JP3957036B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なるサイズのディスクの駆動が可能なディスク装置に係わり、特に装置本体の動作状態をリニアポジションセンサで検出できるようにしたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスク装置としては、例えばディスク装置の正面に幅方向に開口する挿入口が設けられており、この挿入口を通じてディスクの挿入および排出が行なわれるものが存在する。
【0003】
前記ディスク装置では、装置奥部に複数のディスクを蓄積しておくストック部を有しており、前記挿入口から挿入された複数のディスクがこのストック部に積層されている。前記ストック部は、ディスクの縁部を支持するトレイが複数段積層され、前記トレイが高さ方向に移動可能な構成であり、本願特許出願人が先に特許出願した特願平11−223052号の明細書又は図面に記載されている構成と同様のものである。
【0004】
前記挿入口とストック部との間にはディスク搬送手段が設けられており、挿入口からストック部にディスクが搬入され、またはストック部から挿入口にディスクの搬出が行なわれる。
【0005】
またストック機構の手前には、ディスク駆動部が設けられている。ディスク駆動部は、ディスクの中心を保持するターンテーブル、ディスクに回転を与えるスピンドルモータおよびディスクの読み出しを行うピックアップ機構などから構成されている。
【0006】
ユーザーにより、前記ストック部から1枚のディスクが選ばれると、このディスクが前記ディスク駆動部のターンテーブル上に載置され、前記スピンドルモータが駆動させられてディスクに所定の回転が与えられる。そして、前記ピックアップが駆動されてディスクの読み出しが行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、CD(コンパクトディスク)のサイズには、外形寸法が8cmのディスク(小径ディスク)と12cmのディスク(大径ディスク)とが存在する。そして、前記ディスク搬送手段は、ディスクのサイズによって移動する距離が異なる。このため、挿入口から挿入されたディスクが小径ディスクであるか、又は大径ディスクであるかを判別する機能が必要である。またディスク装置は、ディスク搬送手段が移動した後の位置又は状態を把握する機能が必要となる。
【0008】
またストック部において、トレイが上下方向に動いてディスクの交換が行なわれている場合において、新たなディスクが、前記挿入口からディスク搬送手段の移動経路内に挿入されると、動作不良を発生させるおそれがある。よって、所定の動作モード以外でのディスクの誤挿入を防止する必要がある。
【0009】
本発明は上記従来の問題を解決するためのものであり、リニアポジションセンサを用いてディスクの挿入位置を検出するようにしたディスク装置に関する。
【0010】
また本発明は、リニアポジションセンサとともに移動する部材により、挿入口に設けたドアを開閉し、ディスクの誤挿入を防止できるようにしたディスク装置に関する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ディスクの挿入方向へ延び、ディスクの縁部を保持する長溝が形成されてディスクを機器本体内への挿入方向および排出方向へ案内する第1の保持部材と、前記第1の保持部材に対向し、ディスクの挿入方向に並ぶ複数の案内プーリーを有してディスクの縁部を保持し、ディスクに対して前記各方向への搬送力を与える第2の保持部材と、
前記第1の保持部材と前記第2の保持部材のいずれかをそれぞれ支持してディスクの搬送方向と交叉する方向へ移動する対を成す移動部材と、前記対を成す移動部材を互いに逆向きに同期させて移動させて前記第1の保持部材と前記第2の保持部材の間隔を可変させる動力伝達部と、前記移動部材によって直線的に移動させられて前記移動部材の移動位置を検出する位置センサとを有し、
前記第1の保持部材には、前記長溝のディスク挿入口側の端部を塞ぐ閉塞部を有し、前記長溝に保持されたディスクによって前記閉塞部が押されたときに検知動作を行う第1の判別手段が設けられ、前記第2の保持部材には、ディスク挿入口側に位置する案内プーリーを支持し、この案内プーリーがディスクで押されたときに検知動作を行う第2の判別手段とが設けられており、
前記位置センサからの検出出力に基づいて前記移動部材の移動位置を制御し、前記移動部材が移動したときの前記第1と第2の判別手段からの出力に基づいて、挿入されたディスクの径を判別し、この判別に基づいて前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とでディスクを保持可能となるように前記移動部材の位置を制御する制御部と、が設けられていることを特徴とするものである。
【0014】
この場合に、前記制御部により、前記各移動部材の位置が以下のように制御されるものとすることが可能である。
【0015】
(a)ディスクの挿入待機時には、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材が、小径ディスクを保持できる間隔よりも狭い間隔の待機位置にある、
(b)前記第1の判別手段と前記第2の判別手段の検知出力によりディスクが挿入されたと判断されたときには、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との間隔が広げられて、ディスク判別位置へ移動する、
(c)前記第1の保持部材と前記第2の保持部材が前記ディスク判別位置へ移動したときに前記第1の判別手段と前記第2の判別手段の一方がディスクの縁部を検知できないときは小径ディスクと判別し、前記両判別手段がディスクの縁部を検知しているときは大径ディスクと判別する、
(d)前記(c)の後に、前記保持部材を、小径ディスクを移送できる位置または大径ディスクを移送できる位置へ移動させる、
本発明では、制御部が対を成す移動部材の位置を検知することで、ディスク装置の動作位置を把握できる。このため、対を成す保持部材を挿入待機状態(待機位置)、小径ディスク搬送位置、ディスク判別位置および大径ディスク搬送位置の各位置にそれぞれ正確に移動させることができる。
【0016】
さらに、ディスクの挿入を塞ぐ開閉ドアが設けられており、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材が前記待機位置にあるときに前記開閉ドアを開放させる方向へ押圧し、前記保持部材が前記待機位置から互いに離れる方向へ移動するときに前記押圧を解除して前記開閉ドアの閉鎖を可能とする押圧部材が設けられているものとすることができる。
【0017】
上記構成では、各保持部材が待機位置にあるとき以外では開閉ドアの開放動作を禁止することができる。特に、ストック部において、ディスクの交換が行なわれている場合に、前記挿入口から新たなディスクがディスク搬送手段の移動経路内に挿入されることがなくなるため、ディスク装置の動作不良を防止できる。
【0018】
前記において、前記位置センサは、前記移動部材の移動方向に延びる抵抗体と、前記移動部材の移動に基づいて前記抵抗体を摺動する摺動子を有した直線可変抵抗器を使用できる。
【0019】
上記構成では、位置センサの出力が摺動子の直線的な移動量に比例して変化させることが可能となるため、移動部材の移動量を高い精度で検出することができる。よって、ディスク装置内の動作位置を正確に把握することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照して説明する。
【0021】
図1は、本発明におけるディスク装置の内部構造の外観を示す斜視図、図2は図1の平面図であるとともにディスク装置の底板を筐体内部方向から見た図、図3は挿入口側の機構を示し、主にディスク搬送手段の分解斜視図、図4は開閉ドアと押圧片との関係を示す挿入口付近の断面図、図5は挿入待機状態(最内径待機位置)における保持部材とディスクとの関係を示す図、図6はディスク判別位置及び小径ディスク搬送位置における保持部材とディスクとの関係を示す図、図7は大径ディスク搬送位置における保持部材とディスクとの関係を示す図である。
【0022】
図1および図2に示すディスク装置1は、外形寸法が8cmのディスク(小径ディスク)DSと12cmのディスク(大径ディスク)DLのそれぞれのCD(コンパクトディスク)の再生等が可能である。
【0023】
装置本体の正面には、液晶表示パネルや各種のスイッチ類を有するノーズ部が設けられている(図示せず)。前記ノーズ部には、幅方向に伸びるスリット状の挿入口4が設けられている。図4に示すように、前記挿入口4には、開閉ドア7が回動支軸7aを支点として、ノーズ部の外部方向に開口可能に支持されている。そして、この挿入口4を介してディスクDの挿入および排出が可能とされている。このディスク装置1の奥部には、複数の大径ディスクDLを高さ方向に積層可能なストック部3が設けられており、前記挿入口4から挿入された大径ディスクDLが前記ストック部3に設けられたトレイに保持され、且つ高さ方向に積み重ねられた状態で収納される。
【0024】
図2および図3に示すように、前記挿入口4とストック部との間にはディスクの搬入および搬出を行うディスク搬送手段5が設けられている。筐体2の底板2A上には、図示幅(X1−X2)方向に摺動し、一辺にラックが形成された第1のラック11が設けられている。前記第1のラック11は、長手方向に伸びる案内孔11a,11bを有し、この案内孔11a,11bに筐体2の底板2Aから切り起こされた折曲片2a,2bが挿通されている。よって、第1のラック11は、案内孔11a,11bに案内された状態で、図示X1−X2方向に摺動可能とされている。
【0025】
前記第1のラック11の上部には、第1の支持基台15が設けられている。前記第1の支持基台15の下面には、リニアポジションセンサ(位置センサ)16が固定されており、前記リニアポジションセンサ16から伸びる可動片16aの先端が前記第1のラック11に形成された係止孔11cに係合されている。前記リニアポジションセンサ16は、前記可動片16aが図示X1−X2方向に直線的に移動可能とされており、第1のラック11とともに移動し後述の第1の移動部材21のX方向の位置の検出が可能とされている。前記リニアポジションセンサ16の内部構造は、長手方向(図示X1−X2方向であり第1の移動部材21の移動方向)に延びる抵抗体(図示せず)と、この抵抗体を摺動する摺動子(図示せず)を有した直線可変抵抗器からなる。前記可動片16aはこの摺動子から伸びている。リニアポジションセンサ16の出力は、前記摺動子の直線的な移動量に比例して変化する。このため、第1の移動部材21の移動量を高い精度で検出することが可能とされている。
【0026】
また第1の支持基台15の下面には、回転リンク17と押圧板(押圧部材)18が設けられている。前記回転リンク17は、3本のアーム部を有し、第1のアーム17Aには前記第1のラック11に形成された案内孔11aに入り込む係止片17aが形成されている。また回転リンク17の第2のアーム17Bには、係合片17bが形成されており、前記第1の支持基台15に穿設された回動孔15aに挿入され、この回動孔15aを支点に回転リンク17は図示α1およびα2方向に回動可能に支持されている。
【0027】
前記第1のラック11が、X1方向に移動すると回転リンク17はα1方向に回転させられ、X2方向に移動するとα2方向に回転させられる。前記回転リンク17の下面には、凸状の軸17dが突出形成されており、この軸17dは前記押圧板18に形成された長孔18aに嵌入されている。前記押圧板18のY2側の先端は、前記第1の支持基台15の折曲片15に形成された切欠き部15bに挿通されており、図示Y1−Y2方向に直線的に進出可能とされている。そして、回転リンク17の第3のアーム17Cの先端と押圧板18の一方(図示Y1側)の先端との間には、コイルスプリングS1が架設されている。
【0028】
前記押圧板18の他方(図示Y2側)の先端には押圧片18bが形成されており、この押圧片18bは開閉ドア7の背面に形成された被押圧部7bに対向している(図4参照)。そして、押圧板18がY2方向に突出すると、前記押圧片18bが被押圧部7bを外部方向に押圧するため、開閉ドア7が回動支軸7aを支点にδ2方向に押し開かれて挿入口4が現れる。また押圧板18がY1方向に戻されると、開閉ドア7が自重によりδ1方向に下がるため、挿入口4を閉塞することができるようになっている。
【0029】
前記第1の支持基台15の上部には、略L字形状に形成された第1の移動部材21が設けられている。第1の移動部材21の下面には、図示Z2方向に伸びる可動ピン21a,21bと可動腕21cが設けられており、第1の支持基台15に形成されたガイド孔15c,15dおよび15eにそれぞれ挿通されている。すなわち、第1の移動部材21は、前記可動ピン21a,21bおよび可動腕21cがガイド孔15c,15dおよび15eに案内されて、図示X1−X2方向に移動可能とされている。
【0030】
第1の移動部材21の下面には、図示X1−X2方向に伸びる第2のラック12が設けられている。前記第2のラック12は、面内に穿設されたガイド孔12a,12b内に第1の移動部材21の下面から折り曲げ形成された折曲片21d,21eがぞれぞれ挿通され、図示X1およびX2方向に移動可能とされている。第1の移動部材21の図示X2側には折曲片21Aが形成されており、この折曲片21Aには図示Y方向に伸びる第1の保持部材26のY2側の端部が強固に固定されている。また第1の移動部材21の下面にて前記可動腕21cの近傍には、第1の検知スイッチ23が設けられている。
【0031】
前記第1の保持部材26の内側(図示X1側)の面には、図示Y方向に直線的に伸びる長溝26Aが形成されている。前記長溝26Aの断面形状は、図示X1側の開口端側が広くX2側が狭い略V字形状に形成されており、ディスクの縁部を支持できるようになっている。また第1の移動部材21の図示X2方向の端部には、判別部材(判別手段)24が設けられている。前記判別部材24は、軸24aを支点に図示ε1およびε2方向に回転自在とされており、且つ付勢部材S2により図示ε1方向に付勢されている。
【0032】
また判別部材24には、第1の保持部材26のY2方向の先端に伸びる閉塞腕24bが曲げ形成されており、ε2方向に回動することにより前記長溝26Aの端部が現れ、ε1方向に回動することにより、長溝26Aの端部を塞ぐことができるようになっている。さらに判別部材24の他端には、図示Z2方向に折り曲げられた押圧片24cが形成されており、前記第1の検知スイッチ23のアクチュエータ23aに対向可能とされている。そして、判別部材24がε2方向に回動することにより、前記押圧片24cが前記アクチュエータ23aを押圧し第1の検知スイッチ23をON状態に切り換え、ε1方向に回動することにより、前記アクチュエータ23aを解放して第1の検知スイッチ23をOFF状態に切り換えるものとされている。よって、前記第1の検知スイッチ23がOFF状態からON状態に切り換えられることにより、第1の保持部材26にディスクDが保持されたことを検知することが可能である。
【0033】
第1の移動部材21の上部には、筐体2の底板2Aに固定された第2の支持基台25が設けられている。そして、この第2の支持基台25の上部には、第2の移動部材22が設けられている。前記第2の移動部材22の下面には、図示Z2方向に伸びる可動ピン22a,22bおよび可動腕22cが設けられており、第2の支持基台25に形成されたガイド孔25a,25bおよび25c内にそれぞれ挿通されている。
【0034】
すなわち、第2の移動部材22は、前記可動ピン22a,22bおよび可動腕22cがガイド孔25a,25bおよび25cにそれぞれ案内されて、図示X1−X2方向に移動可能とされている。なお、第2の移動部材22の下面には、図示X1−X2方向に伸びる第3のラック13が設けられている。
【0035】
前記第2の移動部材22表面には、ディスクDの挿入方向(Y方向)に並ぶ第1ないし第4の案内プーリー31,32,33,34からなる第2の保持部材30が設けられている。前記第1ないし第4の案内プーリー31,32,33,34の上下の円盤の各対向面は、ともに中心から外側方向に肉厚が薄くなるテーパ面で形成されており、この対向面の間にディスクDの縁部が挟持可能とされている。
【0036】
また図1に示すように、前記第1ないし第4の案内プーリー31,32,33,34の図示Z2側の円盤の下面にはギヤ歯がそれぞれ形成されており、各案内プーリー31,32,33,34間には伝達ギヤ35,36,37が設けられており、この伝達ギヤ35,36,37により前記第1ないし第4の案内プーリー31,32,33,34が連続的に連結されている。よって、第1ないし第4の案内プーリー31,32,33,34は全て同一方向に回転可能とされている。
【0037】
そして、前記第1ないし第4の案内プーリー31,32,33,34が時計回りに回転するときに、ディスクDを順に装置奥部方向に搬入することができ、反時計回り方向に回転するときに、ディスクDを装置の外部方向に排出することが可能とされている。
【0038】
前記第2の案内プーリー32には、この回転軸32aを支点として、一定の範囲で図示β1−β2方向に回動自在に取り付けられた第1の回動アーム27が設けられている。そして、この第1の回動アーム27の先端には前記第1の案内プーリー31が回転自在に支持されている。前記第1の回動アーム27には図示Z1方向に折り曲げられた押圧片27aが形成されている。なお、前記第1の回動アーム27には、図示X2方向に付勢する付勢部材S3が設けられており、第1の案内プーリー31は図示β2方向に付勢されている。
【0039】
同様に、前記第3の案内プーリー33にも、この回転軸33aを支点として、一定の範囲で回動する第2の回動アーム28が設けられており、この第2の回動アーム28の先端に前記第4の案内プーリー34が回転自在に支持されている。前記第2の回動アーム28には、図示X1方向に付勢する付勢部材S4が設けられており、第4の案内プーリーは図示γ1方向に付勢されている。
【0040】
なお、前記第1の回動アーム27の近傍には、第2の検知スイッチ29が設けられている。よって第1の回動アーム27に形成されている前記押圧片27aが、前記第2の検知スイッチ29のアクチュエータ29aを押圧することにより、第1の回動アーム27が図示β1方向に回動させられていることが検知可能である。
【0041】
本実施の形態では、前記判別部材24と第1の検知スイッチ23により一方の判別手段が構成され、前記第1の回動アーム27と第2の検知スイッチ29とで他方の判別手段が構成されている。
【0042】
前記伝達ギヤ35には、これに噛み合う連動ギヤ38が噛み合わされており、図示しない搬送モータM2の駆動力が伝達可能とされている。
【0043】
前記第1および第2のラック11,12のギヤ歯11A,12Aは同一方向(図示Y1方向)に向けて設けられ、第3のラック13のギヤ歯13Aはこれと対向する方向(図示Y2方向)に向けて設けられている。そして、前記第1および第2のラック11,12と第3のラック13の間には、動力伝達部材(動力伝達部)40が設けられている。前記動力伝達部材40は、中央の回転体40Aの側面にギヤ歯を形成したピニオン40aと、前記回転体40Aの両軸方向に伸びる小径の上部ギヤ40bと下部ギヤ40cとが一体形成されたものである。前記上部ギヤ40bには、前記第2のラック12のギヤ歯12Aと第3のラック13のギヤ歯13Aが互いに向き合う状態で歯合され、下部ギア40cには前記第1のラック11のギヤ歯11Aが歯合されている。
【0044】
そして、ピニオン40aには略図で示す移動モータM1の回転軸に設けられたギヤが噛み合わされている。すなわち、移動モータM1の動力は、前記動力伝達部材40を介して第1のラック11および第1、第2の移動部材21,22に伝達可能とされている。
【0045】
例えば、前記移動モータM1が始動され、動力伝達部材40が図示時計回り方向に回転させられると、これに噛み合う第1のラック11と第2のラック12はともに図示X2方向に移動させられ、第3のラック13は図示X1方向に移動させられる。また動力伝達部材40が図示反時計回り方向に回転させられると、前記第1のラック11と第2のラック12はともに図示X1方向に移動させられ、第3のラック13は図示X2方向に移動させられる。すなわち、動力伝達部材40が図示時計回り方向に回転させられると、第1の移動部材21と第2の移動部材22が互いに離れる方向に移動させられ、図示時計回り方向に回転させられると、第1の移動部材21と第2の移動部材22が互いに接近する方向に移動させられるものとなっている。
【0046】
また第1の移動部材21と第2の移動部材22が、互いに離れる方向に移動すると、前記リニアポジションセンサ16の可動片16aは図示X2方向に移動させられ、互いに接近する方向に移動すると前記リニアポジションセンサ16の可動片16aは図示X1方向に移動させられる。よって、第1の移動部材21と第2の移動部材22のX方向の位置の検出が可能となっている。
【0047】
前記ディスク搬送手段5とストック部3との間には、ターンテーブル、スピンドルモータ、クランパおよびピックアップなどを有するディスク駆動部6が設けられている(図2参照)。ただし、前記ディスク駆動部6は図示しない手段により前記挿入口4とストック部3との間を図示Y1−Y2方向に移動可能とされており、ストック部3においてディスクの交換を行うときには、挿入口方向(Y2方向)に退避可能とされている。
【0048】
なお、上記ディスク装置1の内部には制御部CRが設けられており、各種の検知手段(リニアポジションセンサ16および第1,第2の検知スイッチ23,29等)の出力を受け、前記移動モータM1、搬送モータM2、スピンドルモータなどのモータ制御や、ディスクの再生動作の制御などを行っている。
【0049】
上記構成からなるディスク装置の動作について説明する。
(挿入待機状態:待機位置)
前記動力伝達部材40は、移動モータM1により図示反時計回り方向に回転させられており、第1の移動部材21がX1方向に、第2の移動部材22がX2方向に移動させられている。すなわち、図5に示すように、図示左端側の第1の保持部材26と右端側の前記第2の保持部材30とが最も互いに接近し合う待機位置に移動させられている。この待機位置では、第1の保持部材26と第2の保持部材30とが小径ディスクの直径よりも狭い間隔で対向している。そして、図5に点線で示すように判別部材24がε1方向に回動させられ、回動アーム27がβ2方向に回動させられており、第1および第2の検知スイッチ23,29は共にOFF状態にある。
【0050】
また、この状態では前記第1のラック11も図示X1方向に移動させられている。よって、回転リンク17の前記係止片17aが第1のラック11の案内孔11aにより図示X1方向に引かれ、回転リンク17が図示α1方向に回動させられている。よって、回転リンク17の第3のアーム17Cが図示α1方向に回動させられるため、押圧板18の押圧片18bが図示Y2方向に突出させられている。これにより、前記挿入口4の開閉ドア7が押し開かれ、ディスクDの挿入が可能となっている。なお、前記第1のラック11が図示X2方向に移動させられている場合には、回転リンク17の第3のアーム17Cが図示α2方向に回動させられるため、押圧板18の押圧片18bが図示Y2方向に突出することはない。よって、前記挿入口4の開閉ドア7は閉鎖状態にあるため、外部からディスクDの挿入が禁止されている。そして、このときの第1の移動部材21のX方向の位置はリニアポジションセンサ16で検知されている。
【0051】
(ディスクの搬送動作)
図5の点線で示すように、前記待機位置において、ディスクD(小径ディスクDS又は大径ディスクDL)を挿入口4に挿入すると、ディスクDの先端の縁部が、前記第1のプーリー31と判別部材24の閉塞腕24bに当接する。図5の実線で示すように、さらにディスクDをY1方向に押し入れると、図示X2側では、前記判別部材24がディスクDの縁部により図示ε2方向に回動させられるため、第1の保持部材26の長溝26Aの端部が現れ、前記長溝26A内にディスクDの縁部が保持される。このとき、前記第1の検知スイッチ23がON状態に切り換えられる。また図示X1側では、前記第1のプーリー31が、ディスクDの縁部の形状に沿って一方の外側方向(X1方向)に押されるため、回動アーム27が図示β1方向に回動させられる。これにより、第2の検知スイッチ29がON状態に切り換えられる。
【0052】
よって、ディスク装置1内の制御部CRは、前記第1および第2の検知スイッチ23,29の両スイッチのON出力により、ディスクDが第1の保持部材26と第2の保持部材30の第1のプーリー31との間に挿入されたことを認識する。
【0053】
前記制御部CRは、第1,第2の検知スイッチ23,29のON出力を検知したときに、前記移動モータM1を駆動させ、動力伝達部材40を時計回り方向に回転させる。これにより、第1の保持部材26と第1のプーリー31を含む前記第2の保持部材30との対向間隔を、リニアポジションセンサ16の出力を監視しながら小径ディスク搬送位置(図6の(I)参照)よりも広い図6の(II)で示すディスク判別位置に設定する。
【0054】
(小径ディスクの場合)
前記挿入口4に挿入されたディスクDが小径ディスクDSである場合には、ディスク判別位置に至ったときに、判別部材24がε1方向に又は第1の回動アーム27がβ2方向に戻される。このため、前記第1の検知スイッチ23又は第2の検知スイッチ29のいずれか一方がOFF状態に切り換えられる。なお、図6の点線は、判別部材24のみがε1方向に戻され、第1の検知スイッチ23がOFF状態に切り換えられた状態を示している。
【0055】
よって、制御部CRは、第1又は第2の検知スイッチ23,29のいずれか一方がOFF状態に切り換わったことを検知することにより、挿入されたディスクDが小径ディスクDSであることを検知することができる。そして、制御部CRは小径ディスクDSであることを検知すると、前記第1の保持部材26と第2の保持部材30との対向間隔をリニアポジションセンサ16の出力を監視しながら図6の(I)で示す小径ディスク搬送位置までに戻し、移動モータM1を停止させる。
【0056】
これにより、小径ディスクDSの図示X2側の小径ディスクDSの縁部が第1の保持部材26の長溝26Aに押し付けられ、且つ図示X1側の縁部に前記第1ないし第4の案内プーリー31,32,33,34の送り力が作用するため、小径ディスクDSを図示Y1方向のディスク装置奥部に移送させることができる。
【0057】
(大径ディスクの場合)
一方、前記挿入口4に挿入されたディスクDが大径ディスクDLである場合には、図5に示すように前記第1の保持部材26と第2の保持部材30との対向間隔が前記ディスク判別位置に至っても判別部材24はε2方向に、第1のプーリー31はβ1方向に回動させられた状態が維持される。よって、前記第1の検知スイッチ23および第2の検知スイッチ29は共にON状態が維持されるため、制御部CRは挿入されたディスクDが大径ディスクDLであることを検知することができる。
【0058】
制御部CRは、挿入されたディスクDが大径ディスクDLであることを検知した場合には、図7に示すように第1のプーリー31と第1の保持部材26との対向間隔をリニアポジションセンサ16の出力を監視しながら大径ディスクDLを挟持可能な大径ディスク搬送位置まで広げる。
【0059】
すなわち、移動モータM1により第1の移動部材21をX2方向に移動させ、第2の移動部材22をX1方向に移動させる。制御部CRは、第1の保持部材26と第2の保持部材30との対向間隔が、大径ディスクDLを挟持可能な大径ディスク搬送位置に達したことを上記同様にリニアポジションセンサ16の出力で検知すると、移動モータM1を停止させる。また第1の保持部材26と第2の保持部材30との対向間隔が、前記ディスク判別位置から大径ディスク搬送位置に移動中も搬送モータM2が駆動されている。よって、大径ディスクDLは、第1ないし第4の案内プーリー31,32,33,34と第1の保持部材26に支持されたた状態で図示Y1方向の装置奥部方向に移送される。
【0060】
(ディスクの駆動動作)
ディスクD(小径ディスクDS又は大径ディスクDL)がディスク駆動部6に達すると、前記判別部材24がε1方向に、第1のプーリー31がβ2方向に回動させられるため、第1及び第2の検知スイッチ23,29が共にOFF状態に切り換えられる。その後、図示しない別のスイッチがON状態に切り換えられることによって、制御部CRは、ディスクDが図示Y1方向に移動しディスク駆動部6に達したことを検知できる。ディスク駆動部6に移送されたディスクDは、ターンテーブルに載置され、かつクランパによりクランプされる。制御部CRが搬送モータM2を停止させるとともにスピンドルモータおよびピックアップを駆動させることにより、ディスクDの再生動作が行なわれる。
【0061】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、ディスクの縁部を両側方向から保持する第1,第2の保持部材の動作位置を正確に設定することができ且つその位置を把握することができる。
【0062】
また挿入待機時以外ではディスクが挿入できなくなるため、特に機器本体奥部でディスクの交換を行なう際における動作不良の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるディスク装置の内部構造の外観を示す斜視図、
【図2】図1の平面図であるとともにディスク装置の底板を筐体内部方向から見た図、
【図3】挿入口側の機構を示し、主にディスク搬送手段の分解斜視図、
【図4】開閉ドアと押圧片との関係を示す挿入口付近の断面図、
【図5】挿入待機状態(最内径待機位置)における保持部材とディスクとの関係を示す図、
【図6】ディスク判別位置及び小径ディスク搬送位置における保持部材とディスクとの関係を示す図、
【図7】大径ディスク搬送位置における保持部材とディスクとの関係を示す図、
【符号の説明】
1 ディスク装置
3 ストック部
4 挿入口
5 ディスク搬送手段
6 ディスク駆動部
7 開閉ドア
11 第1のラック
12 第2のラック
13 第3のラック
15 支持基台
16 リニアポジションセンサ(位置センサ)
17 回転リンク
18 押圧部材
21 第1の移動部材
22 第2の移動部材
23 第1の検知スイッチ
24 判別部材(判別手段)
26 第1の保持部材
29 第2の検知スイッチ
30 第2の保持部材
31 第1の案内プーリー
32,33,34 第2ないし第4の案内プーリー
40 動力伝達部材
M1 移動モータ
M2 搬送モータ
D ディスク
DS 小径ディスク
DL 大径ディスク

Claims (4)

  1. ディスクの挿入方向へ延び、ディスクの縁部を保持する長溝が形成されてディスクを機器本体内への挿入方向および排出方向へ案内する第1の保持部材と、前記第1の保持部材に対向し、ディスクの挿入方向に並ぶ複数の案内プーリーを有してディスクの縁部を保持し、ディスクに対して前記各方向への搬送力を与える第2の保持部材と、
    前記第1の保持部材と前記第2の保持部材のいずれかをそれぞれ支持してディスクの搬送方向と交叉する方向へ移動する対を成す移動部材と、前記対を成す移動部材を互いに逆向きに同期させて移動させて前記第1の保持部材と前記第2の保持部材の間隔を可変させる動力伝達部と、前記移動部材によって直線的に移動させられて前記移動部材の移動位置を検出する位置センサとを有し、
    前記第1の保持部材には、前記長溝のディスク挿入口側の端部を塞ぐ閉塞部を有し、前記長溝に保持されたディスクによって前記閉塞部が押されたときに検知動作を行う第1の判別手段が設けられ、前記第2の保持部材には、ディスク挿入口側に位置する案内プーリーを支持し、この案内プーリーがディスクで押されたときに検知動作を行う第2の判別手段とが設けられており、
    前記位置センサからの検出出力に基づいて前記移動部材の移動位置を制御し、前記移動部材が移動したときの前記第1と第2の判別手段からの出力に基づいて、挿入されたディスクの径を判別し、この判別に基づいて前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とでディスクを保持可能となるように前記移動部材の位置を制御する制御部と、が設けられていることを特徴とするディスク装置。
  2. 前記制御部により、前記各移動部材の位置が以下のように制御される請求項記載のディスク装置。
    (a)ディスクの挿入待機時には、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材が、小径ディスクを保持できる間隔よりも狭い間隔の待機位置にある、
    (b)前記第1の判別手段と前記第2の判別手段の検知出力によりディスクが挿入されたと判断されたときには、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との間隔が広げられて、ディスク判別位置へ移動する、
    (c)前記第1の保持部材と前記第2の保持部材が前記ディスク判別位置へ移動したときに前記第1の判別手段と前記第2の判別手段の一方がディスクの縁部を検知できないときは小径ディスクと判別し、前記両判別手段がディスクの縁部を検知しているときは大径ディスクと判別する、
    (d)前記(c)の後に、前記保持部材を、小径ディスクを移送できる位置または大径ディスクを移送できる位置へ移動させる、
  3. ディスクの挿入を塞ぐ開閉ドアが設けられており、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材が前記待機位置にあるときに前記開閉ドアを開放させる方向へ押圧し、前記保持部材が前記待機位置から互いに離れる方向へ移動するときに前記押圧を解除して前記開閉ドアの閉鎖を可能とする押圧部材が設けられている請求項記載のディスク装置。
  4. 前記位置センサは、前記移動部材の移動方向に延びる抵抗体と、前記移動部材の移動に基づいて前記抵抗体を摺動する摺動子を有した直線可変抵抗器である請求項1ないしのいずれかに記載のディスク装置。
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