JP2001126356A - 記録媒体装着装置 - Google Patents

記録媒体装着装置

Info

Publication number
JP2001126356A
JP2001126356A JP31019399A JP31019399A JP2001126356A JP 2001126356 A JP2001126356 A JP 2001126356A JP 31019399 A JP31019399 A JP 31019399A JP 31019399 A JP31019399 A JP 31019399A JP 2001126356 A JP2001126356 A JP 2001126356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
recording medium
disk
gear
braking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31019399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3733809B2 (ja
Inventor
Migaku Sato
▼琢▲ 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teac Corp filed Critical Teac Corp
Priority to JP31019399A priority Critical patent/JP3733809B2/ja
Publication of JP2001126356A publication Critical patent/JP2001126356A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3733809B2 publication Critical patent/JP3733809B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はカバーを開位置に移動させる間にデ
ィスクの回転を停止させることを課題とする。 【解決手段】 CD−ROM装置10は、ディスクが収
納されるトレイ11と、トレイ11の上面に設けられた
ディスク装着部12と、ディスク装着部12を開閉する
カバー14とからなる記録媒体装着装置を有する。カバ
ー14を2段階で開動作させるカバー開機構34は、カ
バー14を開方向に附勢するトーションバネ36と、ト
ーションバネ36に支持されたローラ38と、カバー1
4に設けられローラ38に当接するカム部40とからな
る。カバー14は、イジェクト動作が行われると、ロー
ラ38がカム部40の段部に当接することにより所定角
度開いた半開位置で停止する。その後、操作者は、半開
状態のカバー14を手動で開方向に回動させてカバー1
4を全開させる。この間にディスクが停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体装着装置に
係り、特に開閉式のカバーを開いてディスク状記録媒体
を装着又は取り出すよう構成された記録媒体装着装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録媒体装着装置としては、例え
ばノート型のパーソナルコンピュータ等の電子装置に接
続されるCD−ROM装置がある。ノート型のパーソナ
ルコンピュータでは、CD−ROM装置をパーソナルコ
ンピュータと別体とすることにより、薄型化及び軽量化
が促進されている。
【0003】この種のCD−ROM装置では、ケーブ
ル、コネクタを介してノート型のパーソナルコンピュー
タに接続され、装着されたコンパクト・ディスク(以
下、単に「ディスク」と称す)に記憶された情報を光学
ピックアップにより読み取ると共に、読み取った情報を
パーソナルコンピュータへ転送する。図19は従来の記
録媒体装着装置が適用されたCD−ROM装置を説明す
るための図であり、(A)はカバーが閉じた状態を示す
側面図、(B)はカバーが開いた状態を示す側面図であ
る。
【0004】図19(A)に示されるように、CD−R
OM装置1は、ディスクが装着されるトレイ2と、トレ
イ2を開閉するように回動可能に支持されたカバー3と
を有する。カバー3は、ディスクの取り出しあるいはデ
ィスクの装着が行われる際に開かれ、ディスク装着時に
は閉じた状態で係止される。4はイジェクト用の操作ノ
ブで、トレイ2の側面に摺動可能に設けられている。操
作ノブ4は、カバー3の下面に突出する被係止部5を係
止する鉤型の係合部4aを有する。そして、操作ノブ4
は、バネ部材(図示せず)によりA方向に附勢されてい
るため、被係止部5を係止した位置に保持される。
【0005】従って、カバー3は、閉位置にあるとき
は、操作ノブ4により係止されてターンテーブル(図示
せず)に装着されたディスクを保護する。図19(B)
に示されるように、カバー3は、トーションバネ(図
中、破線で示す)6のバネ力により開方向に附勢されて
いる。そのため、操作ノブ4がB方向に操作されて係止
解除位置に至ると、カバー3はトーションバネ6のバネ
力により開方向に回動する。
【0006】従って、カバー3は、操作ノブ4が係止解
除方向に操作されると、トーションバネ6のバネ力によ
り開方向に回動してディスク装着部を露出させる。そし
て、操作者は、ターンテーブルに装着されたディスクを
取り出し、あるいはディスクをターンテーブルに装着し
た後、カバー3を閉じ方向に回動させて操作ノブ4の係
合部4aに係止させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の記録媒体装着装置では、ディスクの取り出し、
及びディスクの装着を行う場合、手動操作で操作ノブ4
を係止解除方向に操作すると、カバー3がトーションバ
ネ6のバネ力により一気に全開位置に回動するため、高
速回転するディスクが停止する前にディスク装着部を露
出させていた。
【0008】また、従来は、カバー3を開く際には、タ
ーンテーブルを回転駆動するモータへ逆起電力を発生さ
せてターンテーブルを停止させるようになっているが、
例えば30倍速〜40倍速といった高速回転するディス
クをカバー3が開くまでの短時間で停止させることは難
しく、カバー3が開いた後もディスクは惰性で回転して
いる。
【0009】そのため、操作者は、カバー3が開いた後
ディスクが完全に停止するまで、ディスクを取り出すこ
とが出来ず、待つことになる。従って、従来の装置で
は、カバーを開位置に移動した後、待ち時間が必要であ
るといった問題がある。そこで、本発明は上記課題を解
決した記録媒体装着装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、以下のような特徴を有する。上記請求項
1記載の発明は、記録媒体が装着される装着部を有する
本体と、該本体に前記装着部を覆う閉位置または前記装
着部を露出する開位置へ移動可能に設けられたカバー
と、前記本体と前記カバーとの間に介在し、該カバーを
開方向に附勢する附勢部材と、前記カバーを閉位置で係
止する係止部材と、前記係止部材が係止解除位置へ移動
すると、前記附勢部材により開動作する前記カバーを前
記閉位置と前記開位置との間の途中位置に停止させ、前
記カバーを開方向へ押圧操作することにより前記カバー
の停止を解除させる停止手段を備えてなることを特徴と
するものである。
【0011】従って、請求項1記載の発明によれば、係
止部材が係止解除位置へ移動すると、附勢部材により開
動作するカバーを閉位置と開位置との間の途中位置に停
止させ、カバーを開方向へ押圧操作することによりカバ
ーの停止を解除させるため、カバーが途中位置に停止さ
れている間にディスクを停止させることができ、カバー
を開位置に移動させた後、ディスク交換を速やかに行え
る。
【0012】また、請求項2記載の発明は、前記請求項
1記載の記録媒体装着装置であって、前記停止手段は、
前記附勢部材が押圧する被押圧面と、該被押圧面に形成
され前記附勢部材に当接して開方向への移動を制限され
る段部と、からなることを特徴とするものである。
【0013】従って、請求項2記載の発明によれば、停
止手段が附勢部材が押圧する被押圧面と、被押圧面に形
成され附勢部材に当接して開方向への移動を制限される
段部と、からなるため、部品点数を増やさずに比較的安
価に停止手段を製作することができる。また、請求項3
記載の発明は、前記請求項2記載の記録媒体装着装置で
あって、前記附勢部材は、前記被押圧面又は前記段部に
当接し、前記カバーの開閉動作に応じて前記被押圧面又
は前記段部を転動するローラを有することを特徴とする
ものである。
【0014】従って、請求項3記載の発明によれば、附
勢部材が被押圧面又は段部に当接し、カバーの開閉動作
に応じて被押圧面又は段部を転動するローラを有するた
め、段部による停止解除動作をスムーズに行える。ま
た、請求項4記載の発明は、前記請求項1記載の記録媒
体装着装置であって、前記カバーの開動作に連動して記
録媒体を制動し、前記カバーの閉動作に連動して記録媒
体への制動を解除する制動手段を設けたことを特徴とす
るものである。
【0015】従って、請求項4記載の発明によれば、カ
バーの開動作に連動して記録媒体を制動し、カバーの閉
動作に連動して記録媒体への制動を解除する制動手段を
設けたため、カバーの開動作に伴って記録媒体の回転を
制動することができ、短時間で記録媒体を停止させるこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる記録媒体装
着装置が適用されたCD−ROM装置の一実施例を示す
斜視図である。また、図2は記録媒体装着装置のカバー
を外した状態の平面図である。
【0017】図1及び図2に示されるように、CD−R
OM装置10は、ノート型パーソナルコンピュータ(図
示せず)に接続ケーブルを介して接続されるポータブル
型の装置である。このCD−ROM装置10は、記録媒
体としてのディスク(図示せず)が収納されるトレイ1
1と、トレイ11の上面に設けられたディスク装着部1
2と、ディスク装着部12を開閉するカバー14とから
なる記録媒体装着装置を有する。
【0018】ディスク装着部12は、装着されたディス
クを回転駆動するターンテーブル16を有する。尚、図
1及び図2において、ターンテーブル16の下部には、
ターンテーブル16を回転駆動するスピンドルモータが
設けられているが、ターンテーブル16に隠れて見えな
い。また、トレイ11には、ターンテーブル16に装着
されたディスクに記録された情報を読み取る光ピックア
ップ18が設けられている。この光ピックアップ18
は、トレイ11の内部に設けられたピックアップ駆動機
構(図示せず)によりディスク半径方向に形成された開
口19に沿って移動すると共に、対物レンズ18aから
レーザ光をディスクの記録面に照射して反射光から情報
を読み取る。
【0019】また、トレイ11には、カバー14の開動
作によりディスクを制動するディスク制動機構(制動手
段)17が設けられている。このディスク制動機構17
は、カバー14を開いたときにディスクの回転を制動す
る制動部材20と、カバー14が閉蓋しているときに制
動部材20を制動解除位置へ移動させる制動解除ピン4
5とを有する。従って、制動部材20は、カバー14が
閉じているときは、カバー14の下面に設けられた制動
解除ピン45に押圧されてディスク装着部12の外側に
移動しており、ターンテーブル16に装着されたディス
クから離間している。
【0020】また、CD−ROM装置10は、手動操作
によりカバー14の係止を解除する手動イジェクト機構
とパーソナルコンピュータ等からの制御信号によりモー
タが駆動されてカバー14の係止を解除する電動イジェ
クト機構とを組み合わせたイジェクト機構21を有す
る。トレイ11は、左側面に手動操作用のイジェクト操
作ノブ22を有する。このイジェクト操作ノブ22は、
A,B方向に摺動可能に設けられており、A方向の摺動
位置がカバー14を係止する係止位置であり、B方向の
摺動位置がカバー14の係止を解除する係止解除位置で
ある。また、トレイ11の上面には、イジェクト操作ノ
ブ22が係止解除方向に操作されると、同方向に押圧さ
れてB方向に摺動する係止部材24が設けられている。
【0021】さらに、トレイ11の内部には、係止部材
24を係止解除方向に駆動する係止解除駆動部26(図
2中、破線で示す)が設けられている。この係止解除駆
動部26は、駆動手段としてのイジェクト用モータ28
と、モータ28の駆動力を係止部材24に伝達する駆動
力伝達機構30とからなる。カバー14は、トレイ11
の後部に設けられた3箇所の軸受部32により開閉方向
に回動可能に支持されると共に、カバー開機構34によ
り開方向に附勢されている。カバー開機構34は、後述
するように、カバー14を開方向に附勢するトーション
バネ(附勢手段)36と、トーションバネ36に支持さ
れたローラ38と、カバー14に設けられローラ38に
当接するカム部(停止手段)40とからなる。
【0022】また、カバー14の下面には、係止部材2
4に係止される被係止部42と、トレイ11内に取り付
けられたマイクロスイッチ(図示せず)に当接してカバ
ー14が閉位置に移動したことを検出するための検出ピ
ン44と、制動解除ピン45とが突出している。図3は
イジェクト機構21の構成を示す分解斜視図である。ま
た、図4はイジェクト機構21の組立状態を示す斜視図
である。
【0023】図3及び図4に示されるように、イジェク
ト機構21は、イジェクト操作ノブ22、係止部材2
4、モータ28、駆動力伝達機構30等から構成されて
いる。イジェクト操作ノブ22は、トレイ11の側面に
露出する操作部22aと、トレイ11の内部でA,B方
向に摺動可能に保持される摺動部22bと、摺動部22
bに設けられた長方形状の係合孔22cと、A方向に附
勢するコイルバネ31の一端31aが掛止される掛止孔
22dとを有する。
【0024】係止部材24は、イジェクト操作ノブ22
の摺動部22bの下方でA,B方向に摺動可能に設けら
れた摺動ベース24aと、摺動ベース24aの上面に起
立してイジェクト操作ノブ22の係合孔22cに挿入さ
れる係合部24bと、摺動ベース24aよりA方向に延
在形成された腕部24eの端部に設けられたリセット用
突部24cと、A方向に附勢するコイルバネ33が収容
されるバネ挿入孔二十四f(図6参照)を有する。
【0025】また、係合部24bは、その先端にカバー
14に設けられた被係止部42に係合する鉤部24dを
有し、カバー14が閉位置に回動したとき被係止部42
に係合してカバー14を係止する。駆動力伝達機構30
は、トレイ11内に固定されるベース46に設けられて
おり、パーソナルコンピュータ等からのイジェクト信号
により駆動されるイジェクト用モータ28と、モータ2
8により回転駆動されるウォームギヤ50と、ウォーム
ギヤ50に噛合する大径ギヤ52aを有する第1ギヤ5
2と、第1ギヤ52の小径ギヤ52bに噛合する大径ギ
ヤ54aを有する第2ギヤ54と、第2ギヤ54の小径
ギヤ54bに噛合する移動ギヤ56と、移動ギヤ56に
噛合するカムギヤ58と、移動ギヤ56を回転可能に支
持する移動プレート60と、移動プレート60に連結さ
れるリセットレバー62、カムギヤ58が初期位置に移
動したことを検出するための検出スイッチ64とからな
る。
【0026】ベース46は、モータ28を支持される第
1支持部46aと、ウォームギヤ50を回転自在に支持
する第2支持部46bと、第1ギヤ52の軸(図3では
隠れて見えない)を支持する孔46cと、第2ギヤ54
の軸54cを支持する孔46dと、カムギヤ58の軸5
8aを支持する孔46eと、リセットレバー62の軸6
2aを支持する孔46fと、検出スイッチ64を支持す
る第3支持部46gと、リーフスプリング66を支持す
る第4支持部46hと、移動プレート60の初期位置を
規制するストッパ46iとを有する。
【0027】カムギヤ58は、下面側に係止部材24を
イジェクト方向(B方向)に押圧する第1カム58bを
有し、上面側には検出スイッチ64の検出部64aに当
接する第2カム58cと、第2カム58cより上方に突
出する偏心ピン58dとを有する。カムギヤ58の偏心
ピン58dは、ベース46に設けられたリーフスプリン
グ66に押圧されている。そのため、カムギヤ58は、
後述するように手動イジェクト操作時にリーフスプリン
グ66の押圧力でリセット動作を行う方向(初期位置の
方向)に回動する。
【0028】移動プレート60は、第2ギヤ54の軸5
4cが挿通される第1孔60aと、移動ギヤ56の軸5
6aが支持される第2孔60bと、リセットレバー62
の一端より突出するピン62bが嵌合する第3孔60c
と、コイルバネ61の一端が掛止されるバネ掛止部60
dと、ベース46のストッパ46iに当接して初期位置
を規制するための当接部60eとを有する。
【0029】また、移動プレート60は、第2ギヤ54
の軸54cを中心に回動自在に支持されており、リセッ
トレバー62の回動によりピン62bが第3孔60cを
押圧すると、その押圧方向に回動する。そして、移動プ
レート60に支持された移動ギヤ56は、通常、第2ギ
ヤ54の小径ギヤ54b及びカムギヤ58のギヤ58e
に噛合しており、第2ギヤ54の回転力をカムギヤ58
に伝達している。しかしながら、イジェクト操作ノブ2
2がB方向に手動操作された場合、移動ギヤ56は、リ
セットレバー62の回動によりカムギヤ58のギヤ58
eから離間して駆動力伝達系路を遮断する。
【0030】リセットレバー62は、上記ピン62bを
有する第1腕部62cと、第1腕部62cの延在方向に
対し逆方向に延在する第2腕部62dとを有する。第2
腕部62dは、イジェクト操作ノブ22がB方向に手動
操作される過程で係止部材24が係止解除位置に移動す
ると共に、係止部材24のリセット用突部24cにより
押圧されてリセット方向(反時計方向)に回動する。
【0031】図5はイジェクト機構21の初期状態を示
す平面図である。また、図6は図5中VI−VI線に沿う縦
断面図である。図5及び図6に示されるように、イジェ
クト機構21の初期状態では、イジェクト操作ノブ22
及び係止部材24がコイルバネ31及びコイルバネ33
のバネ力によりA方向に移動している。また、移動プレ
ート60に支持された移動ギヤ56は、第2ギヤ54の
小径ギヤ54b及びカムギヤ58のギヤ58eに噛合し
ており、駆動力伝達機構30がモータ28の駆動力をイ
ジェクト操作ノブ22及び係止部材24へ伝達可能な状
態になっている。
【0032】また、係止部材24は、コイルバネ33に
押圧されてA方向に移動しているので、係合部24bの
鉤部24dがカバー14に設けられた被係止部42に係
合し、カバー14を閉位置に係止している。尚、図5に
おいては隠れて見えないが、移動プレート60は、コイ
ルバネ61のバネ力により反時計方向に回動附勢されて
おり、当接部60eがストッパ46iに当接して初期位
置に保持されている(図9参照)。
【0033】ここで、手動操作によるイジェクト動作に
ついて説明する。図7は手動イジェクト操作の動作を説
明するための平面図である。また、図8は図7中VIII
−VIII 線に沿う縦断面図である。図7及び図8に示さ
れるように、イジェクト操作ノブ22が手動操作により
B方向に摺動すると、係合孔22cの縁部が係止部材2
4の係合部24bをB方向に押圧する。これにより、係
止部材24は、B方向に摺動して係合部24bの鉤部2
4dがカバー14に設けられた被係止部42から離間し
てカバー14の係止を解除する。
【0034】その結果、カバー14はトーションバネ3
6のバネ力により上方に回動してトレイ11のディスク
装着部12を開とする。尚、本実施例では、係止部材2
4がB方向に摺動してカバー14の係止を解除すると、
カバー14が所定角度回動した位置で停止する。その
後、操作者が手動でカバー14を上方に回動させると、
ディスク装着部12が全開となる。これで、ディスクの
装着あるいは取り出しが行える。
【0035】尚、イジェクト操作ノブ22は、A,B方
向の移動ストロークのうち、前半部分によって手動イジ
ェクト動作を行い、後半部分によってリセット動作を行
うように設けられている。また、手動イジェクト時は、
図7に示されるように係止部材24のリセット用突部2
4cは、リセットレバー62に当接していない。従っ
て、手動イジェクトの操作は、係止部材24のリセット
用突部24cがリセットレバー62をリセット方向に押
圧していないので、後述するリセット機構67を動作さ
せることなく行うことができるので、リセット機構67
が手動イジェクト操作の操作性を損なうことがない。
【0036】次に電動イジェクト動作について説明す
る。図9は電動イジェクト動作を説明するための平面図
である。また、図10は図9中X−X線に沿う縦断面図
である。図9及び図10に示されるように、例えばパー
ソナルコンピュータ等からイジェクト動作を行わせる制
御信号が供給されると、モータ28が駆動される。モー
タ28の回転駆動力は、モータ28の回転軸28aに結
合されたウォームギヤ50、ウォームギヤ50に噛合す
る第1ギヤ52、第1ギヤ52に噛合する第2ギヤ5
4、第2ギヤ54に噛合する移動ギヤ56、移動ギヤ5
6に噛合するカムギヤ58に伝達される。
【0037】これにより、カムギヤ58は、反時計方向
に回動し、第1カム58bが係止部材24の摺動ベース
24aをB方向に押圧する。そのため、係止部材24
は、イジェクト方向(B方向)に摺動して係合部24b
の鉤部24dがカバー14に設けられた被係止部42か
ら離間してカバー14の係止を解除する。その結果、カ
バー14はトーションバネ36のバネ力により上方に回
動してトレイ11のディスク装着部12を開とする。そ
の際、係止部材24の係合部24bが係合孔22c内を
B方向に移動するため、イジェクト操作ノブ22はB方
向に移動せず、停止している。
【0038】従って、電動によりイジェクト動作させる
場合、係止部材24のみがB方向に移動するため、イジ
ェクト操作ノブ22が摺動して何かに引っ掛かるといっ
たおそれがない。また、係止部材24が係止解除位置に
移動する途中の段階で、カムギヤ58の第2カム58c
が検出スイッチ64の検出部64aに当接する。これで
検出スイッチ64は、オンになり、その検出信号を制御
回路(図示せず)に出力する。さらに、カムギヤ58が
反時計方向に回動してカムギヤ58の第2カム58cが
検出スイッチ64の検出部64aを通過して初期状態に
復帰すると、検出スイッチ64がオフに切り替わる。
【0039】これにより、制御回路(図示せず)は、イ
ジェクト動作が完了したことを認識し、モータ28への
通電を停止する。その結果、モータ28は、ウォームギ
ヤ50の回転を停止させる。すなわち、カムギヤ58
は、1回転(360度)回動した時点で停止する。この
ように、CD−ROM装置10では、例えばパーソナル
コンピュータの操作中にディスクの取り出し操作または
ディスクの装着操作を行う場合、手動操作で係止部材2
4をイジェクト動作させることができると共に、電動に
より係止部材24をイジェクト動作させることもできる
ので、パーソナルコンピュータのディスプレイから目を
離さずにカバー14を開くことができ、ディスクの装着
または交換時の煩わしさを解消することができる。
【0040】次にリセット操作について説明する。例え
ば、上記のように電動イジェクト動作中に電源スイッチ
がオフに操作されてイジェクト動作が途中で停止した場
合、係止部材24が移動途中で停止しているので、カバ
ー14を閉位置で係止できなくなる。そのような場合、
イジェクト操作ノブ22をB方向に摺動させてリセット
操作を行うことにより、係止部材24を初期状態の係止
位置に復帰させることができる。
【0041】図11はリセット動作を説明するための平
面図である。また、図12は図11中XII−XII線に沿
う縦断面図である。図11及び図12に示されるよう
に、電動イジェクト動作が途中で停止した場合には、手
動操作でイジェクト操作ノブ22をB方向に摺動させ
る。これにより、係止部材24が係止解除位置に移動す
ると共に、係止部材24のリセット用突部24cがリセ
ットレバー62の第2腕部62dに当接する。そのた
め、リセットレバー62は、リセット方向(反時計方
向)に回動し、第1腕部62cに設けられたピン62b
が係合する移動プレート60をコイルバネ61のバネ力
に抗して時計方向に回動させる。
【0042】これにより、移動プレート60に支持され
た移動ギヤ56は、第2ギヤ54の小径ギヤ54bの周
りを自転しつつ公転することによって、カムギヤ58の
ギヤ58eから離間してカムギヤ58をフリーな状態と
する。すなわち、駆動力伝達機構30では、モータ28
の回転駆動力がウォームギヤ50を介して各ギヤ52,
54,56,58に伝達されるため、係止部材24を移
動させてもカムギヤ58を回動させることができなかっ
た。
【0043】しかしながら、上記のように移動ギヤ56
が第2ギヤ54及びカムギヤ58から離間することによ
りカムギヤ58が自由に回動することが可能になる。こ
の状態でカムギヤ58の偏心ピン58dがリーフスプリ
ング66に押圧されるため、カムギヤ58には偏心ピン
58dを介して回転力が作用する。よって、カムギヤ5
8は、図11中太線で示すようにリーフスプリング66
の押圧力で初期状態に復帰する。
【0044】その結果、係止部材24の摺動ベース24
aをB方向に押圧していたカムギヤ58の第1カム58
bが初期位置に復帰するため、係止部材24は図5及び
図6に示す初期状態に復帰する。これで、カバー14を
閉位置で係止することが可能になる。尚、本実施例で
は、上記係止部材24のリセット用突部24c、リセッ
トレバー62、移動プレート60、移動ギヤ56、カム
ギヤ58、リーフスプリング66によりリセット機構6
7が構成されている。
【0045】図13はカバー開機構34を拡大して示す
斜視図である。また、図14はカバー開機構34を拡大
して示す側断面図である。尚、図13はカバー14が全
開位置に回動したときの状態を示しており、図14はカ
バー14が閉位置に係止された状態を示している。図1
3及び図14に示されるように、カバー開機構34は、
カバー14を開方向に附勢するトーションバネ36と、
トーションバネ36に支持されたローラ38と、カバー
14に設けられローラ38に当接するカム部40とから
なる。また、カバー14の軸受部32とトレイ11の軸
受部68との間には、軸70が挿通されており、この軸
70を中心に上下方向に回動して開閉する。
【0046】トーションバネ36は、コイル部36a
と、コイル部36aの一側から接線方向に延在してトレ
イ11に掛止される掛止部36bと、コイル部36aの
他側から接線方向に延在し先端部分がU字状に折曲され
たローラ支持部36cとを有する。トーションバネ36
のローラ支持部36cは、ローラ38が回転自在に支持
されている。
【0047】ローラ38は、カム部40に当接する円筒
状の回転部38aと、回転部38aの両側に設けられた
回転部38aより大径な鍔部38b,38cとからな
る。また、ローラ38は、一対の鍔部38b,38cの
間隔がカム部40の幅よりも若干広い寸法に形成されて
おり、鍔部38b,38cがカム部40の側面に当接し
て回転部38aがカム部40から外れないようにしてい
る。
【0048】カム部40は、カバー14が閉位置で係止
されたときローラ38が当接してトーションバネ36の
バネ力で押圧される第1のカム面(被押圧面)40a
と、カバー14を半開位置で掛止する段部40bと、カ
バー14を全開位置に押圧する際にローラ38が当接す
る第2のカム面(被押圧面)40cとを有する。尚、第
1のカム面40a、段部40b、第2のカム面40c
は、本発明の停止手段を形成する。
【0049】次に上記カバー開機構34の動作について
説明する。図15はカバー14の開動作の第1段階を示
す側面図である。また、図16はカバー14の開動作の
第2段階を示す側面図である。前述したように、手動操
作または電動により係止部材24がカバー14の係止解
除方向(B方向)に移動すると、係合部24bの鉤部2
4dがカバー14に設けられた被係止部42から離間し
てカバー14の係止を解除する。
【0050】これにより、カバー14は、トーションバ
ネ36のバネ力により開方向に附勢されているので、係
止部材24の係止解除動作と共に上方に回動する。カバ
ー14が閉位置に係止されているときは、図14に示さ
れるように、トーションバネ36に設けられたローラ3
8がカム部40の第1のカム面40aに当接している。
トーションバネ36のバネ力がローラ38を介してカム
部40の第1のカム面40a作用している。
【0051】そして、係止部材24による係合部24b
の係止が解除されると共に、カバー14は上方に回動し
はじめる。このカバー14の開方向への回動に伴って、
ローラ38は、図15に示されるように、カム部40の
第1のカム面40aを転動して段部40bに当接する。
この段階では、カム部40の段部40bがローラ38に
当接することによりカバー14の開動作が制限される。
すなわち、ローラ38を支持するトーションバネ36の
回転半径とカム部40の段部40bの回動半径とが交差
しているので、カム部40の段部40bは、ローラ38
によって開方向への回動が阻止される。従って、カバー
14は、上記のように係止部材24のイジェクト動作が
行われてもローラ38がカム部40の段部40bに当接
する位置、すなわちカバー14は所定角度開いた半開位
置で停止する。
【0052】このように、カバー14が半開位置で停止
するため、トレイ11内のディスク装着部12に装着さ
れたディスクが惰性で回転している状態でカバー14が
全開になることが防止される。そして、操作者は、図1
6に示されるように、半開状態のカバー14を手動で開
方向に回動させてカバー14を全開させる。このとき、
カバー14は、ローラ38がカム部40の段部40bを
転動してスムーズに回動する。やがて、カバー14が所
定角度で傾斜した全開位置に回動すると、カバー14の
後部に設けられた突部14aがトレイ11の後部に設け
られた当接部11aに当接してカバー14を全開位置に
保持すると共に、カバー14の開方向への回動が規制さ
れる。
【0053】尚、ターンテーブル16を回転するモータ
は、イジェクト操作により逆起電力を発生させて回転を
停止させるが、実際には高速回転しているので、惰性に
よりおよそ1〜3秒間かかって停止する。従って、カバ
ー14は、ターンテーブル16が停止した後、全開させ
られる。そのため、カバー14が全開された後は、速や
かにディスク交換を行うことができる。
【0054】次にディスク制動機構17による制動部材
20の制動及び制動解除動作について説明する。図17
はディスク制動機構17の動作を説明するための図であ
り、(A)はカバー閉蓋時の状態を示す縦断面図、
(B)カバー半開時の状態を示す縦断面図、(C)カバ
ー全開時の状態を示す縦断面図である。
【0055】図17(A)に示されるように、ディスク
制動機構17は、ディスク装着部12の周縁に設けられ
た制動部材20と、カバー14に設けられた制動解除ピ
ン45と、制動部材20の端部に固着された摩擦部材7
2と、制動部材20を制動方向(C方向)に附勢するコ
イルバネ74とからなる。尚、摩擦部材72は、例えば
シリコンゴム等の摩擦係数の高い材質により形成されて
いる。
【0056】制動部材20は、トレイ11のガイド孔7
6に摺動可能に挿入されており、ディスク装着部12に
対向する一端に摩擦部材72の取付部20aを有し、他
端にはコイルバネ74が挿入される孔20bが設けられ
ている。また、制動部材20は、上下方向に貫通する係
合孔20cと、係合孔20cに連通する傾斜部20dと
を有する。
【0057】カバー14が閉位置にあるとき、制動解除
ピン45は制動部材20に設けられた係合孔20cに係
合している。また、制動部材20は、制動解除ピン45
により制動解除方向(D方向)に移動しており、摩擦部
材72がディスク78の外周から離間している。すなわ
ち、制動部材20は、ディスク78に対する制動を解除
しており、ディスク78は制動されずに回転できる。
【0058】図17(B)に示されるように、前述した
イジェクト操作によりカバー14が半開状態になると、
制動解除ピン45が上昇するため、制動部材20は、C
方向に移動する。そして、制動解除ピン45の先端が制
動部材20の傾斜部20dに当接するため、摩擦部材7
2はディスク78の外周に近接するだけであり、ディス
ク78に制動力を付与していない。
【0059】このとき、ターンテーブル16を回転駆動
するモータには、逆起電力が印加されており、これによ
りモータの回転が減速される。従って、カバー14が半
開状態の間にモータに回転数が減速される。図17
(C)に示されるように、カバー14が全開位置に回動
されると、制動解除ピン45が制動部材20の傾斜部2
0dから離間する。そのため、制動部材20は、制動解
除ピン45による規制が解除されてC方向に移動する。
【0060】これにより、制動部材20の端部に固着さ
れた摩擦部材72は、ディスク78の外周に当接して制
動力をディスク78に付与する。これで、ディスク78
がカバー14の全開動作時に未だ回転している場合に
は、ディスク78を短時間で停止させることができる。
このように、カバー14が半開位置に開かれた段階でデ
ィスク78の回転が減速され、この後カバー14が全開
位置に開かれた段階で制動部材20の摩擦部材72がデ
ィスク78の外周に摺接してディスク78を制動するた
め、摩擦部材72の摩耗が緩和され、摩擦部材72の寿
命を延ばすことができる。
【0061】また、ディスク78が装着された後、カバ
ー14が閉蓋されると、上記開蓋動作と逆の動作により
制動解除ピン45が制動部材20の傾斜部20dを押圧
して制動解除方向(D方向)に移動させる。そして、制
動解除ピン45が制動部材20の係合孔20cに嵌合す
ると、制動部材20は摩擦部材72がディスク78から
離間した制動解除位置に保持される。
【0062】次にディスク制動機構17の変形例につい
て説明する。図18はディスク制動機構17の変形例の
動作を説明するための図であり、(A)はカバー閉蓋時
の状態を示す縦断面図、(B)カバー半開時の状態を示
す縦断面図である。図18(A)に示されるように、カ
バー14が閉位置にあるとき、制動解除ピン45は制動
部材20に設けられた係合孔20cに係合している。ま
た、制動部材20は、制動解除ピン45により制動解除
方向(D方向)に移動しており、摩擦部材72がディス
ク78の外周から離間している。
【0063】図18(B)に示されるように、イジェク
ト操作によりカバー14が半開状態になると、制動解除
ピン45が上昇して制動部材20の傾斜部20dから離
間する。そのため、制動部材20は、制動解除ピン45
による規制が解除されてC方向に移動する。これによ
り、制動部材20の端部に固着された摩擦部材72は、
ディスク78の外周に当接して制動力をディスク78に
付与する。その結果、ディスク78は、カバー14の半
開動作に伴って摩擦部材72の押圧により制動されて停
止する。
【0064】この変形例では、カバー14が半開状態に
なったときに摩擦部材72がディスク78の外周に当接
するように構成されているので、カバー14を全開にす
るときにはディスク78が停止している。尚、上記実施
の形態では、CD−ROM装置10に用いられた構成を
一例として挙げたが、これに限らず、例えばCD−R装
置、CD−RW装置、DVD装置、あるいは光磁気ディ
スク装置などにも適用できるのは勿論である。
【0065】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、係止部材が係止解除位置へ移動すると、附勢部材に
より開動作するカバーを閉位置と開位置との間の途中位
置に停止させ、カバーを開方向へ押圧操作することによ
りカバーの停止を解除させるため、カバーが途中位置に
停止されている間にディスクを停止させることができ、
カバーを開位置に移動させた後、ディスク交換を速やか
に行える。
【0066】また、請求項2記載の発明によれば、停止
手段が附勢部材が押圧するカム面と、カム面に形成され
附勢部材に当接して開方向への移動を制限される段部
と、からなるため、部品点数を増やさずに比較的安価に
停止手段を製作することができる。また、請求項3記載
の発明によれば、附勢部材がカム面又は段部に当接し、
カバーの開閉動作に応じてカム面又は段部を転動するロ
ーラを有するため、段部による停止解除動作をスムーズ
に行える。
【0067】また、請求項4記載の発明によれば、カバ
ーの開動作に連動して記録媒体を制動し、カバーの閉動
作に連動して記録媒体への制動を解除する制動手段を設
けたため、カバーの開動作に伴って記録媒体の回転を制
動することができ、短時間で記録媒体を停止させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる記録媒体装着装置が適用されたC
D−ROM装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】記録媒体装着装置のカバーを外した状態の平面
図である。
【図3】イジェクト機構21の構成を示す分解斜視図で
ある。
【図4】イジェクト機構21の組立状態を示す斜視図で
ある。
【図5】イジェクト機構21の初期状態を示す平面図で
ある。
【図6】図5中VI−VI線に沿う縦断面図である。
【図7】手動イジェクト操作の動作を説明するための平
面図である。
【図8】図7中VIII −VIII 線に沿う縦断面図であ
る。
【図9】電動イジェクト動作を説明するための平面図で
ある。
【図10】図9中X−X線に沿う縦断面図である。
【図11】リセット動作を説明するための平面図であ
る。
【図12】図11中XII−XII線に沿う縦断面図であ
る。
【図13】カバー開機構34を拡大して示す斜視図であ
る。
【図14】カバー開機構34を拡大して示す側断面図で
ある。
【図15】カバー14の開動作の第1段階を示す側面図
である。
【図16】カバー14の開動作の第2段階を示す側面図
である。
【図17】ディスク制動機構17の動作を説明するため
の図であり、(A)はカバー閉蓋時の状態を示す縦断面
図、(B)カバー半開時の状態を示す縦断面図、(C)
カバー全開時の状態を示す縦断面図である。
【図18】ディスク制動機構17の変形例の動作を説明
するための図であり、(A)はカバー閉蓋時の状態を示
す縦断面図、(B)カバー半開時の状態を示す縦断面図
である。
【図19】従来の記録媒体装着装置が適用されたCD−
ROM装置を説明するための図であり、(A)はカバー
が閉じた状態を示す側面図、(B)はカバーが開いた状
態を示す側面図である。
【符号の説明】
10 CD−ROM装置 11 トレイ 12 ディスク装着部 14 カバー 16 ターンテーブル 17 ディスク制動機構 18 光ピックアップ 20 制動部材 21 イジェクト機構 22 イジェクト操作ノブ 24 係止部材 26 係止解除駆動部 28 モータ 30 駆動力伝達機構 34 カバー開機構 36 トーションバネ 38 ローラ 40 カム部 40b 段部 42 被係止部 44 検出ピン 45 制動解除ピン 46 ベース 72 摩擦部材 76 ガイド孔 78 ディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体が装着される装着部を有する本
    体と、 該本体に前記装着部を覆う閉位置または前記装着部を露
    出する開位置へ移動可能に設けられたカバーと、 前記本体と前記カバーとの間に介在し、該カバーを開方
    向に附勢する附勢部材と、 前記カバーを閉位置で係止する係止部材と、 前記係止部材が係止解除位置へ移動すると、前記附勢部
    材により開動作する前記カバーを前記閉位置と前記開位
    置との間の途中位置に停止させ、前記カバーを開方向へ
    押圧操作することにより前記カバーの停止を解除させる
    停止手段を備えてなることを特徴とする記録媒体装着装
    置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の記録媒体装着装置で
    あって、 前記停止手段は、前記附勢部材が押圧する被押圧面と、 該被押圧面に形成され前記附勢部材に当接して開方向へ
    の移動を制限される段部と、からなることを特徴とする
    記録媒体装着装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載の記録媒体装着装置で
    あって、 前記附勢部材は、前記被押圧面又は前記段部に当接し、
    前記カバーの開閉動作に応じて前記被押圧面又は前記段
    部を転動するローラを有することを特徴とする記録媒体
    装着装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載の記録媒体装着装置で
    あって、 前記カバーの開動作に連動して記録媒体を制動し、前記
    カバーの閉動作に連動して記録媒体への制動を解除する
    制動手段を設けたことを特徴とする記録媒体装着装置。
JP31019399A 1999-10-29 1999-10-29 記録媒体装着装置 Expired - Fee Related JP3733809B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31019399A JP3733809B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 記録媒体装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31019399A JP3733809B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 記録媒体装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001126356A true JP2001126356A (ja) 2001-05-11
JP3733809B2 JP3733809B2 (ja) 2006-01-11

Family

ID=18002300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31019399A Expired - Fee Related JP3733809B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 記録媒体装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3733809B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7293273B2 (en) 2003-08-26 2007-11-06 Asustek Slim-type disc drive
US7503053B2 (en) * 2005-08-01 2009-03-10 Asustek Computer Inc. Apparatus and method of ejecting a disc in a disc drive
JP2014022029A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Hon Hai Precision Industry Co Ltd 光ディスクドライブ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7293273B2 (en) 2003-08-26 2007-11-06 Asustek Slim-type disc drive
US7503053B2 (en) * 2005-08-01 2009-03-10 Asustek Computer Inc. Apparatus and method of ejecting a disc in a disc drive
JP2014022029A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Hon Hai Precision Industry Co Ltd 光ディスクドライブ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3733809B2 (ja) 2006-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3747715B2 (ja) 記録媒体装着装置
JP3685047B2 (ja) 記録媒体装着装置
JP4281704B2 (ja) ディスク駆動装置及び電子機器
JPH10208359A (ja) 電子機器
EP1622155B1 (en) Door interlock unit and disk recording/reproducing apparatus with the same
JP2001126356A (ja) 記録媒体装着装置
JP3728816B2 (ja) ディスク装置
JP3215290B2 (ja) ディスク記録再生装置
JP4114373B2 (ja) 記録媒体装着装置
JPS6310500B2 (ja)
JP4036129B2 (ja) 記録媒体カートリッジ係合機構
US6301214B1 (en) Disk device
JP4618984B2 (ja) 記録及び/又は再生装置
JP3361138B2 (ja) ディスクカートリッジ装着装置
JP4036131B2 (ja) カートリッジ開閉機構
JP3957036B2 (ja) ディスク装置
JP3329138B2 (ja) 光磁気ディスク記録再生装置
JP3114638B2 (ja) ディスク装置
JP4036130B2 (ja) カートリッジ開閉機構及び記録及び/又は再生装置
JP4525482B2 (ja) ディスク駆動装置及び電子機器
JPH08147841A (ja) ディスクローディング装置
JP4299889B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JPH11162066A (ja) デイスクドライブ装置の扉機構
JP3114639B2 (ja) ディスク装置
JP2005346895A (ja) ディスクドライブ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131028

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees