JP2005185120A - 釣り用バケツ - Google Patents

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啓之 八木
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Abstract

【課題】 本発明は釣り用バケツに関し、バケツ本体の底面に取り付けた滑止め部材の剥離を防止した釣り用バケツを提供することを目的とする。
【解決手段】 請求項1に係る発明は、柔軟な合成樹脂で形成されたバケツ本体の底部の底面に滑止め部材を取り付けた釣り用バケツに於て、上記滑止め部材が取り付くバケツ本体の底面の取付部の周辺部を、当該取付部よりバケツ本体の下方へ突出させて、当該取付部に、底部より柔軟な合成樹脂で形成した滑止め部材を、接地可能にバケツ本体に一体的に取り付けたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撒き餌入れや釣り具入れ等に使用される釣り用バケツに関する。
従来から釣り用バケツはコマセ等の撒き餌を入れる容器として使用されたり、釣れた魚や釣具を入れる容器として使用されており、多くの釣り用バケツは柔軟で防水性を有する合成樹脂シートでバケツ本体が形成されて上方が開口する構造となっている。そして、この種の釣り用バケツは、合成樹脂シートの柔軟性を利用してバケツ本体を折り畳んで持ち運ぶことができるようになっており、また、バケツ本体の上部開口部をチャック等で開閉する蓋体を備えたものも広く使用されている。
そして、釣人は釣場で撒き餌を入れた釣り用バケツを足元に置いて使用することが多く、足場によっては滑り易い場所もあるため、バケツ本体の底面に滑止め部材を装着した釣り用バケツも広く知られている(特許文献1,2参照。)。
図7及び図8は特許文献1に開示された釣り用バケツを示し、この釣り用バケツ1は、シート状に形成された土台部材3に多数の凸部5を取り付けて、当該土台部材3をボックス状に形成されたバケツ本体7の底面9に取り付けたものである。
また、図9及び図10は特許文献2に開示された釣り用バケツで、この釣り用バケツ11は、ボックス状に形成されたバケツ本体13の底面15全体に、板状の滑止め部材17を取り付けた構造となっている。
実用新案登録第3003449号公報 実開平6−19469号公報
しかし、上述した釣り用バケツ1,11は、何れも土台部材3と凸部5との接合部や、バケツ本体13の底面15と滑止め部材17との接合部の境界が外部に露出した構造上、これらの接合部に外力が加わると、凸部5や滑止め部材17が土台部材3や底面15から剥離してしまう不具合が指摘されていた。
特に、バケツ本体7,13の底面9,15が、バケツ本体7,13の側面19,21と同様に柔軟な合成樹脂シートで形成されて撓み易いと、底面9の撓みで土台部材3が底面9から簡単に剥離し、同じく底面15の撓みで滑止め部材17が底面15から簡単に剥離してしまう虞があった。
また、斯様に底面9,15を柔軟な合成樹脂シートで形成して撓み易くすると、その柔軟性によって底面9,15が歪んで、凸部5や滑止め部材17が十分に接地できない不具合もあった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、バケツ本体の底面に取り付けた滑止め部材の剥離を防止した釣り用バケツを提供することを第1の目的とする。
そして、本発明の第2の目的は、滑止め部材の接地性の向上を図った釣り用バケツを提供することにある。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、柔軟な合成樹脂で形成されたバケツ本体の底部の底面に滑止め部材を取り付けた釣り用バケツに於て、上記滑止め部材が取り付くバケツ本体の底面の取付部の周辺部を、当該取付部よりバケツ本体の下方へ突出させて、当該取付部に、底部より柔軟な合成樹脂で形成した滑止め部材を、接地可能にバケツ本体に一体的に取り付けたことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の釣り用バケツに於て、バケツ本体の底面の取付部の周辺部に、バケツ本体の下方へ突出する突部が突設されていることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1に記載の釣り用バケツに於て、バケツ本体の底面の取付部は凹部であることを特徴とする。
更に、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の釣り用バケツに於て、バケツ本体の底部は、バケツ本体の側部より剛性が大きいことを特徴とする。
各請求項に係る発明によれば、バケツに外力が加わっても滑止め部材の剥離を確実に防止することができる利点を有する。
そして、請求項4に係る発明によれば、底部の剛性を大きくしたことで、底部が歪み難くなって滑止め部材が剥離することがなく、また、斯様に底部の剛性を大きくしたことで、底部が地面や甲板から浮き上がることが防止され、滑止め部材の接地性の向上が図られる利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図3は請求項1,請求項2及び請求項4に係る釣り用バケツ(以下、「バケツ」という)の第一実施形態を示し、図1に於て、23は側部25と底部27とで形成された防水性を有するボックス状のバケツ本体で、当該バケツ本体23は上部に開口部29が開口して内部を収納部としている。
側部25はエチレン酢酸ビニル,塩化ビニル等の合成樹脂シートで形成されて柔軟性を有し折り曲げが可能で、側部25の下部に底部27が溶着されている。
底部27は側部25と同一材料を用いて平面視矩形状に柔軟性を持って形成されている。そして、図2に示すように底部27は、側部25に比し厚肉な合成樹脂シート(または板状体)を用いて側部25より剛性が大きく形成されている。
従って、持ち運びの際に、合成樹脂シートで形成された柔軟な側部25を折り曲げて上下方向から潰すようにコンパクトに折り畳むことが可能である。
また、バケツ本体23の開口部29の一側に、バケツ本体23と同一材料で形成された1枚のシート状の蓋体31が、同じく合成樹脂シートからなるヒンジ部材(図示せず)を介して連結されている。
そして、一対のハンドル33が側部25の前側面35と後側面37の外周に取り付けられているが、この前,後側面35,37と側部25の左,右側面39,41を構成する合成樹脂シートの上部は、図2に示すように外側に折り返されて開口部29の周縁部43を形成しており、夫々の折返し片45は、端部を除き各側面35,37,39,41の外側に、金属や合成樹脂で形成された平面視矩形状のフレーム47を挟んでウエルダ加工により接合されている。
従って、開口部29の周縁部43は材料自体の特性により可撓性,柔軟性を有し、また、フレーム47によってバケツ本体23の自立性,強度アップと開口部29の形状保持が図られている。
更に、各折返し片45の端部と、蓋体31の周縁部との間にチャック49のテープ51が縫着されており、図1の如くチャック49の操作部をヒンジ部材まで移動させると蓋体31が全開し、また、図示しないが操作部をハンドル33まで移動させて蓋体31を半折りすると、半開状態でバケツ53が使用できるようになっている。そして、ヒンジ部材は右側面41の折返し片45と蓋体31との間に取り付けられて、ハンドル33が邪魔にならずに蓋体31の開閉ができるようになっている。
そして、図2及び図3に示すように平面視矩形状に形成された底部27の底面27aの四隅に、夫々、平面視楕円形状の環状突部57がバケツ本体23の下方へ一体に突設されている。そして、各環状突部57内に、底部27より柔軟な合成樹脂やゴムで形成された平面視楕円形状の滑止め部材59が圧入,嵌合して底部27に溶着されており、各滑止め部材59は地面や甲板に置いて動かした時、底部27より大きな摩擦抵抗を有しており、環状突部57の突出端61より下方に突出して、バケツ53を地面に置いた時に滑止め部材59が接地可能となっている。
尚、滑止め部材59を環状突部57の内周に比し若干小さく形成して、各滑止め部材59を環状突部57内の底部27に溶着させてもよい。
その他、図1中、60はバケツ53内に立て掛けられた柄杓である。
本実施形態はこのように構成されているから、バケツ本体23の側部25を上下方向から潰すように折り畳めば、バケツ53全体がコンパクトとなって持ち運びが容易となり、また、底部27の剛性が側部25より大きいため、底部27(バケツ本体23)の破損が防止されると共に、撒き餌入れとしてバケツ53を地面や船上に置いた際に、底部27が歪み難いために滑止め部材59が地面や甲板から浮き上がることなく確実に接地することとなる。
そして、斯様に滑止め部材59が接地することで、バケツ53に横滑りするような荷重がかかっても、滑止め部材59が撓んで衝撃を和らげバケツ53の横滑りを防止する。
また、このとき、地面や甲板に凹凸があっても、滑止め部材59と底部27の底面27aとの溶着部を環状突部57が囲んで保護した構造上、凹凸が当該溶着部に直接当たらないために溶着部に滑止め部材59を剥離させる外力が加わらず、而も、環状突部57が滑止め部材59の外周からこれを強固に保持するため、滑止め部材59の剥離が確実に防止されることとなる。
そして、既述したように底部27の剛性を側部25に比し大きくしたため、底部27の撓みで滑止め部材59が剥離し難く、また、仮に底部27が撓んでも、環状突部57が滑止め部材59の外周からこれを強固に保持して滑止め部材59の剥離を防止する。
このように本実施形態は、滑止め部材59と底部27の底面27aとの溶着部を環状突部57が囲んで保護すると共に、当該環状突部57が滑止め部材59をその外周から保持するので、バケツ53に外力が加わっても滑止め部材59の剥離を確実に防止することができ、また、底部27を側部25に比し剛性を大きく形成したことで、底部27が歪み難いために滑止め部材59が底面27aから剥離したり地面や甲板から浮き上がることがなくなって、従来に比し滑止め部材59の接地性の向上が図られることとなった。
尚、上記実施形態では、滑止め部材59と底部27との溶着部を環状突部57で囲んで保護したが、図4に示す請求項1,請求項2及び請求項4の第二実施形態のように、底部27-1の底面27a-1に溶着した滑止め部材59の周囲を囲む複数の突部63を間隔を空けて底部27-1に断続的に突設してもよく、滑止め部材59は各突部63の突出端よりも下方に突出して、接地可能に各突部63内の底面27a-1に溶着されている。
そして、底部27-1は既述した底部27と同一材料で平面視矩形状に形成されて底部27と同一の肉厚を有し、また、その他の構成は上記第一実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
而して、この実施形態に係るバケツ53-1によっても、上記実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能で、滑止め部材59の剥離防止と接地性の向上が図られる利点を有する。
図5及び図6は請求項1,請求項3及び請求項4の一実施形態に係るバケツを示し、以下、本実施形態を図面に基づき説明するが、図1の実施形態と同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
図5に於て、23-1は側部25と底部27-2からなるバケツ本体で、底部27-2は既述した底部27と同一材料で平面視矩形状に形成されて、底部27と同一の肉厚を有している。
そして、図6の如く底部27-2の底面27a-2の四隅に滑止め部材59が夫々取り付けられているが、本実施形態は、底面27a-2の四隅に平面視楕円形状の凹部65を設け、各凹部65内に滑止め部材59を圧入,嵌合して底部27-2に溶着したもので、各滑止め部材59は、底面27a-2よりも下方に突出して、バケツ53-2を地面に置いた際に滑止め部材59が接地可能となっている。
而して、本実施形態によれば、滑止め部材59と底部27-2との溶着部が底面27a-2より上方に位置して底部27-2で保護されているため、バケツ53-2を置いた地面に凹凸があっても、凹凸が溶着部に直接当たらないために溶着部に滑止め部材59を剥離させる外力が加わらず、而も、凹部65が滑止め部材59の外周からこれを強固に保持するため、滑止め部材59の剥離が確実に防止されることとなる。
そして、底部27-2の剛性を側部25に比し大きくしたため、底部27-2の撓みで滑止め部材59が剥離し難く、また、仮に底部27-2が撓んでも、凹部65が滑止め部材59の外周からこれを強固に保持して滑止め部材59の剥離を防止する。
更に、底部27-2の剛性を側部25に比し大きくしたことで底部27-2が歪み難くなって、滑止め部材59が地面や甲板から浮き上がることなく確実に接地することとなる。
従って、本実施形態によっても、上述した各実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能で、滑止め部材59の剥離防止と接地性の向上が図られる利点を有する。
尚、上述した各実施形態では、滑止め部材59を底部27,27-1,27-2に夫々溶着したが、接着剤を用いて滑止め部材59を底部27,27-1,27-2に接着してもよい。
請求項1,請求項2及び請求項4の第一実施形態に係るバケツの全体斜視図である。 図1に示すバケツの断面図である。 図1に示すバケツの底面図である。 請求項1,請求項2及び請求項4の第二実施形態に係るバケツの底面図である。 請求項1,請求項3及び請求項4の一実施形態に係るバケツの断面図である。 図5に示すバケツの底面図である。 従来のバケツの全体斜視図である。 図7に示すバケツの要部拡大断面図である。 従来の他のバケツの全体斜視図である。 図9に示すバケツの断面図である。
符号の説明
23 バケツ本体
25 側部
27,27-1,27-2 底部
27a,27a-1,27a-2 底面
29 開口部
31 蓋体
33 ハンドル
47 フレーム
53,53-1,53-2 バケツ
57 環状突部
59 滑止め部材
63 突部
65 凹部

Claims (4)

  1. 柔軟な合成樹脂で形成されたバケツ本体の底部の底面に滑止め部材を取り付けた釣り用バケツに於て、
    上記滑止め部材が取り付くバケツ本体の底面の取付部の周辺部を、当該取付部よりバケツ本体の下方へ突出させて、当該取付部に、底部より柔軟な合成樹脂で形成した滑止め部材を、接地可能にバケツ本体に一体的に取り付けたことを特徴とする釣り用バケツ。
  2. バケツ本体の底面の取付部の周辺部に、バケツ本体の下方へ突出する突部が突設されていることを特徴とする請求項1に記載の釣り用バケツ
  3. バケツ本体の底面の取付部は、凹部であることを特徴とする請求項1に記載の釣り用バケツ。
  4. バケツ本体の底部は、バケツ本体の側部より剛性が大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の釣り用バケツ。
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