JP2004160915A - 液滴噴射装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクチュエータユニットの活性部に含まれる電極間の静電容量およびアクチュエータユニットを駆動するのに必要な駆動電圧を最適化する。
【解決手段】インクジェットヘッド1の製造時において、流路ユニット7とアクチュエータユニット6とを、流路ユニット7を形成する材料の線膨張係数とアクチュエータユニット6を形成する材料の線膨張係数との差に基づいて、両者が接合された後でそれらの温度が使用温度に戻ったときにアクチュエータユニット6に付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさでなるような硬化温度を有する熱硬化性接着剤を介して接合する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばインクジェットプリンタにおいてインク室に収容されたインクに圧力が付与されることによりインクを噴射するインクジェットヘッドなどの液滴噴射装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットヘッドとしては、インクが収容された複数の圧力室を有する流路ユニット(キャビティプレート)と、流路ユニットの圧力室に収容されたインクに圧力を付与するアクチュエータユニット(圧電アクチュエータ)とが積層されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
流路ユニットは、42%ニッケル合金鋼板(42合金)製の複数の金属板が積層された構造であって、インクを噴射するノズルおよびノズルに連通する圧力室を備えている。アクチュエータユニットは、セラミックス製の複数の圧電シートが積層された構造であって、流路ユニットの圧力室上に重なるように接着剤または接着シートを介して接合されている。
【0004】
また、アクチュエータユニットには、流路ユニットの圧力室に対応する位置に配置された個別電極と、常にグランド電位に保持されている共通電極(コモン電極)とを有しており、個別電極と共通電極とによって挟まれた圧電シートの当該挟まれた領域は予めこれら電極によって電界が印加されることによって積層方向に分極した活性部となっている。ここで、個別電極に対して駆動パルス信号が与えられると、アクチュエータユニットの活性部に対応した部分により圧力室の容積が変化させられることによって、圧力室内に充填されたインクに噴射圧力が付与されてノズルからインクが噴射される。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−234171号公報(図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、アクチュエータユニットの活性部に含まれる電極間の静電容量が大きい場合またはアクチュエータユニットを駆動するのに必要な駆動電圧が大きい場合には、アクチュエータユニットを駆動するドライバ回路の消費電力(駆動電圧の2乗と静電容量の積に比例する)が大きくなり、発熱量が著しく大きくなって、加熱故障が発生し易くなる。そのため、ドライバとして比較的高価なものを使用しなければならなくなって、インクジェットヘッドの電気系統コストが高くなってしまう。ここで、アクチュエータユニットの活性部に含まれる電極間の静電容量は、電極の面積を小さくすると小さくなるが、そうすると、所定量の変位を得るために必要な駆動電圧が高くなる。つまり、静電容量とアクチュエータユニットを駆動するのに必要な駆動電圧との間には、一方が小さくなると他方が大きくなるという関係があるため、かかる問題を解消するためには、両者の大きさについてバランスがとれていることが望ましい。
【0007】
本発明は、アクチュエータユニットの活性部に含まれる電極間の静電容量およびアクチュエータユニットを駆動するのに必要な駆動電圧が最適化された液滴噴射装置およびその製造方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者は、上記目的を達成するための研究を続けた結果、アクチュエータユニットに付加される応力の大きさを適正に設定することによって、アクチュエータユニットの活性部に含まれる電極間の静電容量およびアクチュエータユニットを駆動するのに必要な駆動電圧を最適化することができることを見出した。すなわち、請求項1の液滴噴射装置は、一端を吐出口に、他端を液体供給源にそれぞれ接続された圧力室が配置された流路ユニットと、前記圧力室の容積を変化させるために変形可能であって電極間に圧電シートが挟まれてなる活性部を有するアクチュエータユニットとが、前記圧力室と前記活性部とを対向させて接合された液滴噴射装置において、前記アクチュエータユニットには、それと流路ユニットとの接合面に実質的に平行な方向に−40MPa〜10MPaの範囲の大きさの応力が付加されていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項1によると、アクチュエータユニットに付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさであるので、アクチュエータユニットの活性部に含まれる電極間の静電容量およびアクチュエータユニットを駆動するのに必要な駆動電圧のいずれもが比較的小さくなって、両者の値が最適化される。従って、アクチュエータユニットを駆動するドライバ回路での消費電力および発熱量を低減できるようになって、ドライバ回路の加熱故障を抑制できる。その結果、ドライバ回路として比較的安価なものを使用することが可能となる。また、上述のとおり、ドライバ回路で発生する熱量が少なくなるので、この熱量を放熱するための大きなヒートシンクを液滴噴射装置に取り付ける必要がなくなって、液滴噴射装置が大型化するのを防止することができる。
【0010】
また、請求項2の液滴噴射装置の製造方法は、一端を吐出口に、他端を液体供給源にそれぞれ接続された圧力室が配置された流路ユニットと、前記圧力室の容積を変化させるために変形可能であって電極間に圧電シートが挟まれてなる活性部を有するアクチュエータユニットとが、前記圧力室と前記活性部とを対向させて熱硬化型接着剤によって接合された液滴噴射装置の製造方法において、前記熱硬化型接着剤として、前記流路ユニットとの接合面に実質的に平行な方向に使用温度下において前記アクチュエータユニットに付加される応力が前記流路ユニットの線膨張係数と前記アクチュエータユニットの線膨張係数との差に応じて−40MPa〜10MPaの範囲となるような硬化温度を有するものを用いることを特徴とするものである。
【0011】
請求項2によると、流路ユニットとアクチュエータユニットとが、流路ユニットを形成する材料の線膨張係数とアクチュエータユニットを形成する材料の線膨張係数との差に基づいて、アクチュエータユニットに付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさになるように、熱硬化性接着剤の種類および硬化温度を設定することによって、使用温度下におけるアクチュエータユニットに付加される応力の最適化が可能となるため、流路ユニットおよびアクチュエータユニットをそれぞれ形成する材料の選択の自由度が大きくなる。
【0012】
なお、請求項1、2において、「アクチュエータユニットに付加される応力」とは、アクチュエータユニットと流路ユニットとの接合面に実質的に平行な方向である。また、「使用温度」とは、液滴噴射装置、例えばインクジェットヘッドで紙面などに印刷を行うときの通常の環境温度である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0014】
本発明の実施の形態に係る液滴噴射装置であるインクジェットヘッドについて説明する。図1は、そのインクジェットヘッドの分解斜視図である。図1に示すように、本実施の形態による圧電式のインクジェットヘッド1は、ほぼ直方体の流路ユニット7上にこれとほぼ同形状のアクチュエータユニット6が積層され、アクチュエータユニット6上に外部回路との接続のためのフレキシブルフラットケーブル又はフレキシブルプリント回路(FPC)5が貼付されたものである。インクジェットヘッド1は、流路ユニット7の下面側に開口したノズル9(図2及び図3参照)から下向きにインクを噴射する。
【0015】
アクチュエータユニット6の上面には、FPC5との電気的接続のために用いられる多数の表面電極3が設けられている。また、流路ユニット7の上面には、上方に開口した多数の圧力室(インク収容室)10が設けられている。また、流路ユニット7の長手方向についての一端部近傍には、後述するマニホールド流路15(図3参照)にそれぞれ連通した一対の供給孔4a、4bが穿設されている。供給孔4a、4bは、インクカートリッジ(図示せず)から供給されるインク中の塵除去のためのフィルタ2で覆われている。
【0016】
次に、インクジェットヘッド1の詳細な構造について図2及び図3をさらに参照して説明する。図2は、図1に示すインクジェットヘッドをその長手方向に沿って切断した部分断面図である。図3は、図1に示すインクジェットヘッドをその幅方向に沿って切断した部分断面図である。なお、図2及び図3において、アクチュエータユニット6上のFPC5の図示を省略している。
【0017】
流路ユニット7は、金属材料、例えば42%ニッケル合金鋼(以下、「42合金」と称する)からなる薄板状の3枚のプレート(キャビティプレート7a、スペーサプレート7b、マニホールドプレート7c)と、インクを噴射するノズル9を備えたポリイミド等の合成樹脂製のノズルプレート7dとが積層されることによって構成されている。最上部のキャビティプレート7aは、アクチュエータユニット6に接している。
【0018】
キャビティプレート7aの表面には、アクチュエータユニット6の動作により選択的に噴射されるインクを収容する複数の圧力室10が長手方向に沿って2列に形成されている。複数の圧力室10は、隔壁10aによって相互に隔てられ、その長手方向を平行に並べて配列されている。マニホールドプレート7cには、インクを圧力室10に供給するマニホールド流路15が複数の圧力室10がなす列の下方においてその列方向に長く形成されている。また、マニホールド流路15の一端は、図1に示した一対の供給孔4a、4bのいずれか一方を介して図示されないインク供給源に接続されている。
【0019】
圧力室10の一端は、スペーサプレート7bの連通孔12を介してマニホールド流路15に連通し、他端は、スペーサプレート7bおよびマニホールドプレート7cの連通孔11、13を介してノズル9に連通している。このようにして、マニホールド流路15から連通孔12、圧力室10、連通孔11、連通孔13を経てノズル9に至るインク流路が形成されている。
【0020】
アクチュエータユニット6においては、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)のセラミックス材料からなる6枚の圧電セラミックスプレート6a〜6fが積層されている。そして、圧電セラミックスプレート6bと圧電セラミックスプレート6cとの間、及び、圧電セラミックスプレート6dと圧電セラミックスプレート6eとの間にはそれぞれ共通電極21、23が、流路ユニット7の圧力室10に対応した範囲内のみに配置されている。なお、共通電極21、23は、各圧電セラミックスプレートのほぼ全範囲を覆う広範囲にわたって配置されてもよい。一方、圧電セラミックスプレート6cと圧電セラミックスプレート6dとの間、及び、圧電セラミックスプレート6eと圧電セラミックスプレート6fとの間にはそれぞれ個別電極22、24が、流路ユニット7の圧力室10に対応した範囲内にのみ配置されている。共通電極21、23および個別電極22、24は、アクチュエータユニット6の上面に設けた多数の表面電極3に接続されている。
【0021】
共通電極21、23は常にグランド電位に保持されている。一方、個別電極22、24には駆動パルス信号が与えられる。共通電極21、23と個別電極22、24とによって挟まれた圧電セラミックスプレート6c〜6eの当該挟まれた領域は予めこれら電極によって電界が印加されることによって積層方向に分極した活性部25となっている。活性部25は、平面視で圧力室10と同じ方向に延びており且つ圧力室10内に収まる矩形形状を有している。このように、本実施の形態において、アクチュエータユニット6には圧電セラミックスプレート6a〜6fの面方向に対して実質的に垂直な方向(圧電セラミックスプレート6a〜6fの積層方向)に変形可能な複数の活性部25が形成されている。
【0022】
個別電極22、24の電位が正の所定電位になると、圧電セラミックスプレート6c〜6eの活性部25は電界が印加されて積層方向に伸びようとする。ところが、圧電セラミックスプレート6a、6bにはこのような現象が現れないので、アクチュエータユニット6の活性部25に対応した部分は、全体として圧力室10側に伸びるように膨らむ。すると圧力室10の容積が小さくなるので、圧力室10内に充填されたインクに噴射圧力が付与されてノズル9からインクが噴射される。
【0023】
図2に示された2つの圧力室10のうち左側は、このように正の所定電位が与えられて圧力室10側に伸びたアクチュエータユニット6によって圧力室10の容積が縮小することで、当該圧力室10に連通したノズル9からインクが噴射されようとする様子を描いたものである。また、右側は、駆動パルス信号が共通電極21、23の電位と同じくグランド電位に保持されているために、圧力室10に連通したノズル9からインクが噴射されない様子を描いたものである。
【0024】
なお、常態において、全圧力室10に対応する個別電極22、24に電界を印加して、全圧力室10を図2の左側のように縮小しておいて、インクを噴射しようとする圧力室10に対応する個別電極22、24のみ電界を解除して図2の右側のように圧力室10を拡大し、その後再びその個別電極22、24に電界を印加して圧力室10内のインクに圧力を付与する(いわゆる引き打ち)ことによって、インクを噴射することもできる。
【0025】
次に、本実施の形態のインクジェットヘッド1の製造方法についてその工程図である図4を参照しつつ説明する。図1〜図3で説明したようなインクジェットヘッド1を製造するには、流路ユニット7及びアクチュエータユニット6などの部品を別々に作製し、それから各部品を組み付ける。
【0026】
流路ユニット7を作製するには、図2に描かれた4枚のプレート7a〜7dをそれぞれ独立して作製した後に、これらが位置合わせされて積層された状態で熱硬化性接着剤を用いてこれらを互いに接着する。なお、プレート7a〜7cに圧力室10や連通孔11などを形成するのにはエッチング加工が用いられ、プレート7dにノズル9を形成するのにはレーザ加工が用いられる(ステップS1)。
【0027】
一方、アクチュエータユニット6を作製するには、まず、個別電極22、24が導電性ペーストでそれぞれスクリーン印刷された圧電セラミックスのグリーンシート2枚と、共通電極21、23が導電性ペーストでそれぞれスクリーン印刷された圧電セラミックスのグリーンシート2枚とを交互に積層し、さらにその上に、何も印刷されていない圧電セラミックスのグリーンシート1枚と、表面電極3が導電性ペーストでスクリーン印刷された圧電セラミックスのグリーンシート1枚とを順次積層する(ステップS2)。これによって、アクチュエータユニット6となる電極複合体が得られる。
【0028】
そして、ステップS2で得られた電極複合体を公知のセラミックスと同様に脱脂し、所定の温度で焼成する(ステップS3)。これにより、上述したようなアクチュエータユニット6を比較的容易に作製することができる。なお、アクチュエータユニット6は、予め焼成による収縮量を見込んで設計される。
【0029】
このように、流路ユニット7とアクチュエータユニット6とをそれぞれ別々に作製した後で、両者が熱硬化性接着剤によって貼り合わされる(ステップS4)。しかる後、アクチュエータユニット6と別途用意されたFPC5とが表面電極3とこれに対応するFPC5上の電極とがそれぞれ重なるように半田を用いて貼り合わされる(ステップS5)。以上の工程を経ることによって、インクジェットヘッド1が完成する。
【0030】
上記ステップS4において、流路ユニット7とアクチュエータユニット6とを貼り合わせるとき、流路ユニット7の線膨張係数(ノズルプレート7dを除くプレート7a〜7cを形成する材料の線膨張係数)と、アクチュエータユニット6の線膨張係数(圧電セラミックスプレート6a〜6fを形成する材料の線膨張係数)との差に基づいて、アクチュエータユニット6に付加される応力が所定範囲の大きさになるように、両者を貼り合わせるときの接合温度、つまり、熱硬化性接着剤の硬化温度が決定されている。具体的には、上記接合温度は、エポキシ系接着剤を用いて120℃である。
【0031】
なお、本実施の形態においては、アクチュエータユニット6に付加される応力は、アクチュエータユニット6と流路ユニット7との接合面に実質的に平行な方向であり且つアクチュエータユニット6の長手方向(インクジェットヘッド1の長手方向;図2では左右方向)に沿った方向の応力を意味している。これは、アクチュエータユニット6の長手方向が短手方向よりも著しく大きいので、膨張、収縮量が大きくなるためである。以下の説明において、アクチュエータユニット6の長手方向外側に向かう方向を正とし、アクチュエータユニット6の長手方向内側に向かう方向を負として表されている。従って、アクチュエータユニット6に正の応力が付加されている場合には、アクチュエータユニット6にはその長手方向の引張応力が作用しており、アクチュエータユニット6に負の応力が付加されている場合には、アクチュエータユニット6にはその長手方向の圧縮応力が作用していることになる。
【0032】
ここで、流路ユニット7の線膨張係数がアクチュエータユニット6の線膨張係数よりも大きい場合には、両者が上記接合温度において貼り合わされる際に、流路ユニット7がアクチュエータユニット6と比較して伸長した状態で貼り合わされる。従って、両者が上記接合温度において貼り合わされた後で常温(使用温度)に戻ると、流路ユニット7がアクチュエータユニット6と比較してより収縮するため、アクチュエータユニット6には圧縮応力が生じる。一方、流路ユニット7の線膨張係数がアクチュエータユニット6の線膨張係数よりも小さい場合に、上述とは反対に、アクチュエータユニット6には引張応力が生じる。なお、本実施の形態では、上述の応力の所定範囲の大きさとは、後で詳述するように、−40MPa〜10MPaの範囲の大きさである。
【0033】
上記のように、アクチュエータユニット6に付加される応力と、アクチュエータユニット6の活性部に含まれる電極間の静電容量および活性部が所定量変位するのに必要な駆動電圧との関係を調べるための行われた実験結果について、表1および図5を参照して説明する。
【0034】
表1は、アクチュエータユニット6に付加される応力を7つの値に変化させた場合におけるアクチュエータユニット6の活性部に含まれる電極間の静電容量およびアクチュエータユニット6を駆動するのに必要な駆動電圧の測定結果を示している。
【0035】
【表1】
Figure 2004160915
【0036】
そして、上記の測定結果をグラフに表すと、図5(a)および図5(b)が得られる。図5(a)は、アクチュエータユニットに付加される応力とアクチュエータユニットの活性部に含まれる電極間の静電容量との関係を示すグラフである。図5(b)は、アクチュエータユニットに付加される応力とアクチュエータユニットを駆動するのに必要な駆動電圧との関係を示すグラフである。
【0037】
図5(a)からは、アクチュエータユニット6に付加される応力が大きくなると、アクチュエータユニット6の活性部に含まれる電極間の静電容量も大きくなることが分かる。そして、アクチュエータユニット6に付加される応力が−50MPa〜10MPaの範囲の大きさである場合には、上記応力の増加量に対する上記静電容量の増加量の割合は比較的小さいことが分かる。これに対して、アクチュエータユニット6に付加される応力が10MPaを超える範囲の大きさである場合には、上記応力の増加量に対する上記静電容量の増加量の割合が著しく大きくなることが分かる。
【0038】
また、図5(b)からは、アクチュエータユニット6に付加される応力が大きくなると、活性部が所定量変位するのに必要な駆動電圧は小さくなることが分かる。そして、アクチュエータユニット6に付加される応力が−50MPa〜−40MPaの範囲の大きさである場合には、上記応力の増加量に対する上記駆動電圧の減少量の割合が著しく大きいことが分かる。これに対して、アクチュエータユニット6に付加される応力が−40MPaを超える範囲の大きさである場合には、上記応力の増加量に対する上記駆動電圧の減少量の割合が比較的小さくなることが分かる。
【0039】
このように、図5(a)および図5(b)に示す実験結果を考慮すると、アクチュエータユニット6に付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさである場合に、上記応力の増加量に対する上記静電容量の増加量の割合および上記駆動電圧の減少量の割合のいずれもが比較的小さくなっている。従って、製造時のばらつき等があっても、安定した動作が実現できる。また、静電容量が大きくなると、アクチュエータユニット6に印可する駆動電圧の立ち上がり及び立ち下がりの傾斜が緩やかになって所定の動作が得られなくなるが、この問題も解消できる。さらに、駆動電圧または静電容量のいずれかが大きくなっても、ドライバ回路の仕様を上げなければならずコストが高くなるが、この問題も解消できる。その結果、アクチュエータユニット6の活性部に含まれる電極間の静電容量およびアクチュエータユニット6を駆動するのに必要な駆動電圧のいずれもが比較的小さくなって、両者の値が最適化されることが分かる。
【0040】
従って、アクチュエータユニット6の活性部に含まれる電極間の静電容量およびアクチュエータユニット6を駆動するのに必要な駆動電圧を最適化するためには、アクチュエータユニット6に付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさになるように、インクジェットヘッド1を作製すればよいことになる。ここで、アクチュエータユニット6に付加される応力は、上述したように、流路ユニット7の線膨張係数と、アクチュエータユニット6の線膨張係数と、流路ユニット7とアクチュエータユニット6との貼り合わせ時の接合温度とによって変化する。
【0041】
表2は、流路ユニット7の線膨張係数とアクチュエータユニット6の線膨張係数との差(以下、単に「線膨張係数差」と称する)および上記接合温度の組み合わせを変更した場合に、流路ユニット7とアクチュエータユニット6とが上記接合温度において接合された後で使用温度(ほぼ常温)に戻ったときのアクチュエータユニット6に付加される応力がどのように変化するかのシュミレーション結果を示している。
【0042】
なお、表2の最左端列に記載されている線膨張係数差は、流路ユニット7の線膨張係数からアクチュエータユニット6の線膨張係数を差し引くことによって求められる値であって、最上段行に記載されている温度は、流路ユニット7とアクチュエータユニット6との貼り合わせ時の接合温度を示している。
【0043】
ここで、上述のシュミレーションは、アクチュエータユニット6が、厚さ30μmの圧電セラミックスプレートが10層に積層されており全体として厚さ300μmであり、それに含まれる活性部長さ(活性長)が1.8mmであって、流路ユニット7の厚さ(ノズルプレート7dを除く全体の厚さ)が500μmであるインクジェットヘッド1について行ったものである。また、本シュミレーションは、インクジェットヘッド1が、常温25℃の使用温度下で使用される場合についてのものである。
【0044】
【表2】
Figure 2004160915
【0045】
表2からは、上記線膨張係数差がそれぞれの値である場合に、上記接合温度がどの範囲の大きさであれば、アクチュエータユニット6に付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさになる(表2で太線で囲んだ部分)かが分かる。そこで、上記線膨張係数差と、その線膨張係数差においてアクチュエータユニット6に付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさになる場合の上記接合温度の最高値(以下、「最高接合温度」と称する)との関係をまとめると、表3のようになる。
【0046】
【表3】
Figure 2004160915
【0047】
表3からは、線膨張係数差の絶対値が0近傍において最高接合温度が最大となって、線膨張係数差の絶対値が大きくなると最高接合温度が低くなることがわかる。
【0048】
ここで、上述の結果に基づいて、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)のセラミックス製の複数の圧電シートから構成されるアクチュエータユニット6に対して、流路ユニット7を構成する金属板の材料を変更した場合に、アクチュエータユニット6に付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさになるようにするためには、上記接合温度を何度にすればよいか、すなわち、何度の硬化温度を有する熱硬化性接着剤によって流路ユニット7とアクチュエータユニット6とを接合すればよいかについて考える。
【0049】
【表4】
Figure 2004160915
【0050】
表4には、アクチュエータユニット6の材料であるPZTの線膨張係数、流路ユニット7の材料であるSUS430、SUS304、42合金の線膨張係数が示されている。また、流路ユニット7の材料としてSUS430、SUS304、42合金が用いられた場合のそれぞれの線膨張係数とPZTの線膨張係数との線膨張係数差が算出されている。そして、この線膨張係数差の場合の最高接合温度が、表3を参照して求められている。
【0051】
従って、例えば、アクチュエータユニット6がPZTにより形成されており、流路ユニット7がSUS430により形成されている場合には、120℃以下の硬化温度を有する熱硬化性接着剤が選定され、アクチュエータユニット6と流路ユニット7とが接合されれば、使用温度下においてアクチュエータユニット6に付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさになる。
【0052】
以上、本実施の形態のインクジェットヘッド1においては、流路ユニット7とアクチュエータユニット6とが、流路ユニット7を形成する材料の線膨張係数とアクチュエータユニット6を形成する材料の線膨張係数との差に基づいて、アクチュエータユニット6に付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさになるような硬化温度を有する熱硬化性接着剤を介して接合されるため、アクチュエータユニット6の活性部に含まれる電極間の静電容量およびアクチュエータユニット6を駆動するのに必要な駆動電圧のいずれもが比較的小さくなって、両者の値が最適化される。従って、アクチュエータユニット6のドライバ回路の消費電力および発熱量を低減できるようになって、ドライバ回路の加熱故障を抑制できる。その結果、ドライバ回路として比較的安価なものを使用することが可能となる。また、上述のとおり、ドライバ回路で発生する熱量が少なくなるので、この熱量を放熱するための大きなヒートシンクを取り付ける必要がなくなって、インクジェットヘッド1を支持するキャリッジが大型化することによってキャリッジの移動に支障をきたすのを防止することができる。また、接合温度、すなわち、熱硬化性接着剤の種類を変更することによって、流路ユニット7とアクチュエータユニット6とが接合された後におけるアクチュエータユニット6に付加される応力の最適化が可能となるため、流路ユニット7およびアクチュエータユニット6をそれぞれ形成する材料の選択の自由度が大きくなる。
【0053】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述の実施の形態では、アクチュエータユニット6の材料としてPZTが用いられると共に、流路ユニット7の材料としてSUS430、SUS304および42合金のいずれかが用いられる場合に、アクチュエータユニット6に付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさになる最高接合温度について具体的に説明しているが、アクチュエータユニット6の材料および流路ユニット7の材料はこれらに限られず、アクチュエータユニット6に付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさになる接合温度が存在する範囲において、それらの材料の組み合わせは任意に変更することが可能である。
【0054】
また、上述の実施の形態では、インクの液滴を噴射するインクジェットヘッド1について説明しているが、これに限らず、インクジェットヘッド1と同様の構造であって、液滴を噴射可能な液滴噴射装置であれば、どのようなものであってもよい。
【0055】
【発明の効果】
請求項1によると、アクチュエータユニットに付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさであるので、アクチュエータユニットの活性部に含まれる電極間の静電容量およびアクチュエータユニットを駆動するのに必要な駆動電圧のいずれもが比較的小さくなって、両者の値が最適化される。従って、アクチュエータユニットを駆動するドライバ回路での消費電力および発熱量を低減できるようになって、ドライバ回路の加熱故障を抑制できる。その結果、ドライバ回路として比較的安価なものを使用することが可能となる。また、上述のとおり、ドライバ回路で発生する熱量が少なくなるので、この熱量を放熱するための大きなヒートシンクを液滴噴射装置に取り付ける必要がなくなって、液滴噴射装置が大型化するのを防止することができる。
【0056】
請求項2によると、流路ユニットとアクチュエータユニットとが、流路ユニットを形成する材料の線膨張係数とアクチュエータユニットを形成する材料の線膨張係数との差に基づいて、アクチュエータユニットに付加される応力が−40MPa〜10MPaの範囲の大きさになるように、熱硬化性接着剤の種類および硬化温度を設定することによって、使用温度下におけるアクチュエータユニットに付加される応力の最適化が可能となるため、流路ユニットおよびアクチュエータユニットをそれぞれ形成する材料の選択の自由度が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインクジェットヘッドの分解斜視図である。
【図2】図1に示すインクジェットヘッドをその長手方向に沿って切断した部分断面図である。
【図3】図1に示すインクジェットヘッドをその幅方向に沿って切断した部分断面図である。
【図4】図1のインクジェットヘッドの製造方法を示す工程図である。
【図5】アクチュエータユニットに付加される応力と、静電容量および駆動電圧との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド(液滴噴射装置)
5 FPC
6 アクチュエータユニット
6a〜6f 圧電セラミックスプレート(圧電シート)
7 流路ユニット
9 ノズル(吐出口)
10 圧力室
15 マニホールド流路(液体供給源)
21、23 共通電極(電極)
22、24 個別電極(電極)
25 活性部

Claims (2)

  1. 一端を吐出口に、他端を液体供給源にそれぞれ接続された圧力室が配置された流路ユニットと、前記圧力室の容積を変化させるために変形可能であって電極間に圧電シートが挟まれてなる活性部を有するアクチュエータユニットとが、前記圧力室と前記活性部とを対向させて接合された液滴噴射装置において、
    前記アクチュエータユニットには、それと流路ユニットとの接合面に実質的に平行な方向に−40MPa〜10MPaの範囲の大きさの応力が付加されていることを特徴とする液滴噴射装置。
  2. 一端を吐出口に、他端を液体供給源にそれぞれ接続された圧力室が配置された流路ユニットと、前記圧力室の容積を変化させるために変形可能であって電極間に圧電シートが挟まれてなる活性部を有するアクチュエータユニットとが、前記圧力室と前記活性部とを対向させて熱硬化型接着剤によって接合された液滴噴射装置の製造方法において、
    前記熱硬化型接着剤として、前記流路ユニットとの接合面に実質的に平行な方向に使用温度下において前記アクチュエータユニットに付加される応力が前記流路ユニットの線膨張係数と前記アクチュエータユニットの線膨張係数との差に応じて−40MPa〜10MPaの範囲となるような硬化温度を有するものを用いることを特徴とする液滴噴射装置の製造方法。
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