JP2004171260A - リプリントシステム及びこのシステムのためのコンピュータプログラム - Google Patents

リプリントシステム及びこのシステムのためのコンピュータプログラム Download PDF

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義治 徳松
Toshiki Yoshida
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【課題】リプリント処理を効率良く行うことができるリプリントシステムを提供すること。
【解決手段】ネガフィルムから取得された画像データをオーダー別に記憶する画像データベース5と、記憶されている画像データのリストをオーダー別にモニター7に表示させるリスト表示手段28と、表示されたリストを介して、リプリントすべき画像データを複数のオーダーにまたがって選択可能な画像選択手段29とを備え、選択された画像データをまとめてプリント処理できるように構成した。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真プリントをリプリントするためのリプリントシステム及びこのシステムのためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
リプリントとは、焼き増しと焼き直しとを含む概念であり、焼き増しとは、顧客からの依頼に基づいて写真プリントの作成を行う処理のことをいう。また、焼き直しとは、作成された写真プリントが不良であるために条件を変えて再度プリントを作成する処理のことをいう。
【0003】
顧客からリプリントの一形態である焼き増しの依頼を受けた場合を説明すると、写真店では、おおむね次のような手順でリプリント処理を行う。まず、顧客からリプリントの対象である写真フィルムを受け取り、この写真フィルムに形成されているコマ画像をスキャナーにより読み取る。スキャナーにより取得されたコマ画像の画像データは、ハードディスク等の画像記憶装置に記憶される。なお、同時プリントの依頼が同じ写真店であれば、既に画像記憶装置に画像データが記憶されていることもある。例えば、コマ画像の画像データを画像記憶装置に保存しておくリプリントシステムについては、下記特許文献1が知られている。
【0004】
そして、リプリントを行う場合は、リプリントの対象となる画像データを選択する必要がある。そして、オペレータは、選択した画像データについて、モニター画面に表示させ、色・濃度が適切にプリントされるか否かを判断する。色・濃度が適切にプリントされないと判断した場合は、色・濃度の補正データを入力する。必要に応じて補正データを入力した後、所定のプリントキーによりリプリントが行われる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−53965号公報(0002〜0005欄等)
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来はリプリント処理をオーダー単位でしか行うことができなかった。なお、1オーダーの定義であるが、ネガフィルムやポジフィルムの場合は、ネガ1本又は複数本を1オーダーとすることができる。また、ネガフィルム等が6コマ単位のピースフィルムに切断される場合も、ピースフィルムの1本又は複数本を1オーダーとすることができる。またメディアの場合は、媒体1個又は複数個を1オーダーとすることができる。1オーダーの定義については、写真店の都合により適宜設定することができる。
【0006】
そして、1オーダー分の画像について、画像データを読み出し、モニター画面に表示させる。表示された画像を見ながら、色・濃度についての判定を行なう。そして、必要に応じて補正データの入力を行った後、プリントキーを押圧してプリント処理を開始する。引き続いて、次のオーダーの画像について、同様の手順を繰り返す。つまり、1オーダーごとに、(画像データ読み出し→モニター表示→色・濃度の判定→プリント処理)を繰り返す。
【0007】
しかし、リプリントは、ネガフィルムに形成されているコマ画像の全てについて行うのではなく、指定されたコマ画像についてのみ行うのが通常である。従って、1オーダーの中に処理すべき画像が1枚あるいは数枚しかないということもありうる。それにもかかわらず、1オーダー単位でしかプリント処理ができないため、リプリント処理の効率低下を招いている。また、色・濃度の判定を行う場合には、そのオーダーに係る画像をモニター画面に表示させるが、このモニター画面には、リプリントを行わない画像も表示されてしまう。かかる画像については、リプリントを行う必要がないことから、プリント枚数を0枚に設定しなければならず、作業が煩雑であった。また、プリント枚数の設定を0にするのを忘れてしまうこともあり、無駄な写真プリントを作成してしまう可能性もあった。
【0008】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、リプリント処理を効率良く行うことができるリプリントシステム及びこのシステムのためのコンピュータプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明に係るリプリントシステムは、
画像形成媒体から取得された画像データをオーダー別に記憶する画像記憶装置と、
この画像記憶装置に記憶されている画像データのリストをオーダー別にモニターに表示させるリスト表示手段と、
表示されたリストを介して、リプリント処理すべき画像データを複数のオーダーにまたがって選択可能な画像選択手段とを備え、
前記選択された画像データを一括してプリント処理できるように構成したことを特徴とするものである。
【0009】
この構成によると、リプリント処理の対象となりうる画像データは、画像記憶装置に記憶されており、オーダー別に管理されている。この画像記憶装置に記憶されている画像データのリストをオーダー別にモニターに表示させることができる。そして、オペレータは、このリストを介してリプリントすべき画像データを選択できる。しかも、画像データの選択は複数のオーダーにまたがった状態で選択可能である。このように、複数オーダーにまたがって画像を選択できるので、リプリント処理を効率良く行うことができる。また、オーダー内の個々の画像を選択することができるので、リプリントを行わない画像は選択しないようにできる。従って、色・濃度の判定を行うに際して、リプリントを行わない画像については、モニター画面に表示させなくてすむ。つまり、プリント枚数を0に設定するといった無駄な作業をしなくてもよい。そして、複数オーダーにまたがった画像データについて、一括してプリント処理を行うことができる。その結果、リプリント処理を効率良く行うことができるリプリントシステムを提供することができる。
【0010】
本発明の好適な実施形態として、複数のオーダーにまたがって画像データを選択した場合において、リプリント処理した写真プリントを、オーダー別に仕分ける仕分け制御手段を備えたものがあげられる。
【0011】
画像の選択と、画像に対する色・濃度の判定作業は、複数オーダーにまたがって行われ、プリント処理もこれら複数オーダーについて一括して行うことができる。ただし、仕上がった写真プリントの仕分けについては、オーダー別に仕分けるようにする。これにより、顧客への写真プリントの引渡しを間違いなく行うことができる。
【0012】
本発明の別の好適な実施形態として、前記モニターに表示されるリストには、オーダーを特定するオーダー番号が表示されており、このオーダー番号を選択した後、そのオーダーに含まれる特定のコマ番号の画像を選択できるように構成したものがあげられる。
【0013】
リプリント処理すべき画像を選択する場合、まず、その画像が属するオーダー番号を選択する。その後に、コマ番号を選択する。これにより、作業の確実性が高まる。オーダー番号を選択する形態としては、例えば、画面上に表示されているオーダー番号をダブルクリックし、これにより、コマ番号を選択するための別画面を立ち上げるという形態が考えられる。
【0014】
本発明に係るリプリントシステムのためのコンピュータプログラムは、
画像形成媒体から取得された画像データをオーダー別に記憶する処理と、
記憶されている画像データのリストをオーダー別にモニターに表示させる処理と、
表示されたリストを介して、リプリントすべき画像データを複数のオーダーにまたがって選択する処理とをコンピュータに実行させ、
選択された画像データを一括してプリント処理できるように構成したことを特徴とするものである。
【0015】
かかるプログラムをコンピュータにインストールすることで、本発明に係るリプリントシステムを構築することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明に係るリプリントシステムの好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明に係るリプリントシステムが設けられた写真処理機の内部構成を示す模式図である。
【0017】
写真処理機は大きく分けて、画像形成媒体から画像データを取得する画像取得部1と、画像データに基づいて写真感光材料であるペーパーに画像を焼付露光するプリンター部2と、画像が焼付露光されたペーパーの処理を行うプロセッサ部とを備えている。
【0018】
画像取得部1では、現像済みネガフィルム等の画像形成媒体からコマ画像の画像データを読み取るスキャナー1Aと、メディア媒体から画像データを取得する画像入力部1Bとを備えている。スキャナー1Aは、読み取り用光源であるハロゲンランプ10と、色バランス調整用の調光フィルター11と、調光フィルター11を通過した光を均一に混色するミラートンネル12と、ネガフィルムFを所定速度で搬送させる搬送機構13aを有するネガキャリア13と、結像レンズ14と、画像読み取りセンサーであるCCDラインセンサー15とを備えている。信号処理部16は、ラインセンサー15により取得した画像信号の増幅・A/D変換等の処理を行う。ネガフィルム1から取得された画像データは、画像処理部4に送られる。
【0019】
一方、画像入力部1Bからは、デジタルの画像データが記憶されているメディアから、画像データを取りこむことができる。メディアとしては、MOディスク、CD−R、フレキシブルディスクやデジタルカメラ用の各種メディア等である。これらから取得された画像データも画像処理部4(リプリントシステムとしても機能する) に送られる。画像処理部4では、取得した画像データに対する種々の処理を行う機能を有する。
【0020】
画像データベース5(画像記憶装置に相当)は、画像取得部1により取得した画像データを格納する。キーボード6及びマウス6aは、画像の色・濃度の補正データを入力したり、プリント処理のための各種指令信号を与える。モニター7には、画像取得手段1から取得した画像データの焼付露光処理を行う前に、画像を表示させる。オペレータは、モニター画面を見ながら、適切なプリントが得られるか否か、また、そのほかのプリント条件の判定を行う。
【0021】
画像が焼付露光されるペーパーPの搬送経路に沿って、ペーパーマガジン8、ペーパーカッター9、露光エンジン17が配置されている。ペーパーマガジン8には、ペーパーPがロール状に収容されており、順次引き出し搬送されていく。ペーパーカッター9は、ペーパーPをプリントサイズに切断する機能を有する。露光エンジン17は、画像処理部4から画像データを受け取り、これに基づいてペーパーPの乳剤面に画像を焼付露光する。露光エンジン17としては、PLZTエンジン、レーザーエンジン、CRTエンジン等の適宜の構造のものを用いることができる。搬送経路に沿って、多数の搬送ローラ18が設けられており、ペーパーPを搬送させる。
【0022】
画像が焼付露光されたペーパーPは、現像処理部19と乾燥処理部20により所定の処理が施された後、写真プリントとして装置外部に排出される。装置外部には、排出された写真プリントをオーダー別に仕分けることでできるソータ30が設けられている。ソータ30は、無端チェーン32により循環駆動される多数のトレイ31を備えている。個々のトレイ31の上に、1オーダー分の写真プリントが集積される。オペレータは、このトレイ31の上の写真プリントを取り出して、DP袋に収納し顧客に手渡す。
【0023】
<画像処理部の構成>
次に画像処理部の構成を図2のブロック図により説明する。キーボード6及びマウス6aと、モニター7と、画像取得部1は、インターフェース20を介してデータバスDに接続される。CPU21は、コンピュータプログラムを実行するための種々の指令を行う。ハードディスク22には、基本プログラム(OS)のほか、画像処理等の機能を実現するためのプログラム、必要に応じてその他のアプリケーションプログラムが格納されている。格納されているプログラムは、必要に応じてメモリに読み出される。なお、上記プログラムにより実現できる主要な機能は、図2において図番23で示している。
【0024】
データベース制御部24は、データベース5へのデータの格納、更新、削除、検索等の制御を行う。データベース制御部24の機能もプログラムにより実現することができる。画像データベース5には、画像データが格納されるが、個々の画像データに付随する識別コード(オーダー番号及びコマ番号)、付帯データも合わせて格納される。
【0025】
画像メモリ25は、RAM等の半導体メモリにより構成される。画像処理を行うための作業空間としてや、画像取得部1から取り込んだ画像データを一旦記憶させるために用いられる。
【0026】
画像処理手段26は、取得した画像データに対する種々の画像処理を行う。例えば、キーボード6を介して入力された色や濃度の補正値に基づいて、色・濃度の補正された画像データを生成する。そのほか、階調補正や、カラーマネジメント処理等の画像処理を行う。
【0027】
コード付与手段27は、画像取得部1により取得した個々の画像データに対して識別コードを付与する。識別コードのうちオーダー番号は、任意の数字の組み合わせ(例えば、通し番号) により構成できる。もちろん、数字ではなく、他の文字・記号等を適宜使用してもよい。識別コードは、写真プリントの裏面にも印字される。識別コードは、画像データと共に画像データベース5に登録される。
【0028】
リスト表示手段28は、画像データベース5に格納されている画像データのリストをモニター7に表示させる機能を有する。すなわち、 モニター7にリストを表示させるための表示データを生成する。リプリントを行う際に、モニター7に表示されているリストを介して、リプリントすべき画像データを選択することができる。このリストの画面構成例(プリント選択画面)を図3に示す。オペレータは、表示されたリストを介してリプリントすべき画像を選択することができる。リストの内容については、後述する。
【0029】
画像選択手段29は、上記リストを介して選択された画像に対応した、画像データベース5内の画像データを選択して読み出す。上述したように、複数のオーダーにまたがって画像データを選択することができ、選択した画像データに関しては、一括してプリント処理を行うことができる。
【0030】
ソータ制御部30a(仕分け制御手段に相当)は、ソータ30の制御を行う機能を有する。オーダー別に写真プリントを仕分けるため、トレイ31を間欠駆動する。すなわち、 トレイ31に1オーダー分の写真プリントが搭載されたことが検出されると、トレイ31を1ピッチ分駆動し、次のオーダーの写真プリントを受け入れるべく、次のトレイ31を待機させる。
【0031】
露光エンジン制御部17aは、露光エンジン17に対する制御を行う。プリント処理すべき画像データを受け取り、この画像データに基づいてペーパーに画像を焼付露光できるよう、露光光の光変調等を行う。
【0032】
<画像リスト表示>
図3において、リストの一番左側にアーカイブコードが表示されており、これが識別コードのうちのオーダー番号に相当する。オーダー番号は、通し番号で構成されている。アーカイブ日時は、その主画像データが画像データベース5に格納された日付を示している。そのほか、コマ番号、保存形態、入力メディア(図ではネガフィルムから得られた画像データであることが示されている) 等が表示されている。
【0033】
なお、1オーダーの定義は前述した通りであり、写真店の都合により適宜設定することができる。
【0034】
画像の選択を行う場合は、図3のプリント選択画面において、任意のアーカイブコードを選択し、マウス6aでダブルクリックを行う。図3では、アーカイブコード「40−0530」のオーダーが選択されている。また、このオーダーはコマ番号が21−25のコマ画像を含むネガフィルム(切断されたピースネガ)であることが示されている。アーカイブコードをダブルクリックすると、図4に示すようなコマ選択画像(別ウィンドウ)が立ち上がる。ここには、コマ番号の21−25が表示されており、リプリントをすべきコマ番号を1つ又は複数選択する。図4では、コマ番号23と25が選択されている。OKであれば、画面上の「YES」ボタンをクリックすれば、画像が選択される。他のオーダーについても画像を選択したい場合は、同様の手順を繰り返せばよい。つまり、複数のオーダーにまたがってリプリント処理すべき画像を一括選択可能になっている。
【0035】
図5は、色・濃度の判定画面の構成例を示す図である。この画面には、6枚の画像が表示されているが、表示される画像枚数については、適宜設定できるものである。オペレータは、この画面に表示された画像を見ながら、色・濃度が適切か否かを判定する。適切でないと判断した場合は、画面上の入力欄に補正値を入力する。色補正については、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の3色について補正データを入力できる。また、濃度の補正データも入力できる。プリント枚数についても枚数入力欄が設けられている。画面右下に表示されているスタートボタンをクリックすると、プリント処理が開始される。
【0036】
また、上記の判定画面では、選択された画像のみが表示される。つまり、リプリント処理すべき画像のみが表示される。従って、リプリントをしない画像に関してプリント枚数を0に設定するなどの無駄な作業をしなくてもすむ。その結果、オペレータの作業効率がよくなる。
【0037】
<リプリント処理の手順>
リプリント処理の手順を図6のフローチャートにより説明する。リプリント処理の対象となる画像の画像データは、画像データベース5に保存されている。リプリント処理をすべき画像データがまだ保存されていない場合(あるいは、過去に保存されていたが、保存期限が過ぎていったん削除した場合)は、画像データを取り込む。写真フィルムの場合は、スキャナー1Aにより画像データを取得する。
【0038】
まず最初に、モニター画面に図6のM1で示すようなアーカイブプリント画面を表示させる(#1)。この画面上で、リプリントの対象となる画像が属しているアーカイブコード、すなわち、 オーダーを選択する(#2)。選択可能なオーダーは、1つ又は複数である。画面上、白黒反転している部分が選択したオーダーである。オーダーの選択が決定すると、画面上に表示されている「OK」ボタンをクリックする。
【0039】
これにより、画像データベース5から選択したオーダーに関する情報を抽出する(#4)。モニター画面に表示されるのは、図3で示したようなリストである。この段階では、画像データそのものはまだ画像データベース5からは取り出していない。アーカイブコード、アーカイブ日時のような、画像に付随する識別コードや付帯データが読み出されて、リスト表示される。この画面では、複数のオーダーが表示されており、図3及び図4によりすでに説明したように、各オーダーの中でリプリントすべき画像を選択する。画像は複数オーダーにまたがって選択でき、オーダーの区切りは、アーカイブコードにより判別する(#5)。
【0040】
画像の選択が終わると「OK」ボタンをクリックする。画像選択手段29の機能に基づいて、選択された画像データのみを画像データベース5から読み出す。すなわち、 1オーダー内に存在する画像のうち、選択されていない画像については、処理をしなくてすむようにする(#6)。これにより、無駄な処理をなくし、処理時間の短縮化を図ることができる。また、選択されたコマ画像についてのみ、画像データベース5から補正データを取得する(#7)。過去に(例えば、同時プリント時に) 色・濃度の補正を行った場合は、その補正データを画像データベース5に保存するようにしているので、その補正データ(C,M,Y,Dの補正データ)を取得するのである。なお、補正をしなかった場合は、補正データは存在しない。
【0041】
次に、選択した画像について、色・濃度の判定画面を表示させる。これは、図5で示した通りである。この画面では、選択したコマ画像のみが表示される(#8)。モニター画面には、リプリント対象のコマ画像のみが表示されるので、効率良く、画像の判定を行うことができる。また、リプリントしなくてよい画像を間違えてプリントしてしまう等のミスを無くすことができる。
【0042】
オペレータは、モニター画面を見ながら、色・濃度の判定を行う。過去の補正データを変更する必要があれば、必要に応じて補正データの変更も行う(#9)。モニター画面には、6枚分の画像しか表示されないが、7枚以上の画像を選択した場合は、ページを切り替えて次の画像を表示させる。全ての画像について判定が終了すると、画面上のスタートボタンをクリックする(#10)。
【0043】
これにより、補正された画像データが露光エンジン17に送信される。露光エンジン17は、画像データに基づいて、ペーパーに画像を焼付露光する(#11)。焼付露光は、複数オーダーにまたがって選択された画像について、連続的に行われる。画像が焼付露光されたペーパーは、現像処理・乾燥処理が施され、装置外部に排出される。排出された写真プリントは、ソータ30により仕分けされる。プリント処理は、複数オーダーについて一括で行われるが、仕分けはオーダー別に仕分ける(#12)。ソータ制御部30aは、アーカイブコードに基づいてソータ30のトレイ31を駆動制御することができる。アーカイブコードが異なれば、オーダーが異なるからである。これにより、オーダー別に正確に仕分けることができる。
【0044】
また、写真プリントの仕分けだけでなく、プリント代金の計算処理を行う場合にも、オーダー別に行うことができる。リプリントにおけるプリント代金の演算処理も、アーカイブコードに基づいて行うことができる。
【0045】
従来のリプリント処理は、「1オーダーを選択→画像表示・判定→プリント処理」という手順を1オーダー毎に繰り返しており、作業効率が悪かった。しかし、本発明に係るシステムによれば、複数オーダーをまとめて選択し、プリント処理できるので、無駄がなく、効率良くリプリント処理を行うことができる。
【0046】
<別実施形態>
(1)本実施形態では、画像形成媒体が写真フィルムの場合のリプリント処理を説明したが、写真フィルム以外の画像形成媒体の場合にも、本発明は応用できる。また、リプリント処理は、いわゆる顧客の依頼による焼き増しに限定されるものではない。例えば、同時プリントを行う場合において、仕上がりの写真プリントの画質が適切でない場合に、焼付露光をやり直すリプリント(焼き直し)の場合にも本発明は応用できるものである。
【0047】
(2)図2において、プログラムにより実現する機能を図番23で示したが、これらの機能の一部又は全部をハードウェアに置き換えてもよい。
【0048】
(3)本実施形態では、図3に示すリストを介して、別画面を立ち上げることで、コマ画像を選択するように構成したが、これに限定されるものではない。図3に示すリストの表示画面において直接選択できるようにしてもよい。例えば、各アーカイブコード(オーダー)の表示欄にコマ番号入力欄を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真処理機の内部構成を示す模式図
【図2】画像処理部の構成を示すブロック図
【図3】プリント選択画面の構成例を示す図
【図4】コマ画像の選択画面の構成例を示す図
【図5】色・濃度の判定画面の構成例を示す図
【図6】リプリント処理の手順を示すフローチャート
【符号の説明】
1 画像取得部
4 画像処理部
5 画像データベース
7 モニター
26 画像処理手段
27 コード付与手段
28 リスト表示手段
29 画像選択手段
30 ソータ
30a ソータ制御部(仕分け制御手段)

Claims (4)

  1. 画像形成媒体から取得された画像データをオーダー別に記憶する画像記憶装置と、
    この画像記憶装置に記憶されている画像データのリストをオーダー別にモニターに表示させるリスト表示手段と、
    表示されたリストを介して、リプリント処理すべき画像データを複数のオーダーにまたがって選択可能な画像選択手段とを備え、
    前記選択された画像データを一括してプリント処理できるように構成したことを特徴とするリプリントシステム。
  2. 複数のオーダーにまたがって画像データを選択した場合において、リプリント処理した写真プリントを、オーダー別に仕分ける仕分け制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のリプリントシステム。
  3. 前記モニターに表示されるリストには、オーダーを特定するオーダー番号が表示されており、このオーダー番号を選択した後、そのオーダーに含まれる特定のコマ番号の画像を選択できるように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のリプリントシステム。
  4. 画像形成媒体から取得された画像データをオーダー別に記憶する処理と、
    記憶されている画像データのリストをオーダー別にモニターに表示させる処理と、
    表示されたリストを介して、リプリントすべき画像データを複数のオーダーにまたがって選択する処理とをコンピュータに実行させ、
    選択された画像データを一括してプリント処理できるように構成したことを特徴とするリプリントシステムのためのコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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