JP2004158219A - 電解液注液装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度に電解液を注液できるとともに、かつ、小型でメンテナンス性がよく、生産効率が良い電解液注液装置を提供すること。
【解決手段】秤量機構部100は、搬出入部120と、注液前の質量を計測する前秤量部130と、注液機構部200との受け渡しに供される電池容器受渡部140と、注液後の質量を計測する後秤量部150と、電池容器Wを搬出入部120、前秤量部130、受渡部140、後秤量部150間で搬送するローダ110とを具備し、注液機構部200は、電池容器受渡部140との受け渡しに供される電池容器受渡部220と、電池容器W内に電解液を注液する注液部230と、電池容器Wの開口部を封止する封止部250と、電池容器Wを受渡部220、注液部230、封止部250間で移送する回転搬送機構210とを具備している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電極を収容した袋状の電池容器に電解液注液、含浸及び減圧シールを行う注液装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電極を収容した袋状の電池容器に電解液を注液し、電極に電解液を含浸させた後、開口部を封止する電解液注液装置が知られている。このような電解液注液装置では、電解液中の気泡を除去するために減圧チャンバ内に多数の電池容器を入れた状態で注液とシールをバッチ処理にて行うものが一般的であった。また、電解液を電池容器に効率よく注液する装置がある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した電解液注液装置であると次のような問題があった。すなわち、電解液の注液に使用するノズル先端の周囲が減圧空間であることから、液のたれが起こりやすく注液精度が悪くなっていた。また、大きな減圧チャンバで多数個を同時処理することから、保守性やフレキシビリティが阻害されている。また、1個所で不具合が発生すると、装置全体が停止するため生産効率が非常に悪い。特に、減圧チャンバ内でのトラブルはチャンバ内に入っている製品全部の不良につながる虞があった。
【0004】
そこで本発明は、小型でメンテナンス性が良い注液装置を提供することを目的としている。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−106896号公報(図1)
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の注液装置は次のように構成されている。
【0007】
(1)電極材が収容された袋状の電池容器に電解液を注液する注液装置において、注液前及び注液後の電池容器の質量を計測する秤量機構部と、上記電池容器への注液・含浸・封止を行う注液機構部とを備え、上記秤量機構部は、所定の円周上に沿って順に配置された、上記電池容器の装置外部との搬出入に供される搬出入部と、注液前の上記電池容器の質量を計測する前秤量部と、上記注液機構部との上記電池容器の受け渡しに供される第1の受渡部と、注液後の上記電池容器の質量を計測する後秤量部と、上記電池容器を上記搬出入部、上記前秤量部、上記受渡部、上記後秤量部間で搬送する第1の移送機構とを具備し、上記注液機構部は、所定の円周上に沿って順に配置された、上記第1の受渡部との上記電池容器の受け渡しに供される第2の受渡部と、上記電池容器内に電解液を注液する注液部と、上記電池容器の開口部を封止する封止部と、上記電池容器を上記受渡部、上記注液部、上記封止部間で移送する第2の移送機構とを具備していることを特徴とする。
【0008】
(2)上記(1)に記載された注液装置であって、上記注液部及び上記封止部は、上記第2の移送機構の上方に配置されていることを特徴とする。
【0009】
(3)上記(1)に記載された注液装置であって、上記注液装置は、電解液を収容するとともに内部が減圧される電解液タンクと、この電解液タンクと第1の内径を有するパイプを介して接続された精密吐出ポンプと、この精密吐出ポンプと第2の内径を有するパイプを介して接続されたチェック弁と、このチェック弁に取付けられた吐出ノズルとを備え、上記第1の内径は上記第2の内径よりも大きいことを特徴とする。
【0010】
(4)上記(1)に記載された注液装置であって、上記封止部は、上記電池容器を封止する際に上記電池容器表面に刻印を付けるマーキング装置を備えていることを特徴とする。
【0011】
(5)電池容器の搬入と搬出を行う第1の搬送部と、上記第1の搬送部により搬送された電池容器をさらに搬送し、上記第1の搬送用主軸に上記電池容器に再度搬送させるよう構成された第2の搬送部と、を有する注液装置であって、上記第1の搬送部は、第1の主軸と、この第1の主軸に上記第1の主軸の回動中心から離間した位置に配置された搬入用チャック及び搬出用チャックとを有するチャック機構と、外部装置と上記電池容器の受け渡しを行うための搬出入部と、上記搬出入部から上記搬送用チャックにて搬送された電池容器を受けて上記電池容器の重量を測定する前秤量部と、上記搬出用チャックにより上記第2の搬送部から搬送された上記電池容器の重量を測定する後秤量部と、を有し、上記第2の搬送部は、第2の主軸と、この第2の主軸に上記第2の主軸の回動中心から離間した位置に配置された上記第2の主軸の軸方向に進退可能に設けられた運搬器と、上記運搬器が進退する際に挿通もしくは当接する貫通口を複数有するプレートと、上記プレート上にあって上記複数の貫通口それぞれを通じて上記電池容器に対して上記電解液を封入するための処理を行う複数の処理部とを有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施の形態に係る電解液注液システム10を示す平面図、図2の(a)は袋状(ラミネートタイプ)の電池容器Wの側面図、図2の(b)は電池容器Wを搭載する搬送キャリアTを示す平面図である。電池容器Wの内部には、電極が収容されており、端子Waが内部から突出している。また、M1は後述する電解液注液装置30の番号、M2は後述するヒータ252のヘッド番号の刻印を示している。搬送キャリアTは、電池容器Wを保持するための溝部Taが形成されている。
【0013】
電解液注液システム10は、電池容器Wを搭載するための搬送キャリアTを搬送する搬送装置20と、この搬送装置20の搬送方向に沿って配置された3台の電解液注液装置30,30,30と、これら全体を連係制御する制御装置40とを備えている。搬送装置20は、前工程から搬送された注液前の電池容器Wを受け入れる供給部21と、注液後の電池容器Wを後工程へ送り出す排出部22とを備えている。
【0014】
供給部21と排出部22との間には第1〜第3の搬送コンベア23〜25が配置されている。第1の搬送コンベア23は、供給部21から各電解液注液装置30まで注液前の電池容器Wを搭載した搬送キャリアTを搬送する。第2の搬送コンベア24は、各電解液注液装置30から排出部22まで注液後の電池容器Wを搭載した搬送キャリアTを搬送する。第3の搬送コンベア25は、排出部22から供給部21まで空の搬送キャリアTを搬送する。
【0015】
電解液注液装置30は、架台31と、この架台31上に設けられた秤量機構部100と、注液機構部200とを備えている。架台31の横幅Hは約1mに設定されている。
【0016】
秤量機構部100は、電池容器Wを図3中反時計回り(矢印L)に搬送するためのローダ(第1の移送機構)110と、第1の搬送コンベア23上の搬送キャリアTから電池容器Wを取り出し、また、第2の搬送コンベア24上の搬送キャリアTへ電池容器Wを載せる搬出入部120と、このローダ110の周囲に配置され、注液前の電池容器Wの重量を測定する前秤量部130と、注液機構部200との電池容器Wの受渡に供される電池容器受渡部140と、注液後の電池容器Wの重量を測定する後秤量部150とを備えている。
【0017】
ローダ110は、電池容器Wを2つずつピックアップ可能な4つのピックアップアーム111〜114を備え、中心軸Cを回転軸として駆動モータ(不図示)により90度の範囲で往復動可能に設けられている。すなわち、ピックアップアーム111は、搬出入部120から前秤量部130への電池容器Wの移送、ピックアップアーム112は、前秤量部130から電池容器受渡部140への電池容器Wの移送、ピックアップアーム113は、電池容器受渡部140から後秤量部150への電池容器Wの移送、ピックアップアーム114は、後秤量部150から搬出入部120への電池容器Wの移送を行う機能を有している。
【0018】
前秤量部130は、図4の(a),(b)に示すように、電池容器Wの底部を支持しながら上下動するガイド131と、電池容器Wの重量を測定するロードセル132と、電池容器Wの側面を保持する案内板133とを備えている。
【0019】
電池容器受渡部140は、注液機構部200の後述する電池容器受渡部220と重複する位置にあり、電池容器受渡部220とともに、ピックアップアーム112に保持された電池容器Wを電池容器受渡部220に位置する運搬容器215(後述)に移載する機能と、運搬容器215からピックアップアーム113に保持させる機能を有している。
【0020】
後秤量部150は、電池容器Wの底部を支持しながら上下動するガイド151と、電池容器Wの重量を測定するロードセル152と、ロードセル152に設けられ電池容器Wの側面を保持する案内板153と、不良品を装置外へ廃棄する不良品払出部154と、排出用チャック155とを備えている。
【0021】
注液機構部200は、電池容器Wを図3中時計回り(矢印R)に搬送するための回転搬送機構(第2の移送機構)210と、秤量機構部100との電池容器Wの受渡に供される電池容器受渡部220と、電池容器W内に注液を行う注液部230と、電池容器Wの電極への電解液の含浸を促進するための含浸部240と、封止を行う封止部250とを備えている。
【0022】
回転搬送機構210は、円盤状のインデックステーブル211と、このインデックステーブル211を回転駆動する駆動モータ212とを備えている。インデックステーブル211には、90度ずつ4箇所に開口部213aが設けられており、開口部213aにはロッド214が上下動可能に支持されている。ロッド214の上端部には運搬容器215が設けられている。さらに、ロッド214の下端部には架台31に固定されたシリンダ216が配置され、その作動により先端がロッドの214の下端部に当接することにより、ロッド214を上下に駆動させることが可能である。すなわち、ロッド214はインデックステーブル211と共に回転し、シリンダ216は架台31に固定されてることから、シリンダ216の真上にロッド214が位置したときにのみ上下駆動が可能となる。なお、図中217はインデックステーブル211に平行に配置された固定プレートを示している。固定プレート217には、開口部217a〜217cが形成されている。
【0023】
運搬容器215は、図7に示すように上面215aにOリング215bが設けられている。また、電池容器Wが挿入されるとともに、ローダ110によるピックアップが可能なように溝215cが形成されている。
【0024】
注液部230は、電解液を収容するとともに、内部が減圧可能な減圧脱泡槽231と、この減圧脱泡槽231にその一端が接続され、直径10mm程度(第1の径)のパイプ232と、このパイプ232の他端に接続されたモータ制御式の精密吐出ポンプ233と、この精密吐出ポンプ233ににその一端が接続され、直径2mm程度(第2の径)のパイプ234と、このパイプ234の他端に接続されたチェック弁235と、チェック弁235に接続されるとともに開口部217aの上方に配置された吐出ノズル236とを備えている。なお、パイプ232は可能な限り短いことが好ましい。
【0025】
含浸部240は、開口部217bに取付けられた減圧チャンバ241を備えている。この減圧チャンバ241は飽和蒸気圧以下の低真空であって例えば50Torrまで減圧可能に構成されている。
【0026】
封止部250は、開口部217cに取付けられた減圧チャンバ251と、減圧チャンバ251内に収容され電池容器Wの開口部を熱圧着して封止するヒータ252と、封止後にヒータ252と電池容器Wとを分離するノックアウトピン(マーキング装置)253とを備えている。減圧チャンバ251は飽和蒸気圧以下の低真空であって例えば30Torrまで減圧可能に構成されている。また、ノックアウトピン253は、電解液注液装置30毎に異なる刻印が可能にその先端部が形成されている。
【0027】
上述したように構成された電解液注液システム10は、次のようにして注液を行う。最初に、搬送装置20の第1の搬送コンベア23により注液前の電池容器Wを搭載した搬送キャリアTが搬送される。ここで、電解液注液装置30の搬出入部120で搬送キャリアTが一時停止し、電池容器Wがピックアップアーム111によってピックアップされる。ピックアップアーム111は電池容器Wを保持したまま矢印L方向に回転し、前秤量部130に電池容器Wを移送する。なお、ピックアップアーム114が注液後の電池容器Wを保持している場合には、その電池容器Wが搬送キャリアTに搭載される。
【0028】
前秤量部130に移送された電池容器Wはガイド131に載置される。ガイド131が下降することにより、電池容器Wの底面がロードセル132に当接し、ロードセル132の出力から注液前の電池容器Wの質量が計測され、その値は前秤量部130又は制御装置40に記憶される。
【0029】
質量が計測された電池容器Wは、ピックアップアーム112によってピックアップされる。電池容器Wを保持したまま矢印L方向に回転し、電池容器Wは電池容器受渡部140に移送される。
【0030】
電池容器受渡部140では、電池容器受渡部220に位置する運搬容器215に電池容器Wが移載される。次に、インデックステーブル211が矢印R方向に90度回動し、吐出ノズル236の下方に到達する。大気圧下において吐出ノズル236から電解液が吐出され、運搬容器215に保持された電池容器Wに注液される。
【0031】
なお、注液される電解液は減圧脱泡槽231で予め電解液の飽和蒸気圧以下である例えば150Torr程度の減圧状態で脱泡される。このときの減圧状態は、電解液を沸騰させることにより内部の気泡を追い出すものであるが、極端に減圧して突沸することが無い程度のものとする。
【0032】
電解液は減圧脱泡槽231から精密吐出ポンプ233にて高精度に送り出される。減圧脱泡槽231から精密吐出ポンプ233間のパイプ232の内径が大きいことから電解液の流速が小さくなる。このため、気泡の発生が抑えられるとともに、気泡はパイプ232内から減圧脱泡槽231に戻りやすくなるため、精密吐出ポンプ233により送り出される量は高精度に調節可能となる。
【0033】
さらに電解液は精密吐出ポンプ233からチェック弁235に送られる。このとき、電解液内部の気泡は電解液と同時にチェック弁235に送られる。精密吐出ポンプ233からチェック弁235間のパイプ234の内径が小さいことから電解液の流速が大きくなる。このため、発生した気泡を一気に吐出ノズル236より吐出させてしまうことが可能となる。
【0034】
チェック弁235は精密吐出ポンプ233からの送られる電解液の圧力が一定以上のときにのみバネ力に抗して弁が開き、電解液が送出される。したがって、精密吐出ポンプ233が停止すると、弁がバネ力によって閉じ、電解液の吐出が停止し、吐出ノズル236に残った電解液が漏れることはなく、高精度の注液が可能となる。また、電解液内の気泡を最小限に抑えることができることから、吐出ノズル236における液だれを最小限にして注液量のバラツキを小さくすることが可能である。
【0035】
電解液が所定量だけ吐出されると、シリンダ216を作動させ、ロッド214を下降させる。下降した状態でインデックステーブル211が回転し、電池容器Wは含浸部240に移送される。含浸部240では、シリンダ216により、ロッド214が上昇され、運搬容器215の上面215aが固定プレート217の下面に当接する。このとき、Oリング215bにより、減圧チャンバ241内は気密となる。ここで減圧チャンバ241内を電解液が吹きあふれ出ない程度の例えば50Torr程度まで減圧し、減圧チャンバ241内で脱泡及び電極への含浸を行う。次に、減圧チャンバ241内を大気圧に戻す。
【0036】
所定時間が経過した後、シリンダ216を作動させ、ロッド214を下降させる。下降した状態でインデックステーブル211が回転し、電池容器Wは封止部250に移送される。封止部250では、シリンダ216により、ロッド214が上昇され、運搬容器215の上面215aが固定プレート217の下面に当接する。このとき、Oリング215bにより、減圧チャンバ251内は気密となる。
【0037】
減圧チャンバ251内では、ヒータ252により電池容器Wの開口部の熱圧着が行われ、封止が行われる。このとき、ヒータ252が電池容器Wに固着することを防止するため、ノックアウトピン253により封止位置よりわずかに下の位置を挟みヒータ252と電池容器Wとを分離する。なお、ノックアウトピン253は、各電解液注液装置30に固有のものを用いることで、例えば凹凸の数、刻印の形状等により、各電池容器Wがどの電解液注液装置30で注液・封止がなされたのかがわかる。すなわち、何らかの要因で不良品が発生した場合、電池容器Wの刻印により不良品が発生する電解液注液装置30を事後的に特定することが可能となり、メンテナンス・調整を行うことができる。
【0038】
次に、シリンダ216を作動させ、ロッド214を下降させる。下降した状態でインデックステーブル211が回転し、電池容器Wは電池容器受渡部220に移送される。ピックアップアーム113により、電池容器Wが運搬容器215からピックアップされ、ピックアップアーム113は矢印R方向に回転して、電池容器Wは後秤量部150に移送される。
【0039】
後秤量部150では、前秤量部130と同様にして電池容器Wの質量が計測される。このとき、前秤量部130又は制御装置40に記憶されていた注液前の質量と比較することで、計測結果が事前に定められた許容範囲を逸脱していた場合には、排出用チャック155を用いてガイド151から排除され、不良品払出部154において回収される。なお、計測結果を制御装置40にフィードバックすることで、精密吐出ポンプ233からの吐出量を調整し、不良品の発生率を低減することが可能である。
【0040】
電池容器W重量が規定であり、良品と判定された場合には、ピックアップアーム114によりピックアップされて、搬出入部120に移送される。搬出入部120では、空の搬送キャリアTに注液後の電池容器Wが搭載され、第2の搬送コンベア24によって搬送され、排出部22に送られる。
【0041】
排出部22において、電池容器Wが搬送キャリアTから取り出され、後工程へ送られる。空の搬送キャリアTは第3の搬送コンベア25によって供給部21に戻される。
【0042】
上述したように電解液注液システム10の各電解液注液装置30においては、装置のメンテナンス性が向上していることにより、電池容器Wに高精度、かつ、高効率に電解液を注液することが可能となり、不良品の発生を最低限に抑えることができる。
【0043】
本発明は、重量を測るために測定器を電池容器の重力方向下方に配置する必要がある秤量系と、電池容器内に電解液を注入し封口するために電池容器の重力方向上方に配置する必要がある注入系との2種の搬送系に分けた。このため装置構造が簡素になり、注液装置全体を小型化できた。小型化できていることにより、装置内の隅々まで手を伸ばせば届く範囲の大きさとなり、装置を極力分解することなく修繕・補修・清掃などのメンテナンス処理が出来、メンテナンス性が向上している。
【0044】
また、秤量系と注入系との2系統の搬送をそれぞ回動系で構成し、電池容器をこの回動の経路上に配置することによって、さらに装置の小型化を実現している。
【0045】
秤量系においては、回動系にて揺動されるチャック機構を搬入用と搬出用それぞれに専用化している。このため、回動系は回転せずに180°の範囲での揺動運動となる。このため、チェックを駆動するための駆動源の配線処理が容易になり、メンテナンス性が向上している。なお、注入系はチャック機構がないため、回転運動させる。
【0046】
注入系においては、電池容器を保持する運搬器を固定されたテーブルプレートの下で搬送されるように構成し、テーブルプレートの上方に、注液・脱泡・封口を行うためのユニットを配置し、テーブルプレートに設けられた貫通口を介して、それぞれ処理を行っている。このため、注入系をテーブルプレートを介して重力方向上限い処理系と搬送系とに分けて配置することができ、メンテナンス性が向上している。
【0047】
また、運搬器に設けられたOリングをテーブルプレートに当接させ、真空室を形成するように構成したので、電池容器を都度運搬器から取り出す必要がなくなり、スループットを向上させることができた。
【0048】
また、注入系の処理系を注液、含浸、封口の3工程に分け、それぞれテーブルプレートの異なる貫通口を介して行うように構成したことによって、各工程を担うユニットを小型化することができた。また、特に含浸や封口の工程では真空室を形成する必要があるが、ユニットを小型化することができたため、真空室も小型化することができ、真空引きする速度が向上したため、スループットが向上した。なお、含浸の工程については注液の工程に要するタクトタイムとのバランスで封口時に一括して行うことができる場合があるため、省略可能である。
【0049】
また、電池容器Wの移送方向は、秤量機構部100では反時計回り、注液機構部200では時計回りとなることから、8の字を描く形となっている。このため、ローダ100による電池容器Wの移送と、インデックステーブル211による電池容器Wの移送とが干渉することを最小限に抑えることが可能となる。
【0050】
一方、減圧チャンバでの、減圧引き、含浸、大気圧戻しなどのプロセスがあり時間がかかることを考慮し2個の電池容器Wを同時に処理を行う方式とした。これは1個ずつより処理効率が良いことと、3個以上であると各処理装置の配置及び駆動機構が複雑となり、装置全体が大型化しメンテナンスが困難になるという理由によるものである。
【0051】
また、注液機構部200では、注液部230、含浸部240、封止部250における各処理が全てインデックステーブル211の上方に設けられた固定プレート217近傍で行うようになっている。このため、メンテナンスが行いやすいというメリットがある。
【0052】
一方、電解液注液システム10は、いずれかの電解液注液装置30で故障・保守・改造等で一時的に停止した場合であっても他の電解液注液装置30で注液処理を続行することができることから、システム全体を止めることなくラインとしての稼働率低下を防ぐことができる。また、生産ラインの生産能力に合わせて装置の増設や削減を選択できるといったフレキシビリティをもたせることが可能である。
【0053】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。すなわち、上述した実施の形態では、3台の電解液注液装置30を用いたが3台に限られない。また、注液機構部において含浸部を設けたが、含浸部は他の処理である注液及び封止に必要な時間に応じて省略することも可能である。ローダ110の作動方向、インデックステーブル211の回転方向は上述したものに限られない。さらに、自動インラインでなく、単体の装置として作業者による電池容器の供給・取出を行っても使用が可能である。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、高精度に電解液を注液できるとともに、かつ、小型でメンテナンス性がよく、生産効率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電解液注液装置が組み込まれた電解液注液システムを示す平面図。
【図2】(a)は同電解液注液システムの対象となる電池容器を示す側面図、(b)は搬送コンベア上で電池容器を搭載する搬送キャリアを示す平面図。
【図3】同電解液注液装置を示す平面図。
【図4】同電解液注液装置に組み込まれた前秤量部及び後秤量部の概略を示す説明図であって、(a)は正面図、(b)は側面図。
【図5】同電解液注液装置に組み込まれた注液機構部における注液部、含浸部、封止部を展開して示した説明図。
【図6】同電解液注液装置に組み込まれた注液部の構成を示す説明図。
【図7】同電解液注液装置に組み込まれた運搬容器を示す平面図。
【符号の説明】
10…電解液注液システム、20…搬送装置、30…電解液注液装置、40…制御装置、100…秤量機構部、110…ローダ(第1の移送機構)、120…搬出入部、130…前秤量部、140…電池容器受渡部、150…後秤量部、200…注液機構部、210…回転搬送機構(第2の移送機構)、220…電池容器受渡部、230…注液部、240…含浸部、250…封止部。

Claims (5)

  1. 電極材が収容された袋状の電池容器に電解液を注液する電解液注液装置において、
    注液前及び注液後の電池容器の質量を計測する秤量機構部と、
    上記電池容器への注液・含浸・封止を行う注液機構部とを備え、
    上記秤量機構部は、所定の円周上に沿って順に配置された、上記電池容器の装置外部との搬出入に供される搬出入部と、注液前の上記電池容器の質量を計測する前秤量部と、上記注液機構部との上記電池容器の受け渡しに供される第1の受渡部と、注液後の上記電池容器の質量を計測する後秤量部と、上記電池容器を上記搬出入部、上記前秤量部、上記受渡部、上記後秤量部間で搬送する第1の移送機構とを具備し、
    上記注液機構部は、所定の円周上に沿って順に配置された、上記第1の受渡部との上記電池容器の受け渡しに供される第2の受渡部と、上記電池容器内に電解液を注液する注液部と、上記電池容器の開口部を封止する封止部と、上記電池容器を上記受渡部、上記注液部、上記封止部間で移送する第2の移送機構とを具備していることを特徴とする電解液注液装置。
  2. 上記注液部及び上記封止部は、上記第2の移送機構の上方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電解液注液装置。
  3. 上記注液装置は、電解液を収容するとともに内部が減圧される電解液タンクと、この電解液タンクと第1の内径を有するパイプを介して接続された精密吐出ポンプと、この精密吐出ポンプと第2の内径を有するパイプを介して接続されたチェック弁と、このチェック弁に取付けられた吐出ノズルとを備え、上記第1の内径は上記第2の内径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電解液注液装置。
  4. 上記封止部は、上記電池容器を封止する際に上記電池容器表面に刻印を付けるマーキング装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電解液注液装置。
  5. 電池容器の搬入と搬出を行う第1の搬送部と、上記第1の搬送部により搬送された電池容器をさらに搬送し、上記第1の搬送用主軸に上記電池容器に再度搬送させるよう構成された第2の搬送部と、を有する注液装置であって、
    上記第1の搬送部は、第1の主軸と、この第1の主軸に上記第1の主軸の回動中心から離間した位置に配置された搬入用チャック及び搬出用チャックとを有するチャック機構と、外部装置と上記電池容器の受け渡しを行うための搬出入部と、上記搬出入部から上記搬送用チャックにて搬送された電池容器を受けて上記電池容器の重量を測定する前秤量部と、上記搬出用チャックにより上記第2の搬送部から搬送された上記電池容器の重量を測定する後秤量部と、を有し、
    上記第2の搬送部は、第2の主軸と、この第2の主軸に上記第2の主軸の回動中心から離間した位置に配置された上記第2の主軸の軸方向に進退可能に設けられた運搬器と、上記運搬器が進退する際に挿通もしくは当接する貫通口を複数有するプレートと、上記プレート上にあって上記複数の貫通口それぞれを通じて上記電池容器に対して上記電解液を封入するための処理を行う複数の処理部と、
    を有することを特徴とする注液装置。
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