係合されているストッパアーム111a,bは、ストッパピン132a,bが小径の光ディスク2Sをチャッキング位置に停止させる位置に保持される。
その後、図26(e)に示すように、小径の光ディスク2Sは更に背面側に搬送されると挿入端側の側面がストッパアーム111a,bのストッパピン132a,bに当接され、光ディスク2の中心孔2aがターンテーブル28の係合突部28aのほぼ真上に位置するチャッキング位置で停止される。小径の光ディスク2Sの搬送が停止されると、上述した光ピックアップユニット昇降機構6によって光ピックアップユニット6が上昇され、光ディスク2の中心孔2aにターンテーブル28の係合突部28が係合されることにより、チャッキングが行われる。
ここで、小径の光ディスク2Sのセンタリングにおいても、上記大径の光ディスク2Lのセンタリングと同様に、光ディスク2がチャッキングされると、光ディスク2の側面に当接していたストッパアーム111a,bのストッパピン132a,bは、光ディスク2の側面より離間する。これは、ストッパアーム111a,bは、初期位置に回動されたとき、ストッパピン132a,bが回転駆動される小径の光ディスク2Sより予め約1mm程度離間されるように設計されているためである。したがって、ストッパピン132a,bによって搬送領域の終端が規定された光ディスク2は、ターンテーブル28の係合突部28aにチャッキングされることにより、ストッパピン132a,bから側面が離間される。
また、小径の光ディスク2Sの側面に押圧されることにより回動されるトリガー板70の側壁75も、上述した大径の光ディスク2Lが挿入された場合と同様に、図27に示すように、回動壁58を摺動して反矢印A方向へ回動される回転リンク52に、板バネリンク72、スライドリンク71が連動してトリガー板70を強制的に矢印B方向に回動させることにより、光ディスク2の側面より離間される。
以上のように、ターンテーブル28にチャッキングされた小径の光ディスク2Sの側面からは何れの部材も離間しているため、光ディスク2の回転駆動に際して何ら障害となるものはない。
また、以上のようなディスクセンタリング機構7は、ターンテーブル28を通るディスク挿脱口21の幅方向の中心線に対して対称に回動アーム116,117が配設されており、また、光ディスク2の中心孔2aがほぼ当該中心線上を通るように挿入されなければ連結アーム118,119の同軸ピン124がガイドスリット128の小径部128aに進入して回動アーム116,117が回動されない。したがって、光ディスク2は、当該中心線上を中心孔2aが通るように挿入されるため、ディスク挿脱口21から光ディスク2が挿脱されるディスク挿脱位置からターンテーブル28に光ディスク2が装着されるディスク装着位置までほぼ直線状に搬送される。
以上、本発明が適用されたディスクドライブ装置1について詳細に説明したように、このディスクドライブ装置1においては、上述したディスク搬送機構4、光ピックアップユニット5、ピックアップユニット昇降機構6、及びディスクセンタリング機構7が外筐体3のボトムケース10側に搭載されている。また、光ディスク2を搬送ローラ30によって搬送する方式を採用するとともにクランプ部材を用いることなく光ディスク2をターンテーブル28へチャッキングを行うものである。したがって、外筐体の小型化、軽量化、薄型化の要求に応えることができ、例えば外筐体3の厚さを12.7mmにすることにより薄型のノートブック型パソコンのドライブベイへ装着することができる。
また、ディスクドライブ装置1は、光ディスク2の装着時においては、搬送ローラ30によって光ディスク2を自動的にディスク装着位置まで搬送してターンテーブル28へチャッキングし、また光ディスク2の排出時においては、自動的に光ディスク2とターンテーブル28とのチャッキングを解除して搬送ローラ30によってディスク挿脱位置まで搬送するものであるため、操作者にとっての操作性が向上される。
さらに、ディスクドライブ装置1は、例えば12cmと8cmといった大小径の異なる光ディスク2のいずれにも対応するものでありながら、回転レバーユニット110の回動アーム116,117及びストッパアーム111a,bの回動によって、光ディスク2の径に応じた搬送領域の終端を設定することができ、ディスクセンタリング機構に要する部品点数を削減でき、これにより動作信頼性の向上が図られる。
また、従来のディスクドライブ装置に採用されている揺動方式においては、ディスク径の半分以上を装置本体内に挿入しなければ自動引き込みを開始しないのに対して、本ディスクドライブ装置1は、図14に示すように、ディスク径の半分以下の挿入で足り、使用者の使い勝手がよく、また使用者によってディスク搬送方向に対して光ディスク2が傾いて挿入される危険が少なく、光ディスク2と装置本体内の構成部材との接触やディスク表面の傷つきを防止することができる。
本発明を適用したディスクドライブ装置が搭載されたノートブック型パソコンの外観斜視図である。 本発明を適用したディスクドライブ装置を示す外観斜視図である。 本発明を適用したディスクドライブ装置に装着される大小径の異なる光ディスクを示す平面図である。 本発明が適用されたディスクドライブ装置の内部構成を示す平面図である。 本発明が適用されたディスクドライブ装置を前面及び平面から示す図である。 ディスク搬送機構を示す側面図である。 ボトムケースの底面部14の構成を示す平面図である。 スライドカムの外観を示す平面図及び側面図である。 回転リンクを示す平面図である。 トリガー板を示す平面図及び側面図である。 スライドリンクを示す平面図である。 光ディスクが挿入された状態を示す側面図である。 光ディスクがチャッキング位置に搬送された状態を示す平面図である。 光ディスクの引き込み開始位置を示す図である。 光ピックアップユニットを示す斜視図である。 第1のリフト板を示す平面図及び側面図である。 第2のリフト板を示す平面図及び側面図である。 光ディスクのチャッキング動作を示す側面図である。 光ディスクの搬送が終了した状態を示す側面図である。 回動レバーの一方の回動アームを示す平面図及び側面図である。 回動レバーの他方の回動アームを示す平面図及び側面図である。 連結アームを示す平面図である。 大径の光ディスクが挿入された場合におけるディスクセンタリング機構の動作を示す平面図である。 移動プレートを示す平面図である。 ストッパロックプレートを示す平面図である。 小径の光ディスクが挿入された場合におけるディスクセンタリング機構の動作を示す平面図である。 光ディスクの側面よりトリガー板及びストッパアームが離間する様子を示す平面図である。 従来のスロットイン型のディスクドライブ装置におけるディスクチャッキング動作を示す断面図である。 従来の揺動方式のディスクドライブ装置内において、光ディスクの自動引き込みを開始する位置を示す図である。
符号の説明
1 ディスクドライブ装置、2 光ディスク、3 外筐体、4 ディスク搬送機構、5 光ピックアップユニット、6 ピックアップユニット昇降機構、7 ディスクセンタリング機構、10 ボトムケース、10a 一側面、10b 他側面、11 トップカバー、14 底面部、15 デッキ部、19 駆動モータ、27 ディスク装着部、28 ターンテーブル、30 搬送ローラ、31 ローラ昇降機構、32 ディスク搬送検出機構、33 ローラ本体、34 支持板、40 ロックピン、44 スライドカム、52 回転リンク、58 回動壁、63 ベースフレーム、70 トリガー板、71 スライドリンク、72 板バネリンク、90 第1のリフト板、92 第2のリフト板、110 回転レバーユニット、111 ストッパアーム、112 移動プレート、116,117 回動アーム、118,119 連結アーム、124 同軸ピン、128 ガイドスリット、150 ストッパロックプレート

Claims (6)

  1. 前面側にディスク状記録媒体が挿入又は排出されるディスク挿脱口が形成された略矩形状の装置本体と、
    上記ディスク挿脱口から上記装置本体内に挿入された上記ディスク状記録媒体が装着されるディスク装着部と、上記ディスク装着部に装着された上記ディスク状記録媒体を回転駆動するディスク回転駆動機構と、上記ディスク回転駆動機構により回転駆動された上記ディスク状記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ機構と、上記光ピックアップ機構を上記ディスク状記録媒体の径方向へ移動させるピックアップ移動機構とがベースフレームに一体に設けられた光ピックアップユニットと、
    上記光ピックアップユニットを上記ディスク状記録媒体の厚さ方向に移動自在に支持し、上記ディスク状記録媒体が装置本体内に搬送されると上記光ピックアップユニットを上記ディスク状記録媒体側へ移動させて上記ディスク回転駆動機構に上記ディスク状記録媒体を保持させ、また上記ディスク状記録媒体の排出時には上記光ピックアップユニットを上記ディスク状記録媒体と離間する方向へ移動させて上記ディスク回転駆動機構と上記ディスク状記録媒体との係合を解除させるピックアップユニット昇降機構と、
    上記装置本体の上記ディスク挿脱口が設けられた前面側に設けられ、上記ディスク状記録媒体の搬送方向と直交する方向に延設され上記ディスク状記録媒体の一主面と当接することにより、上記ディスク状記録媒体が挿脱される上記ディスク挿脱口と上記ディスク装着部との間に亘って搬送する搬送ローラを備えたディスク搬送機構と、
    大小径の異なるディスク状記録媒体を上記ディスク回転駆動機構に係合可能な位置へガイドするディスクセンタリング機構とを備え、
    上記光ピックアップユニット、ピックアップユニット昇降機構、ディスク搬送機構及びディスクセンタリング機構は、上記ディスク状記録媒体の片方の面側に配置されていることを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 上記搬送ローラは、上記大径のディスク状記録媒体の直径よりも短く形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクドライブ装置。
  3. 上記ディスクセンタリング機構は、上記ディスク装着部を挟んで上記ディスク状記録媒体の搬送方向の左右両側に上記ディスク状記録媒体の搬送方向へ互いに同期して回動自在に設けられた左右一対の回動アームと、上記回動アームの先端部にそれぞれ突設され上記ディスク挿脱口から挿入される上記ディスク状記録媒体の側面が当接される当接部とを有し、該当接部が上記ディスク状記録媒体に押圧されることにより、該ディスク状記録媒体の径に応じた長さ分だけ回動される回動レバーと、
    上記回動レバーの少なくとも何れか一方と係合され、上記回動レバーが回動されると、上記ディスク状記録媒体の径に応じた回動量に対応して移動する移動プレートと、
    上記回動レバーよりも上記装置本体の背面側に設けられ、上記ディスク装着部を挟んで上記ディスク状記録媒体の搬送方向の左右両側に上記ディスク状記録媒体の搬送方向へ互いに同期して回動自在に設けられ、先端部にそれぞれ突設され上記ディスク状記録媒体の側面が当接されることにより上記ディスク状記録媒体の搬送を停止させるストッパ部を有し、上記移動プレートと係合されることにより上記移動プレートの移動量に応じて回動され、挿入された上記ディスク状記録媒体の径に応じた停止位置に上記ストッパ部が位置されるストッパアームとを備えることを特徴とする請求項1記載のディスクドライブ装置。
  4. 上記光ピックアップユニットは、上記ベースフレームが上記装置本体の略中央部から背面側の一コーナ部にかけて配置され、該ベースフレームに支持された上記光ピックアップ機構が上記装置本体の当該略中央部から背面側の当該一コーナ部に亘って移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載のディスクドライブ装置。
  5. 上記装置本体の背面側の他のコーナ部には、当該背面部に設けられた開口部から外部に臨むコネクタが取り付けられた回路基板が配置されていることを特徴とする請求項4記載のディスクドライブ装置。
  6. 上記大小径の異なるディスク状記録媒体の 外径は、それぞれ12cm、8cmであることを特徴とする請求項1記載のディスクドライブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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