JP4114373B2 - 記録媒体装着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記録媒体装着装置に係り、特に開閉式のカバーを開いてディスク状記録媒体を取り出すよう構成された記録媒体装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の記録媒体装着装置としては、例えばノート型のパーソナルコンピュータ等の電子装置に接続されるCD−R/RW装置がある。ノート型のパーソナルコンピュータでは、CD−R/RW装置をパーソナルコンピュータと別体とすることにより、薄型化及び軽量化が促進されている。
【0003】
この種のCD−R/RW装置では、ケーブル、コネクタを介してノート型のパーソナルコンピュータに接続され、装着されたコンパクト・ディスク(以下、単に「ディスク」と称す)に記憶された情報を光学ピックアップにより読み取ると共に、読み取った情報をパーソナルコンピュータへ転送する。
【0004】
このように、パーソナルコンピュータの操作中にディスクの取り出し操作またはディスクの装着操作を行う場合、記録媒体装着装置の側面等に配設された操作ノブを探す必要がある。そのため、従来のものは、パーソナルコンピュータのディスプレイから目を離して記録媒体装着装置を操作することになるので、パーソナルコンピュータの操作を中断しなければならず、煩わしかった。
【0005】
そこで、操作者がパーソナルコンピュータのキーボードを操作することで、パーソナルコンピュータからカバー開信号がCD−R/RW装置に出力され、自動的にCD−R/RW装置のカバーを開くことができるよう構成されたイジェクト機構が開発されている。
【0006】
この種のイジェクト機構としては、例えば、本出願人が先に提案した特開2001−126460公報に開示されたものがある。この公報に記載されたCD−R/RW装置では、ディスクが収納されるトレイと、トレイの上面に設けられたディスク装着部と、ディスク装着部を開閉するカバーとからなる記録媒体装着装置を有する。トレイの内部には、イジェクト機構と、係止解除駆動部とが設けられている。この係止解除駆動部は、イジェクト用モータと、モータの駆動力を係止部材に伝達する駆動力伝達機構とからなる。イジェクト機構は、係止部材を手動操作によりカバーの係止解除位置へ移動させる手動イジェクト機構と、パーソナルコンピュータ等からの制御信号によりモータが駆動されて係止部材をカバーの係止解除位置へ駆動する電動イジェクト機構とを組み合わせた構成になっている。
【0007】
従って、通常は、パーソナルコンピュータ等からの制御信号により電動イジェクト機構がカバーの係止解除を行い、停電または電気系統の故障などの緊急時には、手動イジェクト機構を操作してカバーの係止解除を行っている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載された従来の記録媒体装着装置では、複数のギヤやレバーが組み合わさった構成であるので、部品点数が多く、構成が複雑化しており、その分製造コストが増大するという問題があった。
【0008】
さらに、上記従来の記録媒体装着装置では、イジェクト機構の設置スペースが広くなり、装置の小型化に対応できず、且つイジェクト動作の信頼性を高めるのに各部品の加工精度を高めなければならない。
【0009】
そこで、本発明は上記課題を解決した記録媒体装着装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有する。
上記請求項1記載の発明は、記録媒体が装着される装着部と、前記装着部を覆う閉位置または前記装着部を露出する開位置へ移動可能に設けられたカバーと、該カバーを閉位置で係止する係止部材と、イジェクト用制御信号の供給により駆動される駆動手段と、前記係止部材と一体に形成され、前記駆動手段からの駆動力により前記係止部材を係止解除位置へ移動させる移動部材と、前記駆動手段と係合する係合部と前記移動部材に当接する当接部とを有し、前記駆動手段からの駆動力が伝達される伝達部材と、該伝達部材前記駆動手段に駆動される駆動位置前記駆動手段から離間した駆動解除位置との間で変位可能に支持する支持ユニットと、手動操作により前記支持ユニットを前記伝達部材の駆動解除位置へ移動させる過程で前記伝達部材の当接部を前記移動部材に当接させて前記係止部材を係止解除位置へ移動させる手動操作部と、を備えており、従来のものよりも部品点数を削減して製造コストを安価に抑えると共に、省スペース化を図ることが可能になる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1に記載の記録媒体装着装置であって、前記伝達部材は、前記駆動手段に設けられるギヤと噛合するギヤ部と、該ギヤ部に形成される軸受部と、該軸受部の半径方向に形成されるカム部と、を有し、前記駆動手段からの駆動力を前記移動部材に伝達するときは、前記ギヤ部の回動に伴い前記カム部が前記移動部材に当接して押圧することにより前記係止部材を係止解除位置へ移動させ、前記手動操作部によって前記支持ユニットを前記伝達部材の駆動解除位置へ移動させるときは、前記支持ユニットの移動に伴い前記軸受部を前記移動部材に当接させて前記係止部材を係止解除位置へ移動させることを特徴とするものである。
【0011】
図1及び図2に示されるように、CD−R/RW装置10は、ノート型パーソナルコンピュータ(図示せず)に接続ケーブルを介して接続されるポータブル型の装置である。このCD−R/RW装置10は、記録媒体としてのディスク(図示せず)が収納されるトレイ11と、トレイ11の上面に設けられたディスク装着部12と、ディスク装着部12を開閉するカバー14とからなる記録媒体装着装置を有する。
【0012】
ディスク装着部12は、装着されたディスクを回転駆動するターンテーブル16を有する。尚、図1及び図2において、ターンテーブル16の下部には、ターンテーブル16を回転駆動するスピンドルモータが設けられているが、ターンテーブル16に隠れて見えない。
【0013】
また、トレイ11には、ターンテーブル16に装着されたディスクに記録された情報を読み取る光ピックアップ18が設けられている。この光ピックアップ18は、トレイ11の内部に設けられたピックアップ駆動機構(図示せず)によりディスク半径方向に形成された開口19に沿って移動すると共に、対物レンズ18aからレーザ光をディスクの記録面に照射して反射光から情報を読み取る。
【0014】
また、トレイ11には、カバー14の開動作によりディスクを制動するディスク制動機構17が設けられている。このディスク制動機構17は、カバー14を開いたときにディスクの回転を制動する制動部材20と、カバー14が閉蓋しているときに制動部材20を制動解除位置(ディスクの外周から離間する位置)へ移動させる制動解除部材45とを有する。従って、制動部材20は、カバー14が閉じているときは、カバー14の下面に設けられた制動解除部材45に押圧されてディスク装着部12の外側に移動しており、ターンテーブル16に装着されたディスクから離間している。
【0015】
カバー14は、トレイ11の後部に設けられた3箇所の軸受部52により開閉方向に回動可能に支持されると共に、カバー開機構54により開方向に附勢されている。カバー開機構54は、後述するように、カバー14を開方向に附勢するトーションバネ56と、トーションバネ56に支持されたローラ58と、カバー14に設けられローラ58に当接するカム部60とからなる。
【0016】
また、カバー14の下面には、係止部材24に係止される被係止部42と、トレイ11内に取り付けられたマイクロスイッチ(図示せず)に当接してカバー14が閉位置に移動したことを検出するための検出ピン44と、制動解除部材45とが突出している。
【0017】
トレイ11には、カバー14の閉蓋時に検出ピン44が挿入される挿入孔48が開口している。この挿入孔48の下方には、検出ピン44が挿入される位置に閉蓋検出スイッチ49(図3中、破線で示す)が設けられている。この閉蓋検出スイッチ49は、カバー14が閉蓋位置で係止部材24に係止された状態のときに検出ピン44に押圧されてオンに切り替わり、係止部材24が係止解除位置へ移動してカバー14が開動作する際に検出ピン44が離間してオフに切り替わる。
【0018】
図3はイジェクト機構21の取付位置を示すCD−R/RW装置10の平面図である。
図3に示されるように、CD−R/RW装置10は、手動操作によりカバー14の係止を解除する手動イジェクト機構とパーソナルコンピュータ等からの制御信号によりモータを駆動させてカバー14の係止を解除する電動イジェクト機構とを組み合わせたイジェクト機構21を有する。
【0019】
このイジェクト機構21は、トレイ11の前端上面に形成された凹部11bには、カバー14の被係止部42を係止する係止部材24が設けられている。この係止部材24は、トレイ11の左右方向(C,D方向)にスライド可能に設けられている。そして、係止部材24は、D方向にスライドすることで被係止部42から離間してカバー14の係止を解除する。
【0020】
図4はカバー14を閉蓋位置に係止した状態を示す縦断面図である。
図4に示されるように、カバー14の下面には、閉蓋時に係止部材24に係止される被係止部42が設けられている。この被係止部42は、閉蓋時にトレイ11の凹部11bに進入するようにカバー14の下面より突出している。
【0021】
また、係止部材24及び被係止部42は、互いに係止する爪部24a,42aを有し、カバー14を閉じる際に傾斜部24b,42bが当接することで係止部材24がD方向にスライドし、カバー14が閉位置に至ると、係止部材24がC方向に復帰して爪部24a,42aが互いに引っ掛かって被係止部42を係止する。
【0022】
図5はCD−R/RW装置10の底面図である。
図5に示されるように、トレイ11の底部には、円弧状のガイド孔11bが設けられている。このガイド孔11bには、イジェクト機構21の手動操作部材として機能する操作ピン22が摺動可能に嵌合している。尚、操作ピン22は、図4に示されるように、ガイド孔11bより下方に突出していない。これにより、CD−R/RW装置10では、記録再生動作中に不用意にイジェクト手動操作が行われることが防止される。
【0023】
そのため、停電時または電気系統の故障などのときにイジェクト機構21を手動操作する場合は、ガイド孔11bに先細形状あるいは針金状のもの(例えば、クリップなど)を挿入して操作ピン22をガイド孔11bに沿って回動させることで係止部材24を係止解除方向(D方向)へ移動させることができる。
【0024】
図6はイジェクト機構21の構成を拡大して示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。
図6(A)(B)及び図4に示されるように、イジェクト機構21は、トレイ11の底板に固定される取付ベース26と、取付ベース26に取り付けられたイジェクトモータ28と、イジェクトモータ28に駆動されるウォーム30と、ウォーム30に噛合するカムギヤ(伝達部材)32を支持する支持アーム(支持ユニット)34と、支持アーム34を反時計方向に付勢するコイルバネ36と、カムギヤ32により駆動されるスライド部材(移動部材)38と、スライド部材38の移動位置を検出する位置検出スイッチ39とから構成されている。
【0025】
イジェクトモータ28は、後述するようにCD−R/RW装置10に搭載された制御回路によって制御されており、CD−R/RW装置10がケーブルを介して接続されたパーソナルコンピュータ(図示せず)からのカバー開信号の入来により回転駆動され、位置検出スイッチ39がオン信号からオフ信号に切り替わったことに応じて回転を停止する。
【0026】
位置検出スイッチ39は、係止部材24を有するスライド部材38が係止解除位置に移動したときにオンに切り替わり、係止部材24及びスライド部材38が係止位置に復帰したときにオフに切り替わる。
【0027】
また、スライド部材38は、係止部材24が一体に形成されており、コイルバネ46によりC方向に付勢されている。従って、スライド部材38は、コイルバネ46のばね力により被係止部42を係止する係止位置に保持されている。
【0028】
そのため、カバー14が閉じられると、被係止部42に押圧された係止部材24がD方向に移動するが、コイルバネ46のばね力により係止位置に復帰して被係止部42を係止する(図4参照)。
【0029】
イジェクト機構21は、カムギヤ32を支持する支持アーム34を回動させることでスライド部材38を直接イジェクト動作させることができるので、従来のものよりも部品点数を削減して製造コストを安価に抑えると共に、省スペース化を図ることができる。
【0030】
図7は取付ベース26の構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は右側面図である。
図7(A)〜(C)に示されるように、取付ベース26は、ベース26aに軸孔26b及び貫通孔26cと、取付孔26dとが設けられている。軸孔26bは、支持アーム34の軸50を軸承する孔であり、貫通孔26cは、操作ピン22を貫通させるための孔であり、円弧状に形成されている。
【0031】
取付孔26dは、取付ベース26をトレイ11の底部に固定するための孔である。また、取付ベース26は、検出スイッチ39が取り付けられるスイッチ取付面26eと、スライド部材38の移動方向をガイドするガイド孔26fと、コイルバネ46の一端が当接するばね受け26gと、イジェクトモータ28が取り付けられるモータ取付部26hとを有する。
【0032】
図8はスライド部材38の構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は左側面図である。
図8(A)〜(C)に示されるように、スライド部材38は、取付ベース26上を摺動する摺動部38aと、コイルバネ46が挿入される円筒部38bと、摺動部38aの側方に延在する延在部38cと、延在部38cの先端に形成されたカム当接部38dと、鉤型に形成された段部38eと、D方向への移動により位置検出スイッチ39(図6参照)の可動切片39aに当接する当接部38fと、を有する。また、摺動部38aの上面には、係止部材24が一体形成されており、垂直方向に起立している。
【0033】
図9は支持アーム34の構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は左側面図である。
図9(A)〜(C)に示されるように、支持アーム34は、軸50が挿通される軸孔34aと、カムギヤ32の軸52が挿通される軸孔34bと、コイルバネ36の一端が掛止されるばね掛止孔34cを有する。また、支持アーム34の下面には、操作ピン22が固着されている。
【0034】
図10はカムギヤ32の構成を示す図であり、(A)は正面半断面図、(B)は底面図である。
図10(A)及び図10(B)に示されるように、カムギヤ32は、外周にウォーム30と噛合する歯が形成されたウォームギヤ部32aと、ウォームギヤ部32aの下面より突出する円筒状の軸受部32bと、軸受部32bの外周より半径方向に突出するカム部32cとを有する。カム部32cは、軸受部32bの外周より半径方向に突出しており、カムギヤ32の回動によりスライド部材38のカム当接部38dに当接することでスライド部材38及び係止部材24を掛止解除方向に移動させる。
【0035】
また、円筒状に突出する軸受部32bは、カムギヤ32の回動によりカム部32cがスライド部材38のカム当接部38dから離間すると、スライド部材38がコイルバネ46のばね力によりC方向に復帰するため、スライド部材38の段部38eに当接する。
【0036】
また、カムギヤ32は、支持アーム34の軸孔34bに嵌合支持された軸52により回転自在に支持されるため、操作ピン22が操作されて支持アーム34が回動操作された場合、円筒状の軸受部32bが段部38eに当接してスライド部材38及び係止部材24を掛止解除方向に移動させられる。
【0037】
ここで、カバー14を開蓋動作させるカバー開機構54について説明する。
図11はカバー開機構54を拡大して示す斜視図である。また、図12はカバー開機構54を拡大して示す側断面図である。尚、図11はカバー14が全開位置に回動したときの状態を示しており、図12はカバー14が閉位置に係止された状態を示している。
【0038】
図11及び図12に示されるように、カバー開機構54は、カバー14を開方向に附勢するトーションバネ56と、トーションバネ56に支持されたローラ58と、カバー14に設けられローラ58に当接するカム部60とからなる。また、カバー14の軸受部52とトレイ11の軸受部88との間には、軸90が挿通されており、この軸90を中心に上下方向に回動して開閉する。
【0039】
トーションバネ56は、コイル部56aと、コイル部56aの一側から接線方向に延在してトレイ11に掛止される掛止部56bと、コイル部56aの他側から接線方向に延在し先端部分がU字状に折曲されたローラ支持部56cとを有する。トーションバネ56のローラ支持部56cは、ローラ58が回転自在に支持されている。
【0040】
ローラ58は、カム部60に当接する円筒状の回転部58aと、回転部58aの両側に設けられた回転部58aより大径な鍔部58b,58cとからなる。また、ローラ58は、一対の鍔部58b,58cの間隔がカム部60の幅よりも若干広い寸法に形成されており、鍔部58b,58cがカム部60の側面に当接して回転部58aがカム部60から外れないようにしている。
【0041】
カム部60は、カバー14が閉位置で係止されたときローラ58が当接する第1のカム面60aと、カバー14を半開位置で掛止する段部60bと、カバー14を全開位置に押圧する際に当接する第2のカム面60cとを有する。
【0042】
次に上記カバー開機構54の動作について説明する。
【0043】
図13はカバー14の開動作の第1段階を示す側面図である。また、図14はカバー14の開動作の第2段階を示す側面図である。
【0044】
前述したように、手動操作または電動によりスライド部材38がカバー14の係止解除方向(D方向)に移動すると、係止部材24がカバー14に設けられた被係止部42から離間してカバー14の係止を解除する。
【0045】
これにより、カバー14は、トーションバネ56のバネ力により開方向に附勢されているので、係止部材24の係止解除動作と共に上方に回動する。カバー14が閉位置に係止されているときは、図12に示されるように、トーションバネ56に設けられたローラ58がカム部60の第1のカム面60aに当接している。トーションバネ56のバネ力がローラ58を介してカム部60の第1のカム面60aに作用している。
【0046】
そして、係止部材24による係合部24bの係止が解除されると共に、カバー14は上方に回動しはじめる。このカバー14の開方向への回動に伴って、ローラ58は、図13に示されるように、カム部60の第1のカム面60aを転動して段部60bに当接する。
【0047】
この段階では、カム部60の段部60bがローラ58に当接することによりカバー14の開動作が制限される。すなわち、ローラ58を支持するトーションバネ56の回転半径とカム部60の段部60bの回動半径とが交差しているので、カム部60の段部60bは、ローラ58によって開方向への回動が阻止される。従って、カバー14は、上記のように係止部材24のイジェクト動作が行われてもローラ58がカム部60の段部60bに当接する半開位置で停止する。
【0048】
このように、カバー14が半開位置で停止するため、トレイ11内のディスク装着部12に装着されたディスクが惰性で回転している状態でカバー14が全開になることが防止される。
【0049】
そして、操作者は、図14に示されるように、半開状態のカバー14を手動で開方向に回動させてカバー14を全開させる。カバー14が所定角度で傾斜した全開位置に回動すると、カバー14の後部に設けられた突部14aがトレイ11の後部に設けられた当接部11aに当接してカバー14を全開位置に保持すると共に、カバー14の開方向への回動が規制される。尚、ターンテーブル16を回転するモータは、イジェクト操作により回転を停止させるが、実際には惰性によりおよそ1〜3秒間かかって停止する。従って、カバー14は、ターンテーブル16が停止した後、全開させられる。
【0050】
ここで、イジェクト機構21の動作について▲1▼電動イジェクト動作、▲2▼手動イジェクト動作の順に説明する。
【0051】
図15は電動イジェクト動作によるカバー14の係止解除動作を説明するための図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。
図15(A)(B)に示されるように、イジェクト機構21は、パーソナルコンピュータ(図示せず)からイジェクトを指示する制御信号が入力されると、イジェクトモータ28を回転駆動する。イジェクトモータ28の回転駆動力は、ウォーム30を介してカムギヤ32に伝達される。
【0052】
カムギヤ32は、軸受部32bの外周より半径方向に突出するカム部32cを有するため、反時計方向へ回動することによりカム部32cがスライド部材38のカム当接部38dに当接する。これにより、スライド部材38は、カムギヤ32のカム部32cに押圧されてD方向へ移動する。
【0053】
スライド部材38と一体に設けられた係止部材24は、カバー14の被係止部42から離間してカバー14の係止を解除する。そのため、カバー14は、前述したカバー開機構54のトーションバネ56のバネ力により開蓋動作してトレイ11のディスク装着部12を開放する。
【0054】
また、スライド部材38が係止解除位置に至ると、当接部38fが位置検出スイッチ39の可動切片39aに当接し、位置検出スイッチ39をオンに切り替える。
【0055】
図16は電動イジェクト動作によるカバー14の係止解除後の動作を説明するための図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。
図16(A)(B)に示されるように、イジェクト機構21は、カムギヤ32が反時計方向に回動してカバー14の係止を解除した後、カムギヤ32の回動によりカム部32cがスライド部材38のカム当接部38dから離間する。そのため、スライド部材38は、カム部32cによる押圧力が作用しなくなるので、コイルバネ46のばね力によりC方向に移動する。
【0056】
そして、スライド部材38の段部38eは、カムギヤ32の下面から円筒状に突出する軸受部32bに当接してイジェクト動作前の位置に復帰する。また、スライド部材38の当接部38fが位置検出スイッチ39の可動切片39aから離間して、位置検出スイッチ39をオフに切り替える。これで、制御回路は、カバー14の電動イジェクト動作が完了したものと判断してイジェクトモータ28の回転を停止させる。
【0057】
図17は手動イジェクト動作によるカバー14の係止解除動作を説明するための図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。
図17(A)(B)に示されるように、イジェクト機構21は、停電または電気系統の故障などによりイジェクトモータ28が回転駆動できない場合、カバー開信号が制御回路に供給されても電動イジェクト動作によりカバー14の係止を解除できない。
【0058】
このような場合、操作者は、手動操作でカバー14の係止を解除する。すなわち、操作者は、トレイ11の下面に設けられたガイド孔11bに先細形状あるいは針金状のもの(例えば、クリップなど)を挿入して操作ピン22をガイド孔11b(図5参照)に沿ってE方向へ回動させる。
【0059】
これにより、操作ピン22が結合された支持アーム34が軸50を中心にE方向に回動すると共に、カムギヤ32の円筒状の軸受部32bがスライド部材38の段部38eに当接してスライド部材38及び係止部材24が掛止解除方向(D方向)に移動する。
【0060】
スライド部材38と一体に設けられた係止部材24は、カバー14の被係止部42から離間してカバー14の係止を解除する。そのため、カバー14は、前述したカバー開機構54のトーションバネ56のバネ力により開蓋動作してトレイ11のディスク装着部12を開放する。
【0061】
また、操作ピン22の手動操作を止めると、スライド部材38がコイルバネ46のばね力によりカバー係止位置(C方向)に復帰すると共に、操作ピン22がコイルバネ36のばね力によりガイド孔11b(図5参照)に沿って手動操作前の位置(F方向)へ回動する。
【0062】
カムギヤ32は、移動方向がギヤ歯の突出方向と略同方向であるので、ウォーム30に対する離間または再噛合の動作がスムーズであり、ギヤ歯の破損が防止されている。
【0063】
イジェクト機構21の電動イジェクト動作中、例えば、図15に示す係止解除動作状態のときに、電源が落とされて電動イジェクト動作が途中で停止した場合、係止部材24が係止解除位置で停止しているので、カバー14を閉位置で係止できなくなる。そのような場合、操作ピン22をE方向に回動操作することにより、係止部材24を係止位置へ復帰させることができる。
【0064】
また、電動イジェクト動作中に図15に示す動作状態で停止した場合には、手動操作で操作ピン22をE方向に回動させる。これにより、支持アーム34及びカムギヤ32がE方向に回動し、カムギヤ32がウォーム30から離間して(歯と歯の噛み合いが外れて)回動フリー状態になる。
【0065】
これにより、スライド部材38がコイルバネ46のばね力によりカムギヤ32のカム部32cを押圧しつつC方向に移動して係止位置へ至る。このとき、カムギヤ32は、カム部32cをスライド部材38に押圧されることによりE方向に回動する。
【0066】
この後、操作ピン22に対する操作を解除すると、支持アーム34はこれにより、6のばね力によりF方向に回動し、カムギヤ32がウォーム30に噛合して図6に示す初期状態に復帰する。
【0067】
ここで、CD−R/RW装置10に搭載された制御回路について説明する。
図18はCD−R/RW装置10に搭載された制御回路及び各機器との概略構成を示すブロック図である。
【0068】
図18に示されるように、CD−R/RW装置10の制御回路92は、上記位置検出スイッチ39、閉蓋検出スイッチ49、光ピックアップ18、イジェクトモータ28、ターンテーブル16を駆動するターンテーブル駆動モータ94と接続されている。また、制御回路92は、ケーブル95を介して外部のパーソナルコンピュータ96と接続されている。
【0069】
パーソナルコンピュータ96は、CD−R/RW装置10の制御回路92に対ししてキーボードあるいはマウスの操作により各種制御信号(記録信号、再生信号、カバー開信号など)を出力する。CD−R/RW装置10の制御回路92は、パーソナルコンピュータ96から入力された制御信号に応じて光ピックアップ18、ターンテーブル駆動モータ94を駆動して情報の記録または再生を行い、カバー開信号の入力によりターンテーブル駆動モータ94を停止させると共に、イジェクトモータ28を回転駆動してカバー14を開蓋動作させる。
【0070】
図19は制御回路92が実行する制御処理のフローチャートである。
図19に示されるように、制御回路92は、ステップS11(以下「ステップ」を省略する)でパーソナルコンピュータ96からカバー開信号が入力されると、S12に進み、光ピックアップ18による情報の書き込み(記録モード)が終了しているかどうかをチェックする。
【0071】
S12において、光ピックアップ18による情報の書き込みが終了しているときは、S13に進み、イジェクトモータ28を回転駆動させる。これにより、イジェクトモータ28の回転駆動力は、ウォーム30を介してカムギヤ32に伝達される。また、S12において、光ピックアップ18による情報の書き込みが行われているときは、今回の処理を終了する。
【0072】
カムギヤ32は、反時計方向へ回動することによりカム部32cがスライド部材38のカム当接部38dに当接して、スライド部材38をD方向へ移動させ、カバー14の係止を解除する(図15参照)。そのため、カバー14は、前述したカバー開機構54のトーションバネ56のバネ力により開蓋動作してトレイ11のディスク装着部12を開放してディスク交換が可能になる。
【0073】
次のS14では、位置検出スイッチ39がオンに切り替わったことを確認する。S14において、スライド部材38が係止解除位置に至ることにより、当接部38fが位置検出スイッチ39の可動切片39aに当接し、位置検出スイッチ39がオンに切り替わると、S15に進み、位置検出スイッチ39の可動切片39aがオフに切り替わったかどうかをチェックする。
【0074】
カバー14の係止を解除した後、さらにカムギヤ32が回動すると、カム部32cがスライド部材38のカム当接部38dから離間する。そのため、スライド部材38は、コイルバネ46のばね力によりC方向に移動して当接部38fが位置検出スイッチ39の可動切片39aから離間して、位置検出スイッチ39をオフに切り替える(図16参照)。
【0075】
S15において、位置検出スイッチ39の可動切片39aがオフに切り替わると、S16に進み、イジェクトモータ28への通電を止めてイジェクトモータ28による回転駆動を停止させる。
【0076】
続いて、S17に進み、閉蓋検出スイッチ49がオンになったかどうかをチェックする。カバー14がカバー開機構54のトーションバネ56のバネ力により開蓋動作すると、検出ピン44が閉蓋検出スイッチ49から離間して閉蓋検出スイッチ49がオフに切り替わる。
【0077】
従って、S17において、閉蓋検出スイッチ49がオフになると、カバー14が開動作したものと判断して今回の処理を終了する。また、S17において、閉蓋検出スイッチ49がオンのままであるときは、カバー14が開かないと判断してS20に進み、アラームを発する。
【0078】
これにより、操作者は、カバー14が開かないことに気付き、原因を調べる。そして、電気系統の故障が原因のときは、操作ピン22をガイド孔11b(図5参照)に沿ってE方向へ回動させてカバー14を開く。
【0079】
また、上記S15において、位置検出スイッチ39の可動切片39aがオフに切り替わらないときは、S18に進み、所定時間t1が経過したかどうかをチェックする。S18において、所定時間t1が経過しないときは、S15に戻り、再度、位置検出スイッチ39の可動切片39aがオフに切り替わったかどうかをチェックする。
【0080】
また、上記S18において、所定時間t1が経過したときは、何らかの異常によりカバー14が開かないものと判断し、S19に進み、イジェクトモータ28への通電を止めてイジェクトモータ28による回転駆動を停止させる。
【0081】
その後、S20に進み、アラームを発する。これにより、操作者は、カバー14が開かないことに気付き、原因を調べる。そして、電気系統の故障が原因のときは、操作ピン22をガイド孔11b(図5参照)に沿ってE方向へ回動させてカバー14を開く。
【0082】
尚、停電時は、アラームが鳴らない。そのため、操作者は、電源が来ていないことを確認してから操作ピン22をガイド孔11bに沿ってE方向へ回動させてカバー14を開く。
【0083】
ここで、位置検出スイッチ39、閉蓋検出スイッチ49、イジェクトモータ28のオン・オフのタイミングについて説明する。
図20(A)〜(C)は電動イジェクト動作が正常に行われたときのタイミングチャートである。
【0084】
パーソナルコンピュータ96からカバー開信号が入力されてカバー14が正常に開いたときは、図20(C)に示すように、イジェクトモータ28がオン(図19のS13参照)になってカムギヤ32が反時計方向に回動され、図20(A)に示すように、位置検出スイッチ39がオン(図19のS14参照)になる。図20(B)に示すように、カバー14が開くと、閉蓋検出スイッチ49がオフになる。
【0085】
そして、スライド部材38がコイルバネ46のばね力により係止位置に復帰して位置検出スイッチ39がオフ(図19のS15参照)になった後、イジェクトモータ28をオフ(図19のS16参照)にする。
【0086】
図21(A)〜(C)は電動イジェクト動作時にカバー14が半開きで停止したときのタイミングチャートである。
例えば、パーソナルコンピュータ96からカバー開信号が入力された後、カバー14が開動作の途中で停止したときは、図21(C)に示すように、イジェクトモータ28がオン(図19のS13参照)になってカムギヤ32が反時計方向に回動され、図21(A)に示すように、位置検出スイッチ39がオン(図19のS14参照)になる。
【0087】
ところが、カバー14が僅かに開き、係止部材24の爪部24a先端と被係止部42の爪部42a先端が当接した状態で停止すると、係止部材24と一体のスライド部材38がD方向側の位置(図15に示す位置)に保持されたカバー半開き状態のままとなる。
【0088】
このような状態では、図21(B)に示すように、スライ部材38の当接部38fが位置検出スイッチ39に当接しているので、位置検出スイッチ39がオンのまま保持されることになる。この場合、位置検出スイッチ39が所定時間内にオフに切り替わらないことに応じてイジェクトモータ28をオフにしてアラームを発する(図19のS15−S18−S19−S20の処理)。
【0089】
尚、カバー14が半開きで停止する場合、開き量の大小によって閉蓋検出スイッチ49がオフになる場合(図21(B)の破線を参照)とオンのままの場合(図21(B)の実線を参照)があるが、いずれの場合であっても位置検出スイッチ39の信号からエラーを検出してアラームを発する。
【0090】
図22(A)〜(C)は電動イジェクト動作時にカバー14が閉じたままであるときのタイミングチャートである。
例えば、パーソナルコンピュータ96からカバー開信号が入力された後、カバー14が開動作しないときは、図22(C)に示すように、イジェクトモータ28がオン(図19のS13参照)になってカムギヤ32が反時計方向に回動され、図22(A)に示すように、位置検出スイッチ39が一旦オン(図19のS14参照)になった後、オフ(図19のS15参照)になる。
【0091】
ところが、図22(B)に示すように、カバー14が閉じた状態で停止している場合、検出ピン44が閉蓋検出スイッチ49に当接しているので、閉蓋検出スイッチ49がオンのまま保持されることになる。この場合、イジェクトモータ28が駆動されているのにカバー14が閉じているので、アラームを発する(図19のS20参照)。
【0092】
尚、上記実施の形態では、CD−R/RW装置10に用いられた構成を一例として挙げたが、これに限らず、例えばCD−ROM装置、DVD―ROM装置、DVD―RAM装置、DVD―R/RW装置、あるいは光磁気ディスク装置などにも適用できるのは勿論である。
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、従来のものよりも部品点数を削減して製造コストを安価に抑えると共に、省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる記録媒体装着装置が適用されたCD−R/RW装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】記録媒体装着装置のカバーを外した状態の平面図である。
【図3】イジェクト機構21の取付位置を示すCD−R/RW装置10の平面図である。
【図4】カバー14を閉蓋位置に係止した状態を示す縦断面図である。
【図5】CD−R/RW装置10の底面図である。
【図6】イジェクト機構21の構成を拡大して示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図7】取付ベース26の構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は右側面図である。
【図8】スライド部材38の構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は左側面図である。
【図9】支持アーム34の構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は左側面図である。
【図10】カムギヤ32の構成を示す図であり、(A)は正面半断面図、(B)は底面図である。
【図11】カバー開機構54を拡大して示す斜視図である。
【図12】カバー開機構54を拡大して示す側断面図である。
【図13】カバー14の開動作の第1段階を示す側面図である。
【図14】カバー14の開動作の第2段階を示す側面図である。
【図15】電動イジェクト動作によるカバー14の係止解除動作を説明するための図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図16】電動イジェクト動作によるカバー14の係止解除後の動作を説明するための図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図17】手動イジェクト動作によるカバー14の係止解除動作を説明するための図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図18】CD−R/RW装置10に搭載された制御回路及び各機器との概略構成を示すブロック図である。
【図19】制御回路92が実行する制御処理のフローチャートである。
【図20】電動イジェクト動作が正常に行われたときのタイミングチャートである。
【図21】電動イジェクト動作時にカバー14が半開きで停止したときのタイミングチャートである。
【図22】電動イジェクト動作時にカバー14が閉じたままであるときのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 CD−R/RW装置
11 トレイ
12 ディスク装着部
14 カバー
16 ターンテーブル
18 光ピックアップ
21 イジェクト機構
22 操作ピン
24 係止部材
42 被係止部
44 検出ピン
49 閉蓋検出スイッチ
26 取付ベース
28 イジェクトモータ
30 ウォーム
32 カムギヤ
34 支持アーム
36,46 コイルバネ
38 スライド部材
39 位置検出スイッチ
54 カバー開機構
56 トーションバネ
92 制御回路
94 ターンテーブル駆動モータ
96 パーソナルコンピュータ

Claims (2)

  1. 記録媒体が装着される装着部と、
    前記装着部を覆う閉位置または前記装着部を露出する開位置へ移動可能に設けられたカバーと、
    該カバーを閉位置で係止する係止部材と、
    イジェクト用制御信号の供給により駆動される駆動手段と、
    前記係止部材と一体に形成され、前記駆動手段からの駆動力により前記係止部材を係止解除位置へ移動させる移動部材と、
    前記駆動手段と係合する係合部と前記移動部材に当接する当接部とを有し、前記駆動手段からの駆動力が伝達される伝達部材と、
    該伝達部材前記駆動手段に駆動される駆動位置前記駆動手段から離間した駆動解除位置との間で変位可能に支持する支持ユニットと、
    手動操作により前記支持ユニットを前記伝達部材の駆動解除位置へ移動させる過程で前記伝達部材の当接部を前記移動部材に当接させて前記係止部材を係止解除位置へ移動させる手動操作部と、
    を備えてなることを特徴とする記録媒体装着装置。
  2. 請求項1に記載の記録媒体装着装置であって、
    前記伝達部材は、
    前記駆動手段に設けられるギヤと噛合するギヤ部と、
    該ギヤ部に形成される軸受部と、
    該軸受部の半径方向に形成されるカム部と、を有し、
    前記駆動手段からの駆動力を前記移動部材に伝達するときは、前記ギヤ部の回動に伴い前記カム部が前記移動部材に当接して押圧することにより前記係止部材を係止解除位置へ移動させ、
    前記手動操作部によって前記支持ユニットを前記伝達部材の駆動解除位置へ移動させるときは、前記支持ユニットの移動に伴い前記軸受部を前記移動部材に当接させて前記係止部材を係止解除位置へ移動させることを特徴とする記録媒体装着装置。
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