JP2004173647A - 釣り用バケツ - Google Patents
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Abstract
【課題】へこみや潰れが起きず常時開口が開いている釣り用バケツを提供することである。
【解決手段】容器本体1は、例えばエチレン酢酸ビニ−ル等の合成樹脂シ−トで形成され防水性と柔軟性を有し、周辺部1bの一側と他側が重ねられて高周波溶着等で溶着固定され、周辺部1bの下端の外側に折り返された溶着部1cが底面1dに重ねられて高周波溶着等で溶着固定されて直方体に形成されている。
容器本体1の周辺部1bに使用される合成樹脂シ−トには外側に複数本の円弧状の凸部1gが、開口側から底面1d側まで上下方向に長く形成されている。
周辺部1bの内側面1hは滑面に形成されている。
合成樹脂シ−トの厚さは0.5〜1.0mm程度で、凸部1gの高さは合成樹脂シ−トの厚さの1/3〜3が好ましい。
【選択図】 図4
【解決手段】容器本体1は、例えばエチレン酢酸ビニ−ル等の合成樹脂シ−トで形成され防水性と柔軟性を有し、周辺部1bの一側と他側が重ねられて高周波溶着等で溶着固定され、周辺部1bの下端の外側に折り返された溶着部1cが底面1dに重ねられて高周波溶着等で溶着固定されて直方体に形成されている。
容器本体1の周辺部1bに使用される合成樹脂シ−トには外側に複数本の円弧状の凸部1gが、開口側から底面1d側まで上下方向に長く形成されている。
周辺部1bの内側面1hは滑面に形成されている。
合成樹脂シ−トの厚さは0.5〜1.0mm程度で、凸部1gの高さは合成樹脂シ−トの厚さの1/3〜3が好ましい。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器本体の周辺部がへこみ、潰れることを補強した釣り用バケツの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から釣り用バケツは合成樹脂のシ−ト材で形成され、撒き餌を入れたり、釣れた魚を入れておく等の用途に使用されており、釣りをしている最中は釣り人は常に足元に置いて使用している。
釣り用バケツは柔軟性を有する合成樹脂シ−トで形成されていると、使用しないときは折り畳んで置くことも出来て携帯に便利であるが、使用しているときは容器が自立して開口が広がっていることが好ましいが、自立性がなく、特許文献1のように撒き餌をする時には硬質ボ−ドを挿入しなければならないことになる。
他方、厚い合成樹脂のシ−ト材で形成して自立性の向上を図ると、重量アップになる。
【0003】
【特許文献1】特開2001−86913号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来の釣り用バケツは、柔軟性を有する合成樹脂シ−トで形成されているため使用しないときは折り畳んで置くことも出来る反面自立性に弱く、釣り場で使用する時へこんで潰れてしまい、厚い合成樹脂のシ−ト材で形成して自立性の向上を図ると、重量アップになる。
【0005】
本発明の目的は前記欠点に鑑み、重量アップを抑えてへこみや潰れが起きず常時開口が開いている釣り用バケツを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、
請求項1に係わる本発明は、合成樹脂シ−トで成形した容器本体の周辺部の外側に上下方向に向けて凸部を形成すると共に周辺部の内側を滑面としたことを要旨とするものである。
請求項2に係わる本発明は、前記凸部は合成樹脂シ−トに一体に形成されていることを要旨とするものである。
請求項3に係わる本発明は、前記合成樹脂シ−トには熱プレス加工によって凸部を形成したことを要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明により、容器本体1の周辺部1bの周囲に複数本の凸部1g、1i、1jが、開口1a側から底面1d側まで上下方向のへこみや潰れが起き易い位置に長く形成されることで、自立性が向上し、へこみや潰れが起き難い釣り用バケツが提供できる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明すると、図1から図5は第1実施例で、図1はハンドルが開口側に倒伏された釣り用バケツの斜視図、図2は釣り用バケツの正面図、図3は支持部と容器本体とハンドルの要部拡大断面側面図、図4は容器本体の断面平面図、図5は容器本体が潰れる場合の説明断面図である。
【0009】
釣り用バケツは容器本体1の上方の開口1aが蓋体2で閉塞可能で、容器本体1の長手方向の両側部に支持部3、3が固定されて支持部3、3にハンドル4、4が回動して起立及び倒伏可能に取り付けられている。
容器本体1と蓋体2は、例えばエチレン酢酸ビニ−ル等の合成樹脂シ−トで形成され防水性と柔軟性を有している。
容器本体1は周辺部1bの一側と他側が重ねられて高周波溶着等で溶着固定され、周辺部1bの下端の外側に折り返された溶着部1cが底面1dに重ねられて高周波溶着等で溶着固定されて直方体に形成されている。
【0010】
容器本体1の周辺部1bの開口縁に金属線5がシ−ト材で包み込まれ、周辺部1bは開口1aにおいて内側から外側へ折り返されて周辺部1bに高周波溶着等で溶着固定または縫着されて固定部1eとなり、折り返しの端部1fは固定部1eより突出されている。
折り返しの端部1fには係止チャック6の一方の帯布6aが縫着されている。一方の帯布6aに固定された一方の係合部6bは容器本体1の周辺部1b上部より上方に突出されて固定部1eと折り返しの端部1fは一方の帯布6aで覆われている。
【0011】
容器本体1の周辺部1bに使用される合成樹脂シ−トには図1から図4のように外側に複数本の円弧状の凸部1gが、開口1aの折り返し固定部1eや支持部3、3位置を除く開口1a側から底面1d側まで上下方向に連続して形成されている。
周辺部1bの内側面1hは滑面に形成されている。
合成樹脂シ−トの厚さは0.5〜2.0mm程度で、凸部1gの高さは凸部を有しない場合に比べ合成樹脂シ−トの剛性が大きくなるように形成すればよく0.1mm以上が好ましい。
又、凸部1gはあまり高くしても撒き餌等の汚れが付着したり、釣針が掛かるため2.0mm以下がよい。
【0012】
図5のように、凸部のない柔軟性を有する合成樹脂製シ−トで容器本体1が形成されて上から押し潰すように力が働くと、周辺部1bの高さの中程で湾曲して厚さが0.5〜2.0mm程度の合成樹脂シ−トでは曲率半径rが15mm程度の曲がりになり、自立性が弱いが、図1から図4のように複数本の凸部1gが周辺部1bの周囲に形成されると、自立性が向上することになる。
その時凸部1gの上下方向の長さは少なくとも図5のR(少なくとも30mm)の範囲以上設けることが好ましい。
合成樹脂シ−トの複数本の凸部1gは予め形成されたシ−トを使用してもよいし、熱加工プレスによって加工形成してもよい。
【0013】
容器本体1の開口1aの一側に蓋体2のヒンジ部7が固定されている。
容器本体1の開口1a周囲と蓋体2の周囲には係止チャック6が取り付けられ、蓋体2に係止チャック6の他方の帯布6cが縫着されている。
係止チャック6は開口1aの上方に沿って設けられているため、支持部3に開閉操作が規制されにくい。
支持部3は、例えばエチレン酢酸ビニ−ル等で側面凸字形に下端部3aと上端部3bと中間部3cで形成されて中間部3cは固定部1eと折り返の端部1fを覆う一方の帯布6aの外形に沿って屈曲形成されている。
支持部3の下端部3aは容器本体1の周辺部1bの一方の帯布6a位置より下方に溶着され、支持部3の上端部3bは容器本体1の開口上部より上方に突出されている。
上端部3bには透孔3dが形成されハンドル4が挿通されて設けられている。
【0014】
ハンドル4は、例えばエチレン酢酸ビニ−ル等でU字状をしており、柔軟性を有しながら、容器本体1の開口側に倒伏可能にした時でも真下に垂れ下がることなく、少なくとも対向する側の内側面方向を向くように形状が保持される程度の硬さを有している。
形状は握り部4aと杆部4b、4bとでU字状に形成され、杆部4b、4bの先に蛇腹部4c、4cと蛇腹部4c、4cの先にル−プ部4d、4dが形成されている。
ル−プ部4d、4dは支持部3の上端部3bの透孔3dに挿入されてル−プ部4d、4dは鋲10で固定されている。
【0015】
支持部3の上端部3bの透孔3dの周囲の長さは、図3の2点鎖線のハンドル4のように、ハンドル4のル−プ部4dの開口の幅と略同寸法に形成すると共に接触抵抗でハンドル4の倒伏状態で保持するストッパ−手段としてもよい。
【0016】
前記のように釣り用バケツが構成されると、容器本体1の周辺部1bの周囲に複数本の凸部1gが、開口1a側から底面1d側まで上下方向に長く形成されることで、自立性が向上し、へこみや潰れが起きず、周辺部1bが垂直に起立した状態が維持でき、重量アップを抑えてることができる。
【0017】
図6は第2実施例で、図6は容器本体の断面平面図である。
【0018】
第2実施例では、容器本体1の周辺部1bに使用される合成樹脂シ−トには複数本の角形状の凸部1iが周辺部1bの周囲に形成されている。
合成樹脂シ−トの厚さは0.5〜2.0mm程度で、凸部1iの高さは0.1〜2.0mmが好ましい。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0019】
図7から図9は容器本体の形成に使用されるシ−ト説明例で、図7は積層されるシ−トの分解斜視図、図8は積層されるシ−トの分解断面側面図、図9は積層されたシ−トの拡大断面側面図である。
【0020】
図7から図9の容器本体の形成に使用されるシ−ト説明例では、合成樹脂シ−ト9は厚い合成樹脂シ−トAの上に網目状の合成樹脂シ−トBが重ねられ、その上に薄い合成樹脂シ−トCが重ねられて熱プレスにより一枚のシ−トとして一体に成形されて外側に凸部9aが形成される。
合成樹脂シ−ト9を容器本体周辺部に凸部9aが外側になるように使用して形成された容器本体の外観は前記第1実施例の外観と異なり凸部9aは合成樹脂シ−トBに対応した網目状となって形成されるが重量を抑えてへこみや潰れが起き難い釣り用バケツとなる。
又、凸部9aは上下方向に配されていればよいが、45゜以上の角度を有しているとより潰れを抑えることができる。
【0021】
図10は第3実施例で、図10は釣り用バケツの正面図である。
【0022】
第3実施例では、容器本体1の周辺部1bに使用される合成樹脂シ−トには複数本の凸部1jが周辺部1bの周囲に形成されている。
凸部1jの上下方向の長さは、周辺部1bの上下方向の中程を中心に上下方向の長さの1/3程度の長さに形成され少なくとも30mm以長の長さを有している。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】
容器本体の周辺部の周囲に複数本の凸部が、開口側から底面側まで上下方向のへこみや潰れが起き易い位置に長く形成されることで、自立性が向上し、へこみや潰れが起き難い釣り用バケツが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、ハンドルが開口側に倒伏された釣り用バケツの斜視図である。
【図2】同釣り用バケツの正面図である。
【図3】同支持部と容器本体とハンドルの要部拡大断面側面図である。
【図4】同容器本体の断面平面図である。
【図5】同容器本体が潰れる場合の説明断面図である。
【図6】第2実施例で、容器本体の断面平面図である。
【図7】容器本体の形成に使用されるシ−ト説明例で、積層されるシ−トの分解斜視図である。
【図8】同積層されるシ−トの分解断面側面図である。
【図9】同積層されたシ−トの拡大断面側面図である。
【図10】第3実施例で、釣り用バケツの正面図である。
【符号の説明】
1 容器本体
1b 周辺部
1g、1i、1j、9a 凸部
1h 内側面(滑面)
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器本体の周辺部がへこみ、潰れることを補強した釣り用バケツの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から釣り用バケツは合成樹脂のシ−ト材で形成され、撒き餌を入れたり、釣れた魚を入れておく等の用途に使用されており、釣りをしている最中は釣り人は常に足元に置いて使用している。
釣り用バケツは柔軟性を有する合成樹脂シ−トで形成されていると、使用しないときは折り畳んで置くことも出来て携帯に便利であるが、使用しているときは容器が自立して開口が広がっていることが好ましいが、自立性がなく、特許文献1のように撒き餌をする時には硬質ボ−ドを挿入しなければならないことになる。
他方、厚い合成樹脂のシ−ト材で形成して自立性の向上を図ると、重量アップになる。
【0003】
【特許文献1】特開2001−86913号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来の釣り用バケツは、柔軟性を有する合成樹脂シ−トで形成されているため使用しないときは折り畳んで置くことも出来る反面自立性に弱く、釣り場で使用する時へこんで潰れてしまい、厚い合成樹脂のシ−ト材で形成して自立性の向上を図ると、重量アップになる。
【0005】
本発明の目的は前記欠点に鑑み、重量アップを抑えてへこみや潰れが起きず常時開口が開いている釣り用バケツを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、
請求項1に係わる本発明は、合成樹脂シ−トで成形した容器本体の周辺部の外側に上下方向に向けて凸部を形成すると共に周辺部の内側を滑面としたことを要旨とするものである。
請求項2に係わる本発明は、前記凸部は合成樹脂シ−トに一体に形成されていることを要旨とするものである。
請求項3に係わる本発明は、前記合成樹脂シ−トには熱プレス加工によって凸部を形成したことを要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明により、容器本体1の周辺部1bの周囲に複数本の凸部1g、1i、1jが、開口1a側から底面1d側まで上下方向のへこみや潰れが起き易い位置に長く形成されることで、自立性が向上し、へこみや潰れが起き難い釣り用バケツが提供できる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明すると、図1から図5は第1実施例で、図1はハンドルが開口側に倒伏された釣り用バケツの斜視図、図2は釣り用バケツの正面図、図3は支持部と容器本体とハンドルの要部拡大断面側面図、図4は容器本体の断面平面図、図5は容器本体が潰れる場合の説明断面図である。
【0009】
釣り用バケツは容器本体1の上方の開口1aが蓋体2で閉塞可能で、容器本体1の長手方向の両側部に支持部3、3が固定されて支持部3、3にハンドル4、4が回動して起立及び倒伏可能に取り付けられている。
容器本体1と蓋体2は、例えばエチレン酢酸ビニ−ル等の合成樹脂シ−トで形成され防水性と柔軟性を有している。
容器本体1は周辺部1bの一側と他側が重ねられて高周波溶着等で溶着固定され、周辺部1bの下端の外側に折り返された溶着部1cが底面1dに重ねられて高周波溶着等で溶着固定されて直方体に形成されている。
【0010】
容器本体1の周辺部1bの開口縁に金属線5がシ−ト材で包み込まれ、周辺部1bは開口1aにおいて内側から外側へ折り返されて周辺部1bに高周波溶着等で溶着固定または縫着されて固定部1eとなり、折り返しの端部1fは固定部1eより突出されている。
折り返しの端部1fには係止チャック6の一方の帯布6aが縫着されている。一方の帯布6aに固定された一方の係合部6bは容器本体1の周辺部1b上部より上方に突出されて固定部1eと折り返しの端部1fは一方の帯布6aで覆われている。
【0011】
容器本体1の周辺部1bに使用される合成樹脂シ−トには図1から図4のように外側に複数本の円弧状の凸部1gが、開口1aの折り返し固定部1eや支持部3、3位置を除く開口1a側から底面1d側まで上下方向に連続して形成されている。
周辺部1bの内側面1hは滑面に形成されている。
合成樹脂シ−トの厚さは0.5〜2.0mm程度で、凸部1gの高さは凸部を有しない場合に比べ合成樹脂シ−トの剛性が大きくなるように形成すればよく0.1mm以上が好ましい。
又、凸部1gはあまり高くしても撒き餌等の汚れが付着したり、釣針が掛かるため2.0mm以下がよい。
【0012】
図5のように、凸部のない柔軟性を有する合成樹脂製シ−トで容器本体1が形成されて上から押し潰すように力が働くと、周辺部1bの高さの中程で湾曲して厚さが0.5〜2.0mm程度の合成樹脂シ−トでは曲率半径rが15mm程度の曲がりになり、自立性が弱いが、図1から図4のように複数本の凸部1gが周辺部1bの周囲に形成されると、自立性が向上することになる。
その時凸部1gの上下方向の長さは少なくとも図5のR(少なくとも30mm)の範囲以上設けることが好ましい。
合成樹脂シ−トの複数本の凸部1gは予め形成されたシ−トを使用してもよいし、熱加工プレスによって加工形成してもよい。
【0013】
容器本体1の開口1aの一側に蓋体2のヒンジ部7が固定されている。
容器本体1の開口1a周囲と蓋体2の周囲には係止チャック6が取り付けられ、蓋体2に係止チャック6の他方の帯布6cが縫着されている。
係止チャック6は開口1aの上方に沿って設けられているため、支持部3に開閉操作が規制されにくい。
支持部3は、例えばエチレン酢酸ビニ−ル等で側面凸字形に下端部3aと上端部3bと中間部3cで形成されて中間部3cは固定部1eと折り返の端部1fを覆う一方の帯布6aの外形に沿って屈曲形成されている。
支持部3の下端部3aは容器本体1の周辺部1bの一方の帯布6a位置より下方に溶着され、支持部3の上端部3bは容器本体1の開口上部より上方に突出されている。
上端部3bには透孔3dが形成されハンドル4が挿通されて設けられている。
【0014】
ハンドル4は、例えばエチレン酢酸ビニ−ル等でU字状をしており、柔軟性を有しながら、容器本体1の開口側に倒伏可能にした時でも真下に垂れ下がることなく、少なくとも対向する側の内側面方向を向くように形状が保持される程度の硬さを有している。
形状は握り部4aと杆部4b、4bとでU字状に形成され、杆部4b、4bの先に蛇腹部4c、4cと蛇腹部4c、4cの先にル−プ部4d、4dが形成されている。
ル−プ部4d、4dは支持部3の上端部3bの透孔3dに挿入されてル−プ部4d、4dは鋲10で固定されている。
【0015】
支持部3の上端部3bの透孔3dの周囲の長さは、図3の2点鎖線のハンドル4のように、ハンドル4のル−プ部4dの開口の幅と略同寸法に形成すると共に接触抵抗でハンドル4の倒伏状態で保持するストッパ−手段としてもよい。
【0016】
前記のように釣り用バケツが構成されると、容器本体1の周辺部1bの周囲に複数本の凸部1gが、開口1a側から底面1d側まで上下方向に長く形成されることで、自立性が向上し、へこみや潰れが起きず、周辺部1bが垂直に起立した状態が維持でき、重量アップを抑えてることができる。
【0017】
図6は第2実施例で、図6は容器本体の断面平面図である。
【0018】
第2実施例では、容器本体1の周辺部1bに使用される合成樹脂シ−トには複数本の角形状の凸部1iが周辺部1bの周囲に形成されている。
合成樹脂シ−トの厚さは0.5〜2.0mm程度で、凸部1iの高さは0.1〜2.0mmが好ましい。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0019】
図7から図9は容器本体の形成に使用されるシ−ト説明例で、図7は積層されるシ−トの分解斜視図、図8は積層されるシ−トの分解断面側面図、図9は積層されたシ−トの拡大断面側面図である。
【0020】
図7から図9の容器本体の形成に使用されるシ−ト説明例では、合成樹脂シ−ト9は厚い合成樹脂シ−トAの上に網目状の合成樹脂シ−トBが重ねられ、その上に薄い合成樹脂シ−トCが重ねられて熱プレスにより一枚のシ−トとして一体に成形されて外側に凸部9aが形成される。
合成樹脂シ−ト9を容器本体周辺部に凸部9aが外側になるように使用して形成された容器本体の外観は前記第1実施例の外観と異なり凸部9aは合成樹脂シ−トBに対応した網目状となって形成されるが重量を抑えてへこみや潰れが起き難い釣り用バケツとなる。
又、凸部9aは上下方向に配されていればよいが、45゜以上の角度を有しているとより潰れを抑えることができる。
【0021】
図10は第3実施例で、図10は釣り用バケツの正面図である。
【0022】
第3実施例では、容器本体1の周辺部1bに使用される合成樹脂シ−トには複数本の凸部1jが周辺部1bの周囲に形成されている。
凸部1jの上下方向の長さは、周辺部1bの上下方向の中程を中心に上下方向の長さの1/3程度の長さに形成され少なくとも30mm以長の長さを有している。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】
容器本体の周辺部の周囲に複数本の凸部が、開口側から底面側まで上下方向のへこみや潰れが起き易い位置に長く形成されることで、自立性が向上し、へこみや潰れが起き難い釣り用バケツが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、ハンドルが開口側に倒伏された釣り用バケツの斜視図である。
【図2】同釣り用バケツの正面図である。
【図3】同支持部と容器本体とハンドルの要部拡大断面側面図である。
【図4】同容器本体の断面平面図である。
【図5】同容器本体が潰れる場合の説明断面図である。
【図6】第2実施例で、容器本体の断面平面図である。
【図7】容器本体の形成に使用されるシ−ト説明例で、積層されるシ−トの分解斜視図である。
【図8】同積層されるシ−トの分解断面側面図である。
【図9】同積層されたシ−トの拡大断面側面図である。
【図10】第3実施例で、釣り用バケツの正面図である。
【符号の説明】
1 容器本体
1b 周辺部
1g、1i、1j、9a 凸部
1h 内側面(滑面)
Claims (3)
- 合成樹脂シ−トで成形した容器本体の周辺部の外側に上下方向に向けて凸部を形成すると共に周辺部の内側を滑面としたことを特徴とする釣り用バケツ。
- 前記凸部は合成樹脂シ−トに一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の釣り用バケツ。
- 前記合成樹脂シ−トには熱プレス加工によって凸部を形成したことを特徴とする請求項1または2記載の釣り用バケツ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002347130A JP2004173647A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 釣り用バケツ |
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JP (1) | JP2004173647A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007259773A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Daiwa Seiko Inc | 釣り用容器とその製造方法 |
-
2002
- 2002-11-29 JP JP2002347130A patent/JP2004173647A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007259773A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Daiwa Seiko Inc | 釣り用容器とその製造方法 |
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