JP3212836B2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JP3212836B2
JP3212836B2 JP15502695A JP15502695A JP3212836B2 JP 3212836 B2 JP3212836 B2 JP 3212836B2 JP 15502695 A JP15502695 A JP 15502695A JP 15502695 A JP15502695 A JP 15502695A JP 3212836 B2 JP3212836 B2 JP 3212836B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体としてのディ
スクを記録・再生するディスク記録再生装置であって、
特にカートリッジに収納されたディスク、例えば、ミニ
ディスクや光磁気ディスク等に情報の記録再生を行うデ
ィスク記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスク記録再生装置の記録
媒体として例えばコンパクトディスク(以下、CDと呼
ぶ)が使用されている。ところが、上記CDは記録面
(以下、ディスク面と呼ぶ)が露出しているので、CD
をディスク記録再生装置に着脱する際にキズや埃等が付
くことがある。このため、近年では、ディスク面保護や
携帯性などを考慮して、記録媒体としてのディスクをカ
ートリッジに収納するとともに、小型化した、例えば、
ミニディスク(以下MDとする)、光磁気ディスク(以
下、MOとする)などが開発されている。
【0003】上記のようなディスクが収納されたカート
リッジをディスク記録再生装置に着脱する方法の一例と
しては、図23に示すような方法が挙げられる。
【0004】図23に示すディスク記録再生装置におい
ては、カートリッジ53の案内保持を行うカートリッジ
ホルダー50の上下に、上記カートリッジ53をディス
ク記録再生装置内に移動させるローラー部材51・52
が設けられるとともに、上記のローラー部材51・52
が図示されないバネ機構によりカートリッジ53を押圧
する構成になっている。
【0005】ここで、上記のディスク記録再生装置にお
ける動作について説明する。
【0006】同図(a)に示すように、カートリッジホ
ルダー50にL1方向に挿入されるカートリッジ53
は、上下に配されたローラー部材51・52に接触する
位置まで押圧されると、同図(b)に示すように、ロー
ラー部材51の矢印P1方向の回転及びローラー部材5
2の矢印Q1方向の回転により、カートリッジホルダー
50の奥まで挿入され、同図(c)のように完全にカー
トリッジホルダー50内に収納される。また、ローラー
部材51の矢印P2方向の回転及びローラー部材52の
矢印Q2方向の回転により、カートリッジ53が排出さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような、ディスク記録再生装置においては、カートリッ
ジホルダー50の上下にローラー部材51・52を配置
する必要があるため、装置の厚さが厚くなってしまうと
いう問題が生じる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ディスク記録再生装置は、ディスクカートリッジを記録
再生位置に移動案内するためのカートリッジガイド部材
と、ディスクカートリッジの側部に当接可能に設けられ
ており、ディスクカートリッジの移動を行うローラー部
材と、ローラー部材をディスクカートリッジに押圧する
ローラー保持部材と、ローラー部材を回転させるローラ
ー駆動部材が設けられたディスク記録再生装置におい
て、上記ローラー部材によるディスクカートリッジ側部
の押圧が、ローラー保持部材の回動により行われるとと
もに、上記ローラー保持部材の回動軸と同軸にローラー
駆動部材が設けられており、ディスクカートリッジの排
出方向にローラー部材が回転しているときには、上記ロ
ーラー保持部材がディスクカートリッジを押圧する方向
に回動するようにローラー駆動部材の回転方向が設定さ
れていることを特徴としている。
【0009】請求項2記載のディスク記録再生装置は、
ディスクカートリッジを記録再生位置に移動案内するた
めのカートリッジガイド部材と、ディスクカートリッジ
の側部に当接可能に設けられており、ディスクカートリ
ッジの移動を行うローラー部材と、ローラー部材をディ
スクカートリッジに押圧するローラー保持部材と、ロー
ラー部材を回転させるローラー駆動部材が設けられたデ
ィスク記録再生装置において、上記ローラー駆動部材と
ローラー部材との間に所定の遊びが設けられていること
を特徴としている。
【0010】請求項3記載のディスク記録再生装置は、
ディスクカートリッジを記録再生位置に移動案内するた
めのカートリッジガイド部材と、ディスクカートリッジ
の側部に当接可能に設けられており、ディスクカートリ
ッジの移動を行うローラー部材と、ローラー部材をディ
スクカートリッジに押圧するローラー保持部材と、ロー
ラー部材を回転させるローラー駆動部材が設けられたデ
ィスク記録再生装置において、上記ローラー保持部材の
回動を行う付勢手段が設けられるとともに、ローラー保
持部材には押圧部が設けられており、ローディング待機
時には、付勢手 段によるディスクカートリッジ押圧方向
への付勢力と逆方向の付勢力を上記押圧部により生じさ
せる一方、ディスクカートリッジの挿入に伴うローラー
保持部材のディスクカートリッジ非押圧方向への回動に
したがって、押圧部による付勢力が解除され、ローラー
部材によるディスクカートリッジの移動時には、ローラ
ー保持部材の持つ所定の押圧力によりディスクカートリ
ッジ側面を押圧することを特徴としている。
【0011】請求項4記載のディスク記録再生装置は、
ディスクカートリッジを記録再生位置に移動案内するた
めのカートリッジガイド部材と、ディスクカートリッジ
の側部に当接可能に設けられており、ディスクカートリ
ッジの移動を行うローラー部材と、ローラー部材をディ
スクカートリッジに押圧するローラー保持部材と、ロー
ラー部材を回転させるローラー駆動部材が設けられたデ
ィスク記録再生装置において、上記ローラー部材のディ
スクカートリッジ当接部に、ローラー部材の半径方向外
側に向かって、尖頭突起が多数形成されている領域と、
該尖頭突起の先端とほぼ同じ高さに平滑な摩擦伝達駆動
面が形成されている領域とが設けられていることを特徴
としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の構成によれば、ディスクカート
リッジの移動をディスクカートリッジの側部に当接する
ローラー部材により行うことができる。
【0013】それゆえ、これにより、従来のようにディ
スクカートリッジの上下方向にローラー部材を必要とし
ないので、ディスク記録再生部の厚みを抑えることが可
能となり、装置全体をコンパクトにすることができる。
【0014】また、ディスクカートリッジの排出時に
は、ローラー部材のディスクカートリッジへの押圧力が
ローラー部材の回転に応じて付加されることになる。
【0015】それゆえ、これにより、ディスクカートリ
ッジの排出時には、ディスクカートリッジ挿入時にディ
スクカートリッジにかけられる挿入方向への摩擦力よ
り、大きな摩擦力でディスクカートリッジの排出を行う
ことができるので、ディスクカートリッジの確実な排出
が期待できる。
【0016】また、請求項の構成によれば、ディスク
カートリッジを挿入初期に、ディスクカートリッジがロ
ーラー部材に当接しても、所定の遊び分だけは、ローラ
ー部材がローラー駆動部材に対して空回りすることにな
る。
【0017】それゆえ、これにより、ディスクカートリ
ッジの挿入初期において、ディスクカートリッジをロー
ディング可能状態とするために必要なディスク挿入方向
への押圧力を小さくすることができる。
【0018】また、請求項の構成によれば、ローディ
ング待機時には、逆方向の付勢力により弱められていた
ローラー保持部材のディスクカートリッジ側面押圧方向
への付勢力が、ローラー保持部材の回動に伴って本来の
付勢力でディスクカートリッジの側面を押圧するように
なる。
【0019】それゆえ、これにより、ディスクカートリ
ッジ挿入時の手挿入力を小さくしても、ローラー部材に
よるディスクカートリッジの移動時には、ディスクカー
トリッジの移動に必要な押圧力を確保することができる
ので、手挿入力の軽減によるユーザーの負荷をさらに低
減することができる。
【0020】また、請求項の構成によれば、ディスク
カートリッジの移動を行うローラー部材のディスクカー
トリッジ当接部が多数の尖頭突起から形成されている。
【0021】それゆえ、これにより、ディスクカートリ
ッジ側部に尖頭突起の先端部が当接し、ディスクカート
リッジの駆動力が増大するので、ディスクカートリッジ
を確実に記録再生位置に移動させることができる。
【0022】さらに、ディスクカートリッジの移動を行
うローラー部材の表面が、尖頭突起が多数形成されてい
る領域と平滑な摩擦伝達駆動面とから構成されている。
【0023】それゆえ、これにより、ディスクカートリ
ッジ挿入時に大きな挿入抵抗が生じたときの尖頭突起に
よる生じうるディスクカートリッジ側面の磨耗を摩擦伝
達ローラー部材が防ぐとともに、尖頭突起によるディス
クカートリッジの確実な移動が行える。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図22
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0025】なお、本実施例のディスク記録再生装置で
は、ミニディスク(以下、MDと称する)を対象として
いるが、本願の考え方は直方形のカートリッジに収納さ
れている記録媒体であれば適用可能であり、上記のMD
に限定されるものではない。
【0026】まず、本実施例で用いる記録媒体としての
MDについて説明しておく。
【0027】上記MDには、図21に示す、記録再生が
できる、いわゆる光磁気ディスクと呼ばれるディスク本
体42を略直方体板状のカートリッジ41に収納するも
のと、図22に示す、再生のみが可能なディスク本体4
6を略直方体板状のカートリッジ45に収納するものが
ある。
【0028】光磁気ディスクの場合、再生時には光ビー
ムの照射のみでよいが、記録時には光ビームの照射とと
もに、情報記録部位に磁界を形成させる必要があるた
め、上記カートリッジ41には、図21(b)(d)に
示すように、光ビームのピックアップ用窓41aととも
に、磁気ヘッド用窓41cとが設けられている。そし
て、ピックアップ用窓41a及び磁気ヘッド用窓41c
の位置には、矢印N1−N2方向に摺動可能なシャッタ
ー43が設けられている。
【0029】上記シャッター43は、カートリッジ41
がディスク記録再生装置に挿入されていない場合、カー
トリッジ41に設けられたシャッターロックレバー44
の先端部44aとシャッター43の一端側に設けられた
係止部43cとが係合することにより固定され、カート
リッジ41のピックアップ用窓41a及び磁気ヘッド窓
41cを閉じている。
【0030】そして、カートリッジ41がディスク記録
再生装置内に挿入されると同時に、上記シャッター43
は、係止部43cにおける係合状態が解除され、後述す
るカートリッジホルダー1に設けられたシャッター開閉
機構により矢印N1方向に摺動し、ディスク本体42の
表面が露出するようになっている。
【0031】また、カートリッジ41が排出されるとき
には、後述のシャッターバネ39がシャッター43の挿
入穴43aに挿入され、シャッター43が、矢印N2方
向に摺動することにより、再び、先端部44aと係止部
43cとが係合して、ピックアップ用窓41a及び磁気
ヘッド窓41cとを閉じるようになっている。
【0032】なお、図21(a)(c)(d)に示すよ
うに、カートリッジ41のシャッター43の摺動位置に
は、溝部41bが形成され、この溝部41bに後述のシ
ャッター開閉機構の構成部材が挿入されることによっ
て、この構成部材がシャッターロックレバー44を押圧
してシャッター43のロック状態を解除し、シャッター
43を解放するようになっている。
【0033】また、図22(a)〜(d)に示すような
再生専用のディスク本体46を収納したカートリッジ4
5も使用可能であるが、ディスク本体46を構成する記
録媒体が再生専用であるために、記録時のみに用いる磁
気ヘッドの為の磁気ヘッド用窓が形成されていないこと
を除いてほぼ同一の構成であり、動作も同様であるので
説明は省略する。上記のディスク本体46としては、上
記ディスク本体42と同様な光磁気ディスクの他、一般
に知られているCD(コンパクトディスク)のように反
射光の有無により情報を読み取る光ディスク等が使用さ
れている。
【0034】上記の記録再生が可能なカートリッジ41
を用いて、本発明に係るディスク記録再生装置の構成及
び動作を説明するが、本ディスク記録再生装置の主要部
には、大きく分けてローディング機構、ピックアップ送
り機構、記録用ヘッドがありそれぞれの構成について個
々に説明する。
【0035】まず、ローディング機構の構成を説明す
る。
【0036】図2に示すように、ディスク記録再生装置
において、カートリッジ41の挿入時にカートリッジ4
1を保持するカートリッジホルダー1の側面には、シャ
ッタースプリングプレート1a及びカートリッジスプリ
ングプレート1bがカシメ加工により形成されるととも
に、カートリッジ41の溝41bに係合するブレード1
cが設けられている。このカートリッジホルダー1の上
方より、ホルダーアーム2がドライブプレート3にはめ
込まれ、ホルダーアーム2はドライブプレート3に対し
て矢印A1−A2方向(図1)に回動可能な状態で軸支
されている。さらに、上記のホルダーアーム2には、ド
ライブプレート3に連結されるホルダーアームスプリン
グ2bが設けられており、ホルダーアーム2は矢印A1
方向(図1)に回動するように付勢を受けている。
【0037】さらに、上記ホルダーアーム2に設けられ
たカム受け2aが、カムプレート4の側面に形成された
カム部4cに当接し、ホルダーアーム2は、矢印A2方
向(図1)に持ち上げられているが、カムプレート4の
矢印C方向のスライド動作とともに前記した付勢力によ
り、カム部4cに沿って図1の矢印A1方向に下降回動
する。その結果、カートリッジホルダー1は矢印B方向
(図1)に押圧され、カートリッジ41をディスク記録
再生装置の所定の位置に圧着固定する。
【0038】上記カムプレート4には、図3に示す上記
のカム部4c及びカム部4dと、図5に示すカム部4b
が設けられるとともに、カムプレートシャフト4aを介
して、ラックギヤ5がスライド可能状態で取り付けられ
ている。
【0039】そして、カムプレート4とラックギヤ5と
の間に取り付けられたラックスプリング5aにより、ラ
ックギヤ5はカムプレート4に対して、図4に示す矢印
F方向に付勢を受けている。また、上記カムプレート4
は、ドライブプレート3にスライド可能状態で組み込ま
れており、ローディングギヤ6の作動によりスライドす
る。
【0040】図6に示すように、カートリッジ41を押
圧するトランスファーローラー7cは、ローラーシャフ
ト7dにより回動自在にローラーアーム7に組み込まれ
るとともに、ローラーアーム7はドライブプレート3に
回動可能に軸支され、ローラースプリング7gによっ
て、矢印E2方向に付勢を受けている。さらに、ローラ
ーアーム7にはローディング待機時に、ローラースプリ
ング7gの中間部分に当たるようにローラースプリング
シャフト7jが組み込まれており、この結果、ローラー
アーム7は矢印E1方向への付勢も受けることになる。
【0041】なお、上記において、ローラースプリング
シャフト7jがローラースプリング7gに押圧している
場合、図7(b)に示すように、ローラーアーム7に
は、ローラースプリング7gのバネ力によって、ローラ
ースプリング7gの取付け位置にF1の力がかかり、ロ
ーラースプリングシャフト7jにはF2の力がかかって
おり、付勢力を、F1、F2と、F1、F2のそれぞれ
のローラーアーム7の回動軸からの垂線の長さr1、r
2とを掛けた値、つまり上記回動軸回りのモーメントで
あると考えると、このとき、ローラースプリングシャフ
ト7jには、矢印E2方向への付勢力=M1=F1・r
1と矢印E1方向への付勢力=M2=F2・r2とが掛
かっている。従って、ローラーアーム7を矢印E2方向
に回動させようとする付勢力、すなわちモーメントM
は、M=M1−M2となる。
【0042】一方、ローラースプリングシャフト7jが
ない場合、図8(b)に示すように、ローラーアーム7
にはローラースプリング7gのバネ力によって生じるF
1′の力とこのF1′の回動軸からの垂線の長さr1′
との積であるM1′=F1′・r1′のみしかかからな
い。従って、ローラーアーム7を矢印E2方向に回動さ
せようとする付勢力、すなわちモーメントM′は、M′
=M1′となる。
【0043】本願では上記M′に対して、M<M′とな
る位置にローラースプリングシャフト7jを設けている
ので、カートリッジ挿入初期には、矢印E2方向の付勢
力が小さくなり、より小さな力でカートリッジを挿入す
ることができる。
【0044】また、図9に示すように、上記トランスフ
ァーローラー7cにはローラーホルダー7bが内部に圧
入されており、このローラーホルダー7bとローラーギ
ヤ7aとの間には所定の遊びが設けられる一方、トラン
スファーローラー7cはローラーギヤ7aに対してロー
ラーホルダースプリング7fにより矢印D2方向に付勢
されており、一方が所定の遊びだけ回転すると、ローラ
ーギヤ7aとローラーホルダー7bとが一体で回転する
ようになっている。
【0045】上記トランスファーローラー7cのディス
クカートリッジ当接部は、図10(a)に示すように、
半径方向外側に尖端部を有する複数の尖頭突起が設けら
れている(以下、鋲状ローラー部と称する)。これは、
一般的に、カートリッジ41の表面には通常微細な凹凸
が形成されており、トランスファーローラー7cは、こ
の凹凸に前述した尖頭突起の尖端部を係止させることに
より、カートリッジ41の引き込みを行っているから
で、これにより、カートリッジ41側部にグリスなど滑
りやすい物質が付着していても、確実にカートリッジ4
1を引き込むことが可能となる。
【0046】その他、図10(b)に示すように、トラ
ンスファーローラー7cの一部を鋲状ローラー部7c1
とし、残りの部分を半径が鋲状ローラー部7c1の先端
部の高さとほぼ同じ位置にカートリッジ当接面を有する
ゴムローラー部7c2を鋲状ローラー部7c1と平行に
設けた構成としてもよい。このような構成にすると、引
き込み時に大きな挿入抵抗が生じても、ゴムローラー7
c2により、鋲状ローラー部7c1のカートリッジ41
側部に対する食い込み量を抑制するので、カートリッジ
41側部の磨耗を低減することができる。上記トランス
ファーローラー7cがカートリッジ41側面に当接して
いる状態を、図11及び図12に示す。
【0047】一方、ローラーアーム7に設けられたカム
部7iは、カートリッジ41が挿入された際のローラー
アーム7の回動により、図示されないスタートスイッチ
をON状態とし、ローラーアーム7に設けられたカム受
け7hは、図5に示されたカム部4bに当接しローラー
アーム7の回動制御を行う。
【0048】次に、ピックアップ送り機構の構成を説明
する。
【0049】図13に示すように、ドライブプレート3
には、MDガイド8・16が組み込まれている。上記M
Dガイド8には、回転可能に取り付けられたドライブス
クリュー9とピックガイドシャフト11とドライブスク
リュースプリング12とが設けられており、MDガイド
16には、ピックガイドシャフト17と、図14に示す
ディスクカートリッジの判別機能を有する誤消去防止用
スイッチ18とが設けられている。
【0050】そして、ドライブスクリュー9に圧入され
たドライブスクリューギヤ13とモーターに圧入された
ピックアップモーターギヤ14により、モーターの回転
を減速させてドライブスクリュー9に伝達し、ピックア
ップ15に設けられた図示されない板バネと、ピックガ
イドシャフト11・17とにより、ピックアップ15を
矢印Iに示す方向に平行移動させるものとしている。
【0051】また、上記MDガイド8・16と、カート
リッジガイド24・24とにより、カートリッジ41装
着時のカートリッジ41の位置決めが行われている。
【0052】さらに、記録ヘッドの構成を説明する。
【0053】図15に示すように、ドライブプレート3
に回動可能状態で取り付けられるシフトアーム19にシ
フトアームスプリング19aが設けられるとともに、ピ
ックアップ15に設けられたヘッドブラケット20に
は、先端にヘッド22を設けたヘッドアーム21が回動
可能状態に取り付けられている。そして、シフトアーム
19は、シフトアームスプリング19aにより、矢印J
2方向に付勢される一方、ヘッドアーム21は、ヘッド
スプリング20aにより、矢印K1方向に付勢されてい
るが、図16(a)に示すように、シフトアーム19と
ヘッドアーム21は連結棒19bによりリンクされてお
り、それぞれの付勢方向は互いに逆方向とされている。
【0054】しかし、ヘッドスプリング20aの張力よ
りもシフトアームスプリング19aの張力の方が大きい
設定とされているので、シフトアーム19が、ヘッドア
ーム21を、矢印K2方向に回動させ、ヘッドアーム2
1の先端に設けられたヘッド22を持ち上げている。ヘ
ッド22を圧着させる際には、図14に示すように、カ
ムプレート4の側面に形成されたカム部4dにより、図
のJ1方向に、シフトアーム19が回動する結果、図1
6(b)に示すように、ヘッドアーム21は、図の矢印
K1方向に回動し、ヘッド22をディスク本体42に圧
着させるものとしている。
【0055】上記構成に基づいて上記ディスク記録再生
装置の動作を説明する。 (1)ローディング動作開始 図1に示す待機状態から、カートリッジ41を矢印L1
方向、つまり、カートリッジホルダー1内に挿入する
と、カートリッジ41とトランスファーローラー7cと
が接触して、図18(a)に示す状態となり、また、ロ
ーラースプリング7gとローラースプリングシャフト7
jは図19(a)に示す状態となる。このとき、前記し
たようにローラーアーム7にはローラースプリング7g
のバネ力による矢印E2方向への付勢力が働いており、
[矢印E2方向への付勢力]>[矢印E1方向への付勢
力]である。
【0056】前記したように、ローラーギヤ7aとトラ
ンスファーローラー7cとの間には遊びが設けられてい
るため、さらに、カートリッジ41を押圧していくと、
図18(b)に示すように、ローラーホルダースプリン
グ7fのバネ力に抗して、トランスファーローラー7c
が同図の矢印D1方向に回転し、それとともに、トラン
スファーローラー7cはカートリッジ41より、矢印E
1方向の力を受け、ローラースプリング7gのバネ力に
抗して、ローラーアーム7が僅かに矢印E1方向への回
動を始める。
【0057】また、ローラースプリング7gとローラー
スプリングシャフト7jは図20(a)の状態となる。
このとき、カートリッジ41の挿入には、ローラーホル
ダースプリング7fとローラースプリング7gとによっ
て生じる挿入抵抗の和より少し大きな力を加えるだけで
良いが、前述したように、ローラースプリングシャフト
7jによって矢印E1方向の付勢力が働いているので、
上記に示す挿入力よりもさらに軽い力で挿入することが
可能となる。そして、上記のローラーアーム7の回動に
より図示しないスタートスイッチが押圧され、図示しな
いモーターが起動する。このモーターの駆動力がローデ
ィングギヤ6を介してローラーギヤ7aに伝達され、ト
ランスファーローラー7cを駆動して、カートリッジ4
1の引込みを開始する(図20(b))。
【0058】このとき、ローディングギヤ6の回転方向
は、ローラーギヤ7aがカートリッジ41から離れる方
向となっているため、所定の引き込み力以上を発生する
ことはなく、カートリッジ41に異常な挿入抵抗がある
場合には、カートリッジ41の引き込みが行われないよ
うになっている。
【0059】なお、カートリッジ41をローディング可
能状態とするときに、前記した遊びが設けられていない
と、ローラーギヤ7aとローディングギヤ6とが常時噛
み合っている状態となり、カートリッジ41挿入時に生
じる挿入抵抗は、カートリッジ41とトランスファーロ
ーラー7cとの間の摩擦力あるいは、上記摩擦力により
ローディングギヤ6等を介して接続されているモーター
を回転させるべくトランスファーローラー7cを回転さ
せる力となるので、遊びが設けられている場合の挿入抵
抗と比べて大きくなり、ローディング機構やカートリッ
ジ41に無理な力がかかってしまう。 (2)カートリッジ41の引き込み 上記のローディング可能状態から、トランスファーロー
ラー7cを駆動することにより、カートリッジ41はカ
ートリッジホルダー1内に引き込まれていくが、このと
き、ローラースプリング7gがローラースプリングシャ
フト7jから離れると、図20(b)に示すように、ロ
ーラーアーム7の付勢方向は矢印E2方向のみとなるの
で、トランスファーローラー7cがカートリッジ41側
面を確実に押圧して、カートリッジ41の引き込みを行
う。さらに、カートリッジホルダー1に設けられたブレ
ード1cが溝部41bに嵌まり込む状態で摺動し、シャ
ッターロックレバー44を解除するとともに、シャッタ
ー43の端部と当接することにより、カートリッジ41
がカートリッジホルダー1内に完全に引き込まれてしま
うと同時に、シャッター43は全開状態となる。
【0060】また、図2に示すシャッタースプリングプ
レート1aにより、ピックアップ用窓41aと磁気ヘッ
ド窓41cとを開放した状態でシャッター43が保持さ
れる一方、カートリッジ41もカートリッジスプリング
プレート1bにより、所定の位置に保持される。 (3)カートリッジ41引き込み完了 図6に示すように、ラックギヤ5に設けられたスライド
レバー5bが、引き込まれてきたカートリッジ41によ
り図の矢印H方向に押圧されることにより、ローディン
グギヤ6とラックギヤ5が噛み合いを開始し、カムプレ
ート4のスライド動作が開始する。 (4)トランスファーローラー7cの切り離し及びカー
トリッジ41圧着動作図17に示すように、カムプレー
ト4が、図の矢印C方向にスライドを始めると、カムプ
レート4に形成されたカム部4bにより、カム受け7h
はカム面に沿って持ち上がり、ローラーアーム7を図2
の矢印E1方向に回動させるので、トランスファーロー
ラー7cはカートリッジ41の側部の押圧を解除する。
【0061】一方、トランスファーローラー7cによる
カートリッジ41の押圧が解除されると同時にカムプレ
ート4のカム部4cにより持ち上げられていたホルダー
アーム2は、カム部4cに沿って下降するので、カート
リッジホルダー1は、カートリッジ41を図1の矢印B
方向に押圧し、カートリッジ41はディスク記録再生装
置内に保持されることとなる。 (5)再生(ローディング完了)状態 上記動作終了後、カムプレート4が所定量スライドする
と、図14に示すカムプレート4側面の曲げ部4eによ
り、図示されないエンドスイッチが押圧されると、図示
されないモーターが停止して、ローディング動作が終了
する。 (6)記録状態(記録モード変更) 外部入力により、ローディング動作と同方向に、図示さ
れないモーターを起動させ、再生状態よりさらに、カム
プレート4を図の上方向にスライドさせる。その結果、
カムプレート4の側面に形成されたカム4dにより、シ
フトアーム19が図14に示す矢印J1方向に回転し、
上記のようにヘッド22をディスク本体42に圧着させ
る。
【0062】さらに、所定量カムプレート4がスライド
すると、カムプレート4の側面曲げ部4fにより、図示
されないエンドスイッチが押圧されて、図示されないモ
ーターが停止し、記録モードへの変更動作が終了する。 (7)アンローディング動作 外部入力により、図示されないモーターをローディング
時と逆方向に回転させて、上記、1〜7項の動作を順
次、逆に行うことにより、カートリッジ41の排出を行
うことができる。
【0063】このとき、図18(c)に示すように、ロ
ーディングギヤ6は矢印G2方向に回転し、ローラーギ
ヤ7aをカートリッジ41側に押し付ける方向に駆動す
ることになるので、ローラースプリング7gによる圧着
力に加えて上記の押し付け力が加わり、トランスファー
ローラー7cによるカートリッジ41の押圧が、より確
実に行われるので、トランスファーローラー7cの磨耗
などにより、ローラースプリング7gのみでは押圧力が
不足するような場合においても、カートリッジ41の排
出性が低下するようなことがなく、確実に排出される。
そして、カートリッジ41が排出されると、ローラーア
ーム7が待機状態となり、図示されないスタートスイッ
チが遮断され、上記モーターが停止し、図1の状態に戻
る。
【0064】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のディスク記録再
生装置は、以上のように、ディスクカートリッジを記録
再生位置に移動案内するためのカートリッジガイド部材
と、ディスクカートリッジの側部に当接可能に設けられ
ており、ディスクカートリッジの移動を行うローラー部
材と、ローラー部材をディスクカートリッジに押圧する
ローラー保持部材と、ローラー部材を回転させるローラ
ー駆動部材が設けられたディスク記録再生装置におい
て、上記ローラー部材によるディスクカートリッジ側部
の押圧が、ローラー保持部材の回動により行われるとと
もに、上記ローラー保持部材の回動軸と同軸にローラー
駆動部材が設けられており、ディスクカートリッジの排
出方向にローラー部材が回転しているときには、上記ロ
ーラー保持部材がディスクカートリッジを押圧する方向
に回動するようにローラー駆動部材の回転方向が設定さ
れている構成である。
【0065】それゆえ、これにより、ディスクカートリ
ッジの移動をディスクカートリッジの側部に当接するロ
ーラー部材により行うことができるのでディスクカー
トリッジの上下方向にローラー部材を必要とせず、ディ
スク記録再生装置の厚みを抑えることができる。
【0066】また、ディスクカートリッジの排出時に
は、ローラー部材のディスクカートリッジへの押圧力が
ローラー部材の回転に応じて付加されることになるの
で、ディスクカートリッジの排出時には、ディスクカー
トリッジ挿入時にディスクカートリッジにかけられる挿
入方向への力より大きな力でディスクカートリッジの排
出が行われ、ディスクカートリッジのより確実な排出が
期待できるという効果を奏する。
【0067】請求項記載のディスク記録再生装置は、
ディスクカートリッジを記録再生位置に移動案内するた
めのカートリッジガイド部材と、ディスクカートリッジ
の側部に当接可能に設けられており、ディスクカートリ
ッジの移動を行うローラー部材と、ローラー部材をディ
スクカートリッジに押圧するローラー保持部材と、ロー
ラー部材を回転させるローラー駆動部材が設けられたデ
ィスク記録再生装置において、ローラー駆動部材とロー
ラー部材との間に所定の遊びが設けられている構成であ
る。
【0068】それゆえ、これにより、ディスクカートリ
ッジを挿入初期に、ディスクカートリッジがローラー部
材に当接しても、所定の遊び分だけは、ローラー部材が
ローラー駆動部材に対して空回りすることになるので、
ディスクカートリッジの挿入初期において、ディスクカ
ートリッジをローディング可能状態とするために必要な
ディスク挿入方向への押圧力を小さくすることができる
という効果を奏する。
【0069】請求項記載のディスク記録再生装置は、
ディスクカートリッジを記録再生位置に移動案内するた
めのカートリッジガイド部材と、ディスクカートリッジ
の側部に当接可能に設けられており、ディスクカートリ
ッジの移動を行うローラー部材と、ローラー部材をディ
スクカートリッジに押圧するローラー保持部材と、ロー
ラー部材を回転させるローラー駆動部材が設けられたデ
ィスク記録再生装置において、上記ローラー保持部材の
回動を行う付勢手段が設けられるとともに、ローラー保
持部材には押圧部が設けられており、ローディング待機
時には、付勢手段によるディスクカートリッジ押圧方向
への付勢力と逆方向の付勢力を上記押圧部により生じさ
せる一方、ディスクカートリッジの挿入に伴うローラー
保持部材のディスクカートリッジ非押圧方向への回動に
したがって、押圧部による付勢力が解除され、ローラー
部材によるディスクカートリッジの移動時には、ローラ
ー保持部材の持つ所定の押圧力によりディスクカートリ
ッジ側面を押圧する構成である。
【0070】それゆえ、これにより、ディスクカートリ
ッジ挿入時の手挿入力を軽減することが可能となり、ユ
ーザーの負荷を低減することができるという効果を奏す
る。
【0071】請求項記載のディスク記録再生装置は、
ディスクカートリッジを記録再生位置に移動案内するた
めのカートリッジガイド部材と、ディスクカートリッジ
の側部に当接可能に設けられており、ディスクカートリ
ッジの移動を行うローラー部材と、ローラー部材をディ
スクカートリッジに押圧するローラー保持部材と、ロー
ラー部材を回転させるローラー駆動部材が設けられたデ
ィスク記録再生装置において、ローラー部材のディスク
カートリッジ当接部に、ローラー部材の半径方向外側に
向かって、尖頭突起が多数形成されている領域と、該尖
頭突起の先端とほぼ同じ高さに平滑な摩擦伝達駆動面が
形成されている領域とが設けられている構成である。
【0072】それゆえ、これにより、ディスクカートリ
ッジ側部に尖頭突起の先端部が当接することにより駆動
することになるので、ディスクカートリッジ側部に油脂
等の異物等が付着していても、ディスクカートリッジを
確実に記録再生位置に移動させることが可能となる。
【0073】また、通常時には、尖頭突起による、ディ
スクカートリッジの確実な移動が行える一方、ディスク
カートリッジ挿入時に大きな挿入抵抗が生じても、摩擦
伝達駆動面により尖頭突起が必要以上にディスクカート
リッジ側面に食い込むことを防止して、ディスクカート
リッジ側面の磨耗を防止することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディスク記録再生装
置の概略斜視図である。
【図2】カートリッジ保持機構の詳細を示す組立分解斜
視図である。
【図3】ディスク記録再生装置に設けられるカムプレー
トとラックギヤとの組立部品の分解斜視図である。
【図4】図3の組立部品のドライブプレートへの組付状
態を示す組立分解斜視図である。
【図5】図4の矢印X方向よりみたカムプレートの斜視
図である。
【図6】ローラーアームのドライブプレートに対する組
立概略斜視図である。
【図7】図6の矢印Z方向よりみたローラーアーム取付
け部の概略図である。
【図8】図7においてローラースプリングシャフトが設
けられていない場合のローラースプリングの状態を示す
ローラーアーム取付け部の概略図である。
【図9】ローラーホルダーとローラーギヤの分解斜視図
である。
【図10】本実施例に用いるトランスファーローラーの
具体例を示す図であり、同図(a)は鋲状ローラー部の
みからなるトランスファーローラーを示す図であり、同
図(b)は鋲状ローラー部とゴムローラー部とからなる
トランスファーローラーを示す図である。
【図11】図10(a)のトランスファーローラーを用
いたときのカートリッジとの接触状態を示す図である。
【図12】図10(b)のトランスファーローラーを用
いたときのカートリッジとの接触状態を示す図である。
【図13】ディスク記録再生装置に設けられたピックア
ップ送り機構を説明する概略斜視図である。
【図14】カムプレートの作動によるシフトアームの動
作を説明する斜視図である。
【図15】ディスク記録再生装置に設けられた記録用ヘ
ッド機構を説明する概略斜視図である。
【図16】記録用ヘッド機構の概略側面図であり、同図
(a)は、ヘッドが持ち上げられたヘッドアームの状態
(再生時)を示す図であり、同図(b)は、ヘッドがデ
ィスクに圧着させられたヘッドアームの状態(記録時)
を示す図である。
【図17】ディスク記録再生装置の下方から見た斜視図
である。
【図18】ローディング、アンローディングの機構を装
置上面から見たときの模式図であり、同図(a)は、カ
ートリッジ挿入時を示す図であり、同図(b)は、カー
トリッジローディング時の作動を示す図であり、同図
(c)は、カートリッジアンローディング時の作動を示
す図である。
【図19】カートリッジ挿入時のローラーアーム取付け
部を示す図であり、同図(a)は装置下面から見たとき
の概略図であり、同図(b)は同図(a)の右方向より
見たトランスファーローラー部の概略図である。
【図20】図19(a)に続くカートリッジ挿入時のロ
ーラーアーム取付け部を装置下面から見たときの概略図
であり、同図(a)は、ローディング開始時の状態を示
す図であり、同図(b)は、トランスファーローラーに
よるローディング開始後の状態を示す図である。
【図21】本ディスク記録再生装置に適用される記録再
生可能なディスクを示すものであって、同図(a)は側
面図、同図(b)は平面図、同図(c)は正面図、同図
(d)は底面図である。
【図22】本ディスク記録再生装置に適用される再生可
能なディスクを示すものであって、同図(a)は側面
図、同図(b)は平面図、同図(c)は正面図、同図
(d)は底面図である。
【図23】カートリッジホルダーの上下にローラーが配
置される従来例の概略図で、同図(a)は、カートリッ
ジ挿入前、同図(b)は、カートリッジ移動途中、同図
(c)はカートリッジが記録再生位置に移動した図であ
る。
【符号の説明】
1 カートリッジホルダー(カートリッジガイド部
材) 6 ローディングギヤ(ローラー駆動部材) 7 ローラーアーム(ローラー保持部材) 7a ローラーギヤ(ローラー駆動部材) 7c トランスファーローラー(ローラー部材) 7c2 ゴムローラー(摩擦伝達駆動面) 7j ローラースプリングシャフト(押圧部) 41 カートリッジ(ディスクカートリッジ) 45 カートリッジ(ディスクカートリッジ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末沢 公彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−78673(JP,A) 実開 昭60−183953(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクカートリッジを記録再生位置に移
    動案内するためのカートリッジガイド部材と、ディスク
    カートリッジの側部に当接可能に設けられており、ディ
    スクカートリッジの移動を行うローラー部材と、ローラ
    ー部材をディスクカートリッジに押圧するローラー保持
    部材と、ローラー部材を回転させるローラー駆動部材が
    設けられたディスク記録再生装置において、上記ローラー部材によるディスクカートリッジ側部の押
    圧が、ローラー保持部材の回動により行われるととも
    に、上記ローラー保持部材の回動軸と同軸にローラー駆
    動部材が設けられており、ディスクカートリッジの排出
    方向にローラー部材が回転しているときには、上記ロー
    ラー保持部材がディスクカートリッジを押圧する方向に
    回動するようにローラー駆動部材の回転方向が設定され
    ている ことを特徴とするディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】ディスクカートリッジを記録再生位置に移
    動案内するためのカートリッジガイド部材と、ディスク
    カートリッジの側部に当接可能に設けられており、ディ
    スクカートリッジの移動を行うローラー部材と、ローラ
    ー部材をディスクカートリッジに押圧するローラー保持
    部材と、ローラー部材を回転させるローラー駆動部材が
    設けられたディスク記録再生装置において、 上記ローラー駆動部材とローラー部材との間に所定の遊
    びが設けられていることを特徴とするディスク記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】ディスクカートリッジを記録再生位置に移
    動案内するためのカートリッジガイド部材と、ディスク
    カートリッジの側部に当接可能に設けられており、ディ
    スクカートリッジの移動を行うローラー部材と、ローラ
    ー部材をディスクカートリッジに押圧するローラー保持
    部材と、ローラー部材を回転させるローラー駆動部材が
    設けられたディスク記録再生装置において、 上記ローラー保持部材の回動を行う付勢手段が設けられ
    るとともに、ローラー保持部材には押圧部が設けられて
    おり、ローディング待機時には、付勢手段によるディス
    クカートリッジ押圧方向への付勢力と逆方向の付勢力を
    上記押圧部により生じさせる一方、ディスクカートリッ
    ジの挿入に伴うローラー保持部材のディスクカートリッ
    ジ非押圧方向への回動にしたがって、押圧部による付勢
    力が解除され、ローラー部材によるディスクカートリッ
    ジの移動時には、ローラー保持部材の持つ所定の押圧力
    によりディスクカートリッジ側面を押圧することを特徴
    とするディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】ディスクカートリッジを記録再生位置に移
    動案内するためのカートリッジガイド部材と、ディスク
    カートリッジの側部に当接可能に設けられており、ディ
    スクカートリッジの移動を行うローラー部材と、ローラ
    ー部材をディスクカートリッジに押圧するローラー保持
    部材と、ローラー部材を回転させるローラー駆動部材が
    設けられたディスク記録再生装置において、 上記ローラー部材のディスクカートリッジ当接部に、ロ
    ーラー部材の半径方向外側に向かって、尖頭突起が多数
    形成されている領域と、該尖頭突起の先端とほぼ同じ高
    さに平滑な摩擦伝達駆動面が形成されている領域とが設
    けられていることを特徴とするディスク記録再生装置。
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